JP5082334B2 - 電気ヒューズ回路、メモリ装置及び電子部品 - Google Patents

電気ヒューズ回路、メモリ装置及び電子部品 Download PDF

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Description

本発明は、電気ヒューズ回路、メモリ装置及び電子部品に関する。
図16は、レーザーヒューズを有する半導体メモリチップを示す図である。近年の半導体メモリでは、レーザーヒューズを使用した冗長メモリセルを有し、不良メモリセルを冗長メモリセルへ置き換えることが一般的に行われている。レーザーヒューズは、配線層にレーザーを照射して切断することで書き込みを行う不揮発性のROMであり(例えば未切断状態なら電気的に導通状態で0、切断状態なら電気的に非導通状態で1)、このROMに不良メモリセルのアドレスを記憶させることで冗長メモリセルへの置き換えを行う。しかし、レーザーヒューズを使用したメモリチップ1601をパッケージ1602内にパッケージングした後はレーザーLSを照射することができない。パッケージング時の熱などの影響で、メモリチップ1601内のDRAMのリフレッシュ特性が悪化するなどの現象が知られている。しかし、パッケージング後にレーザーLSの照射を行うことはできない。そこで電気的に書き込み可能な電気ヒューズを不揮発性のROMとして使用し、このROMに不良メモリセルのアドレスを記憶させることで冗長メモリセルへの置き換えを行う方法が検討されている。
図17は、電気ヒューズ回路の構成例を示す図である。以下、電界効果トランジスタを単にトランジスタという。電気ヒューズキャパシタ101は、電圧VRR及びノードn3間に接続される。nチャネルトランジスタ102は、保護トランジスタであり、ゲートが電圧VPPに接続され、ドレインがノードn3に接続され、ソースがノードn2に接続される。電圧VPPは、例えば3Vである。nチャネルトランジスタ103は、ライト回路であり、ゲートがライト信号WRTに接続され、ドレインがノードn2に接続され、ソースがグランドに接続される。
次に、リード回路110の構成を説明する。nチャネルトランジスタ111は、ゲートがリード信号RDに接続され、ドレインがノードn2に接続され、ソースがノードn4に接続される。nチャネルトランジスタ113は、ゲートがノードn5に接続され、ドレインがノードn4に接続され、ソースが抵抗114を介してグランドに接続される。pチャネルトランジスタ112は、ゲートがノードn5に接続され、ソースが電圧VIIに接続され、ドレインがノードn4に接続される。電圧VIIは、例えば1.6Vである。否定論理積(NAND)回路115は、電源電圧VIIに接続され、入力端子がノードn4及び信号RSTbの線に接続され、出力端子がノードn5に接続される。否定(NOT)回路116は、入力端子がノードn5に接続され、出力端子が信号EFAの線に接続される。
図18は電気ヒューズ回路215及びその周辺回路の構成例を示す図であり、図19は電気ヒューズ回路の書き込み動作の例を示すタイミングチャートである。電気ヒューズ回路215は、図17の電気ヒューズ回路に対応する。昇圧回路及びレベル制御回路201は、電圧の昇圧及びレベル制御を行い、その電圧を複数のユニット回路203に供給する。電気ヒューズ制御回路202は、信号RD、RSTb、EF−WRITE、EF−START、EF−CLK、EF−STRBを複数のユニット回路203に出力する。各ユニット回路203は、フリップフロップ(FF)211、212、NAND回路213、NOT回路214及び電気ヒューズ回路215を有する。複数のユニット回路203内のフリップフロップ211は、アドレス信号A0〜A2及びバリッド信号VALIDを入力し、アドレスレジスタ204を構成する。説明の簡単のため、3ビットのアドレス信号A0〜A2の場合を例に説明する。バリッド信号VALIDは、アドレス信号A0〜A2に対応する電気ヒューズの記憶内容を有効にするか否かを示す信号である。例えば、不良メモリセルが存在せず、冗長メモリセルへの置き換えを行う必要がないときには、バリッド信号VALIDをローレベルにすればよい。複数のユニット回路203内のフリップフロップ212は、シフトレジスタ205を構成する。
時刻t1の前では、信号EF−STRBのパルスがフリップフロップ211のクロック端子に入力され、アドレス信号A0〜A22がフリップフロップ211の入力端子に入力される。例えば、アドレス信号A0がローレベル、アドレス信号A1がハイレベル、アドレス信号A2がローレベル、バリッド信号VALIDがハイレベルであり、それらの信号を電気ヒューズに書き込む例を説明する。アドレス信号A0のレジスタ211は、ローレベルを出力する。アドレス信号A1のレジスタ211は、ハイレベルを出力する。アドレス信号A2のレジスタ211は、ローレベルを出力する。バリッド信号VALIDのレジスタ211は、ハイレベルを出力する。
時刻t1以降、クロック信号CLKは、一定周波数のクロックパルスとなる。信号EF−WRITEは、クロックEF−CLKと同じ周期のパルスである。時刻t1では、スタート信号EF−STARTをハイレベルからローレベルにする。すると、シフトレジスタ212は、スタート信号EF−STARTをシフトさせ、次のシフトレジスタ212に出力する。これにより、アドレス信号A0のレジスタ212、アドレス信号A1のレジスタ212、アドレス信号A2のレジスタ212及びバリッド信号VALIDのレジスタ212は、それぞれシフトされたパルスを出力する。
時刻t1の後、アドレス信号A0のNOT回路214は、ライト信号WRTとしてローベルを維持してパルスを出力しない。時刻t2の後、アドレス信号A1のNOT回路214は、ライト信号WRTとしてハイレベルのパルスを出力する。時刻t3の後、アドレス信号A2のNOT回路214は、ライト信号WRTとしてローベルを維持してパルスを出力しない。時刻t4の後、バリッド信号VALIDのNOT回路214は、ライト信号WRTとしてハイレベルのパルスを出力する。
図17において、上記ライト信号WRTがハイレベルになると、トランジスタ103がオンする。キャパシタ101には、高電圧VRR(例えば8V)が印加される。電気ヒューズはキャパシタ101で構成され、何もしない状態では電気的に非導通状態である。このキャパシタ101の両端子間に高電圧(例えば8V)を印加すると、キャパシタ101の絶縁膜が破壊されて電気的に導通状態になる。この2つの状態をデータ0及び1に割り当てる。例えば、キャパシタ101の絶縁膜が破壊されていない状態で電気的に非導通なら0、絶縁膜が破壊された状態で電気的に導通なら1と割り当てる。このキャパシタ101は、不揮発性ROMとして使用することができる。
電気ヒューズの絶縁膜を破壊する動作(以後、これを書き込み動作と呼ぶ)を行うときに必要となる高電圧は、半導体チップ内に設けられた昇圧回路201により生成される。また、書き込み動作を行うときに複数のキャパシタ101に同時に書き込もうとすると、多大な電流が流れる可能性があるため、シフトレジスタ205を設け、1つずつキャパシタ101に書き込みを行う。
キャパシタ(電気ヒューズ)101への書き込み動作について説明する。まず、昇圧回路201は、複数のキャパシタ101の共通ノードの電圧VRRを高電圧(例えば8V)に昇圧する。このとき、キャパシタ101のもう一方の端子ノードn3はフローティング状態であるため、ノードn3の電位も上昇する。この状態ではまだキャパシタ101の両端子間の電位差は小さい。その後シフトレジスタ205で選択されたライト信号WRTの書き込みトランジスタ103をオンさせ、ノードn3をグランドとして、キャパシタ101の両端子間に高電圧を印加し、キャパシタ101の絶縁膜を破壊する。このとき、非選択のライト信号WRTに対応するキャパシタ101においては、ノードn3がフローティング状態のままであり、非選択のキャパシタ101の両端子間に高電圧が印加されない。仮に、高電圧が印加されてしまうと、本来書き込みを行わないはずのキャパシタの絶縁膜が破壊されてしまう。
図20は、電気ヒューズ回路を含む半導体メモリチップの電源起動時のタイミングチャートである。電源電圧VDDは、半導体メモリチップの電源電圧であり、例えば1.8Vである。電源起動により、電圧VDD、VRR及びRDが徐々に上昇する。やがて、電圧VRRは約1.6Vを維持する。信号RSTbは、ローレベルを維持する。図17において、信号RSTbがローレベルであるとき、ノードn5はハイレベルになる。すると、トランジスタ112がオフし、トランジスタ113がオンする。その結果、ノードn4はフローティング状態からローレベルになる。その後、信号RSTbがローレベルからハイレベルになる。キャパシタ101が導通状態であるときには、ノードn4がハイレベルになり、出力信号EFAはハイレベルになる。これに対し、キャパシタ101が非導通状態であるときには、ノードn4がローレベルになり、出力信号EFAはローレベルになる。その後、電圧VRR及びリード信号RDがグランドになり、トランジスタ111はオフし、出力信号EFAは維持される。リード回路110は、上記の動作により、キャパシタ101の状態を信号EFAとして出力する。
下記の特許文献1には、一端部にVDDが与えられるとともにレーザービームにより導通を断たれるフューズ金属を半導体基板の上方に設け、フューズ金属の他端部を、基板上に設けられており、バックバイアスとしてVSSが与えられるプログラミング用Nchトランジスタのドレインに電気的に接続した半導体集積回路が記載されている。
また、下記の特許文献2には、冗長アドレシング信号の論理状態を決定するノードと、そのノードに並列に設けたヒューズと、クロックに従いそのノードをプリチャージするプリチャージ回路を有する冗長用ヒューズ回路が記載されている。
特開2006−147651号公報 特開平9−185897号公報
図21は、ヒューズ回路の書き込み誤動作の例を示すタイミングチャートであり、図19に対応する。図19と同じ信号は説明を省略する。電圧VRRでは、信号EF−WRITEと同じ周期で8Vのパルスが生じる。複数のキャパシタ(電気ヒューズ)101を1つずつ書き込んでいく動作を繰り返していくと、非選択の電気ヒューズ回路の内部ノードn3の電位が接合リーク等で徐々に下がっていく。電気ヒューズの全ビット数が多い場合、非選択の電気ヒューズのキャパシタ101の両端に高電圧2101が印加されてしまい、本来書き込みを行わないはずのキャパシタ101に書き込まれてしまうという問題がある。
本発明の目的は、電気ヒューズへの書き込みの誤動作を防止することができる電気ヒューズ回路、メモリ装置及び電子部品を提供することである。
本発明の一観点によれば、電気ヒューズを構成するキャパシタと、ライト信号に応じて前記キャパシタの第1の端子と第2の端子間に電圧を印加することにより、前記キャパシタの絶縁膜を破壊するライト回路と、前記キャパシタの第2の端子に対してプリチャージするプリチャージ回路とを有し、各々が、前記キャパシタ、前記ライト回路及び前記プリチャージ回路を有する複数の組みを有し、前記プリチャージ回路は、前記キャパシタの低電圧側の前記第2の端子に接続され、前記ライト信号が、相互に異なるタイミングで、前記プリチャージ回路によるプリチャージ動作が行われていない前記第2の端子がフローティング状態となる、対応する前記ライト回路に供給され、前記ライト信号が非活性化状態である間、前記プリチャージ回路によるプリチャージ動作が行われることを特徴とする電気ヒューズ回路が提供される。
プリチャージすることにより、電気ヒューズへの書き込みの誤動作を防止することができる。
図15は、本発明の実施形態による半導体メモリチップの構成例を示す図である。電気ヒューズ回路1501は、ノーマルメモリセルアレイ1503内の不良メモリセルのアドレスを記憶する不揮発性ROMであり、その不良メモリセルのアドレスをアドレス比較器1502に出力する。アドレス比較器1502は、その不良メモリセルのアドレスと入力されたアドレスとを比較し、両アドレスの比較結果をノーマルメモリセルアレイ1503及び冗長メモリセルアレイ1504に出力する。両アドレスが一致しないときには、ノーマルメモリセルアレイ1503は、入力アドレスに対応するメモリセルに対して、データDQをリード又はライトする。両アドレスが一致するときには、冗長メモリセルアレイ1504は、入力アドレスに対応するメモリセルに対して、データDQをリード又はライトする。これにより、ノーマルメモリセルアレイ1503内に不良メモリセルがあった場合、その不良メモリセルを冗長メモリセルアレイ1504内のメモリセルに置き換えることができる。
図1は、本実施形態による電気ヒューズ回路1501の構成例を示す図である。図1は、図17に対して、nチャネル電界効果トランジスタ121を追加したものである。以下、電界効果トランジスタを単にトランジスタという。キャパシタ101は、電圧VRR及びノードn3間に接続され、電気ヒューズを構成する。nチャネルトランジスタ102は、保護トランジスタであり、ゲートが電圧VPPに接続され、ドレインがノードn3に接続され、ソースがノードn2に接続される。電圧VPPは、例えば3Vである。nチャネルトランジスタ103は、ライト回路であり、ゲートがライト信号WRTに接続され、ドレインがノードn2に接続され、ソースがグランド(基準電位)に接続される。nチャネルトランジスタ121は、プリチャージ回路であり、ゲートがプリチャージ信号PREに接続され、ドレインがノードn2に接続され、ソースが電圧VPPに接続される。電圧VPPは、例えば3Vである。
次に、リード回路110の構成を説明する。nチャネルトランジスタ111は、ゲートがリード信号RDに接続され、ドレインがノードn2に接続され、ソースがノードn4に接続される。nチャネルトランジスタ113は、ゲートがノードn5に接続され、ドレインがノードn4に接続され、ソースが抵抗114を介してグランド(基準電位)に接続される。pチャネルトランジスタ112は、ゲートがノードn5に接続され、ソースが電圧VIIに接続され、ドレインがノードn4に接続される。電圧VIIは、例えば1.6Vである。否定論理積(NAND)回路115は、電源電圧VIIに接続され、入力端子がノードn4及び信号RSTbの線に接続され、出力端子がノードn5に接続される。否定(NOT)回路116は、入力端子がノードn5に接続され、出力端子が信号EFAの線に接続される。
図2は、電気ヒューズ回路215及びその周辺回路の構成例を示す図であり、図18に対し、電気ヒューズ制御回路202が各ユニット回路203内の電気ヒューズ回路215にプリチャージ信号PREを出力する点が異なる。電気ヒューズ回路215は、上記の電気ヒューズ回路1501に対応する。なお、電気ヒューズへの書き込み(ライト)動作を示すタイミングチャートは、上記の図19の説明と同じである。
電気ヒューズ回路215は、図1の電気ヒューズ回路に対応する。昇圧回路及びレベル制御回路201は、電圧の昇圧及びレベル制御を行い、その電圧を複数のユニット回路203に供給する。電気ヒューズ制御回路202は、信号RD、RSTb、PRE、EF−WRITE、EF−START、EF−CLK、EF−STRBを複数のユニット回路203に出力する。各ユニット回路203は、フリップフロップ(FF)211、212、NAND回路213、NOT回路214及び電気ヒューズ回路215を有する。複数のユニット回路203内のフリップフロップ211は、アドレス信号A0〜A2及びバリッド信号VALIDを入力し、アドレスレジスタ204を構成する。説明の簡単のため、3ビットのアドレス信号A0〜A2の場合を例に説明する。バリッド信号VALIDは、アドレス信号A0〜A2に対応する電気ヒューズの記憶内容を有効にするか否かを示す信号である。例えば、不良メモリセルが存在せず、冗長メモリセルへの置き換えを行う必要がないときには、バリッド信号VALIDをローレベルにすればよい。複数のユニット回路203内のフリップフロップ212は、シフトレジスタ205を構成する。ライト信号WRTは、ヒューズ回路215に書き込みを行うときにはハイレベルになり、書き込みを行わないときにはローレベルになる。
図1において、上記ライト信号WRTがハイレベルになると、トランジスタ103がオンする。キャパシタ101には、高電圧VRR(例えば8V)が印加される。電気ヒューズはキャパシタ101で構成され、何もしない状態では電気的に非導通状態である。このキャパシタ101の両端子間に高電圧(例えば8V)を印加すると、キャパシタ101の絶縁膜が破壊されて電気的に導通状態になる。この2つの状態をデータ0及び1に割り当てる。例えば、キャパシタ101の絶縁膜が破壊されていない状態で電気的に非導通なら0、絶縁膜が破壊された状態で電気的に導通なら1と割り当てる。このキャパシタ101は、不揮発性ROMとして使用することができる。
電気ヒューズの絶縁膜を破壊する動作(書き込み動作)を行うときに必要となる高電圧は、半導体チップ内に設けられた昇圧回路201により生成される。また、書き込み動作を行うときに複数のキャパシタ101に同時に書き込もうとすると、多大な電流が流れる可能性があるため、シフトレジスタ205を設け、図19に示すように、1つずつキャパシタ101に書き込みを行う。
キャパシタ(電気ヒューズ)101への書き込み動作について説明する。まず、昇圧回路201は、複数のキャパシタ101の共通ノードの電圧VRRを高電圧(例えば8V)に昇圧する。このとき、キャパシタ101のもう一方の端子ノードn3はフローティング状態であるため、ノードn3の電位も上昇する。この状態ではまだキャパシタ101の両端子間の電位差は小さい。その後シフトレジスタ205で選択されたライト信号WRTの書き込みトランジスタ103をオンさせ、ノードn3をグランドとして、キャパシタ101の両端子間に高電圧を印加し、キャパシタ101の絶縁膜を破壊する。このとき、非選択のライト信号WRTに対応するキャパシタ101においては、ノードn3がフローティング状態のままであり、非選択のキャパシタ101の両端子間に高電圧が印加されない。
なお、電気ヒューズ回路を含む半導体メモリチップの電源起動時のリード回路110の動作は、上記の図20の説明と同じである。
図3は、ヒューズ回路の書き込み動作の例を示すタイミングチャートであり、図19に対応する。図19と同じ信号は説明を省略する。電圧VRRでは、信号EF−WRITEと同じ周期で8Vのパルスが生じる。プリチャージ信号PREは、クロック信号EF−CLKと同じ周期で、各時刻t1〜t5の直前で定期的にハイレベルのパルスを有する。ノードn3の電圧は、時間の経過と共にリーク等により低下していく。プリチャージ信号PREがハイレベルになると、トランジスタ121がオンし、ノードn2に電圧VPPが供給される。その結果、トランジスタ102は、ゲート及びソースが共に電圧VPP(例えば3V)になり、ノードn3がプリチャージされ、ノードn3の電位が上昇する。プリチャージ信号PREにより定期的にノードn3がプリチャージされ、ノードn3の電位の低下を防止することができる。これにより、ライト信号WRTがローレベルの場合は、キャパシタ101の両端の電圧301を低くすることができ、キャパシタ101の絶縁膜破壊を防止することができる。
図4は、本実施形態によるシステムインパッケージ(SIP)の構成例を示す図である。パッケージ401内には、メモリチップ402及びロジックチップ403が設けられる。メモリチップ402は、電気ヒューズ回路404を有する。メモリチップ402は図15の半導体メモリチップに対応し、電気ヒューズ回路404は図15の電気ヒューズ回路1501に対応する。ロジックチップ403は、メモリコントローラ405を有し、外部ピン406に接続される。メモリコントローラ405は、アドレス線、データ線及び制御線を介して、メモリチップ402を制御する。
図5は、ロジックチップ403及びメモリチップ402間の接続線の例を示す図である。ロジックチップ403は、メモリチップ402に対して、信号/CE,/OE,/WE,/UB,/LB,A0〜A22を出力する。また、ロジックチップ403は、メモリチップ402に対して、データDQを入出力する。信号/CEは、チップイネーブル信号である。信号/OEは、アウトプットイネーブル信号である。信号/WEは、ライトイネーブル信号である。信号/UBは、上位バイトイネーブル信号である。信号/LBは、下位バイトイネーブル信号である。信号A0〜A22は、23ビットのアドレス信号である。
図6は、ロジックチップ403内のメモリコントローラ405からメモリチップ402へ出力する電気ヒューズオペレーションコードの例を示す図である。
コードナンバ「0」は、アドレスストローブモードエントリのコードであり、アドレス信号A0〜A22をすべて0にする。このコードは、図2のアドレスレジスタ204へのアドレス信号取り込み開始を指示するためのコードである。
コードナンバ「1」は、アドレスストローブモードイグジット(EXIT)のコードであり、アドレス信号A1〜A22を0にし、アドレス信号A0を1にする。このコードは、図2のアドレスレジスタ204へのアドレス信号取り込み終了を指示するためのコードである。
コードナンバ「2」は、電気ヒューズライトモードエントリのコードであり、アドレス信号A0、A2〜A22を0にし、アドレス信号A1を1にする。このコードは、図19の時刻t1以降の電気ヒューズへの書き込み開始を指示するためのコードである。
コードナンバ「3」は、電気ヒューズライトモードイグジット(EXIT)のコードであり、アドレス信号A2〜A22を0にし、アドレス信号A0、A1を1にする。このコードは、電気ヒューズへの書き込み終了を指示するためのコードである。
図7は図6の電気ヒューズオペレーションコードを入力する電気ヒューズ制御回路202(図2)の構成例を示す回路図であり、図8はその動作例を示すタイミングチャートである。電気ヒューズ制御回路202は、メモリチップ402内に設けられる。電気ヒューズオペレーションコードを入力するには、アドレス信号A5〜A22を0にし、チップイネーブル信号/CEをローレベルにし、ライトイネーブル信号/WEをローレベルにし、アウトプットイネーブル信号/OEとして4個のパルスを入力する。パワーオンリセット信号PORは、電源投入時にハイレベルのパルスを有する信号である。パワーオンリセット信号PORにより、リセット信号RSTは、4個のフリップフロップ(FF)をリセットする。出力イネーブル信号/OEの4個のパルスにより、最終段のフリップフロップは信号TEST−ENTRYとしてハイレベルのパルスを出力する。
図9は、図7に接続される電気ヒューズ制御回路202(図2)の構成例を示す回路図である。上記の信号TEST−ENTRYがハイレベルになり、アドレス信号A2〜A4が0になったとき、以下のように動作する。アドレス信号A0及びA1が0のとき、図6のコードナンバ「0」になり、信号MODE_ADDSTRBがハイレベルになる。アドレス信号A0が1、A1が0のとき、図6のコードナンバ「1」になり、信号MODE_ADDSTRBがローレベルになる。アドレス信号A0が0、A1が1のとき、図6のコードナンバ「2」になり、信号MODE_WRITE_EFUSEがハイレベルになる。アドレス信号A0及びA1が1のとき、図6のコードナンバ「3」になり、信号MODE_WRITE_EFUSEがローレベルになる。なお、パワーオンリセット信号PORにより、電源投入時には、信号MODE_ADDSTRB及びMODE_WRITE_EFUSEがローレベルにリセットされる。
図10は図9に接続される電気ヒューズ制御回路202(図2)の構成例を示す回路図であり、図11はその動作例を示すタイミングチャートである。信号MODE_ADDSTRBは、図9の回路から入力される。信号MODE_ADDSTRBがハイレベルのとき、チップイネーブル信号/CEをローレベルにし、ライトイネーブル信号/WEをハイレベルにし、アウトプットイネーブル信号/OEをローレベルからハイレベルに変化させることにより、信号EF−STRBにハイレベルのパルスが生じる。この信号EF−STRBが、図2及び図19の信号EF−STRBである。
図12は図9に接続される電気ヒューズ制御回路202(図2)の構成例を示す回路図であり、図13はその動作例を示すタイミングチャートである。信号MODE_WRITE_EFUSEは、図9の回路から入力される。信号MODE_WRITE_EFUSEがハイレベルのとき、上位バイトイネーブル信号/UBとして一定周期のパルスを入力する。ノードQ0及びQ1は、それぞれ2個のフリップフロップの出力ノードの電圧を示す。この回路により、クロック信号EF−CLK、ライト信号EF−WRITE及びプリチャージ信号PREが生成される。これらのクロック信号EF−CLK、ライト信号EF−WRITE及びプリチャージ信号PREが、図2、図3及び図19のクロック信号EF−CLK、ライト信号EF−WRITE及びプリチャージ信号PREである。
図14は、図4のロジックチップ403内のメモリコントローラ405がメモリチップ402内の電気ヒューズ回路404への書き込みを行う処理例を示すフローチャートである。
ステップS1401では、メモリコントローラ405は、図6のコードナンバ「0」のアドレスストローブモードエントリをメモリチップ402内の電気ヒューズ制御回路202に指示する。具体的には、メモリコントローラ405は、図8に示す信号を電気ヒューズ制御回路202に出力する。
次に、ステップS1402では、メモリコントローラ405は、図11に示す信号を電気ヒューズ制御回路202に出力する。すると、電気ヒューズ制御回路202は、アドレスレジスタ204にアドレス信号及びバリッド信号を取り込む。
次に、ステップS1403では、メモリコントローラ405は、図6のコードナンバ「1」のアドレスストローブモードイグジットをメモリチップ402内の電気ヒューズ制御回路202に指示する。具体的には、メモリコントローラ405は、図8に示す信号を電気ヒューズ制御回路202に出力する。それにより、電気ヒューズ制御回路202は、上記の取り込み処理を終了する。
次に、ステップS1404では、メモリコントローラ405は、図6のコードナンバ「2」の電気ヒューズライトモードエントリをメモリチップ402内の電気ヒューズ制御回路202に指示する。具体的には、メモリコントローラ405は、図8に示す信号を電気ヒューズ制御回路202に出力する。
次に、ステップS1405では、メモリコントローラ405は、図13に示す上記バイトイネーブル信号/UBをクロッキングさせて電気ヒューズ制御回路202に出力する。すると、電気ヒューズ制御回路202は、電気ヒューズ回路215への書き込み処理を行う。
次に、ステップS1406では、メモリコントローラ405は、図6のコードナンバ「3」の電気ヒューズライトモードイグジットをメモリチップ402内の電気ヒューズ制御回路202に指示する。具体的には、メモリコントローラ405は、図8に示す信号を電気ヒューズ制御回路202に出力する。それにより、電気ヒューズ制御回路202は、上記の書き込み処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、キャパシタ101のノードn3を定期的にプリチャージすることにより、ノードn3の電位低下を防止できる。これにより、キャパシタ101への書き込みが指示されていないときに、キャパシタ101の両端に高電圧が印加され、誤って書き込みされることを防止できる。特に、電気ヒューズを多数搭載した半導体集積回路及びそれをパッケージングした電子部品の信頼性を高めることができる。
キャパシタ101は、電気ヒューズを構成する。ライト回路は、ライト信号WRTに応じてキャパシタ101の両端子間に電圧を印加することにより、キャパシタ101の絶縁膜を破壊する。
図1及び図2に示すように、キャパシタ101及びライト回路の組みを含む電気ヒューズ回路215が複数設けられる。図3及び図19に示すように、各組みのライト回路は相互に異なるタイミングでライト信号WRTに応じてキャパシタ101に電圧を印加する。ライト回路は、ライト信号WRTに応じて、キャパシタ101の第1の端子に第1の電位VRRを印加し、キャパシタ101の第2の端子に第1の電位VRRより低い第2の電位(グランド)を印加することにより、キャパシタ101の絶縁膜を破壊する。また、ライト回路は、ライト信号WRTに応じて、キャパシタ101の第2の端子に第2の電位(グランド)を印加し、又はキャパシタ101の第2の端子をフローティング状態にする。ライト回路は、ゲートがライト信号WRTに接続され、ドレインが電界効果トランジスタ102を介してキャパシタ101の第2の端子に接続され、ソースが第2の電位(グランド)に接続される電界効果トランジスタ103を有する。
プリチャージ回路は、キャパシタ101の端子に対してプリチャージする。プリチャージ回路は、ゲートがプリチャージ信号PREに接続され、ドレインが電界効果トランジスタ102を介してキャパシタ101の端子に接続され、ソースがプリチャージ電位VPPに接続される電界効果トランジスタ121を有する。
図15に示すように、メモリ装置は、電気ヒューズ回路1501と、複数のメモリセルを含むノーマルメモリセルアレイ1503と、ノーマルメモリセルアレイ1503内のメモリセルを置き換えるためのメモリセルを有する冗長メモリセルアレイ1504とを有する。電気ヒューズ回路1501内のキャパシタ101(図1)は、ノーマルメモリセルアレイ1503内の前記置き換えするメモリセルのアドレスを記憶する。電気ヒューズ回路1501、ノーマルメモリセルアレイ1503及び冗長メモリセルアレイ1504は半導体メモリチップ402(図4)内に設けられる。図4に示すように、半導体メモリチップ402は、パッケージ401内に実装されている。メモリ装置は、さらに、半導体メモリチップ402に対してライト回路103の動作を制御するメモリコントローラ405を有する。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の実施形態は、例えば以下のように種々の適用が可能である。
(付記1)
電気ヒューズを構成するキャパシタと、
ライト信号に応じて前記キャパシタの両端子間に電圧を印加することにより、前記キャパシタの絶縁膜を破壊するライト回路と、
前記キャパシタの端子に対してプリチャージするプリチャージ回路と
を有することを特徴とする電気ヒューズ回路。
(付記2)
前記キャパシタ及び前記ライト回路の組みが複数設けられ、各組みの前記ライト回路は相互に異なるタイミングで前記ライト信号に応じて前記キャパシタに電圧を印加することを特徴とする付記1記載の電気ヒューズ回路。
(付記3)
前記キャパシタ及び前記ライト回路の組みが複数設けられ、各組みの前記ライト回路が相互に異なるタイミングで前記ライト信号に応じて前記キャパシタに電圧を印加する合間に、前記キャパシタの端子に対してプリチャージ動作を行うことを特徴とする付記2記載の電気ヒューズ回路。
(付記4)
前記プリチャージ回路は、プリチャージ信号に応じて、前記キャパシタの第2の端子にプリチャージ電位を印加し、又は前記キャパシタの第2の端子をフローティング状態にすることを特徴とする付記1記載の電気ヒューズ回路。
(付記5)
前記プリチャージ回路は、ドレインが前記キャパシタの端子に接続され、ソースがプリチャージ電位に接続される第1の電界効果トランジスタを有することを特徴とする付記4記載の電気ヒューズ回路。
(付記6)
さらに、前記第1の電界効果トランジスタのドレイン及び前記キャパシタの端子間に接続される第2の電界効果トランジスタを有することを特徴とする付記5記載の電気ヒューズ回路。
(付記7)
前記ライト回路は、ライト信号に応じて、前記キャパシタの第1の端子に第1の電位を印加し、前記キャパシタの第2の端子に前記第1の電位より低い第2の電位を印加することにより、前記キャパシタの絶縁膜を破壊することを特徴とする付記1記載の電気ヒューズ回路。
(付記8)
前記ライト回路は、ライト信号に応じて、前記キャパシタの第2の端子に前記第2の電位を印加し、又は前記キャパシタの第2の端子をフローティング状態にすることを特徴とする付記7記載の電気ヒューズ回路。
(付記9)
前記ライト回路は、ゲートがライト信号に接続され、ドレインが前記キャパシタの第2の端子に接続され、ソースが前記第2の電位に接続される第1の電界効果トランジスタを有することを特徴とする付記8記載の電気ヒューズ回路。
(付記10)
さらに、前記第1の電界効果トランジスタのドレイン及び前記キャパシタの第2の端子間に接続される第2の電界効果トランジスタを有することを特徴とする付記9記載の電気ヒューズ回路。
(付記11)
前記プリチャージ回路は、ドレインが前記第2の電界効果トランジスタを介して前記キャパシタの第2の端子に接続され、ソースがプリチャージ電位に接続される第3の電界効果トランジスタを有することを特徴とする付記10記載の電気ヒューズ回路。
(付記12)
付記1記載の電気ヒューズ回路と、
複数のメモリセルを含むノーマルメモリセルアレイと、
前記ノーマルメモリセルアレイ内のメモリセルを置き換えるためのメモリセルを有する冗長メモリセルアレイとを有し、
前記電気ヒューズ回路内のキャパシタは、前記ノーマルメモリセルアレイ内の前記置き換えするメモリセルのアドレスを記憶することを特徴とするメモリ装置。
(付記13)
前記電気ヒューズ回路、前記ノーマルメモリセルアレイ及び前記冗長メモリセルアレイが半導体メモリチップ内に設けられた付記12記載のメモリ装置が、パッケージ内に実装されていることを特徴とする電子部品。
(付記14)
さらに、前記半導体メモリチップに対して前記ライト回路の動作を制御するメモリコントローラを有するチップが、前記半導体メモリチップと同一パッケージ内に実装されていることを特徴とする付記13記載の電子部品。
本発明の実施形態による電気ヒューズ回路の構成例を示す図である。 電気ヒューズ回路及びその周辺回路の構成例を示す図である。 ヒューズ回路の書き込み動作の例を示すタイミングチャートである。 システムインパッケージ(SIP)の構成例を示す図である。 ロジックチップ及びメモリチップ間の接続線の例を示す図である。 ロジックチップ内のメモリコントローラからメモリチップへ出力する電気ヒューズオペレーションコードの例を示す図である。 電気ヒューズ制御回路の構成例を示す回路図である。 図7の回路の動作例を示すタイミングチャートである。 図7に接続される電気ヒューズ制御回路の構成例を示す回路図である。 図9に接続される電気ヒューズ制御回路の構成例を示す回路図である。 図10の回路の動作例を示すタイミングチャートである。 図9に接続される電気ヒューズ制御回路の構成例を示す回路図である。 図12の回路の動作例を示すタイミングチャートである。 ロジックチップ内のメモリコントローラがメモリチップ内の電気ヒューズ回路への書き込みを行う処理例を示すフローチャートである。 半導体メモリチップの構成例を示す図である。 レーザーヒューズを有する半導体メモリチップを示す図である。 電気ヒューズ回路の構成例を示す図である。 電気ヒューズ回路及びその周辺回路の構成例を示す図である。 電気ヒューズ回路の書き込み動作の例を示すタイミングチャートである。 電気ヒューズ回路を含む半導体メモリチップの電源起動時のタイミングチャートである。 ヒューズ回路の書き込み誤動作の例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
101 キャパシタ
102,103,111〜113,121 トランジスタ
110 リード回路
114 抵抗
115 NAND回路
116 NOT回路

Claims (8)

  1. 電気ヒューズを構成するキャパシタと、
    ライト信号に応じて前記キャパシタの第1の端子と第2の端子間に電圧を印加することにより、前記キャパシタの絶縁膜を破壊するライト回路と、
    前記キャパシタの第2の端子に対してプリチャージするプリチャージ回路とを有し、
    各々が、前記キャパシタ、前記ライト回路及び前記プリチャージ回路を有する複数の組みを有し、
    前記プリチャージ回路は、前記キャパシタの低電圧側の前記第2の端子に接続され、
    前記ライト信号が、相互に異なるタイミングで、前記プリチャージ回路によるプリチャージ動作が行われていない前記第2の端子がフローティング状態となる、対応する前記ライト回路に供給され、前記ライト信号が非活性化状態である間、前記プリチャージ回路によるプリチャージ動作が行われることを特徴とする電気ヒューズ回路。
  2. 前記プリチャージ回路は、ドレインが前記キャパシタの前記第2の端子に接続され、ソースがプリチャージ電位に接続される第1の電界効果トランジスタを有することを特徴とする請求項記載の電気ヒューズ回路。
  3. さらに、前記第1の電界効果トランジスタのドレイン及び前記キャパシタの前記第2の端子間に接続される第2の電界効果トランジスタを有することを特徴とする請求項記載の電気ヒューズ回路。
  4. 前記ライト回路は、ライト信号に応じて、前記キャパシタの前記第1の端子に第1の電位を印加し、前記キャパシタの前記第2の端子に前記第1の電位より低い第2の電位を印加することにより、前記キャパシタの絶縁膜を破壊することを特徴とする請求項1記載の電気ヒューズ回路。
  5. 前記ライト回路は、ゲートがライト信号に接続され、ドレインが前記キャパシタの前記第2の端子に接続され、ソースが前記第2の電位に接続される第1の電界効果トランジスタを有することを特徴とする請求項1記載の電気ヒューズ回路。
  6. 請求項1記載の電気ヒューズ回路と、
    複数のメモリセルを含むノーマルメモリセルアレイと、
    前記ノーマルメモリセルアレイ内のメモリセルを置き換えるためのメモリセルを有する冗長メモリセルアレイとを有し、
    前記電気ヒューズ回路内のキャパシタは、前記ノーマルメモリセルアレイ内の前記置き換えするメモリセルのアドレスを記憶することを特徴とするメモリ装置。
  7. 前記電気ヒューズ回路、前記ノーマルメモリセルアレイ及び前記冗長メモリセルアレイが半導体メモリチップ内に設けられた請求項記載のメモリ装置が、パッケージ内に実装されていることを特徴とする電子部品。
  8. さらに、前記半導体メモリチップに対して前記ライト回路の動作を制御するメモリコントローラを有するチップが、前記半導体メモリチップと同一パッケージ内に実装されていることを特徴とする請求項記載の電子部品。
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