JP2006339728A - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 静止画撮影処理により得られた撮影画像データ(ベイヤデータ)から輝度・色差信号(YUV信号)を生成する。そして、該生成したYUV信号の撮影画像データから、トリミング位置情報及びトリミングサイズ情報に基づいてトリミング画像データを生成するとともに、該生成したYUV信号の撮影画像データに対して縮小処理を施す。そして、該縮小処理が施された撮影画像データと、生成されたトリミング画像データを圧縮してフラッシュメモリ11に記録する。
【選択図】 図4
Description
また、上記した特許文献記載の技術によれば、短時間で多数の画角の画像データを得ることはできるが、連続して何度も撮影処理を行わなければならず、処理の負担が増大するという問題点もあった。
また、焦点距離を1段ずつ動かして撮影するので、焦点距離を動かしている間に、被写体が動いてしまうことにより、ピントの合った画像データを得ることができないという問題点もあった。
前記撮像手段により得られた画像データを縮小する縮小手段と、
前記縮小手段により縮小される前の前記撮像手段により得られた画像データからトリミング画像データを生成する生成手段と、
前記縮小手段により縮小された画像データと、前記生成手段により生成されたトリミング画像データとを記録手段に記録する記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記撮像手段により得られたロウデータの画像データからトリミング画像データを生成するようにしてもよい。
前記縮小手段は、
前記補間手段により補間された画像データを縮小し、
前記生成手段は、
前記縮小手段により縮小される前の前記補間手段により補間された画像データ
からトリミング画像データを生成するようにしてもよい。
前記縮小手段は、
前記設定手段により設定された画像サイズに応じて前記撮像手段により得られた画像データを縮小するようにしてもよい。
前記縮小手段により縮小される前の前記撮像手段により得られた画像データから2以上のトリミング画像データを生成するようにしてもよい。
トリミング範囲情報に基づいて、前記撮像手段により得られた画像データからトリミング画像データを生成するようにしてもよい。
トリミングする画像の位置を示すトリミング位置情報、トリミングする画像の大きさを示すトリミングサイズ情報のうち少なくとも1以上の情報からなるようにしてもよい。
トリミング範囲情報に基づいて、前記表示手段にトリミング枠を表示させるようにしてもよい。
前記撮像処理により得られた画像データを縮小する縮小処理と、
前記縮小処理により縮小される前の前記撮像処理により得られた画像データからトリミング画像データを生成する生成処理と、
前記縮小処理により縮小された画像データと、前記生成処理により生成されたトリミング画像データとを記録媒体に記録する記録制御処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
また、撮影画像データからトリミングした画像データは、縮小処理が施されていない撮影画像データからトリミングされた画像データであるので、最高画像サイズが選択されているときと同等の画質を有するトリミング画像データを得ることができ、画質の劣化の少ないトリミング画像データを得ることができ、綺麗な画像を得ることができる。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り兼用シャッタ4、CCD5、TG(timing generator)6、ユニット回路7、DRAM8、メモリ9、CPU10、フラッシュメモリ11、画像表示部12、キー入力部13、音声処理部14、ストロボ駆動部15、ストロボ発光部16、カードI/F17を備えており、カードI/F17には、図示しないデジタルカメラ1本体のカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード18が接続されている。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいい、シャッタとは、CCD5に光を当てる時間を制御する機構のことをいい、CCD5に光を当てる時間は、シャッタの開閉の速度(シャッタ速度)によって変わってくる。露出は、この絞りとシャッタ速度によって定めることができる。
ユニット回路7は、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5の撮像信号は、ユニット回路7を経てデジタル信号としてCPU10に送られる。
フラッシュメモリ11やメモリ・カード18は、CCD5によって撮像された画像データなどを保存しておく記録媒体である。なお、本実施例では、画像データの書き込み(記録)は、専らフラッシュメモリ11を用いて説明しているが、ユーザのキー入力部13の操作により、画像データをフラッシュメモリ11に記録するか、メモリ・カード18に記録するかを選択することができる。このフラッシュメモリ11やメモリ・カード18は、本発明の記録手段として機能する。
キー入力部13は、シャッタボタン、ズーム連写キー、十字キー、SETキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
また、音声処理部14は、音声付画像の再生時には、各画像データに付属する音声データに基づく音声等を内蔵スピーカから放音する。
被写体のスルー画像表示時にトリミング枠というものを画像表示部12に表示させ、シャッタボタンが押下されると静止画撮影処理を行い、CCD5により撮像された撮影画像データをフラッシュメモリ11に記録するとともに、該撮影画像データからトリミング画像を生成して、つまり、該撮影画像データからトリミング枠内の画像に対応する画像データをトリミングして、フラッシュメモリ11に記録させるというものである。
CPU10は、ユーザのキー入力部13の操作により静止画撮影モードに設定されると、CCD5により撮像された被写体のスルー画像を画像表示部12に表示させるとともに、スルー画象上にトリミング枠20を表示させる(表示制御手段)。このトリミング枠20は、トリミングする画像の位置を示すトリミング位置情報(トリミング範囲情報)、トリミングする画像の大きさを示すトリミングサイズ情報(トリミング範囲情報)に基づいて表示させる。このトリミング位置情報及びトリミングサイズ情報は、予めメモリ9に記憶されている。
CPU10は、ユーザによって画像サイズの設定操作が行なわれたと判断すると、該設定操作にしたがって画像サイズの設定を行なう。
また、CPU10は、ユーザによってシャッタボタンが押下されたか否かの判断も行う。この判断は、キー入力部13からシャッタボタン押下に対応する操作信号が送られてきたか否かにより判断する。
なお、このとき設定されている画像サイズは最高画像サイズ以下の画像サイズ、つまり、最高画像サイズより小さい画像サイズであるとする。この最高画像サイズとは、CCD5から出力された画像データの画像サイズのことをいい、ここでは、CCD5から出力される画像データは3072×2304ドット(ピクセル)の画像データであるから、最高画像サイズは3072×2304ドット(ピクセル)ということになる。
また、CPU10は、現在設定されている画像サイズが最高画像サイズか否かを判断し、最高画像サイズでないと判断すると、該記憶された撮影画像データが現在設定されている画像サイズとなるように撮影画像データに対して補間間引き、単純間引き等の縮小処理を施し(縮小手段)、該縮小された画像データをバッファメモリに記憶させる。
そして、CPU10は、該バッファッメモリに記憶させたJPEG形式の画像データ1及びJPEG形式の画像データ2をフラッシュメモリ11に記録させる(記録制御手段)。
そして、該縮小処理が施された画像データからトリミング枠に対応する部分の画像の画像データを切り出し(コピーし)、該切り出した画像データにJPEG形式等の圧縮処理を施してバッファメモリに記憶させていた。
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図7のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部13の操作によりデジタルカメラ1の電源がONされると、
CPU10は、CCD5による被写体の撮像を開始させ、CCD5によって撮像された被写体の画像データに対して画像処理を施してバッファメモリ(DRAM8)に記憶し、該記憶した画像データの画像を画像表示部12に表示させるという、いわゆるスルー画像表示を開始する(ステップS1)。
次いで、CPU10は、シャッタボタンがユーザによって押下されたか否かを判断する。この判断は、キー入力部13からシャッタボタン押下に対応する操作信号が送られてきたか否かにより判断する。
ステップS4で、画像サイズの設定操作が行われたと判断すると、CPU10は、設定操作に応じた画像サイズの設定を行なって(ステップS5)、ステップS3に戻り、ステップS4で、画像サイズの設定操作が行われていないと判断するとそのままステップS3に戻る。
次いで、CPU10は、該記憶した撮影画像データ(YUVデータ)からトリミング画像データの生成を行なう(ステップS8)。つまり、撮影画像データからトリミング枠20内の画像データに対応する画像データ、つまり、トリミング位置情報及びトリミングサイズ情報に基づいて画像データを切り出し、該切り出した画像データ(トリミング画像データ)をバッファメモリに記憶させる。なお、該切り出した画像データが現在設定されている画像サイズとなるように補間処理を施して画像サイズを大きくしてからバッファメモリに記憶させるようにしてもよい。
ステップS9で、現在設定されている画像サイズが最高画像サイズでないと判断すると、CPU10は、該記憶してある撮影画像データが現在設定されている画像サイズとなるように補間間引き等の縮小処理を施し、該縮小された画像データ(縮小画像データ)をバッファメモリに記憶させて(ステップS10)。ステップS11に進む。
ステップS11に進むと、CPU10は、該バッファメモリに記憶されているトリミング画像データ、及び、非トリミング画像データのそれぞれに対してJPEG形式等の圧縮処理を施してバッファメモリに記憶させる。非トリミング画像データとは、トリミングがされていない画像データ、つまり撮影画像データのことをいい、ステップS9で最高画像サイズでないと判断された場合には、縮小された撮影画像データであり、ステップS9で最高画像サイズであると判断された場合には、静止画撮影処理により得られた縮小されていない撮影画像データである。
そして、該バッファメモリに記憶されている圧縮された2つの画像データをフラッシュメモリ11に記憶させる。
また、撮影画像データからトリミングした画像データは、縮小処理が施されていない撮影画像データからトリミングされた画像データであるので、現在設定されている画像サイズに拘わらず、最高画像サイズが選択されているときと同等の画質を有するトリミング画像を得ることができ、画質の劣化の少ないトリミング画像データを得ることができ、綺麗な画像を得ることができる。
また、トリミング枠20を画像表示部12に表示させるようにしたが、トリミング枠20を画像表示部12に表示させないようにしてもよい。しかし、トリミング位置情報及びトリミングサイズ情報は記憶させておく。トリミングする画像の範囲が定まらないからである。
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り兼用シャッタ
5 CCD
6 TG
7 ユニット回路
8 DRAM
9 メモリ
10 CPU
11 フラッシュメモリ
12 画像表示部
13 キー入力部
14 音声処理部
15 ストロボ駆動部
16 ストロボ発光部
17 カードI/F
18 メモリ・カード
Claims (10)
- 被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により得られた画像データを縮小する縮小手段と、
前記縮小手段により縮小される前の前記撮像手段により得られた画像データからトリミング画像データを生成する生成手段と、
前記縮小手段により縮小された画像データと、前記生成手段により生成されたトリミング画像データとを記録手段に記録する記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記生成手段は、
前記撮像手段により得られたロウデータの画像データからトリミング画像データを生成することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記撮像手段により得られた画像データを補間する補間手段を備え、
前記縮小手段は、
前記補間手段により補間された画像データを縮小し、
前記生成手段は、
前記縮小手段により縮小される前の前記補間手段により補間された画像データ
からトリミング画像データを生成することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 画像サイズを設定する設定手段を備え、
前記縮小手段は、
前記設定手段により設定された画像サイズに応じて前記撮像手段により得られた画像データを縮小することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮像装置。 - 前記生成手段は、
前記縮小手段により縮小される前の前記撮像手段により得られた画像データから2以上のトリミング画像データを生成することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。 - 前記生成手段は、
トリミング範囲情報に基づいて、前記撮像手段により得られた画像データからトリミング画像データを生成することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の撮像装置。 - 前記トリミング範囲情報は、
トリミングする画像の位置を示すトリミング位置情報、トリミングする画像の大きさを示すトリミングサイズ情報のうち少なくとも1以上の情報からなることを特徴する請求項6記載の撮像装置。 - 前記撮像手段により撮像された画像データを表示手段に表示させるとともに、前記生成手段によりトリミング画像が生成される画像の範囲を示すトリミング枠を表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の撮像装置。
- 前記表示制御手段は、
トリミング範囲情報に基づいて、前記表示手段にトリミング枠を表示させることを特徴とする請求項8記載の撮像装置。 - 被写体を撮像する撮像処理と、
前記撮像処理により得られた画像データを縮小する縮小処理と、
前記縮小処理により縮小される前の前記撮像処理により得られた画像データからトリミング画像データを生成する生成処理と、
前記縮小処理により縮小された画像データと、前記生成処理により生成されたトリミング画像データとを記録媒体に記録する記録制御処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2018137797A (ja) * | 2016-03-17 | 2018-08-30 | カシオ計算機株式会社 | 撮像装置、撮像方法及びプログラム |
JP2019176387A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 撮像装置 |
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