JP4748442B2 - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents

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本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、広範囲に被写体を撮像することができるレンズを備えた撮像装置及びそのプログラムに関する。
近年、魚眼レンズを使用して被写体を撮像する技術が登場してきている。これにより、180°などの広範囲で被写体を撮像することできるが、魚眼レンズを用いて撮像すると撮像した画像データの画像は歪んだ画像となってしまう。
このため、下記特許文献に示すように魚眼レンズを使用して撮像された全体の画像データの中から、指定された領域内の画像データに対して歪み補正を施し、該歪み補正がされた画像データを表示させることができる魚眼レンズを備えた電子スチルカメラが登場してきている。
公開特許公報 特開平2−127877
しかしながら、上記した特許文献記載の技術によれば、魚眼レンズを使用して撮像された全体画像の中から、指定された領域内の画像に対して歪み補正を行うことはできたが、指定する領域や、記録の方法などを自由に指定することはできなかった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、例えば魚眼レンズなどの広範囲に被写体を撮像することができるレンズにより撮像された画像の一部を抽出して表示する場合の使い勝手を向上させた撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、装置本体の向きに対する角度を指定する角度指定手段と、前記角度指定手段により指定された角度に対応する一部分の画像データを、前記撮像手段により撮像された画像データから抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された一部分の画像データを表示する画像表示手段と、前記角度指定手段により指定された角度を前記画像表示手段により表示されている一部分の画像データとともに表示する角度表示手段と、を備え、前記角度表示手段は、レンズを垂直方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、仰角と水平角度により前記角度を表示し、レンズを水平方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、左右角度と上下角度により前記角度を表示することを特徴とする
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記抽出手段は、レンズを垂直方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、前記角度指定手段により指定された仰角に対応する所定の仰角範囲内であり、かつ、前記角度指定手段により指定された水平角度に対応する所定の水平角度範囲内の領域から画像データを抽出し、レンズを水平方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、前記角度指定手段により指定された左右角度に対応する所定の左右角度範囲内であり、かつ、前記角度指定手段により指定された上下角度に対応する所定の上下角度範囲内の領域から画像データを抽出するようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、前記撮像手段は、所定以上の撮影画角を有する魚眼レンズを使用して被写体を撮像し、前記抽出手段により抽出された一部分の画像データに対して、魚眼レンズにより生じた画像の歪みを補正する補正手段を更に備え、前記画像表示手段は、前記補正手段により歪みのない画像データに補正された画像データを表示手段に表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、前記補正手段は、レンズを垂直方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、前記所定の仰角範囲内であり、かつ、前記所定の水平角度範囲内の領域の画像データを矩形になるように補正し、レンズを水平方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、前記所定の左右角度範囲内であり、かつ、前記所定の上下角度範囲内の領域の画像データを矩形になるように補正し、前記画像表示手段は、前記補正手段により矩形に補正された画像データを表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記角度表示手段は、水平方向の位置を示す棒状の表示領域である水平範囲指定バーと、垂直方向の位置を示す棒状の表示領域である垂直範囲指定バーを表示し、レンズを垂直方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、前記水平範囲指定バーにより水平角度を表示するとともに前記垂直範囲指定バーにより仰角を表示し、レンズを水平方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、前記水平範囲指定バーにより左右角度を表示するとともに前記垂直範囲指定バーにより上下角度を表示するようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記抽出手段は、前記角度指定手段により指定された角度を保持したままで、前記撮像手段により繰り返し撮像される画像データの各々から、この保持されている角度に対応する一部分の画像データを繰り返し抽出し、前記画像表示手段は、前記抽出手段により繰り返し抽出される一部分の画像データを繰り返し更新しながら表示するようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記画像表示手段により前記一部分の画像データを繰り返し更新しながら表示している最中において、ユーザによる撮影指示操作があった場合には、前記撮像手段により撮像された画像データを記録し、ユーザによる前記角度を変更する指示操作があった場合には、前記保持されている角度を変更するようにしてもよい。
また、例えば、請求項8に記載されているように、ユーザによる撮影指示操作に応じて前記撮像手段により撮像された画像データを記録する撮影記録手段を更に備え、前記抽出手段は、前記撮影記録手段により記録された画像データを対象として前記角度指定手段により指定された角度に対応する一部分の画像データを抽出し、前記画像表示手段は、前記撮影記録手段により記録された画像データを対象として前記抽出手段により抽出された一部分の画像データを表示するようにしてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、前記撮影記録手段は、前記撮像手段により撮像された全画像データを記録し、前記抽出手段により抽出された一部分の画像データを記録する編集記録手段を更に備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記撮影記録手段は、前記撮像手段により撮像された歪み補正前の全画像データを記録し、前記編集記録手段は、歪み補正後の画像データを記録するようにしてもよい。
また、例えば、請求項11に記載されているように、ユーザが垂直撮りモードと水平撮りモードとのうちどちらかのモードを選択するため選択手段を更に備え、垂直撮りモードが選択された場合には、レンズを垂直方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合であると判断し、水平撮りモードが選択された場合には、レンズを水平方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合であると判断するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項12記載の発明によるプログラムは、被写体を撮像する撮像手段を備えた撮像装置のコンピュータを、装置本体の向きに対する角度を指定する角度指定手段と、前記角度指定手段により指定された角度に対応する一部分の画像データを、前記撮像手段により撮像された画像データから抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された一部分の画像データを表示する画像表示手段と、前記角度指定手段により指定された角度を前記画像表示手段により表示されている一部分の画像データとともに表示する角度表示手段と、して機能させるプログラムであって、前記角度表示手段は、レンズを垂直方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、仰角と水平角度により前記角度を表示し、レンズを水平方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、左右角度と上下角度により前記角度を表示することを特徴とする
本発明によれば、装置本体の向きに対する角度を指定し、この指定された角度に対応する一部分の画像データを撮像手段により撮像された画像データから抽出して表示することが可能な撮像装置において、前記指定された角度を前記一部分の画像データとともに表示する場合に、レンズを垂直方向に向けて撮像された画像データを表示する場合には、仰角と水平角度により角度を表示し、レンズを水平方向に向けて撮像された画像データを表示する場合には、左右角度と上下角度により角度を表示するようにしたので、レンズを垂直方向に向けて撮像した場合とレンズを水平方向に向けて撮像した場合のどちらの場合であっても、表示されている一部分の画像データがどの角度に対応する画像であるかをユーザが容易に認識できる
以下、本実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の外観を示す図である。
図1(a)はデジタルカメラ1の正面を表している図であり、デジタルカメラ1の正面は、魚眼レンズ2と、ストロボ発光部14とを備えており、デジタルカメラ1の上面にはシャッタボタン17を備えている。
また、図1(b)はデジタルカメラ1の背面を表している図であり、デジタルカメラ1の背面は、画像表示部10、SETキー18、モードキー19、十字キー20を備えている。
図2は、本発明の魚眼レンズを備えた撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、魚眼レンズ2、CCD3、TG(timing generator)4、ユニット回路5、DRAM6、メモリ7、フラッシュメモリ8、CPU9、画像表示部10、キー入力部11、歪補正部12、ストロボ駆動部13、ストロボ発光部14、カードI/F15を備えており、カードI/F17には、図示しないデジタルカメラ1本体のカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード16が接続されている。
CCD3は、魚眼レンズ2を介して投影された被写体の光を電気信号に変換し、撮像信号としてユニット回路5に出力する。また、CCD3は、TG4によって生成された所定周波数のタイミング信号にしたがって駆動する。TG4にはユニット回路5が接続されている。
ユニット回路5は、CCD3から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD3の撮像信号は、ユニット回路5を経てデジタル信号としてCPU9に送られる。
CPU9は、ユニット回路5から送られてきた画像データの画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理等)、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式やMPEG形式の圧縮・伸張)の処理などを行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
歪補正部12は、魚眼レンズにより生じた撮像された画像の歪みを補正するものである。この歪みの補正処理は、上記先行文献として記載した特許文献に記載されているように既に周知の技術なのでここでは簡単に説明する。
図3(a)に示すように魚眼レンズを介して撮像された画像データの画像の形は円形であり、この画像データの画像を複数の部分に分け、この画像データの画像の部分毎に歪み率を記憶した記憶領域を歪補正部12は有し、この記憶領域に記憶された部分毎の歪み率に基づいて、その部分の画像データの画像の歪みを補正する。各部分の画像は、左右角度、上下角度によって識別される。画像の中心部分の画像を左右角度0°、上下角度0°とすると、図3(a)のBの部分の画像は、左右角度―25°、上下角度25°となり、Cの部分の画像は、左右角度50°、上下角度−25°となる。
この角度は、この部分の画像の光が入射した魚眼レンズ上の位置の角度に対応する。
図3(b)は、図1に示す魚眼レンズ2のA−A´の断面を示す図である。
図3(b)を見ると、魚眼レンズの中心部の左右角度は0°となり、そこを中心に左右方向に左右角度が25°、−25°、50°、−50°となっているのがわかる。
つまり、魚眼レンズ2の左右角度25°の部分を透過した光を撮像した部分の画像が上述した左右角度25°の部分の画像となり、魚眼レンズ2の左右角度50°の部分を透過した光が撮像された部分の画像が上述した左右角度50°の部分の画像となる。
上下角度について説明しないが、上記した左右角度と同じ要領で、魚眼レンズ2の上下角度が各部分の画像の上下角度に対応する。
この魚眼レンズを介して撮像された画像の各部分の角度情報は、メモリ7(記憶手段)の角度テーブルに記憶しておく。この角度テーブルによって、各部分の角度を認識することができ、また、角度によってどの部分であるかも認識することができる。
なお、ここでは、各部分の左右角度、上下角度を25°ずつにして区切ったが、もっと細かく区切るようにしてもよい。つまり、分ける画像の数をもっと多くするようにしてもよい。
DRAM6は、CCD3によって撮像された後、CPU9に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU9のワーキングメモリとして使用される。
フラッシュメモリ8やメモリ・カード16は、CCD3によって撮像された画像データなどを保存しておく記録媒体である。なお、本実施例では、画像データの書き込み(記録)は、専らフラッシュメモリ8を用いて説明しているが、ユーザのキー入力部13の操作により、画像データをフラッシュメモリ8に記録するか、メモリ・カード16に記録するかを選択することができる。このフラッシュメモリ8やメモリ・カード16は、本発明の記録手段として機能する。
画像表示部10は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された画像データの一部をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、保存用フラッシュメモリ11やメモリ・カード18から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。この画像表示部12は、本発明の表示手段に相当する。
キー入力部13は、シャッタボタン17、SETキー18、モードキー19、十字キー20等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU9に出力する。このキー入力部13は、本発明の角度指定手段、指示手段、選択手段として機能する。
ストロボ駆動部13は、CPU9の制御信号にしたがって、ストロボ発光部14を閃光駆動させ、ストロボ発光部14はストロボを閃光させる。CPU9は、図示しない測光回路又はCCD3から出力される画像データの輝度成分によって撮影シーンが暗いか否かを判断し、撮影シーンが暗いと判断し、且つ、撮影を行うと判断した場合(シャッタボタン押下時)には、ストロボ駆動部15に制御信号を送る。
メモリ7には、CPU9によるデジタルカメラ1の各部の制御に必要なプログラム、及び各部の制御に必要なデータ(角度テーブル)が記録されており、CPU9は、このプログラムにしたがって処理を行うことにより、本発明の取得手段、撮像手段、指定手段、抽出手段、補正手段、表示制御手段、設定手段、記録制御手段、第1の記録制御手段、第2の記録制御手段、判断手段として機能する。
また、メモリ7には、角度情報を記憶させておくための角度情報記憶領域も有する。
B.デジタルカメラ1の動作
B−1.静止画撮影モードについて
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の静止画撮影モードの動作を図4のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部11のモードキー19の操作により撮影モードに設定されると、CPU9は、CCD3により撮像された全画像データを取得し、該取得した画像データに対して画像処理を施してバッファメモリ(DRAM6)に記憶させる(ステップS1)。
そして、CPU9は、メモリ7の角度情報記憶領域に記憶されている角度情報に基づいて、歪み補正を行なう範囲の画像データを、バッファメモリに記憶した全画像データの中から抽出し、該抽出した画像データを歪補正部12に出力し、歪補正部12は、入力された画像データを歪みのない状態の画像データに補正して、CPU9に出力する(ステップS2)。魚眼レンズを用いて被写体を撮像すると、広範囲の被写体を撮像することができるが、歪んだ画像となるためその歪みを補正するためである。
また、角度情報記憶領域に記憶されている角度情報には、左右角度と上下角度を示す情報が記憶されている。これにより、角度テーブルを用いて、この角度情報から画像上の部分を特定することができ、この特定した部分に基づいて、歪み補正を行なう画像データを抽出することができる。
魚眼レンズを用いると広範囲、立体的なパノラマ画像を撮像することができるため、撮像した画像データの全てを表示させることはできないからである。また、間引き処理などをして撮像した全ての画像データを表示させることは可能であるが、画像サイズの小さい画像データ、画質の悪い画像データとなってしまうからである。
なお、このときメモリ7の角度情報記憶領域に角度情報が記憶されていない場合には、予め定められた角度情報に基づいて抽出する画像データを定める。
CPU9は、歪補正部12から送られてきた歪み補正後の画像データをバッファメモリ6に記憶し、該記憶した歪み補正後の画像データを画像表示部10の画像表示枠に表示させる(ステップS3)。これにより、画像表示部10に表示される画像は歪みの無い綺麗な画像が表示させることができ、且つ、CCD3により撮像された画像データのうち表示させたい画像データのみに対して歪み補正を行なうので処理負担が軽減されることとなる。
ここで、図5は、本発明のデジタルカメラ1を用いて撮像された全画像データに対して歪み補正を行なったと仮定したときの画像データの全画像の様子を示すものである。なお、魚眼レンズ2を用いて撮像すると、空間的なパノラマ画像となるが、ここでは便宜上、平面的な画像で表している。
そして、例えば、図5の枠30に示す範囲が角度情報記憶領域に記憶されている角度情報に基づく範囲であるとすると、この枠30内の画像データのみに対して歪み補正を行なって、該補正した画像データの画像を画像表示部10の画像表示枠に表示させる。つまり、画像表示部10に表示される画像は、図6に示すような画像が表示されることとなる。なお、画像表示部10に表示させる画像データより若干広い範囲の画像データに対して歪み補正を行なうようにしてもよい。
次いで、CPU9は、ユーザによってスルー画像を表示させたい範囲の変更操作が行なわれたか否かの判断を行う(ステップS4)。この判断は、キー入力部11の十字キー20の操作が行われたか否かにより判断を行う。
そして、ステップS4で、スルー画像を表示させたい範囲の変更操作が行なわれたと判断すると、CPU9は、ユーザの操作にしたがって変更された新たな角度を示す情報を角度情報記憶領域に記憶させて(ステップS5)、ステップS6に進む。つまり記憶している角度情報を更新させる。
一方、ステップS4で、スルー画像を表示させたい範囲の変更操作が行われていないと判断すると、そのままステップS6に進む。
ここで、ユーザのスルー画像を表示させたい範囲の変更操作を図1(b)を用いて説明する。
画像表示部10には、水平範囲指定バー21と、垂直範囲指定バー22と、画像表示枠23が表示さる。この画像表示枠23に、歪補正部12によって補正された歪みの無い画像データが表示される。
また、この水平範囲指定バー21は、CCD3によって撮像された被写体のうち現在表示させている画像の中心部分の左右角度(現在指定されている左右角度)を表わすものである。図7に示すように水平範囲指定バー21の左端から右端までの範囲を、CCD3によって撮像された画像の左右角度−75°から75°とし、三角部のある位置が指定されている左右角度であるということになる。
また、この垂直範囲指定バー22は、CCD3によって撮像された被写体のうち現在表示させている画像の中心部分の上下角度(現在指定されている上下角度)を表わすものである。図7に示すように垂直範囲指定バー22の上端から下端までの範囲を、CCD3によって撮像された画像の上下角度50°から−50°とし、三角部のある位置が指定されている上下角度であるということになる。
この水平範囲指定バー21と垂直範囲指定バー22により画像の中心となる角度が特定され、該特定された角度に対応する画像上の部分を角度テーブルから取得し、該該取得した部分を中心とした画像が画像表示枠23に表示されることとなる。つまり、該特定された角度を中心とした画像の画像データが歪補正部12に出力され、歪補正部12によって歪み補正が行なわれる。
この水平範囲指定バー21と、垂直範囲指定バー22によって指定される角度は、角度情報記憶領域に記憶されている角度情報に基づいて定められる。
なお、ユーザが左右角度の範囲、上下角度の範囲を指定することができるようにし、CPU9は、該指定された左右角度の範囲、上下角度の範囲を指定された角度とするようにしてもよい。図8に示すように、例えば、左右角度を0〜50°と指定し(網がかっている部分)、上下角度の範囲を20°〜−10°と指定する(網がかっている部分)ようにしてもよい。そして、該指定された範囲の画像データを抽出して歪補正部12に出力する。つまり、表示させる(歪み補正を行なう)範囲をユーザが指定することができるようにしてもよい。
そして、ユーザは、十字キー20の「←」キー、「→」キーを操作することにより指定する左右角度を、十字キー20の「↑」キー、「↓」キーを操作することにより上下角度を変更することができる。例えば、ユーザが「←」キーの操作を行なうと、指定される左右角度が左に移動していき(小さくなっていき)、ユーザが「→」キーの操作を行なうと、指定される左右角度が右に移動していく(大きくなっていく)。
また、ユーザが「↑」キーの操作を行なうと、指定される上下角度が上に移動していき(大きくなっていき)、ユーザが「↓」キーの操作を行なうと、指定される上下角度が下に移動していく(小さくなっていく)。
そして、ユーザの十字キー20の操作により指定する左右角度、上下角度の変更が行なわれると、該変更後の指定された左右角度、指定された上下角度を示す情報を角度情報記憶領域に記憶させる。つまり、角度情報の記憶の更新を行なう。角度情報の記憶の更新が行なわれることにより、歪み補正を行なう範囲、画像表示枠23に表示させる画像の範囲が変わることになる。
このように、ユーザは左右角度、上下角度を指定することができるので、表示させたい方向の画像を見ることが可能となる。
図4のフローチャートに戻り、ステップS6に進むと、CPU9は、静止画撮影を行なうか否かの判断を行う。この判断は、シャッタボタン17の押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS6で、シャッタボタンが押下されたと判断すると、静止画撮影処理を行い、該撮影処理により得られた(CCD3により得られた)全画像データをフラッシュメモリ8に記録させる。このとき、フラッシュメモリ8に記録される画像データは、歪補正部12で歪み補正が行なわれていない画像データである。
次いで、静止画撮影モードを終了するか否かを判断し(ステップS8)、静止画撮影モードを終了しないと判断するとステップS1に戻り、静止画撮影モードを終了すると判断すると、静止画撮影モードを終了する。
一方、ステップS6で、シャッタボタンが押下されていないと判断すると、ステップS1に戻る。
B−2.編集モードについて
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の編集モードの動作を図9のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部11のモードキー19の操作により編集モードに設定されると、CPU9は、フラッシュメモリ8に記録されている歪み補正が行なわれていない画像データのサムネイル画像を画像表示部10に一覧表示させる(ステップS21)。
そして、CPU9は、ユーザによってサムネイル画像が選択されたか否かの判断を行う(ステップS22)。
ステップS22で、サムネイル画像が選択されていないと判断すると選択されるまでステップS22に留まり、サムネイル画像が選択されたと判断すると、該選択されたムネイル画像に対応する画像データを取得する(ステップS23)。つまり、該選択されたサムネイル画像に対応する画像データをフラッシュメモリ8から読み出し、バッファメモリに記憶させる。
そして、CPU9は、メモリ7に角度情報記憶領域に記憶されている角度情報に基づいて、歪み補正を行なう範囲の画像データを、該取得した全画像データの中から抽出し、該抽出した画像データを歪補正部12に出力し、歪補正部12は、入力された画像データを歪みのない状態の画像データに補正して、CPU9に出力する(ステップS24)。つまり、歪補正部12により、魚眼レンズ2により歪んだ画像データは、歪みのない画像データに補正されることになる。なお、このときメモリ7の角度情報記憶領域に角度情報が記憶されていない場合には、予め定められた角度情報に基づいて抽出する画像データを定める。
次いで、CPU9は、歪補正部12から送られてきた画像データをバッファメモリに記憶し、該記憶した画像データを画像表示枠23に表示させる(ステップS25)。
また、CPU9は、現在表示させている画像データをフラッシュメモリ8に記録するか否かの判断を行う(ステップS26)。この判断は、シャッタボタン17の押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS26で、シャッタボタンが押下されていないと判断すると、CPU9は、表示させたい画像の範囲の変更操作が行なわれたか否かを判断する(ステップS27)。この判断は、静止画撮影モードで説明したように、十字キー20の操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断を行う。
ステップS27で、表示させたい画像の範囲の変更操作が行なわれたと判断すると、ユーザの十字キー20の操作にしたがって角度情報記憶領域に記憶されている角度情報の記憶の更新を行って(ステップS28)、ステップS24に戻り、ステップS27で、表示させたい画像の範囲の変更操作が行なわれていないと判断するとそのままステップS24に戻る。
ステップS26で、シャッタボタン17が押下されたと判断すると、現在画像表示枠23に表示させている画像データ(歪補正部12により歪み補正が行なわれた画像データ)をフラッシュメモリ8に記録する。これにより、フラッシュメモリ8には、歪みのない画像データが記録されることとなる。
次いで、ステップS23で取得した画像データから再び歪みのない画像データを生成して記録するか否かを判断し(ステップS30)、再び歪のない画像データを生成して記録すると判断するとステップS24に戻り、ステップS23で取得した画像データから再び歪みのない画像データを生成して記録しないと判断すると処理を終了する。
C.以上のように実施の形態の静止画撮影モードにおいては、角度情報記憶領域に記憶されている角度情報に基づいて、歪み補正を行なう画像データを、CCD3によって撮像された画像データの中から抽出し、該抽出した画像データに対して歪み補正を行なうようにしたので、スルー画像表示時に歪みのない画像を表示させることができる。
また、スルー画像表示時に十字キー20を操作すると、角度情報の記憶が更新されるので、表示させたい範囲の画像を表示させることができる。
また、ユーザは角度(左右、上下)を指定することにより、表示させたい方向の画像を見ることができる。
また、CCD3により撮像され、歪み補正が行なわれていない全画像データを記録することができるので、編集の自由度を高めることができる。
また、実施の形態におけるデジタルカメラ1の編集モードにおいては、角度情報記憶領域に記憶されている角度情報に基づいて、歪み補正を行なう範囲の画像データを、選択した記録画像データの中から抽出し、該抽出した画像データに対して歪み補正を行なうようにしたので、記録した画像データの一部の画像を綺麗な状態で見ることができる。
また、歪み補正した画像データを表示させ、シャッタボタンが押下されると、該表示させた画像データをフラッシュメモリ8に記録するようにしたので、魚眼レンズ2で撮影された画像データから、1又は2以上の歪みのない画像データを生成して記録することができる。
また、シャッタボタンが押下されると、表示している歪み補正後の画像データをフラッシュメモリ8に記録するようにしたので、記録したい画像データか否かをユーザが選択することができ、自分が気に入った画像データを得ることができる。
なお、実施の形態においては、シャッタボタンが押下されると、CCD3により撮像された、歪み補正前の全画像データを記録するようにしたが、シャッタボタンが押下されると、静止画撮影処理により得られた画像データのうち、記憶されている角度情報に基づいて、歪み補正を行なう範囲の画像データを抽出し、該抽出した画像データに対して歪み補正を行ない、該歪み補正を行なった画像データのみをフラッシュメモリ8に記録するようにしてもよい。
また、シャッタボタンが押下されると、CCD3により撮像された、歪み補正がされていない全画像データと、角度情報に基づいて歪み補正を行なった画像データとの両方をフラッシュメモリ8に記録するようにしてもよい。
また、シャッタボタン17を押下すると、表示させた画像データを記録するとともに、表示されていない画像の画像データに対しても、歪み補正を行なってフラッシュメモリ8に記録するようにしてもよい。これにより、画像の内容が異なる画像データを複数得ることができることになる。
また、魚眼レンズ2を備えたデジタルカメラ1を用いて説明したが、魚眼レンズ2を有しない撮像装置に魚眼レンズを取り付けるような態様のものであってもよい。
また、本発明は、以下のような変形例も可能である。
[変形例]
D.上記実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
変形例では、垂直撮りモードと水平撮りモードというものを設け、垂直撮りモードと水平撮りモードとでは、歪み補正部12による歪み補正の方法が異なるというものである。
垂直撮りモードとは、通常の撮影で行なうように撮影しようとする被写体に光軸を向けて撮影するモードであり、水平モードとは、撮影しようとする被写体と平行になるように光軸を向けて撮影するモードのことをいう。上記実施の形態では垂直撮りモードに該当する。
歪み補正の方法以外は上記実施の形態と同様なので、以下、歪み補正の方法について説明すする。
水平モードの場合には、撮像された画像データの画像を図10(a)に示すように中心から放射上に伸びた線と、半径の異なる複数の円で区切られた複数の部分(例えば、(1)〜(24))に分け、この画像データの画像の部分毎に歪み率を記憶した記憶領域Aを歪補正部12は有する。そして、この記憶領域に記憶された部分毎の歪み率に基づいて、その部分の画像データの画像の歪みを補正する。なお、撮像された画像データの画像の中心部分の画像に対応する歪み率は記憶されていない。水平撮りモードの場合には、撮影したい被写体と平行となるように光軸を向けるため、光軸方向の被写体は撮影したい被写体ではないからである。例えば、自分の360°周りの風景を撮影したい場合には、光軸を空(上)の方向に向けることにより、360°の周りの被写体を撮影することが可能となる。
この分けられた各部分の画像は、水平角度と、仰角によって識別される。
図8(a)に示すように、ある位置を水平角度0°とすることで、各部分の水平角度(0°〜±180°)が定まることとなる。また、一番外側の部分の仰角を−10°、次に内側の部分の仰角を0°とし、一番内側の部分の仰角を20°とする。
なお、ここでは、水平角度を45°ずつ、仰角を−10°、0°、20°の3つに分けたが、もっと細かく分けるようにしてもよい。つまり、分ける画像の数をもっと多くするようにしてもよい。
この水平撮りモード用の各部分の角度情報は、メモリ7の水平撮り用角度テーブルに記憶しておく。この水平撮り用角度テーブルによって、各部分の角度を認識することができ、また、角度によってどの部分であるかも認識することができる。
この水平角度は画像表示部10の水平範囲指定バー21に対応しており、この仰角は、垂直範囲指定バー22に対応している。具体的に説明すると、図10(b)に示すように、水平範囲指定バー21の左端は水平角度−180°となり、右端は水平角度180°となる。また、垂直範囲指定バー22の上端は仰角20°となり、下端は仰角−10°ということになる。このとき上記実施の形態で説明したように、指定する水平角度、仰角を1点ずつとし、該指定した角度を中心とした画像の画像データを抽出して、歪み補正を行なうようにしてもよいし、図10(b)に示すように、水平角度の範囲、仰角の範囲を指定することができるようにし、該指定された範囲の画像データを抽出して歪み補正を行なうようにしてもよい。この場合には、ユーザは抽出する範囲の画像を指定することができることとなる。
ここで、水平撮りモードにおける歪み補正が垂直撮りモードにおける歪み補正と違う点は、撮像した画像を表示するとき、外円周側の画像が下側となり、内円周の画像が上側となるので、例えば、(3)、(2)の部分の画像を表示する場合には、(3)の部分の画像が下側に表示され、(2)の部分の画像が上側に表示されることとなる。これは、垂直撮りモードにおいては、撮像した画像を表示するときには、下側で撮像された画像はそのまま下側に表示され、上側で撮像された画像はそのまま上側で表示されるのとは大きく異なることとなる。
なお、静止画撮影モードで撮像した画像データを記録するときには、どちらのモードが選択されたか否かを示すモード情報も一緒に記録しておき、編集モードにおいて、選択された画像データに付随するモード情報を読み出し、該読み出したモード情報に基づくモードに対応する補正方法で歪み補正を行なうようにしてもよい。
また、上記実施の形態におけるデジタルカメラ1は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA、カメラ付きパソコン、カメラ付きICレコーダ、又はデジタルビデオカメラ等でもよく、要は魚眼レンズを用いて(取り付け用も可)被写体を撮影することができる機器であれば何でもよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラの外観を示す図である。 本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 CCDにより撮像された画像データの画像の各部分の角度を示す図である。 実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 CCD3により撮像された全体に対して歪み補正を行なったときの画像を示すものである。 画像表示枠23に表示された歪補正後の画像を示す図である。 撮像している被写体と水平範囲指定バー21及び垂直範囲指定バー22との関係を示した図である。 撮像している被写体と水平範囲指定バー21及び垂直範囲指定バー22との関係を示した図である。 実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 変形例における歪み補正の方法を説明するための図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 CCD
4 TG
5 ユニット回路
6 DRAM
7 メモリ
8 フラッシュメモリ
9 CPU
10 画像表示部
11 キー入力部
12 歪補正部
13 ストロボ駆動部
14 ストロボ発光部
15 カードI/F
16 メモリ・カード
17 シャッタボタン
18 SETキー
19 モードキー
20 十字キー
21 水平範囲指定バー
22 垂直範囲指定バー
23 画像表示枠

Claims (12)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    装置本体の向きに対する角度を指定する角度指定手段と、
    前記角度指定手段により指定された角度に対応する一部分の画像データを、前記撮像手段により撮像された画像データから抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された一部分の画像データを表示する画像表示手段と、
    前記角度指定手段により指定された角度を前記画像表示手段により表示されている一部分の画像データとともに表示する角度表示手段と、
    を備え、
    前記角度表示手段は、レンズを垂直方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、仰角と水平角度により前記角度を表示し、レンズを水平方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、左右角度と上下角度により前記角度を表示することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記抽出手段は、レンズを垂直方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、前記角度指定手段により指定された仰角に対応する所定の仰角範囲内であり、かつ、前記角度指定手段により指定された水平角度に対応する所定の水平角度範囲内の領域から画像データを抽出し、レンズを水平方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、前記角度指定手段により指定された左右角度に対応する所定の左右角度範囲内であり、かつ、前記角度指定手段により指定された上下角度に対応する所定の上下角度範囲内の領域から画像データを抽出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮像手段は、所定以上の撮影画角を有する魚眼レンズを使用して被写体を撮像し、
    前記抽出手段により抽出された一部分の画像データに対して、魚眼レンズにより生じた画像の歪みを補正する補正手段を更に備え、
    前記画像表示手段は、前記補正手段により歪みのない画像データに補正された画像データを表示手段に表示させることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記補正手段は、レンズを垂直方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、前記所定の仰角範囲内であり、かつ、前記所定の水平角度範囲内の領域の画像データを矩形になるように補正し、レンズを水平方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、前記所定の左右角度範囲内であり、かつ、前記所定の上下角度範囲内の領域の画像データを矩形になるように補正し、
    前記画像表示手段は、前記補正手段により矩形に補正された画像データを表示させることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記角度表示手段は、水平方向の位置を示す棒状の表示領域である水平範囲指定バーと、垂直方向の位置を示す棒状の表示領域である垂直範囲指定バーを表示し、レンズを垂直方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、前記水平範囲指定バーにより水平角度を表示するとともに前記垂直範囲指定バーにより仰角を表示し、レンズを水平方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、前記水平範囲指定バーにより左右角度を表示するとともに前記垂直範囲指定バーにより上下角度を表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の撮像装置。
  6. 前記抽出手段は、前記角度指定手段により指定された角度を保持したままで、前記撮像手段により繰り返し撮像される画像データの各々から、この保持されている角度に対応する一部分の画像データを繰り返し抽出し、
    前記画像表示手段は、前記抽出手段により繰り返し抽出される一部分の画像データを繰り返し更新しながら表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の撮像装置。
  7. 前記画像表示手段により前記一部分の画像データを繰り返し更新しながら表示している最中において、ユーザーによる撮影指示操作があった場合には、前記撮像手段により撮像された画像データを記録し、ユーザーによる前記角度を変更する指示操作があった場合には、前記保持されている角度を変更することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. ユーザーによる撮影指示操作に応じて前記撮像手段により撮像された画像データを記録する撮影記録手段を更に備え、
    前記抽出手段は、前記撮影記録手段により記録された画像データを対象として前記角度指定手段により指定された角度に対応する一部分の画像データを抽出し、
    前記画像表示手段は、前記撮影記録手段により記録された画像データを対象として前記抽出手段により抽出された一部分の画像データを表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の撮像装置。
  9. 前記撮影記録手段は、前記撮像手段により撮像された全画像データを記録し、
    前記抽出手段により抽出された一部分の画像データを記録する編集記録手段を更に備えたことを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  10. 前記撮影記録手段は、前記撮像手段により撮像された歪み補正前の全画像データを記録し、
    前記編集記録手段は、歪み補正後の画像データを記録することを特徴とする請求項9記載の撮像装置。
  11. ユーザが垂直撮りモードと水平撮りモードとのうちどちらかのモードを選択するため選択手段を更に備え、
    垂直撮りモードが選択された場合には、レンズを垂直方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合であると判断し、水平撮りモードが選択された場合には、レンズを水平方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合であると判断することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記載の撮像装置。
  12. 被写体を撮像する撮像手段を備えた撮像装置のコンピュータを、
    装置本体の向きに対する角度を指定する角度指定手段と、
    前記角度指定手段により指定された角度に対応する一部分の画像データを、前記撮像手段により撮像された画像データから抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された一部分の画像データを表示する画像表示手段と、
    前記角度指定手段により指定された角度を前記画像表示手段により表示されている一部分の画像データとともに表示する角度表示手段と、
    して機能させるプログラムであって、
    前記角度表示手段は、レンズを垂直方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、仰角と水平角度により前記角度を表示し、レンズを水平方向に向けて撮像された画像データを前記画像表示手段により表示する場合には、左右角度と上下角度により前記角度を表示することを特徴とするプログラム。
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