JP5095405B2 - 難燃性を有するフェノールフタレインから誘導されるベンゾオキサジン化合物及びその製造方法 - Google Patents

難燃性を有するフェノールフタレインから誘導されるベンゾオキサジン化合物及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5095405B2
JP5095405B2 JP2007532906A JP2007532906A JP5095405B2 JP 5095405 B2 JP5095405 B2 JP 5095405B2 JP 2007532906 A JP2007532906 A JP 2007532906A JP 2007532906 A JP2007532906 A JP 2007532906A JP 5095405 B2 JP5095405 B2 JP 5095405B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
benzoxazine
laminate
phenolphthalein
solvent
producing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007532906A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008514575A (ja
Inventor
ティーツェ,ロジャー
オーサー,デイヴ
ブリャクマン,イェフィム
ブライアント,マーク
リン,ボア−シェン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huntsman Advanced Materials Switzerland GmbH
Original Assignee
Huntsman Advanced Materials Switzerland GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huntsman Advanced Materials Switzerland GmbH filed Critical Huntsman Advanced Materials Switzerland GmbH
Publication of JP2008514575A publication Critical patent/JP2008514575A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5095405B2 publication Critical patent/JP5095405B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/35Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having also oxygen in the ring
    • C08K5/357Six-membered rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D413/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D413/14Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing three or more hetero rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K21/00Fireproofing materials
    • C09K21/06Organic materials
    • C09K21/10Organic materials containing nitrogen
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/0353Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
    • H05K1/0373Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement containing additives, e.g. fillers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

本発明は、硬化させて、難燃性で高温に対して耐性を有するポリマーネットワークを形成することのできるベンゾオキサジン化合物及びワニス、並びにかかるポリマー樹脂の使用に関する。より詳しくは、本発明は、フェノールフタレイン、ホルムアルデヒド及び第1級アミンをベースとする3,3’−ビス(3,4−ジヒドロ−3−フェニル−2H−1,3−ベンゾオキサジン6−イル)−1(3H)−イソベンゾフラノン及び類縁体に関する。
ベンゾオキサジンは、含侵操作及び注入プロセスによって、プレプリグ、ラミネート、PWB、成形化合物、シーラント、焼結粉末、注型品、構造用複合部品、並びに電気及び電子部品を製造するのに満足に用いられている。かかる樹脂は、寸法的に安定であり、良好な電気抵抗及び機械抵抗、低い収縮性、低い水吸収性、中〜高のガラス転移温度、及び機械特性に関して良好な保持特性を有する。
ベンゾオキサジン化合物は、幾つかの方法で製造することができる。第1に、米国特許5,152,993又は米国特許5,266,695の溶媒をベースとする方法によって製造することができる。第2に、例えば、溶媒を用いないベンゾオキサジンの製造が開示されている米国特許5,543,516に記載の方法によって製造することができる。
耐炎性は、例えばエポキシ樹脂のような高温に対して耐性を有する他のポリマー樹脂に遜色がないという事実にもかかわらず、未だ多くの用途に関して不十分である。ベンゾオキサジンを難燃性にするためには、例えば、EP 0458739、EP 356379、米国特許5,200,452、米国特許5,152,939又はEP 1366053,特開2001−220455に記載されているように、臭素、リン、塩素含有化合物、充填剤を加えたり、或いはベンゾオキサジン中に特別な難燃性の骨格を用いることが必要である。組成物を難燃性にするために極めてしばしば提案される解決法は、無機充填剤又はハロゲン含有化合物又は他の添加剤に基づくものであるが、これらは一般に次のような一つ又は幾つかの欠点を有する。
−これらは、溶媒中に可溶でないので、加工に関して問題を引き起こす。
−これらは、昇温下において酸化安定性に劣る。
−添加剤は、極めてしばしば、ガラス転移レベルの低下の原因となる。
−例えば米国特許512939に記載されているように、硬化樹脂の乏しい物理特性が極めてしばしば観察される。
−特にハロゲン化化合物が存在する場合には、火災の場合に毒性燃焼ガスが形成される可能性がある。
ここで、驚くべきことに、フェノールフタレイン、ホルムアルデヒド及び第1級アミンから誘導される特定のベンゾオキサジン化合物から製造される物品が、機械特性を保持したままで、大きく改良された燃焼特性を示すことが分かった。したがって、かかるベンゾオキサジン化合物は、航空宇宙用途、産業用途、電子用途、或いは、自動車、接着剤、シーラント、プレプリグ及びラミネート、被覆及びPCBのような他の用途において用いるのに特に好適である。これらは、また、RTM又はVaRTMのような注入技術を用いることによって加工することができる。
本発明の第1の態様は、一般式:
Figure 0005095405
(式中、Rは、互いに独立して、アリル、非置換又は置換フェニル、非置換又は置換C〜Cアルキル、或いは非置換又は置換C〜Cシクロアルキルである)
の化合物である。かかるR基上の好適な置換基としては、アミノ、C〜Cアルキル及びアリルが挙げられる。通常、1〜4個の置換基が該R基上に存在していてよい。両方の置換基Rが同一であることが好ましく、フェニルであることが特に好ましい。
本発明の他の態様は、水を除去しながら、フェノールフタレインとホルムアルデヒド及び第1級アミンとを、フェノールフタレインとホルムアルデヒドとのモル比が1:3〜1:10、好ましくは1:4〜1:7,特に好ましくは1:4.5〜1:5、フェノールフタレインと第1級アミン基とのモル比が1:1〜1:3、好ましくは1:1.4〜1:2.5、特に好ましくは1:2.1〜1:2.2である量で反応させることによって得られるベンゾオキサジン化合物である。
反応時間は、反応物質の濃度、反応性及び温度によって広く変動してよい。反応時間は、望ましくは、無溶媒に関して数分から、希釈反応物質に関して数時間、例えば2又は10時間で変動する。ホルムアルデヒドの水ベース溶液を一つの反応物質として用いる場合には、水混和性有機溶媒が望ましい場合がある。1以上の反応物質が液体である場合には、これを用いて他の成分を溶解することができる。全ての成分が固体である場合には、固体として予め混合し、次に溶融するか、或いはまず溶融した後に混合することができる。反応温度は、ベンゾオキサジン及びより望ましくない生成物の形成を観察し、望ましい生成物のための温度及び時間を最適化する定型の実験によって決定することができる。望ましい温度は、約0℃〜約250℃、好ましくは約0又は50℃〜約150℃、最も好ましくは約80℃〜約120℃である。
ベンゾオキサジン合成反応は、大気圧、或いは約100psi以下の圧力下で行うことができる。幾つかの場合においては、反応を加圧下で行うことは、副生成物の生成量がより少なくなるので、好ましい形態である。多官能性ベンゾオキサジンを調製する場合には、一般に、より高い圧力を用いると、比較的より多い量の二官能性ベンゾオキサジンモノマーが生成する。
最終的な反応混合物は、例えば抽出物の比に依存して開環構造として存在していてもよい所望のベンゾオキサジンモノマーと、そのオリゴマー並びに不純物を含む。所望の場合には、例えば周知の結晶化又は溶媒洗浄技術によって混合物を精製して、より濃縮された形態の記載された生成物を得ることができる。
特に有用な第1級アミンの例としては、芳香族モノ又はジアミン、脂肪族アミン、脂環式アミン、複素環モノアミン、特にアニリン、o−、m−及びp−フェニレンジアミン、ベンジジン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、シクロヘキシルアミン、ブチルアミン、メチルアミン、ヘキシルアミン、アリルアミン、フルフリルアミン、エチレンジアミン及びプロピレンジアミンが挙げられる。アミンは、それぞれの炭素部位において、C〜Cアルキル又はアリルによって置換されていてもよい。
好ましい第1級アミンは、一般式:RNH(II)(式中、Rはアリル、非置換又は置換フェニル、非置換又は置換C〜Cアルキル、或いは非置換又は置換C〜Cシクロアルキルである)のものである。かかるR基上の好適な置換基としては、アミノ、C〜Cアルキル及びアリルが挙げられる。通常、1〜4個の置換基が該R基上に存在していてよい。好ましいRはフェニルである。
好ましくは、反応は触媒の非存在下で行う。
通常、反応は溶媒中で行う。好適な溶媒としては、トルエン及びキシレンのような芳香族溶媒、ジオキサン、メチルエチレンケトン、メチルイソブチルケトンのようなケトン、並びにイソプロパノール、sec−ブタノール及びアミルアルコールのようなアルコールが挙げられる。溶媒は、また、溶媒混合物として使用することもできる。特に好適な溶媒はトルエン及びsec−ブタノールである。しかしながら、文献から公知の反応と類似の反応においては、溶媒を排除してもよい。
かかるベンゾオキサジン化合物を約100℃を超える温度、好ましくは140〜220℃の温度で熱硬化させることによって、燃焼性の乏しい(難燃性の)ポリマー樹脂が得られる。
本発明の他の態様は、難燃性キャスティング、プレプリグ又はラミネートの製造プロセス、並びに注入システムにおける上記のベンゾオキサジン化合物の使用に関する。
本明細書において、難燃性とは、好ましくはUL94標準規格(アンダーライターズ・ラボラトリー試験法UL94)の判定基準V0を満足することを指す。
上記に記載のようにして製造されたポリマー樹脂の特性は、通常の添加剤を加えることによって特定の用途に合わせて調整することができる。以下の添加剤が特に重要である。短繊維、ステープルファイバー、より糸、布帛又はマットの通常の形態の、強化繊維、例えば、ガラス、石英、炭素、無機繊維及び合成繊維(Keflar,Nomex)、天然繊維、例えば亜麻、黄麻、サイザル麻、ヘンプ麻;可塑剤、特にリン化合物;カーボンブラック又はグラファイト;充填材;染料;ミクロ中空球体;金属粉末。
フェノールホルムアルデヒド樹脂又はエポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂に関して公知のプロセス、例えばプレプリグの熱プレス、SMC(シート成形化合物);或いはモールド成形;注型;フィラメントワインディング、注入技術或いは真空含侵(RTM,VaRTM)法が、本発明の樹脂を加工するのに好適である。真空含侵に関しては、0.2〜0.001mmの粒径を有する極めて微細な添加剤が特に好適である。
本発明の他の態様は、上記に記載のベンゾオキサジン化合物を30〜80重量%、好ましくは60〜70重量%含むラミネート組成物である。更に、このラミネート組成物は、通常、溶媒又は溶媒混合物、触媒、或いは触媒と難燃剤の組み合わせを含む。
配合物において用いる難燃剤の重量は、UL94標準規格による望ましい判定基準V0を達成する上での配合物中のこの成分の有効性に依存する。0.1〜50重量部の重量範囲を考慮する必要がある。
特に好適な溶媒の例としては、メチルエチルケトン、アセトン、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、ペンタノール、ブタノール、ジオキソラン、イソプロパノール、メトキシプロパノール、メトキシプロパノールアセテート、ジメチルホルムアミド、グリコール、グリコールアセテート、及びトルエン、キシレンが挙げられる。ケトン及びグリコールが特に好ましい。通常は、ラミネート組成物は、溶媒20〜30重量%、好ましくは30重量%を含む。
特に好適な触媒の例としては、チオジプロピオン酸、フェノール、チオジフェノールベンゾオキサジン及びスルホニルベンゾオキサジン、スルホニルジフェノールが挙げられる。幾つかの難燃剤、例えばFyroflex PMP及びCN2465は、触媒としても作用する。触媒の濃度も、所望の反応性を達成する上でのこの成分の有効性に依存する。
通常は、ラミネート組成物は、触媒0.001〜2、好ましくは0.1〜2重量%を含む。
特に好適な難燃剤の例としては、リン難燃剤、例えばDOPO(9,10−ジヒドロ−9−オキサ−ホスファフェナントレン−10−オキシド)、Fyroflex PMP(Akzo;その連鎖末端においてヒドロキシル基によって変性され、エポキシ樹脂と反応し得る反応性有機リン添加剤)、CN2645A(Great Lakes;ホスフィンオキシド化学に基づき、エポキシ樹脂と反応し得るフェノール性官能基を有する材料)、及びOP930(Clariant)、臭素化ポリフェニレンオキシド及びフェロセンが挙げられる。通常は、ラミネート組成物は難燃剤0.1〜50重量%を含む。たとえば、フェロセンに関しては、約2重量%の量が特に好適である。
また、ラミネート組成物は、エポキシ樹脂を含んでいてもよい。エポキシ樹脂の選択は、必要とする特性強化に依存する。特に有用な典型的なエポキシ樹脂は、ビスフェノールA及びビスフェノールFをベースとするエポキシ樹脂、エポキシクレゾールノボラック、エポキシフェノールノボラック、Tactix742、Tactix556及びTactix756、脂環式エポキシ樹脂、PT810、MY720、MY0500等である。これらは、ラミネート組成物中に約2重量%〜60重量%の量で用いることができる。
通常は、ラミネート組成物は、最小でベンゾオキサジン8部に対して2部のエポキシ樹脂から、最大でベンゾオキサジン1部に対して9部のエポキシ樹脂を含む。
これに加えて、EP 356379及び米国特許5,200,452に記載されているアンモニウムポリホスフェート並びに無機及び有機リン化合物のような充填剤を含ませることが可能である。
ラミネート組成物は、繊維状強化材及びマトリクス樹脂から電気用ラミネート及び他の複合体を製造するのに有用である。好適なプロセスの例は、通常、以下の工程を含む。
溶媒ベースの含侵工程
(1)ベンゾオキサジン含有配合物を、ロール塗布、浸漬塗布、噴霧、他の公知の技術及び/又はこれらの組み合わせによって、基材に塗布又は基材中に浸漬させる。基材は、通常、例えばガラス繊維又は紙を含む織成又は不織繊維マットである。
(2)含侵された基材を、ベンゾオキサジン配合物中の溶媒を除去し、場合によってはベンゾオキサジン配合物を部分的に硬化させるのに十分な温度に加熱することによって「Bステージ化」して、含侵された基材を容易に取り扱えるようにする。「Bステージ化」工程は、通常、90℃〜210℃の温度で、1分〜15分の時間行う。「Bステージ化」から得られる含侵基材は、「プレプリグ」と呼ばれる。温度は、最も通常的には、複合体に関しては100℃、電気用ラミネートに関しては130℃〜200℃である。
(3)プレプリグの1以上のシートを、電気用ラミネートを所望の場合には銅ホイルのような導電性材料の1以上のシートを交互の層として、積層する。
(4)積層されたシートを、高温及び高圧で、樹脂を硬化させてラミネートを形成するのに十分な時間加圧する。この積層工程の温度は、通常100℃〜230℃であり、最も多くの場合は165℃〜190℃である。積層工程は、また、第1段階を100℃〜150℃で第2段階を165℃〜190℃のように、2以上の段階で行うこともできる。圧力は、通常、50N/cm〜500N/cmである。積層工程は、通常、1分〜200分の時間、最も多くの場合には45分〜90分の時間行う。積層工程は、場合によっては、(連続積層方法のように)より短い時間に関してより高い温度で、或いは(低エネルギープレス法のように)より低い温度に関してより長い時間行うこともできる。
(5)場合によっては、得られたラミネート、例えば銅クラッドラミネートを、高温及び雰囲気圧力で所定時間加熱することによって後処理することができる。後処理の温度は、通常、120℃〜250℃である。後処理時間は、通常、30分〜12時間である。
全ての試験はIPC TM650にしたがって行った。IPC試験法は、以下に示す電気用ラミネート産業の標準規格である(The Institute For Interconnection and Packaging Electronic Circuits, 3451 Church Street, Evanston, Illinois 60203)。
Figure 0005095405
(A)3,3’−ビス(3,4−ジヒドロ−3−フェニル−2H−1,3−ベンゾオキサジン−6−イル)−1(3H)−イソベンゾフラノン
添加漏斗、熱電対及びコンデンサを取り付けたガラスジャケットの22リットルBelatec反応器中に、フェノールフタレイン3884.1g(12.2モル)を充填した。次に、反応器に、パラホルムアルデヒド1721.5g(59.3モル)、キシレン2420ml、及びsec−ブタノール4840mlを、撹拌しながら(約350rpm)充填した。反応混合物を、撹拌しながら80〜82℃に予備加熱した。
アニリン2383.7g(25.6モル)を、同時に94〜95℃の還流温度に加熱し、強い還流条件を保持して水を分離しながら、45分〜1時間かけて加えた。
溶媒の25%が除去されたら、更に600mlのキシレン及び1200mlのsec−ブタノールを、反応温度の降下が最小になるようにゆっくりと反応混合物に加えた。水が除去されるにつれてより高い温度でキシレン/sec−ブタノール/水共沸混合物が蒸留され、安定な蒸留速度を保持するために温度を上昇させなければならなかった。水の除去が完了したら、コンデンサを、蒸留ヘッド及び受容器と共に交換した。
沸点が100〜105℃の値に到達したら(最初の還流の6〜7時間以内)、水の除去及び縮合プロセスが終了し、溶液の温度が120〜122℃になるまでに溶媒の蒸留が開始した(減圧は加えなかった)。この時点で固形分の濃度を測定した。固形分70.5%〜71.5%の濃度でプロセスは終了し、生成物を取り出すか、或いは同一の反応器内でラミネート組成物の製造のために用いることができた。
融点:98〜103℃。
1H−NMR(dアセトン):δ=4.59ppm(s);δ=5.4ppm(s);δ=6.5〜7.3ppm(m);δ=7.5ppm(m)。
赤外スペクトル(KBr錠)IR(生データ):3600cm−1〜3150cm−1;3100cm−1〜3000cm−1;2950cm−1;2850cm−1;1750cm−1;1600cm−1;1450cm−1;1220cm−1;1090cm−1;950cm−1;725cm−1;650cm−1
(B)生樹脂注型物
実施例(A)によって得られたベンゾオキサジンから、燃焼性試験用の生樹脂注型物を製造した。ベンゾオキサジンを溶融し、脱気し、成形型中に注入した。次に、成形型中の樹脂を400°F(215.5℃)で2時間硬化させて、試験のために好適な注型物を製造した。これらの注型物を、難燃性及び熱特性に関して評価した。
燃焼性試験は、UL94燃焼性試験容器を用いることによって行った。この容器には、工業用グレードのメタンが供給されるBunsenバーナーを取り付けた。
UL94試験にしたがって全ての試験を行った。1試料あたり5個の試験片を5インチ×0.5インチ×0.12インチに切断した。
Figure 0005095405
フェノールフタレインベンゾオキサジン注型物(実施例Aにしたがって調製した樹脂)はVOの基準を満足していたが、ビスフェノールAベンゾオキサジン注型物(実施例Aと類似するが、フェノールフタレインをビスフェノールAと置き換えて調製した樹脂)は不合格であった。
(C)ラミネート
溶媒含侵法によってベンゾオキサジンファイバーグラスラミネート複合体を製造した。ベンゾオキサジンを、可溶性触媒と共に溶媒中に溶解し、次に、ガラスストランド、厚さ及びガラス織布の重量によって規定される業界標準のファイバーグラス織成物(Porcher SA;シラン表面仕上げ)である7628上に被覆した。次に溶媒を蒸発させてBステージ化した(表3)。次に、銅を有するプレプリグを加熱下及び加圧下で積層して、銅クラッドラミネートを製造した。オブン中の加熱空気の温度は150〜180℃であり、Bステージを生成するための時間は2〜5秒の範囲であった。樹脂含量は35〜42%の範囲であった。次に、これらのラミネートを、熱特性及び燃焼特性に関して評価した(表4)。
全ての特性は、燃焼挙動及び誘電解析を除いて、IPC TMI 3949による8パイルの7628ガラス繊維ラミネートをベースとするものであった。ラミネートは、常に、全てのパイルが同一の充填方向及び縦糸方向に配されるように配向されたファイバーグラスパイルを有していた。
Figure 0005095405
組成物には、触媒としてメチルイミダゾール2重量部を加えた。
Aに関する典型的な溶液特性:
粘度(cps):1000〜3000
固形分(%):69〜71
外観:明澄な琥珀色の液体
溶媒:メチルエチルケトン及び1−ペンタノール(5%以下)
組成物Aは、PWB用途のためのプレプリグを製造するのに通常用いられる任意の溶媒と配合することができる。アセトン、MEK、グリコール、グリコールアセテート、トルエン及び他の溶媒を用いて希釈を行うことができる。
Figure 0005095405
Figure 0005095405
Figure 0005095405
Tactix742はトリス(フェニルグリシジルエーテル)メタンである。
GY281はビスフェノールFエポキシ樹脂である。
FyroflexPMPはAkzoからのリンベースのフェノール難燃剤である。
XB4399は1,1,2,2−テトラキス(4−グリシジルオキシフェニル)エタンである。
典型的な溶液特性
粘度、cps:5000〜10000
固形分、%:79〜81
外観:明澄で琥珀色の液体
溶媒:MEK10%及びメトキシプロパノール10%
エポキシ当量:450〜550(固形分)
リン含量、%:2〜3
ワニスの調製
系は、PCB用途のためのプレプリグを製造するのに通常用いられる任意の溶媒と配合することができる。ワニスに対して、触媒として2−メチルイミダゾールを加えた。推奨される配合は以下の通りである。
Figure 0005095405
アセトン、MEK、グリコール、グリコールアセテート及び他の溶媒を用いて系の希釈を行うことができる。
樹脂とガラスとの間の最良の結合のためには、エポキシ樹脂に好適なシランサイジング剤で処理したガラス繊維を用いることが推奨される。
典型的なプレプリグの特性は次の通りである。
Figure 0005095405
ラミネート特性
全ての特性は、燃焼挙動及び誘電解析に関しては上記に記載の生樹脂注型物を用いた他は、IPC TMI 3949による8パイルの7628ガラス繊維ラミネートをベースとするものであった。
Figure 0005095405

Claims (9)

  1. 式:
    Figure 0005095405
    [式中、Rは、互いに独立して、アリル、非置換又は置換フェニル、非置換又は置換C〜Cアルキル、或いは非置換又は置換C〜Cシクロアルキルである]
    の化合物。
  2. 両方の置換基Rが同一である、請求項1に記載の化合物。
  3. Rが、互いに独立してアリル又はフェニルである、請求項1又は2に記載の化合物。
  4. Rがフェニルである、請求項1又は2に記載の化合物。
  5. Rが、アミノ、C〜Cアルキル及びアリルから成る群から選択される1〜4個の置換基で置換されている、請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。
  6. 難燃性キャスティング又はラミネートの製造法における、請求項1〜のいずれかに記載の化合物の使用。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の化合物を含む、難燃性キャスティング又はラミネート用組成物。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載の化合物を熱硬化させることによる難燃性キャスティング又はラミネートの製造方法。
  9. 請求項1〜のいずれかに記載の化合物30〜80重量%を含むラミネート組成物。
JP2007532906A 2004-09-28 2005-09-27 難燃性を有するフェノールフタレインから誘導されるベンゾオキサジン化合物及びその製造方法 Active JP5095405B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US61382904P 2004-09-28 2004-09-28
US60/613,829 2004-09-28
PCT/EP2005/054827 WO2006035021A1 (en) 2004-09-28 2005-09-27 Benzoxazine compounds derivated from phenolphtalein having flame-retardant properties and a process for their preparation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008514575A JP2008514575A (ja) 2008-05-08
JP5095405B2 true JP5095405B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=35744837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007532906A Active JP5095405B2 (ja) 2004-09-28 2005-09-27 難燃性を有するフェノールフタレインから誘導されるベンゾオキサジン化合物及びその製造方法

Country Status (12)

Country Link
US (1) US9012543B2 (ja)
EP (1) EP1797081B1 (ja)
JP (1) JP5095405B2 (ja)
KR (1) KR101237125B1 (ja)
CN (1) CN101027298B (ja)
AT (1) ATE414702T1 (ja)
DE (1) DE602005011160D1 (ja)
ES (1) ES2313419T3 (ja)
MY (1) MY141239A (ja)
RU (1) RU2386632C2 (ja)
TW (1) TWI374137B (ja)
WO (1) WO2006035021A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7537827B1 (en) 2006-12-13 2009-05-26 Henkel Corporation Prepreg laminates
US8975318B2 (en) * 2008-02-21 2015-03-10 Huntsman Advanced Materials Americas Llc Halogen-free benzoxazine based curable compositions for high TG applications
KR20100121341A (ko) 2009-05-08 2010-11-17 삼성전자주식회사 벤조옥사진계 화합물을 포함하는 기판 형성용 조성물 및 이를 이용하여 제조된 기판
DE102009028099A1 (de) 2009-07-29 2011-02-03 Henkel Ag & Co. Kgaa Schlagzähmodifizierte Zusammensetzungen
WO2011041625A1 (en) * 2009-10-02 2011-04-07 Huntsman Advanced Materials Americas Llc Benzoxazine based curable composition for coatings applications
JP5615374B2 (ja) 2009-10-21 2014-10-29 ハンツマン・アドヴァンスト・マテリアルズ・(スイッツランド)・ゲーエムベーハー 熱硬化性組成物
CN103080191B (zh) 2010-08-25 2017-05-17 亨斯迈先进材料美国有限责任公司 用于运输应用的配制的基于苯并噁嗪的体系
CN102453225A (zh) * 2010-10-15 2012-05-16 合正科技股份有限公司 热固型树脂组成物及其在预浸胶片或积层板中的应用
JP2012111807A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Uniplus Electronics Co Ltd 熱硬化性樹脂組成物及びその熱硬化性樹脂組成物を使用したプリプレグシート又は積層板
US20120129414A1 (en) * 2010-11-24 2012-05-24 Chung-Hao Chang Thermosetting resin composition and prepreg or laminate using the same
JP5756922B2 (ja) * 2011-05-24 2015-07-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 樹脂組成物、樹脂ワニス、プリプレグ、金属張積層板、及びプリント配線板
KR101899801B1 (ko) * 2011-08-11 2018-09-20 헌츠만 어드밴스드 머티리얼스 아메리카스 엘엘씨 벤족사진 화합물의 제조 방법
TWI421274B (zh) * 2011-10-19 2014-01-01 Taiwan Union Technology Corp 開環聚合物之穩態溶液及其應用
CN102417691B (zh) * 2011-11-07 2013-05-01 同济大学 一种dopo阻燃改性的天然纤维增强酚醛树脂复合材料的制备方法
DE102012215510A1 (de) 2012-08-31 2014-05-28 Henkel Ag & Co. Kgaa Flammgeschützte Benzoxazin-haltige Zusammensetzung
CN105199384B (zh) * 2015-09-21 2017-10-27 四川天策聚材科技有限公司 透明型阻燃苯并噁嗪纳米复合材料及其制备方法
CN108059701B (zh) * 2018-01-08 2020-04-21 浙江大学宁波理工学院 生物质酚酞-糠胺型苯并噁嗪树脂及其制备方法
US10487077B1 (en) 2018-06-14 2019-11-26 Sabic Global Technologies B.V. Bis(benzoxazinyl)phthalimidine and associated curable composition and composite
DE202019100588U1 (de) 2019-01-31 2019-02-07 Certoplast Technische Klebebänder Gmbh Klebeband, insbesondere Wickelband

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3944583A (en) * 1975-02-27 1976-03-16 General Electric Company Bis-phenoxyphthalic acid anhydrides
US5152993A (en) * 1988-01-20 1992-10-06 Ellem Bioteknik Ab Method of preparing an implant body for implantation
DE58909626D1 (de) 1988-07-18 1996-04-25 Gurit Essex Ag Zu schwerentflammbaren und hochtemperaturbeständigen Kunststoffen härtbare Harze und Verfahren zu deren Herstellung
DE4016296C1 (en) * 1990-05-21 1991-09-05 Gurit-Essex Ag, Freienbach, Ch Flame retardant thermosetting adhesive for metals etc. - comprises oxa:aza:tetralin, halogenated epoxy] resins and opt. additives
EP0493310A1 (de) * 1990-12-21 1992-07-01 Gurit-Essex AG Zu schwerentflammbaren Kunststoffen härtbare Harzmischungen und deren Verwendung
US5266695A (en) * 1991-03-12 1993-11-30 Edison Polymer Innovation Corporation Composite densification with benzoxazines
US5152939A (en) * 1991-03-12 1992-10-06 Edison Polymer Innovation Corp. Composite densification with benzoxazines
US5543516A (en) * 1994-05-18 1996-08-06 Edison Polymer Innovation Corporation Process for preparation of benzoxazine compounds in solventless systems
US5973144A (en) 1997-10-03 1999-10-26 Ishida; Hatsuo High char yield benzoxazines
US6558783B1 (en) * 1998-02-23 2003-05-06 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Thermosetting polyphenylene ether resin composition, cured resin composition obtained therefrom, and laminated structure
WO2000061650A1 (en) 1999-04-14 2000-10-19 Edison Polymer Innovation Corporation Development of low viscosity benzoxazine resins
EP1230228A1 (en) * 1999-11-05 2002-08-14 The Dow Chemical Company High char yield benzoxazine compositions
DE60023752T2 (de) * 1999-12-13 2006-04-20 Dow Global Technologies, Inc., Midland Feuerhemmende phosporenthaltende epoxidharzzusammensetzung
JP2001220455A (ja) 2000-02-10 2001-08-14 Mitsubishi Gas Chem Co Inc プリプレグ及び積層板
WO2002057279A1 (en) 2001-01-22 2002-07-25 Vantico Ag Flame-proofing agents
JP2003041001A (ja) * 2001-07-25 2003-02-13 Nippon Steel Chem Co Ltd ジヒドロベンゾキサジン環構造を有する熱硬化性樹脂、樹脂組成物及び硬化物
EP1647576A1 (en) * 2005-04-01 2006-04-19 Huntsman Advanced Materials (Switzerland) GmbH Composition comprising benzoxazine and epoxy resin
US8975318B2 (en) * 2008-02-21 2015-03-10 Huntsman Advanced Materials Americas Llc Halogen-free benzoxazine based curable compositions for high TG applications

Also Published As

Publication number Publication date
KR101237125B1 (ko) 2013-02-25
ES2313419T3 (es) 2009-03-01
US20110152453A1 (en) 2011-06-23
MY141239A (en) 2010-03-31
TW200616990A (en) 2006-06-01
JP2008514575A (ja) 2008-05-08
EP1797081A1 (en) 2007-06-20
DE602005011160D1 (de) 2009-01-02
US9012543B2 (en) 2015-04-21
TWI374137B (en) 2012-10-11
CN101027298A (zh) 2007-08-29
CN101027298B (zh) 2010-05-26
WO2006035021A1 (en) 2006-04-06
RU2007116125A (ru) 2008-11-10
RU2386632C2 (ru) 2010-04-20
KR20070057205A (ko) 2007-06-04
ATE414702T1 (de) 2008-12-15
EP1797081B1 (en) 2008-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5095405B2 (ja) 難燃性を有するフェノールフタレインから誘導されるベンゾオキサジン化合物及びその製造方法
JP5161067B2 (ja) ベンズオキサジンおよびエポキシ樹脂を含む組成物
JP5577399B2 (ja) 燐−変性フェノールノボラック樹脂、これを含む硬化剤及びエポキシ樹脂組成物
TWI410441B (zh) 環氧樹脂組成物、預浸材、附樹脂金屬箔、樹脂薄片、積層板以及多層板
KR101770579B1 (ko) 전기 부품에 사용하기 위한, 고주파에서 낮은 유전 손실을 갖는 열경화성 수지 시스템
TWI547469B (zh) 新穎的氰酸酯化合物及其製造方法、以及含該化合物之硬化性樹脂組成物及其硬化物
JP5672788B2 (ja) ポリアゾメチンを有するビスマレイミド誘導体とその製造方法、並びに熱硬化性樹脂組成物、プリプレグ及び積層板
JP2006515030A (ja) エポキシ樹脂用硬化剤組成物
US20100294429A1 (en) Epoxy resin formulations
EP2665761B1 (en) High performance thermoset useful for electrical laminate, high density interconnect and interconnect substrate applications
JP4784116B2 (ja) シアノ基含有熱硬化性ベンゾオキサジン樹脂、熱硬化性樹脂組成物及びその用途
KR20130103307A (ko) 에폭시 수지용 잠복 촉매로서의 포스파젠 차단된 아졸 화합물
JP5752574B2 (ja) フェノールノボラック樹脂及びそれを用いたエポキシ樹脂組成物
RU2756360C1 (ru) Антипирен-катализатор для получения полимерных материалов на основе полибензоксазинов, композиции с его использованием
KR102587599B1 (ko) 인계 에폭시 화합물 및 이의 제조방법, 이를 포함하는 에폭시 조성물
CN116554425A (zh) 一种含磷苯并恶嗪树脂、树脂组合物及应用

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080926

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111215

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120227

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5095405

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250