JPH05240194A - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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Publication number
JPH05240194A
JPH05240194A JP4563092A JP4563092A JPH05240194A JP H05240194 A JPH05240194 A JP H05240194A JP 4563092 A JP4563092 A JP 4563092A JP 4563092 A JP4563092 A JP 4563092A JP H05240194 A JPH05240194 A JP H05240194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan unit
container
impeller
discharge port
suction port
Prior art date
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Pending
Application number
JP4563092A
Other languages
English (en)
Inventor
Sotoji Yamada
外次 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH05240194A publication Critical patent/JPH05240194A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低騒音化あるいは消音化された、もしくは、
耐湿構造をもつ送風装置において、設置環境にかかわり
なく据え付けを簡単におこなえるようにさせることにあ
る。 【構成】 ファンユニットとこれを収容する容器とをも
ち、ファンユニットが電動機および羽根車の回転中心軸
を容器における建築構造物などに固定される領域に向け
て容器の内部に配置され、容器の吸込口および吐出口が
羽根車の回転中心軸まわりに位置して容器に設けられて
いる。 【効果】 ファンユニットを収容する容器の吸込口およ
び吐出口が羽根車および電動機の回転中心軸のまわりに
異なる方向を向いて配置されているため、設置方向に制
限をうけても、容器の吸込口および吐出口のいずれかが
ダクトなどに一致し、据え付けを簡単かつ迅速におこな
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は送風装置にかかわり、
さらに詳しくは、低騒音化あるいは消音化された、もし
くは、耐湿構造をもつ送風装置の改良に関している。
【0002】
【従来の技術】この種の送風装置はたとえばビル空調設
備用機器の給、排気ファンなどにおいて使用されてい
る。送風装置自体はファンユニットおよび吸音装置を組
み込んだ容器あるいは耐湿構造をもつ容器からなってい
る。ファンユニットは羽根車、羽根車を回転させる電動
機および羽根車を収容するケーシングを具備している。
このファンユニットを収容する容器は、たとえば四角な
ボックスの形態をもっていて、吸込口および吐出口がた
がいに対面する一組の側面に設けられている。ファンユ
ニットは、羽根車の回転中心に対応する部分に吸込口
を、羽根車の周面方向に関連する部分に吐出口をもって
いて、この送風装置を骨組などの建築構造物に据え付け
たときに、ボックスにおける構造物側となる側面に羽根
車の回転中心軸を向けてボックスの内部に収容されてい
ると共に、吸込口をボックス内部に開放され、吐出口を
ボックスの吐出口につながれている。
【0003】据え付けは、ボックスにおける座となる側
面を建築構造物などに向け、これにボックスを固定し、
ボックスの吸込口および吐出口をダクトなどによって他
の装置に接続することによってなされる。羽根車が回転
されると、空気がダクトおよびボックスの吸込口をとお
って、ボックスの内部空間にはいり、ファンユニットの
吸込口をとおって羽根車にみちびかれたあと、羽根車に
よってファンユニットの吐出口およびボックスにある吐
出口をとおってダクトに吐き出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなものでは、
しかしながら、ボックスにある吸込口および吐出口が一
直線上にあり、装置を建築構造物などに固定する部材と
の位置関係もきまっているため、設置環境によっては、
吸込口あるいは吐出口を必要な方向にむけて据え付けを
おこなえない。たとえば、この送風装置を空調装置にお
ける換気ユニットに組み込み、天井にある予定の場所に
設置しようとする場合、天井には梁や電線などがすでに
とおっており、ボックスの吸込口および吐出口を目的の
方向にむけて送風装置を設置するためのスペースを自由
に得られないため、ボックスの吸込口と配管あるいは吐
出口とダクトもしくは吸込口および吐出口とダクトとが
一致しない。たとえ、吐出口をダクトに合わせ、吸込口
側のダクトを曲げてつなぐにしても、ダクトを曲げたこ
とによってさらにスペースを必要とするため、実際上据
え付けをおこなえず、他のスペースをさがし、そこまで
ダクトを延長しなければならない。
【0005】本発明の目的は、設置環境に制限されずに
据え付けをおこなえ、しけも、これを簡単かつ迅速にお
こなえる、改良された送風装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、羽根車および
羽根車を回転させる電動機もつファンユニットと、ファ
ンユニットを収容し、ファンユニットの吸込口につなが
る吸込口、ファンユニットの吐出口につながる吐出口を
もつ容器とを具備し、容器を建築構造物などに固定する
ことによって据え付けをなされている送風装置におい
て、ファンユニットが電動機および羽根車の回転中心軸
を容器における建築構造物などに固定される領域に向け
て容器の内部に配置され、容器の吸込口および吐出口が
電動機および羽根車の回転中心軸まわりに位置して容器
に設けられていることを特徴としている。
【0007】
【作用】据え付けは、ファンユニットを収容している容
器を建築構造物などに固定し、容器の吸込口および吐出
口をダクトなどの配管につなぐことによってなされる。
このときに、容器の吸込口および吐出口が羽根車および
電動機の回転中心軸のまわりに異なる方向を向いて配置
され、容器の吸込口および吐出口のいずれかがダクトな
どの配管に一致するので、吸込口および吐出口を選択す
ることによって、ダクトなどにたいする接続をおこな
え、広い設置スペースを必要とせず、作業も簡単にかつ
迅速におこなえる。そして、この送風装置では、運転に
際して、羽根車が回転すると、送風装置外部にある気体
が容器の吸込口から容器の内部にはいり、ファンユニッ
トの吸込口から羽根車にみちびかれ、羽根車よって加速
されたあと、ファンユニットの吐出口および容器の吐出
口をとおって、この装置の外部に吐き出されるが、容器
の吸込口および吐出口が前述のように羽根車および電動
機の回転中心軸のまわりに配置されていて、各々から羽
根車にいたる流路形状をほぼ同じにさせることができる
ため、送風効率の低下を最小にとどめることができる。
【0008】
【実施例】本発明の送風装置の実施例は、以下に、図面
を参照して説明する。
【0009】この送風装置は、ファンユニット10とこ
れを収容する容器20を具備している、いわゆる消音形
のものからなっている。
【0010】ファンユニット10は、羽根車11、羽根
車を収容するケーシング12および羽根車を回転させる
電動機13を具備している。羽根車11は、たとえばシ
ロッコファンからなっていて、中央に開口をもつ側板1
4、フラットな側板15およびこれらの側板のあいだに
配置された羽根16とをもっていて、ケーシング12に
組み込まれている。ケーシング12は、上面における羽
根車11の中央に対応する部分に吸込口17を、羽根車
11の周面に関連する方向にのびている部分に吐出口1
8を設けられている。電動機13は、羽根車11の下部
に位置して、ケーシング12の外部に配置されている。
が、電動機の回転軸はケーシング12の内部にのびてい
て、羽根車11が電動機回転軸の延長部分にかん合かつ
固定されている。
【0011】ファンユニットを収容している容器20
は、この場合、全体形状が四角な中空ボックスの形態を
なしていて、この送風装置が建築構造物など据え付けら
れたときに、側面21が建築構造物にむき、この側面2
1と同一平面内に位置しかつボックス20から外部にの
びる部材22が建築構造物などにボルト結合されるよう
になっていると共に、ひとつの吐出口と三つの吸込口が
側面21とこれに対面する側面23とにはさまれている
四つの側面の各々に設けられている。吐出口は参照符号
24で示されていて、四つの側面におけるある側面に、
吸込口25〜27は残る三側面の各々に設けられてい
る。そして、これらの吸込口のうち、吐出口24に対面
している、あるいは、吐出口24と同一直線上にある吸
込口25は開放されているが、残るふたつの吸込口2
6、27は盲フランジ28、29によって閉塞されてい
る。
【0012】ファンユニット10は、羽根車11の回転
中心軸がボックス20の側面21をむくように、たとえ
ば回転中心軸が側面21に直角にまじわり、しかもファ
ンユニットの吐出口18がボックス20の吐出口24を
向くように、ボックス20の内部に配置される。ファン
ユニットの吸込口17はボックス20の内部空間に開放
しているが、吐出口18は接続部材31によってボック
スの吐出口24につながれている。この部材は、たとえ
ば発泡樹脂の成形物からなっていて、ファンユニットの
吐出口18およびボックス20の吐出口24とをつなぐ
通路32を設けられていて、ファンケーシング12にお
ける吐出口18を形成している部分がかん合かつ固定さ
れている。
【0013】また、この送風装置において、ファンユニ
ット10および接続部材31はボックス20の内部に配
置された移動台33に支持されている。移動台33は、
ボックス20における吸込口26、27をもつ側面のあ
いだに位置してボックス20の内部に付設されたレール
部材34に載せられ、レール部材34にそって移動する
ことができるようにさせられている。そして、ボックス
における吸込口26、27をもつ側面を形成する部材
は、図示されていないが、全体あるいは一部が他の側面
を形成する部材にたいして着脱可能になっている。
【0014】この送風装置の据え付けは、たとえば建築
構造物の天井を形成している骨組にボックスの側面21
をむけて配置し、ボックスからのびる部材22を建築構
造物などにボルト結合し、ボックスの吐出口24および
吸込口25の各々に相フランジ35、36を取り付け、
これらの相フランジをダクトにつなぐことによってされ
る。このときに、設置場所の周囲に建築構造物を構成す
る梁や電線などが邪魔して、ボックスの吐出口24およ
び吸込口25がダクトに一致しなくても、たとえば吐出
口24をダクトに合わせて、この送風装置を天井の骨組
に固定することによって、吸込口26あるいは吸込口2
7のいずれかがダクトに一致するので、据え付け作業を
簡単にかつ迅速におこなえる。ダクトの接続は、たとえ
ば吸込口26をダクトにつなぐ場合、吸込口26から盲
フランジ28を、吸込口25から相フランジ36をはず
し、吸込口25をはずした盲フランジ28によって閉塞
すると共に、吸込口26にはずした相フランジ36を取
り付け、この相フランジをダクトにつなぐことによって
なされる。
【0015】運転はファンユニット10の電動機を作動
させることによってなされる。電動機13が羽根車11
を回転させると、図において矢印で示すように、空気が
ダクトをとおってボックスの吸込口25からファンユニ
ット10とのあいだに形成された空間あるいは流路にみ
ちびかれ、ファンユニットにある吸込口17を経由し
て、羽根車11にみちびかれ、羽根車11によって加速
され、ファンユニットにある吐出口18、接続部材31
にある通路32およびボックスの吐出口24をとおっ
て、この吐出口24につながれたダクトに吐き出され
る。このときに、ボックスの吸込口25〜27は羽根車
11および電動機13の回転中心軸のまわりに配置され
ているため、これらの吸込口からファンユニットの吸込
口17にいたる流路の形状がほぼ同じになり、据え付け
に際して吸込口25〜27のいずれを選択しても、送風
効率をおなじにさせることができる。とくに、この送風
装置ではボックスの吸込口25〜27が羽根車11の回
転中心軸のまわりに配置されているばかりか、羽根車1
1およびファンケーシング12を上方に、電動機13を
これらの下方に配置しているため、ボックスの吸込口2
5〜27の各々からファンユニットの吸込口17にいた
る流路形状がおなじになり、ボックスの吸込口25〜2
7のいずれを選択しても、同一の性能を得られる。
【0016】また、ファンユニット10の点検や修理
は、ボックス20における吸込口26あるいは吸込口2
7をもつ側面の一部あるいは全部をはずことによってお
こなえる。この場合に、吸込口26は前述のようにダク
トにつながれているので、ダクトにつながれていない吸
込口27をもつ側面を形成する部材を他の側面を形成す
る部材からはずし、移動台33のロックをはずし、移動
台33をレール部材34にそって移動させることによっ
て、ファンユニット10および接続部材31をボックス
20の外に引き出され、ファンユニット10の点検およ
び修理を簡単にかつ迅速におこなえる。
【0017】
【発明の効果】本発明の送風装置は、以上説明したよう
に、ファンユニットを収容する容器の吸込口および吐出
口が羽根車および電動機の回転中心軸のまわりに異なる
方向を向いて配置され、据え付けられたときに、容器の
吸込口および吐出口のいずれかがダクトなどに一致する
ので、スペースを制限されていも、据え付け作業を簡単
にかつ迅速におこなえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送風装置の一実施例を示す一部を破断
された正面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【符号の説明】
10…ファンユニット 11…羽根車 12…ファンのケーシング 13…電動機 17…ファンケーシングの吸込口 18…ファンケーシングの吐出口 20…容器 21、22…建築構造物などに固定される領域 25〜27…容器の吸込口 24…容器の吐出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根車および羽根車を回転させる電動機
    もつファンユニットと、ファンユニットを収容し、ファ
    ンユニットの吸込口につながる吸込口、ファンユニット
    の吐出口につながる吐出口をもつ容器とを具備し、容器
    を建築構造物などに固定することによって据え付けをな
    されている送風装置において、ファンユニットが電動機
    および羽根車の回転中心軸を容器における建築構造物な
    どに固定される領域に向けて容器の内部に配置され、容
    器の吸込口および吐出口が電動機および羽根車の回転中
    心軸まわりに位置して容器に設けられていることを特徴
    とする送風装置。
  2. 【請求項2】 羽根車および羽根車を回転させる電動機
    もつファンユニットと、ファンユニットを収容し、ファ
    ンユニットの吸込口につながる吸込口、ファンユニット
    の吐出口につながる吐出口をもつ、四角なボックスの形
    態からなる容器とをもち、容器のある側面を建築構造物
    などに向けて、容器を建築構造物などに固定することに
    よって据え付けをなされている送風装置において、ファ
    ンユニットが電動機および羽根車の回転中心軸を容器に
    おける前記側面に向けて容器の内部に配置され、容器の
    吐出口が容器における前記回転中心軸のまわりにあるひ
    とつの側面に、吸込口が複数からなり、容器における前
    記回転中心軸まわりにある残る側面に配置されているこ
    とを特徴とする送風装置。
  3. 【請求項3】 容器が電動機および羽根車の回転中心軸
    のまわりに位置しかつたがいに対面している一組の側面
    をむすぶ方向にファンユニットをスライドさせる機構を
    具備し、これらの側面を形成する部材の一部あるいは全
    部が容器にたいして着脱可能に構成されている請求項2
    に記載の装置。
JP4563092A 1992-03-03 1992-03-03 送風装置 Pending JPH05240194A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4563092A JPH05240194A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 送風装置

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JP4563092A JPH05240194A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 送風装置

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JPH05240194A true JPH05240194A (ja) 1993-09-17

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ID=12724692

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4563092A Pending JPH05240194A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 送風装置

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JP (1) JPH05240194A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010145048A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Mitsubishi Electric Corp 換気送風機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010145048A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Mitsubishi Electric Corp 換気送風機

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