JP6257139B2 - 撮像装置、レンズ装置および撮影システム - Google Patents

撮像装置、レンズ装置および撮影システム Download PDF

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本発明は、撮像装置、レンズ装置および撮影システムに関する。
交換レンズと、それが着脱可能なカメラ本体からなる撮影システムでは、カメラ本体のカメラ内CPUは交換レンズのレンズ内CPUからの情報に基づいて交換レンズの撮影光学系の駆動命令を送信し、カメラ本体に設けられたシャッターを開閉して撮像する。
また、交換レンズにエクステンダーを内蔵して光路に挿抜自在とした撮影システムも提案されている。例えば、特許文献1は、ズームレンズの像側にエクステンダーを光路に挿入および退避可能に設け、ズームレンズのみの変倍範囲とは異なる範囲での変倍を行わせる撮影システムを開示している。特許文献2は、エクステンダーの倍率が切り替えられたことを検出すると、切替前後で焦点距離が一致するようにズームレンズを移動させ、ズームレンズがワイド端又はテレ端に到達した時にエクステンダー倍率を自動で切り替える撮影システムを開示している。
特開平02−079810号公報 特開2001−51243号公報
内蔵エクステンダーは、交換レンズの鏡筒に設けられたレバーなどの操作部をユーザが機械的に操作することによって光路に挿抜される。エクステンダーが光路に挿抜されると、撮影光学系の焦点距離、明るさ、収差等の光学特性が変化する。カメラ内CPUはレンズ内CPUから撮影光学系の固有情報を装着時や電源投入時に行われる通信において取得してカメラ本体内のメモリに設定する。
エクステンダーが内蔵型でない場合には、カメラ本体にエクステンダー付の交換レンズが装着されて電源が投入されると、通信が行われてカメラ内CPUはエクステンダーを含む撮影光学系の固有情報を認識し、その固有情報はこれ以降変化しない。
しかしながら、内蔵エクステンダーの場合にはそれが光路に挿抜されるとカメラ内CPUが認識している撮影光学系の光学特性が瞬間的に変更されることになる。この場合、レンズ内CPUはレンズ固有情報を更新し、カメラ内CPUはその更新情報に合わせてカメラ本体内のメモリに保存されたレンズ固有情報を更新することになる。更に、カメラ内CPUは、静止画の連続撮影中(連写中)であれば、更新されたレンズ固有情報に基づいて連写中の撮影光学系の駆動位置を再計算してレンズ内CPUに通信しなければならない。従って、カメラ内CPUはこれらの処理が間に合わず、フリーズし易くなる。この場合、変更前の固有情報に基づいて画像処理を行うことも考えられるが、画質が大幅に低下する。また、連写中はエクステンダーの移動を機械的に禁止するように構成すると、部品点数やコストの増加を招く。上記公報はこれらの問題を考慮していない。
本発明は、静止画の連続撮影中に光学ユニットの挿抜が行われた場合のトラブルを防止することが可能な撮像装置、レンズ装置および撮影システムを提供することを例示的な目的とする。
本発明の一側面としての撮像装置は、撮影光学系を有するレンズ装置が着脱可能な撮像装置であって、撮影光学系は、該撮影光学系の光学特性を変化させる光学ユニットを含み、該光学ユニットは、撮像装置からレンズ装置を取り外すことなく、撮影光学系の光路中に挿入された第1の位置と光路から退避された第2の位置の間を移動することで撮影光学系の光学特性を変化させることが可能であり、レンズ装置は、光学ユニットの移動に応じて該光学ユニットが挿抜されたことを示す信号を撮像装置に送信するレンズ制御手段を有し、撮像装置は、レンズ制御手段の送信した該光学ユニットが挿抜されたことを示す信号を受信することに応じて撮像装置を制御するカメラ制御手段と、自動焦点調節のための焦点検出を行う焦点検出手段とを備えており、静止画の連続撮影中に光学ユニットが挿抜された場合、カメラ制御手段は、連続撮影中にレンズ制御手段から送信された光学ユニットが挿抜されたことを示す信号を受信することに応じて連続撮影を停止し、連続撮影を停止してから自動焦点調節を開始するまでの間に、カメラ制御手段は、光学ユニットの挿抜後における焦点検出手段による焦点検出可能な像高に関する情報を、レンズ装置から取得することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としてのレンズ装置は、自動焦点調節のための焦点検出を行う焦点検出手段を有する撮像装置に着脱可能であり、撮像装置と通信を行うレンズ制御手段と、撮影光学系を有するレンズ装置であって、撮影光学系は、該撮影光学系の光学特性を変化させる光学ユニットを含み、該光学ユニットは、撮像装置からレンズ装置を取り外すことなく、撮影光学系の光路中に挿入された第1の位置と光路から退避された第2の位置の間を移動することで撮影光学系の光学特性を変化させることが可能であり、レンズ制御手段は、静止画の連続撮影を行っている間に光学ユニットが挿抜された場合、該光学ユニットが挿抜されたことを示す信号を撮像装置に送信し、カメラ制御手段は光学ユニットが挿抜されたことを示す信号を受信することに応じて連続撮影を停止し、連続撮影を停止してから自動焦点調節を開始までの間に、レンズ制御手段は、光学ユニットの挿抜後における焦点検出手段による焦点検出可能な像高に関する情報を、撮像装置に送信することを特徴とする。

本発明によれば、静止画の連続撮影中に光学ユニットの挿抜が行われた場合のトラブルを防止することが可能な撮像装置、レンズ装置および撮影システムを提供することができる。
本実施形態の撮影システムのブロック図である。 図1に示すエクステンダーが挿抜された際の撮影システムの動作を説明するフローチャートである。(実施例1) 図1に示すエクステンダーが挿抜された際の撮影システムの動作を説明するフローチャートである。(実施例2)
図1は、本実施形態の撮影システム(光学機器)のブロック図である。撮影システムは、交換レンズ(光学機器、レンズ装置)101と一眼レフデジタルカメラ(以下、「カメラ本体120」という)から構成されている。
交換レンズ101は、カメラ本体(光学機器、撮像装置)120に不図示のマウントを介して着脱可能に装着され、カメラ本体120と交換レンズ101は、通信端子125、104を介して情報を通信することができる。また、交換レンズ101はカメラ本体120から通信端子125、104を介して電源供給も受ける。
例えば、交換レンズ101は固有情報である、光学情報(現在の焦点距離、F値、フォーカス敏感度、ピント補正量等の情報)、特性情報、その他の情報をカメラ本体120に送信する。この固有情報は、交換レンズ101の種類、名称、制御プログラムのバージョンを含む。同様に、交換レンズ101はカメラ本体120の固有情報、例えば、カメラ本体120の種類、カメラ本体120の名称、カメラ本体120の制御プログラムのバージョンを受信する。
なお、「光学情報」は、ズームやフォーカス、絞り羽根等の状態に応じて変化する光学的な固有情報を意味する。「特性情報」は、基本的には状態によって変化しないような固有情報、例えば、交換レンズ101の名称(機種を特定するためのID情報)、最大通信速度、開放F値、ズームレンズか否か、自動焦点調節(AF)可能な像高等の情報を意味する。その他の情報は、動作状態、設定状態、各種情報の要求命令(送信要求)および駆動命令等の情報を含む。
交換レンズ101に固有の特性情報や光学情報をカメラ本体120が取得することで、カメラ本体120は、AFやオートエクスポージャ(AE)、画像補正等を適切に行うことができる。
交換レンズ101は、撮影光学系、各種駆動手段、レンズ内CPU(レンズ制御手段)102、メモリ115を有する。
撮影光学系は、物体(被写体)の光学像を形成し、物体側から順に光軸OAに沿って、フォーカスレンズ105、変倍レンズ(ズームレンズ)103、絞り107、手振れ補正レンズ110を含む。なお、各レンズは一または複数のレンズを有してユニット化されているが、図1には簡単のため単レンズとして図示している。
フォーカスレンズ105は、不図示の駆動手段(例えば、ステッピングモータ)によって光軸OAの方向に移動されて焦点調節を行う。AF時には駆動手段はフォーカス駆動回路106によって駆動され、レンズ内CPU102によって制御される。また、フォーカスレンズ105は、手動焦点調節(マニュアルフォーカス(MF))時にはフォーカスリングなどのMF駆動部126をユーザが手動で操作することによって駆動される。
変倍レンズ103は、不図示の駆動手段によって光軸方向に移動されて焦点距離を変更する。
絞り107は、カメラ本体120の撮像素子129に入射する光量を調節し、絞り駆動回路108によって開口径(絞り径)の大きさを変更する絞り羽根が駆動される。
手振れ補正レンズ110は、手振れ補正駆動回路112によって光軸OAに直交する方向に移動されて像ぶれを補正する。なお、「直交する方向」は光軸OAに直交する成分があれば足り、光軸OAに対して斜めに移動されてもよい。
また、撮影光学系の光軸OAには、図示しないエクステンダー(光学ユニット)操作部材により撮影者が手動でエクステンダー(光学ユニット)113が挿入および退避可能に設けられている。エクステンダー113は交換レンズ101に内蔵される内蔵エクステンダーである。挿抜検出手段114は、エクステンダー113が撮影光学系の光軸OAに対して挿抜されたことを検出し、検出結果をレンズ内CPU102に送信する。
エクステンダー113は、交換レンズ101とカメラ本体120の着脱なしに撮影光学系の光路上の位置と光路外の位置の間を移動(挿抜)可能であり、撮影光学系の光学特性を異ならせる(具体的には、全系の焦点距離範囲を変更する)光学ユニットである。図1は、エクステンダー113が光軸OAから退避した状態を示している。エクステンダー113を駆動する駆動回路を設けて、自動でエクステンダー113を移動させることも可能である。
この他、交換レンズ101とカメラ本体120の着脱なしに撮影光学系の光路上の位置と光路外の位置の間を移動し、明るさを異ならせる光学ユニットとして光学フィルタがある。このような光学フィルタとしては、偏光フィルタ、NDフィルタ、シャープカットフィルタ、紫外線フィルタなどを含む。
レンズ内CPU102は、マイクロコンピュータから構成されて交換レンズ101の各部を制御すると共に、カメラ内CPU(撮像装置制御手段)121と通信可能な制御手段である。レンズ内CPU102は、不図示の内部メモリに、交換レンズ101に固有の特性情報や光学情報、図2または図3の制御方法に関するプログラムやそれに必要な値を格納し、交換レンズ101の各部を制御する制御手段である。「光学情報」には、フォーカスレンズ105の位置、変倍レンズ103の位置、絞り107の状態等のマトリクスで得られる、フォーカスレンズ105の敏感度情報やピント補正量の情報等が含まれる。
メモリ115は、上述した撮影光学系の光学情報、特性情報その他の固有情報を保存する。例えば、メモリ115は、エクステンダー113が撮影光学系の光路に対して挿入されているときの撮影光学系の第1の固有情報と、退避しているときの撮影光学系の第2の固有情報を保存する。
また、交換レンズには、AFまたは手動焦点調節(MF)を選択するスイッチが設けられている。スイッチの状態も通信端子104、125を介して通信される。
カメラ本体120は、カメラ内CPU121、メモリ122、メインミラー123a、サブミラー123b、ファインダ光学系、シャッター128、撮像素子129、表示部130、レリーズボタン131を有する。
メインミラー123aとサブミラー123bは、図1に示すミラーダウン状態と不図示のミラーアップ状態の間を変位可能に構成されている。メインミラー123aとサブミラー123bは、ミラーダウン状態では、光軸OA上に配置され、ミラーアップ状態では、光軸OAから退避して物体からの光が撮像素子129に到達するようにする。
メインミラー123aはハーフミラーから構成され、ミラーダウン状態では、物体からの光の一部をファインダ光学系に反射してユーザに観察可能にし、残りの光を透過してサブミラー123bに透過する。サブミラー123bは、ミラーダウン状態では、物体からの光をAFセンサ124に反射する。本実施形態は、メインミラー123aとサブミラー123bがないミラーレスカメラにも適用可能である。ファインダ光学系は、ペンタプリズム126とファインダ127を有し、ユーザが被写体を観察することを可能にする。
AFセンサ124は、一対の被写体像の信号の位相差を検出することによって焦点検出をする、いわゆる位相差方式の焦点検出を行い、カメラ内CPU121はAFセンサ124の検出結果に基づいてAFを行う(位相差AF)。なお、ミラーレスカメラの場合には、撮像素子の一部の画素を利用して位相差AFを行うことができる。
カメラ内CPU121は、マイクロコンピュータから構成されてカメラ本体120の各部を制御すると共に、レンズ内CPU102と通信をし、レンズ内CPU102に各種の命令を送信する制御手段である。本実施形態では、カメラ内CPU121は、静止画の連続撮影中にエクステンダー113が挿抜されると撮影動作を停止する。メモリ122は、撮影光学系の固有情報(エクステンダー113が挿抜された後の撮影光学系の固有情報を含む)や各種の撮影モードで使用される値を保存する。後述するように、カメラ内CPU121は、撮影動作を停止した後でメモリ122の固有情報を更新する。
カメラ内CPU121は、AFが選択されている場合には、AFセンサ124の検出結果に基づいて、合焦状態を得るためのフォーカスレンズ105の駆動量を算出する。カメラ内CPU121は、算出したフォーカスレンズ105の駆動量をレンズ内CPU102に送信し、レンズ内CPU102は、これに応じてレンズ駆動回路106を制御してフォーカスレンズ105を合焦位置に駆動する。この駆動信号は連写中にも送信される。MFを選択している場合には、ユーザが駆動手段126を操作してフォーカスレンズ105を所定の位置に駆動させる。なお、後述するように、AFを選択している場合であってもカメラ内CPU121はAFを行わない場合がある。
カメラ内CPU121は、カメラ本体120に設けられたレリーズボタン131の半押し操作に応じて、不図示の測光センサによる測光結果またはユーザが設定した絞り値に応じた絞り107の駆動量を算出し、レンズ内CPU102に送信する。レンズ内CPU102は、これに応じて絞り駆動回路108を制御することにより、絞り107を駆動する。
カメラ内CPU121は、レリーズボタン131の半押し操作に応じて、手ブレ補正開始命令をレンズ内CPU102に送信する。レンズ内CPU102は、手ブレ補正開始命令を受信すると、手振れ補正駆動回路112を制御して手振れ補正レンズ110を制御中心位置に保持し、続いてロック駆動回路111を制御してメカロック109を駆動させてロック状態を解除する。その後、不図示の手振れ検出回路の検出結果に従って手振れ補正駆動回路112を制御して手振れ補正レンズ110を駆動し、手振れを補正する。
カメラ内CPU121は、レリーズボタン131の全押し操作に応じて、メインミラー123と撮像素子129の前に設置されたシャッター128を駆動し、撮影光学系からの光束を撮像素子129に導き、撮影を行う。また、カメラ内CPU121は、撮影動作を停止した後で、前記光学ユニットの挿抜に応じて、メモリ115に保存された情報(例えば、上述した第1の固有情報または前記第2の固有情報)を取得する。
撮像素子129は、CCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成されている。カメラ内CPU121は、撮像素子129からの出力に基づいて画像データを生成し、記録媒体に記録する。ここで、撮影される画像は、図示しないモード選択スイッチによって静止画撮影モードが選択されていれば静止画、動画撮影モードが選択されていれば動画となる。または、動画撮影用の録画開始ボタンを別に設けておき、そちらが押されたら動画の録画が開始されるように構成してもよい。
表示部130は、静止画、動画、その他の情報を表示する。本実施形態では、表示部130は、撮影動作を停止する(信号が生成された)場合にはエラーにより撮影動作を停止したことを表示する。また、表示部130は、撮影モードの一つである静止画の連続撮影(連写)を設定するタッチパネルを備えており、設定手段としても機能する。もちろん、電子的に撮影モードを設定する撮影モード設定部を表示部130とは別個に設けてもよい。
レリーズボタン131が半押しされると、それを検出した不図示の検出部からカメラ内CPU121にSW1信号が出力され、レリーズボタン131が全押しされると、検出部からカメラ内CPU121にSW2信号が出力される。ここで、ユーザがレリーズボタン131の半押しを維持した状態をSW1保持状態と呼び、レリーズボタンの押し込みを維持した状態をSW2保持状態と呼ぶこととする。また、レリーズボタン131の半押しが解除されると、検出部からカメラ内CPU121にSW1解除信号が出力され、レリーズボタン131の全押しが解除されると、検出部からカメラ内CPU121にSW2解除信号が出力される。SW1信号によって撮影準備動作(焦点調節動作及び測光動作)が開始され、SW2信号によって撮影動作が開始される。例えば、SW1信号によって連写準備動作が開始され、SW2信号によって連写動作が開始される。
図2は、エクステンダー113が挿抜された際のレンズ内CPU102とカメラ内CPU121の動作を説明する実施例1のフローチャートであり、「S」はステップを表す。図2に示すフローチャートはコンピュータに各ステップの機能を実行させるためのプログラムとして具現化が可能である。
まず、S101で、カメラ内CPU121は、不図示のユーザの操作により撮影動作を開始し、S102に進む。S102では、カメラ内CPU121により連続撮影中(連写中)かを判断する。カメラ内CPU121は、連写モードが設定されていることとレリーズボタン131が押されたことによってS102を判断する。連写が行われていればS103に進み、連写が行われていなければ、S107に移行する。
S103では、レンズ内CPU102が挿抜検出手段114の出力により、エクステンダー113が挿抜されたかどうかを確認し、エクステンダーの挿抜が行われていなければ、S103を繰り返し、挿抜が行われると、S104に移行する。
S104では、レンズ内CPU102から通信端子104、125を介して、カメラ内CPU121にエクステンダー113の挿抜検知信号を送信し、S105に進む。S105では、カメラ内CPU121がレンズ内CPU102から通信端子104、125を介して送信された挿抜検知信号を確認し、S106へ進む。S104は、レンズ内CPU102がエクステンダー113の挿抜を検出すると、直ちに行われる。
S106では、カメラ内CPU121により、撮影動作を強制的に停止させ、S107へ進む。このとき、カメラ内CPU121は、表示部130に、エラー表示を行ってもよい。これにより、カメラ本体120のシステムのフリーズを防止すると共に、画質が劣化した画像が撮像されることを防止することができる。
S107では、エクステンダー113が挿抜されたことにより変化した撮影光学系の情報(レンズ固有情報)が、レンズ内CPU102により更新されたか否かをカメラ内CPU121が通信端子104、125を介して判断する。即ち、レンズ内CPU102は、メモリ115内の撮影光学系のレンズ固有情報を更新し、カメラ内CPU121がそれを一定の周期で読みに行ってメモリ122に保存する。なお、通常は、レンズ内CPU102は、S103でエクステンダーの挿抜を検出すると、直ちにS107のレンズ固有情報の更新を行う。これによって、メモリ122内のレンズ固有情報も更新される。更新が行われていなければ、S107を繰り返し行い確認する。更新が完了した場合、S108に移行する。
S108では、カメラ内CPU121は、レリーズボタン131が半押しされたかどうかを判断する。カメラ内CPU121は、SW1信号を受信したかどうかによってS108を判断する。更新が行われていなければ、S108を繰り返し行い確認する。更新が完了した場合、カメラ内CPU121は、更新後のレンズ固有情報に基づいて次のS101の撮影動作を再開する。
図3は、エクステンダー113が挿抜された際のレンズ内CPU102とカメラ内CPU121の動作を説明する実施例2のフローチャートであり、「S」はステップを表す。図3に示すフローチャートはコンピュータに各ステップの機能を実行させるためのプログラムとして具現化が可能である。図3において、図2と同一のステップには同一の参照符号を付している。実施例2は、S104の代わりにS109を有する点で相違する。
S109では、レンズ内CPU102は、エクステンダー113の挿抜ステータスを更新し、カメラ内CPU121が通信端子104、125を介して更新された挿抜ステータスを確認する。「挿抜ステータス」は、エクステンダーが挿抜されたことを表し、本実施例では、挿抜検出信号114(挿入時には「1」、退避時には「0」の信号)が出力される。図2のS104では、レンズ内CPU102が挿抜を表す信号をカメラ内CPU121に送信しているが、図3のS109では、レンズ内CPU102が更新した情報をカメラ内CPU121が読みに行く(挿抜ステータスを送信することをレンズ内CPU102にカメラ内CPU121が要求する)。即ち、S109は、カメラ内CPU121は、レンズ内CPU102がエクステンダー113の挿抜を検出したことを、カメラ内CPU121とレンズ内CPU102の通常の通信周期において取得する。
実施例1、2によれば、連続撮影時にエクステンダーが挿抜された場合、直ちに撮影動作を停止することで、撮影画像の画質の低下やカメラの誤動作を防ぐことが可能となる。なお、各実施例では、連写中にエクステンダー113の挿抜が行われた場合に、カメラ内CPU121が撮影動作を停止する信号を生成するが、レンズ内CPU102がその信号を生成してカメラ本体120に送信してもよい。この場合は、レンズ内CPU102はカメラ内CPU121から連写を表す信号を取得する。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は本実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明の光学機器は、撮像装置、レンズ装置および撮影システムに適用可能である。
101…交換レンズ、102…レンズ内CPU(レンズ制御手段)、113…エクステンダー、115…カメラ本体、116…カメラ内CPU(撮像装置制御手段)、OA…光軸

Claims (11)

  1. 撮影光学系を有するレンズ装置が着脱可能な撮像装置であって、
    前記撮影光学系は、該撮影光学系の光学特性を変化させる光学ユニットを含み、該光学ユニットは、前記撮像装置から前記レンズ装置を取り外すことなく、前記撮影光学系の光路中に挿入された第1の位置と前記光路から退避された第2の位置の間を移動することで前記撮影光学系の光学特性を変化させることが可能であり、
    前記レンズ装置は、前記光学ユニットの移動に応じて前記光学ユニットが挿抜されたことを示す信号を前記撮像装置に送信するレンズ制御手段を有し、
    前記撮像装置は、前記レンズ制御手段の送信した前記光学ユニットが挿抜されたことを示す信号を受信することに応じて前記撮像装置を制御するカメラ制御手段と、自動焦点調節のための焦点検出を行う焦点検出手段と、を備えており、
    静止画の連続撮影中に前記光学ユニットが挿抜された場合、前記カメラ制御手段は、前記連続撮影中に前記レンズ制御手段から送信された前記光学ユニットが挿抜されたことを示す信号を受信することに応じて前記連続撮影を停止し、
    前記連続撮影を停止してから前記自動焦点調節を開始するまでの間に、前記カメラ制御手段は、前記光学ユニットの挿抜後における前記焦点検出手段による焦点検出可能な像高に関する情報を、前記レンズ装置から取得することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記レンズ制御手段は、前記光学ユニットの移動に応じて前記光学ユニットが挿抜されたことを表わす挿抜ステータスを更新し、
    前記カメラ制御手段は、前記レンズ制御手段に前記光学ユニットが挿抜されたことを示す信号として前記挿抜ステータスを送信させ、
    静止画の連続撮影中に前記レンズ制御手段によって更新された前記挿抜ステータスを、前記連続撮影中に前記カメラ制御手段が前記レンズ制御手段から受信することに応じて、前記連続撮影を停止することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記レンズ装置は、前記光学ユニットが前記第1の位置にあるときの前記焦点検出手段による焦点検出可能な像高に関する第1の像高情報と、前記光学ユニットが前記第2の位置にあるときの前記焦点検出手段による焦点検出可能な像高に関する第2の像高情報とを記憶するメモリを更に有し、
    前記撮像装置は、前記レンズ装置から前記第1の像高情報と前記第2の像高情報のいずれかを取得することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 半押しによって前記カメラ制御手段に前記自動焦点調節を実行させるレリーズボタンを更に有し、
    前記連続撮影が停止した後から前記自動焦点調節が開始されるまでの間、前記カメラ制御手段は、前記連続撮影を再開しないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記連続撮影を停止したことを表示する表示部を更に有することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記光学ユニットは、前記撮影光学系の焦点距離を変化させるエクステンダーであることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記光学ユニットは、光学フィルタであることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 自動焦点調節のための焦点検出を行う焦点検出手段を有する撮像装置に着脱可能であり、前記撮像装置と通信を行うレンズ制御手段と、撮影光学系を有するレンズ装置であって、
    前記撮影光学系は、該撮影光学系の光学特性を変化させる光学ユニットを含み、該光学ユニットは、前記撮像装置から前記レンズ装置を取り外すことなく、前記撮影光学系の光路中に挿入された第1の位置と前記光路から退避された第2の位置の間を移動することで前記撮影光学系の光学特性を変化させることが可能であり、
    前記レンズ制御手段は、静止画の連続撮影を行っている間に前記光学ユニットが挿抜された場合、前記光学ユニットが挿抜されたことを示す信号を前記撮像装置に送信し、
    前記カメラ制御手段は前記光学ユニットが挿抜されたことを示す信号を受信することに応じて前記連続撮影を停止し、
    前記連続撮影を停止してから前記自動焦点調節を開始までの間に、前記レンズ制御手段は、前記光学ユニットの挿抜後における前記焦点検出手段による焦点検出可能な像高に関する情報を、前記撮像装置に送信することを特徴とするレンズ装置。
  9. 前記レンズ制御手段は、前記光学ユニットの移動に応じて前記光学ユニットが挿抜されたことを表わす挿抜ステータスを更新し、
    前記レンズ制御手段は、前記光学ユニットが挿抜されたことを示す信号として前記挿抜ステータスを前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項に記載のレンズ装置。
  10. 前記光学ユニットが前記第1の位置にあるときの前記焦点検出手段による焦点検出可能な像高に関する第1の像高情報と、前記光学ユニットが前記第2の位置にあるときの前記焦点検出手段による焦点検出可能な像高に関する第2の像高情報とを記憶するメモリを有することを特徴とする請求項8または9に記載のレンズ装置。
  11. 撮影光学系を有するレンズ装置と、該レンズ装置が着脱可能な請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の撮像装置と、を有することを特徴とする撮影システム。
JP2013003059A 2013-01-11 2013-01-11 撮像装置、レンズ装置および撮影システム Active JP6257139B2 (ja)

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