JP2002134620A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002134620A
JP2002134620A JP2000328533A JP2000328533A JP2002134620A JP 2002134620 A JP2002134620 A JP 2002134620A JP 2000328533 A JP2000328533 A JP 2000328533A JP 2000328533 A JP2000328533 A JP 2000328533A JP 2002134620 A JP2002134620 A JP 2002134620A
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JP2000328533A
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Hiroaki Tanizaki
弘晃 谷崎
Hideto Hidaka
秀人 日高
Tsukasa Oishi
司 大石
Shigeki Tomishima
茂樹 冨嶋
Hiroshi Kato
宏 加藤
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロー後に電流を遮断することが可能なアン
チヒューズプログラム回路を備える半導体装置を提供す
る。 【解決手段】 信号SAを活性化しノードN1を一旦L
レベルに設定した後に電位Vpgmを高電位に設定する
ことによりアンチヒューズ32が導通状態となる。ラッ
チ40が反転することにより、ノードN1の電位が電源
電位Vccとなるので、トランジスタ34が非導通状態
となり、アンチヒューズ32を流れる電流は遮断され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、特に不揮発的に情報を記憶させるヒューズ素子を含
む半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、メモリセルを行、列方向にア
レイ状に配置した半導体記憶装置は、複数の予備のメモ
リセル行、メモリセル列を備えている。欠陥によって不
良となったメモリセル、あるいはメモリセル行、列を予
備のメモリセル行またはメモリセル列で置換えて救済す
ることで、ウェハ上の良品チップ率を向上させる方式が
従来から採用されている。
【0003】この方式では、ウェハ検査によって検出し
た不良アドレスを予めチップ内に不揮発的に記憶させて
おき、使用時に入力される行、列アドレスを常にモニタ
し、不良アドレスが入力されたことを検出すると予備ラ
インと置換える内部回路が必要となる。
【0004】上記の内部回路として、たとえば、文献
「Journal of Solid State Circuit Vol. SC-18(198
3)pp441-446」に記載されているように、ポリシリコン
配線、アルミ配線などをレーザ光線で切断するアドレス
検出回路が広く用いられている。
【0005】図32は、従来のアドレス検出回路500
の構成を示した回路図である。図32を参照して、アド
レス検出回路500は、ノードN500に各々の一方端
が接続されるヒューズ素子502.0〜502.nと、
ヒューズ素子502.0〜502.nの他方端にそれぞ
れドレインが接続されゲートにアドレスADD<0>〜
ADD<n>を受けソースがすべて接地電位に結合され
たNチャネルMOSトランジスタ504.0〜504.
nを含む。
【0006】アドレス検出回路500は、さらに、電源
電位Vccが与えられるノードとノードN500との間
に並列的に接続されるPチャネルMOSトランジスタ5
06,508と、ノードN500に入力が接続され検出
信号MISを出力するインバータ510とを含む。
【0007】PチャネルMOSトランジスタ506のゲ
ートにはプリチャージ信号PGが与えられる。Pチャネ
ルMOSトランジスタ508のゲートは検出信号MIS
を受ける。
【0008】半導体記憶装置の予備列のデコーダ(以後
予備デコーダと称する)には、正論理のアドレスとその
反転アドレスである相補アドレスとがヒューズを介して
入力されており、不良メモリセルのアドレスに対応する
ヒューズをレーザ光線で切断することで、不良メモリセ
ルのアドレスを不揮発的に記憶させておく。
【0009】一方アドレス検出回路500では、入力さ
れたアドレスと不揮発的に記憶させた不良メモリセルに
対応するアドレスとが一致すると、不良列につながる正
規デコーダを不活性化させる検出信号MISを出力して
不良列と予備列とを置換するように作用する。
【0010】列が置換される場合を例として示したが、
不良行を予備行に置換する場合も同様な構成が採用され
る。
【0011】また、チップごとに特性が変化するアナロ
グ回路などをチューニングするためにもヒューズ素子が
用いられる。この場合にも、チップごとにチューニング
を行なって、歩留りを向上させることが可能となってい
る。
【0012】従来のヒューズ素子は、切断するために高
価なレーザカッターが必要であり、また、ヒューズ切断
の精度もよくないといった問題点があった。これらの問
題点を解決するために、近年アンチヒューズ素子が用い
られる。たとえば、米国特許第5631862号や、
「2000 IEEE International Solid-State Circuits Con
ference “WP 24.8 Antifuse EPROM Circuit for Field
Programmable DRAM”」には、アンチヒューズ素子を用
いる回路例が掲載されている。後者の文献に掲載された
回路について次に説明する。
【0013】図33はアンチヒューズプログラム回路5
20の構成を示した回路図である。図33を参照して、
アンチヒューズ526は、一方端に電位Vpgmを受
け、他方端はノードN502に接続される。アンチヒュ
ーズ526は、そのままでは、両電極間は非導通状態で
ある。電位Vpgmを高電位にすることにより、電極間
の絶縁物が破壊されると、アンチヒューズ526の電極
間に数KΩ程度の抵抗値を持つ導電型のパスが形成され
る。
【0014】電位Vpgmは、通常の動作モードでは、
電源電位Vccに保持されているが、アンチヒューズ5
26の電極間を導通状態に変化させる時(以下ブローと
いう)に電位Vpgmとして高電位が印加される。
【0015】信号SAは、アンチヒューズ526をブロ
ーするかしないかを選択するための信号である。読出を
行なう際には、プリチャージ信号PGをL(ロー)レベ
ルに一旦活性化しノードN501の電位を電源電位Vc
cにした後に信号SNLを活性化させるとアンチヒュー
ズ526がブローされているかされていないかを読出す
ことができる。読出されたデータはインバータ544,
546で構成されるラッチ回路でラッチされる。
【0016】図34は、図33に示したアンチヒューズ
プログラム回路520のヒューズブロー動作を説明する
ための動作波形図である。
【0017】図34を参照して、時刻t1において信号
PGがLレベルに活性化され、ノードN501の電位が
初期化される。
【0018】続いて、時刻t2において信号SAをH
(ハイ)レベルにし、ノードN501の電位をLレベル
に固定する。その後、電位Vpgmをアンチヒューズ5
26が絶縁破壊を起すような電位VBRに設定する。す
るとアンチヒューズ526がブローされる。
【0019】図35は、ヒューズブローを行なわない場
合の動作を説明するための動作波形図である。
【0020】図35を参照して、時刻t1〜t2におい
て信号PGがLレベルに活性化されノードN501の電
位が初期化される。
【0021】次に、時刻t2において信号SAはLレベ
ルのまま変化させない。この点が、ヒューズブローを行
なうために信号SAをHレベルに活性化した図34の場
合と異なる。
【0022】時刻t2では、電位Vpgmとして高電位
が印加される。しかし、ノードN501はいわゆるフロ
ーティングの状態であり、そのレベルはHレベルであ
る。PチャネルMOSトランジスタ528は、ゲートに
電源電位Vccが与えられているので、PチャネルMO
Sトランジスタ528のゲート−ソース間電圧Vgsは
0Vであり、PチャネルMOSトランジスタ528は非
導通状態である。したがって、ノードN502はフロー
ティング状態であり、電位Vpgmとして高電位を印加
しても、ノードN502の電位は容量カップリングで電
位が上昇し、電位Vpgmとほぼ同じ電位となる。この
ため、アンチヒューズ526の電極間にかかる電圧は、
ほぼ0Vに近い図35の電圧V5となるため、アンチヒ
ューズ526はブローされない。
【0023】以上のように、図34、図35で示した動
作を各アドレスに対応したアンチヒューズごとに行なう
ことで、アドレスのプログラムが可能となる。
【0024】次に、読出動作について説明する。図36
は、アンチヒューズプログラム回路520の読出動作を
説明するための動作波形図である。
【0025】図33、図36を参照して、初期状態とし
て電位Vpgmは電源電位Vccに設定され、信号SA
はLレベルとされる。
【0026】続いて時刻t1において信号PGによって
ノードN501の初期化が行われる。
【0027】時刻t2において信号PGがHレベルに非
活性化されてノードN501はフローティング状態のH
レベルとなる。
【0028】続いて時刻t3において、信号SNLがH
レベルに設定される。すると、アンチヒューズ526が
ブローされていなければ、ノードN501の電位はNチ
ャネルMOSトランジスタ530が導通することによっ
てLレベルとなる。
【0029】その後、時刻t4において、信号SNLが
Lレベルになると、ノードN504の電位はインバータ
544,546で構成されるラッチ回路によりラッチさ
れる。このラッチ回路から出力される信号Fを観測する
ことによって、入力されたアドレスとヒューズ素子にプ
ログラムされたアドレスを比較することができる。
【0030】次に、ヒューズがブローされている場合に
は、図36の時刻t3において、信号SNLがHレベル
になってもノードN501の電位はLレベルとならな
い。ノードN501の電位はNチャネルMOSトランジ
スタ530の導通時の抵抗値とブローされた後のアンチ
ヒューズ526の抵抗値,PチャネルMOSトランジス
タ528の抵抗値の比によって定まるが、NチャネルM
OSトランジスタ530の導通時の抵抗値を十分大きく
設定しておけばノードN501の電位はHレベルの状態
を保持できる。
【0031】次に、時刻t4において、信号SNLがL
レベルになると、ノードN501の電位はHレベルとな
り、信号Fを出力するラッチ回路によってラッチが行わ
れる。このラッチデータは、ブローが行われていない場
合と同様に、入力アドレス判定信号として用いられる。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アンチヒューズ回路520では、図34の時刻t2以降
においてアンチヒューズ526が絶縁破壊された場合
に、その後においても高電位となった電位Vpgmが与
えられるノードから、アンチヒューズ526、トランジ
スタ528,530を介して、接地ノードに向けて電流
が流れ続ける。この電流により、電位Vpgmが低下し
てしまうことが考えられる。同時に何個かのアンチヒュ
ーズをブローする場合には、電位Vpgmが低下してし
まうと、1つのアンチヒューズがブローされた後に他の
アンチヒューズのブローが困難となる可能性がある。
【0033】また、ブローが完全に行なわれなかったア
ンチヒューズ526が存在すれば、その抵抗値がNチャ
ネルMOSトランジスタ530の抵抗値よりも大きくな
ってしまい、ノードN501の電位がLレベル側に引張
られ、読出誤動作を起す可能性もある。
【0034】本発明の目的は、アンチヒューズを確実に
切断し、不良メモリセルのアドレスを安定してプログラ
ムでき、かつ、読出動作も安定した動作が実現可能なア
ンチヒューズプログラム回路を備えた半導体装置を提供
することである。
【0035】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、一方端と他方端がそれぞれ第1のノードと第2
のノードに接続され、一方端と他方端との間に所定の値
を超える電圧を印加することにより、一方端と他方端と
の間に導電性の経路が形成されるアンチヒューズと、第
2のノードと第3のノードとの間に流れる電流を第3の
ノードの電位に応じて制限する電流制限回路と、第3の
ノードの電位を保持するためのラッチ回路と、第3のノ
ードの電位に初期電位を与える初期化回路とを備える。
【0036】請求項2に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成において、初期化回路は、第
3のノードの電位を第1の電源電位と第2の電源電位の
いずれか一方の電位に設定し、ラッチ回路は、初期化回
路が非活性化された後に第3のノードの設定を保持し、
電流制限回路は、3のノードの電位が、一方端にブロー
電位が印加されアンチヒューズに導電パスが形成された
ことに応じて第2の電源電位から第1の電源電位に変化
すると、第2のノードと第3のノードとの間に流れる電
流を遮断する。
【0037】請求項3に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体装置の構成に加えて、電流制限回路は、
第2のノードと第3のノードとの間に接続され、ゲート
に第1の電源電位を受ける電界効果型トランジスタを含
む。
【0038】請求項4に記載の半導体装置は、請求項3
に記載の半導体装置の構成において、第1の電源電位
は、第2の電源電位より高い電源電位であり、ブロー電
位は、第1の電源電位よりも高い電位であり、電界効果
型トランジスタは、NチャネルMOSトランジスタであ
る。
【0039】請求項5に記載の半導体装置は、請求項3
に記載の半導体装置の構成において、第1の電源電位
は、第2の電源電位より低い電源電位であり、ブロー電
位は、第1の電源電位よりも低い電位であり、電界効果
型トランジスタは、PチャネルMOSトランジスタであ
る。
【0040】請求項6に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体装置の構成において、初期化回路は、ア
ンチヒューズをブローするために選択するときは、第3
のノードの電位を第2の電源電位に設定し、アンチヒュ
ーズを非選択にするときは、第3のノードの電位を第1
の電源電位に設定する。
【0041】請求項7に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体装置の構成に加えて、初期化回路は、プ
リチャージ信号に応じて活性化し、第3のノードを第1
の電源電位と結合する第1のMOSトランジスタと、ブ
ロー選択信号に応じて活性化し、第3のノードを第2の
電源電位と結合する第2のMOSトランジスタとを含
む。
【0042】請求項8に記載の半導体装置は、請求項7
に記載の半導体装置の構成に加えて、電流制限回路は、
第2のノードと第3のノードとの間に接続され、ゲート
に第1の電源電位を受け、第1、第2のMOSトランジ
スタのゲート酸化膜よりも厚いゲート酸化膜を有する第
3のMOSトランジスタを含む。
【0043】請求項9に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、ラッチ回路は、第
3のノードが入力に接続される第1のインバータと、第
1のインバータの出力を受けて第3のノードに帰還させ
る第2のインバータとを含む。
【0044】請求項10に記載の半導体装置は、請求項
9に記載の半導体装置の構成に加えて、第2のインバー
タは、第1の電源電位が与えられるノードと第2の電源
電位が与えられるノードを結ぶ経路上に直列に接続され
る第1導電型の第1のMOSトランジスタおよび第2導
電型の第2のMOSトランジスタを含み、第1、第2の
MOSトランジスタのゲートは、共に第1のインバータ
の出力を受ける。
【0045】請求項11に記載の半導体装置は、請求項
9に記載の半導体装置の構成に加えて、第2のインバー
タは、第1の電源電位が与えられるノードと第2の電源
電位が与えられるノードを結ぶ経路上に直列に接続され
る第1導電型の第1のMOSトランジスタおよび第2導
電型の第2、第3のMOSトランジスタを含み、第1〜
第3のMOSトランジスタのゲートは、共に第1のイン
バータの出力を受ける。
【0046】請求項12に記載の半導体装置は、請求項
9に記載の半導体装置の構成に加えて、第2のインバー
タは、第1の電源電位が与えられるノードと第2の電源
電位が与えられるノードを結ぶ経路上に直列に接続され
る第1導電型の第1のMOSトランジスタ、第2導電型
の第2のMOSトランジスタおよび抵抗素子を含み、第
1〜第3のMOSトランジスタのゲートは、共に第1の
インバータの出力を受ける。
【0047】請求項13に記載の半導体装置は、請求項
9に記載の半導体装置の構成において、第2のインバー
タは、アンチヒューズの状態を読出す読出信号に応じて
非活性化し、第3のノードの電位が確定すると第1のイ
ンバータの出力を受けて第3のノードに帰還させる。
【0048】請求項14に記載の半導体装置は、請求項
13に記載の半導体装置の構成に加えて、第2のインバ
ータは、第1の電源電位が与えられるノードと第2の電
源電位が与えられるノードを結ぶ経路上に直列に接続さ
れる第1導電型の第1のMOSトランジスタおよび第2
導電型の第2、第3のMOSトランジスタを含み、第
1、第2のMOSトランジスタのゲートは、共に第1の
インバータの出力を受け、第3のMOSトランジスタの
ゲートは、読出信号を受ける。
【0049】請求項15に記載の半導体装置は、請求項
1に記載の半導体装置の構成に加えて、外部から一方端
にブロー電位を与えるための第1のパッドと、ラッチ回
路の出力を外部から観測するための第2のパッドとをさ
らに備える。
【0050】請求項16に記載の半導体装置は、複数の
アンチヒューズプログラム回路を備え、各アンチヒュー
ズプログラム回路は、一方端と他方端がそれぞれ第1の
ノードと第2のノードに接続され、一方端と他方端との
間に所定の値を超える電圧を印加することにより、一方
端と他方端との間に導電性の経路が形成されるアンチヒ
ューズと、第2のノードと第3のノードとの間に流れる
電流を第3のノードの電位に応じて制限する電流制限回
路と、第3のノードの電位を保持し、第3のノードの電
位に応じた出力信号を出力するラッチ回路と、第3のノ
ードの電位に初期電位を与える初期化回路とを含み、複
数のアンチヒューズプログラム回路の出力を受けるゲー
ト回路と、外部から一方端にブロー電位を与えるための
第1のパッドと、ゲート回路の出力を外部から観測する
ための第2のパッドとをさらに備える。
【0051】請求項17に記載の半導体装置は、一方端
と他方端との間に所定の値を超える電圧を印加すること
により一方端と他方端との間に導電性の経路が形成され
るアンチヒューズを備え、アンチヒューズは、一方端と
電気的に結合され、半導体基板に形成される第1導電型
のウエル領域と、一方端と電気的に結合され、ウエル領
域の内部に形成される第1、第2の不純物領域と、第1
の不純物領域と第2の不純物領域の間の領域の上部に形
成される絶縁膜と、他方端と電気的に結合され、絶縁膜
の上部に形成される導電性の電極層とを含む。
【0052】請求項18に記載の半導体装置は、請求項
17に記載の半導体装置の構成において、第1、第2の
不純物領域は、第1導電型と異なる第2導電型である。
【0053】請求項19に記載の半導体装置は、請求項
18に記載の半導体装置の構成において、アンチヒュー
ズは、第1、第2の不純物領域に空乏層が拡大しない向
きに、ブロー時に一方端の電位に対し他方端の電位が設
定される。
【0054】請求項20に記載の半導体装置は、請求項
17に記載の半導体装置の構成において、第1、第2の
不純物領域は、第1導電型である。
【0055】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0056】図1は、実施の形態1に係る半導体装置1
の構成を示したブロック図である。 [実施の形態1]図1を参照して、この半導体装置1
は、外部から与えられる信号/RAS、/CASに基づ
いて所定の動作モードを選択し半導体装置1全体を制御
するクロック信号を発生するクロック発生回路12と、
外部から与えられるアドレス信号A0〜An(nは1以
上の整数)に基づいて行アドレス信号RA0〜RAnお
よび列アドレス信号CA0〜CAnを生成する行および
列アドレスバッファ2と、行アドレス信号RA0〜RA
nに応答してデコード処理を行なう行デコーダ3と、列
アドレス信号CA0〜CAnに応答してデコード処理を
行なう列デコーダ4とを含む。
【0057】半導体装置1は、さらに、外部から与えら
れる信号/Wとクロック発生回路12との出力に応じて
制御信号を出力するゲート回路13と、ゲート回路13
の出力信号に従ってデータ端子DQ1〜DQm(mは正
の整数)から入力データを受けてデータバスIOPに伝
達する入力バッファ10と、ゲート回路13の出力信号
と外部から与えられる信号/OEに応じてデータバスI
OPのデータをデータ端子DQ1〜DQmに出力する出
力バッファ11と、列デコーダ4および行デコーダ3に
より行および列を指定され、データバスIOPに対して
データ授受を行なうメモリマット6とを含む。
【0058】メモリマット6は、行列状に配列されそれ
ぞれが1ビットのデータを記憶する複数のメモリセルを
含むメモリアレイ7と、行デコーダ3および列デコーダ
4によって指定されたアドレスのメモリセルをデータバ
スIOPの一端に接続するセンスアンプ+入出力制御回
路9とを含む。
【0059】メモリアレイ7は、不良メモリセルが発見
された場合にその不良メモリセルと置換するための冗長
メモリセルを有する冗長メモリアレイを含む。対応し
て、列デコーダ4は冗長メモリアレイを指定するための
冗長列デコーダ5を含む。
【0060】半導体装置1は、さらに、信号/RASに
応じて待機状態が解除され、列デコーダによってプリデ
コードされたアドレス信号をうけてその内部に設定され
た不良メモリセルのアドレスと入力アドレスとが一致し
たときに冗長列デコーダを活性化し列デコーダの出力を
不活性化するアドレス検出回路14を含む。
【0061】このアドレス検出回路14において不良メ
モリセルのアドレスを設定するためにヒューズを含む回
路が用いられる。
【0062】尚、図1では、半導体装置の例としてダイ
ナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)の構成を
説明したが、本発明はDRAM以外にも内部の冗長置換
等の状態設定を行なう必要のある半導体装置であれば他
の半導体記憶装置にも用いることができる。
【0063】さらに、半導体装置は半導体記憶装置に限
定されるものではなく、たとえばヒューズ素子によって
チューニングされるA/Dコンバータなどのアナログ回
路や、他の半導体装置などでも本発明は適用が可能であ
る。
【0064】図2は、図1におけるアドレス検出回路1
4の構成を示した回路図である。図2を参照して、アド
レス検出回路14は、アドレス信号ADD<0>〜AD
D<n>をそれぞれ受けるアンチヒューズプログラム回
路20.0〜20.nと、アンチヒューズプログラム回
路20.0〜20.nの出力をそれぞれゲートに受ける
NチャネルMOSトランジスタ22.0〜22.nとを
含む。
【0065】アンチヒューズプログラム回路20.0〜
20.nにはヒューズブローに用いられる電位Vpgm
が共通して与えられている。NチャネルMOSトランジ
スタ22.0〜22.nはノードN100と接地ノード
との間に並列に接続される。各アンチヒューズプログラ
ム回路の入力信号SAとしては、対応するアドレス信号
ADDが与えられる。
【0066】アドレス検出回路14は、さらに、電源電
位Vccが与えられるノードとノードN100との間に
並列に接続されるPチャネルMOSトランジスタ24,
26と、ノードN100の電位を受けて検出信号MIS
を出力するインバータ28とを含む。PチャネルMOS
トランジスタ24はゲートにプリチャージ信号PGを受
け活性化されるとノードN100の電位をHレベルに設
定する。アンチヒューズプログラム回路20.0〜2
0.nのいずれかに含まれるアンチヒューズがブローさ
れていると、NチャネルMOSトランジスタ22.0〜
22.nのいずれかがアドレス信号ADD<0>〜AD
D<n>の入力に応じて導通しノードN100の電位を
Lレベルに引下げるので検出信号MISがHレベルとな
る。PチャネルMOSトランジスタ26は、Nチャネル
MOSトランジスタ22.0〜22.nがいずれも導通
しなかった場合にノードN100の電位がLレベルに低
下しないように設けられ、そのゲートには、信号MIS
が与えられる。
【0067】図3は、図2におけるアンチヒューズプロ
グラム回路20.0の構成を示した回路図である。
【0068】なお、図2のアンチヒューズプログラム回
路20.1〜20.nも同様な構成を示しているので説
明は繰返さない。
【0069】図3を参照して、アンチヒューズプログラ
ム回路20.0は、電位Vpgmが与えられるノードと
ノードN2との間に接続されるアンチヒューズ32と、
ノードN2とノードN1との間に接続されゲートに電源
電位Vccを受けるNチャネルMOSトランジスタ34
と、ノードN1の電位を所定値に設定する初期化回路3
5と、ノードN1の電位をラッチして信号OUTを出力
するラッチ回路40とを含む。
【0070】初期化回路35は、電源電位Vccが与え
られるノードとノードN1との間に接続されゲートに信
号PGを受けるPチャネルMOSトランジスタ36と、
ノードN1と接地ノードとの間に接続されゲートに信号
SAを受けるNチャネルMOSトランジスタ38とを含
む。
【0071】ラッチ回路40は、ノードN1が入力に接
続され信号OUTを出力するインバータ46と、電源電
位Vccが与えられるノードとノードN1との間に接続
されゲートに信号OUTを受けるPチャネルMOSトラ
ンジスタ42と、ノードN1と接地ノードとの間に接続
されゲートに信号OUTを受けるNチャネルMOSトラ
ンジスタ44とを含む。
【0072】図4は、アンチヒューズプログラム回路2
0.0のヒューズブロー動作を説明するための動作波形
図である。
【0073】図3、図4を参照して、時刻t1において
信号PGがLレベルに活性化される。応じてPチャネル
MOSトランジスタ36が導通状態となり、ラッチ回路
40の初期化が行なわれノードN1はHレベルとなる。
【0074】続いて、時刻t2において、信号PGがL
レベルに非活性化され、その後信号SAがHレベルに活
性化される。応じてノードN1がLレベルに設定され、
ラッチ回路40はこの値を保持する。ラッチ回路40が
ノードN1の電位を保持すると、信号SAがLレベルに
非活性化される。
【0075】続いて、時刻t3において、電位Vpgm
を高電位VCCHに設定する。すると、ノードN1がL
レベルであるので、NチャネルMOSトランジスタ34
が導通状態となり、ノードN2の電位もLレベルとな
る。そして、アンチヒューズ32の電極間には絶縁破壊
電圧である電位差VBが印加されることになる。する
と、高電圧が両電極間に印加されたアンチヒューズは、
電極間に耐圧よりも高い電圧がかかっているため絶縁破
壊が起こり、電極間に導電性のパスが形成される。
【0076】時刻t4において、アンチヒューズ32の
電極間に導電性のパスが形成されると、ノードN1の電
位は徐々に上昇しインバータ46のしきい値電圧を超え
るとラッチ回路40の保持値が反転する。
【0077】ラッチ回路40の保持値が反転し、ノード
N1の電位がHレベルになると、NチャネルMOSトラ
ンジスタ34のゲート電位とノードN1の電位が等しく
なるので、NチャネルMOSトランジスタ34のゲート
ソース間電圧が0Vとなる。したがってNチャネルMO
Sトランジスタ34はラッチ回路40の保持値が反転す
ることにより導通状態から非導通状態に変化する。
【0078】NチャネルMOSトランジスタ34が非導
通状態に変化することにより、アンチヒューズ32がブ
ローされた後には、アンチヒューズ32の導電性のパス
には電位Vpgmが与えられるノードから接地ノードに
向けて流れていた電流が流れなくなる。
【0079】このとき、ラッチ回路40の保持値が反転
するためには、アンチヒューズ32の導通後の抵抗値と
NチャネルMOSトランジスタ34の導通時の抵抗値の
和をNチャネルMOSトランジスタ44の導通時の抵抗
値よりも小さくしておく必要がある。
【0080】また、このラッチ回路40の出力の反転を
確認するまでヒューズブロー動作を続けることにより、
ヒューズブロー時のアンチヒューズの抵抗管理ができ、
たとえば、アンチヒューズ32のブローが不完全で読出
時に誤動作が起こることを防止することができる。
【0081】したがってアンチヒューズのブローの品質
を向上させることができる。図5は、図3のアンチヒュ
ーズ32をブローしない場合の動作を説明するための動
作波形図である。
【0082】図3、図5を参照して、時刻t1におい
て、信号PGをLレベルに設定し、ラッチ回路40を初
期化する。
【0083】続いて時刻t2において、信号PGをHレ
ベルに非活性化する。これにより、ノードN1の電位が
Hレベルに保持される。
【0084】続いて、時刻t3において、電位Vpgm
を高電位VCCHに設定する。しかし、ノードN1の電
位がHレベルであるため、ゲートが電源電位Vccに結
合されているNチャネルMOSトランジスタ34のゲー
ト−ソース間電圧Vgsは0Vである。したがって、N
チャネルMOSトランジスタ34は非導通状態となり、
ノードN2の電位は、電位Vpgmを高電位VCCHに
設定すると同時に容量カップリングにより高電位VCC
Hの付近まで上昇する。つまり、アンチヒューズ32の
電極間の電位差はほぼ0Vとなるので、アンチヒューズ
は絶縁破壊されることがない。
【0085】図6は、アンチヒューズプログラム回路2
0.0の読出動作について説明するための動作波形図で
ある。
【0086】図3、図6を参照して、まず、読出動作の
初期状態においては、電位Vpgmは電源電位Vccに
等しく設定され、また信号PGはHレベルに設定され
る。
【0087】続いて、時刻t1〜t2の間信号SAをH
レベルにすると、ラッチ回路40が初期化される。この
とき、ノードN1の電位はLレベルである。
【0088】時刻t2において信号SAがLレベルに設
定されると、アンチヒューズ32がブローされていなけ
ればノードN1の電位はLレベルに保持される。
【0089】一方、アンチヒューズ32がブローされて
いると、NチャネルMOSトランジスタ34は、当初そ
のゲートがHレベルでありソースがLレベルであるので
導通状態になり、導通状態となったアンチヒューズ32
およびNチャネルMOSトランジスタ34を介してノー
ドN1には充電電流が流れることになる。そして、ノー
ドN1の電位が上昇しインバータ46のしきい値電圧を
超えるとラッチ回路40の保持値が反転しノードN1の
電位はHレベルで保持される。ノードN1の電位がHレ
ベルになるとNチャネルMOSトランジスタ34のゲー
トソース間電圧Vgsは0VとなりNチャネルMOSト
ランジスタ34は非導通状態となる。
【0090】以上説明したように、信号SAを一旦Hレ
ベルに活性化し、その後非活性化させた後の出力信号O
UTを観測することにより、アンチヒューズ32がブロ
ーされているかされていないかを観測することができ
る。このラッチ回路の出力によって半導体記憶装置の不
良メモリセルのアドレス判定やアナログ回路の回路チュ
ーニングなどをプログラムすることができる。
【0091】図3に示したアンチヒューズプログラム回
路20.0を用いれば、ヒューズブローされた後のアン
チヒューズには電流が流れないので、電位Vpgmが低
下することはない。そのために誤動作の防止やヒューズ
ブローの品質を向上させることが可能となる。
【0092】[実施の形態2]図7は、実施の形態2に
おいて用いられるアンチヒューズプログラム回路50.
0の構成を示した回路図である。
【0093】図7を参照して、アンチヒューズプログラ
ム回路50.0は、図3で示したアンチヒューズプログ
ラム回路20.0の構成においてラッチ回路40に代え
てラッチ回路51を含む点が、アンチヒューズプログラ
ム回路20.0と構成が異なる。
【0094】ラッチ回路51は、ノードN1が入力に接
続され出力信号OUTを出力するインバータ56と、出
力信号OUTをゲートに受け電源電位Vccが与えられ
るノードとノードN1との間に接続されるPチャネルM
OSトランジスタ52と、ノードN1と接地ノードとの
間に直列に接続されともにゲートに出力信号OUTを受
けるNチャネルMOSトランジスタ54,55とを含
む。
【0095】図3で示したラッチ回路40とラッチ回路
51との違いは、図3のNチャネルMOSトランジスタ
44のソースと接地ノードとの間にさらにNチャネルM
OSトランジスタを直列に挿入してノードN1と接地ノ
ードとの間の抵抗値を大きくし、ブロー後のアンチヒュ
ーズ32の抵抗値が大きい場合でもラッチ回路の反転が
容易となるようにしている点である。このような構成と
することにより、ブロー後のアンチヒューズの抵抗値を
大きく設定した場合でも、ラッチ回路51の保持値が容
易に反転するため、実施の形態1の場合と同様に電位V
pgmの低下を防ぐことができる。
【0096】[実施の形態3]図8は、実施の形態3に
おいて用いられるアンチヒューズプログラム回路60.
0の構成を示した回路図である。
【0097】図8を参照して、アントヒューズプログラ
ム回路60.0は、図7に示したアンチヒューズプログ
ラム回路50.0の構成においてラッチ回路51に代え
てラッチ回路61を含む。
【0098】ラッチ回路61は、図7におけるラッチ回
路51の構成においてNチャネルMOSトランジスタ5
5に代えてNチャネルMOSトランジスタ54のソース
と接地ノードとの間に接続される抵抗素子65を含む。
この点でラッチ回路61はラッチ回路51と異なる。
【0099】他の構成は図7に示したアンチヒューズプ
ログラム回路50.0と同様であり、説明は繰返さな
い。
【0100】図8に示すように、抵抗65を入れること
により、ブロー後のアンチヒューズ32の抵抗値を大き
く設定した場合でもラッチ反転が容易となり、ヒューズ
ブロー後にはアンチヒューズに電流を流さないことがで
きるため、電位Vpgmの低下を防止することができ
る。
【0101】[実施の形態4]実施の形態1では、アン
チヒューズをブローするときに、図3のNチャネルMO
Sトランジスタ34のゲートソース間の電圧Vgsが大
きくなる。たとえば、図7の時刻t4においてヒューズ
がブローされたときに、ノードN2の電位は高電位VC
CHまで上昇する。このときには、ノードN2とNチャ
ネルMOSトランジスタ34のゲートの間には電位差V
CCH−Vccが印加される。この場合にブロー電圧で
ある高電位VCCHを大きくすると、ますますNチャネ
ルMOSトランジスタ34のゲートソース間の電位差が
大きくなる。したがってブロー時の高電位VCCHをあ
まり大きくすることができなかった。
【0102】図9は、実施の形態4で用いられるアンチ
ヒューズプログラム回路70.0の構成を示した回路図
である。
【0103】図9を参照して、アンチヒューズプログラ
ム回路70.0は、図3に示したアンチヒューズプログ
ラム回路20.0の構成において、NチャネルMOSト
ランジスタ34に代えてゲート耐圧の大きいNチャネル
MOSトランジスタ74を含む点がアンチヒューズプロ
グラム回路20.0と異なる。他の構成はアンチヒュー
ズプログラム回路20.0と同様であり説明は繰返さな
い。
【0104】ゲート耐圧の大きいNチャネルMOSトラ
ンジスタ74をもちいる構成とすることにより、電位V
CCHを大きくすることが可能となる。電位VCCHを
大きくすると、アンチヒューズの絶縁破壊が容易にな
る。また、図5において、時刻t3においても同程度の
高電圧がNチャネルMOSトランジスタ34に印加され
るが、NチャネルMOSトランジスタ74は耐圧が高い
ので破壊されない。
【0105】たとえば、ゲート耐圧を大きくする方法と
しては、ゲート酸化膜の膜厚Toxを厚くし、ゲートソ
ース間電圧Vgsが大きくなったな場合でもトランジス
タの破壊が起こりにくくする方法がある。
【0106】以上説明したように、実施の形態3では、
ブロー時に印加する高電圧VCCHを大きくすると破壊
するおそれがあるトランジスタに高耐圧トランジスタを
使用することにより、ヒューズをブローするための電圧
を大きくできるので、ヒューズの絶縁膜破壊を容易に実
施することができる。
【0107】[実施の形態5]実施の形態5では、アン
チヒューズプログラム回路の読出時の信頼性を向上する
構成について説明する。
【0108】図10は、実施の形態5において用いられ
るアンチヒューズプログラム回路80.0の構成を示し
た回路図である。
【0109】図10を参照して、アンチヒューズプログ
ラム回路80.0は、図3で示したアンチヒューズプロ
グラム回路20.0の構成において、ラッチ回路40に
代えてラッチ回路81を含む。ラッチ回路81は、ノー
ドN1が入力に接続され出力信号OUTを出力するイン
バータ88と、電源電位Vccが与えられるノードとノ
ードN1との間に接続されゲートに出力信号OUTを受
けるPチャネルMOSトランジスタ82と、ノードN1
と接地ノードとの間に直列に接続されるNチャネルMO
Sトランジスタ84,86とを含む。NチャネルMOS
トランジスタ84のゲートは、信号OUTを受ける。ま
た、NチャネルMOSトランジスタ86のゲートは、読
出時にHレベルに活性化される信号RDを受ける。
【0110】他の部分の構成は、図3に示したアンチヒ
ューズプログラム回路20.0と同様であるので説明は
繰返さない。
【0111】図11は、図10に示したアンチヒューズ
プログラム回路80.0の読出動作を説明するための動
作波形図である。
【0112】図10、図11を参照して、読出時の初期
状態においては、電位Vpgmは電源電位Vccに設定
される。また、信号PGはHレベルに設定される。
【0113】時刻t1〜t2では、信号SAがHレベル
に設定される。同時に、時刻t1において信号RDがL
レベルに設定される。信号RDをLレベルにすると、ノ
ードN1は、NチャネルMOSトランジスタ84が導通
状態となっても接地ノードに接続されなくなる。
【0114】時刻t2において、信号SAがLレベルに
なると、ノードN1はフローティング状態になる。この
とき、アンチヒューズ32がブローされている場合に
は、アンチヒューズ32,NチャネルMOSトランジス
タ34を介して電流が供給されるため、ノードN1はH
レベルに充電される。ノードN1の電位がある程度Hレ
ベル近くまで充電されると、インバータ88の論理しき
い値を超えるため、時刻t3において出力信号OUTが
Lレベルになり、PチャネルMOSトランジスタ82が
導通状態となり、ノードN1の電位がラッチされる。
【0115】時刻t4では、信号RDがHレベルにな
り、完全なラッチ状態となる。一方、ヒューズがブロー
されていない場合には、時刻t1において、ノードN1
の電位はLレベルである。
【0116】続いて、時刻t2において、信号SAがL
レベルに設定されるので、ノードN1はフローティング
状態となる。
【0117】しかし、アンチヒューズ32がブローされ
ていないと、ノードN1はフローティング状態に維持さ
れる。
【0118】時刻t4において、信号RDがHレベルに
設定されると、NチャネルMOSトランジスタ84,8
6が導通状態となり、ノードN1のレベルはLレベルに
保持される。
【0119】以上説明したように、アンチヒューズ32
がブローされているかされていないかを読出す場合に、
ラッチ回路の基幹部の一部を非活性化しノードN1がフ
ローティング状態になっているままで読出を行なうた
め、ブロー後の抵抗値を大きく設定した場合や、ブロー
後のアンチヒューズの抵抗値が経時変化で大きくなった
場合においても、信号OUTを正確に出力することが可
能となる。
【0120】なお、ブロー動作を行なう場合には、信号
RDをHレベルに設定する。そして、実施の形態1で説
明した場合と同様な方法でブロー動作を行なう。
【0121】[実施の形態6]実施の形態5では、アン
チヒューズプログラム回路の読出動作の信頼性を向上す
ることを目的としたが、実施の形態6も同様に読出動作
の信頼性を向上させることを目的とする。
【0122】図12は、実施の形態6で用いられるアン
チヒューズプログラム回路90.0の構成を示した回路
図である。
【0123】図12を参照して、アンチヒューズプログ
ラム回路90.0は、図3で示したアンチヒューズプロ
グラム回路20.0の構成においてラッチ回路40に代
えてラッチ回路91を含む。
【0124】ラッチ回路91は、ノードN1が入力に接
続されて出力信号OUTを出力するインバータ98と、
電源電位Vccが与えられるノードとノードN1との間
に直列に接続されるPチャネルMOSトランジスタ10
0,92と、ノードN1と接地ノードとの間に直列に接
続されるNチャネルMOSトランジスタ94,96とを
含む。
【0125】PチャネルMOSトランジスタ92,Nチ
ャネルMOSトランジスタ94は、ともにゲート信号O
UTを受ける。NチャネルMOSトランジスタ96はゲ
ートに信号RDを受ける。またPチャネルMOSトラン
ジスタ100は、ゲートに信号RDと相補な信号/RD
を受ける。
【0126】読出動作においては、まず信号SAを活性
化しノードN1をLレベルに設定する。同時に信号R
D,/RDによってNチャネルMOSトランジスタ9
6,PチャネルMOSトランジスタ100を双方とも非
導通状態としノードN1をフローティング状態にする。
【0127】ノードN1をフローティング状態に設定す
ると、アンチヒューズ32がブローされている場合に
は、ノードN1はHレベルとなり、アンチヒューズ32
がブローされていない場合には、ノードN1はLレベル
に保持される。
【0128】ノードN1の電位が確定すると信号RDを
Hレベルに活性化しノードN1の電位をラッチ回路91
によってラッチすれば読出動作は完了する。読出された
データに応じた出力信号OUTは冗長判定用あるいは回
路チューニング用のデータとして用いられる。
【0129】以上説明したように、実施の形態6におい
ては、読出時にノードN1をフローティング状態にする
ことにより、アンチヒューズを導通させたときの抵抗値
が大きく設定した場合や、アンチヒューズの導通後の抵
抗が経時変化で大きくなってしまう場合においてもアン
チヒューズの状態を正確に読出すことが可能となる。
【0130】[実施の形態7]実施の形態1では、アン
チヒューズに正電圧を印加してブローしたが、実施の形
態7ではアンチヒューズに負電圧を印加してブローする
ための回路構成を示す。
【0131】図13は、実施の形態7で用いられるアン
チヒューズプログラム回路100.0の構成を示した回
路図である。
【0132】図13を参照して、アンチヒューズプログ
ラム回路100.0は、ノードN10の電位を設定する
初期化回路105と、電位Vpgmが与えられるノード
とノードN11との間に接続されるアンチヒューズ10
2と、ノードN11とノードN10との間に接続されゲ
ートが接地ノードに接続されるPチャネルMOSトラン
ジスタ104と、ノードN10の電位をラッチし出力信
号OUTを出力するラッチ回路110とを含む。
【0133】初期化回路105は、電源電位Vccが与
えられるノードとノードN10との間に接続されゲート
に信号/SAを受けるPチャネルMOSトランジスタ1
08と、ノードN10と接地ノードとの間に接続されゲ
ートに信号/PGを受けるNチャネルMOSトランジス
タ106とを含む。
【0134】ラッチ回路110は、ノードN10が入力
に接続され出力信号OUTを出力するインバータ116
と、電源電位Vccが与えられるノードとノードN10
との間に接続されゲートに出力信号OUTを受けるPチ
ャネルMOSトランジスタ112と、ノードN10と接
地ノードとの間に接続されゲートに出力信号OUTを受
けるNチャネルMOSトランジスタ114とを含む。
【0135】図14は、ヒューズブロー動作を説明する
ための動作波形図である。図13、図14を参照して、
時刻t1〜t2において信号/PGをHレベルに設定す
る。応じて、ラッチ回路の入力ノードであるノードN1
0がLレベルに設定される。
【0136】続いて時刻t2において信号/SAをLレ
ベルに設定し、ノードN10をHレベルに変化させこの
値をラッチ回路110でラッチする。
【0137】続いて時刻t3において、電位Vpgmを
負の高電位−VCCHに設定する。すると、アンチヒュ
ーズ102の電極間には電位差VCC+VCCHが与え
られ、アンチヒューズの絶縁が破壊され導電性のパスが
形成される。
【0138】アンチヒューズに導電性のパスが形成され
ると、ノードN10がLレベルとなり、PチャネルMO
Sトランジスタ104のゲート−ソース間電圧Vgsが
0Vになるため、PチャネルMOSトランジスタ104
は非導通状態となる。したがって、アンチヒューズ10
2がブローされた後には、PチャネルMOSトランジス
タ104が非導通状態となるため、アンチヒューズ10
2に電流が流れなくなる。
【0139】図15は、ヒューズブローを行なわない場
合の動作を説明するための動作波形図である。
【0140】図13、図15を参照して、時刻t1〜t
2において信号/PGをHレベルに設定する。応じて、
ラッチ回路の入力ノードN10が、Lレベルに固定され
る。
【0141】次に時刻t3において、電位Vpgmとし
て負の高電圧−VCCHを与えるが、PチャネルMOS
トランジスタ104はゲートソース間電圧Vgsが0V
であるため非導通状態となっている。このため、ノード
N11は容量カップリングで電位Vpgmとほぼ同じ電
圧のままシフトするので、アンチヒューズ102はブロ
ーされない。
【0142】図16は、読出動作について説明するため
の動作波形図である。図13、図16を参照して、初期
状態において電位Vpgmとして0Vを与え、信号/P
G2としてLレベルを与える。
【0143】時刻t1〜t2の間に信号/SAをLレベ
ルに設定する。これにより、ラッチ回路110の入力ノ
ードN1はH状態に保持される。
【0144】アンチヒューズ102がブローされておら
ず短絡していない場合にはこの状態は変化しない。一
方、アンチヒューズ102がブローされている場合に
は、電位Vpgmが0Vであるため、ノードN10の電
位はLレベルに変化しようとする。
【0145】インバータ116の入力であるノードN1
0の電位が論理しきい値電圧を超えると、ラッチ回路1
10の保持値が反転し、その後、ノードN10の電位は
Hレベルに保持される。出力信号OUTの状態を判別す
ることにより、半導体記憶装置の冗長判定回路のアドレ
ス判定やアナログ回路におけるチューニングなどを行な
うことが可能となる。
【0146】以上説明したように、実施の形態7におい
ても、アンチヒューズがブローされた後にアンチヒュー
ズを流れる電流を遮断することができるので、電位Vp
gmの低下を招くことがなく、ヒューズブロー動作の信
頼性を高めることができる。
【0147】[実施の形態8]実施の形態7では、アン
チヒューズのブロー動作時には、図13のPチャネルM
OSトランジスタ104のゲートドレイン間電圧Vgd
が大きくなる。
【0148】たとえば図14では、時刻t4においてア
ンチヒューズ102がブローされたときに、ノードN1
1の電位は−VCCHまで下がる。このときに、ノード
N11とPチャネルMOSトランジスタ104のゲート
との間には、−VCCHの電位差がかかる。ブロー電圧
である−VCCHを大きくすると、ますますPチャネル
MOSトランジスタ104のゲートドレイン間電圧Vg
dは大きくなってしまう。
【0149】図17は、実施の形態8で用いられるアン
チヒューズプログラム回路110.0の構成を示した回
路図である。
【0150】図17を参照して、アンチヒューズプログ
ラム回路110.0は、図13で示したアンチヒューズ
プログラム回路100.0の構成において、Pチャネル
MOSトランジスタ104に代えてPチャネルMOSト
ランジスタ114を含む。PチャネルMOSトランジス
タ114は、図13におけるPチャネルMOSトランジ
スタ114よりもゲート耐圧の大きいトランジスタであ
る。たとえば、ゲート耐圧を大きくする方法としては、
ゲート酸化膜圧Toxを大きくする方法がある。
【0151】また、図15においては、時刻t3におい
て、同程度の電圧が時刻t3においてPチャネルMOS
トランジスタ104に印加される。この場合においても
PチャネルMOSトランジスタ114に変更することで
破壊を防ぐことができる。以上のような構成とすれば、
ヒューズのブロー電圧である−VCCHを大きくするこ
とができるので、アンチヒューズの絶縁膜の破壊を確実
に容易に行なうことができる。
【0152】[実施の形態9]実施の形態9は、実施の
形態7で説明したアンチヒューズプログラム回路に対し
てアンチヒューズをブローするときの抵抗をコントロー
ルするためのゲートを追加したものである。
【0153】図18は、実施の形態9で用いられるアン
チヒューズプログラム回路120.0の構成を示す回路
図である。
【0154】図18を参照して、アンチヒューズプログ
ラム回路120.0は、図13で示したアンチヒューズ
プログラム回路100.0の構成において、ラッチ回路
110に代えてラッチ回路121を含む。
【0155】ラッチ回路121は、ノードN10が入力
に接続され出力信号OUTを出力するインバータ126
と、電源電位Vccが与えられるノードとノードN10
との間に直列に接続され、ともに出力信号OUTをゲー
トに受けるPチャネルMOSトランジスタ125,12
2と、ノードN10と接地ノードとの間に接続されゲー
トに出力信号OUTを受けるNチャネルMOSトランジ
スタ124とを含む。
【0156】他の構成はアンチヒューズプログラム回路
100.0と同様であり説明は繰返さない。
【0157】すなわち、ノードN10がHレベルのとき
に出力信号OUTによって活性化されているPチャネル
MOSトランジスタ122と直列に、さらにPチャネル
MOSトランジスタ125を接続することで、ノードN
10を電源電位Vccに結合する経路(path)の抵
抗値を大きくしている。
【0158】これにより、アンチヒューズ102のブロ
ー後の抵抗値が大きい場合においても、ラッチ回路12
1の保持データが容易に反転する。ブロー後のアンチヒ
ューズの抵抗値を大きく設定した場合には、ラッチ回路
121が反転しないと接地ノードからブロー電圧−VC
CHを与えるノードに対して電流が流れている状態が発
生してしまう。
【0159】図18に示した構成とすれば、Pチャネル
MOSトランジスタ125を追加し、抵抗値を調整する
ことにより、アンチヒューズをブローした後に確実にラ
ッチ回路の保持値を反転させることができ、ブローした
後に電流が流れなくすることが可能となる。
【0160】[実施の形態10]図19は、実施の形態
10で用いられるアンチヒューズプログラム回路13
0.0の構成を示した回路図である。
【0161】図19を参照して、アンチヒューズプログ
ラム回路130.0は、図18に示したアンチヒューズ
プログラム回路120.0の構成において、ラッチ回路
121に代えてラッチ回路131を含む。
【0162】ラッチ回路131は、図18におけるラッ
チ回路121の構成においてPチャネルMOSトランジ
スタ125に代えて抵抗素子135を含む。他の構成は
図18に示したアンチヒューズプログラム回路120.
0と同様であり説明は繰返さない。
【0163】以上説明したように、PチャネルMOSト
ランジスタに代えて抵抗を入れることにより、ヒューズ
のブロー後の抵抗値が大きくても、ブロー動作後にラッ
チを反転することが可能となる。また、ラッチを反転す
ることによりブロー後に電流を流さなくすることが可能
となる。
【0164】したがって、抵抗を入れることにより、ブ
ロー後のアンチヒューズの抵抗値を大きく設定した場合
にでもラッチ反転が容易となり、ヒューズブロー後には
アンチヒューズに電流を流さないことができるため、電
位Vpgmの変動を防止することができる。
【0165】[実施の形態11]図20は、実施の形態
11で用いられるアンチヒューズプログラム回路14
0.0の構成を示した回路図である。
【0166】図20を参照して、アンチヒューズプログ
ラム回路140.0は、図13で示したアンチヒューズ
プログラム回路100.0の構成においてラッチ回路1
10に代えてラッチ回路141を含む。
【0167】ラッチ回路141は、ノードN10が入力
に接続され信号OUTを出力するインバータ148と、
電源電位Vccが与えられるノードとノードN10との
間に直列に接続されるPチャネルMOSトランジスタ1
46,142と、ノードN10と接地ノードとの間に接
続されるNチャネルMOSトランジスタ144とを含
む。
【0168】PチャネルMOSトランジスタ146はゲ
ートに信号/RTを受ける。PチャネルMOSトランジ
スタ142およびNチャネルMOSトランジスタ144
は、ともにゲートに出力信号OUTを受ける。
【0169】簡単に動作を説明する。信号/SAを活性
化させPチャネルMOSトランジスタ108を導通させ
ることにより、まずノードN10をHレベルに設定す
る。
【0170】続いて、信号/RTをHレベルにし、ノー
ドN10をフローティング状態とする。ヒューズがブロ
ーされていれば、ノードN10の電位はHレベルからL
レベルに変化する。ノードN10の電位がインバータ1
48の論理しきい値電圧を横切ると出力信号OUTはL
レベルからHレベルとなる。するとNチャネルMOSト
ランジスタ144が導通状態となりノードN10はLレ
ベルにラッチされる。
【0171】一方、アンチヒューズ102がブローされ
ていない場合には、ノードN10のフローティング状態
は維持される。フローティング状態においてノードN1
0はHレベルである。後に信号/RDをLレベルにする
ことにより、このフローティング状態のノードのレベル
をラッチ回路141でラッチする。
【0172】以上説明したように、アンチヒューズ10
2がブローされているかまたはされていないかを読出す
場合に、ラッチ回路141の一部を非活性化してフロー
ティング状態で読出すので、アンチヒューズ102のブ
ロー後の抵抗値が大きい場合や、経時変化で抵抗値が大
きくなる場合においてもアンチヒューズの状態を正確に
読出すことが可能である。
【0173】[実施の形態12]図21は、実施の形態
12において用いられるアンチヒューズプログラム回路
150.0の構成を示した回路図である。
【0174】図21を参照して、アンチヒューズプログ
ラム回路150.0は、図13に示したアンチヒューズ
プログラム回路100.0の構成において、ラッチ回路
110に代えてラッチ回路151を含む。
【0175】ラッチ回路151は、ノードN10が入力
に接続され出力信号OUTを出力するインバータ158
と、電源電位Vccが与えられるノードとノードN10
との間に直列に接続されるPチャネルMOSトランジス
タ156,152と、ノードN10と接地ノードとの間
に直列に接続されるNチャネルMOSトランジスタ15
4,160とを含む。PチャネルMOSトランジスタ1
52,NチャネルMOSトランジスタ154はともに出
力信号OUTをゲートに受ける。PチャネルMOSトラ
ンジスタ156はゲートに信号/RDを受け、Nチャネ
ルMOSトランジスタ160は、ゲートに信号RDを受
ける。
【0176】このような構成とすることにより、読出動
作のときに、ラッチ回路151の帰還部分を信号RDに
応じて完全に非活性化し、ヒューズの状態に応じてノー
ドN10が確定した後に信号RDを活性化させラッチ回
路151でその状態をラッチする。したがって、実施の
形態11の場合と同様に読出動作の信頼性が向上する。
【0177】読出動作について説明すると、まず信号S
AをLレベルに設定しノードN10をHレベルに設定す
る。同時に信号RDをLレベルにし、トランジスタ15
6,160を非導通状態とする。これによってノードN
10はフローティング状態になる。
【0178】応じて、アンチヒューズ102がブローさ
れておればノードN10の電位はLレベルとなり、アン
チヒューズ102がブローされていなければノードN1
0の電位はHレベルに維持される。
【0179】この2つの状態のいずれかが確定すれば、
その後に信号RDをHレベルに活性化しラッチ回路15
1を活性化すれば読出は完了する。ラッチ回路151の
出力信号OUTは冗長判定用あるいはアナログ回路など
のチューニング用の信号として用いられる。
【0180】以上説明したように、アンチヒューズ10
2のブロー後の抵抗値が大きい場合やアンチヒューズの
抵抗値が経時変化で大きくなる場合であって、ノードN
10を読出時にフローティング状態にすることにより、
アンチヒューズ102の状態を正確に読出すことが可能
となる。
【0181】[実施の形態13]実施の形態13では、
実施の形態1〜実施の形態12で説明したアンチヒュー
ズプログラム回路の出力信号OUTを外部に出力してテ
スタ装置に与えるものである。
【0182】図22は、実施の形態13におけるテスタ
と半導体装置の接続状態を説明するための概略図であ
る。
【0183】図22を参照して、半導体装置204は、
外部からアンチヒューズプログラム回路210に電位V
pgmを与えるためのパッド206と、外部に対し出力
信号OUTを出力するためのパッド208とを含む。テ
スタ202はパッド206に対して電位Vpgmを与え
る。
【0184】ブロー動作のときには、テスタ202から
電位Vpgmとして高電圧を印加する。このときに、ア
ンチヒューズがブローされると、出力信号OUTはHレ
ベルからLレベルに変化するか、または、Lレベルから
Hレベルに変化する。この論理変化をテスタ202で観
測し、出力信号OUTが変化したことを観測したらその
後に電位Vpgmとして高電圧の供給を停止する。
【0185】アンチヒューズプログラム回路210が選
択されず、内部に含まれているアンチヒューズがブロー
する必要がない場合は、出力信号OUTの値は、たとえ
ば図3の回路では最初からブローしない場合に相当する
Lレベルである。このときは、高電圧を印加する必要が
ないので、出力信号OUTを観測してテスタから高電圧
を印加しないこともできる。
【0186】以上説明したように、出力信号OUTを外
部に対して出力することにより、アンチヒューズがブロ
ーされればすぐに高電圧の印加を止めることができ、ま
た、リアルタイムに信号OUTを観測することにより、
ヒューズのブロー状態を知ることができる。
【0187】したがってアンチヒューズのプログラム時
間の短縮化などを図ることが可能となる。
【0188】[実施の形態14]図23は、複数のアン
チヒューズプログラム回路の内部のアンチヒューズを同
時にブローする構成を示した図である。
【0189】図23を参照して、半導体装置224は、
外部から電位Vpgmを与えるためのパッド226と、
パッド226から電位Vpgmを受けるアンチヒューズ
プログラム回路230.0〜230.nと、アンチヒュ
ーズプログラム回路230.0〜230.nから出力さ
れる出力信号OUT<0>〜OUT<n>を受けるゲー
ト回路232と、ゲート回路232の出力を外部に出力
するためのパッド228とを含む。
【0190】テスタ222は、ヒューズブロー時に電位
Vpgmを高電位に設定しそしてパッド228の電位を
観測する。
【0191】実施の形態1〜実施の形態6で説明したア
ンチヒューズプログラム回路であれば、アンチヒューズ
がブローされると信号OUTはHレベルからLレベルに
変化する。そのような場合には信号OUTを反転させた
信号/OUTをチップ内で発生しそのNORを取れば、
ブロー選択したアンチヒューズプログラム回路でヒュー
ズのブローがすべて終了したことがパッド228から出
力される。
【0192】また、実施の形態7〜実施の形態12で説
明したアンチヒューズプログラム回路の場合には、アン
チヒューズがブローされると出力信号OUTはLレベル
からHレベルに変化する。このためゲート回路232と
しては出力信号OUTをそのままNORを取ってパッド
228から出力すればよい。
【0193】このようにゲート回路232の出力信号を
パッド228を介して外部のテスタへ出力しその電位が
LレベルからHレベルに変化することを観測すれば、選
択したアンチヒューズプログラム回路においてすべてブ
ローが完了したことが外部から判断できる。
【0194】[実施の形態15]従来は、アンチヒュー
ズ素子として、先述の文献「2000 IEEE InternationalS
olid-State Circuits Conference“WP 24.8 Antifuse F
PROM Circuit for Field Programmable DRAM”」に記載
されているように、2つのポリシリコン電極間に薄い絶
縁膜を設けたキャパシタをアンチヒューズ素子として使
用しており、このキャパシタの電極間に電圧を加えてヒ
ューズをブローしていた。
【0195】図24は、実施の形態15で用いるヒュー
ズ素子の構造を説明するための平面図である。
【0196】図24を参照して、Nウェル240にはN
型不純物領域244とP型不純物領域246,248が
設けられており、P型不純物領域246とP型不純物領
域248の間にはゲート電極242が配置される。ゲー
ト電極242には金属配線252によって信号が与えら
れる。また不純物領域244,246,248には金属
配線250によって所定の電位が与えられる。
【0197】図25は、図24のA−Aにおける断面図
である。図25を参照して、基板254の主表面にはN
ウェル240が設けられ、Nウェルの内部にはN型不純
物領域244とP型不純物領域246,248が設けら
れている。P型不純物領域246,248の間の領域の
上部にはゲート酸化膜243が設けられ、ゲート酸化膜
243の上部にはポリシリコンで形成されたゲート電極
242が設けられている。不純物領域246,248は
PチャネルMOSトランジスタのソースおよびドレイン
である。ゲート電極242はPチャネルMOSトランジ
スタのゲート電極である。
【0198】このようなMOSトランジスタのゲート電
極をアンチヒューズの一方の電極とし、P型不純物領域
246,248およびN型不純物領域244を接続して
アンチヒューズの他方端とすることにより、Nウェル2
40とゲート電極242との間に高電界をかけることが
可能となると同時に、ゲート電極とソースおよびドレイ
ン間のエッジ部分にも高電界をかけることが可能とな
る。この2つの部分に電位差を与えることによりアンチ
ヒューズを容易に破壊することが可能となる。
【0199】図26は、アンチヒューズとしてNチャネ
ルMOSトランジスタを使用した変形例を示す平面図で
ある。
【0200】図26を参照して、Pウェル260にはP
型不純物領域264とN型不純物領域266,268が
設けられており、N型不純物領域266とN型不純物領
域268の間にはゲート電極262が配置される。ゲー
ト電極262には金属配線272によって信号が与えら
れる。また不純物領域264,266,268には金属
配線270によって所定の電位が与えられる。
【0201】図27は、図26のB−Bにおける断面図
である。図27を参照して、基板274の主表面にはP
ウェル260が設けられ、Pウェルの内部にはP型不純
物領域264とN型不純物領域266,268が設けら
れている。N型不純物領域266,268の間の領域の
上部にはゲート酸化膜263が設けられ、ゲート酸化膜
263の上部にはポリシリコンで形成されたゲート電極
262が設けられている。不純物領域266,268は
NチャネルMOSトランジスタのソースおよびドレイン
である。ゲート電極262はNチャネルMOSトランジ
スタのゲート電極である。
【0202】このようなMOSトランジスタのゲート電
極をアンチヒューズの一方の電極とし、N型不純物領域
266,268およびP型不純物領域264を接続して
アンチヒューズの他方端とすることにより、Pウェル2
60とゲート電極262との間に高電界をかけることが
可能となると同時に、ゲート電極とソースおよびドレイ
ン間のエッジ部分にも高電界をかけることが可能とな
る。この2つの部分に電位差を発生させて絶縁破壊する
ことによりアンチヒューズを容易に破壊することが可能
となる。
【0203】以上説明したように、実施の形態15のよ
うにアンチヒューズ素子としてMOSトランジスタを使
用することにより、アンチヒューズのブローがさらに容
易となる。
【0204】[実施の形態16]実施の形態16では、
MOSトランジスタを使用するアンチヒューズ素子に対
する電圧印加について説明する。
【0205】図28は、PチャネルMOSトランジスタ
を使用するアンチヒューズに対しての電圧印加を説明す
るための断面図である。
【0206】図29は、NチャネルMOSトランジスタ
をアンチヒューズとして使用する場合の電圧印加につい
て説明するための図である。
【0207】図28、図29を参照して、MOSトラン
ジスタのゲート酸化膜は薄いため、ゲートソース間やゲ
ートドレイン間またはゲート基板間に電位差を発生させ
るとゲート酸化膜は破壊される。しかし、電圧の印加方
法によってゲート酸化膜の破壊電圧は変ってくる。
【0208】小さい電位差でゲート酸化膜を破壊するに
は、MOSトランジスタに空乏層を発生させないでゲー
ト酸化膜に電圧を印加する。言い換えれば、MOSトラ
ンジスタがオン状態で電位差をヒューズ電極間に与える
ことにより、小さな電位差でゲート酸化膜が破壊され
る。
【0209】図28に示すようにPチャネルMOSトラ
ンジスタの場合であれば、ソース、ドレイン、基板の電
位よりも低い電位をゲートに印加してゲート酸化膜の破
壊を行なう。このために、そのような電位差をソース、
ドレイン、基板とゲートとの間に生じさせるような電圧
発生回路251をチップに設ける。または、たとえば外
部からそのような電圧を伝達するための配線250,2
52を設けておく。
【0210】一方、NチャネルMOSトランジスタの場
合であれば、図29に示すように、ドレイン、ソースお
よび基板電位よりも高い電位をゲート電位に印加してゲ
ート酸化膜の破壊を行なう。
【0211】以上説明したように、アンチヒューズとし
てMOSトランジスタを用いる場合には、そのMOSト
ランジスタがオン状態になるような電圧を印加してブロ
ーすることにより小さな電位差でブローすることが可能
となる。
【0212】[実施の形態17]実施の形態16では、
アンチヒューズとしてMOSトランジスタの構造を使用
した場合において空乏層を発生させない電圧を印加して
ゲート酸化膜を破壊した。実施の形態17では、アンチ
ヒューズ素子の構造をさらに工夫することにより、空乏
層の発生しにくい素子とし、ゲート酸化膜を破壊するた
めの構造を説明する。
【0213】図30は、実施の形態17で用いるアンチ
ヒューズ素子の構造を示した断面図である。
【0214】図30を参照して、基板354の主表面に
はNウェル340が設けられ、Nウェル340の内部に
はN型不純物領域344,346,348が設けられ
る。N型不純物領域346,348の間の領域のNウェ
ルの上部には酸化膜343が設けられる。酸化膜343
の上部にはポリシリコンで形成された電極342が設け
られている。そしてN型不純物領域344,346およ
び348を接続するための配線350が設けられる。配
線350と電極342との間には酸化膜343の絶縁破
壊を起こすための高電圧が印加される。
【0215】Nウェル340の内部に、PチャネルMO
Sトランジスタの構造においてゲート電極の下部両脇に
存在する不純物領域をP型からN型に変更した構造を用
いることにより、空乏層が発生しないようにしている。
そして、NチャネルMOSトランジスタ344,34
6,348を接続する配線と電極342との間に高電界
を印加することにより、ゲート酸化膜343が容易に破
壊することが可能となる。
【0216】また、このような構造は、通常のMOSト
ランジスタを製造する工程において、N型不純物領域3
46,348の表面部分にN型不純物を注入することは
注入工程で用いられるフォトマスクを一部変更するのみ
で簡単に作ることが可能である。
【0217】図31は、アンチヒューズ素子の他の例を
示した断面図である。図31を参照して、基板374の
主表面にPウェル360が設けられ、Pウェル360の
内部にはP型不純物領域364,366,368が設け
られる。このような場合においても、図30で示した構
造と同様な効果が得られる。
【0218】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0219】
【発明の効果】請求項1、2に記載の半導体装置は、ア
ンチヒューズがブローされると電流が流れなくなるの
で、ブロー電位の低下を防ぐことができ、ブロー動作の
信頼性が向上する。
【0220】請求項3〜5に記載の半導体装置は、請求
項2に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、電流制
限を簡単な構成で実現することができる。
【0221】請求項6、7に記載の半導体装置は、請求
項2に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、ラッチ
回路の初期値を設定することでブローを行なうか否かの
選択を行なうことができる。
【0222】請求項8に記載の半導体装置は、請求項7
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、ブロー電圧
を高く設定することができ、アンチヒューズを容易にブ
ローできる。
【0223】請求項9、10に記載の半導体装置は、請
求項1に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、ラッ
チが反転することにより、ブロー後にアンチヒューズに
電流が流れなくすることができる。
【0224】請求項11〜14に記載の半導体装置は、
請求項9に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、読
出動作時に正確にアンチヒューズの状態を読出すことが
可能となる。
【0225】請求項15、16に記載の半導体装置は、
外部からブロー完了を知ることができるので、確実にア
ンチヒューズのブローを行なうことができる。
【0226】請求項17〜20に記載の半導体装置は、
MOS構造をアンチヒューズとして用いるので、アンチ
ヒューズの絶縁破壊が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る半導体装置1の構成を示
したブロック図である。
【図2】 図1におけるアドレス検出回路14の構成を
示した回路図である。
【図3】 図2におけるアンチヒューズプログラム回路
20.0の構成を示した回路図である。
【図4】 アンチヒューズプログラム回路20.0のヒ
ューズブロー動作を説明するための動作波形図である。
【図5】 図3のアンチヒューズ32をブローしない場
合の動作を説明するための動作波形図である。
【図6】 アンチヒューズプログラム回路20.0の読
出動作について説明するための動作波形図である。
【図7】 実施の形態2において用いられるアンチヒュ
ーズプログラム回路50.0の構成を示した回路図であ
る。
【図8】 実施の形態3において用いられるアンチヒュ
ーズプログラム回路60.0の構成を示した回路図であ
る。
【図9】 実施の形態4で用いられるアンチヒューズプ
ログラム回路70.0の構成を示した回路図である。
【図10】 実施の形態5において用いられるアンチヒ
ューズプログラム回路80.0の構成を示した回路図で
ある。
【図11】 図10に示したアンチヒューズプログラム
回路80.0の読出動作を説明するための動作波形図で
ある。
【図12】 実施の形態6で用いられるアンチヒューズ
プログラム回路90.0の構成を示した回路図である。
【図13】 実施の形態7で用いられるアンチヒューズ
プログラム回路100.0の構成を示した回路図であ
る。
【図14】 ヒューズブロー動作を説明するための動作
波形図である。
【図15】 ヒューズブローを行なわない場合の動作を
説明するための動作波形図である。
【図16】 読出動作について説明するための動作波形
図である。
【図17】 実施の形態8で用いられるアンチヒューズ
プログラム回路110.0の構成を示した回路図であ
る。
【図18】 実施の形態9で用いられるアンチヒューズ
プログラム回路120.0の構成を示す回路図である。
【図19】 実施の形態10で用いられるアンチヒュー
ズプログラム回路130.0の構成を示した回路図であ
る。
【図20】 実施の形態11で用いられるアンチヒュー
ズプログラム回路140.0の構成を示した回路図であ
る。
【図21】 実施の形態12において用いられるアンチ
ヒューズプログラム回路150.0の構成を示した回路
図である。
【図22】 実施の形態13におけるテスタと半導体装
置の接続状態を説明するための概略図である。
【図23】 複数のアンチヒューズプログラム回路の内
部のアンチヒューズを同時にブローする構成を示した図
である。
【図24】 実施の形態15で用いるヒューズ素子の構
造を説明するための平面図である。
【図25】 図24のA−Aにおける断面図である。
【図26】 アンチヒューズとしてNチャネルMOSト
ランジスタを使用した変形例を示す平面図である。
【図27】 図26のB−Bにおける断面図である。
【図28】 PチャネルMOSトランジスタを使用する
アンチヒューズに対しての電圧印加を説明するための断
面図である。
【図29】 NチャネルMOSトランジスタをアンチヒ
ューズとして使用する場合の電圧印加について説明する
ための図である。
【図30】 実施の形態17で用いるアンチヒューズ素
子の構造を示した断面図である。
【図31】 アンチヒューズ素子の他の例を示した断面
図である。
【図32】 従来のアドレス検出回路500の構成を示
した回路図である。
【図33】 アンチヒューズプログラム回路520の構
成を示した回路図である。
【図34】 図33に示したアンチヒューズプログラム
回路520のヒューズブロー動作を説明するための動作
波形図である。
【図35】 ヒューズブローを行なわない場合の動作を
説明するための動作波形図である。
【図36】 アンチヒューズプログラム回路520の読
出動作を説明するための動作波形図である。
【符号の説明】
1,204,224 半導体装置、2 列アドレスバッ
ファ、3 行デコーダ、4 列デコーダ、5 冗長列デ
コーダ、6 メモリマット、7 メモリアレイ、9 入
出力制御回路、10 入力バッファ、11 出力バッフ
ァ、12 クロック発生回路、13 ゲート回路、23
2 ゲート回路、14 アドレス検出回路、20.0,
50.0,60.0,60.0,70.0,80.0,
90.0,100.0,110.0,120.0,13
0.0,140.0,150.0,210,230 ア
ンチヒューズプログラム回路、32,102 アンチヒ
ューズ、40,51,61,81,91,110,12
1,131,141,151 ラッチ回路、65 抵
抗、135 抵抗素子、206,208,226,22
8 パッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03K 19/096 G11C 17/06 B 5L106 (72)発明者 日高 秀人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 大石 司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 冨嶋 茂樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 加藤 宏 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B003 AA06 AC06 AC07 AC08 AD08 5B024 AA01 AA15 BA29 CA07 CA16 EA01 5F064 BB12 CC09 FF02 FF15 FF28 FF36 FF45 5F083 AD00 LA10 ZA10 5J056 AA03 BB33 DD13 DD28 DD60 EE07 FF01 HH04 KK01 5L106 AA01 CC04 CC13 CC17 CC21 CC32 DD12 DD25 EE07 GG07

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方端と他方端がそれぞれ第1のノード
    と第2のノードに接続され、前記一方端と他方端との間
    に所定の値を超える電圧を印加することにより、前記一
    方端と他方端との間に導電性の経路が形成されるアンチ
    ヒューズと、 前記第2のノードと第3のノードとの間に流れる電流を
    前記第3のノードの電位に応じて制限する電流制限回路
    と、 前記第3のノードの電位を保持するためのラッチ回路
    と、 前記第3のノードの電位に初期電位を与える初期化回路
    とを備える、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記初期化回路は、前記第3のノードの
    電位を第1の電源電位と第2の電源電位のいずれか一方
    の電位に設定し、 前記ラッチ回路は、前記初期化回路が非活性化された後
    に前記第3のノードの前記設定を保持し、 前記電流制限回路は、前記3のノードの電位が、前記一
    方端にブロー電位が印加され前記アンチヒューズに導電
    パスが形成されたことに応じて前記第2の電源電位から
    前記第1の電源電位に変化すると、前記第2のノードと
    第3のノードとの間に流れる電流を遮断する、請求項1
    に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記電流制限回路は、 前記第2のノードと前記第3のノードとの間に接続さ
    れ、ゲートに前記第1の電源電位を受ける電界効果型ト
    ランジスタを含む、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の電源電位は、前記第2の電源
    電位より高い電源電位であり、 前記ブロー電位は、前記第1の電源電位よりも高い電位
    であり、 前記電界効果型トランジスタは、NチャネルMOSトラ
    ンジスタである、請求項3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の電源電位は、前記第2の電源
    電位より低い電源電位であり、 前記ブロー電位は、前記第1の電源電位よりも低い電位
    であり、 前記電界効果型トランジスタは、PチャネルMOSトラ
    ンジスタである、請求項3に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記初期化回路は、前記アンチヒューズ
    をブローするために選択するときは、前記第3のノード
    の電位を前記第2の電源電位に設定し、前記アンチヒュ
    ーズを非選択にするときは、前記第3のノードの電位を
    前記第1の電源電位に設定する、請求項2に記載の半導
    体装置。
  7. 【請求項7】 前記初期化回路は、 プリチャージ信号に応じて活性化し、前記第3のノード
    を前記第1の電源電位と結合する第1のMOSトランジ
    スタと、 ブロー選択信号に応じて活性化し、前記第3のノードを
    前記第2の電源電位と結合する第2のMOSトランジス
    タとを含む、請求項2に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記電流制限回路は、 前記第2のノードと前記第3のノードとの間に接続さ
    れ、ゲートに前記第1の電源電位を受け、前記第1、第
    2のMOSトランジスタのゲート酸化膜よりも厚いゲー
    ト酸化膜を有する第3のMOSトランジスタを含む、請
    求項7に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記ラッチ回路は、 前記第3のノードが入力に接続される第1のインバータ
    と、 前記第1のインバータの出力を受けて前記第3のノード
    に帰還させる第2のインバータとを含む、請求項1に記
    載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記第2のインバータは、 第1の電源電位が与えられるノードと第2の電源電位が
    与えられるノードを結ぶ経路上に直列に接続される第1
    導電型の第1のMOSトランジスタおよび第2導電型の
    第2のMOSトランジスタを含み、 前記第1、第2のMOSトランジスタのゲートは、共に
    前記第1のインバータの出力を受ける、請求項9に記載
    の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記第2のインバータは、 第1の電源電位が与えられるノードと第2の電源電位が
    与えられるノードを結ぶ経路上に直列に接続される第1
    導電型の第1のMOSトランジスタおよび第2導電型の
    第2、第3のMOSトランジスタを含み、 前記第1〜第3のMOSトランジスタのゲートは、共に
    前記第1のインバータの出力を受ける、請求項9に記載
    の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記第2のインバータは、 第1の電源電位が与えられるノードと第2の電源電位が
    与えられるノードを結ぶ経路上に直列に接続される第1
    導電型の第1のMOSトランジスタ、第2導電型の第2
    のMOSトランジスタおよび抵抗素子を含み、 前記第1〜第3のMOSトランジスタのゲートは、共に
    前記第1のインバータの出力を受ける、請求項9に記載
    の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記第2のインバータは、前記アンチ
    ヒューズの状態を読出す読出信号に応じて非活性化し、
    前記第3のノードの電位が確定すると前記第1のインバ
    ータの出力を受けて前記第3のノードに帰還させる、請
    求項9に記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記第2のインバータは、第1の電源
    電位が与えられるノードと第2の電源電位が与えられる
    ノードを結ぶ経路上に直列に接続される第1導電型の第
    1のMOSトランジスタおよび第2導電型の第2、第3
    のMOSトランジスタを含み、 前記第1、第2のMOSトランジスタのゲートは、共に
    前記第1のインバータの出力を受け、 前記第3のMOSトランジスタのゲートは、前記読出信
    号を受ける、請求項13に記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】 外部から前記一方端にブロー電位を与
    えるための第1のパッドと、 前記ラッチ回路の出力を外部から観測するための第2の
    パッドとをさらに備える、請求項1に記載の半導体装
    置。
  16. 【請求項16】 複数のアンチヒューズプログラム回路
    を備え、各前記アンチヒューズプログラム回路は、 一方端と他方端がそれぞれ第1のノードと第2のノード
    に接続され、前記一方端と他方端との間に所定の値を超
    える電圧を印加することにより、前記一方端と他方端と
    の間に導電性の経路が形成されるアンチヒューズと、 前記第2のノードと第3のノードとの間に流れる電流を
    前記第3のノードの電位に応じて制限する電流制限回路
    と、 前記第3のノードの電位を保持し、前記第3のノードの
    電位に応じた出力信号を出力するラッチ回路と、 前記第3のノードの電位に初期電位を与える初期化回路
    とを含み、 前記複数のアンチヒューズプログラム回路の出力を受け
    るゲート回路と、 外部から前記一方端にブロー電位を与えるための第1の
    パッドと、 前記ゲート回路の出力を外部から観測するための第2の
    パッドとをさらに備える半導体装置。
  17. 【請求項17】 一方端と他方端との間に所定の値を超
    える電圧を印加することにより前記一方端と他方端との
    間に導電性の経路が形成されるアンチヒューズを備え、 前記アンチヒューズは、 前記一方端と電気的に結合され、半導体基板に形成され
    る第1導電型のウエル領域と、 前記一方端と電気的に結合され、前記ウエル領域の内部
    に形成される第1、第2の不純物領域と、 前記第1の不純物領域と前記第2の不純物領域の間の領
    域の上部に形成される絶縁膜と、 前記他方端と電気的に結合され、前記絶縁膜の上部に形
    成される導電性の電極層とを含む、半導体装置。
  18. 【請求項18】 前記第1、第2の不純物領域は、前記
    第1導電型と異なる第2導電型である、請求項17に記
    載の半導体装置。
  19. 【請求項19】 前記アンチヒューズは、前記第1、第
    2の不純物領域に空乏層が拡大しない向きに、ブロー時
    に前記一方端の電位に対し前記他方端の電位が設定され
    る、請求項18に記載の半導体装置。
  20. 【請求項20】 前記第1、第2の不純物領域は、前記
    第1導電型である、請求項17に記載の半導体装置。
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