JP6123362B2 - 吸気装置および吸気制御弁 - Google Patents
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Description
また、吸気装置本体の軸受装着部は、隣り合う吸気ポート間の隔壁をサージタンクまで分断するように設けられ、第1軸受部材は、隔壁をサージタンクまで分断する軸受装着部に第1軸受部材が装着された状態で、吸気装置本体の隔壁と連続する外壁部を有する。このように構成すれば、吸気装置本体の隔壁から第1軸受部材の配置位置(軸受装着部)に対応する隔壁部分が分断(除去)されるので、第1軸受部材の配置位置において隔壁の厚肉部分に代えて薄肉とすることが可能な第1軸受部材をサージタンクまで延びるように配置することができる。また、サージタンクまで延びる第1軸受部材に、分断された隔壁と連続する外壁部を設けることにより、第1軸受部材の外壁部を隔壁として機能させて吸気ポート間を仕切ることができる。
また、吸気装置本体は、隣り合う吸気ポート間の隔壁に沿って延びるように設けられた第1溶着部を含む樹脂製の第1吸気装置本体部と、第1吸気装置本体部の第1溶着部と溶着されるとともに吸気ポート間の隔壁に沿って延びるように設けられた第2溶着部を有し、第1吸気装置本体部とともに吸気ポートを構成する樹脂製の第2吸気装置本体部とを含み、第1軸受部材のファンネル形状部が設けられた一端とは反対の他端には、第1吸気装置本体部の第1溶着部と面一になるように配置され、第2溶着部と溶着される軸受溶着部が設けられている。このように構成すれば、第1軸受部材のサージタンク側の一端にファンネル形状部を設けてサージタンク内に露出させる構造でも、ファンネル形状部とは反対側の軸受溶着部で第2吸気装置本体部と溶着して第1軸受部材を強固に固定することができる。
すなわち、本出願の他の構成による吸気装置は、サージタンクとサージタンクの下流側に配置された複数の吸気ポートとを有する吸気装置本体と、サージタンクと吸気ポートとの間に設けられた開口部を開閉するように回動可能に設けられた弁体と、弁体とともに回動する回動軸と、隣り合う吸気ポート間に設けられ、弁体の回動軸を回動可能に支持する軸受部材と、を備え、吸気装置本体は、隣り合う吸気ポート間において、開口部からサージタンクまでの隔壁を分断するように設けられた軸受装着部を含み、軸受部材は、軸受装着部に装着されることにより分断された隔壁と連続する外壁部と、外壁部の内側に設けられた中空部とを含む。このように構成すれば、吸気装置本体の隣り合う吸気ポート間の隔壁を開口部からサージタンクまで分断するとともに、中空の軸受部材の外壁部を分断された隔壁と連続する隔壁部分として機能させることによって、厚肉になり易い隔壁部分を、中空構造により薄肉化した軸受部材に置き換えることができる。その結果、薄肉化により軸受部材側の寸法精度を確保しつつ、吸気装置本体の厚肉部分を減少させることができるので、材料使用量を低減しながら、弁体によるシール部の寸法精度を確保することができる。
図1〜図11を参照して、本発明の第1実施形態による吸気装置100の構成について説明する。
次に、図12〜図16を参照して、本発明の第2実施形態による吸気装置200の構成について説明する。第2実施形態では、隔壁11に沿ったA方向の長さが上端の軸受溶着面53側に向かうにつれて小さくなるテーパ形状の第1軸受部材50を設けた上記第1実施形態とは異なり、下端のファンネル形状部側に向かうにつれてA方向の長さが小さくなるテーパ形状を有する第1軸受部材150を設ける例について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を使用し、説明を省略する。
2 吸気ポート
4a、104a 本体部分(第1吸気装置本体部)
4b 本体部分(第2吸気装置本体部)
11 隔壁
11a 本体側ファンネル部
13 第1溶着部
14 第2溶着部
3 吸気制御弁
31 回動軸
32 弁体
50、150 第1軸受部材(軸受部材)
51、151 外壁部
52、152 ファンネル形状部
53、153 軸受溶着部
57 シール部
58 中空部
60 第2軸受部材
70 第1軸受装着部(軸受装着部)
101、201 吸気装置本体
100、200 吸気装置
Claims (7)
- サージタンクと前記サージタンクの下流側に配置された複数の吸気ポートとを有する吸気装置本体と、
前記サージタンクと前記吸気ポートとの間に設けられた開口部を開閉するように回動可能に設けられた弁体と、
前記弁体とともに回動する回動軸と、
隣り合う前記吸気ポート間に設けられ、前記弁体の回動軸を回動可能に支持する第1軸受部材と、を備え、
前記吸気装置本体は、
隣り合う前記吸気ポート間の隔壁に沿って延びるように設けられた第1溶着部を含む樹脂製の第1吸気装置本体部と、
前記第1吸気装置本体部の前記第1溶着部と溶着されるとともに前記吸気ポート間の隔壁に沿って延びるように設けられた第2溶着部を有し、前記第1吸気装置本体部とともに前記吸気ポートを構成する樹脂製の第2吸気装置本体部と、
隣り合う前記吸気ポート間の隔壁を前記第1溶着部から前記開口部を通り前記サージタンクまで分断するように設けられるとともに、前記第1軸受部材が装着される軸受装着部とを含み、
前記第1軸受部材は、隣り合う前記吸気ポート間の隔壁を前記第1溶着部から前記開口部を通り前記サージタンクまで分断するように設けられる前記軸受装着部に装着された状態で、前記サージタンク側の一端に、前記サージタンク内に露出するファンネル形状部と、前記吸気装置本体の隔壁と連続する外壁部とを含み、
前記第1軸受部材の前記ファンネル形状部が設けられた一端とは反対の他端には、前記第1吸気装置本体部の前記第1溶着部と面一になるように配置され、前記第2溶着部と溶着される軸受溶着部が設けられている、吸気装置。 - 前記第1軸受部材は、前記ファンネル形状部が形成された前記外壁部と、前記外壁部の内側に設けられた中空部とを有している、請求項1に記載の吸気装置。
- 前記第1軸受部材は、隣り合う前記吸気ポート間の隔壁に沿った方向の長さが前記隔壁に沿った方向の前記開口部の長さの1/2以上である幅広形状を有する、請求項1または2に記載の吸気装置。
- 前記第1軸受部材の前記外壁部には、前記弁体が閉位置において当接するシール部が設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸気装置。
- 前記第1軸受部材における、隣り合う前記吸気ポート間の隔壁に沿った方向の長さは、前記サージタンク側の一端の前記ファンネル形状部側または前記ファンネル形状部とは反対の他端側に向かうにつれて小さくなるテーパ形状を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸気装置。
- 前記吸気装置本体は、前記隔壁の前記サージタンク側の端部に設けられた本体側ファンネル部を含み、
前記第1軸受部材の前記ファンネル形状部は、前記吸気装置本体の前記隔壁の前記本体側ファンネル部と連続するように設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸気装置。 - 複数の前記吸気ポートの両端に設けられ、それぞれ前記弁体の回動軸の端部を回動可能に支持する第2軸受部材をさらに備え、
隣り合う前記吸気ポート間の隔壁に沿った方向における前記第1軸受部材の長さは、隣り合う前記吸気ポート間の隔壁に沿った方向における前記第2軸受部材の長さよりも大きい、請求項1〜6のいずれか1項に記載の吸気装置。
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