JP4840387B2 - 内燃機関の吸気流制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インテークマニホールドの各吸気流路内に吸気流切替バルブを備え、吸気流切替バルブを開閉することによって燃焼室内に形成される気流を切替える内燃機関の吸気流制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から、図6に示すように、インテークマニホールド102の吸気流路103内に吸気流切替バルブ104を配置し、この吸気流切替バルブ104を開閉することによって燃焼室111内に形成される気流を切替える内燃機関の吸気流制御装置100が公知である。
このような吸気流制御装置100は、内燃機関(以下、エンジンと呼ぶ)112が冷えており、また、吸入空気量が少ないときに、エンジン制御装置(以下、ECUと呼ぶ、図示せず)からの制御信号によって、この吸気流切替バルブ104を全閉にしてタンブル流を生成させる。そして、燃焼室111内の乱れを強化して混合気の均質化を図り、燃焼室111内での燃焼を改善して、燃焼効率を向上させるとともにエミッションの低減を図る。また、エンジン112が暖まり、多くの吸入空気が必要となるときには全開にして燃焼室111に対してタンブル流の導入を止め、吸入空気の全量が通過できるようにするものである。
燃焼室111に供給する気流にタンブル流を生成させるために、吸気流路103内に回動可能に設けられ、吸気流路103を閉止してその流路断面積を縮小する弁体(バルブ)109を用い、このバルブ109の開閉によって気流にタンブル流を生成させる内燃機関の吸気流制御装置100が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示される内燃機関の吸気流制御装置100において、吸気流切替バルブ104は、図7に示すように、主に樹脂製のバルブ109が弁軸(シャフト)105と一体的に結合され、このバルブ109およびシャフト105は吸気流路103と直交するように、内部に吸気流路103を形成するハウジング108の両側壁部に軸支されるスイング型弁が採用されている。
そして、吸気流切替バルブ104は、ハウジング108の外壁部がフローティングガスケット110を介してインテークマニホールド102内に保持され、高低温の熱変形等を吸収するようになっている。また、バルブ109とハウジング108とは所定のサイドクリアランスを有して配置され、これにより、サイドクリアランスによってバイパスされるバイパス流量を制限してメイン流量を減少させることなくタンブル流を生成させ易い構造となっている。
そして、エンジンの気筒数だけ、つまり、インテークマニホールド102の各分岐管に挿入組付けして、それぞれ並列配備された吸気流切替バルブ104のシャフト105同士を串刺しして連結する断面が四角形状の駆動軸(ピンシャフト)と、ピンシャフトに直結するアクチュエータによって、各吸気流切替バルブ104はそれぞれ開閉自在に駆動される。
〔従来技術の不具合〕
高タンブル流を生成させるため、一般に、吸気流切替バルブ104の全閉時の縮流面積を小さく設定する。すると、縮流により流れは増速し、乱れも促進して高タンブル流となりやすい。しかし、さらに縮流を強めると、吸気流切替バルブ104の全閉時の流量損失は著しく増加し、流量損失が増加することによってサイドクリアランスからのバイパス流れも無視できないほどに多くなり、結局、流量損失が増加することによりメイン流量は減少するとともに、バイパス流量は増加して、これにより、高タンブル流の生成は頭打ちとなる。
このことから、より高タンブル流の生成を確保するために、サイドクリアランスを小さくし、バイパス流量を少なくしてメイン流量を確保し、さらに、サイドクリアランスを小さくしたことによる高低温の熱変形によるバルブ109のかじりを防止するために、フローティングガスケット110にて熱変形を吸収するフローティング構造を採用している。これにより、フローティングガスケット110等の追加部材によるコストアップの問題がある。
このフローティング構造を有する吸気流切替バルブ104において、フローティングガスケット110によりハウジング108を保持する構造であるため、吸気流路103内に生じる空気脈動によりハウジング108がシャフト105中心で回転し、他部品と接触して打音が生じるという問題があり、この打音対策に新たな構造変更もしくは吸音材等が必要となり、フローティングガスケット110に加えて大幅なコストアップの懸念がある。
また、高低温の熱変形が大きく、さらに経時的なデポジット(汚れ付着)等によってバルブサイド部がこすれ易くなるという問題がある。バルブサイド部がこすれることによりバルブ109の回転が不円滑になったり、場合によってはロックして回転できなくなる可能性も考えられる。従って、このために、アクチュエータの駆動トルクのアップや体格のアップ等が必要となり、これもまた、大幅なコストアップの懸念がある。
特開2007−170340号公報
そこで、単純にサイドクリアランスを大きくし、熱変形によるバルブのかじりやデポジットの付着によるこすれを防止し、フローティング構造やアクチュエータの体格、またはトルクアップ等のコストアップ要因を解消し、さらに、サイドクリアランスを大きくしたにも拘わらず、このサイドクリアランスをバイパスするバイパス流量を増加することなく一定以上のメイン流量を維持し、高タンブル流を確保できるバルブサイド部構造を有する吸気流切替バルブの検討と、この吸気流切替バルブを配設した吸気流制御装置の提供が重要な課題となる。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたもので、サイドクリアランスの拡大を図りつつ、バイパス流量を増加することなくメイン流量を一定以上に維持して、高タンブル流を確保できる吸気流制御装置を提供することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の手段によれば、インテークマニホールドの各吸気流路の内壁面に沿って組み込まれて、内部に吸気流路が形成された筒状のハウジングと、ハウジングの左右側壁の間に架設される弁軸と、弁軸に嵌着され吸気流路を開閉する弁体とからなる吸気流切替バルブと、各吸気流切替バルブの弁軸同士を連結し、回転駆動する駆動軸と、駆動軸に直結し、各吸気流切替バルブを開閉自在に駆動するアクチュエータとを備える内燃機関の吸気流制御装置において、弁体の左右端部間の幅は、弁体の上流側の吸気流路の左右側壁間の幅より大きく設定され、弁体が吸気流路を全閉したときに、弁体の左右端部とハウジングの左右側壁との間のサイドクリアランスには、所定の迷路構造状の隙間が設けられており、この迷路構造状の隙間は、弁体の左右端部に、サイドクリアランスを流れるバイパス流の流れ方向の流線に沿って所定の高さに突出するリブ部が設定されることを特徴としている。
これにより、バルブとハウジングとのサイドクリアランスを比較的大きく設定しても、バイパス流は曲り損失および摩擦損失よりなる流量損失が増大することによってバイパス流量が減少し、その分メイン流量を増加させることができ、高タンブル流が得やすくなる。
また、弁体が吸気流路を全閉したときに、弁体の左右端部とハウジングの左右側壁との間のサイドクリアランスには、所定の隙間を有する迷路構造状の隙間が設けられており、しかも、この迷路構造状の隙間は、弁体の左右端部に、バイパス流の流線に沿って所定の高さに突出するリブ部が設定されているので、さらに流量損失が増大することによってバイパス流量が減少し、その分メイン流量を増加させることができ、高タンブル流がより得やすくなる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の手段によれば、サイドクリアランスに設けられる迷路構造状の隙間は、請求項1に記載の手段におけるリブに代えて、弁体の左右端部およびハウジングの左右側壁の互いに対向する近接面に、それぞれの段差溝部および溝周縁部が少なくとも1段以上設けられ、弁体が全閉したときに、一方の段差溝部に他方の溝周縁部が交互に所定の間隙を有して組立てられるように設定されることを特徴としている。
これにより、請求項1に記載の手段と同様に、さらに流量損失が増大することによってバイパス流量が減少し、その分メイン流量を増加させることができ、高タンブル流がより得やすくなる。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載の手段によれば、請求項1または請求項2に記載の手段に加えて、迷路構造状の隙間は、弁体の左右端部とハウジングの左右側壁との間のサイドクリアランスを流れるバイパス流が、少なくとも2回、流れ方向の流線に対して90度以下の角度に折れ曲がるように設定されることを特徴としている。
これにより、さらに流量損失が増大することによってバイパス流量が減少し、その分メイン流量を増加させることができ、高タンブル流がより得やすくなる。
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載の手段によれば、請求項1に記載の手段に加えて、迷路構造状の隙間は、弁体の左右端部およびハウジングの左右側壁の互いに対向する近接面に、それぞれの段差溝部および溝周縁部が少なくとも1段以上設けられ、弁体が全閉したときに、一方の段差溝部に他方の溝周縁部が交互に所定の間隙を有して組立てられるように設定されることを特徴としている。
これにより、さらに流量損失が増大することによってバイパス流量が減少し、その分メイン流量を増加させることができ、高タンブル流がより得やすくなる。
〔請求項5の手段〕
請求項5に記載の手段によれば、迷路構造状の隙間は、請求項1に記載の手段におけるリブと、請求項3に記載の手段におけるバイパス流の2回偏向(折れ曲がり)構造に加えて、弁体の左右端部およびハウジングの左右側壁の互いに対向する近接面に、それぞれの段差溝部および溝周縁部が少なくとも1段以上設けられ、弁体が全閉したときに、一方の段差溝部に他方の溝周縁部が交互に所定の間隙を有して組立てられるように設定されることを特徴としている。
これにより、さらに流量損失が増大することによってバイパス流量が減少し、その分メイン流量を増加させることができ、高タンブル流がより得やすくなる。
この発明の最良の実施形態を、図に示す2つの実施例および3つの変形例とともに説明する。
ただし、実施例1は、本発明が適用されていない参考例であるのに対し、実施例2および変形例1〜3は、本発明が適用された例を示すものである。
〔実施例1の構成〕
図1および図2は本発明の実施例1を示したもので、図1は吸気流制御装置を示す分解斜視図である。図2はバルブハウジングを介して配設される吸気流切替バルブを示し、 (a)は上面断面図であり、(b)は側面断面図であり、(c)は正面図であり、(d)はバルブサイド部の拡大詳細図である。
本実施例に示す吸気流制御装置は、自動車等の車両に搭載される多気筒内燃機関(例えば、4気筒ガソリンエンジン(以下、単にエンジンと呼ぶ)を採用する、図示せず)のインテークマニホールドの各吸気流路内に取付けられた吸気流切替バルブを開閉することによってエンジンの各気筒の燃焼室へ供給する空気にタンブル流を導入するために適用される。
吸気流制御装置1は、図1に示すように、エンジンのインテークマニホールド2の吸気流路3内に配置される吸気流切替バルブ4と、各吸気流路3内に並列的に配置される各吸気流切替バルブ4のバルブシャフト5同士を横断的に串刺し、連結し、バルブシャフト5を回転可能に駆動する断面が四角形状の駆動ピンシャフト6と、駆動ピンシャフト6を所定の角度範囲に開閉自在に駆動するアクチュエータ7とからなる。そして、吸気流制御装置1は、図示しないエンジン制御装置(ECU)からの制御信号を受けて吸気流切替バルブ4を開閉させ、燃焼室に供給する気流を切替える吸気装置を構成する。
吸気流切替バルブ4は、図2(a)、(b)に示すように、バルブハウジング8と、バルブハウジング8に架設されるバルブシャフト5と、バルブシャフト5に一体的に結合されて回動可能に開閉するバルブ9とからなり、スイング弁構造を有している。
バルブハウジング8は、例えば、樹脂製であり、インテークマニホールド2の各吸気流路3の内壁面に沿う略角筒状の構造壁を備え、その構造壁の内部に吸気流路3を形成し、その左右側壁の下方側位置に、バルブシャフト5の両端部を軸支するための軸孔が対をなして形成される。そして、吸気流路3に沿う長手方向に所定の長さを有し、それぞれの長手方向端面は、上流側がバルブ9の閉弁時の閉弁角度に一致する傾斜角を有して形成され、下流側が長手方向と直角に形成されている。
バルブシャフト5は、バルブ9に一体的に結合されて、このバルブ9を吸気流路3内にて開閉自在に駆動する樹脂製の丸棒形状の構成部材である。そして、バルブシャフト5の回転中心には、開閉自在に駆動するための四角孔11が一端から他端まで貫通して形成され、断面が四角形状の駆動ピンシャフト6と係合するようになっている。
そして、バルブシャフト5は、略角筒状のバルブハウジング8の左右側壁の下方側位置に設けられる両軸孔に架設して、吸気流路3を流れる吸入空気に直交する方向に延設される。従って、バルブシャフト5に一体的に結合されるバルブ9は、吸気流路3を流れる吸入空気の流れ方向に対向して、流れ方向に直交するバルブシャフト5を中心に回動し、全開から全閉まで揺動する。
バルブ9は、図2(c)に示すように、先端部にR(アール)部を有する板状の略矩形形状をなし、その先端中央部が切り欠かれて開口部10が形成されている。また、この開口部10の両端側に隔壁がリブ状に設けられて、バルブ9の剛性と強度を確保している。
そして、この開口部10は、バルブ9が全閉したときに、バルブ9とバルブハウジング8とによって囲まれる縮小された通路断面積の主通路が形成される。この主通路をバルブ9の上流側の吸気流路3内の吸入空気が流通するとき、縮流して勢いを増して流れ(以下、メイン流と呼ぶ)、燃焼室へ導入させる気流にタンブル流を生成させることができる。また、バルブ9が全開したときは、吸入空気は縮流することなくタンブル流の生成を止めて、全開した吸気流路3内に多量の空気を通過させることができる。
また、バルブ9の左右端部(バルブサイド部)には、バルブハウジング8の両側壁間に所定のサイドクリアランスCを設けて配設され、例えば、高低温の温度変化による熱変形が生じても、かじったりこすれたりすることのない必要十分なクリアランスを設けている。従って、バルブ9の上流側の吸入空気は、バルブ9の全閉時には、メイン流の他にサイドクリアランスCを経由してバイパスするバイパス流が発生することとなる。そして、バイパス流が多くなればメイン流が減少して、メイン流の強さ(速さ)に依存して生じるタンブル流の生成が抑えられることとなる。
なお、吸気流切替バルブ4は、上記のように、全閉することにより燃焼室へタンブル流を導入させるものであるため、片持ち式のスイング弁に限ることなく、両持ち式のバタフライ弁等であってもよい。また、吸気流切替バルブ4を構成するバルブ9の先端部の開口部10は、全閉することによりハウジング8との間に縮小された通路断面積の主通路が形成されればよく、切欠きによる開口部10の形成に限らず、切欠きのない開口部10の形成であってもよい。また、バルブシャフト5とバルブ9は一体構造であってもよく、もしくは別体構造であってねじ等の締結部材によって結合されてもよい。
そして、図1に示すように、エンジンの気筒数に見合う複数個(本実施例では4個)の吸気流切替バルブ4を、インテークマニホールド2の各吸気流路3内にそれぞれ挿入組付けし、吸気流路3を流れる吸入空気に直交する方向に延設されたバルブシャフト5を互いに連結して回転駆動するところの断面が四角形状の駆動ピンシャフト6と、この駆動ピンシャフト6に直結して、バルブ9を開弁方向、および閉弁方向に揺動駆動するアクチュエータ7とを組付けて吸気流制御装置1が構成される。なお、アクチュエータ7の起動は、図示しないECU等の制御信号によってなされ、吸気流切替バルブ4の開閉によって各気筒の燃焼室内の気流が切替えられる。
しかるに、本実施例では、各吸気流切替バルブ4は、図2(d)に示すように、バルブ9のバルブサイド部のサイドクリアランスCを比較的大きくするとともに、左右バルブサイド部間の幅が、バルブ9の上流側のインテークマニホールド2の左右側壁間の幅より大きく形成されることを特徴としている。ここで、サイドクリアランスCの大きさは、通常動作時の高低温度差による最大熱変形量と、経時的なデポジットの付着による最大堆積量とを合算して、さらに、適度の余裕度を加算して、合理的に設定されるものである。従って、バルブ9が全閉したとき、バイパス流は直角に偏向してバルブ9とインテークマニホールド2とが当接もしくは近接して形成されるクリアランスに流れ、さらに、再度直角に偏向(折れ曲がって)してバルブ9とバルブハウジング8とのサイドクリアランスCを流れて下流側に至るようになっている(図中の実線矢印参照)。
従って、バイパス流は2回の曲り損失と、比較的大きな隙間であるが長いフローパスによる摩擦損失が生じ、両者の和となる流量損失が増加することによってバイパス流を減少させることが可能となる。よって、その分メイン流を増加させることができ、高タンブル流が得やすくなる。
〔実施例1の作用〕
上記構成になる吸気流制御装置1の作用について図1および図2を用いて説明する。
エンジンの始動により、吸気流路3の内部に吸入空気が流れる。このとき、エンジンが冷えており、また、吸気量が少ない場合などには、ECU等からの制御信号によってアクチュエータ7が起動し、吸気流切替バルブ4が閉じられる。吸気流切替バルブ4が閉じられると、吸気流切替バルブ4の主通路を流通する吸入空気は縮流して勢いよく流れ、燃焼室内にタンブル流が導入される。
このとき、本実施例では、サイドクリアランスCを比較的大きくしたにも拘わらず、流量損失が増大する構造としたことによりサイドクリアランスCを流れるバイパス流量が減少することによって、メイン流量が増加し、高タンブル流が生成する。
そして、エンジンの暖機が終了し、エンジンが暖まった運転時や、また、吸入空気量が多い走行時など、タンブル流を生じさせることが要求されないときには、吸気流切替バルブ4を開いて、燃焼室に対してタンブル流の導入を止め、また、多量の吸入空気を導入させる。
〔実施例1の効果〕
本実施例の吸気流制御装置1は、インテークマニホールド2の各吸気流路3の内壁面に沿って組み込まれて、内部に吸気流路が形成された略角筒状のバルブハウジング8と、バルブハウジング8の左右側壁の間に架設されるバルブシャフト5と、バルブシャフト5に嵌着され吸気流路3を開閉するバルブ9とからなる吸気流切替バルブ4と、各吸気流切替バルブ4のバルブシャフト5同士を連結し、回転駆動する駆動ピンシャフト6と、駆動ピンシャフト6に直結し、各吸気流切替バルブ4を開閉自在に駆動するアクチュエータ7とを備えており、バルブ9の左右バルブサイド部間の幅は、バルブ9の上流側のインテークマニホールド2の吸気流路3の左右側壁間の幅より大きく設定している。
これにより、バルブ9とバルブハウジング8とのサイドクリアランスCを比較的大きく設定しても、バイパス流は曲り損失および摩擦損失よりなる流量損失が増大することによってバイパス流量が減少し、その分メイン流量を増加させることができ、高タンブル流が得やすくなる。
また、大きなサイドクリアランスCの設定が可能となるので、熱変形によるバルブ9のかじりや、経時的なデポジットの付着によるこすれ等の問題が解消され、従って、従来採用せざるを得なかったフローティング構造が廃止でき、打音対策やアクチュエータ7のトルクアップや体格アップの必要がなくなり、大幅なコストダウンを図ることが可能となる。
〔変形例1〕
実施例1では、バルブ9のバルブサイド部は一様なバルブ厚みのまま幅広に形成される構成であるが、これに限ることなく、バルブサイド部を厚くして、サイドクリアランスCに沿うバイパス流のフローパスを長くして摩擦損失による流量損失を増大してもよい。図3(a)は、バルブ9のバルブサイド部の下流側にリブ12をバルブ厚みと略同様な高さに突き出したもので、サイドクリアランスCに沿うバイパス流のフローパスを略2倍近くまで増加したものである。これにより、摩擦損失による流量損失を増大してバイパス流を減少させることが可能となる。
また、図3(b)は、バルブ9のバルブサイド部の上流側にリブ12をバルブ厚みと略同様な高さに突き出したもので、サイドクリアランスCに沿うバイパス流のフローパスを略2倍近くまで増加したものである。これにより、摩擦損失の増大とともにバイパス流がバルブ9に衝突してリブ12に回り込んで下流側に流れる際に生じる衝突損失の増大による流量損失が増大してバイパス流を減少させることが可能となる。なお、バルブサイド部にリブ12を設けるに際し、リブ高さの設定は任意であるが、リブ12を設けることはバルブ9の剛性および強度を高めて、熱変形等に対する耐久性を向上させるとともにバルブ9の制御精度も向上させるものであり、これらの効果も併せ好適なリブ高さを設定することが必要となる。
〔変形例2〕
変形例1では、バルブ9のバルブサイド部に厚み方向のリブ12を設けることにより、サイドクリアランスCに沿うバイパス流のフローパスを増加し、流量損失を増大したものであるが、これに限ることなく、バルブサイド部のバイパス流の偏向を直角より小さい角度となる鋭角に曲るようにして流量損失を増大してもよい。図3(c)は、バルブサイド部の上流側にその断面形状が三角形状のリブ13を突き出したもので、このリブ13に対向するインテークマニホールド2の側壁のバルブ9との当接面もしくは近接面に、同様に三角形状のリブ13と組合うような受け面が形成され、この三角形状のリブ13の突き出し面と対をなす同様に三角形状の受け面との間に形成されるクリアランスに沿って、バイパス流が鋭角に2度折れ曲がって下流側に流れるものである。
これにより、鋭角に2度折れ曲がる曲り損失の増大による流量損失が増大してバイパス流量を減少させることが可能となる。
〔実施例2の構成〕
本発明の実施例2を図4に示す。図4は、バルブハウジングを介さずに配設される吸気流切替バルブを示し、(a)は上面断面図であり、(b)は側面断面図であり、(c)は正面図であり、(d)はバルブサイド部の拡大詳細図である。
実施例1では、吸気流切替バルブ4は、バルブハウジング8の左右側壁に、回転可能に軸支されバルブ9と一体的に結合されるバルブシャフト5とからなり、この吸気流切替バルブ4の複数個をインテークマニホールド2の各分岐管に挿入組付けし、各吸気流切替バルブ4を駆動ピンシャフト6によって横断的に連結して、駆動ピンシャフト6を直接駆動するアクチュエータ7とによって吸気流制御装置1を構成した。
本実施例では、バルブハウジング8を介することなく、バルブ9と一体的に結合されるバルブシャフト5を直接に、インテークマニホールド2の各吸気流路3を形成する左右側壁に軸孔を設けて軸支する構成である。この構成は構造が簡単でありコストダウンが図れ、また、フローティング構造時のバルブハウジング8の回転移動による打音問題が生じないことが特徴であり、実施例1と、大きく異なるのはこのことのみで、他に変わるところはない。よって、実施例1と実質的に同一構成部分に同一符号を付して、詳細な説明は省略する。以下に、吸気流制御装置1の構成を図4に基づいて簡単に説明する。
吸気流切替バルブ4は、図4(a)、(b)に示すように、インテークマニホールド2の吸気流路3を形成する左右側壁の下方側位置に、バルブシャフト5の両端部を軸支するための軸孔が対をなして形成され、この対をなす軸孔に架設されるバルブシャフト5と、バルブシャフト5に一体的に結合されて回動可能に開閉するバルブ9とからなり、スイング弁構造を有している。
インテークマニホールド2は、例えば、樹脂製であり、内部に吸気流路3を形成する略角筒状の構造壁を備え、その左右側壁の下方側位置に、バルブシャフト5の両端部を軸支するための軸孔が対をなして形成される。そして、その軸孔を中心として回転するバルブシャフト5に一体的に結合されるバルブ9が、全閉したときに、その閉弁角度に一致する傾斜角を有して、かつ、バルブ9の上流側よりも下流側の左右側壁間の幅が大きくなるように段差状の形状を有している。よって、バルブ9の上流側の左右側壁間の幅よりも大きなバルブサイド部間の幅を有するバルブ9を組付けたとき、バルブ9の全閉時に、バルブ9の上流側表面が閉弁角度に一致する傾斜角を設けた傾斜段差面に当接もしくは一定の間隙を有して近接することが可能となる。
バルブシャフト5は、バルブ9に一体的に結合されて、このバルブ9を吸気流路3内にて開閉自在に駆動する樹脂製の丸棒形状の構成部材である。そして、バルブシャフト5の回転中心には、開閉自在に駆動するための四角孔11が一端から他端まで貫通して形成され、断面が四角形状の駆動ピンシャフト6と係合するようになっている。
そして、バルブシャフト5は、インテークマニホールド2の左右側壁の下方側位置に設けられる両軸孔に架設して、吸気流路3を流れる吸入空気に直交する方向に延設される。従って、バルブシャフト5に一体的に結合されるバルブ9は、吸気流路3を流れる吸入空気の流れ方向に対向して、流れ方向に直交するバルブシャフト5を中心に回動し、全開から全閉まで揺動する。
バルブ9は、図4(c)に示すように、先端部にR(アール)部を有する板状の略矩形形状をなし、その先端中央部が切り欠かれて開口部10が形成されている。また、この開口部10の両端側に隔壁がリブ状に設けられて、バルブ9の剛性と強度を確保している。
そして、この開口部10は、バルブ9が全閉したときに、バルブ9とバルブハウジング8とによって囲まれる縮小された通路断面積の主通路が形成される。この主通路をバルブ9の上流側の吸気流路3内の吸入空気が流通するとき、縮流して勢いを増して流れ(以下、メイン流と呼ぶ)、燃焼室へ導入させる気流にタンブル流を生成させることができる。また、バルブ9が全開したときは、吸入空気は縮流することなくタンブル流の生成を止めて、全開した吸気流路3内に多量の空気を通過させることができる。
また、バルブ9の左右端部(バルブサイド部)には、インテークマニホールド2の両側壁間に所定のサイドクリアランスCを設けて配設され、例えば、高低温の温度変化による熱変形が生じても、かじったりこすれたりすることのない必要十分な隙間を設けている。従って、バルブ9の上流側の空気流れは、バルブ9の全閉時には、メイン流の他にサイドクリアランスCを経由してバイパスするバイパス流が発生することとなる。そして、バイパス流が多くなればメイン流が減少して、メイン流の強さに依存して生じるタンブル流の生成が抑えられることとなる。
しかるに、本実施例では、各吸気流切替バルブ4は、図4(d)に示すように、バルブ9のバルブサイド部のサイドクリアランスCを比較的大きくするとともに、左右バルブサイド部間の幅が、バルブ9の上流側のインテークマニホールド2の左右側壁間の幅より大きく形成されることを特徴としている。ここで、サイドクリアランスCの大きさは、通常動作時の高低温度差による最大熱変形量と、経時的なデポジットの付着による最大堆積量とを合算して、さらに、適度の余裕度を加算して、合理的に設定されるものである。従って、バルブ9が全閉したとき、バイパス流は直角に偏向してバルブ9とインテークマニホールド2とが当接もしくは近接して形成されるクリアランスを流れ、さらに、再度直角に偏向(折れ曲がって)してバルブ9とインテークマニホールド2とのサイドクリアランスCを流れて下流側に至るようになっている(図中の実線矢印参照)。
〔実施例2の効果〕
本実施例の吸気流制御装置1は、インテークマニホールド2の吸気流路3を形成する左右側壁に軸孔を設けて、バルブ9と一体的に結合するバルブシャフト5をこの両軸孔に架設して、吸気流路3内を流れる吸入空気に直交するする方向に延設してなる吸気流切替バルブ4と、各吸気流切替バルブ4のバルブシャフト5同士を連結し、回転駆動する駆動ピンシャフト6と、駆動ピンシャフト6に直結し、各吸気流切替バルブ4を開閉自在に駆動するアクチュエータ7とを備えており、バルブ9の左右バルブサイド部間の幅は、バルブの上流側のインテークマニホールド2の吸気通路の左右側壁間の幅より大きく設定している。
これにより、吸気流切替バルブ4をバルブハウジング8を介さずに直接インテークマニホールド2の吸気流路内に配設して、バルブ9とインテークマニホールド2とのサイドクリアランスCを比較的大きく設定しても、バイパス流は曲り損失および摩擦損失よりなる流量損失が増大することによってバイパス流量が減少し、その分メイン流量を増加させることができ、高タンブル流が得やすくなる。
また、大きなサイドクリアランスの設定が可能となるので、熱変形によるバルブ9のかじりや、経時的なデポジットの付着によるこすれ等の問題が解消され、従って、従来採用せざるを得なかったフローティング構造が廃止でき、打音対策やアクチュエータ7のトルクアップや体格アップの必要がなくなり、大幅なコストダウンを図ることが可能となる。
〔変形例3〕
実施例2では、バルブ9のバルブサイド部は一様なバルブ厚みのまま幅広に形成され、2回の直角になる偏向(折れ曲がり)と、サイドクリアランスCに沿うバイパス流のフローパスを長くして流量損失を増大する構成であるが、これに限ることなく、バルブサイド部の傾斜段差面に迷路構造状のクリアランスを形成して、サイドクリアランスCに沿うバイパス流の主に曲り損失による流量損失を増大してもよい。図5(a)は、バルブ9のバルブサイド部の上流側と、これに対向するインテークマニホールド2の傾斜段差面に、1段の段差溝14になる迷路構造状のクリアランスを形成したものである。互いの段差溝14にそれぞれの段差溝14の溝周縁部15が組合うことによって、折れ曲がりの回数を増加させることが特徴である。これにより、主に曲り損失による流量損失を増大してバイパス流量を減少させることが可能となる。
なお、上記の迷路構造状のクリアランスは、互いの段差溝14が1本の所謂1段構えの迷路構造状のクリアランスであるが、これに限らず、互いの段差溝14が2本の2段構えの迷路構造状のクリアランスであってもよい。本変形例並びに実施例2に採用する吸気流切替バルブ4はバルブハウジング8を介さずに直接インテークマニホールド2に組付ける構成であるので、バルブサイド部の幅方向の延設が容易であり、また、バルブ9のインテークマニホールド2への精度ある組付けが可能となるため、段差溝14を増やした多段構えの迷路構造状のクリアランスの形成も容易である。従って、多段構えの迷路構造状のクリアランスにより、さらに流量損失を増大してバイパス流量を減少させることが可能となる。
また、図4(b)は、互いの段差溝14を深く形成して、互いの段差溝14にそれぞれの段差溝14の溝周縁部15が組合うことによって、溝周縁部15に沿うフローパスを増加して摩擦損失による流量損失を増大するものである。
また、図4(c)は、迷路構造状のクリアランスを形成する互いの段差溝14は同じであるが、迷路構造状のクリアランスの下流側のバルブサイド部にリブ16を形成して、互いの段差溝14にそれぞれの段差溝14の溝周縁部15が組合うことによって、溝周縁部15に沿うフローパスを増加して摩擦損失による流量損失を増大するものである。従って、1段構えの迷路構造状のクリアランスであるが、さらに流量損失を増大してバイパス流量を減少させることが可能となる。
吸気流制御装置を示す分解斜視図である(実施例1)。 バルブハウジングを介して配設される吸気流切替バルブを示し、(a)は上面断面図であり、(b)は側面断面図であり、(c)は正面図であり、(d)はバルブサイド部の拡大詳細図である(実施例1)。 (a) 、(b)はバルブサイド部の拡大詳細図であり(変形例1)、 (c)はバルブサイド部の拡大詳細図である(変形例2)。 バルブハウジングを介さずに配設される吸気流切替バルブを示し、(a)は上面断面図であり、(b)は側面断面図であり、(c)は正面図であり、(d)はバルブサイド部の拡大詳細図である(実施例2)。 (a)〜(c)はバルブサイド部の拡大詳細図である(変形例3)。 内燃機関に搭載された吸気流制御装置の概略構成図である(従来例)。 吸気流切替バルブを示し、(a)は正面図であり、(b)は側面断面図である(従来例)。
符号の説明
1 吸気流制御装置
2 インテークマニホールド
3 吸気流路
4 吸気流切替バルブ
5 バルブシャフト(弁軸)
6 駆動ピンシャフト(駆動軸)
7 アクチュエータ
8 バルブハウジング(ハウジング)
9 バルブ(弁体)
12、13、16 リブ(リブ部)
14 段差溝
15 溝周縁部
C サイドクリアランス

Claims (5)

  1. インテークマニホールドの各吸気流路の内壁面に沿って組み込まれて、内部に吸気流路が形成された筒状のハウジングと、
    該ハウジングの左右側壁の間に架設される弁軸と、
    該弁軸に嵌着され前記吸気流路を開閉する弁体と、からなる吸気流切替バルブと、
    前記各吸気流切替バルブの前記弁軸同士を連結し、回転駆動する駆動軸と、
    前記駆動軸に直結し、前記各吸気流切替バルブを開閉自在に駆動するアクチュエータと、を備える内燃機関の吸気流制御装置において、
    前記弁体の左右端部間の幅は、前記弁体の上流側の前記吸気流路の左右側壁間の幅より大きく設定されており、
    前記弁体が前記吸気流路を全閉したときに、前記弁体の左右端部と前記ハウジングの左右側壁との間のサイドクリアランスには、所定の迷路構造状の隙間が設けられており、
    前記迷路構造状の隙間は、前記弁体の左右端部に、前記サイドクリアランスを流れるバイパス流の流れ方向の流線に沿って所定の高さに突出するリブ部が設定されることを特徴とする内燃機関の吸気流制御装置。
  2. インテークマニホールドの各吸気流路の内壁面に沿って組み込まれて、内部に吸気流路が形成された筒状のハウジングと、
    該ハウジングの左右側壁の間に架設される弁軸と、
    該弁軸に嵌着され前記吸気流路を開閉する弁体と、からなる吸気流切替バルブと、
    前記各吸気流切替バルブの前記弁軸同士を連結し、回転駆動する駆動軸と、
    前記駆動軸に直結し、前記各吸気流切替バルブを開閉自在に駆動するアクチュエータと、を備える内燃機関の吸気流制御装置において、
    前記弁体の左右端部間の幅は、前記弁体の上流側の前記吸気流路の左右側壁間の幅より大きく設定されており、
    前記弁体が前記吸気流路を全閉したときに、前記弁体の左右端部と前記ハウジングの左右側壁との間のサイドクリアランスには、所定の迷路構造状の隙間が設けられており、
    前記迷路構造状の隙間は、前記弁体の左右端部および前記ハウジングの左右側壁の互いに対向する近接面に、それぞれの段差溝部および溝周縁部が少なくとも1段以上設けられ、前記弁体が全閉したときに、一方の段差溝部に他方の溝周縁部が交互に所定の間隙を有して組立てられるように設定されることを特徴とする内燃機関の吸気流制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の内燃機関の吸気流制御装置において、
    前記迷路構造状の隙間は、前記バイパス流が、少なくとも2回、前記流線に対して90度以下の角度に折れ曲がるように設定されることを特徴とする内燃機関の吸気流制御装置。
  4. 請求項1に記載の内燃機関の吸気流制御装置において、
    前記迷路構造状の隙間は、前記弁体の左右端部および前記ハウジングの左右側壁の互いに対向する近接面に、それぞれの段差溝部および溝周縁部が少なくとも1段以上設けられ、前記弁体が全閉したときに、一方の段差溝部に他方の溝周縁部が交互に所定の間隙を有して組立てられるように設定されることを特徴とする内燃機関の吸気流制御装置。
  5. インテークマニホールドの各吸気流路の内壁面に沿って組み込まれて、内部に吸気流路が形成された筒状のハウジングと、
    該ハウジングの左右側壁の間に架設される弁軸と、
    該弁軸に嵌着され前記吸気流路を開閉する弁体と、からなる吸気流切替バルブと、
    前記各吸気流切替バルブの前記弁軸同士を連結し、回転駆動する駆動軸と、
    前記駆動軸に直結し、前記各吸気流切替バルブを開閉自在に駆動するアクチュエータと、を備える内燃機関の吸気流制御装置において、
    前記弁体の左右端部間の幅は、前記弁体の上流側の前記吸気流路の左右側壁間の幅より大きく設定されており、
    前記弁体が前記吸気流路を全閉したときに、前記弁体の左右端部と前記ハウジングの左右側壁との間のサイドクリアランスには、所定の迷路構造状の隙間が設けられており、
    前記迷路構造状の隙間は、前記弁体の左右端部に、前記サイドクリアランスを流れるバイパス流の流れ方向の流線に沿って所定の高さに突出するリブ部が設定されるとともに、前記バイパス流が、少なくとも2回、前記流線に対して90度以下の角度に折れ曲がるように設定されており、
    さらに、前記迷路構造状の隙間は、前記弁体の左右端部および前記ハウジングの左右側壁の互いに対向する近接面に、それぞれの段差溝部および溝周縁部が少なくとも1段以上設けられ、前記弁体が全閉したときに、一方の段差溝部に他方の溝周縁部が交互に所定の間隙を有して組立てられるように設定されることを特徴とする内燃機関の吸気流制御装置。
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