JP5083085B2 - 吸気マニホールド - Google Patents

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Description

この発明は、エンジンの吸気マニホールドに関するものであって、特にエンジンの気筒内におけるタンブル流やスワール流の形成に適した吸気マニホールドに関するものである。
従来のこの種の吸気マニホールドとしては、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されるような構成が提案されている。
特許文献1に記載の従来構成においては、吸気マニホールドのマニホールドケースが合成樹脂により一体に形成され、その内部にはエンジンの吸気側に接続される吸気路が形成されている。そして、吸気路内には、その内部が吸入空気の流動方向に沿う2つの流路となるように区画する隔壁が設けられている。隔壁の上流側において吸気路内には、一方の流路を開閉するための合成樹脂製のバルブが設けられている。そして、このバルブにより吸気路の一方の流路が閉鎖されたとき、結果的に他方の流路側が吸気路の一側に偏在して位置する狭隘部となって、その狭隘部に流れる高速の吸入空気によりエンジンの気筒内にタンブル流が発生される。
また、特許文献2に記載の従来構成においても、吸気マニホールドのマニホールドケースが合成樹脂により一体に形成され、その内部にはエンジンの吸気側に連通される吸気路が形成されている。吸気路内には、合成樹脂製のバルブがその基端部において開閉可能に支持されている。バルブの先端部には、開口部が切欠形成されている。そして、このバルブが閉鎖位置に配置されたとき、前記開口部によりバルブの先端部と吸気路の内周面との間に吸気路内に偏在する狭隘部が形成されて、その狭隘部に流れる高速吸入空気によりエンジンの気筒内にタンブル流が発生される。
特開2007−113482号公報 特開2008−45430号公報
これらの従来構成の吸気マニホールドでは、バルブが閉鎖された状態において、そのバルブの両側端縁が吸気路の内周面に対向配置されるように構成されている。この場合、例えばマニホールドケースの吸気路やバルブに合成樹脂特有の成形歪みが発生していても、バルブの開閉動作時に、バルブの両側端縁と吸気路の内周面との間に干渉が生じないように、それらの間にある程度の隙間を設ける必要がある。このように、バルブの両側端縁と吸気路の内周面との間に隙間を設けると、その隙間から空気漏れが生じて、狭隘部に流れる吸入空気の流速が遅くなったり、各吸気路間において吸入空気の流速に差が生じたりするおそれがある。このような場合には、所要の燃焼効率を得ることができず、エンジンは所期の性能を発揮し得ない。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、バルブの閉鎖時に、バルブの両側部と吸気路の内周面との間を気密状態に保持することができて、狭隘部に流れる吸入空気の流速を安定させることができる吸気マニホールドを提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、マニホールドケース内の吸気路内にバルブをその基端部において開閉可能に支持し、バルブ閉鎖時にはバルブの先端部と吸気路の内周面との間に狭隘部が形成されるようにした吸気マニホールドにおいて、前記マニホールドケースと前記バルブとの間には、閉鎖状態における前記バルブの両側部と前記吸気路の内周面との間の気密を面接触により保持するようにした保持手段を設け、前記保持手段は、吸気路の内周面に形成された段差部であり、段差部とバルブの両側部との面接触領域は、前記狭隘部が形成される側ほど広くなるように構成されたことを特徴としている。
従って、この発明の吸気マニホールドにおいては、バルブの閉鎖時に保持手段により、バルブの両側部と吸気路の内周面との間が気密状態に保持される。このため、バルブの両側部と吸気路の内周面との間から空気漏れが生じることを防止できて、狭隘部に流れる吸入空気の流速にバラツキが発生するおそれを阻止することができる。よって、狭隘部に流れる吸入空気の流速を安定に保つことができて、所期のエンジン性能を得ることができる。
また、保持手段の構造が簡単であるとともに、バルブの両側部と吸気路の内周面との間の気密を容易に保持することができる。
また、段差部とバルブの両側部との間における空気漏洩を適切に防止できる。
前記の構成において、前記段差部は、バルブに対して凹凸の関係で対応する形状を有するように構成するとよい。このように構成した場合には、バルブの両側部と吸気路の内周面との間の気密性能を向上させることができる。
前記の構成において、凹凸の関係は、鋭角をなす凹凸の嵌合関係とすることが好ましい。このようにすれば、バルブの両側部と吸気路の内周面との間の気密性能をさらに向上させることができる。
前記の構成において、凹凸の関係は、ラビリンスにより構成するとよい。このようにすれば、バルブの両側部と吸気路の内周面との間の気密性能をいっそう向上させることができる。
前記の構成において、バルブの両側部と前記吸気路の内周面とがシール材を介して面接触されるようにするとよい。このようにすれば、前記の気密性能を有効に達成できる。
以上のように、この発明によれば、バルブの閉鎖時に、バルブの両側部と吸気路の内周面との間を気密状態に保持することができて、狭隘部に流れる吸入空気の流速を安定させることができるという効果を発揮する。
(第1実施形態)
以下に、この発明の第1実施形態を、図1〜図6の図面に基づいて説明する。
図1及び図3に示すように、車両用エンジンにおけるシリンダヘッド11の外面には、吸気マニホールド10のマニホールドケース12がガスケット13を介して取り付けられている。このマニホールドケース12は、ポリアミド樹脂(例えば6ナイロン)等の合成樹脂にガラス繊維を混入させた材料により一体に成形されている。マニホールドケース12の側面には、マニホールドケース12をシリンダヘッド11に取り付けるためのフランジ部14が形成されている。図1及び図2に示すように、フランジ部14には、図示しない締め付けボルトを挿通するための複数のボルト挿通孔15が形成されている。マニホールドケース12は、このボルト挿通孔15を通るボルト(図示しない)によりシリンダヘッド11に固定される。
図1及び図3に示すように、前記マニホールドケース12には、エンジンの各吸気ポート11aにそれぞれ連通される複数の断面四角形状の吸気路16が貫通形成されている。図2,図4及び図5に示すように、隣接する吸気路16間の下部に位置するように、マニホールドケース12の側面には複数の中間軸受用凹部17が形成されている。両外側の吸気路16の外側の下部に位置するように、マニホールドケース12の側面には一対の端部軸受用凹部18が形成されている。各吸気路16、各中間軸受用凹部17及び各端部軸受用凹部18の前縁外周に沿って延びるように、マニホールドケース12の前面には前記ガスケット13を収容するための収容溝19が形成されている。
図1、図4及び図5に示すように、前記各中間軸受用凹部17内には合成樹脂製の中間軸受20が嵌着され、その中間軸受20にはマニホールドケース12の前面側に向かって開口する支持溝20aが形成されている。各端部軸受用凹部18内には合成樹脂製の端部軸受21が嵌着され、その端部軸受21には支持孔21aが形成されている。なお、前記収容溝19は、マニホールドケース12と、中間軸受20及び端部軸受21の双方に跨って形成されている。各中間軸受20の支持溝20aの奥部及び各端部軸受21の支持孔21aには、それぞれ金属製の軸受カラー23Cが嵌合され、これらの軸受カラー23Cには1本の金属製の四角軸よりなるシャフト22が金属製のスリーブ23A,23Bを介して回転可能に挿通支持されている。
図1、図3及び図6に示すように、前記各吸気路16内において開閉回動可能に配置されるように、シャフト22には複数の合成樹脂製のバルブ24が、その基端部に形成した挿通孔24aにおいてシャフト22と一体回転可能に固定されている。マニホールドケース12の一側部には、支持筒25が突設されている。支持筒25には、被動ギヤ26がそのボス部26aにおいて図示しない金属製の軸受カラーを介して回転可能に支持されている。被動ギヤ26のボス部26aには、前記シャフト22の端部が一体回転可能に連結されている。
図1に示すように、前記マニホールドケース12の近傍にはモータ27が配置され、そのモータ軸27aには前記被動ギヤ26に噛合する駆動ギヤ28が設けられている。そして、モータ27の回転により、駆動ギヤ28及び被動ギヤ26を介してシャフト22が回転され、バルブ24が図2に実線で示す閉鎖位置と、鎖線で示す開放位置とに切換え回動される。また、バルブ24が閉鎖位置に切換えられたときには、バルブ24の先端部と吸気路16の上部内周面との間に狭隘部29が形成される。この狭隘部29は、吸気路16内において上側に偏在しており、このため、吸気路16の上側において高速の吸気流が形成されて、エンジンの気筒内においてタンブル流が形成される。
図3及び図6に示すように、前記各吸気路16の内周面の両側部には、保持手段としての断面ほぼ直角状の段差部30が形成されている。各バルブ24の両側部には、段差部30に対して面接触により接合可能で、かつ段差部30に凹凸の関係で嵌合可能な断面ほぼ直角段差状の接合部31が形成されている。そして、バルブ24が前記閉鎖位置に切換え回動された状態で、各バルブ24側の接合部31が吸気路16側の段差部30に面接触で接合されることにより、バルブ24の両側部と吸気路16の内周面との間が気密状態に保持される。
次に、前記のように構成されたマニホールドケース12において、前記バルブ24は以下のようにして組み付けられる。
まず、1本のシャフト22上に複数のバルブ24を挿通孔24aにおいて所定間隔おきに固定する。また、これと同時に、各バルブ24間の位置においてシャフト22にはスリーブ23Aを取付けるとともに、シャフト22の両端部にはスリーブ23Bを取付ける。前記スリーブ23A,23Bの外周には軸受カラー23Cがあらかじめ取り付けておく。そして、各軸受カラー23Cの外周に中間のスリーブ23A及び端部スリーブ23Bをそれらの支持溝20aあるいは支持孔21aにおいて取り付ける。
続いて、各バルブ24をシャフト22等とともに、マニホールドケース12の各吸気路16内に組み付ける。このとき、各中間軸受20をマニホールドケース12の前面の中間軸受用凹部17内に嵌入させるとともに、各端部軸受21を端部軸受用凹部18内に嵌入させる。さらに、マニホールドケース12の一側部の支持筒25に被動ギヤ26のボス部26aを挿入支持して、そのボス部26aをシャフト22の端部に嵌合させる。その後、マニホールドケース12の側面の収容溝19にガスケット13を嵌着する。
この状態で、図2に示すように、マニホールドケース12のフランジ部14をシリンダヘッド11の外面に接合させてボルト締めすることにより、ガスケット13及び各軸受20,21が収容溝19及び各軸受用凹部17,18内に抜け止め保持される。そして、各吸気路16内において、各バルブ24がシャフトと一体的に開閉回動可能に支持される。
次に、前記のように構成されたマニホールドケース12の作用を説明する。
さて、エンジンの高速回転時には、モータ27の回転により、駆動ギヤ28及び被動ギヤ26を介してシャフト22が図2の反時計方向に回動され、各バルブ24が同図に鎖線で示す開放位置に切換え配置される。この切換え配置により、吸気路16が開放されて、その吸気路16を通してエンジンの気筒内に多量の空気が吸入される。
一方、エンジンの低速回転時等においては、モータ27の前記とは反対方向への回転により、駆動ギヤ28及び被動ギヤ26を介してシャフト22が図3の時計方向に回動され、各バルブ24が同図に実線で示す閉鎖位置に切換え配置される。この切換え配置により、各バルブ24の先端部と吸気路16の内周面との間において狭隘部29が形成されて、この狭隘部29を通して流入する高速吸入空気により、エンジンの気筒内にタンブル流が発生される。
この場合、図5に示すように、バルブ24が閉鎖位置に配置された状態で、そのバルブ24の両側部における段差状の接合部31が吸気路16の内周面の段差部30に面接触で接合される。この接合により、バルブ24の両側部と吸気路16の内周面との間が気密状態に保持されて、それらの間から空気漏れを生じるおそれが抑制される。よって、各狭隘部29に流れる吸入空気の流速を、安定に保つことができる。
従って、この第1実施形態においては、以下の効果がある。
(1) バルブ24が閉鎖位置に配置された状態においては、バルブ24の両側部における段差状の接合部31が吸気路16の内周面の段差部30に面接触で接合される。このため、バルブ24の両側部と吸気路16の内周面との間を気密状態に保持でき、狭隘部29以外のところに空気流路が形成されることを防止できる。従って、狭隘部29において安定した高速の空気流を確保でき、燃焼効率を良好に維持することができる。
(2) バルブ24の両側部の接合部31と吸気路16の内周面の段差部30との接触が面接触であるため、マニホールドケース12に収縮等の変形が生じても、バルブ24の両側部と吸気路16の内周面とが干渉したり、それらの間に隙間が生じたりすることを防止できる。
(3) バルブ24の両側部の接合部31が段差状に形成されているため、図6の円内の図から明らかなように、段差部30と接合部31とは凹凸の嵌合関係となる。従って、段差部30と接合部31との接触部40と隣接して、段差部30と接合部31との間には、近接対向部41が形成される。このため、段差部30と接合部31との気密性をさらに向上できる。
(4) バルブ24が段差部30に面接触状態で支持されるため、そのバルブ24は閉鎖状態において定位置に配置され、狭隘部29の開口面積が常に等しくなる。従って、常に良好な燃焼効率を得ることができる。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第2実施形態においては、図7に示すように、吸気路16の内周面の両側部に、保持手段としての断面鋭角状の段差部30が形成されている。各バルブ24の両側部には、前記段差部30に対して凹凸の嵌合関係で接合可能な断面鋭角段差状の接合部31が形成されている。そして、バルブ24が閉鎖位置に切換え回動された状態で、各バルブ24側の接合部31が吸気路16側の段差部30に対して凹凸の関係で、かつ面接触状態で接合される。この接合により、バルブ24の両側部と吸気路16の内周面との間が気密状態に保持される。
従って、この第2実施形態においても、前記第1実施形態に記載の効果とほぼ同様の効果を得ることができる。特に、この第2実施形態においては、以下の効果がある。
(5) 吸気路16側の段差部30とバルブ24側の接合部31とが断面鋭角状に形成されて、凹凸の関係で接合されるように構成されている。このため、バルブ24の両側部と吸気路16の内周面との間の気密性能を一層向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、この発明の第3実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第3実施形態においては、図8に示すように、吸気路16側の段差部30とバルブ24側の接合部31との接触幅Wが、バルブ24の基端部側から先端部側に向かって次第に拡大されるように構成されている。従って、吸気路16側の段差部30とバルブ24側の接合部31との面接触領域がバルブ24の基端部側から先端部側に向かって次第に広くなっている。
さて、図2から理解されるように、バルブ24が閉鎖位置に配置された状態では、バルブ24の上流側において、吸気路16内の空気が狭隘部29に向かって集中する。このため、バルブ24の先端側ほどバルブ24の両側部の接合部31と段差部30との間から空気が漏洩しやすくなる。これに対し、段差部30と接合部31との接触幅Wをバルブ24の先端側ほど広くすることにより、バルブ24の基端部から先端部までの全長にわたって、充分な気密性能を得ることができる。
従って、この第3実施形態においても、前記第1実施形態に記載の効果とほぼ同様の効果を得ることができる。また、この第3実施形態においては、以下の効果を得ることができる。
(6) バルブ24の全長にわたって充分な気密性能を発揮させることができるため、吸入空気の流速をさらに高めて、高いタンブル機能を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、この発明の第4実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第4実施形態においては、図9に示すように、バルブ24の両側部にその全長にわたって突条部45が形成されている。一方、段差部30には凹部46が形成され、この凹部46に前記突条部45が嵌合される。このため、突条部45と凹部46との嵌合状態においては、段差部30と接合部31との間にはラビリンスが形成される。
従って、この第4実施形態においては、前記第1実施形態の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
(7) 突条部45と凹部46との間にラビリンスが形成されるため、それらの間の気密性能を高めることができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図10に示すように、バルブ24の両側部の接合部31と吸気路16の段差部30との接触を凹凸の嵌合関係をともなわない単なる面接触とすること。このようにしても、前記の気密性能を得ることができる。
・ 前記各実施形態において、図4の円内における2点鎖線で示すように、吸気路16の段差部30またはバルブ24の接合部31のいずれか一方に、ゴム等よりなるシール材50を貼着すること。このように構成した場合には、バルブ24の接合部31と吸気路16の段差部30とがシール材50を介して面接触することになるため、それらの間の気密性能を一層高めることができる。
・ 図7に示す第2実施形態と図8に示す第3実施形態の構成とを組み合わせること。
・ 前記実施形態においては、エンジンの気筒内においてタンブル流が形成されるように狭隘部を形成したが、スワール流が形成されるように狭隘部を形成すること。このために、例えば、狭隘部を前記実施形態の位置から90度変位させる。ただし、この場合には、1本のシャフト22の回転軸線と、バルブ24の回転軸線とが交差するため、シャフト22とバルブ24との間にシャフト22の回転を別の軸の回転として伝達するための傘歯車等の伝達手段が必要となる。
第1実施形態の吸気マニホールドを示す正面図。 マニホールドケースを示す正面図。 図1の3−3線における拡大断面図。 図1の4−4線における拡大断面図。 図1の5−5線における拡大断面図。 図1の6−6線における一部拡大断面図。 第2実施形態の吸気マニホールドを示す部分断面図。 第3実施形態の吸気マニホールドを示す部分正面図。 第4実施形態の吸気マニホールドを示す部分正面図。 変更例の吸気マニホールドを示す部分正面図。
符号の説明
10…吸気マニホールド、12…マニホールドケース、16…吸気路、22…シャフト、24…バルブ、29…狭隘部、30…保持手段を構成する段差部、31…接合部、50…シール材。

Claims (5)

  1. マニホールドケース内の吸気路内にバルブをその基端部において開閉可能に支持し、バルブ閉鎖時にはバルブの先端部と吸気路の内周面との間に狭隘部が形成されるようにした吸気マニホールドにおいて、
    前記マニホールドケースと前記バルブとの間には、閉鎖状態における前記バルブの両側部と前記吸気路の内周面との間の気密を面接触により保持するようにした保持手段を設け
    前記保持手段は、吸気路の内周面に形成された段差部であり、
    段差部とバルブの両側部との面接触領域は、前記狭隘部が形成される側ほど広くなるように構成されたことを特徴とする吸気マニホールド。
  2. 前記段差部は、バルブに対して凹凸の関係で対応する形状を有することを特徴とする請求項に記載の吸気マニホールド。
  3. 凹凸の関係は、鋭角をなす凹凸の嵌合関係である請求項に記載の吸気マニホールド。
  4. 凹凸の関係は、ラビリンスを構成する請求項に記載の吸気マニホールド。
  5. バルブの両側部と前記吸気路の内周面とがシール材を介して面接触されたことを特徴とする請求項1〜のうちのいずれか一項に記載の吸気マニホールド。
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