JP5035703B2 - 吸気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関(以下「エンジン」という)の燃焼室に連通する吸気通路の空気の流れを制御可能な気流制御弁を備えた吸気装置に関する。
従来、エンジンの各気筒の燃焼室に外部からの空気を導入する吸気管に設けられる吸気装置が知られている。特許文献1および2に開示された吸気装置では、吸気管は、気筒の配列方向に複数の吸気通路を形成している。複数の吸気通路のそれぞれには、板状のバルブが設けられている。また、吸気管には、複数の吸気通路を横切るように棒状のシャフトが設けられている。シャフトは、吸気通路に設けられた複数のバルブを串刺しにするようにしてバルブに接続している。そのため、シャフトが回転すると、複数のバルブは、シャフトを回転中心として回転する。これにより、吸気通路における複数のバルブの開度が一括で変更される。その結果、複数の吸気通路内の空気の流れが制御される。
ところで、特許文献1および2の吸気装置では、シャフトの両端部のうち少なくとも一方の端部は、吸気管に形成された穴部の内周壁によって軸受けされている。穴部の内径はシャフトの端部の外径よりもわずかに大きいため、吸気管の穴部の内周壁とシャフトの外周壁との間には、摺動クリアランスが形成されている。また、吸気管は合成樹脂により形成され、シャフトは金属により形成されているため、周囲の温度変化により前記摺動クリアランスのラジアル方向の寸法が変化する場合がある。例えば、摺動クリアランスが増大した場合、吸気通路内のバルブに吸気脈動が印加されると、バルブに接続するシャフトが吸気管の穴部内で振動し易くなる。この場合、シャフトが穴部の内周壁に衝突し、打音(異音)が生じるおそれがある。一方、摺動クリアランスが減少した場合、穴部の内周壁に対するシャフトの摺動トルクが増大することにより、バルブの動作不良、あるいはバルブの開閉弁に関する応答性の悪化といった問題を招くおそれがある。
そこで、上述の問題への対処として、例えば、吸気管の穴部の内周壁とシャフトの外周壁との間に、シャフトと線膨張率が類似する金属製の筒部材を配置し、この筒部材によりシャフトを軸受けすることが考えられる(周知ではない。この構成を「案1の構成」とする。)。この方法によれば、シャフトと筒部材との間の摺動クリアランスの変動幅を小さくすることができる。また、筒部材の外周壁と穴部の内周壁との間に、ゴムなどによる筒状の弾性部材を配置し、この弾性部材によりシャフトの振動を抑制して穴部の内周壁との衝突による打音の発生を防ぐことも考えられる(周知ではない。この構成を「案2の構成」とする。)。
特開2007−170340号公報 特開2008−45430号公報
しかしながら、上記案1の構成の場合、シャフトと筒部材との間のクリアランス、および筒部材と吸気管の穴部の内周壁との間のクリアランスをそれぞれ所定の(ごくわずかな)値にするために、筒部材の内周壁および外周壁、ならびに穴部の内周壁の加工には高い精度が求められる。その結果、吸気装置の製造コストが増大するおそれがある。上記案2の構成の場合も、弾性部材の所定の圧縮力を確保するために穴部の内周壁の加工には高い精度が求められるため、製造コストの増大を招くおそれがある。また、穴部の内周壁の加工精度を確保するためには、部材の「ひけ」を考慮し、穴部を形成する箇所において吸気管の肉厚を薄くする必要がある。この場合、吸気管の穴部近傍の剛性が低下し、シャフトが振動し易くなるおそれがある。
さらに、案1の構成では、筒部材の材料として、線膨張率および耐摩耗性に関して所定の条件を満たす高価な金属を採用する必要がある。案2の構成では、吸気装置がガソリンエンジンに搭載される場合、弾性部材として、ガソリン環境における耐腐食性に優れた高価なゴムを採用する必要がある。このような筒部材および弾性部材を用いる場合、製造コストがさらに増大するおそれがある。
また、案2の構成のように、ゴムからなる弾性部材によってシャフトの防振効果を期待する場合、環境温度の変化(特に低温時)および経時変化(硬化)によって、防振効果が低下するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、安価に製造できるとともに、気流制御弁に接続する弁軸の防振効果が高く、その効果を維持可能な吸気装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、内燃機関の燃焼室に連通する吸気通路の空気の流れを制御する吸気装置であって、吸気管と、弁軸と、気流制御弁と、軸受部材とを備えている。吸気管は、吸気通路を形成している。弁軸は、吸気管の管軸方向に垂直に吸気通路を横切るように設けられている。気流制御弁は、弁軸から板状に延びる弁部を有し、弁軸を回転中心とし弁軸と一体に回転可能に吸気通路に設けられている。すなわち、弁軸と気流制御弁とは互いに接続している。軸受部材は、弁軸の端部を内周壁で軸受けする筒部、および筒部からその径外方向へ延びる支持部を有する。また、吸気管は、吸気通路に開口するとともに弁軸の軸方向へ凹む穴部を有する。軸受部材は、筒部が前記開口を経由して穴部に挿入され、支持部が吸気管に結合されることにより、吸気管に取り付けられている。上記構成の吸気装置によれば、弁軸とともに気流制御弁を回転させて吸気通路を開閉することにより、例えば吸気装置の下流に吸気渦流を発生させる等、吸気通路を流通する吸入空気の流れを制御可能である。
また、本発明では、軸受部材の筒部の外周壁と穴部の内周壁との間には、「所定幅」の空間が形成されている。これにより、例えば気流制御弁に吸気脈動が印加されて弁軸の端部が振動した場合、弁軸を軸受けする筒部は、穴部の内側において径方向へ移動可能となる。そのため、この筒部の径方向の移動によって、弁軸の振動を減衰することができる。このように、本発明では、軸受部材により、気流制御弁に接続する弁軸の防振効果を発揮できる。
また、吸気管の穴部および軸受部材の筒部は、穴部の内周壁と軸受部材の筒部の外周壁との間に所定幅の空間が空くように形成することができる。そのため、穴部の内周壁と筒部の外周壁とを高精度に加工する必要がない。これにより、穴部および軸受部材の加工を容易にでき、吸気装置の製造コストを低減することができる。
さらに、軸受部材を例えば樹脂により形成した場合、軸受部材を金属等により形成する場合に比べ、部材のコストを低減することができる。また、軸受部材を樹脂により形成すれば、軸受部材を例えばゴム等の弾性を有する材料により形成する場合に比べ、部材のコストを低減できるとともに、環境温度の変化(低温時)および経時変化(硬化)による、弁軸の防振効果の低下を抑制することができる。したがって、弁軸の防振効果を長期に亘って維持することができる。
請求項2に記載の発明では、軸受部材の筒部の外周壁と吸気管の穴部の内周壁との間に形成される空間の「所定幅」は、軸受部材の筒部の径方向の位置が穴部の内側において変動するとき、筒部および弁軸が穴部の内周壁から離間した状態を保持可能な程度の幅として設定されている。そのため、例えば気流制御弁に吸気脈動が印加されて弁軸の端部が振動することにより軸受部材の筒部の径方向の位置が穴部の内側において変動しても、筒部および弁軸の端部は、穴部の内周壁に衝突することがない。これにより、吸気管の穴部と筒部または弁軸との衝突による打音の発生を防ぐことができる。
請求項3に記載の発明では、吸気管は、弁軸の軸方向へ並列に複数の吸気通路を形成している。また、気流制御弁は、複数の吸気通路のそれぞれに設けられている。このような構成の吸気装置であっても、上述した請求項1および2に記載の発明による効果と同様の効果を期待できる。
請求項4に記載の発明では、軸受部材の筒部は、外周壁と内周壁とを接続し軸方向へ延びる切り欠きを少なくとも一つ有することにより弾性変形可能に形成されている。そのため、例えば気流制御弁に吸気脈動が印加されて弁軸の端部が振動した場合でも、軸受部材の筒部が弾性変形することにより、弁軸の振動を効果的に減衰可能である。したがって、軸受部材による弁軸の防振効果をより高めることができる。
請求項5に記載の発明では、支持部は、スナップフィットにより吸気管に結合されている。この構成によれば、軸受部材を吸気管に容易に取り付けることができる。したがって、吸気装置の製造コストをより低減することができる。
請求項6に記載の発明では、吸気管と軸受部材の支持部との間に、弾性変形可能な中間部材をさらに備えている。この構成では、中間部材により、弁軸の振動を効果的に減衰可能である。したがって、弁軸の防振効果を、要求される程度に応じて、より高めることができる。
請求項7に記載の発明では、軸受部材の支持部は、板状に形成される板部を有し、板部を板厚方向に貫く孔を少なくとも一つ有している。このようにして、支持部に形成する孔の形状、大きさおよび数を適宜設定することにより、軸受部材の固有振動数を、所望の値に調整することができる。軸受部材の固有振動数の値を、吸気装置の作動中に弁軸に生じ得る振動数とは異なる値に調整すれば、軸受部材による弁軸の防振効果をより高めることができる。
請求項8に記載の発明では、軸受部材は、樹脂により形成されている。これにより、軸受部材を金属等により形成する場合に比べ、部材のコストを低減することができる。また、軸受部材を例えばゴム等の弾性を有する材料により形成する場合に比べ、部材のコストを低減できるとともに、環境温度の変化(低温時)および経時変化(硬化)による、弁軸の防振効果の低下を抑制することができる。したがって、弁軸の防振効果を長期に亘って維持することができる。
請求項9に記載の発明では、軸受部材の筒部の内周壁には、フッ素樹脂が塗布されている。また、請求項10に記載の発明では、軸受部材は、フッ素樹脂により形成されている。これにより、軸受部材の筒部と弁軸との摺動抵抗を低減することができる。その結果、弁軸と一体に回転する気流制御弁の応答性を向上できるとともに、軸受部材の筒部と弁軸とが摩耗するのを抑制することができる。
本発明の一実施形態による吸気装置を示す断面概略図。 本発明の一実施形態による吸気装置が搭載されたエンジンシステムを示す図。 本発明の一実施形態による吸気装置を示す断面図。 本発明の一実施形態による吸気装置のバルブユニットを示す斜視図。 本発明の一実施形態による吸気装置の部分断面図。 本発明の一実施形態による吸気装置の軸受部材を示す図であって、(A)は軸受部材の断面図、(B)は図6(A)を矢印B方向から見た図。 図1のVII−VII線断面の吸気管のみを示す拡大図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態は、車両のエンジンに吸気を導く吸気通路に設けられる吸気装置に適用したものである。この吸気装置は、吸気通路の空気の流れを制御する。図2に示すように、吸気装置1は、エンジン11に外部からの空気を導入するインテークマニホールド12に設けられている。インテークマニホールド12は、吸気通路14を形成している。インテークマニホールド12の吸気口13から流入した空気は、吸気通路14を流通し、エンジン11に導かれる。すなわち、吸気通路14内の空気は、図2において左から右へ流れる。以下、図2の左側を気流の上流側、右側を下流側と称する。
インテークマニホールド12には、エアフィルタ15およびスロットルバルブ16等が設けられている。エアフィルタ15は、吸気中の異物を捕集する。スロットルバルブ16は、開閉弁することによって吸気の流量を制御する。また、インテークマニホールド12のスロットルバルブ16の下流側には、容積室としてのサージタンク17が設けられ、これにより吸気脈動および吸気音量の低減が図られている。
エンジン11は、例えば4つの気筒18を有している。それぞれの気筒18内には、ピストン19が往復移動可能に設けられている。また、気筒18の内壁とピストン19との間には、燃焼室20が形成されている。インテークマニホールド12は、サージタンク17の下流側において4つに分岐している。そして、4つに分岐したインテークマニホールド12の端部のそれぞれは、気筒18の上部を形成するシリンダヘッド21に接続している。これにより、4つに分岐したインテークマニホールド12の内側の吸気通路14のそれぞれは、シリンダヘッド21に形成された通路22を経由して各燃焼室20に連通している。
シリンダヘッド21に形成された複数の通路22のそれぞれには、吸気弁23が設けられている。吸気弁23は、通路22と燃焼室20との間を開閉可能である。また、シリンダヘッド21の吸気弁23の上流側には、エンジン11に燃料を供給する燃料噴射装置(インジェクタ)24が設けられている。さらに、シリンダヘッド21には、燃焼室20内の燃料と吸入空気との混合気に点火する点火装置(スパークプラグ)25が設けられている。本実施形態では、吸気装置1は、インテークマニホールド12のエンジン11側端部、すなわちインテークマニホールド12とシリンダヘッド21との接合部近傍に設けられている。
吸気装置1、スロットルバルブ16、インジェクタ24およびスパークプラグ25には、電子制御ユニット(ECU)26が接続されている。このように、ECU26は、車両に搭載された複数の装置に接続されるとともに、これら装置および車両の様々な箇所の状態を検出可能な各種センサにも接続されている。ECU26は、各種センサからの情報に基づき各装置の作動を制御することにより車両を統合して制御する。
図1に示すように、吸気装置1は、吸気管3、弁軸としてのシャフト4、気流制御弁としてのバルブ5および軸受部材6等を備えている。
吸気管3は、インテークマニホールド12の一部として形成されている。吸気管3は、例えば樹脂により形成されている。上述のように、本実施形態では、インテークマニホールド12は、サージタンク17の下流側において4つに分岐し、エンジン11のシリンダヘッド21に接続している。そのため、吸気管3は、気筒18の配列方向に4つの吸気通路31を形成している。なお、図1においては、4つの吸気通路31のうち、内側の2つの吸気通路を省略して記載している。吸気通路31のそれぞれには、バルブユニット100が設けられている。
バルブユニット100は、図1、3および4に示すように、カートリッジ101およびバルブ5等を含んで構成されている。カートリッジ101は、例えば樹脂により形成されている。カートリッジ101は、断面が例えば略方形の筒状に形成され、吸気管3の4つの吸気通路31のそれぞれに配置されている。すなわち、本実施形態では、カートリッジ101(バルブユニット100)は、吸気管3に4つ設けられている。カートリッジ101の外壁は、吸気通路31を形成する吸気管3の内壁の形状に概ね対応した形状に形成されている。カートリッジ101は、その内壁に囲まれた通路102を有している。これにより、吸気通路31の空気は、通路102を流通可能である。また、カートリッジ101は、通路102を横切る方向に、内壁と外壁とを接続する一対の軸受孔103を有している。軸受孔103には、略円筒状のベアリング104が圧入固定されている。
バルブ5は、例えば樹脂により形成されている。バルブ5は、略円柱状の軸部51、および軸部51から径外方向へ板状に延びる弁部52を有している。軸部51は、軸部51を軸方向へ貫く貫通孔53を有している。貫通孔53は、軸部51の軸に垂直な断面が例えば略正方形となるように形成されている(図3参照)。
バルブ5は、軸部51の両端部をベアリング104の内周壁により軸受されている。これにより、バルブ5は、カートリッジ101に回転可能に支持されている。すなわち、バルブ5は、軸部51の軸が通路102を横切るようにして通路102に設けられている。バルブ5は、通路102において軸部51を回転中心として回転することで、弁部52によって通路102の流路面積を変化させることができる。つまり、バルブ5の回転角度により通路102におけるバルブ5の開度が決定される。
弁部52の反軸部51側端部には、切り欠き54が形成されている。例えばバルブ5の開度が「0」(全閉開度)のとき、吸入空気の大部分は、切り欠き54を流通する。これにより、切り欠き54を通過した吸入空気は、カートリッジ101の内壁面105(通路102の上壁面)およびシリンダヘッド21の内壁面27(通路22の上壁面)に沿って流れる。その結果、吸気装置1の下流側に位置する燃焼室20には、縦方向の旋回流(タンブル流)が生じる。
このように、吸気装置1は、バルブ5の回転角度を変化させることにより通路102(吸気通路31)内の空気の流れを制御し、燃焼室20内にタンブル流を生じさせることが可能である。燃焼室20内にタンブル流を生じさせることにより、エンジン始動時またはアイドル運転時における燃焼室20内での燃料の燃焼効率を向上でき、その結果、燃費やエミッションの量等を改善することができる。
図3および4に示すように、カートリッジ101の内側の重力方向下部には、スペーサ110が設けられている。スペーサ110は、カートリッジ101の内壁に向かって突出する略T字状の突出部111を有している(図4参照)。一方、カートリッジ101の内壁には、突出部111の位置および形状に対応する溝106が形成されている。
また、カートリッジ101は、内壁からスペーサ110に向かって突出するとともに互いに対向して形成されるガイド突起107を有している。一方、スペーサ110には、ガイド突起107の位置および形状に対応するガイド溝112が形成されている。
スペーサ110は、突出部111と溝106とを、ガイド溝112とガイド突起107とを合わせるようにして、カートリッジ101に挿入される。このとき、スペーサ110は、ガイド突起107により挿入が案内される。また、スペーサ110は、カートリッジ101に挿入された状態において、突出部111によって、カートリッジ101に対する位置が安定する。
スペーサ110は、インテークマニホールド12がシリンダヘッド21に接続されたとき、カートリッジ101の内壁面108(通路102の下壁面)とシリンダヘッド21の内壁面28(通路22の下壁面)とにより形成される段差29を埋めるようにしてカートリッジ101に設けられている(図3参照)。これにより、カートリッジ101の下部に燃料が液溜りしても、この燃料が大量かつ一気にエンジン11の燃焼室20に流入するのを抑制することができる。そのため、燃焼室20内の空燃比がオーバーリッチにならず、不完全燃焼の発生を抑えることができる。その結果、エミッションの量が増大するのを抑えることができる。
図1に示すように、シャフト4は、例えば金属により棒状に形成されている。シャフト4は、吸気管3の吸気通路31の配列方向の一方の端部に形成された軸受孔32、および各吸気通路31を区画する隔壁に形成された挿通孔33に挿通されることにより、吸気管3の管軸方向に垂直に吸気通路31を横切るように設けられている。すなわち、シャフト4は、軸が吸気通路31の配列方向と平行になるようにして吸気管3に設けられている。シャフト4は、4つのバルブ5のそれぞれの貫通孔53に嵌合して串刺し状態とすることにより、各バルブ5と接続している。また、図3に示すように、シャフト4のバルブ5の貫通孔53に嵌合する部分は、軸に垂直な断面の形状が貫通孔53の断面形状とほぼ同様の略正方形となるように形成されている。これにより、シャフト4とバルブ5との相対的な回転が規制される。
上記構成のとおり、バルブ5は、シャフト4から板状に延びる弁部52を有している。また、バルブ5は、シャフト4を回転中心としてシャフト4と一体に回転可能である。そのため、吸気装置1では、シャフト4を回転させることにより、一括で複数のバルブ5の開度を変更可能である。
カートリッジ101の外壁と吸気管3の内壁との間には、弾性変形可能な角環状のガスケット120が設けられている。これにより、バルブユニット100は、吸気通路31において弾性支持されている。すなわち、バルブユニット100は、所謂フローティングガスケット構造により支持されている。そのため、例えばバルブ5に吸気脈動が印加されると、バルブ5がカートリッジ101とともに吸気通路31内で振動することがある。この場合、バルブ5に接続するシャフト4は、バルブ5およびカートリッジ101(バルブユニット100)とともに振動する。
シャフト4の両端部は、シャフト4の軸に垂直な断面の形状が円形となるように形成されている。図1に示すように、シャフト4の一方の端部には、ジョイントシャフト41が設けられている。ジョイントシャフト41は、例えば金属により略円筒状に形成され、シャフト4の一方の端部に圧入固定されている。これにより、シャフト4の外周壁とジョイントシャフト41の内周壁とが密着し、シャフト4とジョイントシャフト41とは相対回転不能に結合している。ジョイントシャフト41は、吸気管3の軸受孔32に設けられたボールベアリング34により軸受されている。これにより、シャフト4の一方の端部は、ジョイントシャフト41およびボールベアリング34を経由して、吸気管3により回転可能に支持されている。
吸気管3のシャフト4の一方の端部近傍には、アクチュエータ8が設けられている。アクチュエータ8は、電力の供給を受けて駆動力を発生するモータ(図示せず)、およびこのモータの駆動力をシャフト4に伝達する動力伝達機構等を有している。当該動力伝達機構は、モータの回転速度を所定の減速比となるように減速すると共に、モータの駆動力を増大させる歯車減速機構によって構成されている。この歯車減速機構は、モータのモータシャフトに固定されたモータギヤ、このモータギヤに噛み合う中間減速ギヤ、およびこの中間減速ギヤに噛み合う最終減速ギヤ81を有している。これらの各ギヤは、アクチュエータ8、特にアクチュエータケースの内部に回転自在に収容されている。
最終減速ギヤ81は、例えば樹脂によって円弧状に形成されている。最終減速ギヤ81の内部には、吸気管3に支持固定された全開ストッパまたは全閉ストッパに選択的に係止されるストッパレバー42がインサート成形されている。ストッパレバー42は、ナット部材43をジョイントシャフト41に螺着することにより、ナット部材43とジョイントシャフト41とに挟み込まれている。これにより、ストッパレバー42は、ジョイントシャフト41に固定されている。
ストッパレバー42の折り曲げ部44の回転方向の一方側(開弁作動方向)には、全開ストッパに係止される全開ストッパ部が設けられている。これにより、ストッパレバー42の全開ストッパ部が全開ストッパに当接すると、バルブ5の開度が全開開度の状態(全開位置)となるように規制される。
一方、ストッパレバー42の折り曲げ部44の回転方向の他方側(閉弁作動方向)には、全閉ストッパに係止される全閉ストッパ部が設けられている。これにより、ストッパレバー42の全閉ストッパ部が全閉ストッパに当接すると、バルブ5の開度が全閉開度の状態(全閉位置)となるように規制される。
アクチュエータ8には、ECU26が接続されている。アクチュエータ8は、ECU26に通電制御されることによって、シャフト4を経由して複数のバルブ5を駆動する。ECU26には、制御処理や演算処理を行うCPU、制御プログラムまたは制御ロジックや各種データを保存する記憶装置(ROMやRAM等のメモリ)、入力回路、出力回路、電源回路、タイマー等の機能を含んで構成される周知の構造のマイクロコンピュータが設けられている。
ECU26は、イグニッションスイッチがオンされると、メモリ内に格納された制御プログラムまたは制御ロジックに基づいて、スロットルバルブ16および吸気装置1のアクチュエータ8を通電制御するとともに、燃料噴射系装置(電動フューエルポンプ、インジェクタ24等)および点火系装置(イグニッションコイル、スパークプラグ25等)を駆動するように構成されている。これにより、エンジン11の運転中に、吸入空気量、バルブ5の開度、燃料噴射量等が指令値(目標値)となるように制御される。
また、ECU26は、イグニッションスイッチがオフされると、メモリ内に格納された制御プログラムまたは制御ロジックに基づく上記の燃料噴射制御や点火制御等を含むエンジン制御が強制的に終了されるように構成されている。
また、ECU26は、クランク角度センサ、アクセル開度センサ、スロットル開度センサ、バルブ開度センサ82、冷却水温センサ、エアフローメータおよび排ガスセンサ等の各種センサからの検出信号がマイクロコンピュータに入力されるように構成されている。
バルブ開度センサ82は、シャフト4の一方の端部に固定されたマグネット83と、このマグネット83より放出される磁束を検出する非接触式の磁気検出素子を有するホールIC84と、マグネット83より放出された磁束をホールIC84に集中させるための分割型ヨークとを有している。バルブ開度センサ82は、マグネット83の回転角度に対するホールIC84の出力変化特性を利用して複数のバルブ5の回転角度(開度)を検出する非接触式の回転角度検出装置である。すなわち、バルブ開度センサ82は、一対の分割型ヨーク(磁性体)の対向部間に形成される磁束検出ギャップ、つまりホールIC84を通過する磁束密度の変化に基づいてバルブ5の開度を検出する。
マグネット83は、例えば、長期間磁力を安定して発生し続ける永久磁石である。マグネット83は、アクチュエータ8のアクチュエータケースおよびホールIC84に対して相対回転するマグネットロータ85に接着剤等の固定手段を用いて保持固定されている。また、マグネット83を保持したマグネットロータ85は、樹脂により形成され、センサ固定レバー45をインサート成形している。センサ固定レバー45は、ナット部材46をシャフト4の一方の端部に螺着することにより、ナット部材46とジョイントシャフト41との間に挟みこまれている。これにより、センサ固定レバー45は、ジョイントシャフト41とともにシャフト4に固定されている。そのため、マグネット83およびマグネットロータ85は、検出対象としての複数のバルブ5およびシャフト4の回転に伴って回転する。
シャフト4の他方の端部は、軸受部材6により軸受けされている。
以下、軸受部材6およびその近傍について詳細に説明する。
軸受部材6は、例えば樹脂により一体的に形成されている。図5および6に示すように、軸受部材6は、シャフト4の他方の端部を内周壁で軸受けする筒部61、および筒部61の軸方向の一方の端部からその径外方向へ延びる支持部62を有している。また、図5および図7に示すように、吸気管3は、吸気通路31に開口するとともにシャフト4の軸方向へ凹む穴部35を有している。軸受部材6は、筒部61が穴部35の開口36を経由して穴部35に挿入され、支持部62が吸気管3に結合されることにより、吸気管3に取り付けられている。これにより、支持部62は、筒部61およびシャフト4の端部を支持している。すなわち、シャフト4は、軸受部材6を経由して吸気管3に回転可能に支持されている。
続いて、軸受部材6の吸気管3への取り付けについて具体的に説明する。図6(A)および(B)に示すように、軸受部材6の支持部62は、筒部61の軸方向の一方の端部からその径外方向へ板状に延びて形成される板部63、および板部63の筒部61を挟む両方の端部から筒部61の軸と平行に板状に延びて形成される腕部64を有している。すなわち、筒部61および腕部64は、板部63から同じ方向へ延びるようにして形成されている。腕部64の反板部63側端部には、筒部61へ向かって突出する突出部65が形成されている。
図5および7に示すように、吸気管3には、開口36を挟む位置に2つの溝部37が形成されている。2つの溝部37は、吸気通路31から穴部35の方向を見たとき互いに平行となるように、かつ、吸気管3の吸気通路31を形成する内壁から反吸気通路31側へ凹むようにして形成されている。また、吸気管3の穴部35と溝部37との間の部分は、取付部38として形成されている。取付部38の吸気通路31側端部には、穴部35の径外方向すなわち溝部37の内側へ向かって突出する突出部39が形成されている。
上記構成の軸受部材6は、筒部61が開口36を経由して穴部35に挿入され、かつ、支持部62の2つの腕部64のそれぞれが溝部37に挿入されるようにして、吸気管3の穴部35の近傍に取り付けられる。支持部62の腕部64が溝部37に挿入されるとき、腕部64の突出部65は、取付部38の突出部39を乗り越えて、突出部39の反板部63側に嵌まり込む。すなわち、軸受部材6は、支持部62の腕部64がスナップフィットにより吸気管3の取付部38に結合されることによって、吸気管3に取り付けられている。
また、吸気管3の取付部38と軸受部材6の板部63との間には、例えばゴムなどの弾性体からなる中間部材7が設けられている。中間部材7は、腕部64の突出部65が取付部38の突出部39の反板部63側に嵌まり込んだ状態のとき、所定の量、圧縮されている。そのため、このとき、軸受部材6は、腕部64の突出部65が取付部38の突出部39に係止され、かつ、板部63が中間部材7の弾性力により反穴部35側へ押圧された状態となる。
図6(A)および(B)に示すように、軸受部材6の筒部61は、その外周壁と内周壁とを接続し筒部61の軸方向へ延びる切り欠き66を有している。本実施形態では、切り欠き66は、筒部61の反板部63側端部から板部63へ向かって延びて形成されている。また、切り欠き66は、筒部61の周方向に複数(例えば4つ)形成されている。これにより、シャフト4の端部を軸受けする筒部61は、シャフト4の端部が穴部35の内側で径方向へ移動するとき、弾性変形可能に構成されている。また、筒部61の内周壁には、例えばフッ素樹脂など摩擦係数が比較的小さな樹脂が塗布されている。これにより、シャフト4が回転するときの、筒部61の内周壁とシャフト4の外周壁との摺動抵抗を低減することができる。
軸受部材6の支持部62は、板部63を板厚方向に貫く孔67および孔68をそれぞれ複数有している。これら孔67および孔68の形状、大きさおよび数を適宜設定することにより、軸受部材6の固有振動数の値を調整可能である。本実施形態では、軸受部材6の固有振動数の値は、例えば、吸気装置1の作動中にシャフト4に生じ得る振動数とは異なる値に調整されている。
吸気管3の穴部35の径は、軸受部材6の筒部61の外径よりも十分大きく形成されている。そのため、図5に示すように軸受部材6が吸気管3に取り付けられた状態において、軸受部材6の筒部61の外周壁と吸気管3の穴部35の内周壁との間には、所定の幅dの空間9が形成されている。すなわち、空間9は、軸受部材6の筒部61が穴部35に挿入されることにより略円筒状に形成され、径方向の幅がdとなる空間である。本実施形態では、幅dは、例えばシャフト4の端部を軸受けする筒部61の径方向の位置が穴部35の内側において変動するとき、筒部61およびシャフト4の端部が穴部35の内周壁から離間した状態を保持可能な程度の幅として設定されている。
次に、吸気装置1の作動について図1および2に基づいて説明する。
ECU26は、イグニッションスイッチがオンされると、スロットルバルブ16を駆動するモータを通電制御すると共に、燃料噴射系装置(電動フューエルポンプ、インジェクタ24等)および点火系装置(イグニッションコイル、スパークプラグ25等)を駆動する。これにより、エンジン11が運転される。
このとき、エンジン11の特定の気筒18が排気行程から、吸気弁23が開弁しピストン19が下降する吸気行程に移行すると、ピストン19の下降にしたがって当該気筒18の燃焼室20の負圧が大きくなる。これにより、通路22から燃焼室20に混合気が吸い込まれる。また、エンジン11は、吸気弁23の開閉作動およびピストン19の昇降運動により、吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程の4つの行程を順次繰り返す。そのため、エンジン11の各気筒18毎の燃焼室20に連通する吸気通路14全体に吸入空気の振動、つまり吸気脈動が発生する。
また、ECU26は、例えばエンジン11が温まった状態で、吸入空気量が多く必要なとき、つまりエンジン11の中・高速回転領域または中・高負荷領域のとき、吸気装置1を駆動するアクチュエータ8への供給電力を制御(例えばアクチュエータ8に通電)する。そして、アクチュエータ8の駆動力が、歯車減速機構のピニオンギヤ、中間減速ギヤ、最終減速ギヤ81に伝わり、さらに、最終減速ギヤ81にインサート成形されたストッパレバー42からジョイントシャフト41を経由してシャフト4に伝わる。これにより、シャフト4に接続された複数のバルブ5は、アクチュエータ8の駆動力によって開弁作動方向に駆動されるため、バルブユニット100のカートリッジ101に形成された通路102において開弁する。
本実施形態では、ストッパレバー42の折り曲げ部44の回転方向の一方側に全開ストッパ部が設けられている。そのため、アクチュエータ8の駆動力により最終減速ギヤ81を開弁作動方向に回転させると、ストッパレバー42も開弁作動方向に回転する。そして、ストッパレバー42の全開ストッパ部が全開ストッパに当接すると、バルブ5の開度が、全開位置にて開弁した全開開度の状態となるように規制される。このとき、すなわちバルブ5の開度が全開開度のとき、カートリッジ101の通路102およびシリンダヘッド21の通路22を経由して燃焼室20に流入する吸入空気には、タンブル流は発生しない。
一方、ECU26は、例えばエンジン11が冷えた状態で、吸入空気量が少なくても良いとき、つまりエンジン始動時またはアイドル運転時に、吸気装置1を駆動するアクチュエータ8への供給電力を制御(例えばアクチュエータ8に通電)する。これにより、吸気装置1のバルブ5は、アクチュエータ8の駆動力によって閉弁作動方向に駆動されるため、カートリッジ101の通路102において閉弁する。
本実施形態では、ストッパレバー42の折り曲げ部44の回転方向の他方側に全閉ストッパ部が設けられている。そのため、アクチュエータ8の駆動力により最終減速ギヤ81を閉弁作動方向に回転させると、ストッパレバー42も閉弁作動方向に回転する。そして、ストッパレバー42の全閉ストッパ部が全閉ストッパに当接すると、バルブ5の開度が、全閉位置にて閉弁した全閉開度の状態となるように規制される。このとき、すなわちバルブ5の開度が全閉開度のとき、吸入空気の大部分は、バルブ5に形成された切り欠き54を流通する。これにより、切り欠き54を通過した吸入空気は、カートリッジ101の内壁面105(通路102の上壁面)およびシリンダヘッド21の内壁面27(通路22の上壁面)に沿って流れる。そのため、吸気装置1の下流側に位置する燃焼室20には、タンブル流が発生する。その結果、エンジン始動時またはアイドル運転時における燃焼室20内での燃料の燃焼効率を向上でき、燃費やエミッションの量等を改善することができる。
以上説明したように、本実施形態では、軸受部材6の筒部61の外周壁と吸気管3の穴部35の内周壁との間には、所定幅dの空間9が形成されている。これにより、例えばバルブ5に吸気脈動が印加されてシャフト4の端部が振動した場合、シャフト4を軸受けする筒部61は、穴部35の内側において径方向へ移動可能となる。そのため、この筒部61の径方向の移動によって、シャフト4の振動を減衰することができる。このように、本実施形態では、軸受部材6により、バルブ5に接続するシャフト4の防振効果を発揮できる。
なお、軸受部材6の筒部61の外周壁と吸気管3の穴部35の内周壁との間に形成される空間9の「所定幅d」は、軸受部材6の筒部61の径方向の位置が穴部35の内側において変動するとき、筒部61およびシャフト4が穴部35の内周壁から離間した状態を保持可能な程度の幅として設定されている。そのため、例えばバルブ5に吸気脈動が印加されてシャフト4の端部が振動することにより軸受部材6の筒部61の径方向の位置が穴部35の内側において変動しても、筒部61およびシャフト4の端部は、穴部35の内周壁に衝突することがない。これにより、吸気管3の穴部35と筒部61またはシャフト4との衝突による打音の発生を防ぐことができる。
また、本実施形態では、吸気管3の穴部35および軸受部材6の筒部61は、穴部35の内周壁と軸受部材6の筒部61の外周壁との間に所定幅dの空間9が空くように形成することができる。そのため、穴部35の内周壁と筒部61の外周壁とを高精度に加工する必要がない。これにより、穴部35および軸受部材6の加工を容易にでき、吸気装置1の製造コストを低減することができる。
また、本実施形態では、軸受部材6の筒部61は、外周壁と内周壁とを接続し軸方向へ延びる切り欠き66を複数有することにより弾性変形可能に形成されている。そのため、例えばバルブ5に吸気脈動が印加されてシャフト4の端部が振動した場合でも、軸受部材6の筒部61が弾性変形することにより、シャフト4の振動を効果的に減衰可能である。したがって、軸受部材6によるシャフト4の防振効果をより高めることができる。
また、本実施形態では、軸受部材6の支持部62は、スナップフィットにより吸気管3に結合されている。この構成によれば、軸受部材6を吸気管3に容易に取り付けることができる。したがって、吸気装置1の製造コストをより低減することができる。
また、本実施形態では、吸気管3と軸受部材6の支持部62との間に、弾性変形可能な中間部材7をさらに備えている。この構成では、中間部材7により、シャフト4の振動を効果的に減衰可能である。したがって、シャフト4の防振効果を、要求される程度に応じて、より高めることができる。
また、本実施形態では、軸受部材6の支持部62は、板状に形成される板部63を有し、板部63を板厚方向に貫く孔67および孔68を複数有している。このようにして、支持部62に形成する孔67および孔68の形状、大きさおよび数を適宜設定することにより、軸受部材6の固有振動数を、所望の値に調整することができる。本実施形態では、軸受部材6の固有振動数の値は、吸気装置1の作動中にシャフト4に生じ得る振動数とは異なる値に調整されている。これにより、軸受部材6によるシャフト4の防振効果をより高めることができる。
また、本実施形態では、軸受部材6は、樹脂により形成されている。そのため、軸受部材6を例えば金属等により形成する場合に比べ、部材のコストを低減することができる。また、軸受部材6を例えばゴム等の弾性を有する材料により形成する場合に比べ、部材のコストを低減できるとともに、環境温度の変化(低温時)および経時変化(硬化)による、シャフト4の防振効果の低下を抑制することができる。したがって、シャフト4の防振効果を長期に亘って維持することができる。
さらに、本実施形態では、軸受部材6の筒部61の内周壁には、フッ素樹脂が塗布されている。これにより、軸受部材6の筒部61とシャフト4との摺動抵抗を低減することができる。その結果、シャフト4と一体に回転するバルブ5の応答性を向上できるとともに、軸受部材6の筒部61とシャフト4とが摩耗するのを抑制することができる。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、吸気装置のバルブの弁部に形成される切り欠きは、弁部の反軸部側端部ではなく、弁部の側方両端部(弁部のシャフトの軸方向両端部)に形成することとしてもよい。この場合、例えばバルブの閉弁時、弁部の切り欠きを通過した吸気がエンジンの燃焼室に流入したとき、燃焼室内に横方向の旋回流(スワール流)を生じさせることができる。この構成によっても、燃焼室内での混合気の燃焼を促進することができる。また、吸気装置(バルブ)を、燃焼室内での混合気の燃焼を促進するためのスキッシュ渦の生成が可能となるように構成してもよい。
また、本発明の他の実施形態では、バルブの貫通孔に嵌合されるシャフトの一部、およびバルブの貫通孔の断面形状は、略正方形に限らず、非円形(例えば、正方形以外の多角形、D字形等)あるいは円形など、どのような形状に形成されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、吸気管と軸受部材の支持部との間に、中間部材を設けない構成としてもよい。また、支持部の板部に、孔を形成しない構成としてもよい。このような構成であっても、軸受部材によりシャフトの防振効果を得ることは可能である。
また、本発明の他の実施形態では、軸受部材は、筒部の内周壁にフッ素樹脂を塗布するのではなく、軸受部材自体がフッ素樹脂により形成されていてもよい。
さらに、本発明の他の実施形態では、吸気装置を、多気筒エンジンに限らず単気筒のエンジンの吸気装置として適用してもよい。すなわち、この場合の吸気装置は、吸気管は1つの吸気通路を形成し、当該吸気通路に1つのバルブが設けられる構成として実施可能である。
このように、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
1:吸気装置、11:エンジン(内燃機関)、20:燃焼室、3:吸気管、31:吸気通路、35:穴部、36:開口、4:シャフト(弁軸)、5:バルブ(気流制御弁)、52:弁部、6:軸受部材、61:筒部、62:支持部、9:空間

Claims (10)

  1. 内燃機関の燃焼室に連通する吸気通路の空気の流れを制御する吸気装置であって、
    前記吸気通路を形成する吸気管と、
    前記吸気管の管軸方向に垂直に前記吸気通路を横切るように設けられる弁軸と、
    前記弁軸から板状に延びる弁部を有し、前記弁軸を回転中心とし前記弁軸と一体に回転可能に前記吸気通路に設けられる気流制御弁と、
    前記弁軸の端部を内周壁で軸受けする筒部、および前記筒部からその径外方向へ延びる支持部を有する軸受部材と、を備え、
    前記吸気管は、前記吸気通路に開口するとともに前記弁軸の軸方向へ凹む穴部を有し、
    前記軸受部材は、前記筒部が前記開口を経由して前記穴部に挿入され、前記支持部が前記吸気管に結合されることにより、前記吸気管に取り付けられており、
    前記筒部の外周壁と前記穴部の内周壁との間には、所定幅の空間が形成されていることを特徴とする吸気装置。
  2. 前記所定幅は、前記筒部の径方向の位置が前記穴部の内側において変動するとき、前記筒部および前記弁軸の端部が前記穴部の内周壁から離間した状態を保持可能な程度の幅であることを特徴とする請求項1に記載の吸気装置。
  3. 前記吸気管は、前記弁軸の軸方向へ並列に複数の前記吸気通路を形成し、
    前記気流制御弁は、複数の前記吸気通路のそれぞれに設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の吸気装置。
  4. 前記筒部は、外周壁と内周壁とを接続し軸方向へ延びる切り欠きを少なくとも一つ有することにより弾性変形可能に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の吸気装置。
  5. 前記支持部は、スナップフィットにより前記吸気管に結合されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の吸気装置。
  6. 前記吸気管と前記支持部との間に、弾性変形可能な中間部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の吸気装置。
  7. 前記支持部は、板状に形成される板部を有し、前記板部を板厚方向に貫く孔を少なくとも一つ有していることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の吸気装置。
  8. 前記軸受部材は、樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の吸気装置。
  9. 前記筒部の内周壁には、フッ素樹脂が塗布されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の吸気装置。
  10. 前記軸受部材は、フッ素樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の吸気装置。
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