JP4811413B2 - 内燃機関の吸気流制御装置 - Google Patents
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Description
従来から、図7に示すように、インテークマニホールド102の吸気流路103内に吸気流切替バルブ104を配置し、この吸気流切替バルブ104を開閉することによって燃焼室111内に形成される気流を切替える内燃機関の吸気流制御装置100が公知である。このような吸気流制御装置100には、内燃機関(以下、エンジンと呼ぶ)112の燃焼速度を速めて燃焼効率を向上させるために、燃焼室111内に形成される気流にスワールやタンブルなどの渦流を生じさせるものがある。燃焼室111に供給する気流に渦流を生じさせるために、吸気流路103内に回動可能に設けられ、吸気流路103を閉止してその流路断面積を縮小する弁体(バルブ)109を用い、このバルブ109の開閉によって気流に渦流を生じさせる内燃機関の吸気流制御装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
一般に、吸気流切替バルブは、低コスト化のため、またシャフトとの一体成形化のために樹脂材で製作されることが多い。樹脂製の吸気流切替バルブは、エンジンの運転中において、常に、稼動されており、例えば、エンジン始動時あるいは暖機時などエンジンが冷えており、また、吸入空気流量が少ない運転領域では、吸気流切替バルブの全開および全閉作動となる運転頻度は高く、バルブもしくはシャフトに強い衝撃荷重や繰返しの疲労荷重が作用することとなる。さらに、冷間地域でのエンジン停止時に、バルブの氷結固着(アイシング)が生じた場合には、エンジン始動時にバルブに大きな負荷が掛かることもある。
請求項1に記載の手段によれば、インテークマニホールドの各吸気流路の内壁面に沿う略角筒状のハウジングと、ハウジングの左右側壁の間に架設される弁軸と、弁軸に嵌着され吸気流路を開閉する弁体と、からなる吸気流切替バルブと、各吸気流切替バルブの弁軸同士を連結し、回転駆動する駆動軸と、駆動軸に直結し、各吸気流切替バルブを開閉自在に駆動するアクチュエータと、を備える内燃機関の吸気流制御装置において、弁体は非導電材で構成され、弁体の表面または内部に、導電性の熱線被膜または熱線をインサート成形し、かつ、駆動軸は非導電材で構成され、弁体の嵌着部以外の表面に、導電性被膜を成形し、弁体の熱線被膜または熱線と駆動軸の導電性被膜とを導通させて組付けることを特徴としている。
請求項2に記載の手段によれば、駆動軸の両端部の導電性被膜との間の導電確認によって弁体の故障検出を行うことを特徴としている。
これにより、簡単な構造で確実に故障検知をすることができる。
請求項3に記載の手段によれば、駆動軸の両端部の導電性被膜との間の導電抵抗値によって弁体の故障検出を行うことを特徴としている。
これにより、導電性被膜を貫通し、破断するクラック以外の未成長クラックであっても、導電性確認よりも精度よくクラックの発生を検知することができる。
請求項4に記載の手段によれば、駆動軸の両端部の導電性被膜との間を通電することに
より、熱線被膜または熱線が発熱することを特徴としている。
これにより、熱線が発生する熱量により冷間時の弁体のアイシングを防止することがで
きる。また、弁体の故障検出とアイシング防止との2つの機能を1つの熱線被膜または熱
線によって兼用できるので、構造が簡素化できる。
図1ないし図4は本発明の実施例1を示したもので、図1は、吸気流制御装置の構成を示す分解斜視図であり、図2は、図1におけるA−A部の断面図である。図3は、図2における要部拡大詳細図であり、(a)はバルブと駆動ピンシャフトの組付け状態を示す半断面図であり、(b)は駆動ピンシャフトの斜視図であり、(c)はバルブおよびバルブシャフトの斜視図である。図4は、吸気流切替バルブの故障検出のための導電確認の説明図である。
上記構成になる吸気流制御装置1の作用について図1ないし図4を用いて説明する。
エンジンの始動により、吸気流路3の内部に空気流れが発生する。このとき、エンジンが冷えており、また、吸気量が少ない場合などには、エンジン制御のECU等からの制御信号によってアクチュエータ7が起動し、吸気流切替バルブ4が閉じられる。吸気流切替バルブ4が閉じられると、吸気流切替バルブ4の主通路を流通する空気が縮流して勢いよく流れ、燃焼室内にタンブル流が導入される。
本実施例の吸気流制御装置1は、インテークマニホールド2の各吸気流路3の内壁面に沿う略角筒状のハウジング8と、ハウジング8の左右側壁の間に架設されるバルブシャフト5と、バルブシャフト5に嵌着され吸気流路3を開閉するバルブ9と、からなる吸気流切替バルブ4と、各吸気流切替バルブ4のバルブシャフト5同士を連結し、回転駆動する駆動ピンシャフト6と、駆動ピンシャフト6に直結し、各吸気流切替バルブ4を開閉自在に駆動するアクチュエータ7と、を備えており、バルブ9は非導電材で構成され、バルブ9の周縁部表面に、導電性被膜12を成形し、かつ、駆動ピンシャフト6は非導電材で構成され、バルブ9の嵌着部以外の表面に、導電性被膜12を成形し、バルブ9の導電性被膜12と駆動ピンシャフト6の導電性被膜12とを導通させて組付けている。そして、駆動ピンシャフト6の両端部の導電性被膜12との間の導電確認によって吸気流切替バルブ4の故障検出を行うようにした。
実施例1では、バルブ9は非導電材で構成され、バルブ9の周縁部表面に、導電性被膜12を成形し、かつ、駆動ピンシャフト6は非導電材で構成され、バルブ9の嵌着部以外の表面に、導電性被膜12を成形し、バルブ9の導電性被膜12と駆動ピンシャフト6の導電性被膜12とを導通させて組付け、駆動ピンシャフト6の両端部の導電性被膜12との間の導電確認によって吸気流切替バルブ4の故障検出を行うようにした。しかし、この導電性被膜12の導電確認に限ることなく、導電性被膜12の導電抵抗値によって吸気流切替バルブ4の故障検出を行うようにしてもよい。
実施例1では、バルブ9は非導電材で構成され、バルブ9の周縁部表面に、導電性被膜12を成形し、かつ、駆動ピンシャフト6は非導電材で構成され、バルブ9の嵌着部以外の表面に、導電性被膜12を成形し、バルブ9の導電性被膜12と駆動ピンシャフト6の導電性被膜12とを導通させて組付け、駆動ピンシャフト6の両端部の導電性被膜12との間の導電確認によって吸気流切替バルブ4の故障検出を行うようにした。しかし、これに限ることなく、バルブ9の周縁部表面または内部に、導電材13をインサート成形し(図5参照)、バルブ9の導電材13と駆動ピンシャフト6の導電性被膜12とを導通させて組付け、そして、駆動ピンシャフト6の両端部の導電性被膜12との間の導電確認によって吸気流切替バルブ4の故障検出を行うようにしてもよい。
本発明の実施例2を図6に示す。図6は、吸気流制御装置を示し、吸気流切替バルブの要部の組付け状態を示す半断面図である。実施例1と実質的に同一構成部分に同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
2 インテークマニホールド
3 吸気流路
4 吸気流切替バルブ
5 バルブシャフト(弁軸)
6 駆動ピンシャフト(駆動軸)
7 アクチュエータ
8 ハウジング
9 バルブ(弁体)
10 開口部
11 四角孔
12 導電性被膜
13 導電材
14 熱線
15 熱線被膜
Claims (4)
- インテークマニホールドの各吸気流路の内壁面に沿う略角筒状のハウジングと、該ハウジングの左右側壁の間に架設される弁軸と、該弁軸に嵌着され前記吸気流路を開閉する弁体と、からなる吸気流切替バルブと、
前記各吸気流切替バルブの前記弁軸同士を連結し、回転駆動する駆動軸と、
前記駆動軸に直結し、前記各吸気流切替バルブを開閉自在に駆動するアクチュエータと、を備える内燃機関の吸気流制御装置において、
前記弁体は非導電材で構成され、前記弁体の表面または内部に、導電性の熱線被膜または熱線をインサート成形し、
かつ、前記駆動軸は非導電材で構成され、前記弁体の嵌着部以外の表面に、導電性被膜を成形し、
前記弁体の前記熱線被膜または前記熱線と前記駆動軸の前記導電性被膜とを導通させて組付けることを特徴とする内燃機関の吸気流制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関の吸気流制御装置において、
前記駆動軸の両端部の前記導電性被膜との間の導電確認によって前記弁体の故障検出を行うことを特徴とする内燃機関の吸気流制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関の吸気流制御装置において、
前記駆動軸の両端部の前記導電性被膜との間の導電抵抗値によって前記弁体の故障検出を行うことを特徴とする内燃機関の吸気流制御装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の内燃機関の吸気流制御装置において、
前記駆動軸の両端部の前記導電性被膜との間を通電することにより、前記熱線被膜また
は前記熱線が発熱することを特徴とする内燃機関の吸気流制御装置。
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