JP5078864B2 - 換気送風機 - Google Patents

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Description

この発明は、多翼羽根車を備えた換気送風機に関するものである。
多翼羽根車を備えた換気送風機では、多翼羽根車がスクロールケーシング内に配置され、該スクロールケーシングが筐体内に配置された構造がとられる。筐体には吸込口と吐出口とが設けられており、多翼羽根車を回転させると吸込口から筐体内に空気が吸い込まれる。そして、筐体内に吸い込まれた空気は、スクロールケーシングの吸込口からスクロールケーシング内に吸い込まれ、多翼羽根車により昇圧されてスクロールケーシング内に送り出された後、スクロールケーシングの出口から吐出口を通って外部に排気される。
当該換気送風機では、運転時に不可避的に騒音が生じるので、スクロールケーシングの周囲に吸音部材を配置して低騒音化を図っており、吸音部材の配置や構造について種々の改良がなされている。例えば本件出願人の先の出願で未だ公開されていない特許文献1には、筐体(箱体)内に第1〜第5の吸音部材を配置して低騒音化を図った換気送風機が記載されている。
上記第1〜第5の吸音部材のうちの第1の吸音部材は、スクロールケーシングよりも吸込口(吸込端開口部)側に配置されて、吸込口から筐体内に吸い込まれた空気を2つの気流に分配し、第2の吸音部材は、スクロールケーシングでの吸込口と互いに対向するようにして筐体の内面に配置される。また、第3の吸音部材は、スクロールケーシングの出口であご部を形成するようにして配置され、第4の吸音部材は、スクロールケーシングの出口で上部を形成するようにして配置される。そして、第5の吸音部材は、中央に開口部を有する複数の板材により形成され、各板材の開口部が互いに連通して風路となるように、スクロールケーシングの出口と吐出口(吐出端開口部)との間に配置される。当該第5の吸音部材での個々の板材は、例えば複数枚の不織布を積層して固定した繊維性多孔質材料により作製される。
特願2008−102538号明細書
特許文献1に記載された換気送風機での第5の吸音部材は、中央に開口部が設けられた複数の板材を個々の開口部が風路となるように配置して組み立てられるため、吸音性能を高めるうえからは板材同士の合わせ面に微小な段差が生じないようにすることが望まれる。しかしながら、繊維性多孔質材料からなる複数の板材を上記の段差が生じないようにして1つの吸音部材に組み立てることは比較的難しく、換気送風機での吐出側の騒音値を所望範囲に収めようとすると第5の吸音部材を組み立てる際の作業性、ひいては換気送風機の組立て性が低下する。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、良好な組立て性を有すると共に吐出側の騒音値を所望範囲に収め易い換気送風機を得ることを目的とする。
この発明の換気送風機は、空気の吸込口と吐出口とを有する筐体内に、多翼羽根車を収容したスクロールケーシングと、スクロールケーシングの出口と上記の吐出口との間の風路を形成する吸音部材とを配置し、多翼羽根車を回転させることで上記の吸込口から筐体内に吸い込まれた空気を更にスクロールケーシング内に吸い込み、スクロールケーシングの出口から吹き出される空気の風音を吸音部材により吸収して上記の吐出口から外部に排気する換気送風機であって、吸音部材は、平板状の天板と、平板状の底板と、互いに間隔をあけて天板および底板の各々に固定された平板状の2枚の側板とを有するものである。
この発明の換気送風機でスクロールケーシングの出口と吐出口との間の風路を形成する吸音部材では、天板の下面、底板の上面、および各側板の内壁が上記の風路を構成するので、該風路での空気の流れを乱してしまうような段差が板材同士の合わせ面に生じてしまうのを防止し易い。したがって、この発明によれば、良好な組立て性を有すると共に吐出側の騒音値を所望範囲に収め易い換気送風機が得られる。
以下、この発明の換気送風機の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この発明は以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
図1は、この発明の換気送風機の一例を概略的に示す部分断面平面図であり、図2は、図1に示した換気送風機を概略的に示す部分断面側面図であり、図3は、図1に示した換気送風機を概略的に示す裏面図である。これらの図に示す換気送風機60は、例えば居室内の空気を換気するものであり、筐体1、多翼羽根車10、スクロールケーシング20、モータ25、第1の吸音部材30、第2の吸音部材35a,35b、第3の吸音部材40、第4の吸音部材45、および第5の吸音部材50を備えている。
上記の筐体1は平面形状が矩形の箱体であり、鋼板等の剛性材料で作製される。この筐体1での長手軸方向の一方の側壁には吸込口1aが形成されており、他方の側壁には吐出口1bが形成されている。換気送風機60の使用時には、給気用のダクトと排気用のダクト(図示せず)とが筐体1に接続されるので、これらのダクトの接続を容易にするために、吸込口1aには筒状のダクト接続部5aが装着されており、吐出口1bには筒状のダクト接続部5b(図1および図2参照)が装着されている。
多翼羽根車10(図1および図3参照)は、吸込口1aから筐体1内、さらにはスクロールケーシング20内に空気を吸い込み、該空気をスクロールケーシング20の出口20a(図2参照)から吐出口1bを経由させて外部に排気するためのものであり、当該多翼羽根車10としては例えばシロッコが用いられる。図示の例では、多翼羽根車10の回転軸と筐体1の長手軸を含む垂直面とが互いに直交するようにして、多翼羽根車10がスクロールケーシング20内に配置されている。なお、図2においては、多翼羽根車10の図示を省略している。
多翼羽根車10を収容するスクロールケーシング20は、筐体1の長手軸と平行に配置された第1および第2側壁部11,13と、吸込口1a側での第1側壁部11の端と第2側壁部13の端との間に架け渡された第3側壁部15と、第1および第2側壁部11,13の間に配置されたスクロールケース本体17とを有している。
スクロールケース本体17では、該スクロールケース本体17での空気の出口(吹出口)側の下部に複数の貫通孔H1(図2および図3参照)が形成されていると共に、上記の出口側の上部に複数の貫通孔H2(図2参照)が形成されており、上記の出口を吐出口1b側にして配置されている。各貫通孔H1,H2は、スクロールケース本体17から吹き出される空気の風音を外部に伝搬させるためのものであり、その径は例えば5〜8mmφ程度とすることができる。スクロールケース本体17での空気の出口がスクロールケーシング20での空気の出口(吹出口)20aとなる。
上記の多翼羽根車10は、スクロールケース本体17内に配置されている。多翼羽根車10の回転時に筐体1内の空気がスクロールケース本体17内に吸い込まれるように、第1側壁部11には吸込口11aが設けられており、第2側壁部13には吸込口13aが設けられている。スクロールケース本体17内での空気の流れ方向を図2中に二点鎖線の矢印Bで示してある。
モータ25(図1参照)は、多翼羽根車10の動力源として機能するものであり、その回転軸25aを吸込口13a側からスクロールケース本体17内に挿入させ、回転軸25aに多翼羽根車10を取り付けた状態で筐体1内に配置されている。
第1の吸音部材30(図1)は五角柱状の部材であり、スクロールケーシング20の第3側壁部15に面接触する側面、スクロールケーシング20の第1および第2側壁部11,13の各々と実質的に平行な2つの側面、該2つの側面の一方と鈍角をなす側面、および上記2つの側面の他方と鈍角をなす側面を有している。当該第1の吸音部材30は、上記2つの側面の一方と鈍角をなす側面と、上記2つの側面の他方と鈍角をなす側面とにより、吸込口1aから筐体1内に吸い込まれた空気を2つの気流に分配する。
これら2つの気流のうちの1つは、第2の吸音部材35a側に斜めに向かった後に第1の吸音部材30およびスクロールケーシング20の各々と第2の吸音部材35aとの間の風路を流れて、第1側壁部11の吸込口11aからスクロールケーシング20内に吸い込まれる。一方、他の1つの気流は、第2の吸音部材35b側に斜めに向かった後に第1の吸音部材30およびスクロールケーシング20の各々と第2の吸音部材35bとの間の風路を流れて、第2側壁部13の吸込口13aからスクロールケーシング20内に吸い込まれる。筐体1内外での空気の流れ方向を図1中に二点鎖線の矢印Aで示してある。
第2の吸音部材35a(図1および図2参照)は平板状を呈し、筐体1の内面のうちでスクロールケーシング20の第1側壁部11と互いに対向する内面に取り付けられて、第1側壁部11および第1の吸音部材30の各々と共に1つの風路を形成する。また、第2の吸音部材35b(図1および図2参照)も平板状を呈し、筐体1の内面のうちでスクロールケーシング20の第2側壁部13と互いに対向する内面に取り付けられて、第2側壁部13および第1の吸音部材30の各々と共に他の1つの風路を形成する。第2の吸音部材35aでの吐出口1b側の端は後述の第5の吸音部材50に接しており、第2の吸音部材35bでの吐出口1b側の端はモータ25よりも吸込口1a寄りにある。
第3の吸音部材40(図2参照)は、スクロールケース本体17での空気の出口(吹出口)側の領域に当接される傾斜面を有し、該傾斜面を上記の領域の下方から該領域に当接させてスクロールケーシング20内に配置される。また、第4の吸音部材45(図1参照)も、上記の領域に当接される傾斜面を有し、該傾斜面を上記の領域の上方から該領域に当接させてスクロールケーシング20内に配置される。
第5の吸音部材50は、天板、底板、2枚の側板、および裏面板を有し、スクロールケーシング20の出口20aと吐出口1bとの間に配置されて、当該出口20aと吐出口1bとの間の風路FP(図2参照)を形成する。図1においては、第5の吸音部材50での天板50aと裏面板50eとが現れており、図2においては、第5の吸音部材50での天板50a、底板50b、1枚の側板50c、および裏面板50eが現れている。本明細書においては、換気送風機60での吸込口1a側の面を該換気送風機60の正面とし、換気送風機60での吐出口1b側の面を該換気送風機60の裏面とする。したがって、裏面板50eはスクロールケーシング20側ではなく吐出口1b側に位置する。第5の吸音部材50の詳細については、後に図4および図5を参照して説明する。
なお、第1〜第5の吸音部材30,35a,35b,40,45,50の各々は、例えば、熱接着性繊維を用いて厚肉(例えば厚さ25mm程度)の不織布を作製し、所望枚数の当該不織布を積層してから熱接着することで製造された繊維性多孔質材料製の板材を用いて作製される。
上述の各構成部材を備えた換気送風機60は、例えば居室の天井等に設置される。モータ25に通電して多翼羽根車10を所定方向に回転させることにより、居室内の空気がダクト(図示せず)およびダクト接続部5aを通って吸込口1aから筐体1内に吸い込まれ、第1の吸音部材30により2つの気流に分配される。そして、各気流がスクロールケーシング20での吸込口11aまたは吸込口13aからスクロールケーシング20内に吸い込まれ、多翼羽根車10により昇圧されてスクロールケーシング20内に送り出された後、スクロールケーシング20の出口20aから第5の吸音部材50内の風路FPを通って吐出口1bに吹き出され、ダクト(図示せず)を通って外部に排気される。
このように動作する換気送風機60の運転時には、吸込口1aから漏れてくる風音(吸込騒音)、筐体1の内部を流れる風音が筐体1を透過して漏れ出てくる側面騒音、およびスクロールケーシング20から吐出口1bに吹き出される空気の風音(吐出騒音)が不可避的に生じる。
しかしながら、当該換気送風機60では、吸込口1aから筐体1内に吸い込まれた空気が第1の吸音部材30により2つの気流に分配されるときにその風音が吸収されると共に、分配後の気流の風音が第2の吸音部材35a,35bにより吸収されることから、吸込騒音が抑えられる。また、筐体1が剛性材料により作製されており、かつ上記分配後の気流の風音が第2の吸音部材35a,35bにより吸収されることから、側面騒音も抑えられる。
そして、スクロールケーシング20から空気が吹き出すときの風音は、スクロールケース本体17での空気の出口(吹出口)側に設けられた複数の貫通孔H1,H2から外部に伝搬して第3の吸音部材40または第4の吸音部材45により吸収され、スクロールケーシング20から吐出口1bに吹き出される空気の風音は、スクロールケーシング20の出口20aと吐出口1bとの間に配置された第5の吸音部材50により吸収される。このため、換気送風機60では吐出騒音も抑えられる。
しかも、第5の吸音部材50は、天板50aと底板50bと2枚の側板50c,50d(ただし、側板50cは図に現れていない)と裏面板50eとにより構成されるので、空気の流れを乱してしまうような微小な段差が板材同士の合わせ面に生じてしまうのを防止し易い。その結果として、換気送風機60では、良好な組立て性が得られると共に吐出側の騒音値を所望範囲に収め易い。以下、図4および図5を参照して、第5の吸音部材50について詳述する。
図4は、図1に示した換気送風機でのスクロールケーシング、第1の吸音部材、および第5の吸音部材の配置を概略的に示す一部切欠き斜視図であり、図5は、図4に示した第5の吸音部材を概略的に示す分解斜視図である。これらの図に示す構成要素のうちで図1、図2、または図3で既に示した構成要素については、図1、図2、または図3で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
図4に示すように、第5の吸音部材50は、スクロールケーシング20よりも幅広の部材であり、スクロールケーシング20の出口20aと筐体1の吐出口1b(図1または図2参照)とに連通する風路FPを有している。そして、図4および図5に示すように、当該第5の吸音部材50は、平板状の天板50aと、平板状の底板50bと、互いに間隔をあけて配置された平板状の2枚の側板50c,50dと、平板状の裏面板50eとにより構成される。ただし、図4においては、2枚の側板50c,50dのうちの側板50dのみが現れている。
図5に示すように、上記の天板50aには、側板50c用の1組のほぞ穴m1,m2と、側板50d用の1組のほぞ穴m11,m12と、裏面板50e用の切欠き部C1とが設けられている。同様に、底板50bには、側板50c用の1組のほぞ穴m3,m4と、側板50d用の1組のほぞ穴m13,m14と、裏面板50e用の切欠き部C2とが設けられている。図示の例では、天板50aと底板50bとが互いに同じ形状および大きさを有している。
一方、側板50cの上部には、天板50aのほぞ穴m1,m2に差し込まれる1組のほぞt1,t2が形成されており、側板50cの下部には、底板50bのほぞ穴m3,m4に差し込まれる1組のほぞt3,t4が形成されている。同様に、側板50dの上部には、天板50aのほぞ穴m11,m12に差し込まれる1組のほぞt11,t12が形成されており、側板50dの下部には、底板50bのほぞ穴m13,m14に差し込まれる1組のほぞt13,t14が形成されている。図示の例では、側板50cと側板50dとが互いに同じ形状および大きさを有しており、個々の側板50dc,50dでの短手方向の長さは、天板50aおよび底板50bそれぞれの短手方向の長さよりも短い。
裏面板50eの上部には、天板50aの切欠き部C1に嵌合するほぞt21が形成されており、裏面板50eの下部には、底板50bの切欠き部C2に嵌合するほぞt22が形成されている。また、裏面板50eの中央部には、前述の風路FP(図4参照)を構成する開口部O1が形成されている。開口部O1を裏面視したときの形状は方形であり、その高さは天板50aと底板50bとの間隔に実質的に等しく、その幅は側板50cと側板50dとの間隔に実質的に等しい。
第5の吸音部材50を組み立てるにあたっては、天板50aのほぞ穴m1,m2に側板50cのほぞt1,t2を差し込むことで天板50aと側板50cとを互いに固定し、天板50aのほぞ穴m11,m12に側板50dのほぞt11,t12を差し込むことで天板50aと側板50dとを互いに固定する。同様に、底板50bのほぞ穴m3,m4に側板50cのほぞt3,t4を差し込むことで底板50bと側板50cとを互いに固定し、底板50bのほぞ穴m13,m14に側板50dのほぞt13,t14を差し込むことで底板50bと側板50dとを互いに固定する。そして、裏面板50eのほぞt21を天板50aの切欠き部C1に嵌合させると共に裏面板50eのほぞt22を底板50bの切欠き部C2に嵌合させることで、裏面板50eと天板50aおよび底板50bの各々とを互いに固定する。
このようにして組み立てられる第5の吸音部材50では、接着剤を用いなくても天板50a、底板50b、各側板50c,50d、および裏面板50eをそれぞれ所定箇所に固定することができるので、接着剤を用いる場合に必要となる塗布作業や硬化作業が不要となり、組立てに要する作業時間が短縮されて良好な作業性が得られる。接着剤を用いことなく第5の吸音部材50を組み立てると、廃棄の際に当該第5の吸音部材50を分解することが容易になるので、廃棄時の回収や運搬も容易になる。
また、裏面板50eを備えているので、該裏面板50eを備えていない場合に比べて当該第5の吸音部材50全体の機械的強度が増大し、上下方向や左右方向から外力が加えられても変形が起こり難い。したがって、第5の吸音部材50を把持して該第5の吸音部材50を筐体1(図1参照)に組み込む際にもその変形が抑えられる。このため、換気送風機60(図1〜図3参照)の組立て性は、第5の吸音部材50を組み立てる際の作業性が良好であることと相俟って、良好である。
さらには、裏面板50eを用いることで上述のように第5の吸音部材50全体の機械的強度が増大するので、当該第5の吸音部材50では、各側板50c,50dの肉厚を天板50aや底板50bの肉厚よりも特段厚くしなくても所望の機械的強度を得ることができ、繊維性多孔質材料の減量化を図ることができる。図示の例では、天板50a、底板50b、各側板50c,50d、および裏面板50eの各々が互いに同じ肉厚を有しており、各側板50c,50dは、外側の壁面が天板50aおよび底板50bそれぞれの左右の端(風路FPを正面視したときの左右の端)から所定距離だけ内側に位置するようにして配置されている。
ただし、換気送風機60での吐出騒音を抑えるという観点からは、天板50aおよび底板50bそれぞれの右端(風路FPを正面視したときの右端)を含む仮想平面と側板50cの内壁面との距離、および天板50aおよび底板50bそれぞれの左端(風路FPを正面視したときの左端)を含む仮想平面と側板50dの内壁面との距離が、それぞれ25mm以上、より好ましくは50mm以上となるように、個々の側板50c,50dの肉厚を考慮してその位置を選定することが好ましい。裏面板50eの肉厚は、天板50a、底板50b、および各側板50c,50dのいずれかと同じ肉厚とすることもできるし、いずれとも異なる肉厚とすることもできる。
また、換気送風機60は、図9および図10に示す特許文献1記載の換気送風機160と同様の構成を有しているので、当該換気送風機160と同様の送風性能を容易に得ることができ、しかも換気送風機160での第5の吸音部材150に代えて第5の吸音部材50を備えているので、換気送風機160に比べて良好な作業性の下に吐出側の騒音値を所望範囲に納め易い、という技術的効果を奏する。
すなわち、換気送風機160での第5の吸音部材150は、図9〜図11に示すように、中央に開口部O2(図11参照)が設けられた複数の板材150a〜150dを個々の開口部O2が風路FP(図10および図11参照)となるように配置して組み立てられるため、当該第5の吸音部材150では、図12に示すように、作業ばらつき等により板材150a〜150d同士の合わせ面に微小な段差が生じ易い。このような段差は、風路FPでの空気の流れを乱す要因となるので、上記の段差が生じると換気送風機160での吐出側の騒音値が所望範囲から外れてしまうことがある。また、換気風量が設計値より少なくなることもある。そして、上記の段差を小さくしようとすると、第5の吸音部材150を組み立てる際の作業性が大きく低下し、歩留り性も低下する。
一方、換気送風機60での第5の吸音部材50は、天板50a、底板50b、2枚の側板50c,50d、および裏面板50eを所定形状に組み立てることで作製され、当該第5の吸音部材50での風路FPは、天板50aの下面、底板50bの上面、各側板50c,50dの内壁、および裏面板50eでの内周面(開口部O1の内壁面)により構成される(図1〜図4および図5参照)。このため、風路FPでの空気の流れを乱すような微小な段差が構成部材(天板50a、底板50b、各側板50c,50d、および裏面板50e)同士の合わせ面に生じてしまうのを簡単に防止することができる。その結果として、換気送風機60では、良好な作業性の下に吐出側の騒音値を所望範囲に納め易い。また、換気風量を設計値にすることも容易であり、高い歩留り性を得ることができる。
なお、図9は、特許文献1記載の換気送風機を概略的に示す部分断面平面図であり、図10は、図9に示した換気送風機を概略的に示す部分断面側面図である。また、図11は、図9に示した換気送風機での第5の吸音部材を概略的に示す斜視図であり、図12は、図9に示した換気送風機での第5の吸音部材を概略的に示す断面図である。これらの図においては、図1〜図3に示した構成要素と共通する構成要素に図1〜図3で用いた参照符号と同じ参照符号を付してある。
図13は、この発明の換気送風機(上述した換気送風機60)および特許文献1に記載の換気送風機(上述した換気送風機160)それぞれでの吐出騒音の実測結果の一例を示す図表である。同図中の「X1」、「X2」、「Y1」、および「Y2」は、それぞれ、特許文献1に記載の換気送風機での吐出騒音の実測値を表している。
図13に示すように、換気送風機60での吐出騒音と換気送風機160での吐出騒音とは、略同じ大きさである。しかしながら、図13に示す騒音特性を有する換気送風機60は、第5の吸音部材50(図5参照)を組み立てる際の作業性が良好であることから容易に製造することができるのに対し、同図に示す騒音特性を有する換気送風機160は、第5の吸音部材150(図13参照)に前述の段差ができるだけ生じないように丁寧に組み立てなければならいため、製造し難い。換気送風機60では、作業ばらつきを考慮しても、換気送風機160に比べて吐出側の騒音値を所望範囲に収め易い。
以上、この発明の換気送風機について実施の形態を挙げて説明したが、前述のように、この発明は上記の形態に限定されるものではない。この発明の換気送風機は、多翼羽根車を収容したスクロールケーシングの出口と筐体での空気の吐出口との間の風路を所定の吸音部材で形成したもの、すなわち天板と、底板と、2枚の側板とを有し、天板の下面、底板の上面、および2枚の側板それぞれの内壁が上記の風路を構成する吸音部材で形成したものであればよく、当該吸音部材以外の構成は、筐体内に配置する吸音部材の総数や個々の吸音部材の構成も含めて、適宜選定可能である。
また、スクロールケーシングの出口と筐体での空気の吐出口との間の風路を形成する吸音部材の構成も、種々変更可能である。例えば、実施の形態で説明した換気送風機での当該吸音部材(第5の吸音部材50;図5参照)は裏面板50e(図5参照)を有しているが、裏面板は任意の構成部材とすることができる。
図6は、スクロールケーシングの出口と筐体での空気の吐出口との間の風路を形成する吸音部材の他の例を概略的に示す斜視図である。同図に示す吸音部材80は、実施の形態で説明した換気送風機60での第5の吸音部材50(図1〜図3および図5参照)に代わるものであり、天板80a、底板80b、および2枚の側板80c,80dにより構成されている。各側板80c,80dは互いに間隔をあけて天板80aおよび底板80bの各々に接着剤で固定されており、天板80aの下面、底板80bの上面、および各側板80c,80dの内壁によって上記の風路FPが構成されている。天板80aと底板80bとは互いに同じ肉厚を有しており、各側板80c,80dは、天板80aおよび底板80bの各々より肉厚である。各側板80c,80dでの外側の壁面は、天板80aおよび底板80bそれぞれの左右の端(風路FPを正面視したときの左右の端)と共に実質的に1つの平面上に位置している。
図7は、スクロールケーシングの出口と筐体での空気の吐出口との間の風路を形成する吸音部材の更に他の例を概略的に示す斜視図である。同図に示す吸音部材90も、実施の形態で説明した換気送風機60での第5の吸音部材50(図1〜図3および図5参照)に代わるものであり、天板90a、底板90b、および2枚の側板90c,90dにより構成されている。この吸音部材90では、各側板90c,90dの肉厚が天板90aおよび底板90bの各々と同じ肉厚に選定されており、各側板90c,90dでの外側の壁面は、天板80aおよび底板80bそれぞれの左右の端(風路FPを正面視したときの左右の端)から所定距離だけ内側に位置にしている。図6に示した吸音部材80での各側板80c,80dに比べて各側板90c,90dが薄肉化されるので、図7中にスマッジングを付した領域R1,R2の体積に相当する量の繊維性多孔質材料を減量化することができる。
裏面板を備えた吸音部材によりスクロールケーシングの出口と筐体での空気の吐出口との間の風路を形成する場合には、裏面板を天板や底板よりも吐出口側に突出させることもできる。図8は、裏面板が天板や底板よりも吐出口側に突出した吸音部材の一例を概略邸に示す斜視図である。同図に示す吸音部材100も、実施の形態で説明した換気送風機60での第5の吸音部材50(図1〜図3および図5参照)に代わるものであり、天板100a、底板100b、2枚の側板100c,100d、および裏面板100eにより構成されている。この吸音部材100は、裏面板100eが天板100aや底板100bよりも吐出口(換気送風機の筐体に設けられている吐出口)側に突出しているという点を除き、図5に示した第5の吸音部材50と同様の構成を有している。
上記の吸音部材100では、裏面板100eが吐出口側に突出しているので、専用の固定具を別途設けなくても、当該吐出口側に突出した領域を例えば筐体に係合させる等して吸音部材100の位置を固定することが容易になる。その結果として、換気送風機の組立て時や搬送時に製品ないし筐体を回転させる等して当該吸音部材100の姿勢が変えられたときでも、その位置ひいては風路FPの位置が変位してしまうのを防止し易くなる。この発明の換気送風機については、上述した以外にも様々な変形、装飾、組み合わせ等が可能である。
この発明の換気送風機は、家庭用、車両用、船舶用、業務用等の換気送風機として用いることができる。
この発明の換気送風機の一例を概略的に示す部分断面平面図である。 図1に示した換気送風機を概略的に示す部分断面側面図である。 図1に示した換気送風機を概略的に示す裏面図である。 図1に示した換気送風機でのスクロールケーシング、第1の吸音部材、および第5の吸音部材の配置を概略的に示す一部切欠き斜視図である。 図4に示した第5の吸音部材を概略的に示す分解斜視図である。 この発明の換気送風機でスクロールケーシングの出口と筐体での空気の吐出口との間の風路を形成する吸音部材の他の例を概略的に示す斜視図である。 この発明の換気送風機でスクロールケーシングの出口と筐体での空気の吐出口との間の風路を形成する吸音部材の更に他の例を概略的に示す斜視図である。 この発明の換気送風機でスクロールケーシングの出口と筐体での空気の吐出口との間の風路を形成する吸音部材の更に他の例を概略的に示す斜視図である。 特許文献1記載の換気送風機を概略的に示す部分断面平面図である。 図9に示した換気送風機を概略的に示す部分断面側面図である。 図9に示した換気送風機での第5の吸音部材を概略的に示す斜視図である。 図9に示した換気送風機での第5の吸音部材を概略的に示す断面図である。 この発明の換気送風機および特許文献1に記載の換気送風機それぞれでの吐出騒音の実測結果の一例を示す図表である。
符号の説明
1 筐体
1a 吸込口
1b 吐出口
10 多翼羽根車
20 スクロールケーシング
20a 出口
30 第1の吸音部材
35a,35b 第2の吸音部材
40 第3の吸音部材
45 第4の吸音部材
50 第5の吸音部材
50a 天板
50b 底板
50c,50d 側板
50e 裏面板
60 換気送風機
80 吸音部材
80a 天板
80b 底板
80c,80d 側板
90 吸音部材
90a 天板
90b 底板
90c,90d 側板
100 吸音部材
100a 天板
100b 底板
100c,100d 側板
100e 裏面板
FP 風路
1,m2,m3,m4,m11,m12,m13,m14 ほぞ穴
1,t2,t3,t4,t11,t12,t13,t14,t21,t22 ほぞ
1,C2 切欠き部

Claims (3)

  1. 空気の吸込口と吐出口とを有する筐体内に、多翼羽根車を収容したスクロールケーシングと、該スクロールケーシングの出口と前記吐出口との間の風路を形成する吸音部材とを配置し、前記多翼羽根車を回転させることで前記吸込口から前記筐体内に吸い込まれた空気を更に前記スクロールケーシング内に吸い込み、該スクロールケーシングの出口から吹き出される空気の風音を前記吸音部材により吸収して前記吐出口から外部に排気する換気送風機であって、
    前記吸音部材は、平板状の天板と、平板状の底板と、互いに間隔をあけて前記天板および前記底板の各々に固定された平板状の2枚の側板とを有する
    前記天板と前記側板とは、一方に形成されたほぞを他方に形成されたほぞ穴に差し込むことで互いに固定されており、
    前記底板と前記側板も、一方に形成されたほぞを他方に形成されたほぞ穴に差し込むことで互いに固定されており、
    前記天板と前記底板とは、互いに離間して対向配置され、
    2枚の前記側板は、互いに離間して対向配置され、
    前記天板と前記底板と前記2枚の側板とで囲まれた風路が形成されており、
    前記吸音部材は、前記天板と前記底板と前記2枚の側板とで囲まれた風路に整合する開口部を有するとともに前記天板と前記底板と前記2枚の側板とに吐出口側で交差するように配置された平板状の裏面板を更に有し、
    前記天板と前記裏面板とは、前記裏面板に形成されたほぞを前記天板に形成された切り欠き部に嵌合することで固定されており、
    前記底板と前記裏面板とは、前記裏面板に形成されたほぞを前記底板に形成された切り欠き部に嵌合することで固定されており、
    前記天板と前記底板と前記2枚の側板と前記裏面板とが互いに固定された組み立て体において、前記裏面板の主面が、前記天板の吐出口側端部より吐出口側に位置するとともに、前記底板の吐出口側端部より吐出口側に位置し、
    前記天板と前記底板と前記2枚の側板と前記裏面板とは、それぞれ、複数枚の不織布を積層して互いに融着させた繊維性多孔質材料により作製されており、
    前記天板と前記底板と前記2枚の側板と前記裏面板とが互いに固定された組み立て体が、前記筐体内に組み込まれる
    ことを特徴とする換気送風機。
  2. 前記裏面板は、前記天板、前記底板、および前記側板の各々と互いに同じ肉厚を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の換気送風機。
  3. 前記2枚の側板の各々は、前記風路を正面視したときに、外側の壁面が前記天板および前記底板それぞれの左右の端から所定距離だけ内側に位置するように配置されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の換気送風機。
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