JP2008178062A - カメラおよびカメラシステム - Google Patents

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Hirobumi Suzuki
鈴木  博文
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Abstract

【課題】レンズ駆動方式に応じた最適な音声収録制御を行う。
【解決手段】被写体を撮像する撮像素子22を備えたカメラ2と、このカメラ2に着脱可能な交換レンズ3とを含むカメラシステム1において、音声を集音するマイクロフォン17、30、33と、カメラ2に装着された交換レンズ3のレンズ駆動方式に応じて、マイクロフォン17、30、33を用いた音声記録動作を制御する制御装置21とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明はカメラおよびカメラシステムに関する。
カメラボディにマイクロフォン(以下、マイクという)を内蔵するとともに、カメラボディ外部に超指向性マイクを設置し、切り換えスイッチによりメカニカルノイズを拾い難いマイクを選択するようにした録音マイクシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開平09−247510号公報
カメラにおけるメカニカルノイズの発生場所とそのノイズレベルは、例えば交換レンズの種類や焦点調節モードにより異なるため、上述した従来の録音マイクシステムでは、その都度、撮影者が切り換えスイッチにより選択しなければならず、機動性と操作性において難点がある。
(1) 本発明は、被写体を撮像する撮像素子を備えたカメラと、このカメラに着脱可能な交換レンズとを含むカメラシステムにおいて、音声を集音するマイクロフォンと、カメラに装着された交換レンズのレンズ駆動方式に応じて、マイクロフォンを用いた音声記録動作を制御する制御手段とを備える。
(2) 本発明はまた、交換レンズを着脱可能であり、かつ装着された交換レンズを介して被写体を撮像する撮像素子を備えたカメラにおいて、マイクロフォンで集音された音声を記録媒体に記録する音声記録装置と、装着された交換レンズのレンズ駆動方式に応じて、音声記録装置による音声記録動作を制御する制御手段とを備える。
本発明によれば、レンズ駆動方式に応じてマイクロフォンによる音声記録動作を最適な状態に制御することができる。
−第1の実施の形態−
レンズ交換式一眼レフディジタルカメラに本発明を適用した一実施の形態を説明する。図1は一実施の形態の構成を示すカメラの断面図である。なお、図1では本願発明と直接関係のないカメラの機器および回路の図示と説明を省略する。一実施の形態のカメラ1はレンズ交換式一眼レフディジタルカメラであり、カメラボディ2に交換レンズ3が装着される。
図1に示した交換レンズ3は、後述する超音波モーターとレンズマイク17とが内蔵されたタイプの交換レンズである。交換レンズ3には対物レンズ11、ズームレンズ12、絞り13、フォーカシングレンズ14、フォーカシングレンズ駆動回路15、レンズ駆動制御装置16、レンズマイク17などが内蔵されている。フォーカシングレンズ駆動回路15は超音波モーターとその駆動回路など(不図示)を備え、フォーカシングレンズ14を駆動して交換レンズ3の焦点調節を行う。
レンズ駆動制御装置16はマイクロコンピューター、メモリ、駆動回路など(不図示)を備え、フォーカシングレンズ駆動回路15、絞り13などを制御して焦点調節と絞り調節を行うとともに、レンズマイク17のオン、オフおよび音量調節を行う。レンズ駆動制御装置16に内蔵されるメモリには、交換レンズ2の種類、仕様、性能など、交換レンズ2に関する情報や、レンズマイク17に関する情報などが記憶されている。レンズ駆動制御装置16は、バヨネットマウント(不図示)に設けられる信号接点18を介して後述するボディ駆動制御装置21と通信を行い、レンズおよびマイクに関する各種情報を送信するとともに、焦点調節、絞り調整および音声集音に関する各種指令を受信する。
レンズマイク17は、被写体から発せられる音声を集音して音声信号に変換する。このレンズマイク17には、指向性マイクなどの各種のマイクシステムを用いることができる。
カメラボディ2にはボディ駆動制御装置21、撮像素子22、信号処理回路23、画像処理回路24、画像/音声メモリ25、画像/音声記録媒体26、タイミングジェネレーター27、AFモジュール28が設けられる。ボディ駆動制御回路21はマイクロコンピューター21aやメモリ21bを備え、カメラの各種演算やシーケンス制御を行う。撮像素子22はCCDやCMOSから構成され、交換レンズ3により結像された被写体像を受光して画像信号を出力する。信号処理回路23は、撮像素子22から出力された画像信号に対しサンプリング、ノイズ除去、感度補正、A/D変換などの処理を施す。画像処理回路24は、信号処理回路23による処理後の画像データに対し画素補間、解像度変換、ホワイトバランス制御、ガンマ補正、マトリクス演算、画像圧縮などの処理を施す。
画像/音声メモリ25は、画像処理回路24による処理前または処理後の画像データと、集音された音声を一時的に記憶するメモリである。画像/音声記録媒体26は画像データと音声データを記録する。この記録媒体26には各種のメモリカードを用いることができる。タイミングジェネレーター27は撮像素子22の撮像や信号読み出しのタイミングを制御する。AFモジュール28は焦点検出光学系とAFセンサー(不図示)を備え、位相差検出方式により交換レンズ3の焦点調節状態を検出する。モニター29はカメラボディ2の背面に設けられた液晶ディスプレイであり、撮影した画像と撮影に関する各種情報を表示する。
ボディマイク30は、被写体から発せられる音声を集音して音声信号に変換する。このボディマイク30にはステレオマイクなどの各種のマイクシステムを用いることができる。操作部材31はカメラを操作するための各種スイッチである。操作部材31には電源スイッチ、レリーズボタンに連動して作動する半押しスイッチと全押しスイッチ、撮影モードセレクター、オートフォーカス(AF)モードセレクター、マイクスイッチなどが含まれる。カメラボディ2の背面にはコネクター32が設けられ、外部マイク33を接続することができる。
撮影時以外はメインミラー34およびサブミラー35が交換レンズ3の撮影光路中に置かれ、メインミラー34を透過した被写体光束の一部はサブミラー35により反射されてAFモジュール28へ導かれ、焦点検出が行われる。一方、メインミラー34により反射された被写体光束の一部はスクリーン36に導かれ、スクリーン36上に被写体像が結像される。スクリーン36上に結像された被写体像は、プリズム37、接眼レンズ38を介して接眼窓39へ導かれ、撮影者に視認される。スクリーン36の上には液晶表示器40が配置され、フォーカスエリアマークなどの撮影情報が被写体像にスーパーインポーズ表示される。
−レンズ内蔵モーターの有無に応じた音声記録動作制御−
図2は一実施の形態の動画撮影動作を示すフローチャートである。ボディ駆動制御装置
21は、操作部材31の撮影モードセレクターにより動画撮影モードが選択されるとこの動画撮影動作を実行する。ステップ1においてレンズ駆動制御装置16と通信を行い、カメラボディ2に装着された交換レンズ3に関する情報を入力する。ステップ2で交換レンズ3がマイク内蔵レンズか否かを判別し、マイク内蔵レンズの場合はステップ3へ進み、そうでなければステップ4へ進む。
交換レンズ3にマイクが内蔵されている場合は、ステップ3でレンズ内蔵マイクによる音声集音を選択する。この一実施の形態では、交換レンズ3がマイク17を内蔵しているので、このレンズ内蔵マイク17により音声の集音を行う。交換レンズ3に内蔵された超音波モーターによりフォーカシングレンズを駆動する型式(タイプ)の交換レンズでは、超音波モーターから発生するノイズが小さいので、交換レンズに内蔵されるマイク17を音声集音用に用いることができる。
交換レンズ3にマイクが内蔵されていない場合(マイクが内蔵されていないタイプの交換レンズがカメラボディ2に装着されている場合)には、ステップ4で交換レンズ3にフォーカシングレンズ駆動用モーター(超音波モーター)が内蔵されているか否か(レンズ駆動用モーターが内蔵されているタイプの交換レンズがカメラボディ2に装着されているか否か)を判別する。モーター内蔵レンズの場合はステップ5へ進み、そうでなければステップ6へ進む。交換レンズ3にマイクは内蔵されていないが、フォーカシングレンズ駆動用モーターが内蔵されている場合には、ボディマイク30がレンズ駆動用モーターから離れたところに配置されることになり、ボディマイク30により音声を集音してもレンズ内モーターのノイズの混入は少ない。したがって、この場合にはボディマイク30を音声集音用マイクに選択する。
一方、交換レンズ3にマイクもフォーカシングレンズ駆動用モーターも内蔵されていない場合は、カメラボディ内に組み込まれているフォーカシングレンズ駆動用モーターとカップリングなどの駆動機構を介して交換レンズを駆動することになる。これらのカメラボディ内のモーターおよび駆動機構から発生するメカニカルノイズは大きく、ボディマイクで音声を集音すると、このメカニカルノイズが音声信号に混入して良好な録音状態は望めない。そこで、編集時の利便性や記録データ量を抑制するために、ステップ6でボディマイク30をオフにし、ノイズが多く混入した音声を収録しないようにするとともに、ノイズの影響のために音声の収録を行わない旨の警告をカメラの表示部材の表示、あるいは音声により行う。
ただし、撮影者によってはノイズが多く混入しても音声を収録したい場合があるため、ステップ7で操作部材31のマイクスイッチがオンされているか否かを判別し、マイクスイッチがオンされていれば(撮影者により音声記録の要望がマニュアル操作を介して入力されていれば)ステップ8へ進み、ボディマイク31による音声集音を選択する。なお、ステップ7ではマイクスイッチのようなメカニカルなスイッチ(操作部材31)のオンを識別するものに限られない。例えばカスタムセッティングにより音声収録がオンされているか否かを識別し、オンならばステップ8へ進むようにしてもよい。
音声集音用マイクの選択が終了したらステップ9へ進み、操作部材31のレリーズ半押しスイッチの状態を確認する。レリーズ半押しスイッチがオンしているときはステップ10へ進み、AFモジュール28により焦点検出を行うとともに、焦点検出結果に基づいて焦点調節指令をレンズ駆動制御装置16へ送信する。焦点調節指令を受信したレンズ駆動制御装置16は、フォーカシングレンズ駆動回路15を制御してフォーカシングレンズ14を合焦させる。
焦点調節後のステップ11で操作部材31のレリーズ全押しスイッチの状態を確認し、レリーズ全押しスイッチがオンしているときはステップ12へ進む。ステップ12では、メインミラー34をアップした後に、撮像素子22による撮像とレンズマイク17またはボディマイク30による集音を開始し、記録媒体26への画像と音声を記録する。ここでステップ7から直接ステップ9に移行した場合(ステップ8を通らなかった場合)には、このステップ12では音声を記録せず、画像のみが記録されることになる。
また、ステップ12で動画撮影が開始された後は、撮像素子22から出力された画像信号に基づいて、いわゆるコントラスト検出方式による焦点検出を行い、焦点検出結果に基づいて焦点調節指令をレンズ駆動制御装置16へ送信することにより、フォーカシングレンズ14による焦点調節動作を行う。ステップ10においてAFモジュール28で検出された焦点検出結果に基づいて、焦点調節状態の予測演算を行い、動画撮影開始後、予測演算の結果に基づいて焦点調節指令をレンズ駆動制御装置16へ送信することにより、フォーカシングレンズ14による焦点調節動作を行ってもよい。なお、予測演算とは、AFモジュール28による焦点検出結果に基づいて被写体像の移動速度を予測し、予測した被写体像の移動速度に基づいてレリーズ全押しスイッチがオンしてから実際に撮影する時点での被写体像の予測位置を算出するものである。
ステップ13でレリーズ全押しスイッチがオンしているか否かを確認し、オンしているときはステップ14へ進み、録画と録音を終了する。なお、動画撮影時は、レリーズボタンを全押して離すと録画と録音を開始し、もう一度レリーズボタンを全押しして離すと録画と録音を終了する。
−フォーカスモードに応じた音声記録動作制御−
上述した動画撮影動作では装着される交換レンズの仕様に応じて、音声記録を許容するか否かの選択、さらには使用する音声集音マイクの選択をする実施例を示した。交換レンズの仕様としてカメラに装着された交換レンズが、レンズ内蔵モーターで駆動されるのか、カメラ内蔵モーターで駆動されるのか、というレンズの駆動方式、さらにはレンズ内マイクの有無を示した。しかしながら、オートフォーカス(AF)モードの中には動画撮影中にフォーカシングモーターを連続的に駆動し、動きのある被写体を捕捉し続ける場合(コンティニュアスAFモード)がある。そこで、使用されるフォーカシングモードの種類、換言すれば、フォーカシングに関するレンズの駆動方式に応じて、音声記録を許容するか否かの選択、あるいは使用する音声集音マイクの選択をする必要がある。このような場合の動画撮影動作を図3に示す。
ボディ駆動制御装置21は、操作部材31の撮影モードセレクターにより動画撮影モードが選択されるとこの動画撮影動作を実行する。ステップ21において操作部材31のAFモードセレクターによりマニュアルフォーカス(MF)モードが選択されているか否かを確認し、MFモードが選択されているときはステップ22へ進み、そうでなければステップ23へ進む。MFモードが選択されている場合は、フォーカシングレンズ14をモーター駆動しないのでモーターおよび駆動機構からのノイズの発生がなく、ステップ22へ進んでボディマイク30を音声集音マイクに選択する。
MFモードが選択されていない場合はステップ23へ進み、シングルAFモード、すなわちフォーカシングレンズ14をモーター駆動して焦点調節を行い、被写体に合焦した時点でレンズ駆動を停止するモードが選択されているか否かを確認する。シングルAFモードが選択されている場合は、動画撮影開始時にレンズ駆動用モーターが作動するだけで、その後はモーター停止状態が継続されるので、モーターおよび駆動機構からのノイズの発生は少なく、MFモード選択時と同様にステップ22へ進んでボディマイク30を音声集音マイクに選択する。
一方、MFモードでもシングルAFモードでもないときはコンティニュアスAFモードであり、ステップ24へ進んでコネクター32に外部マイク33が接続されているか否かを確認する。コンティニュアスAFモードでは、動画撮影中も必要に応じてレンズ駆動モーターが作動するので、モーターおよび駆動機構から発生するノイズがボディマイク30に混入する可能性が高く、良好な録音状態を保証できない。そこで、コンティニュアスAFモードで外部マイク33が接続されているときは、ステップ25へ進んで外部マイク33による音声集音を選択する。
一方、コンティニュアスAFモードで外部マイク33が接続されていない場合は、モーターおよび駆動機構から発生するメカニカルノイズが大きく、ボディマイク30で音声を集音するとノイズが混入して良好な録音状態は望めない。そこで、編集時の利便性や記録データ量を抑制するために、ステップ27でボディマイク30をオフにし、ノイズが多く混入した音声を収録しないようにするとともに、上述したステップ6と同様に、ノイズの影響のために音声の収録を行わない旨の警告を行う。
ただし、撮影者によってはノイズが多く混入しても音声を収録したい場合があるため、ステップ27で操作部材31のマイクスイッチがオンされているか否かを判別し、マイクスイッチがオンされていればステップ28へ進み、ボディマイク31による音声集音を選択する。
音声集音用マイクの選択が終了したらステップ29へ進み、操作部材31のレリーズ半押しスイッチの状態を確認する。レリーズ半押しスイッチがオンしているときはステップ30へ進み、AFモジュール28により焦点検出を行うとともに、焦点検出結果に基づいて焦点調節指令をレンズ駆動制御装置16へ送信する。焦点調節指令を受信したレンズ駆動制御装置16は、フォーカシングレンズ駆動回路15を制御してフォーカシングレンズ14を合焦させる。
焦点調節後のステップ31で操作部材31のレリーズ全押しスイッチの状態を確認し、レリーズ全押しスイッチがオンしているときはステップ32へ進む。ステップ32では撮像素子22による撮像とボディマイク30または外部マイク33による集音を開始し、記録媒体26への画像と音声を記録する。ここで、ステップ27からステップ28を介さずに直接ステップ29へ移行した場合には、このステップ32では音声は記録せずに画像のみを記録することになる。
また、コンティニュアスAFモードが選択されている場合には、ステップ32で撮像素子22から出力された画像信号に基づいて、いわゆるコントラスト検出方式による焦点検出を行い、焦点検出結果に基づいて焦点調節指令をレンズ駆動制御装置16へ送信することにより、フォーカシングレンズ14による焦点調節動作を行う。シングルAFモードが選択されている場合には、ステップ30においてAFモジュール28で検出された焦点検出結果に基づいて、上述した焦点調節状態の予測演算を行い、予測演算の結果に基づいて焦点調節指令をレンズ駆動制御装置16へ送信することにより、フォーカシングレンズ14による焦点調節動作を行う。ステップ33でレリーズ全押しスイッチがオンしているか否かを確認し、オンしているときはステップ14へ進み、録画と録音を終了する。
このように、一実施の形態によれば、被写体を撮像する撮像素子22を備えたカメラ2と、このカメラ2に着脱可能な交換レンズ3とを含むカメラシステム1において、音声を集音するマイクロフォン17、30、33と、カメラ2に装着された交換レンズ3のレンズ駆動方式に応じて、マイクロフォン17、30、33を用いた音声記録動作を制御する制御装置21とを備えるようにしたので、レンズ駆動方式に応じてマイクロフォン17、30、33による音声記録動作を最適な状態に制御することができる。
また、一実施の形態によれば、交換レンズ3を着脱可能であり、かつ装着された交換レンズ3を介して被写体を撮像する撮像素子22を備えたカメラ2において、マイクロフォン17、30、33で集音された音声を記録媒体26に記録する音声記録装置と、装着された交換レンズ3のレンズ駆動方式に応じて、音声記録装置による音声記録動作を制御する制御装置21とを備えるようにしたので、レンズ駆動方式に応じてマイクロフォン17、30、33による音声記録動作を最適な状態に制御することができる。
上記実施の形態によれば、様々なタイプの交換レンズを着脱可能なレンズ交換式カメラシステムに特有となる問題点である、カメラボディに装着されるレンズによって、カメラシステム上で発生するメカニカルノイズのレベルが変化しうるということを考慮して、カメラシステムを構成した。具体的には、カメラボディに装着される交換レンズのレンズ駆動方式(交換レンズの駆動をどこに設けられたモーターで行うか、あるいはフォーカシング動作の際のフォーカシングレンズ駆動モード)によって、録音環境(録音するか否か、録音するとしたらどのマイクを使用するか)を制御するように構成した。このため、カメラボディ2と交換レンズとの組み合わせによっては、想定外の音声ノイズ(メカニカルノイズ)がカメラシステム上で発生する場合があったとしても、そのカメラシステムに最適な録音環境を自動的に設定することができる。
−第2の実施の形態−
上述の実施の形態では、動画撮影時に上述した音声記録動作の制御を行っているが、本発明はこれに限らず、静止画撮影(スチル撮影)の際に音声記録を行う場合においても、焦点調節に関する情報に基づいて音声記録動作を制御できる。以下、他の実施の形態として静止画撮影の際の音声記録動作について説明する。なお、撮像素子22の前段に図示しない遮光シャッタが設けられているものとする。
図4は、焦点調節状態が合焦と判断されると音声記録を開始する場合における静止画撮影動作を示すフローチャートである。ボディ駆動制御装置21は、操作部31の撮影モードセレクターにより静止画撮影モードが選択されると、静止画撮影動作を実行する。ステップ101(レンズ情報入力)からステップ110(焦点調節)までの各処理は、図2のステップ1(レンズ情報入力)からステップ10(焦点調節)までの各処理と同様である。ステップ111では、結像面上で被写体が合焦しているか否かを判別し、合焦していればステップ112へ進み、合焦していなければステップ110へ戻る。なお、合焦の判定は、被写体像の結像位置と結像面とが一致する場合であってもよいし、被写体像の結像位置と結像面との差が所定値以下となる場合であってもよい。
ステップ112が肯定されると、すなわち合焦が判定されると、レンズマイク17またはボディマイク30による集音を開始し、記録媒体26へ音声を記録する。ここでステップ107から直接ステップ109に移行した場合(ステップ108を通らなかった場合)には、このステップ112ではレンズマイク17またはボディマイク30による集音、音声の記録をしない。ステップ113でレリーズ全押しスイッチがオンしているか否かを確認し、オンしているときはステップ114へ進み、録音を終了してステップ115へ進む。ステップ115では、遮光シャッタを開放し、あらかじめ設定されている電荷蓄積時間(電子シャッタ時間)、撮像素子22による撮像を行って、静止画を取得する。撮像終了後に遮光シャッタを閉じて一連の処理を終了する。
上述した静止画撮影動作では、装着される交換レンズの仕様に応じて、音声記録を許容するか否かの選択、使用する音声集音マイクの選択をして、合焦と判断されると音声記録を開始するようにした。すなわちフォーカシングレンズ14の焦点調節のための駆動が終了してから音声記録を開始するので、ノイズが多く混入した音声の収録を防ぐことができる。さらに、音声記録を終了してから静止画撮影を開始するので、図示しない遮光シャッタの駆動に伴うノイズが混入した音声の収録を防ぐことができる。
−第3の実施の形態−
焦点調節の開始が指示されたとき、すなわちレリーズ半押しスイッチがオンしてから音声記録を開始してもよい。このような場合の静止画撮影動作を図5に示し、図4との相違点を主に説明する。ボディ駆動制御装置21は、操作部材31の撮影モードセレクターにより静止画撮影モードが選択されると、図5のフローチャートに示す静止画撮影動作を実行する。
ステップ201(レンズ情報入力)からステップ209(レリーズ半押し判定)までの各処理は、図4のステップ101(レンズ情報入力)からステップ109(レリーズ半押し判定)までの各処理と同様である。レリーズ半押しスイッチがオンして焦点調節の開始が指示されると、ステップ210において、レンズマイク17またはボディマイク30による集音を開始し、記録媒体26へ音声を記録する。ここでステップ207から直接ステップ209に移行した場合(ステップ208を通らなかった場合)には、このステップ210ではレンズマイク17またはボディマイク30による集音、音声の記録をしない。
ステップ211(焦点調節)およびステップ212(合焦判定)の各処理は、図4のステップ110(焦点調節)およびステップ111(合焦判定)の各処理と同様である。さらにステップ213(レリーズ全押し判定)からステップ215(静止画撮影終了)までの各処理は、図4のステップ113(レリーズ全押し判定)からステップ115(静止画撮影終了)までの各処理と同様である。
上述の静止画撮影動作では、レリーズ半押しスイッチがオンして焦点調節が指示されると音声記録を開始し、レリーズ全押しスイッチがオンして静止画撮影が指示された場合、音声記録を終了してから静止画を撮影するようにした。したがって、フォーカシングレンズ駆動モーターの駆動音は録音されるが、遮光シャッタの駆動音は録音されない。
−第4の実施の形態−
焦点調節状態を表す情報、すなわち被写体像の結像位置と結像面との差(ピントずれ量)が所定値以下となったことが判定された場合に音声記録を開始してもよい。なお、この所定値は、合焦を判定するための所定値よりも大きな値とする。このような場合の静止画撮影動作を図6に示し、図4との相違点を主に説明する。ボディ駆動制御装置21は、操作部31の撮影モードセレクターにより静止画撮影モードが選択されると、図6のフローチャートに示す静止画撮影動作を実行する。
ステップ301(レンズ情報入力)からステップ310(焦点調節)までの各処理は、図4のステップ101(レンズ情報入力)からステップ110(焦点調節)までの各処理と同様である。ステップ311においては、被写体像のピントずれ量が所定値以下となったか否かを判定する。ピントずれ量が所定値以下になるとステップ311が肯定判定されてステップ312へ進み、ピントずれ量が所定値を超える場合はステップ311が否定判定されてステップ310へ戻る。ステップ312(録音開始)は図4のステップ112(録音開始)と同様である。ステップ312Aでは、結像面上で被写体が合焦しているか否かを判別し、合焦していればステップ313へ進み、合焦していなければステップ312Bへ進む。ステップ312Bでは、ステップ310と同様に焦点調節を行ってステップ312Aへ戻る。ステップ313(レリーズ全押し判定)からステップ315(静止画撮影)までの各処理は、図4のステップ113(レリーズ全押し判定)からステップ115(静止画撮影)までの各処理と同様である。
上述の静止画撮影動作では、フォーカシングレンズ14の駆動によりピントずれ量が所定値以下になると音声記録を開始し、レリーズ全押しスイッチがオンして静止画撮影が指示された場合、音声記録を終了してから静止画を撮影するようにした。したがって、フォーカシングレンズ14の合焦位置までの移動量が少なくなってから音声記録を行うので、音声の収録時におけるノイズの混入を低減できる。また、第2、第3の実施の形態と同様に、遮光シャッタの駆動音は録音されない。
−第5の実施の形態−
集音マイクの選択結果に基づいて、音声記録の開始および終了のタイミングを制御してもよい。このような場合の静止画撮影動作を図7に示し、図4および図5との相違点を主に説明する。ボディ駆動制御装置21は、操作部31の撮影モードセレクターにより静止画撮影モードが選択されると、図7のフローチャートに示す静止画撮影動作を実行する。
ステップ401(レンズ情報入力)からステップ408(ボディマイク選択)までの各処理は、図5のステップ201(レンズ情報入力)からステップ208(ボディマイク選択)までの各処理と同様である。ステップ409においては、レリーズ半押しスイッチがオンしたか否かを判定する。レリーズ半押しスイッチがオンした場合はステップ409が肯定判定されてステップ410へ進み、レリーズ半押しスイッチがオンしない場合はステップ409が否定判定されて当該判定処理を繰り返す。
ステップ410(録音開始)からステップ413(レリーズ全押し判定)までの各処理は、図5のステップ210(録音開始)からステップ213(レリーズ全押し判定までの各処理と同様である。なお、ステップ410においては、レンズマイク17による集音を開始し、記録媒体26へ音声を記録する。ステップ414においては、遮光シャッタを開放し、予め設定されている電荷蓄積時間で撮像素子22による撮像を行って、静止画の取得し、遮光シャッタを閉じてステップ415へ進む。ステップ415では、レンズマイク17による集音を終了して一連の処理を終了する。なお、録音終了後に遮光シャッタを閉じてもよい。
一方、マイク内蔵レンズではないと判定された後に実行されるステップ416(レリーズ半押し判定)からステップ422(静止画撮影)までの各処理は、図4のステップ109(レリーズ半押し判定)からステップ115(静止画撮影)までの各処理と同様である。なお、ステップ418で合焦と判定されてステップ419に進むと、ボディマイク30による集音を開始し、記録媒体26へ音声を記録する。ここでステップ407から直接ステップ416に移行した場合(ステップ408を通らなかった場合)には、このステップ419ではボディマイク30による集音、音声の記録をしない。そして、ステップ420でレリーズ全押しスイッチのオンが判定されると、ステップ421で録音を終了し、ステップ422で静止画撮影を上述と同様に行う。
上述した静止画撮影処理では、レンズマイク17が選択されて集音をしている場合には、静止画撮影が終了した後、音声記録を終了するようにした。レンズマイク17とシャッタの配置位置が離れているので、遮光シャッタの動作に伴うノイズがレンズマイク17で集音されることによる悪影響が少ない。したがって、レンズマイク17による集音時に、ノイズの混入による影響を最小限に抑えつつ、音声記録の時間を延ばすことができる。
−第6の実施の形態−
操作部材31のレリーズボタンの操作態様に応じて音声記録を開始するタイミングを制御してもよい。このような場合の静止画撮影動作を図8に示し、図4との相違点を主に説明する。
ボディ駆動制御装置21は、操作部材31の撮影モードセレクターにより静止画撮影モードが選択されると、図8のフローチャートに示す静止画撮影動作を実行する。ステップ501(レンズ情報入力)からステップ508(ボディマイク選択)までの各処理は、図4のステップ101(レンズ情報入力)からステップ108(ボディマイク選択)までの各処理と同様である。
ステップ509では、レリーズ半押しスイッチがオンしてから所定時間以内にレリーズ全押しスイッチがオン(レリーズボタン一気押し)したか否かを判定する。レリーズボタンが一気押しされた場合はフォーカシングレンズ14により被写体像を結像面に合焦させる焦点調節動作を行っている間に、ステップ510において撮影指令が出力される。このとき、合焦判定されるまでは撮像を待機し、合焦判定後、撮像素子22による撮像を行い、静止画の取得が終了するとステップ511へ進む。ステップ511では、レンズマイク17またはボディマイク30による集音を開始し、記録媒体26へ音声を記録する。ここでステップ507から直接ステップ509に移行した場合(ステップ508を通らなかった場合)には、このステップ511ではレンズマイク17またはボディマイク30による集音、音声の記録をしない。そして、ステップ511で集音を開始してから所定時間が経過するとステップ512へ進み、録音を終了して一連の処理を終了する。
ステップ509でレリーズボタンが一気押しされない場合にはステップ513へ進む。ステップ513(レリーズ半押し判定)からステップ519(静止画撮影)までの各処理は、図4のステップ109(レリーズ半押し判定)からステップ115(静止画撮影)までの各処理と同様である。
上述した静止画撮影動作では、レリーズボタンが一気押しされた場合、すなわち、フォーカシングレンズ14による焦点調節動作中に撮影開始が指示された場合、フォーカシングレンズ14が合焦位置まで駆動されて、静止画撮影画終了してから音声記録を開始するようにした。その結果、フォーカシングレンズ14による駆動音と、図示しない遮光シャッタの駆動音が混入した音声の収録を防ぐことができる。
また、上述した実施の形態において、外部マイク33は、カメラボディ2の背面に設けられたコネクター32を介して、カメラボディ2に接続されるように構成されているが、この外部マイクはカメラボディ2と物理的に接続している必要性はない。例えばカメラボディ2とは別離的に離間しているが、カメラボディ2内のCPUと無線で通信ができるマイクであってもよい。
第1の実施の形態の構成を示す図 第1の実施の形態の動画撮影動作を示すフローチャート 第1の実施の形態の他の動画撮影動作を示すフローチャート 第2の実施の形態の静止画撮影動作を示すフローチャート 第3の実施の形態の静止画撮影動作を示すフローチャート 第4の実施の形態の静止画撮影動作を示すフローチャート 第5の実施の形態の静止画撮影動作を示すフローチャート 第6の実施の形態の静止画撮影動作を示すフローチャート
符号の説明
3 交換レンズ
14 フォーカシングレンズ
16 レンズ駆動制御装置
17 レンズマイク
21 ボディ駆動制御装置
22 撮像素子
26 記録媒体
30 ボディマイク
31 操作部材
33 外部マイク

Claims (45)

  1. 被写体を撮像する撮像素子を備えたカメラと、前記カメラに着脱可能な交換レンズとを含むカメラシステムであって、
    音声を集音するマイクロフォンと、
    前記カメラに装着された交換レンズのレンズ駆動方式に応じて、前記マイクロフォンを用いた音声記録動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とするカメラシステム。
  2. 請求項1に記載のカメラシステムにおいて、
    前記レンズ駆動方式は、前記装着された交換レンズのタイプに基づくものであり、
    前記制御手段は、前記装着された交換レンズのタイプに応じて、記録媒体への前記音声記録動作を許容するか否かを決定することを特徴とするカメラシステム。
  3. 請求項2に記載のカメラシステムにおいて、
    前記制御手段は、前記カメラに装着された交換レンズがレンズ駆動モーターを内蔵する第1タイプの交換レンズである場合に、前記記録媒体への前記音声記録動作を許容することを特徴とするカメラシステム。
  4. 請求項3に記載のカメラシステムにおいて、
    前記マイクロフォンは、前記カメラ内に設けられた第1マイクロフォンと、前記第1タイプの交換レンズ内に設けられた第2マイクロフォンとを含み、
    前記制御手段は、前記カメラに装着された交換レンズが前記第1タイプの交換レンズである場合に、前記第2マイクロフォンを用いて前記音声記録動作を実行することを特徴とするカメラシステム。
  5. 請求項1に記載のカメラシステムにおいて、
    前記レンズ駆動方式は、前記装着された交換レンズの焦点調節動作を規定する焦点調節モードに基づくものであり、
    前記制御手段は、前記装着された交換レンズの焦点調節モードに応じて、記録媒体への前記音声記録動作を許容するか否かを決定することを特徴とするカメラシステム。
  6. 請求項5に記載のカメラシステムにおいて、
    前記制御手段は、前記焦点調節モードが、レンズを手動で駆動する第1モード、または被写体に対していったん合焦した後は駆動源からの駆動力を用いたレンズ駆動を停止する第2モードである場合に、前記記録媒体への前記音声記録動作を許容することを特徴とするカメラシステム。
  7. 請求項6に記載のカメラシステムにおいて、
    前記制御手段は、前記焦点調節モードが前記第1モードまたは前記第2モードである場合に、前記カメラ内に設けられたマイクロフォンを用いて前記音声記録動作を実行することを特徴とするカメラシステム。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載のカメラシステムにおいて、
    前記制御手段は、前記焦点調節モードが、被写体の動きに応じて常に駆動源からの駆動力を用いたレンズ駆動による焦点調節を行う第3モードである場合に、前記カメラ内に設けられたマイクロフォンを用いた前記音声記録動作を行わないことを特徴とするカメラシステム。
  9. 請求項8に記載のカメラシステムにおいて、
    前記制御手段は、前記焦点調節モードが前記第3モードである場合に、前記カメラの外部に設けられたマイクロフォンを用いて前記音声記録動作を実行することを特徴とするカメラシステム。
  10. 請求項1に記載のカメラシステムにおいて、
    前記マイクロフォンは互いに異なる場所に複数個配置されており、
    前記レンズ駆動方式は、前記装着された交換レンズのタイプに基づくものであり、
    前記制御手段は、前記装着された交換レンズのタイプに応じて前記複数のマイクロフォンから使用すべきマイクロフォンを選択し、該選択したマイクロフォンを用いて記録媒体への前記音声記録動作を実行することを特徴とするカメラシステム。
  11. 請求項10に記載のカメラシステムにおいて、
    前記マイクロフォンは、前記カメラ内に設けられた第1マイクロフォンと、前記交換レンズ内に設けられた第2マイクロフォンとを含み、
    前記制御手段は、前記カメラに装着された交換レンズがレンズ駆動モーターを内蔵するタイプの交換レンズである場合に、前記第2マイクロフォンを用いて前記音声記録動作を実行することを特徴とするカメラシステム。
  12. 請求項10に記載のカメラシステムにおいて、
    前記複数のマイクロフォンは、前記カメラ内に設けられる第1マイクロフォンを含み、
    前記制御手段は、前記カメラに内蔵されるモーターで前記交換レンズの駆動を行う方式である場合に、前記第1マイクロフォンを用いた前記音声記録動作を行わないことを特徴とするカメラシステム。
  13. 請求項1に記載のカメラシステムにおいて、
    前記マイクロフォンは互いに異なる場所に複数個配置されており、
    前記レンズ駆動方式は、前記装着された交換レンズの焦点調節動作を規定する焦点調節モードに基づくものであり、
    前記制御手段は、前記装着された交換レンズの焦点調節モードに応じて前記複数のマイクロフォンから使用すべきマイクロフォンを選択し、該選択したマイクロフォンを用いて記録媒体への前記音声記録動作を実行することを特徴とするカメラシステム。
  14. 請求項13に記載のカメラシステムにおいて、
    前記複数のマイクロフォンは、前記カメラ内に設けられる第1マイクロフォンを含み、
    前記制御手段は、前記焦点調節モードが、レンズを手動で駆動する第1モード、または被写体に対していったん合焦した後は駆動源からの駆動力を用いたレンズ駆動を停止する第2モードである場合に、前記第1マイクロフォンを用いて前記音声記録動作を実行することを特徴とするカメラシステム。
  15. 請求項13または請求項14に記載のカメラシステムにおいて、
    前記制御手段は、前記焦点調節モードが、被写体の動きに応じて常に駆動源からの駆動力を用いたレンズ駆動による焦点調節を行う第3モードである場合に、前記第1マイクロフォンを用いた前記音声記録動作を行わないことを特徴とするカメラシステム。
  16. 請求項15に記載のカメラシステムにおいて、
    前記制御手段は、前記焦点調節モードが前記第3モードである場合に、前記カメラの外部に設けられたマイクロフォンを用いて前記音声記録動作を実行することを特徴とするカメラシステム。
  17. 請求項3または請求項4または請求項11に記載のカメラシステムにおいて、
    前記レンズ駆動モーターは、超音波モーターを含むことを特徴とするカメラシステム。
  18. 交換レンズを着脱可能であり、かつ装着された前記交換レンズを介して被写体を撮像する撮像素子を備えたカメラであって、
    マイクロフォンで集音された音声を記録媒体に記録する音声記録装置と、
    前記装着された交換レンズのレンズ駆動方式に応じて、前記音声記録装置による音声記録動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  19. 請求項18に記載のカメラにおいて、
    前記レンズ駆動方式は、前記装着された交換レンズのタイプに基づくものであり、
    前記制御手段は、前記装着された交換レンズのタイプに応じて、前記音声記録装置による前記音声記録動作を許容するか否かを決定することを特徴とするカメラ。
  20. 請求項19に記載のカメラにおいて、
    前記制御手段は、前記装着された交換レンズがレンズ駆動モーターを内蔵する第1タイプの交換レンズである場合に、前記音声記録装置による前記音声記録動作を許容することを特徴とするカメラ。
  21. 請求項20に記載のカメラにおいて、
    前記第1タイプの交換レンズは、第1マイクロフォンを含み、
    前記制御手段は、前記第1タイプの交換レンズが装着されている場合に、前記第1マイクロフォンを用いて前記音声記録動作を実行することを特徴とするカメラ。
  22. 請求項18に記載のカメラにおいて、
    前記レンズ駆動方式は、前記装着された交換レンズの焦点調節動作を規定する焦点調節モードに基づくものであり、
    前記制御手段は、前記装着された交換レンズの焦点調節モードに応じて、記録媒体への前記音声記録動作を許容するか否かを決定することを特徴とするカメラ。
  23. 請求項22に記載のカメラにおいて、
    前記制御手段は、前記焦点調節モードが、レンズを手動で駆動する第1モード、または被写体に対していったん合焦した後は駆動源からの駆動力を用いたレンズ駆動を停止する第2モードである場合に、前記音声記録装置による前記音声記録動作を許容することを特徴とするカメラ。
  24. 請求項23に記載のカメラにおいて、
    音声を集音する第2マイクロフォンをさらに備え、
    前記制御手段は、前記焦点調節モードが前記第1モードまたは前記第2モードである場合に、前記第2マイクロフォンを用いて前記音声記録動作を実行するように前記音声記録装置を制御し、
    前記焦点調節モードが、被写体の動きに応じて常に駆動源からの駆動力を用いたレンズ駆動による焦点調節を行う第3モードである場合に、前記第2マイクロフォンを用いた前記音声記録動作を行わないよう前記音声記録装置を制御することを特徴とするカメラ。
  25. 請求項18に記載のカメラにおいて、
    前記マイクロフォンは互いに異なる場所に複数個配置されており、
    前記レンズ駆動方式は、前記装着された交換レンズのタイプに基づくものであり、
    前記制御手段は、前記装着された交換レンズのタイプに応じて前記複数のマイクロフォンから使用すべきマイクロフォンを選択し、該選択したマイクロフォンを用いて記録媒体への前記音声記録動作を実行するよう前記音声記録装置を制御することを特徴とするカメラ。
  26. 請求項25に記載のカメラにおいて、
    前記交換レンズは第1マイクロフォンを含み、
    前記制御手段は、前記装着された交換レンズがレンズ駆動モーターを内蔵するタイプの交換レンズである場合に、前記第1マイクロフォンを用いて前記音声記録動作を実行することを特徴とするカメラ。
  27. 請求項25に記載のカメラにおいて、
    音声を集音する第2マイクロフォンをさらに備え、
    前記制御手段は、前記カメラに内蔵されるモーターで前記交換レンズの駆動を行う方式である場合に、前記第2マイクロフォンを用いた前記音声記録動作を行わないように前記音声記録装置を制御することを特徴とするカメラ。
  28. 請求項18に記載のカメラにおいて、
    前記マイクロフォンは互いに異なる場所に複数個配置されており、
    前記レンズ駆動方式は、前記装着された交換レンズの焦点調節動作を規定する焦点調節モードに基づくものであり、
    前記制御手段は、前記装着された交換レンズの焦点調節モードに応じて前記複数のマイクロフォンから使用すべきマイクロフォンを選択し、該選択したマイクロフォンを用いて記録媒体への前記音声記録動作を実行するように前記音声記録装置を制御することを特徴とするカメラ。
  29. 請求項28に記載のカメラにおいて、
    音声を集音する第2マイクロフォンをさらに備え、
    前記制御手段は、前記焦点調節モードが、レンズを手動で駆動する第1モード、または被写体に対していったん合焦した後は駆動源からの駆動力を用いたレンズ駆動を停止する第2モードである場合に、前記第2マイクロフォンを用いて前記音声記録動作を実行するよう前記音声記録装置を制御し、
    前記焦点調節モードが、被写体の動きに応じて常に駆動源からの駆動力を用いたレンズ駆動による焦点調節を行う第3モードである場合に、前記第2マイクロフォンを用いた前記音声記録動作を行わないように前記音声記録装置を制御することを特徴とするカメラ。
  30. 請求項1に記載のカメラシステムにおいて、
    前記レンズ駆動方式は、前記装着された交換レンズの焦点調節動作を規定する焦点調節モードに基づくものであり、
    静止画撮影時に、前記制御手段は、焦点調節動作に関する情報に基づいて、前記マイクロフォンを用いて前記音声記録動作を開始することを特徴とするカメラシステム。
  31. 請求項30に記載のカメラシステムにおいて、
    前記焦点調節動作に関する情報は、被写体の像が合焦したことを示す情報であり、
    前記制御手段は、被写体の像が合焦した後、前記マイクロフォンを用いて前記音声記録動作を開始することを特徴とするカメラシステム。
  32. 請求項30に記載のカメラシステムにおいて、
    前記焦点調節動作に関する情報は、焦点調節開始の指示の情報であり、
    前記制御手段は、焦点調節開始の指示に応じて前記マイクロフォンを用いて前記音声記録動作を開始し、前記音声記録動作を終了した後に静止画撮影を開始することを特徴とするカメラシステム。
  33. 請求項30に記載のカメラシステムにおいて、
    前記焦点調節動作に関する情報は、被写体の像の結像位置と前記撮像素子の結像面との差が所定値以下であることを示す情報であり、
    前記制御手段は、結像位置と結像面との差が所定値以下のとき、前記マイクロフォンを用いて前記音声記録動作を開始することを特徴とするカメラシステム。
  34. 請求項30乃至33のいずれか一項に記載のカメラシステムにおいて、
    前記マイクロフォンは、前記交換レンズ内に設けられ、
    前記制御手段は、静止画撮影が終了した後、前記マイクロフォンを用いた前記音声記録動作を終了することを特徴とするカメラシステム。
  35. 請求項31または33に記載のカメラシステムにおいて、
    前記制御手段は、静止画撮影が指示されると、前記音声記録動作を終了した後に静止画撮影を開始することを特徴とするカメラシステム。
  36. 請求項30に記載のカメラシステムにおいて、
    前記焦点調節動作に関する情報は、焦点調節動作中に静止画撮影が指示されたことを示す情報であり、
    前記制御手段は、静止画撮影が終了すると、前記マイクロフォンを用いて前記音声記録動作を開始することを特徴とするカメラシステム。
  37. 請求項36に記載のカメラシステムにおいて、
    前記制御手段は、前記マイクロフォンを用いた前記音声記録動作を開始してから所定時間が経過した後、前記音声記録動作を終了することを特徴とするカメラシステム。
  38. 請求項18に記載のカメラにおいて、
    前記レンズ駆動方式は、前記装着された交換レンズの焦点調節動作を規定する焦点調節モードに基づくものであり、
    静止画撮影時に、前記制御手段は、焦点調節動作に関する情報に基づいて、前記マイクロフォンを用いて前記音声記録装置による前記音声記録動作を開始することを特徴とするカメラ。
  39. 請求項38に記載のカメラにおいて、
    前記焦点調節動作に関する情報は、被写体の像が合焦したことを示す情報であり、
    前記制御手段は、被写体の像が合焦した後、前記マイクロフォンを用いて前記音声記録装置による前記音声記録動作を開始することを特徴とするカメラ。
  40. 請求項38に記載のカメラにおいて、
    前記焦点調節動作に関する情報は、焦点調節開始の指示の情報であり、
    前記制御手段は、焦点調節開始の指示に応じて前記マイクロフォンを用いて前記音声記録装置による前記音声記録動作を開始し、前記音声記録動作を終了した後に静止画撮影を開始することを特徴とするカメラ。
  41. 請求項38に記載のカメラにおいて、
    前記焦点調節動作に関する情報は、被写体の像の結像位置と前記撮像素子の結像面との差が所定値以下であることを示す情報であり、
    前記制御手段は、結像位置と結像面との差が所定値以下のとき、前記マイクロフォンを用いて前記音声記録装置による前記音声記録動作を開始することを特徴とするカメラ。
  42. 請求項38乃至41のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記マイクロフォンは、前記交換レンズ内に設けられ、
    前記制御手段は、静止画撮影が終了した後、前記マイクロフォンを用いた前記音声記録動作を終了することを特徴とするカメラ。
  43. 請求項39または41に記載のカメラにおいて、
    前記制御手段は、静止画撮影が指示されると、前記音声記録動作を終了した後に静止画撮影を開始することを特徴とするカメラ。
  44. 請求項38に記載のカメラにおいて、
    前記焦点調節動作に関する情報は、焦点調節動作中に撮影が指示されたことを示す情報であり、
    前記制御手段は、静止画撮影が終了するとき、前記マイクロフォンを用いて前記音声記録動作を開始することを特徴とするカメラ。
  45. 請求項44に記載のカメラにおいて、
    前記制御手段は、前記マイクロフォンを用いた前記音声記録動作を開始してから所定時間が経過した後、前記音声記録動作を終了することを特徴とするカメラ。
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