JP2005283750A - 撮像装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

撮像装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 被写界内の任意の被写体に焦点を合わせることができるようにする。
【解決手段】 偶数フィールドが表示される時刻t11乃至t12,t13乃至t14,t15乃至t16,t17乃至t18,t19乃至t20,t21乃至t22において、フォーカスレンズの位置を基準合焦位置である位置L2に設定し、このとき撮像された画像を表示する。また、奇数フィールドが表示される時刻t10乃至t11,t12乃至t13,t14乃至t15,t16乃至t17,t18乃至t19,t20乃至t21,t22乃至t23において、フォーカスレンズの位置を基準合焦位置である位置L0乃至L5に順次変化させて、撮像される画像の鮮鋭度に基づいて、合焦位置を検出し、合焦位置を示す情報を、偶数フィールドの表示される画像にオーバラップして表示し、選択できるようにする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、撮像装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、合焦位置を選択できるようにすることで被写界内の任意の被写体に対して焦点を合わせることができるようにした撮像装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
オートフォーカスと呼ばれる自動合焦機構を備えた撮像装置が一般に普及している。
この自動合焦機構は、撮像された画像信号の高周波成分を解析することにより、撮像された画像の鮮鋭度を検出し、その高周波成分が最大あるいは極大になるようにフォーカスレンズの位置を制御することにより、合焦状態となるように制御するものである。すなわち、自動合焦機構は、合焦の際に被写体像のエッジでは画像信号が急に変化するために、画像信号の高周波成分が多くなる特性を利用して、高周波成分が最大になるようにフォーカスレンズなどの光学部材を調整し、その被写体像に対して合焦するように制御するものである。
また、静止画の撮像において、対物レンズ又は標本を十分に近い焦点位置から十分に遠い焦点位置まで移動させ、その移動範囲の中で得られた最大のコントラストの位置を記憶しておき、被写体像のコントラストが最大となるように、被写体と対物レンズとの間の距離を調節して焦点を合わせるようにした自動焦点調節方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特公平7−74856号公報
しかしながら、上述の手法を動画撮像に適用すると、合焦位置を検出する途中の画像が表示されてしまい非常に見難い画像となってしまうと言う課題があった。
また、被写界内に複数の被写体が存在すると、ユーザが意図していない被写体に合焦してしまうという課題があった。このように複数の被写体に合焦してしまうような場合、どの被写体に合焦すべきかはユーザの判断が必要となる。しかしながら、どの被写体に合焦すべきかを選択するには、自動合焦方式は撮像する画像の鮮鋭度を検出するために、実際にレンズを移動させて、合焦するレンズの位置を検出する必要がある。ところが、レンズの位置を移動させたまま画像が撮像されると、どの被写体にも合焦していない、合焦位置を検出するための動作中の画像が出力あるいは記録され、合焦した画像のみを撮像することができないと言う課題があった。
そこで、被写界を変更しないまま、合焦する対象被写体を選択あるいは変更するために、タッチパネル入力や視線入力などによる鮮鋭度の検出領域を、画像上に表示して、それらのいずれかの領域を指定することで、合焦位置を指定する方法が考案されている。しかしながら、被写界内に合焦位置となる複数の被写体が重なって映ると、タッチパネル入力や視線入力などによって鮮鋭度の検出領域を指定しても、個々の被写体を選択することができず、正確な合焦位置の指定ができないという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、特に、被写界内に複数の合焦位置となる被写体が存在しても、表示画像を見難いものとすることなく合焦位置を検出し、適切に任意の被写体を合焦位置に設定することができるようにするものである。
本発明の撮像装置は、第1の撮像期間に光学系の焦点位置を所定の位置に調整して、第2の撮像期間に光学系の焦点位置を変化させるように調整する焦点位置調整手段と、第1の撮像期間に撮像された画像を表示する表示手段と、第2の撮像期間に撮像された画像に基づいて、焦点位置に応じた鮮鋭度の分布を生成する分布生成手段と、分布生成手段により生成された位置に応じた鮮鋭度の分布に基づいて、被写体の像が合焦状態になる光学系の焦点位置を検出する合焦位置検出手段とを備えることを特徴とする。
前記第1の撮像期間と第2の撮像期間は、交互に繰り返されるようにすることができる。
前記焦点位置調整手段には、フォーカスレンズの位置を移動させることにより、光学系の焦点位置を調整させるようにすることができる。
前記焦点位置調整手段には、撮像素子の位置を移動させることにより、撮像素子に相対する光学系の焦点位置を調整させるようにすることができる。
前記焦点位置調整手段には、光学系の形状を変化させることにより、撮像素子に相対する光学系の焦点位置を調整させるようにすることができる。
前記第2の撮像期間において、焦点位置調整手段にはフォーカスレンズの位置を非等間隔で移動させることにより、焦点位置を調整させるようにすることができる。
前記合焦位置検出手段により検出された合焦位置を示す合焦位置表示画像を生成する合焦位置表示画像生成手段をさらに設けるようにさせることができる。
前記第1の撮像期間に撮像された画像に、合焦位置表示画像生成手段により生成された合焦位置表示画像を合成する画像合成手段をさらに設けるようにさせることができ、表示手段には、合焦位置表示画像が合成されている第1の撮像期間に撮像された画像を表示させるようにすることができる。
前記合焦位置表示画像生成手段により生成された合焦位置表示画像より、合焦位置を選択する選択手段をさらに設けるようにさせることができ、焦点位置調整手段には、第1の撮像期間に撮像される画像の焦点位置を、選択手段により選択された合焦位置に対応する焦点位置に調整させるようにすることができる。
前記光学系のズームを設定するズーム設定手段をさらに設けるようにさせることができ、焦点位置調整手段には、第1の撮像期間に、ズーム設定手段により設定されたズームに対応して、光学系の焦点位置を所定の位置に調整し、ズーム設定手段により設定されたズームに対応して、第2の撮像期間から得た光学系の合焦位置を再計算させるようにすることができる。
本発明の撮像方法は、第1の撮像期間に光学系の焦点位置を所定の位置に調整し、第2の撮像期間に光学系の焦点位置を変化させるように調整する焦点位置調整ステップと、第1の撮像期間に撮像された画像を表示する表示ステップと、第2の撮像期間に撮像された画像に基づいて、焦点位置に応じた鮮鋭度の分布を生成する分布生成ステップと、分布生成ステップの処理で生成された焦点の位置に応じた鮮鋭度の分布に基づいて、被写体の像が合焦状態になる光学系の焦点位置を検出する合焦位置検出ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の記録媒体のプログラムは、第1の撮像期間に光学系の焦点位置の所定の位置への調整と、第2の撮像期間に光学系の焦点位置を変化させるような調整を制御する焦点位置調整制御ステップと、第1の撮像期間に撮像された画像の表示を制御する表示制御ステップと、第2の撮像期間に撮像された画像に基づいて、焦点位置に応じた鮮鋭度の分布の生成を制御する分布生成制御ステップと、分布生成制御ステップの処理で生成された焦点の位置に応じた鮮鋭度の分布に基づいて、被写体の像が合焦状態になる光学系の焦点位置の検出を制御する合焦位置検出制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、第1の撮像期間に光学系の焦点位置の所定位置への調整と、第2の撮像期間に光学系の焦点位置を変化させるような調整を制御する焦点位置調整制御ステップと、第1の撮像期間に撮像された画像の表示を制御する表示制御ステップと、第2の撮像期間に撮像された画像に基づいて、焦点位置に応じた鮮鋭度の分布の生成を制御する分布生成制御ステップと、分布生成制御ステップの処理で生成された焦点の位置に応じた鮮鋭度の分布に基づいて、被写体の像が合焦状態になる光学系の焦点位置の検出を制御する合焦位置検出制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の撮像装置および方法、並びにプログラムにおいては、第1の撮像期間に光学系の焦点位置が所定の位置に調整され、第2の撮像期間に光学系の焦点位置が変化させられるように調整され、第1の撮像期間に撮像された画像が表示され、第2の撮像期間に撮像された画像に基づいて、焦点位置に応じた鮮鋭度の分布が生成され、生成された位置に応じた鮮鋭度の分布に基づいて、被写体の像が合焦状態になる光学系の焦点位置が検出される。
本発明の撮像装置は、独立した装置であっても良いし、撮像処理を行うブロックであっても良い。
本発明によれば、表示画像を見難いものとすることなく合焦位置を検出することが可能になると共に、適切に、かつ、容易に任意の被写体を合焦位置に設定することが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が本明細書に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現、追加される発明の存在を否定するものではない。
即ち、本発明の撮像装置は、第1の撮像期間に撮像される光学系の焦点位置を所定の位置に調整し、第2の撮像期間に撮像される光学系の焦点位置を変化させるように調整する焦点位置調整手段(例えば、図1のドライバ制御部26)と、第1の撮像期間に撮像された画像を表示する表示手段(例えば、図1の切替部24によりスイッチ23が第1の撮像期間のみ端子23aに接続されることにより供給される画像を表示するディスプレイ22)と、第2の撮像期間に撮像された画像に基づいて、焦点位置に応じた鮮鋭度の分布を生成する分布生成手段(例えば、図1の鮮鋭度分布生成部18)と、分布生成手段により生成された焦点の位置に応じた鮮鋭度の分布に基づいて、被写体の像が合焦状態になる光学系の焦点位置を検出する合焦位置検出手段(例えば、図1の合焦位置検出部19)とを備えることを特徴とする。
前記合焦位置検出手段により検出された合焦位置を示す合焦位置表示画像を生成する合焦位置表示画像生成手段(例えば、図1の合焦位置表示画像生成部20)をさらに設けるようにさせることができる。
前記第1の撮像期間に撮像された画像に、合焦位置表示画像生成手段により生成された合焦位置表示画像を合成する画像合成手段(例えば、図1の合成部21)をさらに設けるようにさせることができ、表示手段には、合焦位置表示画像が合成されている第1の撮像期間に撮像された画像を表示させるようにすることができる。
前記合焦位置表示画像生成手段により生成された合焦位置表示画像より、合焦位置を選択する選択手段(例えば、図1の操作部25)をさらに設けるようにさせることができ、焦点位置調整手段には、第1の撮像期間に撮像される焦点位置を、選択手段により選択された合焦位置に対応する焦点位置に調整させるようにすることができる。
前記光学系のズームを設定するズーム設定手段(例えば、図1のドライバ制御部26)をさらに設けるようにさせることができ、焦点位置調整手段には、第1の撮像期間に、ズーム設定手段により設定されたズームに対応して、撮像される光学系の焦点位置を所定の位置に調整し、ズーム設定手段により設定されたズームに対応して、第2の撮像期間から得た光学系の合焦位置を再計算させるようにすることができる。
本発明の撮像方法は、第1の撮像期間に撮像される光学系の焦点位置を所定の位置に調整し、第2の撮像期間に撮像される光学系の焦点位置を変化させるように調整する焦点位置調整ステップ(図6のフローチャートにおけるステップS55,S66の処理)と、第1の撮像期間に撮像された画像を表示する表示ステップ(図6のフローチャートにおけるステップS63の処理)と、第2の撮像期間に撮像された画像に基づいて、焦点位置に応じた鮮鋭度の分布を生成する分布生成ステップ(図6のフローチャートにおけるステップS60の処理)と、分布生成ステップの処理で生成された焦点の位置に応じた鮮鋭度の分布に基づいて、被写体の像が合焦状態になる光学系の焦点位置を検出する合焦位置検出ステップ(図6のフローチャートにおけるステップS61の処理)とを含むことを特徴とする。
尚、記録媒体、並びに、プログラムについての対応関係は、撮像方法にそれぞれ対応するものであるので、その説明は省略する。
以下、本発明の一実施の形態であるデジタルビデオカメラ1について、図面を参照して説明する。
固定レンズ11は、被写界の画像を構成する光を集光して、ズーミングレンズ12に透過させる。ズーミングレンズ12は、アクチュエータ28により図中左右方向に動作するように制御され、その位置に応じて被写界の画像を構成する光を調整することにより、被写界の画像を拡大、または、縮小して、後段のフィールドレンズ13に透過させる。
フィールドレンズ13は、固定レンズであり、ズーミングレンズ12によりズームサイズが調整された被写界の画像を構成する光をフォーカスレンズ14に透過させる。フォーカスレンズ14は、アクチュエータ29により動作が制御され、図中左右方向に移動することで、被写界の画像を構成する光の焦点位置を変えて、結像される画像をCCDイメージセンサ15に透過させる。
尚、ここで、焦点位置とは、無限遠にある被写体の像が光学ブロック(固定レンズ11、ズーミングレンズ12、フィールドレンズ13、および、フォーカスレンズ14より構成されるブロック)を介して結像される位置である。また、焦点位置を変化させると言うことは、光学ブロックからCCDイメージセンサ15上に結像される被写体までの距離を変化させることと同値のことである。
つまり、同じ光学ズーム倍率に対して、焦点位置からCCDイメージセンサ15までの距離が長いとき、画像中で合焦する被写体は、光学ブロックから見て比較的近い位置に存在する被写体であり、焦点位置からCCDイメージセンサ15までの距離が短いとき、画像中で合焦する被写体は、光学ブロックから見て比較的遠い位置に存在する被写体である。
通常、被写体を撮像する場合、光学ブロックから被写体までの距離を変化させることはできない。そこで、光学ブロックを調整して、光学ブロックからの焦点位置を変化させることで被写体を合焦させる。ここでは、光学ブロックのうち、ズーミングレンズ12、および、フォーカスレンズ14の位置を変化させることにより焦点位置を変化させる。
また、光学ブロックを介して結像される被写体が合焦した状態となる光学系の焦点位置(いわゆる被写体のピントが合った状態での光学系の焦点位置)を、特に、合焦位置と称するものとする。従って、画像中に光学ブロックから見て異なる距離に複数の被写体が存在する場合、被写体の位置に応じた(光学ブロックから見た被写体までの距離に応じた)複数の合焦位置が存在することになる。
例えば、光学ブロックから見て遠くに存在する被写体と近くに存在する被写体が、同一の画像中に存在する場合、フォーカスレンズ14の位置を変化させることで、CCDイメージセンサ15から見た焦点位置を遠い位置から順次近い位置に変化させるとき、近くの被写体が合焦状態となる焦点位置が、第1の合焦位置となり、さらに、遠くの被写体が合焦状態となる焦点位置が、第2の合焦位置となる。
CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ15は、フォーカスレンズ14を透過してくる光を光電変換し、各画素単位の電圧値とすることにより、画像信号を生成し、鮮鋭度検出部17、RAM16、および、スイッチ23の端子23aに供給する。
鮮鋭度検出部17は、CCDイメージセンサ15より供給される画像信号に基づいて、画像の鮮鋭度を求めることにより、鮮鋭度に基づいて評価値を求め、その鮮鋭度を評価値として鮮鋭度分布生成部18に供給する。より具体的には、例えば、鮮鋭度検出部17は、CCDイメージセンサ15より供給された画像に対して、ラプラシアンフィルタなどの鮮鋭度向上処理を施した後、所定の画素値以上となる画像上でエッジを構成する画素の数を求め、そのエッジを構成する画素数を鮮鋭度の評価値として、鮮鋭度分布生成部18に供給する。尚、鮮鋭度向上処理に用いるフィルタは、ラプラシアンフィルタのみに限定されるものではなく、それ以外のフィルタであってもよい。また、鮮鋭度の評価値は、以上のような手法で求められるものに限定されるものではなく、それ以外の方法で求めるものであっても良く、例えば、画素間のコントラストの大小を鮮鋭度の評価値とするようにしても良い。
鮮鋭度分布生成部18は、コントローラ兼ドライバ27を介してポジションセンサ31より供給される、そのときのフォーカスレンズ14の位置の情報、ポジションセンサ30より供給される、そのときのズーミングレンズ12の位置、および、鮮鋭度検出部17より供給される鮮鋭度の評価値に基づいて、フォーカスレンズ14の位置に対する鮮鋭度分布を生成し、合焦位置検出部19に供給する。
合焦位置検出部19は、鮮鋭度分布に基づいて、合焦位置に対応するフォーカスレンズ位置を検出し、合焦位置表示画像生成部20に供給する。より詳細には、鮮鋭度分布は、横軸にフォーカスレンズ14の位置、縦軸に鮮鋭度の評価値を取ったものであるので、合焦位置検出部19は、鮮鋭度分布の鮮鋭度が極大値、または、変曲点をとるフォーカスレンズ14の位置を合焦位置に対応するフォーカスレンズ位置として検出する。すなわち、鮮鋭度分布の鮮鋭度が極大値、または、変曲点をとるフォーカスレンズ14の位置では、鮮鋭度が高いので(ピントが合った状態であるので)、撮像された画像が合焦している(被写体の像が合焦状態になる)ものとみなされ、そのときのフォーカスレンズ14の位置が合焦位置に対応するフォーカスレンズ位置として検出される。
合焦位置表示画像生成部20は、合焦位置検出部19より供給された合焦位置の情報に基づいて、ユーザに視覚的に合焦する位置を認識させるための画像を生成し、合成部21に供給する。
合成部21は、スイッチ23を介して、CCDイメージセンサ15により供給される画像信号に、合焦位置表示画像生成部20より供給される合焦位置表示画像をオーバラップさせて合成し、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、プラズマ・ディスプレイパネル(PDP)、有機発光ダイオード(OLED)、薄膜エレクトロ・ルミネッセンス・ディスプレイ(TFEL)、または、フィールドエミッション・ディスプレイ(FED)などからなるディスプレイ22に表示させる。
RAM16は、CCDイメージセンサ15より供給された画像信号の1フィールド分を一時的に記憶して、1フィールド分のタイミングだけ遅延して端子23bに供給する。
切替部24は、ドライバ制御部26より供給される今現在撮像されている画像が、偶数番目のフィールドであるか、奇数番目のフィールドであるかを識別する信号に基づいて、スイッチ23を端子23a、または、23bに切り替える。すなわち、切替部24は、奇数番目のフィールドである場合、スイッチ23を端子23aに接続し、偶数番目のフィールドである場合、端子23bに接続する。ここで、RAM16は、上述したように1フィールド分の画像を、1フィールド分のタイミングだけ遅延して端子23bに供給しているので、スイッチ23は、CCDイメージセンサ15から奇数番目のフィールドが供給されるとき、端子23aより奇数フィールドの画像を合成部21に供給すると共に、その奇数フィールドの画像は、そのタイミングでRAM16に蓄えられる。次のタイミングでCCDイメージセンサ15から偶数番目のフィールドが供給されるとき、スイッチ23は、端子23bに接続されるので、RAM16に蓄えられている、直前の奇数番目のフィールドがスイッチ23より合成部21に供給され、この処理が繰り返されることになる。
結果として、スイッチ23からは常に奇数番目のフィールドの画像だけが合成部21に供給されることになる。
操作部25は、デジタルビデオカメラ1に対してユーザより焦点位置やズームなどの指示を出すときに操作されるスイッチやボタンなど構成されており、操作内容に応じた操作信号がドライバ制御部26に供給される。尚、これらの操作部25は、ディスプレイ22と一体構造とした、いわゆるタッチパネルとして構成するようにしても良い。
ドライバ制御部26は、操作部25からの操作信号に対応するズーミングレンズ12やフォーカスレンズ14の動作を制御する信号をコントローラ兼ドライバ27からフィードバックされるズーミングレンズ12やフォーカスレンズ14の位置情報に基づいて、コントローラ兼ドライバ27に供給すると共に、今現在、CCDイメージセンサ15により撮像されているフィールドが偶数番目のフィールドであるか、または、奇数番目のフィールドであるかを示す信号を切替部24に供給する。また、ドライバ制御部26は、最初に基準となる合焦位置(以下、基準合焦位置と称する)を検出するように、フォーカスレンズ14を画像が合焦状態となる被写体の光学ブロックから被写体までの距離が段階的に最も近い位置から段階的に遠い位置となるように動作させ、基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ14の位置を検出させる。さらに、基準合焦位置が検出された後、ドライバ制御部26は、奇数番目のフィールドについては、コントローラ兼ドライバ27を制御して、フォーカスレンズ14を基準合焦位置に対応する位置に設定させると共に、偶数番目のフィールドについては、フォーカスレンズ14の位置を段階的に変化させるように設定させる。
コントローラ兼ドライバ27は、ドライバ制御部26からの制御信号を受けると、ポジションセンサ30,31により供給されるズーミングレンズ12やフォーカスレンズ14の位置情報から、それぞれの移動方向と距離を計算し、計算結果に基づいて、アクチュエータ28,29を動作させて、ズーミングレンズ12やフォーカスレンズ14を制御信号に応じた位置に移動させる。さらに、コントローラ兼ドライバ27はズーミングレンズ12やフォーカスレンズ14の位置情報をドライバ制御部26にフィードバックすると同時に、鮮鋭度分布生成部18に供給する
次に、図2のフローチャートを参照して、図1のデジタルビデオカメラによる撮像処理について説明する。
ステップS1において、初期化処理が実行される。
ここで、図3のフローチャートを参照して、初期化処理について説明する。
ステップS21において、ドライバ制御部26は、コントローラ兼ドライバ27を制御して、ズーミングレンズ12をデフォルトとなるズームとなる位置に設定させる。より詳細には、デフォルトのズームが1倍である場合、ドライバ制御部26は、コントローラ兼ドライバ27に対して1倍となるズームを実現できる位置にズーミングレンズ12を移動させるように指令する。この指令に応じて、コントローラ兼ドライバ27は、ポジションセンサ30より供給されるズーミングレンズ12の位置情報に基づいて、1倍となるズームを実現できる位置までの方向と距離を求め、対応する移動方向と距離だけズーミングレンズ12を移動させるように、アクチュエータ28を動作させる。
ステップS22において、ドライバ制御部26は、カウンタLをLminに設定し、コントローラ兼ドライバ27を制御して、フォーカスレンズ14の位置Lを画像が合焦状態となる被写体の光学ブロックから被写体までの距離が最も短くなる位置、すなわち、光学系の焦点位置をカウンタL=Lminに対応する位置に設定させる。より詳細には、ドライバ制御部26は、コントローラ兼ドライバ27に対して焦点位置がズーミングレンズ12位置における捜査範囲の中でCCDイメージセンサ15から最も遠くなる位置Lminにフォーカスレンズ14を移動させるように指令する。この指令に応じて、コントローラ兼ドライバ27は、ポジションセンサ31より供給されるフォーカスレンズ14の位置情報に基づいて、Lminまでの方向と距離を求め、対応する移動方向と距離だけフォーカスレンズ14を移動させるように、アクチュエータ29を動作させる。尚、以降の説明において、ズーミングレンズ12、および、フォーカスレンズ14を移動させる処理は同様であるので、コントローラ兼ドライバ27、アクチュエータ28,29、および、ポジションセンサ30,31の動作の説明を省略するものとする。
ステップS23において、ドライバ制御部26は、切替部24を制御して、スイッチ23を端子23aに接続させる。
ステップS24において、CCDイメージセンサ15は、固定レンズ11、ズーミングレンズ12、フィールドレンズ13、および、フォーカスレンズ14を介して透過してくる光からなる画像を、撮像して画像信号として鮮鋭度検出部17、RAM16、および、スイッチ23の端子23aに供給する。今、スイッチ23は、端子23aに接続されているので、この処理により、撮像された画像は、合成部21に供給されることになる。
ステップS25において、鮮鋭度検出部17は、CCDイメージセンサ15より供給された画像の鮮鋭度を検出する。すなわち、鮮鋭度検出部17は、例えば、供給された画像信号に対してラプラシアンフィルタを掛けて、鮮鋭度を高めた後、画素値が所定の値以上となる画素、すなわち、エッジが構成されている可能性の高い画素の数を鮮鋭度の評価値として鮮鋭度分布生成部18に供給する。
ステップS26において、鮮鋭度分布生成部18は、ポジションセンサ31より供給されるフォーカスレンズ14の位置と、鮮鋭度検出部16より供給された鮮鋭度の情報に基づいて、鮮鋭度分布を生成し、合焦位置検出部19に供給する。鮮鋭度分布は、フォーカスレンズの位置を横軸として、鮮鋭度を縦軸にした分布であり、フォーカスレンズの位置情報と鮮鋭度の情報が、繰り返し供給されていくにつれて蓄積されていくものである。
ステップS27において、合焦位置検出部19は、鮮鋭度分布生成部18より供給された鮮鋭度分布より、合焦位置が検出されるか否かを判定する。より具体的には、合焦位置検出部19は、鮮鋭度分布に基づいて、画像の鮮鋭度の極大点、または、変曲点が検出されたか否かに基づいて、合焦位置に対応するフォーカスレンズの位置を検出する。例えば、ステップS27において、合焦位置が検出されなかったと判定された場合、ステップS28において、ドライバ制御部26は、カウンタLを所定の間隔dだけインクリメントする。
ステップS29において、ドライバ制御部26は、カウンタLが最大値Lmaxより大きいか否かを判定し、例えば、大きくない判定した場合、その処理は、ステップS30に進み、コントローラ兼ドライバ27を制御して、フォーカスレンズ14の位置を位置Lに設定させ、その処理は、ステップS24に戻る。
ステップS27において、合焦位置が検出されたと判定された場合、ステップS32において、ドライバ制御部26は、検出された合焦状態となるカウンタLからdを引いた値L−dを基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ位置Lbとして設定すると共に、フォーカスレンズ14をカウンタL=Lbに対応する位置に設定させる。すなわち、鮮鋭度の極大点、または、変曲点は、フォーカスレンズ14が、実際の鮮鋭度の極大点、または、変曲点を越えた位置でなければ検出できないので、鮮鋭度の極大点、または、変曲点が検出されたフォーカスレンズ14の位置よりも距離d分だけ戻った位置(L−d)が合焦状態となる位置として設定される。
ステップS33において、合成部21は、スイッチ23より供給されてくる撮像された画像をディスプレイ22に表示させる。すなわち、初期化処理においては、合焦位置表示画像生成部20は、動作しないため、合焦位置表示画像が生成されないので、合成部21は、スイッチ23より供給された画像をそのままディスプレイ22に表示させる。
ステップS29において、カウンタLがLmaxよりも大きいと判定された場合、ステップS31において、合焦位置検出部19は、生成された鮮鋭度分布の変化傾向が単調増加あるいは単調減少するか判断し、その変化傾向が単調増加の場合は、カウンタLにLmax+dを設定し、単調減少の場合はカウンタLにLmin+dを設定する。その後、ステップS32に進む。
すなわち、ステップS24乃至30の処理が繰り返されることにより、図4で示されるように、フォーカスレンズ14の位置がLminであるL0から距離d間隔で、位置L1乃至L5(LmaxをL5)まで移動させられる。尚、図4においては、縦軸がフォーカスレンズ14の位置を示しており、ズーミングレンズの位置に応じて、捜査範囲(位置L0乃至L5まで)が設定されている。また、横軸は、時間を示しており、時刻t0乃至t1期間に、第1フィールドが撮像され、時刻t1乃至t2期間に、第2フィールドが撮像され、時刻t2乃至t3期間に、第3フィールドが撮像され、時刻t3乃至t4期間に、第4フィールドが撮像され、時刻t4乃至t5期間に、第5フィールドが撮像され、時刻t5乃至t6期間に、第6フィールドが撮像される。
すなわち、図4で示されるように、第1フィールドが撮像される時刻t0乃至t1においては、フォーカスレンズ14は、カウンタL0に対応する位置に設定され、第2フィールドが撮像される時刻t1乃至t2においては、フォーカスレンズ14は、カウンタL1に対応する位置に設定され、さらに第3フィールドが撮像される時刻t2乃至t3においては、フォーカスレンズ14は、カウンタL2に対応する位置に設定され、また、第4フィールドが撮像される時刻t3乃至t4においては、フォーカスレンズ14は、カウンタL3に対応する位置に設定され、さらに第5フィールドが撮像される時刻t4乃至t5においては、フォーカスレンズ14は、カウンタL4に対応する位置に設定され、また、第6フィールドが撮像される時刻t5乃至t6においては、フォーカスレンズ14は、カウンタL5に対応する位置に設定される。すなわち、図4においては、フォーカスレンズ14は、図1における図中の左右方向に6段階に位置を変化させられる。例えば、図中の最左位置が図4の位置L0に相当する場合、距離dの間隔で右方向に6段階にフォーカスレンズ14が移動させられて、焦点位置が変化させられていることになる。
そして、ステップS25の処理により、鮮鋭度分布生成部18は、各フォーカスレンズ14の位置毎に、鮮鋭度が検出されることにより、例えば、図5で示されるような、鮮鋭度分布を生成する。図5においては、縦軸が鮮鋭度を示しており、横軸がフォーカスレンズ14の位置を示している。図5においては、フォーカスレンズ14の位置が位置L2であるとき、鮮鋭度が極大値pを示すので、カウンタL=L3のとき、ステップS27において、合焦状態が検出されることになるので、例えば、カウンタL4以降では、ステップS24乃至S30の処理がなされないことになり、さらに、カウンタL=L2に対応する位置にフォーカスレンズ14が設定されて、その状態で撮像された画像がディスプレイ22に表示されることになる。
結果として、フォーカスレンズ14が、基準合焦位置に対応するフォーカスレンズの位置Lbに設定され、光学ブロックからみて撮像範囲以内に最も近い被写体に合焦した状態で撮像された画像が表示されることになる。
ここで、図2のフローチャートの説明に戻る。
ステップS2において、多点合焦位置検出処理が実行される。
ここで、図6のフローチャートを参照して、多点合焦位置検出処理について説明する。
ステップS51において、ドライバ制御部26は、ズーミングレンズ12をセットされた位置に設定する。すなわち、最初の処理の場合、ステップS1の処理により、ズーミングレンズ12は、デフォルトが1倍の場合、1倍のズームとなる位置に設定され、それ以降の場合、後述するステップS7の処理で設定されたズーミングレンズの位置に設定される。
ステップS52において、ドライバ制御部26は、今現在撮像される画像のフィールドが偶数フィールドのタイミングであるか否かを判定する。ここでは、フィールド番号は、開始番号を1として、順次1ずつインクリメントされるものとする。従って、例えば、最初の処理では、フィールドは第1フィールドとなるので、偶数フィールドではないと判定され、その処理は、ステップS53に進む。
ステップS53において、ドライバ制御部26は、最初の処理であるか否かを判定し、例えば、最初の処理である場合、ステップS54において、カウンタLを最小値Lminに設定する。すなわち、図4の場合、フォーカスレンズ14がL0乃至L5の6段階に移動可能な場合、最小値Lminは、位置L0となる。
ステップS55において、ドライバ制御部26は、カウンタLに対応する位置に、フォーカスレンズ14を設定する。
ステップS56において、ドライバ制御部26は、切替部24を制御して、スイッチ23を端子23bに接続させる。
ステップS57において、CCDイメージセンサ15は、固定レンズ11、ズーミングレンズ12、フィールドレンズ13、および、フォーカスレンズ14を介して透過してくる光からなる画像を、撮像して画像信号として鮮鋭度検出部17、RAM16、および、スイッチ23の端子23aに供給する。
ステップS58において、RAM16は、端子23bおよびスイッチ23を介して、直前に撮像されたフィールドの画像を合成部21に供給する。すなわち、合成部21には、CCDイメージセンサ15で撮像された画像ではなく、RAM16に記憶されている画像が供給される。
ステップS59において、図3のフローチャートのステップS25の処理と同様に、鮮鋭度検出部17は、CCDイメージセンサ15より供給された画像から鮮鋭度を計算し、その鮮鋭度を鮮鋭度分布生成部18に供給する。
ステップS60において、図3のフローチャートのステップS26の処理と同様に、鮮鋭度分布生成部18は、ポジションセンサ31より供給されるフォーカスレンズ14の位置と、鮮鋭度検出部16より供給された鮮鋭度の情報に基づいて、鮮鋭度分布を生成し、合焦位置検出部19に供給する。
ステップS61において、図3のフローチャートのステップS26の処理において合焦位置の有無を判定するときの処理と同様に、合焦位置検出部19は、鮮鋭度検出部17より供給された鮮鋭度分布より合焦位置を検出し、合焦位置表示画像生成部20に供給する。尚、この処理においては、合焦位置が必ずしも検出されないこともあり、そのような場合、合焦位置なしの情報が供給される。
ステップS62において、合焦位置表示画像生成部20は、合焦位置検出部19よりう供給された合焦位置の情報に基づいて、合焦位置表示画像を生成し、図示せぬ内蔵するメモリに記憶させる。
ステップS63において、合成部21は、RAM16より供給される直前のフィールドの画像に、合焦位置表示画像生成部20の図示せぬ内蔵するメモリに記憶されている合焦位置表示画像をオーバラップして合成させ、ディスプレイ22に表示させる。
一方、ステップS53において、最初の処理ではないと判定された場合、ステップS64において、ドライバ制御部26は、カウンタLをdだけインクリメントする。ステップS65において、ドライバ制御部26は、カウンタLが最大値Lmaxよりも大きいか否かを判定し、大きい場合、その処理は、ステップS54に進み、大きくないと判定された場合、その処理は、ステップS55に進む。
すなわち、ステップS64において、処理前のカウンタLが、図4で示されるL1であった場合、dだけインクリメントされることにより、カウンタLは、L2とになり、結果として、ステップS55において、対応する位置にフォーカスレンズ14が設定されることになる。また、処理前のカウンタLが、図4で示されるL5であった場合、dだけインクリメントされることにより、最大値L5を越えることになり、結果として、ステップS54において、最小値に戻されることになる。
また、ステップS52において、偶数フィールドではない、すなわち、奇数フィールドである場合、その処理は、ステップS66に進み、ドライバ制御部26は、フォーカスレンズ14の位置を、ステップS1の処理により求められた基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ14の位置Lbに設定する。
ステップS67において、ドライバ制御部26は、スイッチ23を端子23aに接続する。ステップS68において、CCDイメージセンサ15は、固定レンズ11、ズーミングレンズ12、フィールドレンズ13、および、フォーカスレンズ14を介して透過してくる光からなる画像を、撮像して画像信号として鮮鋭度検出部17、RAM16、および、スイッチ23の端子23aに供給する。
ステップS69において、RAM16は、CCDイメージセンサ15より供給された画像を記憶し、その処理は、ステップS63に進む。
以上の処理が繰り返されることにより、フォーカスレンズ14は、図7で示されるように挙動することになる。図7においては、図4と同様に、縦軸がフォーカスレンズ14の位置を示しており、横軸が時刻を示している。尚、図7の説明においては、基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ14の位置LbがL2であるものとするが、これ以外の位置が基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ14の位置であっても良いことは言うまでも無いことである。
すなわち、時刻t10乃至t11においては、CCDイメージセンサ15により撮像される画像が、第1フィールド=奇数フィールドであり、さらに、最初の処理であるので、ステップS54の処理により、カウンタLがLmin=L0に設定され、対応する位置にフォーカスレンズ14が設定される。さらに、その次のタイミングである時刻t11乃至t12においては、CCDイメージセンサ15により撮像される画像が、第2フィールド=偶数フィールドであるので、フォーカスレンズ14は、基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ14の位置Lb(≒L2)に設定される。
さらに、時刻t12乃至t13においては、CCDイメージセンサ15により撮像される画像が、第3フィールド=奇数フィールドであり、さらに、最初の処理ではないので、ステップS64において、カウンタLがdだけインクリメントされることにより、カウンタL=L1に設定されることになるので、フォーカスレンズ14が位置L0から位置L1に移動される。
また、その次のタイミングである時刻t13乃至t14においては、CCDイメージセンサ15により撮像される画像が、第4フィールド=偶数フィールドであるので、フォーカスレンズ14は、基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ14の位置Lb(≒L2)に設定される。
同様にして、時刻t14乃至t15においては、CCDイメージセンサ15により撮像される画像が、第5フィールド=奇数フィールドであり、さらに、最初の処理ではないので、ステップS64において、カウンタLがdだけインクリメントされることにより、カウンタL=L2に設定されることになるので、フォーカスレンズ14が位置L1から位置L2に移動される。
以降、その次のタイミングである時刻t15乃至t16,t17乃至t18,t19乃至t20,t21乃至t22においては、CCDイメージセンサ15により撮像される画像が、第6,8,10,12フィールド=偶数フィールドであるので、フォーカスレンズ14は、基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ14の位置Lbに設定される。
また、時刻t16乃至t17,t18乃至t19,t20乃至t21においては、CCDイメージセンサ15により撮像される画像が、第7,9,11フィールド=奇数フィールドであり、さらに、最初の処理ではないので、ステップS64において、順次カウンタLがdだけインクリメントされることにより、カウンタLが順次L=L3,L4,L5に設定されることになるので、それぞれのt16,t18、t20のタイミングで、フォーカスレンズ14が位置Lbから位置L3に、位置Lbから位置L4に、位置Lbから位置L5にそれぞれ移動されて設定される。
そして、時刻t22乃至t23においては、第13フィールド=奇数フィールドであり、さらに、最初の処理ではないので、ステップS64において、順次カウンタLがdだけインクリメントされることにより、カウンタL=L5+dとなるが、ステップS65において、最大値Lmax以上であると判定されて、ステップS54において、カウンタL=Lmin=L0に設定されることになるので、結果として、フォーカスレンズ14が位置L2から位置L0に移動され、以降、同様の処理が繰り返されることになる。
以上の処理により、フォーカスレンズ14は、偶数番目のフィールドが撮像されるとき、図7の太実線で示されるように基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ14の位置Lbに移動され、奇数番目のフィールドが撮像されるとき、図7の細実線で示されるように順次フォーカスレンズ14の位置が段階的に変化する。結果として、偶数番目のフィールドが撮像されるとき、ステップS67の処理により、スイッチ23が端子23aに接続され、基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ14の位置にフォーカスレンズ14が設定されたときは、CCDイメージセンサ15から供給された画像が合成部21に供給され、奇数番目のフィールドが撮像されるとき、ステップS56の処理により、スイッチ23が端子23bに接続され、基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ14の位置にフォーカスレンズ14が設定された状態で撮像されている、RAM16に記憶された、直前のフィールド(=偶数フィールド)の画像が合成部21に供給されることになるので、1フィールド単位でフォーカスレンズ14が移動しているにもかかわらず、ディスプレイ22には、フォーカスレンズ14が基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ14の位置Lbに設定された状態で撮像された、偶数フィールドの画像のみが表示されることになり、常に、焦点があっている画像が表示されることになるので、フォーカスレンズ14が移動することにより合焦位置を検出している期間に撮像される、焦点が必ずしも合っていないような画像を表示しないようにすることが可能となる。
一方、奇数番目のフィールドのタイミングでは、フォーカスレンズ14が順次異なる位置で撮像された画像に基づいて、ステップS59乃至S60の処理が繰り返されることにより、例えば、図8で示されるような鮮鋭度分布が生成され、この鮮鋭度分布に基づいて、ステップS61において、合焦位置が求められる。図8においては、縦軸が鮮鋭度を示す評価値を示し、横軸がフォーカスレンズの位置を示している。例えば、図8のような鮮鋭度分布が得られた場合、図中のフォーカスレンズの位置Ln,Lfにおいて、極大値、または、最大値を取っているので、合焦位置として位置Ln,Lfが求められることになる。
さらに、ステップS62の処理により、合焦位置表示画像が生成されて、ステップS63において、撮像された画像にオーバラップして合成され、例えば、図9で示されるようにディスプレイ22に表示される。ここで、図9の画像51は、手前に金網状のフェンスがあり、その奥にバスケットゴールが撮像された画像である。さらに、図9においては、合焦位置表示画像として、その画像上にオーバラップされた状態で、図中下部に左右方向に矢印上の直線61が設けられ、その左端部に「Near」、右端部に「Far」とそれぞれ記載され、合焦位置を示すコラム62,63が表示されている。
直線61は、ズーミングレンズ14の位置を示すスケール(焦点位置を示すスケールとも言える)であり、各コラム62,63は、合焦位置を示しており、例えば、鮮鋭度分布が図8で示されるような場合、コラム62が、位置Lnに、コラム63が位置Lfにそれぞれ対応しており、また、各コラムの図中の縦方向の長さが、評価値の大きさを示している。さらに、コラム62,63は、操作部25により所定のポインタなどにより選択することができる。
このように合焦位置表示画像が撮像された画像上にオーバラップして表示されることにより、ユーザは、ディスプレイ22に表示された画像を見るだけで、今現在の被写界の画像において、複数の合焦位置を、フォーカスレンズ14の位置(合焦位置(合焦できる被写体の位置)はフォーカスレンズ14で調整され、光学系全体の焦点距離はズーミングレンズで調整される)に応じて認識することが可能となる。
ここで、図2のフローチャートの説明に戻る。
ステップS3において、ドライバ制御部26は、合焦位置が変更されたか否かを判定する。すなわち、例えば、図9で示されるような画像51がディスプレイに表示されていた場合、ドライバ制御部26は、操作部25が操作されて、今現在の基準合焦位置に対応するコラムではない、合焦位置を示すコラムが選択されたか否かを判定する。例えば、今現在の基準合焦位置が、コラム62に対応する合焦位置であった場合(Lb=Lnであった場合)、コラム63が選択されると、合焦位置が変更されたと判定され、その処理は、ステップS4に進む。
ステップS4において、ドライバ制御部26は、フォーカスレンズ14を変更された(選択された)合焦位置に対応する位置Lfに移動させ、ステップS5において、移動された位置を基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ14の位置Lbに設定し、その処理は、ステップS2に戻る。
すなわち、ステップS4の処理により、フォーカスレンズ14は、図8で示される鮮鋭度分布で示される位置Lfに移動され、さらに奥側に存在する被写体に焦点が合わされている、例えば、図10で示される画像71のような画像が表示される。ここで、図10の画像71は、フェンスの奥に存在するバスケットゴールに焦点が合わされた、手前のフェンスに焦点が合っていない画像となる。また、ステップS5の処理により、この状態のバスケットゴールが合焦状態となっているフォーカスレンズ14の位置Lfが、基準合焦位置に対応するフォーカスレンズ14の位置Lbに設定されて、ステップS2以降の処理が繰り返される。
以上のような処理により、ユーザは、ディスプレイ22に表示された合焦位置表示画像を見て、複数の合焦位置から任意の合焦位置を選択し、さらに、選択された合焦位置の画像を切り替えて表示させることが可能となる。
ここで、図2のフローチャートの説明に戻る。
ステップS3において、合焦位置が変更されなかった場合、ステップS6において、ドライバ制御部26は、操作部25が操作されて、ズームが変更されたか否かを判定し、例えば、ズーム倍率が変更された場合、ステップS7において、変更された倍率に対応して、ズーミングレンズ12を動作させ、ステップS8において、合焦位置のデータを変更(クリア)させた後、その処理は、ステップS2に戻る。すなわち、ズーミングレンズ12の位置が変化すると、光学系の焦点距離が変化し、鮮鋭度分布そのものも変化することになるので、結果として、それまでの合焦位置のデータ(より具体的には、鮮鋭度分布)を使うことができなくなる。そこで、ステップS8の処理では、それまでの合焦位置データである鮮鋭度分布を変更して(クリアして)、ステップS2の処理において、新たなズーミングレンズ12の位置での合焦位置を検出し直す(鮮鋭度分布を新たに求める)ようにする。尚、ズーミングレンズ12の特性がわかっているような場合、それまでの合焦位置のデータ(鮮鋭度分布)を新たなズーミングレンズ12の位置に対応するように計算して変更させるようにしてもよく、このとき、合焦位置のデータ(鮮鋭度分布)は継続的に保持されることになる。
ステップS6において、ズームが変更されていないと判定された場合、ステップS9において、ドライバ制御部26は、撮像の終了が指示されたか否かを判定し、例えば、撮像の終了が指示された場合、その処理を終了する。また、ステップS9において、撮像の終了が指示されていないと判定された場合、その処理は、ステップS2に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
すなわち、ステップS1の処理により、最初は、光学ブロックからみて撮像範囲以内に最も近い被写体に合焦した状態で撮像された画像が表示され、その状態で、ステップS2の処理により、複数の合焦位置が検出される。このとき、例えば、図9の画像51が、ディスプレイ22に表示されることにより、初期段階の画像に、合焦位置の情報を示す合焦位置表示画像がオーバラップして表示されるので、そのコラムの位置、数、および大きさにより、合焦位置の距離、合焦位置の数、および、合焦位置における鮮鋭度の評価レベルを認識することが可能となる。また、コラムを選択することで、複数の合焦位置のうち、所望とする合焦位置にフォーカスレンズ14の位置を切り替えることができるので、例えば、コラム63を選択することにより、図9の画像51から図10の画像71に表示画像を切り替えることができ、任意の合焦位置の画像を容易に選択することが可能となる。
結果として、表示された画像内の合焦位置が選択されるだけで、同一被写界内の複数の被写体のうちの任意の被写体に対応するように焦点を切り替えて表示することが可能となる。
尚、以上においては、鮮鋭度分布内に、極大値、または、最大値が2箇所ある場合に、対応する位置を合焦位置であるものとして説明してきたが、鮮鋭度分布においては、極大値、または、最大値のみならず、変曲点を合焦位置とするようにしても良い。すなわち、図11で示されるような鮮鋭度分布が得られたような場合、位置Lo,Lp,Lqをそれぞれ合焦位置として認識するようにしても良い。これは、一般に、合焦位置は、焦点位置を変化させながら撮像される画像の鮮鋭度が極大値、または、最大値となる焦点位置であるが、これらが重なり合うような場合、すなわち、被写界内に複数の合焦位置が存在する場合、極大値、または、最大値同士が重なり合うことがあり、そのような部分には増加領域または減少領域に最大値または極大値をとる領域が重なることにより変曲点が生じることになるので、変曲点近傍には、極大値、または、最大値が存在するものと考えることができるからである。また、図11における位置Lrのように鮮鋭度が単調増加するような無限遠方を合焦位置とするようにしてもよい。
さらに、以上においては、1フィールド毎にフォーカスレンズ14の位置が変化するため、CCDイメージセンサ15の露光期間内にフォーカスレンズ14の移動が完了していない恐れがある。
例えば、図12で示されるように、フォーカスレンズ14を位置LbからLxに移動させる場合について考える。ここで、図12は、上部が同期信号であり、中段がフォーカスレンズ14の位置を示しており、下段がCCDイメージセンサ15の露光期間をカウントするクロックである。尚、図12の中段は、下段のCCDイメージセンサ15の露光期間をカウントするクロックに対応したフォーカスレンズ14の位置を示している。
例えば、図12中の実線で示されるように、同期信号が立ち上がったタイミングであるクロックC1で、フォーカスレンズ14が位置Lbから位置Lxに移動を開始するものとする。また、このとき、CCDイメージセンサ15の露光期間がクロックC6乃至C12であったとすると、クロックC6乃至C9の期間は、フォーカスレンズ14が位置Lxに移動中に露光状態になるので、CCDイメージセンサ15では、フォーカスレンズ14を位置Lxにしたときの画像を正確に撮像できないことになる。このような場合、例えば、図12の点線で示されるように、クロックC6までにフォーカスレンズ14の移動を完了させるような高速で動作できるアクチュエータ29を用いるようにしても良いが、コストが上がってしまう恐れがある。そこで、このような場合、図13で示されるように、露光期間をクロックC9乃至C12に減少させることにより、フォーカスレンズ14が位置Lxへ移動を完了した後に撮像を開始することができるので、アクチュエータ14などのハードウェアのコストを上げることなく、フォーカスレンズ14が位置Lxに設定された状態での正確な撮像を実現することが可能となる。
尚、以上においては、図2のフローチャートにおけるステップS1の処理において、基準合焦位置を焦点距離が最も手前になる合焦位置としていたが、これに限るものではなく、例えば、最も奥に存在する合焦位置や、上述したように鮮鋭度が単調増加するような場合、無限遠方となるフォーカスレンズ14の位置を基準位置とするようにしてもよい。また、フォーカスレンズ14の位置を切り替える順序は、例えば、図4における位置L0からL5方向に変化させるだけではなく、L5からL0に変化させるようにしてもよく、さらに、位置L0からL5に到達した後は、L5からL0に変化させるようにして、再びL0からL5に変化させるようにしても良い。このようにすることで、フォーカスレンズの最大移動距離を少なくすることができるので、図12,図13を参照して説明したような露光期間の減少を最小限にすることが可能となる。
また、以上においては、フォーカスレンズ14の位置を示すカウンタLが、間隔dでインクリメントされ、これに伴ってフォーカスレンズ14が、間隔dで移動する場合について説明してきたが、常に等間隔の間隔dで移動する場合に限らず、非等間隔でカウンタLを変化させ、フォーカスレンズ14を非等間隔で移動させるようにしても良い。
さらに、以上においては、図7で示されるように、偶数番目のフィールドの画像をディスプレイ22に表示し、奇数番目のフィールドの画像を使って合焦位置を求めるようにする場合について説明してきたが、奇数番目のフィールドの画像をディスプレイ22に表示し、偶数番目のフィールドの画像を使って合焦位置を求めるようにしてもよいし、1フィールド毎に表示したり、合焦位置を求めるようにするのみならず、それ以外の間隔のフィールドの画像を表示に使用したり、合焦位置を求めるものに使用してもよい。
また、以上においては、画像を撮像する素子としてCCDイメージセンサ15を用いる例について説明してきたが、それ以外のイメージセンサを用いるようにしてもよく、例えば、CCDイメージセンサ15の代わりにCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを用いるようにしても、同様の効果を奏する。
本発明によれば、被写界内に複数の合焦位置となる被写体が存在しても、表示画像を見難いものとすることなく合焦位置を検出し、適切に、かつ、容易に任意の被写体を合焦位置に設定することが可能となる。
ところで、上述した一連の画像処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
図14は、汎用のパーソナルコンピュータの構成例を示している。このパーソナルコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)101を内蔵している。CPU101にはバス104を介して、入出力インタフェース105が接続されている。バス104には、ROM(Read Only Memory)102およびRAM(Random Access Memory)103が接続されている。
入出力インタフェース105には、ユーザが操作コマンドを入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスよりなる入力部106、処理操作画面や処理結果の画像を表示デバイスに出力する出力部107、プログラムや各種データを格納するハードディスクドライブなどよりなる記憶部108、LAN(Local Area Network)アダプタなどよりなり、インタネットに代表されるネットワークを介した通信処理を実行する通信部109が接続されている。また、磁気ディスク121(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク122(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、Blu-Ray Disc、および、HD(High-definition)-DVDを含む)、光磁気ディスク123(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリ124などの記録媒体に対してデータを読み書きするドライブ110が接続されている。
CPU101は、ROM102に記憶されているプログラム、または磁気ディスク121乃至半導体メモリ124から読み出されて記憶部108にインストールされ、記憶部108からRAM103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
尚、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
本発明を適用したデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図である。 撮像処理を説明するフローチャートである。 図2のフローチャートにおける初期化処理を説明するフローチャートである。 初期化処理におけるフォーカスレンズの位置の変化を説明する図である。 鮮鋭度分布を説明する図である。 図2のフローチャートにおける多点合焦位置検出処理を説明するフローチャートである。 多点合焦位置検出処理におけるフォーカスレンズの位置の変化を説明する図である。 鮮鋭度分布を説明する図である。 図1のディスプレイに表示される画像例を示す図である。 図1のディスプレイに表示される画像例を示す図である。 鮮鋭度分布を説明する図である。 フォーカスレンズの移動速度に伴うCCDイメージセンサの露光時間の調整方法を説明する図である。 フォーカスレンズの移動速度に伴うCCDイメージセンサの露光時間の調整方法を説明する図である。 汎用のパーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 デジタルビデオカメラ, 11 固定レンズ, 12 ズーミングレンズ, 13 フィールドレンズ, 14 フォーカスレンズ, 15 CCDイメージセンサ, 16 RAM, 17 鮮鋭度検出部, 18 鮮鋭度分布生成部, 19 合焦位置検出部, 20 合焦位置表示画像生成部, 21 合成部, 22 ディスプレイ, 23 スイッチ, 23a,23b 端子, 24 切替部, 25 操作部, 26 ドライバ制御部, 27 ドライバ, 28,29 アクチュエータ, 30,31 ポジションセンサ

Claims (14)

  1. 第1の撮像期間に光学系の焦点位置を所定の位置に調整し、第2の撮像期間に光学系の焦点位置を変化させるように調整する焦点位置調整手段と、
    前記第1の撮像期間に撮像された画像を表示する表示手段と、
    前記第2の撮像期間に撮像された画像に基づいて、前記焦点位置に応じた鮮鋭度の分布を生成する分布生成手段と、
    前記分布生成手段により生成された前記位置に応じた鮮鋭度の分布に基づいて、被写体の像が合焦状態になる光学系の焦点位置を検出する合焦位置検出手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の撮像期間と前記第2の撮像期間は、交互に繰り返される
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記焦点位置調整手段は、フォーカスレンズの位置を移動させることにより、光学系の焦点位置を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記焦点位置調整手段は、撮像素子の位置を移動させることにより、撮像素子に相対する光学系の焦点位置を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記焦点位置調整手段は、光学系の形状を変化させることにより、撮像素子に相対する光学系の焦点位置を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記第2の撮像期間において、前記焦点位置調整手段はフォーカスレンズの位置を非等間隔で移動させることにより、焦点位置を調整する
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  7. 前記合焦位置検出手段により検出された合焦位置を示す合焦位置表示画像を生成する合焦位置表示画像生成手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記第1の撮像期間に撮像された画像に、前記合焦位置表示画像生成手段により生成された合焦位置表示画像を合成する画像合成手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記合焦位置表示画像が合成されている前記第1の撮像期間に撮像された画像を表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  9. 前記合焦位置表示画像生成手段により生成された合焦位置表示画像より、前記合焦位置を選択する選択手段をさらに備え、
    前記焦点位置調整手段は、前記第1の撮像期間に撮像される画像の焦点位置を、前記選択手段により選択された合焦位置に対応する焦点位置に調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記光学系のズームを設定するズーム設定手段をさらに備え、
    前記焦点位置調整手段は、前記第1の撮像期間に、前記ズーム設定手段により設定されたズームに対応して、光学系の焦点位置を所定の位置に調整し、前記ズーム設定手段により設定されたズームに対応して、第2の撮像期間から得た光学系の合焦位置を再計算させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. 前記光学系のズームを設定するズーム設定手段をさらに備え、
    前記焦点位置調整手段は、前記第1の撮像期間に、前記ズーム設定手段により設定されたズームに対応して、光学系の焦点位置を所定の位置に調整し、第2の撮像期間に前記ズーム設定手段により設定されたズームに対応して、光学系の焦点位置を変化させる範囲を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  12. 第1の撮像期間に光学系の焦点位置を所定の位置に調整し、第2の撮像期間に光学系の焦点位置を変化させるように調整する焦点位置調整ステップと、
    前記第1の撮像期間に撮像された画像を表示する表示ステップと、
    前記第2の撮像期間に撮像された画像に基づいて、前記焦点位置に応じた鮮鋭度の分布を生成する分布生成ステップと、
    前記分布生成ステップの処理で生成された前記焦点の位置に応じた鮮鋭度の分布に基づいて、被写体の像が合焦状態になる光学系の焦点位置を検出する合焦位置検出ステップと
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  13. 第1の撮像期間に光学系の焦点位置の所定の位置への調整と、第2の撮像期間に光学系の焦点位置を変化させるような調整を制御する焦点位置調整制御ステップと、
    前記第1の撮像期間に撮像された画像の表示を制御する表示制御ステップと、
    前記第2の撮像期間に撮像された画像に基づいて、前記焦点位置に応じた鮮鋭度の分布の生成を制御する分布生成制御ステップと、
    前記分布生成制御ステップの処理で生成された前記焦点の位置に応じた鮮鋭度の分布に基づいて、被写体の像が合焦状態になる光学系の焦点位置の検出を制御する合焦位置検出制御ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  14. 第1の撮像期間に光学系の焦点位置の所定の位置への調整と、第2の撮像期間に光学系の焦点位置を変化させるような調整を制御する焦点位置調整制御ステップと、
    前記第1の撮像期間に撮像された画像の表示を制御する表示制御ステップと、
    前記第2の撮像期間に撮像された画像に基づいて、前記焦点位置に応じた鮮鋭度の分布の生成を制御する分布生成制御ステップと、
    前記分布生成制御ステップの処理で生成された前記焦点の位置に応じた鮮鋭度の分布に基づいて、被写体の像が合焦状態になる光学系の焦点位置の検出を制御する合焦位置検出制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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