JP5092100B2 - 遊技機用信号処理システム、遊技機 - Google Patents

遊技機用信号処理システム、遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP5092100B2
JP5092100B2 JP2010294263A JP2010294263A JP5092100B2 JP 5092100 B2 JP5092100 B2 JP 5092100B2 JP 2010294263 A JP2010294263 A JP 2010294263A JP 2010294263 A JP2010294263 A JP 2010294263A JP 5092100 B2 JP5092100 B2 JP 5092100B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
memory
signal processing
nand memory
various data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010294263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011154681A (ja
Inventor
敦志 小畑
聖司 小柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Axell Corp
Original Assignee
Axell Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Axell Corp filed Critical Axell Corp
Priority to JP2010294263A priority Critical patent/JP5092100B2/ja
Publication of JP2011154681A publication Critical patent/JP2011154681A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5092100B2 publication Critical patent/JP5092100B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Description

本発明は、特にインタラクティブな遊技機、ゲーム機などにおいて画像展開、音声再生役物の動作、及び発光素子の点灯などを効率よく総合的に制御を行うことができる信号処理装置に関する。
パチンコ機などの遊技機の分野においては、画像効果、音声効果を高めながら楽しめるように多くのLSIによってその制御部が構成されており、一般的には画像処理を行うLSIと音声処理を行うLSIとが別個用意されており、これらのLSIに対して上位CPUから所定の命令を送ることで連携動作を行うようなシステム構成となっている。特に、画像情報は情報量も多く、画像圧縮技術を元にその展開(伸長)技術に工夫する画像処理システムが、例えば特許文献1及び2に記載されている。
他方、特許文献3では、画像と音声を連携して再生するために、画像用LSIと音声用LSIを別個に持ちながら、それらの連係動作により上位CPUの使用効率を高めるシステムが提案されている。また、引用文献4では、メインメモリ(DRAM)と不揮発性メモリとを設けると共に、それぞれのメモリの部分ごとの品質を診断し、診断結果に基づいて格納するデータの種類を設定する技術が記載されている。
特許第3970291号公報 特開2009−294990号公報 特開2007−156519号公報 特開2010−92126号公報
しかしながら、近時の遊技機においては、その遊技効果を画像、音声にとどまらず、アタッカの開閉、キャラクタ物の動きを変化させるなどの、いわゆる役物モータ制御などでは、盤面上に既に存在する役物がその動き方を変化させるとか、突然現れるとかの制御がなされており、また盤面周囲に配置した多くのLEDの点灯状態を変化させ、その点灯するLEDの配色によって、遊技者になお一層の遊戯性への期待感を高めるようになされている。
そのようなシステムにおいても、上位CPUからの命令を画像、音声、モータ、LEDの制御は、個別のLSIが用いられるのが通常で、上位CPUからの命令に依存して各LSIが個別制御されているので、それらの連携動作を行うためには上位CPUのプログラムへの負担が大きくなるという課題があった。一方、引用文献4においては、メモリの部分ごとの品質に基づいて格納するデータを設定するため、メモリ管理が煩雑になるという問題がある。また、インタラクティブな遊技機、ゲーム機においては、遊興性アップのため、例えば特定のイベント発生時に特定のデータを迅速に取得する必要性が生ずる場合があるが、引用文献4においては、メモリの品質がメモリの特性が格納されるデータの取得速度向上につながるとは限らず、データの迅速な取得が必ずしも図れないという問題がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、画像展開、音声再生役物の動作などを効率よく総合的に制御を行うことができ、また、コスト高騰を抑えつつ、特定のデータを高速に取得し出力して良好なコストパフォーマンスを確保しつつ遊興性を向上させることができる信号処理システム、遊技機を提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、画像データの供給を受けて表示手段に表示される画像情報の出力を制御するグラフィックス用ロジックと、音声データの供給を受けて音声出力手段から出力される音声情報の出力を制御する音声用ロジックとを備えた信号処理装置と、該信号処理装置の前記グラフィックス用ロジック及び前記音声用ロジックに供給する画像データ及び音声データ等の各種データが格納された外部メモリとを備え、該外部メモリは、前記各種データが格納されるNANDメモリと、前記各種データが格納される、前記NANDメモリよりもアクセス速度が速いNORメモリとを備え、前記NANDメモリには前記画像データを格納すると共に、前記NORメモリには前記音声データを格納し、遊技機において音声再生される前記音声情報を前記NORメモリから取得することで前記画像データに優先して速く取得して出力されるようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記NANDメモリに前記各種データを格納する場合であって、前記各種データのサイズが前記NANDメモリのセクタのサイズ以下である場合、前記各種データは、複数の前記セクタにまたがって格納されないように構成されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記NANDメモリに前記各種データを格納する場合であって、前記各種データのサイズが前記NANDメモリのセクタのサイズ以上である場合、前記各種データは、使用する前記NANDメモリのセクタが最小限の数となるように格納されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の構成に加え、前記NANDメモリ及び前記NORメモリから前記信号処理装置へのデータの供給路の少なくとも一部を形成するデータバスと、前記信号処理装置から前記NANDメモリへのコマンドの供給路を形成する第二のコマンドバスとをそれぞれ備え、前記信号処理装置は、前記データバスを介して前記NANDメモリ及び前記NORメモリからデータを取得しうるように構成されたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、遊機であって、請求項1乃至の何れか一つに記載の遊技機用信号処理システムを備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、画像データ、音声データ等の各種データを格納する外部メモリがNANDメモリとNORメモリとを備えることにより、信号処理装置における特定のデータをNORメモリに格納して読み出しと取得を高速に行うことができる。一方、読み出し高速化の優先度の高くない各種データは、低コストのNANDメモリに格納し、装置のコストパフォーマンスを向上させることができる。これにより、信号処理装置のコスト高騰を抑えつつ、特定のデータを高速に取得し出力することが可能になる。ゆえに、特にインタラクティブな遊技機、ゲーム機などにおいて画像展開、音声再生役物の動作などを効率よく総合的に制御を行うことができるようになり、また、任意のデータの迅速な取得を可能にし遊興性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、一のセクタにアクセスすれば当該各種データを全て取得できる。つまり、一の各種データを取得する際、複数のセクタにアクセスする事態が生ずることがなく、一のセクタに対する一回の取得手順で所望のデータを全て取得できる。これにより、NANDメモリにデータを取得する場合であっても、支障なくデータを高速に取得し出力することが可能になる。
請求項3に記載の発明によれば、最小限の回数だけセクタにアクセスすれば当該各種データを取得できるので、NANDメモリに格納したデータを取得するときの遅延の発生を抑止できる。これにより、NANDメモリにデータを取得する場合であっても、支障なくデータを高速に取得し出力することが可能になる。
請求項4に記載の発明によれば、信号処理装置は、第一のデータバスを介してNANDメモリ及びNORメモリからデータを取得しうることにより、NANDメモリとNORメモリとにそれぞれ格納したデータを一の出力端子から取得して出力できる。従って、NANDメモリとNORメモリとにそれぞれデータを格納する場合等において、信号処理装置のコスト高騰を抑止しつつ当該データを一層高速に取得することが可能になる。
請求項5に記載の発明によれば、インタラクティブな遊技機において画像展開と音声再生役物の動作とを効率よく総合的に制御を行うことができるようになる。
本発明の実施形態に係る信号処理システムを示す全体的なブロック図である。 本発明のグラフィックス用ロジックの内部構成を概略して示すとともに外部メモリとの関係を示すブロック図である。 本発明のグラフィックス用ロジックのデコーダ部分の詳細を説明するブロック図である。 本発明のデコード動作を示すフローチャートである。 (a)本発明に係るNANDメモリのセクタ構造のイメージ図、(b)従来のNANDメモリにおいてデータの配置状態を示すイメージ図、(c)本発明におけるNANDメモリのセクタに対するデータの格納状態のイメージ図である。 従来のデコード動作を例示するフローチャートである。 従来のデコード動作を説明するタイミングチャートである。
図1乃至図5に本発明の一実施形態を、図6及び図7に従来例を示す。以下、これらの図に基づいて本発明の一実施形態を説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る信号処理システムを示す全体的なブロック図である。この「遊技機用信号処理システム」としての信号処理システム1Aは、遊技機の盤面に配置されている「表示手段」としてのLCD1、「音声出力手段」としてのスピーカ2、モータ3、LED4、及び、それらの出力デバイスに対して、視覚、聴覚に訴えて遊戯性を高めるための周辺装置の動作を制御する「信号処理装置」としての統合化LSI5によって構成されている。統合化LSI5は一つのLSIチップとして構成され、本実施形態ではグラフィックス用ロジック6、音声用ロジック7、モータ制御ロジック8、LED制御ロジック9を含んでいる。
CPU10は、この統合化LSI5の上位に位置するプロセッサであり、統合化LSI5に対して実行させるべき命令群11(コマンドリスト)を生成する。なお、本実施形態ではCPU10は統合化LSI5とは別に設けられているが、CPU10は統合化LSI5中に内蔵されていてもよい。
特に、CPU10は、統合化LSI5に実行させるべき一連の命令を時系列的に記述したディスプレイリスト12を発行する。このディスプレイリスト12は、略時系列状に記述された一連の命令によって画像処理の手順が規定されており、画像単位でいうと1フレームの画像描画に必要な素材の転送手順が規定されている。ここで、素材とは、外部メモリであるCGROM(実際にはNOR、NANDのフラッシュメモリで構成されている)に格納された画像データの中で、予め定義される所定の大きさの単位をいう。さらに、本実施形態の信号処理装置は、モータ制御の転送手順及びLEDの点灯制御の手順も含んでいることが特徴である。ディスプレイリスト12で表示されるG00〜G05はグラフィックス用リスト、S00〜02は音声用リスト、M00〜02はモータ制御用リスト、L00〜02はLED制御用リストを示している。これらリストの要素はディスプレイリスト12の中に混在して格納されており、各出力装置を連携して制御できるような構成になっている。
モータ3及びLED4は、遊技機の盤面上では多数配置されているが、それらの個々を動作させるための制御信号は、統合化LSI5からは同じ構成からなる2つの制御ドライバ13を用いることで、モータ制御とLED制御で外部回路を共通化することができる。これはシリアル/パラレル変換する機能としては同じだからであり、モータ3を実際に作動させるためには、この信号変換器の後段にモータ駆動に必要なモータドライバ14を配置すればいいからである。このように、制御ドライバ13でモータ制御用信号のシリアル/パラレル変換にも利用できるので、個別なドライブ回路の設計が不要となる。また、モータ3は通常ステッピングモータを利用され、その回動状態はセンサ15にて位置検出されて、パラレル/シリアルの逆変換器16を経由してモータ制御ロジックにフィードバックされ異常回転が生じないように安定した位置制御がされている。
なお、図面上、CPU10用のクロック用OSC17と、統合化LSI5用のクロックOSC18は別個に記載しているが、勿論、前者からの分周により後者のクロックを作成することもできる。
ここで、通常、LED制御やモータ制御は制御対象の応答速度が遅いため低速に動作させることが多く、一方、グラフィックスは微細で高速なロジックが使われる。
本実施形態では、クロック周波数を高くしており、データの多重化が可能となっているので、多数のLED4とモータ3を同時に制御できる。さらに、グラフィック制御とモータ・LED制御は別々の環境で作られるが、このとき、動画の再生と同期させることは難しいため、結合した段階で細かい調整を行う必要があったが、統合に伴い、動画のディスプレイリストにLEDとモータの処理を入れることで、ディスプレイリストの生成段階で、動画(音声)とLED・モータの同期がとれるものを作ることが可能になった。
図2は、グラフィックス用ロジック6の内部構成、音声用ロジック7の内部構成を概略して示すとともに外部メモリ19との関係を示すブロック図である。グラフィックス用ロジック6は、画像出力と音声再生の連携に係る命令解読部20及び音声デコード部21のほかに、グラフィックス用ロジック6には画像デコード部22、VRAM23、表示回路24を備えている。命令解読部20は、ディスプレイリスト12を解読する。命令解読部20は、解読結果のうち、グラフィック用リストG00〜G05の解読結果を画像デコード部22に送信し、音声用リストS00〜02の解読結果を音声デコード部21に送信する。画像デコード部22は、命令解読部20におけるグラフィック用リストG00〜G05の解読結果に基づいて、各種処理を行う。この各種処理の結果はVRAM23に格納されたデータと共に表示回路24でグラフィックス処理されたのちLCD1に供給され、LCD1がグラフィックス表示する。音声デコード部21は、命令解読部20における音声用リストS00〜S02の解読結果に基づいて、各種処理を行う。この各種処理の結果に基づいて、スピーカ2は音声出力をする。
統合化LSI5は、外部メモリ25に接続されている。外部メモリ25は複数のNORメモリ26,・・・26(n>1),NAMDメモリ27,・・・27(m>1)、拡張RAMコントローラ28を備え、拡張RAMコントローラ28はキャッシュ28aを備えている。NORメモリ26,・・・26は例えばNOR型フラッシュメモリ、NANDメモリ27,・・・27は例えばNAND型フラッシュメモリであって、それぞれ各種データが格納される。なお、この「各種データ」とは、画像データ、音声データ、LED点灯用データ、モータ駆動データ等である(本明細書において同じ)。本実施形態においては、各種データには、音声データ、及び画像データのうち少なくとも一方が含まれることが考えられる。なお説明の簡単のため、以下特に区別の必要がある場合を除きNORメモリ26,NANDメモリ27と記載する。
拡張RAMコントローラ28はインターフェース回路であり、大量の情報量の一括アクセスが可能で、各種データ(特に画像データ)の格納に適する複数のNANDメモリ27をSRAMロジック系統(後述するデータバス、コマンドバス)で接続できるように構成されている。
それぞれのNORメモリ26は、データバス41に接続され、データバス41は端子41aにて統合化LSI5に接続されている。また、それぞれのNANDメモリ27は、拡張RAMコントローラ28を介してデータバス41に接続され、データバス41は端子41aにて統合化LSI5に接続されている。それぞれのNANDメモリ27は、拡張RAMコントローラ28を介してコマンドバス42に接続され、コマンドバス42は端子42aにて統合化LSI5に接続されている。なお、データバス41、コマンドバス42、統合化LSI5の内部バス(図示せず)に接続され、内部バス(図示せず)はグラフィックス用ロジック6及び音声用ロジック7、モータ制御ロジック8、LED制御ロジック9に接続されている。データバス41、及び内部バス(図示せず)は、NORメモリ26及びNANDメモリ27から統合化LSI5へのデータの供給路を形成する。一方、コマンドバス42、及び内部バス(図示せず)は、統合化LSI5からNANDメモリ27へのコマンドの供給路を形成する。なお、NANDメモリ27に格納されたデータは、コマンドバス42を経由して統合化LSI5から供給されたコマンドによってロードされて拡張RAMコントローラ28のキャッシュ28aに格納され、キャッシュ28aからデータバス41を介して統合化LSI5に供給される。
本実施形態では、統合化LSI5は、データバス41を介してNORメモリ26及び/又はNANDメモリ27からデータを取得しうる。これにより、統合化LSI5は、NANDメモリ26とNORメモリ27とを外部メモリ28に備えた構成において、一のデータバス41のみでデータを取得できるため、コストパフォーマンスの向上を図ることができる。
NANDメモリ27とNORメモリ26に格納する情報としては、画像と音声をともに同じメモリ内に格納することも可能であるが、本実施形態では原則として画像情報はNANDメモリ27に格納し、音声情報はNORメモリ26に格納している。ここで、統合化LSI5が外部メモリ25に格納されたデータを取得する場合、アクセス速度の相違により、NANDメモリ27に格納された各種データよりもNORメモリ26に格納されたデータの方が速く取得できる。これにより、NORメモリ26に格納された各種データを高速に取得して当該データに基づく画像表示、音声情報の出力等を優先することができる。これにより、例えば、特定の音声データを「大当たり」の音響前触れ機能として利用し、その後画像展開により遊戯性を高めたいという近時の要求等にこたえることができる。なお、機能ブロック間にはデータ整合性などのために所定のインターフェース回路を含む場合があるが、図面ではそれらは省略している。
ここで、各種データをNANDメモリ27に格納する場合について考える。
まず、各種データのサイズ(データ量)がNANDメモリ27のセクタのサイズ以下である場合を考える。例えば、画像データのデータ量は音声データのデータ量に比べてはるかに小さく形成される場合が多い。そのため、メモリが図5(a)に示すようにセクタ280,280,・・・構造のユニットである場合に、図5の(b)示す通り、複数の音声データ45,45,45・・・を順番に格納しようとすれば、一の音声データ(図5の(b)では音声データ45)が部分音声データ45a,45bに分割され、それらが複数のセクタ280,280にまたがって格納されるような事態が生じうる。この音声データを音声出力させる際には、音声用ロジック7は、図5(b)に例示するように、セクタ280,280にそれぞれアクセスして音声データを取得しなければならない。そのため、NANDメモリ27に対するランダムアクセスが頻繁に起こることになる。そのため、所望の音声出力タイミング(例えば特定の画像が表示されたタイミング)よりも遅れて音声が出力されるような、音声の再生制御が破綻することがあった。
しかし、本実施形態では図5(c)に示すように、音声のデータを生成してNANDメモリ27に格納する場合に、一のセクタ280に音声データ45,45を格納し、他のセクタ280に音声データ45を格納し、音声データ45,45の間、及び音声データ45,45の間は「空」の無データ状態290にしておく。更に、一の音声データ(例えば音声データ45)が二つのセクタ280,280にまたがって格納されることのないように、各音声データ45,45,45,・・・を各セクタ280,280,・・・に格納してゆく。このように各音声データ45,45,45,・・・をセクタ281,281・・・に格納することで、上述の音声の再生制御が破綻する事態を防止できる。従って、NANDメモリ27に音声データを取得する場合であっても、支障なく音声データを高速に取得し出力することが可能になる。
次に、各種データのサイズがNANDメモリ27のセクタのサイズよりも大きい場合を考える。この場合、各種データは、使用するNANDメモリの27セクタが最小限の数となるように格納される。具体的には、以下の式(1)において、nが最小となるように、各種データはセクタに格納される。
nX≧Y>(n−1)X・・・(1)
ただし、X:セクタのサイズ、Y:一の各種データのデータサイズ、n:自然数(n≧1)
なお、本実施形態のNANDメモリ27へデータを格納するための構成は、各音声データ45,45,45,・・・をセクタ281,281・・・に格納する場合について説明したが、データの種類はこれに限定されない。即ち、画像データ、LED点灯用データ、モータ駆動データ等の各種データをセクタ281,281・・・に格納する場合も、本実施形態と同様の構成を適用できる。
なお、本実施形態の構成により、各種データの出力タイミングを精度良く調整できるので、画像と音声、画像と役物等、遊技機の構成物又は出力物同士の、動作又は出力タイミングを精度良く制御することができる。すなわち、例えば、画像情報たる或る素材の画像発生と同時にある曲を出力することや、画像出力に先立つ一定時間前に音声を発声させて、遊技機での役物の登場効果を狙うことや、または画像出力の後から所定時間遅れて一の素材から音楽を再生することなどが容易になる。
なお、上記実施形態は本発明の例示であり、本発明が上記実施形態のみに限定されることを意味するものではないことは、いうまでもない。
1 LCD(表示手段)
2 スピーカ(音声出力手段)
3 モータ
4 LED
5 統合化LSI(信号処理装置)
6 グラフィックス用ロジック
7 音声用ロジック
8 モータ制御ロジック
9 LED制御ロジック
10 CPU
11 命令群
12 ディスプレイリスト
22 画像デコード部
25 外部メモリ
26,26,・・・26 NORメモリ
27,27,・・・27 NANDメモリ
41 データバス
42 コマンドバス
45,45,45 音声データ
280,280,281,281 セクタ
290 無データ状態

Claims (5)

  1. 画像データの供給を受けて表示手段に表示される画像情報の出力を制御するグラフィックス用ロジックと、音声データの供給を受けて音声出力手段から出力される音声情報の出力を制御する音声用ロジックとを備えた信号処理装置と、
    該信号処理装置の前記グラフィックス用ロジック及び前記音声用ロジックに供給する画像データ及び音声データ等の各種データが格納された外部メモリとを備え、
    該外部メモリは、
    前記各種データが格納されるNANDメモリと、
    前記各種データが格納される、前記NANDメモリよりもアクセス速度が速いNORメモリとを備え、
    前記NANDメモリには前記画像データを格納すると共に、
    前記NORメモリには前記音声データを格納し、
    遊技機において音声再生される前記音声情報を前記NORメモリから取得することで前記画像データに優先して速く取得して出力されるようにしたことを特徴とする遊技機用信号処理システム。
  2. 前記NANDメモリに前記各種データを格納する場合であって、前記各種データのサイズが前記NANDメモリのセクタのサイズ以下である場合、
    前記各種データは、複数の前記セクタにまたがって格納されないように構成されることを特徴とする請求項1記載の遊技機用信号処理システム。
  3. 前記NANDメモリに前記各種データを格納する場合であって、前記各種データのサイズが前記NANDメモリのセクタのサイズ以上である場合、
    前記各種データは、使用する前記NANDメモリのセクタが最小限の数となるように格納されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用信号処理システム。
  4. 前記NANDメモリ及び前記NORメモリから前記信号処理装置への前記各種データの供給路の少なくとも一部を形成するデータバスと、
    前記信号処理装置から前記NANDメモリへのコマンドの供給路を形成する第二のコマンドバスとをそれぞれ備え、
    前記信号処理装置は、前記データバスを介して前記NANDメモリ及び前記NORメモリから前記各種データを取得しうるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の遊技機用信号処理システム。
  5. 請求項1乃至の何れか一つに記載の遊技機用信号処理システムを備えたことを特徴とする遊技機。
JP2010294263A 2009-12-28 2010-12-28 遊技機用信号処理システム、遊技機 Expired - Fee Related JP5092100B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010294263A JP5092100B2 (ja) 2009-12-28 2010-12-28 遊技機用信号処理システム、遊技機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009297886 2009-12-28
JP2009297886 2009-12-28
JP2010294263A JP5092100B2 (ja) 2009-12-28 2010-12-28 遊技機用信号処理システム、遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011154681A JP2011154681A (ja) 2011-08-11
JP5092100B2 true JP5092100B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=44538788

Family Applications (5)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010294264A Expired - Fee Related JP5002849B2 (ja) 2009-12-28 2010-12-28 信号処理装置、遊技機
JP2010294263A Expired - Fee Related JP5092100B2 (ja) 2009-12-28 2010-12-28 遊技機用信号処理システム、遊技機
JP2010294261A Expired - Fee Related JP5092099B2 (ja) 2009-12-28 2010-12-28 信号処理装置、信号処理システム
JP2010294265A Expired - Fee Related JP5092101B2 (ja) 2009-12-28 2010-12-28 信号処理システム、信号処理システムにおけるデータの破壊検出方法、遊技機
JP2010294262A Active JP5344319B2 (ja) 2009-12-28 2010-12-28 信号処理装置、信号処理システム、遊技機

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010294264A Expired - Fee Related JP5002849B2 (ja) 2009-12-28 2010-12-28 信号処理装置、遊技機

Family Applications After (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010294261A Expired - Fee Related JP5092099B2 (ja) 2009-12-28 2010-12-28 信号処理装置、信号処理システム
JP2010294265A Expired - Fee Related JP5092101B2 (ja) 2009-12-28 2010-12-28 信号処理システム、信号処理システムにおけるデータの破壊検出方法、遊技機
JP2010294262A Active JP5344319B2 (ja) 2009-12-28 2010-12-28 信号処理装置、信号処理システム、遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (5) JP5002849B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6078729B2 (ja) * 2011-11-29 2017-02-15 株式会社アクセル 音声処理装置
JP5891494B2 (ja) * 2013-04-01 2016-03-23 株式会社アクセル 通信システム、通信方法
JP5712390B2 (ja) * 2013-04-01 2015-05-07 株式会社アクセル 通信システム
JP6846957B2 (ja) * 2017-03-09 2021-03-24 株式会社平和 遊技機
WO2020122129A1 (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 日本精機株式会社 車両用表示装置
JP7267033B2 (ja) * 2019-02-26 2023-05-01 株式会社平和 遊技機

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH081542B2 (ja) * 1988-02-24 1996-01-10 松下電工株式会社 大型画像表示装置
JP3312699B2 (ja) * 1992-05-01 2002-08-12 株式会社ハドソン 仮想vramによる画面表示方法
JPH05342891A (ja) * 1992-06-10 1993-12-24 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2002149161A (ja) * 2000-11-08 2002-05-24 Roland Corp 音源装置
JP4722305B2 (ja) * 2001-02-27 2011-07-13 富士通セミコンダクター株式会社 メモリシステム
JP2003190495A (ja) * 2001-12-26 2003-07-08 Sankyo Kk 遊技機
JP2004208792A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Fuji Shoji:Kk 遊技機
JP4512733B2 (ja) * 2004-09-13 2010-07-28 株式会社大一商会 遊技機
JP2006121338A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Sony Corp 情報処理装置、並びにデータ符号化装置及びデータ復号装置
JP5013672B2 (ja) * 2004-12-28 2012-08-29 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス
JP3970291B2 (ja) * 2005-07-21 2007-09-05 株式会社アクセル 画像プロセッサ、画像処理システムおよびデータ転送方法
JP3891444B1 (ja) * 2005-11-30 2007-03-14 株式会社アクセル 画像音声統合システムおよび画像音声統合処理方法
JP5294186B2 (ja) * 2007-05-29 2013-09-18 豊丸産業株式会社 遊技機用制御装置及び当該遊技機用制御装置を備えた遊技機
JP4491559B2 (ja) * 2007-12-27 2010-06-30 株式会社アクセル デバイスコントローラ
JP4748609B2 (ja) * 2008-06-06 2011-08-17 株式会社アクセル 画像処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5002849B2 (ja) 2012-08-15
JP2011154681A (ja) 2011-08-11
JP5092101B2 (ja) 2012-12-05
JP2011152413A (ja) 2011-08-11
JP5344319B2 (ja) 2013-11-20
JP2011154683A (ja) 2011-08-11
JP2011152412A (ja) 2011-08-11
JP5092099B2 (ja) 2012-12-05
JP2011154682A (ja) 2011-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5092100B2 (ja) 遊技機用信号処理システム、遊技機
JP6680436B2 (ja) 遊技機
JP6084673B1 (ja) 遊技機
US8661440B2 (en) Method and apparatus for performing related tasks on multi-core processor
JP6742281B2 (ja) 遊技機
JP6424244B2 (ja) 遊技機
JP2017093632A (ja) 遊技機
JP2005087542A (ja) 遊技機
JP2012196554A (ja) 遊技機
JP5098362B2 (ja) 画像表示装置、および遊技機
JP4115497B2 (ja) グラフィックlsiおよび同期再生方法
JP6280998B2 (ja) 遊技機
JP2006223598A (ja) 遊技機
JP2008228955A (ja) 遊技機
JP4115498B2 (ja) グラフィックlsiおよび同期再生方法
JP4115499B2 (ja) 同期再生方法
JP2010131412A (ja) 遊技機
JP2021058377A5 (ja)
JP6532421B2 (ja) 遊技機
JP6532420B2 (ja) 遊技機
JP6262298B2 (ja) 遊技機
JP6262297B2 (ja) 遊技機
JP6262295B2 (ja) 遊技機
JP2021058379A5 (ja)
JP2021058378A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120224

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20120224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120417

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20120409

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5092100

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees