JP3624859B2 - 撮像装置、ソフトフォーカス画像撮影方法 - Google Patents

撮像装置、ソフトフォーカス画像撮影方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子スチルカメラに用いて好適な撮像装置、ソフトフォーカス画像撮影方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、写真の撮影技法の1つとしてソフトフォーカス撮影がある。ソフトフォーカス撮影は、例えば人物写真において人物をシャープに、その周囲をソフトに表現するものである。また、銀塩カメラにおいては、ソフトフォーカス撮影を行うための専用のフィルターや、専用の撮影レンズが用意されており、それらを用いることにより誰もがソフトフォーカス撮影を行えるようになっている。また、専用のフィルターや専用の撮影レンズがない場合には、撮影レンズ(又はフィルター)の表面にワセリン等を塗るといった簡易な方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したソフトフォーカス撮影を、デジタルスチルカメラに行う場合には、以下の問題があった。すなわちデジタルスチルカメラでは、高級機種は別として、撮影レンズの交換ができないものが多く、また使用の有無にかかわらず専用フィルターを持ち歩くことは、小型軽量、携帯性、扱い易さが重視されるデジタルスチルカメラには不向きであった。また、一般的なデジタルスチルカメラでは撮影レンズの口径も小さく、表面にワセリン等を塗っても、良好な撮影効果を得ることが難しい。
【0004】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、小型軽量、携帯性、扱い易さを損なうことなく、簡単かつ確実にソフトフォーカス撮影を行うことが可能となる撮像装置及びソフトフォーカス画像撮影方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1の発明にあっては、被写体像を撮像する撮像手段と、この撮像手段が撮像する被写体像のフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、撮像操作に応答し前記撮像手段に被写体像を連続して撮像させるとともに、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、相前後して撮像する前記被写体像のうちのいずれか一方に合焦状態を確保し、かついずれか他方に非合焦状態とを確保する制御手段と、前記撮像手段によって撮像された、前記合焦状態での合焦画像と前記非合焦状態での非合焦画像とを合成した合成画像を生成する合成手段と、撮像時の露出量を制御する露出制御手段と、この露出制御手段が制御する露出量を、前記非合焦画像の撮像時と前記合焦画像の撮像時とで異なるように設定する撮像条件設定手段とを備えたものとした。
【0006】
また、請求項2の発明にあっては、被写体像を撮像する撮像手段と、この撮像手段が撮像する被写体像のフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、撮像操作に応答し前記撮像手段に被写体像を連続して撮像させるとともに、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、相前後して撮像する前記被写体像のうちのいずれか一方に合焦状態を確保し、かついずれか他方に非合焦状態とを確保する制御手段と、前記撮像手段によって撮像された、前記合焦状態での合焦画像と前記非合焦状態での非合焦画像とを合成した合成画像を生成する合成手段と、撮像時のホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御手段と、このホワイトバランス制御手段が制御するホワイトバランスを、前記非合焦画像の撮像時と前記合焦画像の撮像時で異なるように設定する撮像条件設定手段とを備えたものとした。
【0007】
また、請求項3の発明にあっては、前記制御手段は、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、前記撮像手段により先に撮像する被写体像に合焦状態を確保し、かつ後に撮像する被写体像に非合焦状態を確保するものとした。
【0008】
また、請求項4の発明にあっては、前記合成手段による合成に先立ち、前記非合焦画像に所定の画像処理を施す画像処理手段を備えたものとした。
【0009】
また、請求項5の発明にあっては、前記画像処理手段は、前記合焦画像と前記非合焦画像との双方に前記所定の画像処理を施す手段である一方、前記画像処理手段による前記非合焦画像に対する前記所定の画像処理に関する設定内容を、前記合焦画像に対する前記所定の画像処理に関する設定内容と異なる内容に設定する画像処理内容設定手段を備えたものとした。
【0010】
また、請求項6の発明にあっては、被写体像を撮像する撮像手段と、この撮像手段が撮像する被写体像のフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、撮像操作に応答し前記撮像手段に被写体像を連続して撮像させるとともに、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、相前後して撮像する前記被写体像のうちのいずれか一方に合焦状態を確保し、かついずれか他方に非合焦状態とを確保する制御手段と、前記撮像手段によって撮像された、前記合焦状態での合焦画像と前記非合焦状態での非合焦画像とを合成した合成画像を生成する合成手段と、前記撮像手段による前記非合焦画像の撮像時のみ、内蔵又は外付けされた閃光装置に発光を行わせる発光制御手段を備えたものとした。
【0011】
また、請求項7の発明にあっては、被写体像を撮像する撮像手段と、この撮像手段が撮像する被写体像のフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、撮像操作に応答し前記撮像手段に被写体像を連続して撮像させるとともに、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、相前後して撮像する前記被写体像のうちのいずれか一方に合焦状態を確保し、かついずれか他方に非合焦状態とを確保する制御手段と、前記撮像手段によって撮像された、前記合焦状態での合焦画像と前記非合焦状態での非合焦画像とを所定方向にずらして合成した合成画像を生成する合成手段とを備えたものとした。
【0012】
また、請求項8の発明にあっては、被写体像を撮像する撮像手段と、この撮像手段が撮像する被写体像のフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、撮像操作に応答し前記撮像手段に被写体像を連続して撮像させるとともに、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、相前後して撮像する前記被写体像のうちのいずれか一方に合焦状態を確保し、かついずれか他方に非合焦状態とを確保する制御手段と、前記撮像手段によって撮像された、前記合焦状態での合焦画像と前記非合焦状態での非合焦画像の所定の画像成分のみを合成した合成画像を生成する合成手段とを備えたものとした。
【0013】
また、請求項9の発明にあっては、前記非合焦画像の所定の画像成分は色成分であるものとした。
【0014】
また、請求項10の発明にあっては、被写体像を撮像する撮像手段と、この撮像手段が撮像する被写体像のフォーカスを調整するフォーカス調整手段とを備えた撮像装置が有するコンピュータを、撮像操作に応答し前記撮像手段に被写体像を連続して撮像させるとともに、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、相前後して撮像する前記被写体像のうちのいずれか一方に合焦状態を確保し、かついずれか他方に非合焦状態とを確保する制御手段と、前記撮像手段によって撮像された、前記合焦状態での合焦画像と前記非合焦状態での非合焦画像とを合成する合成手段と、撮像時の露出量を制御する露出制御手段と、この露出制御手段が制御する露出量を、前記非合焦画像の撮像時と、前記合焦画像の撮像時で異なるように設定する撮像条件設定手段として機能させるためのプログラムとした。
【0015】
また、請求項11の発明にあっては、撮像操作に際して、被写体像のピントがあった合焦画像を撮像する工程と、露出量を変更する工程と、ピントがずれた非合焦画像を撮像する工程と、撮像した合焦画像と露出量が変更された非合焦画像とを合成し合成画像を生成する工程とを備えたことを特徴とするソフトフォーカス画像撮影方法とした。
【0016】
また、請求項12の発明にあっては、撮像操作に際して、被写体像のピントがあった合焦画像を撮像する工程と、ホワイトバランスを変更する工程と、ピントがずれた非合焦画像を撮像する工程と、撮像した合焦画像とホワイトバランスが変更された非合焦画像とを合成し合成画像を生成する工程とを備えたことを特徴とするソフトフォーカス画像撮影方法とした。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る電子スチルカメラの電気的構成を示すブロック図である。この電子スチルカメラはAE(自動露出制御)機能、コントラスト方式のAF(オートフォーカス)機能を備えるとともに、撮影時の動作モードとしてソフトフォーカスモードが設けられたものである。
【0031】
本実施の形態の電子スチルカメラは、固定レンズ1、フォーカスレンズ2、絞り3を介して結像された被写体像を撮像する撮像手段であるCCD4と、絞り3の開放度合いを変化させる絞り駆動部5、CCD4を駆動するためのTG6及びVドライバー7と、CCD4から出力された撮像信号を保持するCDS、その撮像信号を増幅するゲイン調整アンプ(AGC)、増幅後の撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器(AD)からなるユニット回路8を有している。前記フォーカスレンズ2はAFモータ等からなる駆動機構9に保持されており、フォーカスレンズ2は、駆動機構9がMPU10の制御によりAFドライバー11を介して駆動されることにより光軸方向に移動し、CCD4に結像される被写体像のフォーカスを調整する。すなわち、フォーカスレンズ2と駆動機構9及びAFドライバー11によって、本発明のフォーカス調整手段が構成されている。また、AE制御時には、CCD4が、MPU10から送られるシャッターパルスに基づきTG6とVドライバー7とによって駆動され、その電荷蓄積時間を制御される。これにより電子シャッターが実現されるとともに、MPU10から絞り駆動部5に送られる制御信号によって絞り3の開放度合いが制御される。
【0032】
MPU10は各種の信号処理、及び画像処理機能を備えたものであり、ユニット回路8を経てデジタル信号に変換された撮像信号からビデオ信号を生成し、CCD4によって撮像した被写体像をスルー画像としてTFT液晶モニター12に表示させる。また、撮影時には、撮像信号を圧縮して所定のフォーマットの画像ファイルを生成し、それをフラッシュメモリ13に記憶させ、再生時には圧縮した画像ファイルを伸張してTFT液晶モニター12に表示させる。
【0033】
さらに、MPU10には、電池等の電源を含む電源回路14、シャッターキー等の各種のスイッチを含む操作キー部15、DRAM16、MROM17、内蔵ストロボ18が接続されている。DRAM16は、MPU10の作業用のメモリであるとともに、撮影時には、ユニット回路8を経てデジタル信号に変換された1フレーム分の撮像信号を蓄積する画像メモリとしても機能する。MROM17は、MPU10による各部の制御及び各種データ処理に必要な動作プログラムが記録されたプログラムROMであり、本実施の形態においては、特にMPU10を本発明の制御手段、合成手段として機能させるためのプログラムが記憶されている。なお、MROM17は、プログラム等の記憶データを必要に応じて書き換え可能なメモリであってもよい。また、上記プログラムやデータは、その一部がフラッシュメモリ13に記憶される構成であっても構わない。
【0034】
次に、上記構成からなる電子スチルカメラの撮影時における動作を図2のフローチャートに従って説明する。このフローチャートは、TFT液晶モニター12にスルー画像を表示するキャプチャーモード(撮影モード)が選択された撮影待機状態での動作を示すものである。なお、以下の説明においては電子スチルカメラが有するAF機能がON状態となっているものとする。
【0035】
電子スチルカメラはシャッターキーが押されると(ステップSA1でYES)、まず、撮影者によってソフトフォーカスモードが設定されているか否かを判別し、かかるモードが設定されていなければ(ステップSA2でNO)、CCD4により画像を取り込んで、画像(被写体画像)を撮像し(ステップSA3)、撮像した画像を圧縮してフラッシュメモリ13に保存する(ステップSA8)。
【0036】
また、ソフトフォーカスモードが設定されていると(ステップSA2でYES)、その状態で第1の画像(合焦画像)を撮像し、それをDRAM16に一時記憶する(ステップSA4)。引き続き、フォーカスレンズ2を駆動してフォーカス位置を変更した後(ステップSA5)、第2の画像(非合焦画像)を撮像する(ステップSA6)。なお、ステップSA5で変更するフォーカス位置は、前ピントと後ピントのいずれか一方であるとともに、フォーカスレンズ2の移動量は予め決められている所定量である。しかる後、第1の画像と第2の画像とを平均化することにより、後から撮像した第2の画像を、先に撮像した第1の画像に合成し(ステップSA7)、合成した画像を圧縮してフラッシュメモリ13に保存する(ステップSA8)。これにより、1回の撮影動作を終了する。
【0037】
ここで、上記ステップSA7の合成処理によって生成される画像、つまり合成画像においては、被写体像にピントが合った合焦画像にピントがずれた非合焦画像が合成されたものであり、前記合成画像は、主要な被写体の輪郭の周囲がボケた状態の画像、すなわちソフトフォーカス画像となる。したがって、撮影者は、シャッターキーを1回押すといった通常の撮像操作を行うだけで、ソフトフォーカス撮影を行うことができる。しかも、従来技術で説明した専用のフィルターや専用の撮影レンズの準備や、撮影レンズ(固定レンズ1)の表面にワセリン等を塗るといった準備が不要であるため、電子スチルカメラに要求される小型軽量、携帯性、扱い易さも維持できる。
【0038】
また、本実施の形態におけるソフトフォーカスモードでは、先に合焦画像を撮像し、後から非合焦画像を撮像するため、被写体に動きがある場合には、撮影者が意図した状態の被写体が合焦画像として撮像されることによって、常に撮影者が意図した状態の被写体がハッキリと映し出されたソフトフォーカス画像を得ることができる。
【0039】
なお、前述した処理とは別に、合焦画像に非合焦画像を合成するとき、画像認識技術を用いて予め合焦画像と非合焦画像とのズレ(ズレ方向とズレ量)を検出し、その検出結果に応じて合焦画像に対する非合焦画像の合成位置を補正するようにしてもよい。その場合には、より自然なソフトフォーカス画像を得ることができる。
【0040】
また、本実施の形態では、ステップSA7において合焦画像に非合焦画像を単純に合成する場合を示したが、本発明の実施に際しては、例えば両画像を合成するとき、非合焦画像よりも合焦画像の割合を多くする重み付け処理等を行った方が、より自然なソフトフォーカス画像を得ることができる。
【0041】
また、前述したステップSA5において、第2の画像(非合焦画像)の撮像に先立ちフォーカス位置を変更するときのフォーカスレンズ2の移動量を予め決めた所定量としたが、例えばその移動量を、撮影者により事前に設定されたソフトフォーカスの効果度合いに応じた移動量としたり、ズーム機能を有する構成を有する場合にあってはズーム倍率に応じて決められた移動量としたりしてもよい。さらには、フォーカス位置の変更量を撮影者が事前に設定できるようにすれば、使用者がソフトフォーカスの度合いを好みに合わせて調整することができ、使い勝手が向上する。
【0042】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1に示した電子スチルカメラにおいて、MPU10を本発明の制御手段、撮像条件設定手段、露出制御手段として機能させるためのプログラムが記憶されているものである。
【0043】
以下、本実施の形態における電子スチルカメラにおいて、キャプチャーモードが選択された撮影待機状態での動作を図3のフローチャートに従い説明する。なお、以下の説明においては電子スチルカメラが有するAE機能がON状態となっているものとする。
【0044】
電子スチルカメラはシャッターキーが押されたとき、ソフトフォーカスモードが設定されていなければ(ステップSB1でYES、SB2でNO)、被写体画像を撮像し(ステップSB3)、撮像した画像を圧縮してフラッシュメモリ13に保存する(ステップSB9)。また、ソフトフォーカスモードが設定されていると(ステップSB2でYES)、その状態で第1の画像(合焦画像)を撮像し、それをDRAM16に一時記憶し(ステップSB4)、引き続き、フォーカスレンズ2を駆動してフォーカス位置を変更する(ステップSB5)。なお、ここまでの動作は、第1の実施の形態と同様である。
【0045】
一方、本実施の形態においては、フォーカス位置の変更後に、さらに撮像時に制御すべき適正露出量の設定値を「+」(露出オーバー)側へ変更した後(ステップSB6)、第2の画像(非合焦画像)を撮像する(ステップSB7)。そして、後から撮像した第2の画像を、先に撮像した第1の画像に合成し(ステップSB8)、合成した画像を圧縮してフラッシュメモリ13に保存する(ステップSB9)。これにより、1回の撮影動作を終了する。なお、ステップSB8における合成処理は第1の実施の形態と同様である。
【0046】
以上のように、本実施の形態では、第2の画像(非合焦画像)の撮像時には、適正露出量の設定値を露出オーバー側へ変更するため、非合焦画像が合焦画像よりも明るくなる。したがって、ソフトフォーカス画像におけるボケ状態をソフトに表現することができる。なお、適正露出量の変更量を撮影者が事前に設定できるようにすれば、使用者が前記ボケ状態を好みに合わせて調整することができ、使い勝手が向上する。なお、これ以外の効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0047】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1に示した構成の電子スチルカメラにおいて、MPU10がユニット回路8のゲイン調整アンプ(AGC)におけるゲインをRGB毎に制御するAWB(オートホワイトバランス)機能を有し、MROM17には、MPU10を本発明の撮像条件設定手段として機能させ、かつユニット回路8と共に本発明のホワイトバランス制御手段として機能させるためのプログラムが記憶されているものである。
【0048】
以下、本実施の形態における電子スチルカメラにおいて、キャプチャーモードが選択された撮影待機状態での動作を図4のフローチャートに従い説明する。なお、以下の説明においては電子スチルカメラが有するAWB機能がON状態となっているものとする。本実施の形態においては、撮影操作時にソフトフォーカスモードが設定されていると(ステップSC1,SC2が共にYES)、第1の画像(合焦画像)を撮像し、それをDRAM16に一時記憶し(ステップSC4)、引き続き、フォーカスレンズ2を駆動してフォーカス位置を変更する(ステップSC5)。なお、ここまでの動作及び、撮影操作時にソフトフォーカスモードが設定されていない場合の動作(説明は省略する)は第1及び第2の実施の形態と同様である。
【0049】
一方、本実施の形態においては、フォーカス位置の変更後に、さらに第1の画像の撮像時点で設定されていたホワイトバランス、すなわちユニット回路8のゲイン調整アンプ(AGC)におけるRGB毎のゲインの設定値を変更した後(ステップSC6)、第2の画像(非合焦画像)を撮像する(ステップSC7)。そして、後から撮像した第2の画像を、先に撮像した第1の画像に合成し(ステップSC8)、合成した画像を圧縮してフラッシュメモリ13に保存する(ステップSC9)。これにより、1回の撮影動作を終了する。なお、ステップSC8における合成処理は第1の実施の形態と同様である。
【0050】
以上のように、本実施の形態においては、第2の画像(非合焦画像)の撮像時にホワイトバランスの設定内容を変更することにより、非合焦画像における色バランスを意図的に崩すことができる。したがって、より幻想的なソフトフォーカス画像とすることができる。なお、ホワイトバランスの設定内容を撮影者が事前に設定又は選択できる構成、例えば、RGBのうちの任意の色を強く(又は弱く)したり、その度合いを指定したりすることができる構成とすれば、撮影者の好みに応じた幻想的なソフトフォーカス画像が撮影でき、使い勝手が向上する。また、これ以外の効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0051】
なお、本実施の形態では、第2の実施の形態と異なり、第2の画像(非合焦画像)の撮像時にホワイトバランスの設定内容を、第1の画像の撮像時点と異なる設定内容に変更するものについて説明したが、これ以外にも第2の画像の撮像時点、より具体的にはCCD4が出力した撮像信号に基づく1フレーム分の画像データを生成する時点における他の撮像条件の設定内容を、第1の画像の撮像時点と異なる設定内容に変更するようにしてもよい。その場合には、設定内容を変更する撮像条件に応じた効果をソフトフォーカス画像に得ることができる。例えば、第2の画像の撮像時における絞り値を開放側に変更した場合には、第2の画像における被写界深度を浅くすることにより、中心となる被写体以外の部分のボケ度合いを強くすることができる。その場合においても、撮影者が撮像条件の設定内容の変更度合いを事前に設定できるようにすることにより、使い勝手を向上させることができる。
【0052】
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1に示した構成の電子スチルカメラにおいて、MROM17に、MPU10を本発明の画像処理手段、画像処理内容設定手段として機能させるためのプログラムが記憶されているものである。
【0053】
以下、本実施の形態における電子スチルカメラにおいて、キャプチャーモードが選択された撮影待機状態での動作を図5のフローチャートに従い説明する。すなわち、本実施の形態においても、撮影操作時にソフトフォーカスモードが設定されていると(ステップSD1,SD2が共にYES)、第1の画像(合焦画像)を撮像し、それをDRAM16に一時記憶し(ステップSD4)、引き続き、フォーカスレンズ2を駆動してフォーカス位置を変更する(ステップSD5)。なお、ここまでの動作及び、撮影操作時にソフトフォーカスモードが設定されていない場合の動作(説明は省略する)は前述した他の実施の形態と同様である。
【0054】
一方、本実施の形態においては、フォーカス位置の変更後に、予め用意されている画質調整機能の1つであるシャープネス(輪郭強調)の設定内容を第1の画像の撮像時点で設定されていた強調段階よりもソフト側に変更した後(ステップSD6)、第2の画像(非合焦画像)を撮像する(ステップSD7)。そして、後から撮像した第2の画像を、先に撮像した第1の画像に合成し(ステップSD8)、合成した画像を圧縮してフラッシュメモリ13に保存する(ステップSD9)。これにより、1回の撮影動作を終了する。なお、ステップSD8における合成処理は第1の実施の形態と同様である。
【0055】
かかる実施の形態においては、第2の画像(非合焦画像)の撮像時にシャープネスの設定内容を変更することにより、非合焦画像におけるボケ状態にある被写体をよりソフトに表現することができる。したがって、ソフトフォーカス画像におけるボケ状態をより一層ソフトに表現することができる。なお、本実施の形態においても、撮影者がシャープネスの設定内容の変更度合いを事前に設定できるようにすることにより、使い勝手を向上させることができる。また、これ以外の効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0056】
また、本実施の形態では、第2の画像(非合焦画像)の撮像時にシャープネスの設定内容を、第1の画像の撮像時点と異なる設定内容に変更するものについて説明したが、これ以外にも第1の画像への合成に先立ち、撮像した第2の画像、より具体的にはDRAM16に一時記憶される1フレーム分の画像データに施す他の画像処理の設定内容を第1の画像と異なる設定内容に変更するようにしてもよい。その場合においても、より一層多様なソフト効果を合成後のソフトフォーカス画像に付加することができる。例えば、前述したステップSD6において、第2の画像に、第1の画像よりも彩度を下げる設定を行うようにしたり、第1の画像よりもコントラストを低く(弱く)する設定を行うようにしたりしてもよい。その場合でも、撮影者が、設定内容の変更度合いを事前に設定できるようにすることにより、使い勝手を向上させることができる。
【0057】
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1に示した構成の電子スチルカメラにおいて、MROM17に、MPU10を本発明の発光制御手段として機能させるためのプログラムが記憶されているものである。
【0058】
以下、本実施の形態における電子スチルカメラにおいて、キャプチャーモードが選択された撮影待機状態での動作を図6のフローチャートに従い説明する。すなわち、本実施の形態においても、撮影操作時にソフトフォーカスモードが設定されていると(ステップSE1,SE2が共にYES)、第1の画像(合焦画像)を撮像し、それをDRAM16に一時記憶し(ステップSE4)、引き続き、フォーカスレンズ2を駆動してフォーカス位置を変更する(ステップSE5)。なお、ここまでの動作及び、撮影操作時にソフトフォーカスモードが設定されていない場合の動作(説明は省略する)は前述した他の実施の形態と同様である。
【0059】
一方、本実施の形態においては、フォーカス位置の変更後に、内蔵ストロボ18を強制発光させて(ステップSE6)、第2の画像(非合焦画像)を撮像する(ステップSE7)。そして、後から撮像した第2の画像を、先に撮像した第1の画像に合成し(ステップSE8)、合成した画像を圧縮してフラッシュメモリ13に保存する(ステップSE9)。これにより、1回の撮影動作を終了する。なお、ステップSE8における合成処理は第1の実施の形態と同様である。
【0060】
かかる実施の形態においては、第2の画像(非合焦画像)を常に露出オーバー状態とすることができるため、ソフトフォーカス画像におけるボケ状態をより一層ソフトに表現することができる。また、第2の実施の形態で説明した第2の画像を露出オーバー状態とするものと異なり、主要な被写体、例えば人物撮影時における人物の周囲をよりソフトに表現することができる。なお、これ以外の効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0061】
(第6の実施の形態)
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1に示した構成の電子スチルカメラにおいて、第1の実施の形態とは異なるプログラムが記憶されているものである。
【0062】
以下、本実施の形態における電子スチルカメラにおいて、キャプチャーモードが選択された撮影待機状態での動作を図7のフローチャートに従い説明する。すなわち、本実施の形態においても、前述した第1の実施の形態と同様に、撮影操作時にソフトフォーカスモードが設定されていると(ステップSF1,SF2が共にYES)、第1の画像(合焦画像)を撮像し、それをDRAM16に一時記憶し(ステップSF4)、引き続き、フォーカスレンズ2を駆動してフォーカス位置を変更した後(ステップSF5)、第2の画像(非合焦画像)を撮像する(ステップSF6)。なお、ソフトフォーカスモードが設定されていない場合の動作(説明は省略する)についても同様である。
【0063】
そして、本実施の形態においては、連続して撮像した第1の画像と第2の画像とを合成するとき、第2の画像をX軸方向(横方向)に5%だけ、意図的にずらして第1の画像に合成し(ステップSF8)、合成した画像を圧縮してフラッシュメモリ13に保存する(ステップSF9)。これにより、1回の撮影動作を終了する。なお、ステップSF8における合成処理は第1の実施の形態と同様である。
【0064】
かかる実施の形態においては、ステップSF8で合成した画像、すなわちソフトフォーカス画像には、単なるソフト効果に加え手ブレ効果を与えることができる。また、本実施の形態においては、第2の画像をX軸方向(横方向)に5%だけずらして第1の画像に合成させるようにしたが、第2の画像をずらす方向及びその量を、撮影者が事前に設定できる構成とすれば、撮影者の好みに応じた手ブレ効果をソフトフォーカス画像に与えることができ、使い勝手を向上させることができる。また、電子スチルカメラにズーム機能を用意するとともに、ズームレンズを用いる場合にあっては、第2の画像(合焦画像)の撮像時にズームレンズの焦点距離を所定距離だけ第1の画像の撮像時よりも長く(望遠側)に設定し、第2の画像を第1の画像よりも拡大して撮像した後、それを第1の画像に合成したり、また、画像処理技術を用いる場合(デジタルズーム)にあっては、撮像した第2の画像(非合焦画像)を所定のズーム倍率で拡大処理して、それを第1の画像に合成したりしてもよい。かかる場合においては、ソフトフォーカス画像に、例えば画像中心から360°の全方向へ向かって手ブレが生じたような効果を与えることができる。
【0065】
(第7の実施の形態)
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。本実施の形態も、図1に示した構成の電子スチルカメラにおいて、第1の実施の形態とは異なるプログラムが記憶されているものである。
【0066】
本実施の形態における電子スチルカメラにおいて、キャプチャーモードが選択された撮影待機状態での動作を図8のフローチャートに従い説明する。すなわち、本実施の形態においても、前述した第1の実施の形態と同様に、撮影操作時にソフトフォーカスモードが設定されていると(ステップSG1,SG2が共にYES)、第1の画像(合焦画像)を撮像し、それをDRAM16に一時記憶し(ステップSG4)、引き続き、フォーカスレンズ2を駆動してフォーカス位置を変更した後(ステップSG5)、第2の画像(非合焦画像)を撮像する(ステップSG6)。なお、ソフトフォーカスモードが設定されていない場合の動作(説明は省略する)についても同様である。
【0067】
そして、本実施の形態においては、連続して撮像した第1の画像と第2の画像とを合成するとき、第2の画像における色成分(Cb,Crデータ)のみを第1の画像に合成し(ステップSG8)、合成した画像を圧縮してフラッシュメモリ13に保存する(ステップSG9)。これにより、1回の撮影動作を終了する。なお、ステップSG8における合成処理は第1の実施の形態と同様である。
【0068】
かかる実施の形態においては、第1の画像に第2の画像における色成分のみを合成するため、ソフトフォーカス画像として、色がボケてふわっとした感じのソフトフォーカス画像を得ることができる。なお、本実施の形態と異なり、例えば第1の画像に第2の画像における輝度成分のみを合成するようにしてもよい。その場合には、輪郭がボケた感じのソフトフォーカス画像を得ることができる。
【0069】
また、本実施の形態においても、第2の画像における色成分や輝度成分といった特定の画像成分を第1の画像に合成するときの合成度合いを、撮影者が事前に設定できる構成とすれば、撮影者の好みに応じた効果を得ることができ、使い勝手が向上する。なお、これ以外の効果については、第1の実施の形態と同様である。
【0070】
また、以上の説明においては、従来の銀塩カメラと同様にカメラ機能のみを有する電子スチルカメラに本発明を採用した場合について説明したが、これ以外にも、CCD型やCMOS型の固体撮像素子が設けられるとともに、撮像装置として機能するのに必要な所定のプログラムを記憶する記録媒体を備えた情報機器、例えばパーソナルコンピュータや各種の携帯情報端末にも本発明を採用することができ、その場合においても、前述した電子スチルカメラと同様の効果を得ることができる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、被写体像を撮像する撮像手段と、この撮像手段が撮像する被写体像のフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、撮像操作に応答し前記撮像手段に被写体像を連続して撮像させるとともに、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、相前後して撮像する前記被写体像のうちのいずれか一方に合焦状態を確保し、かついずれか他方に非合焦状態とを確保する制御手段と、前記撮像手段によって撮像された、前記合焦状態での合焦画像と前記非合焦状態での非合焦画像とを合成した合成画像を生成する合成手段とを備えたことを特徴としたので、小型軽量、携帯性、扱い易さを損なうことなく、簡単かつ確実にソフトフォーカス撮影を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態に共通する電子スチルカメラのブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるキャプチャーモードでの動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるキャプチャーモードでの動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第3の実施の形態におけるキャプチャーモードでの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第4の実施の形態におけるキャプチャーモードでの動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第5の実施の形態におけるキャプチャーモードでの動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第6の実施の形態におけるキャプチャーモードでの動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第7の実施の形態におけるキャプチャーモードでの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 フォーカスレンズ
4 CCD
9 駆動機構
10 MPU
11 AFドライバー
15 操作キー部
16 DRAM
17 MROM

Claims (12)

  1. 被写体像を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段が撮像する被写体像のフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、
    撮像操作に応答し前記撮像手段に被写体像を連続して撮像させるとともに、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、相前後して撮像する前記被写体像のうちのいずれか一方に合焦状態を確保し、かついずれか他方に非合焦状態とを確保する制御手段と、
    前記撮像手段によって撮像された、前記合焦状態での合焦画像と前記非合焦状態での非合焦画像とを合成した合成画像を生成する合成手段と、
    撮像時の露出量を制御する露出制御手段と、
    この露出制御手段が制御する露出量を、前記非合焦画像の撮像時と前記合焦画像の撮像時とで異なるように設定する撮像条件設定手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体像を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段が撮像する被写体像のフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、
    撮像操作に応答し前記撮像手段に被写体像を連続して撮像させるとともに、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、相前後して撮像する前記被写体像のうちのいずれか一方に合焦状態を確保し、かついずれか他方に非合焦状態とを確保する制御手段と、
    前記撮像手段によって撮像された、前記合焦状態での合焦画像と前記非合焦状態での非合焦画像とを合成した合成画像を生成する合成手段と、
    撮像時のホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御手段と、
    このホワイトバランス制御手段が制御するホワイトバランスを、前記非合焦画像の撮像時と前記合焦画像の撮像時で異なるように設定する撮像条件設定手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、前記撮像手段により先に撮像する被写体像に合焦状態を確保し、かつ後に撮像する被写体像に非合焦状態を確保することを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 前記合成手段による合成に先立ち、前記非合焦画像に所定の画像処理を施す画像処理手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記画像処理手段は、前記合焦画像と前記非合焦画像との双方に前記所定の画像処理を施す手段である一方、前記画像処理手段による前記非合焦画像に対する前記所定の画像処理に関する設定内容を、前記合焦画像に対する前記所定の画像処理に関する設定内容と異なる内容に設定する画像処理内容設定手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 被写体像を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段が撮像する被写体像のフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、
    撮像操作に応答し前記撮像手段に被写体像を連続して撮像させるとともに、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、相前後して撮像する前記被写体像のうちのいずれか一方に合焦状態を確保し、かついずれか他方に非合焦状態とを確保する制御手段と、
    前記撮像手段によって撮像された、前記合焦状態での合焦画像と前記非合焦状態での非合焦画像とを合成した合成画像を生成する合成手段と、
    前記撮像手段による前記非合焦画像の撮像時のみ、内蔵又は外付けされた閃光装置に発光を行わせる発光制御手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
  7. 被写体像を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段が撮像する被写体像のフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、
    撮像操作に応答し前記撮像手段に被写体像を連続して撮像させるとともに、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、相前後して撮像する前記被写体像のうちのいずれか一方に合焦状態を確保し、かついずれか他方に非合焦状態とを確保する制御手段と、
    前記撮像手段によって撮像された、前記合焦状態での合焦画像と前記非合焦状態での非合焦画像とを所定方向にずらして合成した合成画像を生成する合成手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  8. 被写体像を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段が撮像する被写体像のフォーカスを調整するフォーカス調整手段と、
    撮像操作に応答し前記撮像手段に被写体像を連続して撮像させるとともに、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、相前後して撮像する前記被写体像のうちのいずれか一方に合焦状態を確保し、かついずれか他方に非合焦状態とを確保する制御手段と、
    前記撮像手段によって撮像された、前記合焦状態での合焦画像と前記非合焦状態での非合焦画像の所定の画像成分のみを合成した合成画像を生成する合成手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  9. 前記非合焦画像の所定の画像成分は色成分であることを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  10. 被写体像を撮像する撮像手段と、この撮像手段が撮像する被写体像のフォーカスを調整するフォーカス調整手段とを備えた撮像装置が有するコンピュータを、撮像操作に応答し前記撮像手段に被写体像を連続して撮像させるとともに、前記フォーカス調整手段の動作を制御し、相前後して撮像する前記被写体像のうちのいずれか一方に合焦状態を確保し、かついずれか他方に非合焦状態とを確保する制御手段と、前記撮像手段によって撮像された、前記合焦状態での合焦画像と前記非合焦状態での非合焦画像とを合成する合成手段と、撮像時の露出量を制御する露出制御手段と、この露出制御手段が制御する露出量を、前記非合焦画像の撮像時と、前記合焦画像の撮像時で異なるように設定する撮像条件設定手段として機能させるためのプログラム。
  11. 撮像操作に際して、被写体像のピントがあった合焦画像を撮像する工程と、露出量を変更する工程と、ピントがずれた非合焦画像を撮像する工程と、撮像した合焦画像と露出量が変更された非合焦画像とを合成し合成画像を生成する工程とを備えたことを特徴とするソフトフォーカス画像撮影方法。
  12. 撮像操作に際して、被写体像のピントがあった合焦画像を撮像する工程と、ホワイトバランスを変更する工程と、ピントがずれた非合焦画像を撮像する工程と、撮像した合焦画像とホワイトバランスが変更された非合焦画像とを合成し合成画像を生成する工程とを備えたことを特徴とするソフトフォーカス画像撮影方法。
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