JP2006091252A - 撮像装置及び撮像方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置及び撮像方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】接近もしくは遠ざかる画角上の被写体を、ピントが合った状態で追従させて撮影する機能を実現し、静止画を撮影するカメラにおいて、熟練者でも困難な動体に対する被写体追従ズーミング撮影をアシストすること。
【解決手段】被写体に対する焦点検出動作及び焦点検出結果に基づくフォーカスレンズを駆動して被写体に対して合焦させる焦点調整動作からなるオートフォーカス動作を、繰り返し作動させ、さらに、前記オートフォーカス動作が行われたことに応じて、該オートフォーカス動作による焦点調整量に基づいてズームレンズを駆動させる追従ズーミング動作を作動させることを、静止画像の撮像中を含めて行わせる構成を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体に合焦させる焦点調整機能および光学ズーム機能を有し、静止画像を撮像可能な撮像装置および撮像方法およびプログラムに関する。
従来より、静止している被写体に対して、ズームインしながら遅めのシャッタ速度で撮影するズーミング撮影機能(露光間ズーミング機能)を有するカメラが知られている。このズーミング撮影機能では、画面中央から放射状に流れる特殊効果撮影が可能となり、静止している被写体画像に対して躍動感を与えたいときに効果的である。このズーミング撮影機能に関しては特許文献1に記載されている。
また、従来より、焦点状態を検出して自動的に焦点位置を調節するオートフォーカス(AF)機能を有するカメラが知られているが、この種のカメラには、一旦合焦した後も、被写体の動きを予測してシャッタ駆動時にピントが合うように焦点調節を行う動体予測AF機能を備えたものもある。この動体予測AF機能に関しては特許文献2に記載されている。
特開平5−5923号公報 特開平7−43603号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の露光間ズーミング機能は、被写体が静止していることを想定しており、一定量をズーム駆動させることにより露光間ズーミング撮影を実現しているが、被写体と撮影者が接近もしくは遠ざかる関係の状況においては、焦点が合わないため被写体自体もボケてしまい、撮影者が期待するような綺麗な写真を撮ることが出来ないという問題点があった。
また、上記特許文献2に記載の動体予測AF機能の場合、動きのある被写体を想定しているが、シャッタを切る時点では、ズーム駆動,AF駆動等の駆動を止め、シャッタを切るまでのAF状態を予測してAF動作させている。このため、被写体の動きが撮影者の横方向(左右方向)である状況においては、カメラを被写体の動きに合わせて平行に振りながら低速シャッタ撮影した場合、被写体以外が筋状に流れて写る躍動感のある撮影が可能となるが、被写体と撮影者が接近もしくは遠ざかる関係の状況においては、被写体の大きさが変わってしまい、被写体自体が中央から放射状に(又は外側から中央へ)流れてしまう、逆に、被写体の外側の風景は流れることなく撮影されてしまい、撮影者が期待するような撮影ができないという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、露光間(撮像動作中)においても、被写体追従AFさせ、且つ、被写体追従AF等の連続的なオートフォーカスの変化に合わせて光学ズーム駆動を行うことにより、被写体と撮影者が接近もしくは遠ざかる関係の状況においても、オートフォーカス動作により被写体へ合焦させることができるとともに、ズーミング動作により被写体の撮像サイズを一定に保つことができるので、シャッタ速度が遅くても被写体の動きに見合った焦点を得ることが出来、ピントが合わない状態を回避することができるとともに、迫力のある写真を容易に撮影することができる撮像装置および撮像方法およびプログラムを提供することである。
本発明によれば、静止画像を撮像可能な撮像手段を有する撮像装置において、被写体に対する焦点検出動作及び焦点検出結果に基づくフォーカスレンズを駆動して被写体に対して合焦させる焦点調整動作からなるオートフォーカス動作を行うオートフォーカス手段と、前記オートフォーカス手段によるオートフォーカス動作が行われたことに応じて、該オートフォーカス動作による焦点調整量に基づいてズームレンズを駆動させる追従ズーミング動作を行う追従ズーミング手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、被写体に対する焦点検出動作及び焦点検出結果に基づくフォーカスレンズを駆動して被写体に対して合焦させる焦点調整動作からなるオートフォーカス動作を、繰り返し作動させ、前記オートフォーカス動作が行われたことに応じて、該オートフォーカス動作による焦点調整量に基づいてズームレンズを駆動させる追従ズーミング動作を作動させることを、静止画像の撮像中を含めて行わせるので、露光間(撮像動作中)においても、被写体追従AFさせ、且つ、被写体追従AF等の連続的なオートフォーカスの変化に合わせて光学ズーム駆動を行って、シャッタスピードを遅くした状態での、撮影者に接近してくるもしくは遠ざかる被写体の撮像においても、オートフォーカス動作により被写体へ合焦させることができるとともに、ズーミング動作により被写体の撮像サイズを一定に保つことができるので、シャッタ速度が遅くても被写体の動きに見合った焦点を得ることが出来、ピントが合わない状態を回避することができるとともに、被写体の大きさは一定に保たれ、一方、被写体以外は流れるような迫力のある写真を容易に撮影することができる等の効果を奏する。
従って、カメラの扱いに不慣れな撮影者であっても、手動でピント合わせやズーミングさせることなく、ピントが合った状態で、接近もしくは遠ざかる画角上の被写体を追従させて撮影することを可能とし、静止画を撮影するカメラにおいて、熟練者でも困難な動体に対する被写体追従ズーミング撮影技法をアシストすることができる等の効果を奏する。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して、本発明の詳細を説明する。
図1は、本発明に係る第1実施形態を示す撮像装置を適用可能なスチールカメラの内部構成の一例を示すブロック図である。
図1において、100はスチールカメラである。このスチールカメラ100は、CPU101と、撮像部102、被写体視認部103、ズーム駆動装置104、AF駆動装置105、操作部106、記憶装置109、ROM110,焦点検出回路111,換算情報記憶メモリ112等を備えている。
撮像部102は、後述する図2,図3に示す撮像レンズ1を透過した映像光を受像して撮像するためのものである。なお、撮像部102は、CCDセンサ、CMOSセンサ、又は、銀塩フィルムとシャッタで構成される受像部等のいずれであってもよいが、以下、CCDセンサを例として説明する。
後述する図3に示すように、撮像レンズ1を透過した映像光は、後段の撮像素子である撮像部102上のCCDセンサ面上で結像され、光電変換により映像信号に変換される。なお、CCDセンサより光電変換された映像信号を、A/D変換してデジタル画像データに変換し、該デジタル画像データを色差と輝度に分けて各種処理、補正及び画像圧縮/伸長を行う図示しない画像処理部を備えるものとする。この画像処理部は、撮像部102がCMOSセンサの場合も、同様に備えるものとする。
次に、被写体視認部103は、後述する図3に示すように、撮像レンズ1を透過し、撮像部102に受像されるべき映像光(即ち、撮影画像)を撮影者が視覚により確認するためのものである。この被写体視認部103は、後述する図3に示す接眼レンズ6,ペンタプリズム5等により構成されるファインダ、又はディスプレイにより構成されるものである。なお、上述した撮像部102がCCDセンサ,CMOSセンサ等のデジタルカメラの場合は、この被写体視認部103は、ファインダ等により構成されるもの,ディスプレイにより構成されるものいずれの構成であってもよいが(双方を備える構成であってもよい)、撮像部102が銀塩ファイルムの場合には、被写体視認部103はファインダ等で構成されるものとする。以下、被写体視認部103が、ファインダ等で構成される場合を例として説明する。
操作部106は、スチール撮影にかかる機能設定や操作を行うための各種ボタン(被写体追従ズーミング撮影モードボタン107、撮影用シャッタボタン108)やスイッチを有している。
被写体追従ズーミング撮影モードボタン107は、撮影モードの変更(後述する被写体追従ズーミング撮影モード(被写体追従ズーミング撮影アシスト機能ともいう)の設定のON/OFF)を行うためのものであり、この被写体追従ズーミング撮影モードボタン107の押下操作に応じて被写体追従ズーミング撮影モードボタン入力イベントをCPU101に伝える。
撮影用シャッタボタン108は、ボタンを押していない「開放」状態の他に、「半押し」状態と「全押し」状態の2段階の状態に操作可能であり、これらの操作に応じて撮影用シャッタボタン入力イベントをCPU101に伝える。
焦点検出回路111は、後述する図3に示す焦点検出部7のラインセンサ7cを含むものであり、CPU101からの指示により、撮像光学系のピントのずれ量(焦点調整状態)であるデフォーカス量を検出する。この焦点検出回路111からのデフォーカス量出力に基づいて、CPU101は、被写体に対する合焦を得るために必要なレンズ(つまりはAF駆動装置105)の目標駆動量としてのAF変化量(AF駆動量)を算出する。
換算情報記憶メモリ112は、後述する図9に示す変換テーブルを不揮発に記憶するための不揮発性メモリである。
AF駆動装置105は、モータ等により構成され、焦点検出部111からの出力に基づいてCPU101から出力されるAF変更指示に応じて、後述する図3に示す撮像レンズ1内のフォーカスレンズ(第1レンズ群,第2レンズ群)の位置を光軸方向に移動させて、撮像レンズ1の焦点状態を調節する。
ズーム駆動装置104は、モータ等により構成され、CPU101から指示されるAF変化量に基づいて、後述する図3に示す撮像レンズ1内のズームレンズ(第3レンズ群,第4レンズ群)の位置を光軸方向に移動させて、撮像レンズ1の焦点距離を変更し、撮像倍率を光学的に変更(ズーミング)する。なお、ズーミング時には、ズームレンズ(第3レンズ群,第4レンズ群)を動かすと同時に、フォーカスレンズ(第1レンズ群,第2レンズ群)を図示しないカム構造で駆動してズーミング時のピントずれを防止するように構成されている。
ROM110は、CPU101が動作するための後述する図5〜図8のフローチャートに示すプログラムを含む各種プログラム等を格納している。記憶部110は、スチールカメラ100の各種設定を記憶したり、CPU101のワーク領域204として使用可能である。
CPU101は、ROM111又は図示しないその他の記録媒体に格納される各種プログラムを記憶部110のワーク領域にロードして実行することによりカメラ動作全体を制御する。
図2は、図1に示したスチールカメラ100の外観の一例を示す斜視図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図3は、図1に示したスチールカメラ100の光学構成の一例を示す断面図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図3に示すように、被写体光線は、5つのレンズ群と撮影絞りから成る撮像レンズ 1を介してミラー3に入射する。撮像レンズ1は、第1レンズ群、第2レンズ群(フォーカスレンズ)でフォーカシング作用を行い、第3レンズ群、第4レンズ群でズーム作用を行う。第5レンズ群は固定である。ズーミング時は第3レンズ群、第4レンズ群(ズームレンズ)を動かすと同時に、第1レンズ群、第2レンズ群(フォーカスレンズ)をカム構造で駆動してズーミング時のピントずれを防いでいる。なお、撮像レンズ1内には、図示しない絞りユニットが配置されており、撮像部102に到達する撮影光量を調節することができるようになっている。なお、リヤフォーカス式のズームレンズであってもよい。
3はミラーである。このミラー3は、撮影開始前は撮影レンズ1を投下してきた撮影光束の光路上に配置されて、撮影光束をファインダ光学系に反射する。そして、図1に示した撮影用シャッタボタン108が全押しされると、先ず、45度に置かれていたミラーが上方へ跳ね上がり、その後、撮像部102の直前にあるシャッタが開けられる。これにより、撮像レンズ1から入力された光が、撮像部102に受像される(撮影される)。
ファインダ光学系は、ペンタプリズム5および接眼レンズ6により構成されている。ペンタプリズム5では、ミラー3から入射した光束の一部を焦点検出部7に分光する。焦点検出部7は、入射した光束を2つの光束に分割するコンデンサレンズ7aと、分割されたそれぞれの光束を再結像させる2つのセパレータレンズ7bと、結像した2像を光電変換するCCD等の一対のラインセンサ7cにより構成されている。
これら一対のラインセンサ7c上に結像した2像のずれから、撮影光学系のピントずれ量(焦点調節状態)であるデフォーカス量を検出することができる。この焦点検出方式を位相差検出方式という。
なお、撮像レンズ1は、カメラ100に対して着脱可能に結合される交換レンズであってもよい。この場合、交換レンズ内に、制御部(CPU,ROM,RAM等で構成)を設け、カメラ100内のCPU101からの指示に応じて、ズーム駆動装置104,AF駆動装置105を制御するように構成してもよい。
図4は、図1に示した記憶部109のメモリマップの一例を示す模式図である。
図4に示すように、記憶部109には、AF変化量201、ズーム駆動量202、被写体追従ズーミング撮影モード設定状態(ON/OFF状態)203等が記憶されている。また、記憶部109は、ワーク領域204として使用可能な領域である。
なお、被写体追従ズーミング撮影モード設定状態203は、不揮発性メモリ領域に格納されている。
以下、図5〜図8のフローチャートを参照して、本発明の撮像装置における制御動作について説明する。
まず、図5を参照して、被写体追従ズーミング撮影モードボタン107が操作された場合の制御処理動作について説明する。
図5は、本発明の撮像装置における第1の制御処理動作の一例を示すフローチャートであり、被写体追従ズーミング撮影モードボタン107が操作された場合の制御処理動作に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図1に示したCPU101がROM110又は図示しないその他の記録媒体に格納されたプログラムを記憶部109上のワーク領域204にロードして実行することにより実行される。また、図中、S301〜S303は各ステップを示す。
まず、被写体追従ズーミング撮影モードボタン107が押下されて、被写体追従ズーミング撮影モードボタン入力イベントが発生すると、CPU101は図5のフローチャートの処理を開始する。ステップS301において、CPU101は、記憶部109に記憶される被写体追従ズーミング撮影モード設定状態203を読み出して、被写体追従ズーミング撮影モード設定状態203が「ON」であるか否かを判定し、「ON」であると判定した場合には、ステップS302に進む。
次に、ステップS302において、CPU101は、図4に示した記憶部109内に記憶される被写体追従ズーミング撮影モード設定状態203を「OFF」に変更して記憶させ、本イベント処理を終了する。
一方、ステップS302で、CPU101が、図4に示した記憶部109内に記憶される被写体追従ズーミング撮影モード設定状態203が「OFF」であると判定した場合には、ステップS303において、CPU101は、図4に示した記憶部109内に記憶される被写体追従ズーミング撮影モード設定状態203を「ON」に変更して記憶させ、本イベント処理を終了する。
次に、図6〜図8を参照して、本発明の被写体追従ズーミング撮影アシスト機能における撮影時の処理動作について説明する。
図6は、本発明の撮像装置における第2の制御処理動作の一例を示すフローチャートであり、撮影用シャッタボタン108が操作された場合の制御処理動作に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図1に示したCPU101がROM110又は図示しないその他の記録媒体に格納されたプログラムを記憶部109上のワーク領域204にロードして実行することにより実行される。また、図中、S101〜S106は各ステップを示す。
まず、撮影用シャッタボタン108が操作されて、撮影用シャッタボタン入力イベントが発生すると、CPU101は図6のフローチャートの処理を開始する。ステップS101において、CPU101は、撮影用シャッタボタン108の状態変化が「開放」状態から「半押し」状態への変化であるか否かを判定し、「開放」状態から「半押し」状態への変化であると判定した場合には、ステップS102に進み、CPU101は、オートフォーカス要求処理を行い(オートフォーカス要求イベントを発生させ)、焦点を合わせる処理を起動し、ステップS103に進む。これにより、図7に示すオートフォーカス要求イベント処理が実行されて、焦点調整が行われる。
そして、上記オートフォーカス要求イベント処理(図7)が行われた後、ステップS103において、CPU101は、焦点検出回路111に焦点検出処理を実行させ、焦点検出回路111から出力されるデフォーカス量に基づいて、焦点が合った(デフォーカス量が所定の範囲内である)か否かを判定し、焦点が合っていない(デフォーカス量が所定の範囲内でない)と判定した場合には、ステップS102に処理を戻し、再度オートフォーカス要求を行う。これにより、焦点が合っていない場合は、オートフォーカス要求を焦点が合うまで繰り返し実行することになる。
一方、ステップS103で、CPU101が、焦点が合った(デフォーカス量が所定の範囲内である)と判定した場合には、ステップS104において、CPU101は、被写体追従AF要求を行い(被写体追従AF要求イベントを発生させ)、被写体を追従してAFする処理を起動し、本イベント処理を終了する。これにより、図8に示す被写体追従AF要求イベント処理が実行されて、撮影用シャッタボタン108が開放状態となるまで、連続して、焦点調整と該焦点調整時のAF変化量に基づくズーム処理が実行される。
一方、ステップS101で、CPU101が、撮影用シャッタボタン108の状態変化が「半押し」状態から「開放」状態への変化でないと判定した場合には、ステップS105において、CPU101は、撮影用シャッタボタン108の状態変化が「半押し」状態から「全押し」状態への変化であるか否かを判定する。
そして、ステップS105で、CPU101が、撮影用シャッタボタン108の状態変化が「半押し」状態から「全押し」状態への変化であると判定した場合には、ステップS106において、CPU101は、ミラー3を上方へ跳ね上げ、その後、撮像部102の直前にあるシャッタを開け、撮像レンズ1を投下してきた撮影光束を受像部102に受像させて撮像するように制御し、本イベント処理を終了する。
一方、ステップS105で、CPU101が、撮影用シャッタボタン108の状態変化が「半押し」状態から「全押し」状態への変化でないと判定した場合には、そのまま、本イベント処理を終了する。
図7は、本発明の撮像装置における第3の制御処理動作の一例を示すフローチャートであり、オートフォーカス要求イベントが発生した際の制御処理(AF処理)動作に対応する。なお、AF処理についての詳細は、公知の内容なので簡単に説明する。また、このフローチャートの処理は、図1に示したCPU101がROM110又は図示しないその他の記録媒体に格納されたプログラムを記憶部109上のワーク領域204にロードして実行することにより実行される。さらに、図中、S401〜S403は各ステップを示す。
まず、オートフォーカス要求イベントが発生すると、CPU101は図7のフローチャートの処理を開始する。ステップS401において、CPU101は、焦点検出回路111に焦点検出処理を実行させる。なお、焦点検出回路111の焦点検出処理は、上述したように、図3に示した一対のラインセンサ7c上に結像した2像のずれに基づいて撮影光学系のピントずれ量(焦点調節状態)であるデフォーカス量を検出し出力する処理である。
次に、ステップS402において、CPU101は、焦点検出回路111から出力されるデフォーカス量に基づいて、被写体に対する合焦を得るためのフォーカスレンズ(図3に示した第1レンズ群,第2レンズ群)の駆動量(AF駆動装置105の駆動量)である「AF変化量」を算出し、図4に示した記憶装置109内のAF変化量201として記憶させる。
次に、ステップS403において、CPU101は、ステップS402で算出されたAF変化量分だけ、AF駆動装置105を駆動させるように制御し、本イベント処理を終了する。
図8は、本発明の撮像装置における第4の制御処理動作の一例を示すフローチャートであり、被写体追従AF要求イベントが発生した際の制御処理動作に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図1に示したCPU101がROM110又は図示しないその他の記録媒体に格納されたプログラムを記憶部109上のワーク領域204にロードして実行することにより実行される。また、図中、S201〜S206は各ステップを示す。
まず、被写体追従AF要求イベントが発生すると、CPU101は図8のフローチャートの処理を開始する。ステップS201において、CPU101は、オートフォーカス要求処理を行い(オートフォーカス要求イベントを発生させ)、焦点を一致させて、ステップS202に進む。これにより、図7に示すオートフォーカス要求イベント処理が実行されて、焦点調整が行われる。
次に、ステップS202において、CPU101は、記憶部109に記憶される被写体追従ズーミング撮影モード設定状態203を読み出して、被写体追従ズーミング撮影モード設定状態203が「ON」であるか否かを判定し、「ON」であると判定した場合には、ステップS203において、図4に示した記憶部109に記憶されたAF変化量201を読み出し、該読み出したAF変化量から図9に示す変換テーブルを用いてズーム駆動量を求める。
図9は、図1に示した換算情報記憶メモリ112に記憶されるAF駆動変化量に対するズーム駆動量との換算情報(変換テーブル)の一例を示す図である。
なお、図9において、XはAF変化量に対する係数、Yはズーム駆動量に対する係数であり、予め所定の値に設定されているものとする。
また、本実施形態では、ステップS204の、AF変化量からズーム駆動量を求める処理で、換算情報として、図9の変換テーブルを用いたが、所定の換算式を用いて、AF変化量からズーム駆動量を求めるように構成してもよい。
さらに、上記変換テーブルの各係数や上記換算式等の換算情報は、撮像レンズに合わせた情報にする必要がある為、撮像レンズ1とカメラ100に着脱可能な交換レンズの場合には、換算情報記憶メモリ112を該交換レンズ内に備え、カメラ100のCPU101がレンズ内の換算情報を参照するように構成する。また、カメラ100内に、複数の交換レンズに対応した換算情報を記憶した換算情報記憶メモリ112を設け、且つ、交換レンズ内にレンズの種別を示す情報を記憶させておき、該レンズの種別を示す情報をカメラ100のCPU101が参照して、該レンズの種別を示す情報に応じた換算情報を選択するように構成してもよい。
以下、図8のフローチャートの説明に戻る。
ステップS204において、CPU101は、ステップS203で取得したズーム駆動量分だけズーム駆動装置104を駆動させるように制御し、ステップS205に進む。これにより、被写体が接近もしくは遠ざかる際にファインダから視認される被写体の大きさを均一に保つようにズームさせることができる。即ち、低速度のシャッタスピードで撮像する撮像間の場合は、被写体の大きさを均一に保って撮像することができる。
一方、ステップS202で、CPU101が、被写体追従ズーミング撮影モード設定状態203が「ON」でない、即ち「OFF」であると判定した場合には、ステップS205に処理を移行させる。即ち、被写体追従ズーミング撮影アシスト機能を使用しない場合は、AF変化量からズーム駆動量を取得する処理(S203)及びズーム駆動量分だけズーム駆動装置104を動作させる処理(S204)は行わない。
次に、ステップS205において、CPU101は、撮影用シャッタボタン108が「開放」状態となったか否かを判定し、開放状態になっていないと判定した場合には、ステップS206において、CPU101は、新たな被写体追従AF要求を行い(被写体追従AF要求イベントを発生させ)、本イベント処理を終了する。これにより、本図8に示す被写体追従AF要求イベント処理が、撮影用シャッタボタン108が開放状態となるまで、再帰的に実行されて、焦点調整と該焦点調整時のAF変化量に基づくズーム処理が連続実行される。
一方、ステップS205で、CPU101が、撮影用シャッタボタン108が「開放」状態となったと判定した場合には、新たに被写体追従AF要求は出さずに、そのまま、本イベント処理を終了する。
以下、図10のタイミングチャートを参照して、本実施形態の被写体追従ズーミング撮影アシスト機能を用いた場合(被写体追従ズーミング撮影モードが「ON」の場合)における、撮影用シャッタボタン108の状況に対するオートフォーカス(AF),追従オートフォーカス(追従AF),シャッタの各々の駆動状況について説明する。
図10は、本実施形態の被写体追従ズーミング撮影アシスト機能を用いた場合(被写体追従ズーミング撮影モードが「ON」の場合)における、撮影用シャッタボタン108の状況に対するオートフォーカス(AF),追従オートフォーカス(追従AF),シャッタの各々の駆動状況を示すタイミングチャートである。
図10に示すように、被写体追従ズーミング撮影アシスト機能を用いた状態では、撮影用シャッタボタン108が「開放」状態から「半押」状態になると、ピント合焦するまで、AFが駆動される。
そして、AFによるピント合焦以後、撮影用シャッタボタン108が「開放」状態となるまで、追従AF,ズームが駆動される。即ち、撮像間(シャッタが開放され閉じられるまでの間、露光間ともいう)も、追従AF,ズームが駆動されることとなる。
これにより、被写体と撮影者が接近もしくは遠ざかる関係の状況において、撮像間(露光間)に、接近もしくは遠ざかる被写体にピントを合わせるだけでなく、被写体が接近してきた場合には、該接近量に合わせたズームアウトを行い、一方、被写体が遠ざかっていく場合には、該遠ざかった量に合わせたズームインを行うこととなり、撮像間(露光間)、接近もしくは遠ざかる被写体を、常に同じ大きさで捉えることができる。
従って、撮影者に接近するもしくは遠ざかる関係にある被写体を低速度のシャッタスピードで撮像する場合でも、撮像中、常にピントが合った像体で且つ被写体の大きさを均一に保つことができ、図11に示すように、被写体301自体は鮮明に撮像されていながら、被写体以外の領域302は、中央から放射状に(又は外側から中央へ)流れるように撮像され、撮影者が期待するような躍動感があり、且つ、綺麗な写真を撮ることができる。
図11は、本発明の被写体追従ズーミング撮影アシスト機能によって撮影されたイメージ写真の一例を示す模式図である。
本発明は、撮影用シャッタボタン108が「半押し」状態となってから、「開放」状態となるまで(即ち、受像間(露光間)も含む)、焦点調整(AF)を続け(追従AFを行い)、該AF変更される度に該AF変更量に基づいて、ズーミングを行うので(追従ズーミングするので)、被写体と撮影者が接近もしくは遠ざかる関係の状況においても、撮像間(露光間)に、接近もしくは遠ざかる被写体にピントを合わせることができ、なお且つ、被写体が接近してきた場合には、該接近量に合わせたズームアウトが可能となり、逆に被写体が遠ざかっていく場合には、該遠ざかった量に合わせたズームインが可能となり、撮像間(露光間)に接近もしくは遠ざかる被写体を常に同じ大きさで捉えることができる。
これにより、被写体と撮影者が接近もしくは遠ざかる関係の状況においても、被写体自体は鮮明に撮像され、且つ、被写体以外は、中央から放射状に(又は外側から中央へ)流れるように撮像され、撮影者が期待するような躍動感があり、且つ、綺麗な写真を撮ることができる。
また、上記本発明の被写体追従ズーミング撮影アシスト機能は、公知のAF機能を行い、該AF時のAF変化量に基づいて、追従ズーミングを行う構成であるので、デジタルカメラであっても銀塩カメラであっても、容易に実現することができる。
また、被写体追従AFの変化によってズーム駆動させるという簡単な制御で、実現可能なため、コストを抑えることができる。
従って、接近もしくは遠ざかる画角上の被写体を、ピントが合った状態で追従させて撮影する機能を実現し、静止画を撮影するカメラにおいて、熟練者でも困難な動体に対する被写体追従ズーミング撮影をアシストすることができる。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態において、追従AF時のAF駆動変化量に対するズームレンズ装置駆動量との換算情報(図9に示した変換テーブル)の取得方法について、該換算情報を各レンズ内に記憶させ、カメラ100側から読み取る構成について説明したが、前記換算情報を外部から取得するように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
レンズ内に上記換算情報を記憶していない従来のレンズの為に、レンズ毎の換算情報をパーソナルコンピュータ(PC)によるユーティリティで作成、メーカから提供されたCD−ROM,FD等からPCで読み出し、もしくはインターネット上のメーカサイト(ホームページ)等から前記換算情報をインターネット提供等の方法でPC上にダウンロードし、該PCからカメラ100のメモリ(例えば、記憶装置109内の不揮発性メモリ)にダウンロードさせて登録し、該登録した換算情報をカメラ100のCPU101が参照して、使用するように構成する。
また、上記換算情報をカメラ100本体の操作部106の図示しないボタンにて手動で入力し、カメラ本体の記憶装置109の不揮発性メモリに登録させるように構成してもよい。
上記各実施形態およびその変形例を合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
また、図9に示した追従AF時のAF駆動変化量に対するズームレンズ装置駆動量との換算情報(変換テーブル)のデータ構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、各実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以上より、静止画像の撮像中を含め、被写体に対する焦点検出動作及び焦点検出結果に基づくフォーカスレンズを駆動して被写体に対して合焦させる焦点調整動作からなるオートフォーカス動作を、繰り返し作動させ、前記オートフォーカス動作が行われたことに応じて、該オートフォーカス動作による焦点調整量に基づいてズームレンズを駆動させる追従ズーミング動作を作動させることにより、露光間(撮像動作中)においても、被写体追従AFさせ、且つ、被写体追従AF等の連続的なオートフォーカスの変化に合わせて光学ズーム駆動を行って、シャッタスピードを遅くした状態での、撮影者に接近してくるもしくは遠ざかる被写体の撮像においても、オートフォーカス動作により被写体へ合焦させることができるとともに、ズーミング動作により被写体の撮像サイズを一定に保つことができるので、シャッタ速度が遅くても被写体の動きに見合った焦点を得ることが出来、ピントが合わない状態を回避することができるとともに、被写体の大きさは一定に保たれ、一方、被写体以外は流れるような迫力のある写真を容易に撮影することができる。
このように、静止画を撮影するカメラにおいて、被写体を追従するAF機能と、追従AF時のAF駆動変化量に合わせて、ズームレンズの焦点距離をズーミング変更する被写体追従機能と、AF機能、被写体追従機能を作動させながらシャッタが切れる機能とを備えることにより、静止画を撮影するカメラにおいて、熟練者でも困難な動体に対する被写体追従ズーミング撮影技法をアシストすることができる。
従って、カメラの扱いに不慣れな撮影者であっても、手動でピント合わせやズーミングさせることなく、ピントが合った状態で、接近もしくは遠ざかる画角上の被写体を追従させて撮影することを可能とする。
以下、図12に示すメモリマップを参照して本発明に係る撮像装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図12は、本発明に係る撮像装置で読み取り(読み出し)可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図5,図6,図7,図8に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
本発明に係る第1実施形態の一例を示す撮像装置を適用可能なスチールカメラの内部構成の一例を示すブロック図である。 図1に示したスチールカメラの外観の一例を示す斜視図である。 図1に示したスチールカメラの光学構成の一例を示す断面図である。 図1に示した記憶部のメモリマップの一例を示す模式図である。 本発明の撮像装置における第1の制御処理動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の撮像装置における第2の制御処理動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の撮像装置における第3の制御処理動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の撮像装置における第4の制御処理動作の一例を示すフローチャートである。 図1に示した換算情報記憶メモリに記憶されるAF駆動変化量に対するズーム駆動量との換算情報(変換テーブル)の一例を示す図である。 本実施形態の被写体追従ズーミング撮影アシスト機能を用いた場合(被写体追従ズーミング撮影モードが「ON」の場合)における、撮影用シャッタボタンの状況に対するオートフォーカス(AF),追従オートフォーカス(追従AF),シャッタの各々の駆動状況を示すタイミングチャートである。 本発明の被写体追従ズーミング撮影アシスト機能によって撮影されたイメージ写真の一例を示す模式図である。 本発明に係る撮像装置で読み取り(読み出し)可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
101 CPU
102 撮像部
103 被写体視認部
104 ズーム駆動装置
105 AF駆動装置
106 操作部
107 被写体追従ズーミング撮影モードボタン
108 撮影用シャッタボタン
109 記憶装置
110 ROM
111 焦点検出回路
112 換算情報記憶メモリ

Claims (12)

  1. 静止画を撮像可能な撮像手段を有する撮像装置において、
    被写体に対する焦点検出動作及び焦点検出結果に基づくフォーカスレンズを駆動して被写体に対して合焦させる焦点調整動作からなるオートフォーカス動作を行うオートフォーカス手段と、
    前記オートフォーカス手段によるオートフォーカス動作が行われたことに応じて、該オートフォーカス動作による焦点調整量に基づいてズームレンズを駆動させる追従ズーミング動作を行う追従ズーミング手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記オートフォーカス手段によるオートフォーカス動作を繰り返し作動させる追従オートフォーカス手段を有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記追従オートフォーカス手段は、前記撮像手段による静止画像撮像中においても、前記オートフォーカス手段によるオートフォーカス動作を作動させるものであり、
    前記追従ズーミング手段は、前記撮像手段による静止画撮像中においても、前記追従ズーミング動作を作動させることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記追従ズーミング手段は、前記焦点調整動作による焦点調整量に対するズームレンズ駆動量を示す換算情報に基づいて、前記追従ズーミング動作を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記フォーカスレンズ及びズームレンズは、撮像装置本体に着脱可能なレンズ装置内に備えられたものであり、
    前記レンズ装置は、前記レンズ装置に応じた換算情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記追従ズーミング手段は、撮像装置本体に装着されたレンズ装置の記憶手段から、前記レンズ装置に応じた換算情報を読み出すことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記フォーカスレンズ及びズームレンズは、撮像装置本体に着脱可能なレンズ装置内に備えられたものであり、
    前記レンズ装置に応じた換算情報を記憶する記憶手段を撮像装置本体に備え、
    前記追従ズーミング手段は、撮像装置本体に装着されたレンズ装置に応じた換算情報を前記記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  7. 前記換算情報を、外部装置からダウンロードして前記記憶手段に記憶させるダウンロード手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 前記換算情報を操作部より設定し、前記記憶手段に記憶させる設定手段を備えたことを特徴とする請求項6又は7記載の撮像装置。
  9. 静止画像を撮像可能な撮像手段を有する撮像装置の撮像方法において、
    被写体に対する焦点検出動作及び焦点検出結果に基づくフォーカスレンズを駆動して被写体に対して合焦させる焦点調整動作からなるオートフォーカス動作を行うオートフォーカスステップと、
    該オートフォーカス動作が行われたことに応じて、該オートフォーカス動作による焦点調整量に基づいてズームレンズを駆動させる追従ズーミング動作を行う追従ズーミングステップと、
    を有することを特徴とする撮像方法。
  10. 前記オートフォーカスステップによるオートフォーカス動作を繰り返し作動させる追従オートフォーカスステップを有することを特徴とする請求項9記載の撮像方法。
  11. 前記追従オートフォーカスステップは、前記撮像手段による静止画像撮像中においても、前記オートフォーカスステップによるオートフォーカス動作を作動させるものであり、
    前記追従ズーミングステップは、前記撮像手段による静止画像撮像中においても、前記追従ズーミング動作を作動させることを特徴とする請求項10記載の撮像方法。
  12. 請求項9〜11に記載された撮像方法を実行するためのプログラム。
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