JP2001086321A - 画像処理装置およびプリンタ装置 - Google Patents

画像処理装置およびプリンタ装置

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JP2001086321A
JP2001086321A JP26378999A JP26378999A JP2001086321A JP 2001086321 A JP2001086321 A JP 2001086321A JP 26378999 A JP26378999 A JP 26378999A JP 26378999 A JP26378999 A JP 26378999A JP 2001086321 A JP2001086321 A JP 2001086321A
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JP26378999A
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Takeshi Suzuki
猛士 鈴木
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部分画像の位置設定を簡単な操作で且つ効率良
く行えるようにし、トリミング処理の操作性の向上を図
る。 【解決手段】トリミングコントロール部301は、十字
キーの方向キーの操作に応じて部分画像の指定位置を移
動するための制御機能を有している。すなわち、部分画
像の指定位置は、基本的には、操作された方向キーに対
応する方向へ移動されるが、これに加え、次の移動制御
が行われる。1)シングルクリック操作では1ドット単
位での移動のみが行われ、2)長時間押し続ける操作で
はその期間中は1ドット単位での移動が連続的に実行さ
れ(スムーズスクロール)、3)ダブルクリック操作で
は現在位置から原画像の端部位置への移動が一度に行わ
れ、4)上下の2つの方向キーの同時押し操作、または
左右の2つの方向キーの同時押し操作では、現在位置か
ら原画像の中央位置への移動が一度に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データのトリミ
ング機能を有する画像処理装置およびそれを用いたプリ
ンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子カメラには、原画像の一部
を拡大して表示するための電子ズーム機能が設けられて
いる。この電子ズーム機能は、撮影済みの記録画像を読
み出して再生する場合にその一部を拡大表示したり、あ
るいは撮影時にその撮時画像の一部を拡大して記録する
といった用途で用いられている。拡大対象となる部分画
像の位置は、原画像上の中央部に固定的に定められてい
るものの他、任意に選択できるものもある。
【0003】拡大対象となる部分画像の位置を選択する
ための手段としては、例えば特開平10−336494
号公報に記載されているように、電子カメラに設けられ
た操作キーを利用し、その操作キーの操作で部分画像の
位置を上下左右方向に連続的に移動させるという方式が
知られている。
【0004】このような電子ズーム機能は、画像処理技
術の分野では一般にトリミングと称されている技術に相
当するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では、原
画像上における部分画像の位置の移動は1ドット単位で
連続的に行われているため、例えば部分画像を原画像上
の端から端に移動させるためには多くの時間がかかると
共に、その移動処理のために同じ操作キーを何度も繰り
替えし押したり、あるいは長時間押し続けるといった操
作が必要とされた。また、従来では、例えば原画像上の
端部位置や中央位置などのように目的とする移動先の位
置が決まっている場合でも、その位置に簡単に移動する
ことはできなかった。
【0006】また、通常、部分画像の位置選択時には、
原画像全体が画面表示されており、その画面上で部分画
像の領域を囲むためのズーム枠の位置を移動させるとい
う制御が行われる。この場合、原画像と部分画像との間
の位置関係は明確となるが、原画像全体が画面表示され
ているので、その画像の細部が確認しずらくなる等の問
題が生じる。特に電子カメラに搭載された小型LCD等
のモニタの場合には、細部の確認は非常に困難となる。
部分画像のみを画面全体に表示した状態でその部分画像
の位置選択を行うようにすれば、細部の画像を確認しな
がら部分画像の位置選択を行うことが可能となる。しか
し、このようにすると、今度は、原画像と部分画像との
間の位置関係が分かりにくくなるという問題が生じるこ
とになる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、部分画像の位置設定を簡単な操作で且つ効
率良く行えるようにし、操作性に優れた画像処理装置お
よびプリンタ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、原画像上の所定の指定位置の部分画像を
トリミングする機能を有する画像処理装置であって、前
記原画像または前記指定位置の部分画像を画面表示する
ための表示制御手段と、前記原画像からトリミングすべ
き部分画像の指定位置を所定方向に移動させるための移
動指示を行う移動指示手段であって、移動させる方向に
応じた複数の操作部を含む移動指示手段と、前記移動指
示手段内の各操作部の操作に応じて前記部分画像の指定
位置を移動させる移動制御手段とを具備し、前記移動制
御手段は、前記各操作部の第1の操作に応じて前記部分
画像の指定位置を所定方向に所定量移動させ、前記各操
作部の第2の操作に応じて前記部分画像の指定位置を所
定方向に前記所定量単位で連続的に移動させ、前記各操
作部の第3の操作に応じて前記部分画像の指定位置を現
在位置から所定方向側の端部位置にまで一度に移動させ
るよう、前記部分画像の指定位置の移動を制御すること
を特徴とする。
【0009】この画像処理装置においては、移動させる
方向に応じた複数の操作部を含む移動指示手段が設けら
れており、部分画像の指定位置は、操作された操作部に
対応する方向へ移動される。この場合、操作部の操作の
種類によって移動のための制御が異なり、第1および第
2の操作ではそれに応じて所定量単位での単位移動およ
び連続的な移動がそれぞれ行われるが、第3の操作がな
された際には、部分画像の指定位置を現在位置から所定
方向側の端部位置にまで一度に移動させるための制御が
行われる。よって、第3の操作を用いることにより、同
一操作キーを内ども何度も繰り返し押すことなく、部分
画像の指定位置を一気に目的の端部にまで移動できるよ
うになり、移動処理の高速化を図ることができる。ま
た、第1および第2の操作を用いれば、細かな位置設定
を行うことができる。これにより、簡単な操作で且つ効
率のよい位置設定が可能となる。
【0010】また、本発明は、原画像上の所定の指定位
置の部分画像をトリミングする機能を有する画像処理装
置であって、前記原画像または前記指定位置の部分画像
を画面表示するための表示制御手段と、前記原画像から
トリミングすべき部分画像の指定位置を所定方向に移動
させるための移動指示を行う移動指示手段であって、互
いに逆向きの移動方向に対応する少なくとも一対の操作
部を含む移動指示手段と、前記移動指示手段内の各操作
部の操作に応じて前記部分画像の指定位置を移動させる
移動制御手段とを具備し、前記移動制御手段は、前記一
対の操作部の同時操作に応じて、前記部分画像の指定位
置を、前記一対の操作部に対応した移動方向線上におけ
る前記原画像の中央位置に移動させるよう、前記部分画
像の指定位置の移動を制御することを特徴とする。
【0011】この画像処理装置においては、例えば上
下、または左右など、互いに逆向きの移動方向に対応し
た少なくとも一対の操作部を含む移動指示手段が設けら
れており、部分画像の指定位置は、操作された操作部に
対応する方向へ移動される。この場合、一対の操作部が
同時押しされると、部分画像の指定位置は、一対の操作
部に対応した移動方向線上における原画像の中央位置に
移動される。よって、目的とする位置まで簡単に移動す
ることが可能となり、操作性の向上を図ることが可能と
なる。
【0012】また、通常、部分画像の位置選択時には、
原画像全体が画面表示されて、その画面上で部分画像の
領域を囲むためのズーム枠の位置を移動させるという制
御が行われるのが普通であるが、この場合には、その画
像の細部が確認しずらくなる等の問題が生じる。特に電
子カメラに搭載された小型LCD等のモニタの場合に
は、細部の確認は非常に困難となる。
【0013】そこで、本発明は、細部の画像を確認しな
がら上述の移動指示手段および移動制御手段による部分
画像の位置選択を行えるようにするため、原画像全体で
はなく、現在の部分画像のみを画面表示することを特徴
とする。この場合、例えば画面のサイド等に位置確認の
ためのバーを表示することなどによって、部分画像の原
画像に対する相対位置を示す情報を画面上に表示するこ
とが好ましい。これにより、原画像と部分画像との間の
位置関係を明確にすることができる。
【0014】また、原画像全体ではなく、部分画像のみ
を画面表示するようにした場合には、前記移動制御手段
によって前記部分画像の指定位置が前記原画像の端部に
まで移動されたとき、その旨を画面表示または音声出力
によって提示する手段をさらに設けることが好ましい。
これにより、部分画像の指定位置が端部にまで移動され
たことがすぐ分かるようになり、ユーザインターフェイ
スの向上を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。まず、図1を参照して、本発明の一
実施形態に係る電子カメラの基本構造を説明する。
【0016】この電子カメラ11は感光式プリンタを内
蔵したデジタルスチルカメラであり、CCDなどの固体
撮像素子を用いて被写体像を撮影して記録媒体に記録す
るだけではなく、その撮影画像を記録媒体から読み出し
てプリント出力することができる。また、撮影済みの記
録画像を読み出して再生する場合にその一部を拡大表示
したり、あるいは撮影時にその撮時画像の一部を拡大し
て記録するための電子ズーム機能が設けられている。こ
の電子ズーム機能は原画像データから所定領域の部分画
像をトリミングし、そのトリミングした部分画像を拡大
処理することによって実現される。電子ズーム機能を利
用したトリミング処理は内蔵プリンタによるプリント出
力時にも利用することができ、撮影によって得られた画
像データの中の任意の部分を拡大してプリント出力する
事ができる。
【0017】図1(A)は、背面側から見た電子カメラ
11の外観を示す斜視図である。図示のように、電子カ
メラ11の本体には、レリーズスイッチ(シャッターボ
タン)12、モード切換えスイッチ13、光学ファイン
ダ14、画像表示LCD15、モード表示LCD16、
ストロボ17、十字キー18、および用紙排出口19な
どが設けられている。
【0018】レリーズスイッチ(シャッターボタン)1
2は撮影実行を指示するための操作ボタンであり、また
モード切換えスイッチ13は電子カメラ11の動作モー
ドを設定・変更したり、電子ズームのズーム倍率の設
定、さらにはプリントに関する各種設定の為に使用され
る操作ボタンである。電子カメラ11には、以下の動作
モードが用意されており、モード切換えスイッチ13の
操作によって使用するモードを切り換えることができ
る。
【0019】1)記録撮影モード:CCDなどの固体撮
像素子を用いて被写体像を撮影し、これによって得た画
像データを記録媒体に記録する 2)再生モード:記録媒体から撮影済の画像データなど
(他の電子カメラで撮影された画像データや、コンピュ
ータで作成された画像データ等を含む)を読み出して画
像表示LCD15に表示する 3)プリントモード:記録媒体から撮影済の画像データ
など(他の電子カメラで撮影された画像データや、コン
ピュータで作成された画像データ等を含む)を読み出
し、それを内蔵プリンタによってプリント出力する。ま
た、撮影によって得られた画像を直接プリント出力する
こともできる。
【0020】これら記録撮影モード、再生モード、プリ
ントモードのいずれでも電子ズーム機能を利用すること
ができる。
【0021】電子ズーム機能を用いたトリミング処理で
は、原画像上のどの位置の部分画像をトリミングして拡
大するかを選択するためのズーム位置選択操作が行われ
る。このズーム位置選択操作は十字キー18を用いて行
われる。即ち、十字キー18は部分画像の指定位置を所
定方向に移動させるための移動操作用の操作ボタンであ
り、図示のように、上下左右の4つの方向キー(スクロ
ール指示キー)を有している。上下左右の4つの方向キ
ーは、それぞれ部分画像の指定位置(ズーム位置)を移
動させる方向に対応している。
【0022】図1(B)は上面側から見た電子カメラ1
1の断面図であり、ここには、要部のみが抽出して示さ
れている。
【0023】すなわち、電子カメラ11の本体には図示
のように撮影レンズ部21が取り付けられており、ま
た、電子カメラ11の本体内には、各種電子部品が実装
されたプリント基板22、およびプリンタ部23が収容
されている。プリンタ部23は感光式の内蔵プリンタと
して機能するものであり、図示のようにフィルムカート
リッジや光ヘッド部などから構成されている。この感光
式の内蔵プリンタは、自己現像方式の感光紙(感光フィ
ルム)をプリント用紙として使用するものであり、印刷
対象の画像データに基づいて感光紙を露光し、この露光
後に感光紙の自己現像処理を進行させることによって感
光紙上に画像を形成する。
【0024】フィルムカートリッジ(フィルムパックと
もいう)には、プリント用紙として用いられる複数枚の
感光紙(感光フィルム)が収容されている。このフィル
ムカートリッジは電子カメラ11の本体に取り外し自在
に装着できる着脱式のものであり、プリント用紙200
(感光紙)の補給はフィルムカートリッジ単位で行われ
る。
【0025】印刷時には、プリンタ部23に設けられた
搬送機構によってフィルムカートリッジから1枚ずつプ
リント用紙200(感光紙)が取り出され、用紙排出口
19に向けて搬送されながら光ヘッド部によって順次露
光される。露光を受けたプリント用紙200は搬送用の
ローラによってプレスされ、これによりプリント用紙2
00内の現像液が発色面全体に塗布された後に、用紙排
出口19から排出される。
【0026】用紙排出口19には、用紙排出口シャッタ
ー24が設けられている。印刷時以外は用紙排出口シャ
ッター24を閉じることにより、外部からの塵や埃の進
入を防ぐことができる。
【0027】また、電子カメラ11の本体には、図示の
ように、メモリカードなどの着脱可能な不揮発性の記録
媒体から構成される着脱メモリ100を装着するための
カードスロット25、装着された着脱メモリ100を保
護するためのカード蓋26、電子カメラ11の電源とし
て使用される複数の乾電池27を収容するための電池ボ
ックスなどが設けられている。
【0028】(システム構成)次に、図2を参照して、
電子カメラ11のシステム構成について説明する。
【0029】電子カメラ11には、前述したレリーズス
イッチ12、モード切換えスイッチ13、十字キー18
などの各種操作スイッチを含む操作部、画像表示LCD
15、モード表示LCD16、ストロボ17などに加
え、図示のように、撮影レンズ系111、撮像素子11
2、撮像回路113、A/D変換回路114、システム
コントローラ115、メモリカードインターフェイス
(I/F)116、内蔵メモリ117、表示制御回路1
18、画像処理部119、外部インターフェイス(I/
F)120、圧縮伸張処理部121、電源部122、お
よびEEPROM123などが設けられている。
【0030】撮影レンズ系111、撮像素子112、撮
像回路113、およびA/D変換回路114は撮像部を
構成するためのものであり、撮影レンズ系111は、図
1(B)で説明した撮影レンズ部21を構成する光学系
である。撮像素子112は撮影光学系111によって結
像された被写体像を光電変換して電気的な画像信号に変
換する固体撮像素子であり、色フィルタが配置されたC
CDエリアセンサなどから構成されている。撮像回路1
13は、撮像素子112を動作制御して、撮像素子11
2からの画像情報の取り込みや、撮像素子112による
素子シャッター(電子シャッター)の速度制御、撮像素
子112から出力される画像信号のゲイン調整などを行
う。撮像回路113から出力される画像信号は、A/D
変換回路114に送られ、そこでデジタル画像信号に変
換される。
【0031】システムコントローラ115は電子カメラ
11内の各ユニットを制御するためのCPUであり、1
チップマイコンなどから構成されている。本実施形態に
おいては、システムコントローラ115には、画像の撮
影・記録・プリントのための制御機能部に加え、トリミ
ング処理を制御するためのトリミングコントロール部3
01が設けられている。このトリミングコントロール部
301は、十字キー18の方向キーの操作に応じて部分
画像の指定位置を移動するための制御機能を有してい
る。部分画像の移動制御処理の詳細については図4以降
で後述する。
【0032】メモリカードインターフェイス(I/F)
116は、着脱メモリ100をリード/ライトアクセス
するためのものであり、このメモリカードインターフェ
イス(I/F)116を介して着脱メモリ100への画
像情報の書き込みや、着脱メモリ100からの画像情報
の取り込みが行われる。
【0033】内蔵メモリ117は撮像部によって得られ
た撮影画像データを一時的に保持するために用いられる
バッファ領域であり、このバッファ領域は画像処理のた
めの作業領域としても利用される。画像処理部119に
よるズーム表示のための画像拡大処理、圧縮伸張処理部
121による圧縮・伸張処理などは、内蔵メモリ117
上で実行される。また、プリント用画像データを得るた
めのリサイズやガンマ補正、色補正などのプリント用画
像処理についても、内蔵メモリ117上で実行される。
【0034】表示制御回路118は画像表示LCD15
に画像データを表示するためのものであり、トリミング
処理時には、システムコントローラ115の制御の下に
原画像や部分画像の表示を行う。外部インターフェイス
120は、例えばRS232CやIEEE1394など
の通信インターフェイスを介して外部のパーソナルコン
ピュータや他の電子機器と通信するためのものであり、
各種制御情報や画像情報を授受するために用いられる。
【0035】圧縮伸張処理部121は、撮影された記録
対象の画像情報をJPEG(JointPhotographic Coding
Experts Group)などの圧縮形式で圧縮したり、着脱メ
モリ110から取り込んだ再生対象あるいはプリント対
象の圧縮された画像情報を伸張する。
【0036】電源部122は、電子カメラ11内に収容
された乾電池および外部AC電源などから、電子カメラ
11の各ユニットに動作電源を供給するための電源回路
である。EEPROM123は、各種画像処理のための
パラメータ等を記憶しておくためのものである。
【0037】また、電子カメラ11には、前述のプリン
タ部23の構成ユニットとして、図示のように、プリン
ト画像生成部201、プリント用バッファーメモリ20
2、ヘッド駆動回路203、光ヘッド部204、駆動制
御回路205、駆動部206、フィルムカートリッジ2
07、カートリッジセンサ208などが設けられてい
る。
【0038】プリント画像生成部201は、内蔵メモリ
117に格納された印刷対象の画像データに対して、プ
リント用に適した画像データを得るためのリサイズやガ
ンマ補正、色補正などの各種画像処理を施すと共に、そ
のプリント用画像データをラスタライズして1ライン単
位でプリント用バッファーメモリ202に展開する。こ
の印刷用バッファーメモリ202に展開された画像デー
タは、ヘッド駆動回路203を介して光ヘッド部204
に送られる。光ヘッド部204は、R,G,Bそれぞれ
の光に対応する3つの光ヘッドと、光ヘッドからの光の
遮断/透過を画素毎に制御するためのLCDシャッター
とから構成されている。LCDシャッターの解放時間を
制御することによって、R,G,Bそれぞれの露光時間
を画素毎に可変設定することができる。カートリッジセ
ンサ208はフィルムカートリッジ207の装着の有無
を検出する。
【0039】(トリミング操作画面)トリミングコント
ロール部301によるトリミング処理で使用される表示
画面の一例を図3に示す。
【0040】図3(A)は、部分画像のみを画像表示L
CD15に画面表示しながら部分画像のズーム位置選択
処理を行う場合の例である。この場合、原画像全体のイ
メージは表示されず、図示のように、原画像上の所定領
域の部分画像のみが現在の部分画像としてLCD画面全
体に拡大表示(ズーム表示)される。部分画像の指定位
置を移動させるとズーム位置が変更され、その移動先の
領域の部分画像がズーム表示されることになる。このよ
うに部分画像のみを画面全体に表示した状態でズーム位
置の移動操作を行うことにより、細部の画像を確認しな
がら部分画像の位置選択処理を行うことが可能となる。
【0041】図3(B)は、原画像全体のイメージを画
像表示LCD15に画面表示しておき、移動操作に応じ
てその部分画像の領域を示すズーム枠(トリミング指定
枠)のみを移動させる場合の例である。
【0042】本実施形態では、図3(A),図3(B)
のどちらの表示形態にも適用することができるが、以下
では、図3(A)の表示形態を使用する場合を前提とし
て説明を行う。
【0043】(ズーム位置移動処理)トリミングコント
ロール部301による部分画像の移動制御は、前述の十
字キー18の操作に従って行われる。すなわち、部分画
像の指定位置は、基本的には、操作された方向キーに対
応する方向へ移動される。さらに、本実施形態では、方
向キーの操作の種類によって異なる移動制御が行われ
る。
【0044】すなわち、1)シングルクリック操作では
1ドット単位での移動のみが行われ、2)押し続ける操
作ではその期間中は1ドット単位での移動が連続的に実
行され(スムーズスクロール)、3)ダブルクリック操
作では現在位置から原画像の端部位置への移動が一度に
行われ、4)上下の2つの方向キーの同時押し操作、ま
たは左右の2つの方向キーの同時押し操作では、現在位
置から原画像の中央位置への移動が一度に行われる。
【0045】ダブルクリック操作に対応する移動処理の
様子と同時押し操作による移動処理の様子を図4に示
す。
【0046】左方向キーがダブルクリックされると、図
4(A)に示されているように、部分画像の指定位置は
現在位置から原画像上の左端位置にまで一度に移動され
る。
【0047】この場合、水平方向の座標位置のみが変更
され、垂直方向の座標位置は変更されない。図3(A)
の表示形態を使用している場合には、LCD画面上にズ
ーム表示される画像は、図4(A)の斜線部の画像から
点線部の画像に切り替えられる。同様に、右方向キーが
ダブルクリックされた場合には原画像上の右端位置に移
動される。この場合も、垂直方向の座標位置は変更され
ない。
【0048】上方向キーまたは下方向キーがダブルクリ
ックされた場合には、今度は、垂直方向の座標位置のみ
が上端または下端に変更され、これにより部分画像の指
定位置は現在位置から原画像上の上端位置または下端位
置にまで一度に移動される。
【0049】どの座標位置の画像データが内蔵メモリ1
17上のどのアドレス位置に格納されているかは予め分
かっているので、目的とする端部位置の画像を内蔵メモ
リ117から読み出すだけで一気に部分画像の移動を行
うことが可能となる。
【0050】また、上方向キーと下方向キーが同時操作
された場合には、図4(B)に示されているように、部
分画像の指定位置は現在位置から原画像上の上端と下端
との間の中央位置に一度に移動される。この場合、垂直
方向の座標位置のみが変更され、水平方向の座標位置は
変更されない。図3(A)の表示形態を使用している場
合には、LCD画面にズーム表示される画像は、図4
(B)の斜線部の画像から点線部の画像に切り替えられ
る。
【0051】同様に、右方向キーと左方向キーが同時操
作された場合は、部分画像の指定位置は現在位置から原
画像上の左端と右端との間の中央位置に一度に移動され
る。この場合、水平方向の座標位置のみが変更され、垂
直方向の座標位置は変更されない。
【0052】(トリミング処理 その1)次に、図5の
フローチャートを参照して、本実施形態の第1のトリミ
ング処理の手順について説明する。ここでは、1)シン
グルクリック操作、2)長時間押し、3)ダブルクリッ
ク操作を使用する場合を中心に説明する。
【0053】例えば撮影済みの画像データをトリミング
してプリント出力する場合には、プリント対象の画像デ
ータが着脱メモリ100から内蔵メモリ117に原画像
として読み出された状態で以下のトリミング処理が行わ
れる。
【0054】システムコントローラ115は、まず、モ
ード切り換えスイッチ13の操作などで指定された所定
のズーム倍率で原画像の中央位置の画像を拡大し、それ
を表示制御回路118を用いてLCD画面にズーム表示
する(ステップS11)。このズーム倍率は例えば1.
6倍、2倍、2.5倍、3倍、…というようにユーザ操
作に応じて任意に変更することができる。原画像と部分
画像とのサイズ比は、指定されたズーム倍率によって決
定される。
【0055】十字キー18のいずれかの方向キー(スク
ロール指示キー)が押されると(ステップS12のYE
S)、システムコントローラ115は、まず、0.2秒
以内に続けて同じキーが押されたか否かにより、シング
ルクリック操作であるかダブルクリック操作であるかを
判断する(ステップS13)。
【0056】ダブルクリック操作であれば(ステップS
13のYES)、システムコントローラ115は、内蔵
メモリ117から読み出すべき画像データの座標位置を
押された方向の最端位置に変更することにより、ズーム
位置すなわち部分画像の指定位置を、現在位置から押さ
れた方向キーに対応する方向の端部位置にまで一気に移
動させる(ステップS14)。この場合、移動先のズー
ム位置の部分画像が拡大処理された後に、LCD画面に
表示される。
【0057】一方、シングルクリック操作であれば(ス
テップS13のNO)、システムコントローラ115
は、ズーム位置を押された方向キーに対応する方向に1
ドット分移動させる(ステップS15)。この場合、1
ドット分だけずれた位置の部分画像が拡大処理された後
に、LCD画面に表示される。そして、同じ方向キーが
長時間押し続けられた場合には(ステップS16のYE
S)、その方向キーが放されるか(ステップS18のY
ES)、あるいはズーム位置が原画像の端部に達するま
で(ステップS19のYES)、ズーム位置の1ドット
移動処理が繰り返し実行されることにより、ズーム位置
は1ドット単位で連続的に移動される(ステップS1
7)。
【0058】以上のステップS12からの処理はユーザ
によってズーム位置の確定が指示されるまで、何度も繰
り返される(ステップS20)。ズーム位置が確定され
ると、そのズーム位置の部分画像の拡大画像がプリンタ
部にプリント対象画像として送られ、プリント出力され
る。
【0059】(トリミング処理 その2)次に、図6の
フローチャートを参照して、本実施形態の第2のトリミ
ング処理の手順について説明する。ここでは、1)シン
グルクリック操作、2)長時間押し、3)同時押し操
作、を使用する場合を中心に説明する。
【0060】システムコントローラ115は、まず、モ
ード切り換えスイッチ13の操作などで指定された所定
のズーム倍率で原画像の中央位置の画像を画像処理部1
19によって拡大し、それを表示制御回路118を用い
てLCD画面にズーム表示する(ステップS21)。
【0061】十字キー18のいずれかの方向キー(スク
ロール指示キー)が押されると(ステップS22のYE
S)、システムコントローラ115は、まず、0.2秒
以内に続けて反対方向の方向キーが押されたか否かによ
り、シングルクリック操作であるか、相反する2つの方
向キーの同時押し操作であるかを判断する(ステップS
23)。
【0062】同時押し操作であれば(ステップS23の
YES)、システムコントローラ115は、内蔵メモリ
117から読み出すべき画像データの座標位置を、押さ
れた2つのキーに対応する移動方向線上における原画像
の中央位置に変更することにより、ズーム位置すなわち
部分画像の指定位置を、現在位置から上端と下端の間の
中央位置、または右端と左端との間の中央位置にまで一
気に移動させる(ステップS24)。この場合、移動先
のズーム位置の部分画像が拡大処理された後に、LCD
画面に表示される。
【0063】一方、シングルクリック操作であれば(ス
テップS23のNO)、システムコントローラ115
は、ズーム位置を押された方向キーに対応する方向に1
ドット分移動させる(ステップS25)。この場合、1
ドット分だけずれた位置の部分画像が拡大処理された後
に、LCD画面に表示される。そして、同じ方向キーが
長時間押し続けられた場合には(ステップS26のYE
S)、その方向キーが放されるか(ステップS28のY
ES)、あるいはズーム位置が原画像の端部に達するま
で(ステップS29のYES)、ズーム位置の1ドット
移動処理が繰り返し実行されることにより、ズーム位置
は1ドット単位で連続的に移動される(ステップS2
7)。
【0064】以上のステップS22からの処理はユーザ
によってズーム位置の確定が指示されるまで、何度も繰
り返される(ステップS30)。そして、ズーム位置が
確定されると、そのズーム位置の部分画像の拡大画像が
プリンタ部にプリント対象画像として送られ、プリント
出力される。
【0065】なお、ここでは、「ダブルクリック操作」
に対する処理と「同時押し操作」に対する処理を別個に
説明したが、実際には、「シングルクリック操作」、
「長時間押し操作」、「ダブルクリック操作」、「同時
押し操作」の4つの操作の組み合わせにより、ズーム位
置の移動を行うことができる。
【0066】(位置表示バー)図7には、画像表示LC
D15に表示されるズーム表示画面の第1の例が示され
ている。
【0067】図示のように、ズーム表示画面上には、部
分画像の拡大画像と一緒に、位置表示バーが表示され
る。この位置表示バーはズーム表示されている部分画像
の原画像上の位置を示すためのものであり、図示のよう
に、画面右端と下端に表示される2つの位置表示バー
(縦位置表示,横縦位置表示)から構成されている。縦
位置表示用の位置表示バーの斜線部は、実際にズーム表
示されている部分画像の、原画像全体に対する垂直方向
の位置を示している。同様に、横位置表示用の位置表示
バーの斜線部は、実際にズーム表示されている部分画像
の、原画像全体に対する垂直方向の位置を示している。
これら斜線部の位置はズーム位置の移動に連動して移動
する。
【0068】部分画像全体をズーム表示した状態でズー
ム位置の移動処理を行う場合には、部分画像と原画像と
の位置関係が分かりにくくなるが、図7のような位置表
示バーを設けることにより、ユーザに対して部分画像の
原画像に対する相対位置を提示することができる。
【0069】(端部位置到達通知アイコン)図8には、
画像表示LCD15に表示されるズーム表示画面の第2
の例が示されている。
【0070】ズーム位置が原画像の端部位置にまで達し
た場合には、図示のようなアイコンがズーム表示画面上
に自動表示される。図8はズーム位置が原画像の上端に
達した場合の表示例である。本実施形態では、上端、下
端、右端、左端それぞれに対応するアイコンが用意され
ており、ズーム位置が原画像の上端、下端、右端、左端
のいずれかに達すると、該当するアイコンがズーム表示
画面上に表示される。これにより、部分画像の指定位置
が端部にまで移動されたことがすぐ分かるようになり、
ユーザインターフェイスの向上を図ることができる。な
お、アイコン表示の代わりに、またはそれに加えて、ブ
ザー等の音声信号によってそれをユーザに通知するよう
にしてもよい。
【0071】(トリミング処理 その3)次に、図9お
よび図10のフローチャートを参照して、図7および図
8の画面表示を行う場合のトリミング処理の手順につい
て説明する。ここでは、1)シングルクリック操作、
2)長時間押し、3)同時押し操作、を使用する場合を
例示する。
【0072】システムコントローラ115は、まず、モ
ード切り換えスイッチ13の操作などで指定された所定
のズーム倍率で原画像の中央位置の画像を画像処理部1
19によって拡大し、それを表示制御回路118を用い
てLCD画面にズーム表示する(ステップS31)。こ
の場合、LCD画面には図7で説明したような位置表示
バーも一緒に表示される。縦位置表示用と横位置表示用
のどちらの位置表示バーも、斜線部の位置は中央部に設
定される。
【0073】十字キー18のいずれかの方向キー(スク
ロール指示キー)が押されると(ステップS32のYE
S)、システムコントローラ115は、まず、0.2秒
以内に続けて反対方向の方向キーが押されたか否かによ
り、シングルクリック操作であるか、相反する2つの方
向キーの同時押し操作であるかを判断する(ステップS
33)。
【0074】同時押し操作であれば(ステップS33の
YES)、システムコントローラ115は、内蔵メモリ
117から読み出すべき画像データの座標位置を、押さ
れた2つのキーに対応する移動方向線上における原画像
の中央位置に変更することにより、ズーム位置すなわち
部分画像の指定位置を、現在位置から上端と下端の間の
中央位置、または右端と左端との間の中央位置にまで一
気に移動させる(ステップS34)。この場合、移動先
のズーム位置の部分画像が拡大処理された後に、LCD
画面に表示される。また、これと同時に、位置表示バー
の斜線部の位置も現在位置に合わせて更新される。
【0075】一方、シングルクリック操作であれば(ス
テップS33のNO)、システムコントローラ115
は、ズーム位置を押された方向キーに対応する方向に1
ドット分移動させると共に、これに合わせて位置表示バ
ーの斜線部の位置も更新する(ステップS35)。そし
て、同じ方向キーが長時間押し続けられた場合には(ス
テップS36のYES)、その方向キーが放されるか
(ステップS38のYES)、あるいはズーム位置が原
画像の端部に達するまで(ステップS39のYES)、
ズーム位置の1ドット移動処理が繰り返し実行されるこ
とにより、ズーム位置は1ドット単位で連続的に移動さ
れ、またその連続的な移動に連動して位置表示バーの斜
線部の位置も連続的に更新される(ステップS27)。
【0076】ズーム位置が原画像の端部に達っした場合
には(ステップS39のYES)、システムコントロー
ラ115は、その端部位置に対応するアイコンを画面表
示する(ステップS40)か、あるいは、ブザーを鳴ら
すことによって(ステップS41)、ズーム位置が原画
像の端部にまで達したことをユーザに通知する。
【0077】以上のステップS31からの処理はユーザ
によってズーム位置の確定が指示されるまで、何度も繰
り返される(図10のステップS42)。そして、ズー
ム位置が確定されると、そのズーム位置の部分画像の拡
大画像がプリンタ部にプリント対象画像として送られ、
プリント出力される。
【0078】なお、以上説明した本実施形態のズーム位
置選択処理の制御は特に電子ズーム機能を有する電子カ
メラに好適であるが、簡単なボタン操作のみで自由且つ
効率よくズーム位置を決定できるので、画像処理機能を
有するPDA等の他の電子機器や、あるいはトリミング
処理機能付きのビデオプリンタ装置などにも有効であ
る。ビデオプリンタ装置としては、本実施形態の電子カ
メラの構成から撮像部を除外した構成のものを利用する
ことができる。また、トリミングした部分画像を拡大せ
ずにそのままプリント出力したり、あるいは他の画像デ
ータとの合成などに利用してもよい。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
部分画像の位置設定を簡単な操作で且つ効率良く行える
ようになり、トリミング処理の効率向上を図ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子カメラの基本構
造を示す図。
【図2】同実施形態の電子カメラのシステム構成を示す
ブロック図。
【図3】同実施形態の電子カメラで用いられるトリミン
グ処理時の画像表示形式の例を示す図。
【図4】同実施形態の電子カメラで用いられるズーム位
置移動処理の一例を示す図。
【図5】同実施形態の電子カメラによって実行される第
1のトリミング処理の手順を示すフローチャート。
【図6】同実施形態の電子カメラによって実行される第
2のトリミング処理の手順を示すフローチャート。
【図7】同実施形態の電子カメラで使用されるズーム表
示画面の第1の例を示す図。
【図8】同実施形態の電子カメラのズーム表示画面上に
表示されるアイコン表示の例を示す図。
【図9】同実施形態の電子カメラによって実行される第
3のトリミング処理の手順の一部を示すフローチャー
ト。
【図10】同実施形態の電子カメラによって実行される
第3のトリミング処理の手順の残りの部分を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
11…電子カメラ、12…レリーズスイッチ、13…モ
ード切換スイッチ、15…画像表示LCD、16…モー
ド表示LCD、18…十字キー、23…プリンタ部、1
00…着脱メモリ、112…撮像素子、113…撮像回
路、114…A/D変換回路、115…システムコント
ローラ、123…EEPROM、203…ヘッド制御回
路、204…光ヘッド部、207…フィルムカートリッ
ジ、208…カートリッジセンサ、301…トリミング
コントロール部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像上の所定の指定位置の部分画像を
    トリミングする機能を有する画像処理装置であって、 前記原画像または前記指定位置の部分画像を画面表示す
    るための表示制御手段と、 前記原画像からトリミングすべき部分画像の指定位置を
    所定方向に移動させるための移動指示を行う移動指示手
    段であって、移動させる方向に応じた複数の操作部を含
    む移動指示手段と、 前記移動指示手段内の各操作部の操作に応じて前記部分
    画像の指定位置を移動させる移動制御手段とを具備し、 前記移動制御手段は、前記各操作部の第1の操作に応じ
    て前記部分画像の指定位置を所定方向に所定量移動さ
    せ、前記各操作部の第2の操作に応じて前記部分画像の
    指定位置を所定方向に前記所定量単位で連続的に移動さ
    せ、前記各操作部の第3の操作に応じて前記部分画像の
    指定位置を現在位置から所定方向側の端部位置にまで一
    度に移動させるよう、前記部分画像の指定位置の移動を
    制御することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置を具備する
    ことを特徴とするプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 原画像上の所定の指定位置の部分画像を
    トリミングする機能を有する画像処理装置であって、 前記原画像または前記指定位置の部分画像を画面表示す
    るための表示制御手段と、 前記原画像からトリミングすべき部分画像の指定位置を
    所定方向に移動させるための移動指示を行う移動指示手
    段であって、互いに逆向きの移動方向に対応する少なく
    とも一対の操作部を含む移動指示手段と、 前記移動指示手段内の各操作部の操作に応じて前記部分
    画像の指定位置を移動させる移動制御手段とを具備し、 前記移動制御手段は、前記一対の操作部の同時操作に応
    じて、前記部分画像の指定位置を、前記一対の操作部に
    対応した移動方向線上における前記原画像の中央位置に
    移動させるよう、前記部分画像の指定位置の移動を制御
    することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像処理装置を具備する
    ことを特徴とするプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段によって画面表示され
    る画像データは前記部分画像であり、 前記部分画像が表示されている画面上に、表示されてい
    る前記部分画像の原画像に対する相対位置を表示するた
    めの手段をさらに具備することを特徴とする請求項1ま
    たは3記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段によって画面表示され
    る画像データは前記部分画像であり、 前記移動制御手段によって前記部分画像の指定位置が前
    記原画像の端部にまで移動されたとき、その旨を画面表
    示または音声出力によって提示する手段をさらに具備す
    ることを特徴とする請求項1または3記載の画像処理装
    置。
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