JP5078335B2 - クレジットブランド選択システム、クレジットブランド選択方法、クレジットブランド判定装置、およびクレジット決済手段 - Google Patents

クレジットブランド選択システム、クレジットブランド選択方法、クレジットブランド判定装置、およびクレジット決済手段 Download PDF

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Description

本発明は、クレジットブランド選択システム、クレジットブランド選択方法、クレジットブランド判定装置、およびクレジット決済手段に関し、特に、ユーザの携帯端末等で利用可能な複数種のクレジットブランドの中から、それらクレジットブランドの各付帯サービスを比較した上で、ユーザに最適なクレジットブランドを選択ないし提示が可能な技術に関する。なお、本発明における「クレジットブランド」とは、「サービス提供者」や「サービスの提供手段(アプリケーションプログラムや装置、ICカード等)」の種別全般を包含するものであり、与信に基づき決済サービスを行う「クレジットカード」の種別のみに想定範囲を限定するものではない。
複数種のクレジットブランドから、使用すべきクレジットブランドを選択することに関する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、カード会員や店舗のメリットを考慮して、複数枚のクレジットカードを効果的に使い分けするとの目的の下、複数のクレジットカードに関するクレジットカード情報を格納部に格納する格納工程と、店舗へのカード会員の入店をトリガとして、前記複数のクレジットカードの利用に関するメリットをキーとした優先順位情報を受信する優先順位情報受信工程と、前記優先順位情報に基づいて、複数のクレジットカードの中から利用すべきクレジットカードを選択させる選択工程と、を含むことを特徴とするクレジットカード処理方法などが開示されている。
特開2003−76927号広報
ところで、現在では、様々なクレジットカード会社からそれぞれ様々な種類やグレードのクレジットカード、つまりクレジットブランドが生み出されている。これに加え、例えば各百貨店や商店街、ショッピングモールごとなどに、上記各種クレジットカード会社との提携により発行される提携型のクレジットカードなどもあり、実に多種類のクレジットカード(クレジットブランド)が存在する。それらは通常、クレジット決済機能に加え、様々な顧客満足を提供するための多種多様な付帯サービスが設定されている。例えば、以後の決済用などに利用できるポイントの付与(還元)やキャッシュバック、景品の付与などである。店舗ごとに利用可能なクレジットカードが異なる上に、これら様々な付帯サービスを求めるユーザは、クレジットカードを多数種類保有することも多い。一方、今日では、クレジットカードの決済機能や付帯サービス機能が、それらの機能を実現するソフトウェアやハードウェア(以下、クレジットモジュールという)の形で、携帯電話などの携帯端末に格納された、携帯端末で利用可能なクレジットサービスも提供され始めている。そのように、多くの種類のクレジットカードのクレジットモジュールを、全て自身の携帯端末に入れてしまえば、クレジットカード自体を何枚も持ち運ぶ必要はなくなる。
しかしながら、各クレジットブランドが非常に多数の付帯サービスを提供している上、各付帯サービスはそのキャンペーン期間も様々に異なるので、各ユーザが、利用店舗ごとに、自身にメリットを与える様々な付帯サービスを比較した上で、使用に最適なクレジットブランドを選択することは至難の技となってしまっている。このような問題点は、一般のクレジットカードでなく、携帯端末で利用可能なクレジット決済サービスの場合であっても同様である。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、ユーザの備える決済手段(携帯端末またはICカード)でクレジット決済サービスの利用が可能な複数種のクレジットブランドの中から、付帯サービスを比較した上でユーザに最適なクレジットブランドを、ユーザに代わって選択可能な技術を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明のクレジットブランド選択システムは、ユーザの備える決済手段を通じてクレジット決済サービスを提供する各種クレジットブランド中からの、クレジットブランド選択処理を行うシステムであって、クレジットブランドの判定処理を実行する判定装置が、演算装置、記憶装置、通信装置と、クレジットブランドとクレジット決済サービスの契約中の加盟店舗の情報を格納する利用可能店舗テーブル、および前記クレジットブランドが提供する、所定の変動要因に応じて付与率を動的に変化させるポイント付与のサービス内容を示す付帯サービス内容情報を格納するポイント情報テーブルと、キャッシュバックのサービス内容を示す付帯サービス内容情報を格納するキャッシュバック情報テーブルと、前記各加盟店舗が契約しているクレジットブランドの情報を前記利用可能店舗テーブルから読み出して、ここで読み出したクレジットブランドの付帯サービス内容情報を前記ポイント情報テーブルおよび前記キャッシュバック情報テーブルより読み出して、前記各加盟店舗毎に、前記ポイント付与について、その提供レベルが所定値以上であるクレジットブランドを特定する一次判定と、この一次判定で特定したクレジットブランドより、前記キャッシュバックについて、その提供レベルが所定値以上であるクレジットブランドを特定する二次判定とを実行し、前記二次判定で特定されたクレジットブランドを最適ブランド候補として特定し、この最適ブランド候補の情報を最終判定結果テーブルに格納する、最適ブランド判定部と、前記加盟店舗に対する前記最適ブランド候補の情報を、前記最終判定結果テーブルから読み出して、この最適ブランド候補情報を前記決済手段に出力する、最適ブランド情報出力部とを備え、前記決済手段が、演算装置、記憶装置、通信装置と、前記判定装置より最適ブランド候補情報を受信して、この最適ブランド候補情報が示す最適ブランドに対応したクレジット決済アプリケーションを前記記憶装置より読み出して起動し、前記加盟店舗の決済端末との間でクレジット決済サービスの処理を実行する、決済処理部を備える、ことを特徴とする。
また、本発明のクレジットブランド選択方法は、ユーザの備える決済手段を通じてクレジット決済サービスを提供する各種クレジットブランド中からの、クレジットブランド選択処理を行うコンピュータシステムにおける、演算装置、記憶装置、および通信装置と、クレジットブランドとクレジット決済サービスの契約中の加盟店舗の情報を格納する利用可能店舗テーブル、および前記クレジットブランドが提供する、所定の変動要因に応じて付与率を動的に変化させるポイント付与のサービス内容を示す付帯サービス内容情報を格納するポイント情報テーブルと、キャッシュバックのサービス内容を示す付帯サービス内容情報を格納するキャッシュバック情報テーブルと、を備えて、クレジットブランドの判定処理を実行する判定装置が、前記各加盟店舗が契約しているクレジットブランドの情報を前記利用可能店舗テーブルから読み出して、ここで読み出したクレジットブランドの付帯サービス内容情報を前記ポイント情報テーブルおよび前記キャッシュバック情報テーブルより読み出して、前記各加盟店舗毎に、前記ポイント付与について、その提供レベルが所定値以上であるクレジットブランドを特定する一次判定と、この一次判定で特定したクレジットブランドより、前記キャッシュバックについて、その提供レベルが所定値以上であるクレジットブランドを特定する二次判定とを実行し、前記二次判定で特定されたクレジットブランドを最適ブランド候補として特定し、この最適ブランド候補の情報を最終判定結果テーブルに格納する処理と、前記加盟店舗に対する前記最適ブランド候補の情報を、前記最終判定結果テーブルから読み出して、この最適ブランド候補情報を前記決済手段に出力する処理とを実行し、演算装置、記憶装置、通信装置とを備えた前記決済手段が、前記判定装置より最適ブランド候補情報を受信して、この最適ブランド候補情報が示す最適ブランドに対応したクレジット決済アプリケーションを前記記憶装置より読み出して起動し、前記加盟店舗の決済端末との間でクレジット決済サービスの処理を実行する、ことを特徴とする。
また、本発明のクレジットブランド判定装置は、ユーザの備える決済手段を通じてクレジット決済サービスを提供する各種クレジットブランド中からの、クレジットブランド選択処理を行うシステムが備える、クレジットブランドの判定処理を実行する判定装置であって、演算装置、記憶装置、通信装置と、クレジットブランドとクレジット決済サービスの契約中の加盟店舗の情報を格納する利用可能店舗テーブル、および前記クレジットブランドが提供する、所定の変動要因に応じて付与率を動的に変化させるポイント付与のサービス内容を示す付帯サービス内容情報を格納するポイント情報テーブルと、キャッシュバックのサービス内容を示す付帯サービス内容情報を格納するキャッシュバック情報テーブルと、前記各加盟店舗が契約しているクレジットブランドの情報を前記利用可能店舗テーブルから読み出して、ここで読み出したクレジットブランドの付帯サービス内容情報を前記ポイント情報テーブルおよび前記キャッシュバック情報テーブルより読み出して、前記各加盟店舗毎に、前記ポイント付与について、その提供レベルが所定値以上であるクレジットブランドを特定する一次判定と、この一次判定で特定したクレジットブランドより、前記キャッシュバックについて、その提供レベルが所定値以上であるクレジットブランドを特定する二次判定とを実行し、前記二次判定で特定されたクレジットブランドを最適ブランド候補として特定し、この最適ブランド候補の情報を最終判定結果テーブルに格納する、最適ブランド判定部と、前記加盟店舗に対する前記最適ブランド候補の情報を、前記最終判定結果テーブルから読み出して、この最適ブランド候補情報を前記決済手段に出力する、最適ブランド情報出力部とを備える、ことを特徴とする。
なお、本発明における「クレジットブランド」とは、「サービス提供者」や「サービスの提供手段(アプリケーションプログラムや装置、ICカード等)」の種別全般を包含するものであり、与信に基づき決済サービスを行う「クレジットカード」の種別のみに想定範囲を限定するものではない。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、ユーザの備える決済手段(携帯端末またはICカード)でクレジット決済サービスの利用が可能な複数種のクレジットブランドの中から、付帯サービスを比較した上でユーザに最適なクレジットブランドを、ユーザに代わって選択可能とできる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態のクレジットブランド選択システム100を含むネットワーク構成図である。一部、ネットワーク的につながっていないものも説明の便宜のために描いている。本実施形態におけるクレジットブランド選択システム100(以下、単にシステム100という)は、ユーザの携帯端末200で利用可能な、複数種のクレジットブランドの中から、クレジット決済サービスの加盟店舗ごとに、使用に最適なクレジットブランドを、ユーザに代わって選択するシステムである。ユーザの携帯端末200にハードウェアやソフトウェア(プログラム)の形で格納された各クレジットブランドの決済機能は、それぞれクレジット決済サービスの機能以外に、各種顧客満足を提供するための付帯サービスの処理機能を有する。付帯サービスとは例えば、現金換算ポイントの付与(還元)やキャッシュバック、景品の付与やそのための抽選などである。
本実施形態のシステム100は、具体的には、ユーザの携帯端末200と、本クレジットブランド選択システムを運営・管理する業者のASPサーバ300とからなる。ユーザ端末400は、前記携帯端末200のユーザが利用するコンピュータであり、ネットワーク102を介してASPサーバ300にアクセスし、付帯サービス内容情報の取得処理などを行うための端末であって、本実施形態では具体的には、パーソナルコンピュータである。また、本実施形態におけるこの携帯端末200は、本発明における決済手段に該当する。但し、前記ASPサーバ300が備える本発明の機能を携帯端末200で備えるとした場合、本発明における判定装置ともなる。
携帯端末200は、本実施形態では、携帯電話を用いることとするが、これに限定されるものではなく、例えば携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)や、加盟店舗の決済端末(ないしはICカードリーダ)との通信機能を備えたICカードなどを用いることも可能である。携帯端末200の機能構成としては、本発明のクレジットブランド選択方法を実行する機能を実現すべく、書き換え可能メモリなどのプログラムデータベース201にプログラム202を備えて、このプログラム202をメモリ203に読み出し、演算装置たるCPU204により実行する。また、携帯端末200は、各種ボタン類やネットワーク通信機能などを含む入力インターフェース205や、表示画面やネットワーク通信機能などを含む出力インターフェース206などを有している。携帯端末200の入力インターフェース205および出力インターフェース206の通信機能は、ASPサーバ300などといった外部装置と例えば公衆回線網、インターネットや無線LANなどの各種ネットワーク102に接続し、データ授受を実行する。携帯端末200の後述する各種機能部と上記通信機能との間ではI/O部207がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
また、携帯端末200のプログラム202とは別のプログラム208として、例えば9種類のクレジットブランドそれぞれの、前記加盟店舗におけるクレジットカード決済処理を実行するプログラムである、ブランド1決済処理実行プログラム〜ブランド9決済処理実行プログラム251〜259が格納されている。ここで、本実施形態において、クレジットカード決済サービスの種類別を示すブランドとは、クレジット会社の種類別のみならず、同じクレジット会社の発行するクレジットサービスであってもそのグレードや、(提携型カードの場合は)提携先などが異なれば、付随する付帯サービスの内容も異なってくるので、その点についても区別したものとする。前記のブランド1決済処理実行プログラム〜ブランド9決済処理実行プログラム251〜259は、ソフトウェア的に携帯端末200内に格納されることとしてもよいし、ハードウェア的に格納されることとしてもよい。
このような、各種クレジットブランド1〜9のクレジット決済機能を有する携帯端末200は、前記加盟店舗(以下、単に店舗という)においてユーザが買い物をするときは、レジ等に設けられている専用のクレジットリーダ500(加盟店舗の決済端末)にかざすことにより、ブランド1決済処理実行プログラム〜ブランド9決済処理実行プログラム251〜259のいずれかによる決済処理を実行する。クレジットリーダ500は、CAFIS(Credit And Finance Information Switching system)などのクレジット情報照会サービスに接続されている。
また、前記ASPサーバ300の機能構成としては、本発明のクレジットブランド選択方法を実行する機能を実現すべく、書き換え可能メモリなどのプログラムデータベース301にプログラム302を備えて、このプログラム302をメモリ303に読み出し、演算装置たるCPU304により実行する。また、ASPサーバ300は、各種ボタン類やネットワーク通信機能などを含む入力インターフェース305や、表示画面やネットワーク通信機能などを含む出力インターフェース306などを有している。ASPサーバ300の入力インターフェース305および出力インターフェース306の通信機能は、携帯端末200やユーザ端末400などといった外部装置と例えば公衆回線網、インターネットや無線LANなどの各種ネットワーク102に接続し、データ授受を実行する。ASPサーバ300の後述する各種機能部と上記通信機能との間ではI/O部307がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。こうした本実施形態におけるASPサーバ300は、本発明における判定装置に該当する。
続いて、前記システム100を構成する決済手段たる携帯端末200や、判定装置たるASPサーバ300らが、それぞれのプログラム202、302に基づき構成・保持する各種機能部について説明を行う。また、前記システム100は、データベースソフト、あるいは表計算ソフトなどにおける表形式のデータである付帯サービス情報テーブル325と、最終判定結果テーブル326、225と、優先ブランドテーブル327と、利用可能店舗テーブル328と、二次判定結果テーブル329とを利用可能であるとする。これら各テーブル225、325〜329は、携帯端末200またはASPサーバ300のコンピュータ装置が備えるハードディスクドライブなどの適宜な記憶装置に、適宜に配置され備わる状態を想定する。あるいは、これら各テーブル225、325〜329が携帯端末200やASPサーバ300とは別にネットワーク102上に存在することとしてもよい。この場合、携帯端末200およびASPサーバ300はたとえばDBMS(Database Management System)を備え、ネットワーク102を介して前記各テーブル225、325〜329にアクセスし、情報登録や情報検索などの処理を実行する。
なお、システム100における判定装置たるASPサーバ300は、クレジットブランドとクレジット決済サービスの契約中の加盟店舗の情報を格納する利用可能店舗テーブル328と、前記クレジットブランドが提供する付帯サービス内容を示す付帯サービス内容情報を格納する付帯サービス情報テーブル325とにアクセス可能である。
前記付帯サービス情報テーブル325に格納される付帯サービス内容情報は、前記携帯端末200のユーザがユーザ端末400や携帯端末200を用いて、ネットワーク102経由でASPサーバ300にアクセスし入力してくることとしてもよい。あるいは、前記付帯サービス内容情報は、ASPサーバ300のプログラム302が、予めURLなどネットワークアドレスを既知である各クレジットブランド1〜9のwebサーバにアクセスし、そのwebサーバから自動的に収集し、付帯サービス情報テーブル325に格納することとしてもよい。そのようにすれば、ユーザが自分で付帯サービス内容情報を収集し、入力する手間が省略でき、所望の付帯サービスを選択するのみでよいため、好適である。ここでユーザが所望の付帯サービスを選択する場合、携帯端末200内に保有するブランド1〜9のクレジット決済サービス機能に付随する、ポイント還元やキャッシュバック、景品付与といった各種の付帯サービスのうち、例えば自身が重視する付帯サービスなど、所望の付帯サービスを選択することとなる。
こうした選択を行う方法は、例えばユーザ端末400からネットワーク102経由でASPサーバ300にアクセスし、ASPサーバ300が提示する付帯サービス内容情報の一覧から選択することとすればよい(勿論、そのためにASPサーバ300は予め前記webサーバ等から収集してある付帯サービス内容情報を、web表示用データとしてネットワーク102等を通じてユーザ端末400等に送信する)。
本実施形態のユーザは、ポイント還元とキャッシュバックの2種類の付帯サービスを選択することとし、それぞれの付帯サービス内容情報が、付帯サービス情報テーブル325としての、ポイント情報テーブル325a、およびキャッシュバック情報テーブル325bに格納されることとする。
また、こうしたASPサーバ300は、前記各加盟店舗が契約しているクレジットブランドの情報を前記利用可能店舗テーブル328から読み出して、ここで読み出したクレジットブランドの付帯サービス内容情報を前記付帯サービス情報テーブル325より読み出して、前記各加盟店舗毎に、加盟店舗が契約中の各クレジットブランドが提供する前記付帯サービス内容の提供レベルを比較し、前記提供レベルが所定値以上であるものを最適ブランド候補として判定し、この最適ブランド候補の情報を最終判定結果テーブル326に格納する、最適ブランド判定部351を備える。
後述するように、この最適ブランド判定部351が実行する判定処理として、本実施形態では、一次判定、二次判定、および最終判定の、合計三段階の判定を含む。一次判定では、付帯サービス情報テーブル325としての、ポイント情報テーブル325aまたはキャッシュバック情報テーブル325bに格納された付帯サービス内容情報に基づいて、前記加盟店舗ごとに、クレジットブランド1〜9のそれぞれについて、ポイント還元に関するメリットまたはキャッシュバックに関するメリットを個別に判定する。この一次判定の結果は、ポイント情報テーブル325aまたはキャッシュバック情報テーブル325bにそれぞれ格納される。二次判定では、一次判定の結果である、ポイント還元に関するメリットまたはキャッシュバックに関するメリットを総合して判定する。二次判定の結果は、二次判定結果テーブル329に格納される。
ここで、最終判定に関してより詳細に説明する。システム100のASPサーバ300は、各ユーザが加盟店舗ごとに優先使用するクレジットブランドを定めた、優先ブランド情報を、(例えば予め入力インターフェース305を介してユーザ指示を受け付け)格納する優先ブランドテーブル327を備える。この優先ブランドテーブル327の格納情報は、ユーザ自身がユーザ端末400や携帯端末200などからネットワーク102を通じてASPサーバ300にアクセスし、入力することとすればよい。
前記最適ブランド判定部351は、ある加盟店舗について、前記付帯サービス内容情報を所定基準に照らして一次、二次の各判定を行った結果、ユーザのメリット最大と判断されるクレジットブランドが特定できない場合に、当該加盟店舗に対しては、前記優先ブランドテーブル327から読み出した前記優先ブランド情報に基づいて、当該加盟店舗に対する優先使用クレジットブランドを、前記最適ブランド候補として前記最終判定結果テーブル326に格納することとする。
このような処理を実行すれば、付帯サービスについて際だって高いメリットをユーザに提供できるクレジットブランドが特に無い加盟店舗について、ユーザが優先的に使用したいクレジットブランドを効率的に選択させることができる。クレジットブランドの選択処理に際し、ユーザのクレジットブランド選択希望を反映可能となるので、ユーザ満足度の更なる向上について有利である。ユーザのカード選択に関する希望とは、例えば、ユーザが集中的に還元ポイントを蓄積したい特定のクレジットブランドを持っているような場合が想定できる。
また、前記ASPサーバ300は、前記加盟店舗に対する前記最適ブランド候補の情報を、前記最終判定結果テーブル326から読み出して、この最適ブランド候補情報を前記決済手段たる携帯端末200に出力する、最適ブランド情報出力部353を備える。
一方、前記ASPサーバ300の最適ブランド情報出力部353より最適ブランド候補情報を受信する、決済手段たる前記携帯端末200は、決済処理部260を有する。この決済処理部260は、前記ASPサーバ300より最適ブランド候補情報を受信して、この最適ブランド候補情報が示す最適ブランドに対応したクレジット決済アプリケーション(前記ブランド1〜9の決済処理実行プログラム)を携帯端末200の記憶装置(不揮発性メモリ等)より読み出して起動し、前記加盟店舗のクレジットリーダ500(決済端末)との間でクレジット決済サービスの処理を実行する。
このような構成とすれば、前述のように加盟店舗において決済がなされる場面で、クレジットリーダ500に携帯端末200が決済意図をもってかざされる際に、決済処理が実行されるクレジットブランドの選択を、決済処理部260が自動的に行ってくれることとなる。その結果ユーザは、クレジットブランドの選択に頭を悩ませる必要は無く、あたかもシステム100が、ホテルにおいて宿泊客に代わってチケットの手配などを自動的にやってくれるコンシェルジェのように、自動的に、最適なクレジットブランドの選択から、その決済処理プログラムの実行までを行ってくれることとなる。つまりユーザは、きわめて便利かつ迅速にクレジット決済を用いた買い物を行うことができる。
また、前記携帯端末200は、前記加盟店舗におけるクレジット決済処理に先立ち、自身が前記ASPサーバ300における最適ブランド判定部351に対応するアプリケーションまたは演算回路を備える場合、前記最適ブランド判定部351の処理を自身で実行し、この処理により最適ブランド候補情報を取得するものであるとしてもよい。
或いは、前記携帯端末200は、前記加盟店舗におけるクレジット決済処理に先立ち、自身が前記ASPサーバ300における最適ブランド判定部351に対応するアプリケーションまたは演算回路を備えない場合、前記ASPサーバ300に対して、最適ブランド候補情報の要求通知を送信する、処理要求通知部261を備えるとしてもよい。
この場合、前記ASPサーバ300は、前記携帯端末200の処理要求通知部261から最適ブランド候補情報の要求通知を受信して、前記最適ブランド判定部351に対して処理開始を指示する、要求処理部355を備えるとする。
また、前記携帯端末200の決済処理部260は、前記ASPサーバ300より受信した最適ブランド候補情報をディスプレイ装置などの出力インターフェース206に表示し、この最適ブランド候補情報の表示に伴う、ユーザからのクレジットブランドの選択指示を入力インターフェース205にて受けて、当該選択指示に応じたクレジットブランドに対応したクレジット決済アプリケーション251〜259の実行処理を行う。このように最適ブランド候補情報の提示をユーザに行うことで、決済処理実行の前に、最終判定結果をユーザ側で最終確認することができる。
以上のように、システム100のASPサーバ300や携帯端末200が備える、各種機能部のうち決済処理部260を携帯端末200に保有させ、その決済処理部260の処理に必要なテーブルである最終判定結果テーブル326をASPサーバ300から携帯端末200に送信することとし、それ以外の各種機能部および各種テーブルは全てASPサーバ300に保有させることとすれば、携帯端末200において実行する処理が最も少なくなるためその動作が軽快となり、最終判定結果の出力処理も迅速に行われる。最終判定結果の出力処理は、主に、実際に加盟店舗における買い物に伴う決済場面で行われるものであるので、こうした機能分担を判定装置と決済手段との間で行う構成は有利である。また、このようにすれば、携帯端末200を買い換える場合など(携帯電話の場合は機種変更の場合など)に、携帯端末200内の移行を必要とするプログラムやデータが最小となるので、移行処理の手間や迅速性などの点においても有利である。
なお、これまで示したシステム100における各機能部260〜261、351〜355は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラム202、302として実現するとしてもよい。後者の場合、システム100のCPU204、304が、プログラム202、302実行に合わせて記憶装置より該当プログラム202、302をメモリ204、304に読み出して、これを実行することとなる。
また、上記各機能部260〜261、351〜355、および各テーブル225、325〜329を、それぞれ携帯端末200とASPサーバ300のどちらに配置するかという点も、本実施形態の例に限定されず、様々に変更が可能である。例えば、全ての機能部およびテーブルを携帯端末200に保有させることとしてもよい。その場合、ユーザ端末400から入力される付帯サービス内容情報や、優先ブランド情報は、ASPサーバ300でなく、携帯端末200が入力インターフェース205を介して受信し、格納することとなる。
また、携帯端末200の入力インターフェース205や出力インターフェース206である表示画面が十分に大きくて使いやすい場合などは、付帯サービス内容情報や優先ブランド情報の入力を、ユーザ端末400からでなく携帯端末200から行うようにしてもよい。
−−−データベース構造−−−
次に、本実施形態のシステム100が利用する、各テーブル225、325〜329のデータ構造について説明する。図2は、本実施形態における付帯サービス情報テーブル325のひとつであるポイント情報テーブル325aのデータ構造例を示す図である。図2に示すように、前記付帯サービス情報テーブル325は、クレジットブランドが提供する付帯サービスのサービス内容を格納するテーブルの一例であり、そのうちのポイント情報テーブル325aは、例えば、クレジットブランド種類をキーとして、ポイント付与単位、ステージ(過去の利用金額などによるサービスグレード)優遇による倍率、キャンペーンによるポイント付与倍率といった情報を対応付けたレコードの集合体となっている。また、このポイント情報テーブル325aには、最適ブランド判定部351による処理結果である、「合計」すなわち1ポイントを得るために必要な決済金額、および一次判定結果(一番右のコラム)も書き込まれる。一次判定結果は、本実施形態では、1〜4の数値による4段階の点数として表される。点数が低いほど、ユーザに対するメリットが大きい。図2に示したポイント情報テーブル325aは、ある店舗Aについてのデータ例である。本実施形態では対象となる店舗はA〜Iまで9軒あり(図5など参照)、図2のようなデータが9軒の店舗全てについて登録される。
また、図3は、本実施形態における付帯サービス情報テーブル325のもうひとつの例であるキャッシュバック情報テーブル325bのデータ構造例を示す図である。図3に示すように、前記キャッシュバック情報テーブル325bは、例えば、クレジットブランド種類をキーとして、還元(キャッシュバックがあるか否かを表すフラグ)、一次判定結果といった情報を対応付けたレコードの集合体となっている。最適ブランド判定部351による処理結果である一次判定結果は、本実施形態では、キャッシュバックがあるブランドについては数値“0”を、キャッシュバックがないブランドについては数値“1”を付与する。図3に示したキャッシュバック情報テーブル325bは、ある店舗Aについてのデータ例である。本実施形態では対象となる店舗はA〜Iまで9軒あり(図5など参照)、図3のようなデータが9軒の店舗全てについて登録される。
また、図4は、本実施形態における二次判定結果テーブル329のデータ構造例を示す図である。図4に示すように、二次判定結果テーブル329は、主に、最適ブランド判定部351による処理結果のひとつである二次判定結果を格納するテーブルであり、例えば、クレジットブランド種類をキーとして、ポイント情報テーブル325aの一次判定結果、キャッシュバック情報テーブル325bの一次判定結果、および二次判定結果といった情報を対応付けたレコードの集合体となっている。二次判定結果は、本実施形態では、ポイント情報テーブル325aの一次判定結果とキャッシュバック情報テーブル325bの一次判定結果を合算した値である。二次判定結果の値が小さいほど、ユーザに対するメリットが大きい。図4に示した二次判定結果テーブル329は、ある店舗Aについてのデータ例である。本実施形態では対象となる店舗はA〜Iまで9軒あり(図5など参照)、図4のようなデータが9軒の店舗全てについて登録される。
また、図5は、本実施形態における最終判定結果テーブル326のデータ構造例を示す図である。図5に示すように、最終判定結果テーブル326は、最適ブランド判定部351による最終的な処理結果である、加盟店舗ごとの、使用に最適なクレジットブランド候補の情報を格納するテーブルであり、例えば、クレジットブランド種類をキーとして、加盟店舗ごとに(図5の構造例では店舗A〜店舗Iまで)、最適と判定されたクレジットブランドについてはフラグ“1”をそれ以外のクレジットカードブランドについてはフラグ“0”を対応付けたレコードの集合体となっている。最終判定結果テーブル326は、前述のように本実施形態では、ASPサーバ300の最適ブランド情報出力部353によって、携帯端末200に随時送信される。
また、図6は、本実施形態における優先ブランドテーブル327のデータ構造例を示す図である。図6に示すように、優先ブランドテーブル327は、各ユーザが加盟店舗ごとに優先使用するクレジットブランドを定めた、優先ブランド情報を格納するテーブルであり、例えば、加盟店舗ごとに、優先使用するクレジットブランドを対応付けたレコードの集合体となっている。
また、図7は、本実施形態における利用可能店舗テーブル328のデータ構造例を示す図である。図7に示すように、利用可能店舗テーブル328は、各加盟店舗ごとに利用可能なクレジットブランドをあらかじめ登録したテーブルであり、例えば、クレジットブランド種類をキーとして、加盟店舗ごとに、利用可能なクレジットブランドについてはフラグ“1”を、それ以外のクレジットブランドについてはフラグ“0”を対応付けたレコードの集合体となっている。この利用可能店舗テーブル328は、ユーザ自らが入力してもよいし、各クレジット会社のサーバなどからシステム100(のASPサーバ300または携帯端末200)が自動的に取得することとしてもよい。本実施形態では、利用可能店舗テーブル328に格納される情報は、ユーザ自身がユーザ端末400から入力することとする。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態におけるクレジットブランド選択方法に対応する処理フロー例について、図に基づき説明する。なお、以下で説明するクレジットブランド選択方法に対応する各種動作は、前記システム100を構成する前記携帯端末200やASPサーバ300が、適宜なメモリ203、303にそれぞれ読み出して実行するプログラム202、302によって実現される。そして、こうしたプログラム202、302は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードからそれぞれ構成されている。
図8は、本実施形態のクレジットブランド選択方法の実施手順例1を示すフロー図である。ここではまず、付帯サービス内容情報の受信・格納から、二次判定結果の登録までの処理について説明する。
まず、システム100のASPサーバ300は、付帯サービスのうち、例えばユーザが選択した種類の付帯サービスに関する付帯サービス内容情報を、入力インターフェース305からの入力を介して取得するか、クレジットブランドのwebサーバにアクセスして取得し、付帯サービス情報テーブル325であるポイント情報テーブル325a、キャッシュバック情報テーブル325bに格納する(s100)。本実施形態では、付帯サービス内容情報は、ユーザ自身がユーザ端末400から入力することを想定する。
次に、ASPサーバ300は、各ユーザが加盟店舗ごとに優先使用するクレジットブランドを定めた優先ブランド情報を、入力インターフェース305からの入力を介して取得し、優先ブランドテーブル327に格納する(s102)。本実施形態では、優先ブランド情報は、ユーザ自身がユーザ端末400から入力する。
また、ステップs102で、ASPサーバ300のプログラム302は、各加盟店舗毎に利用可能なクレジットブランドの情報を、入力インターフェース305での入力を介して取得し、利用可能店舗テーブル328に格納する。本実施形態では、利用可能店舗テーブル328に格納される情報は、ユーザ自身がユーザ端末400から入力することを想定する。ただし、上記ステップs100、s102で取得するとした付帯サービス内容情報や優先ブランド情報は、予め記憶媒体(CD−ROMなど)や記憶装置(不揮発性メモリやハードディスクドライブ)に用意され、その記憶情報にシステム100側でアクセス可能である場合、システム100が全く新規に別装置へと取得する処理を実行する必要はない。
次に、ASPサーバ300の最適ブランド判定部351は、付帯サービス情報テーブル325であるポイント情報テーブル325a、キャッシュバック情報テーブル325bから読み出した各付帯サービス内容情報に基づいて、前記一次判定処理を実行し、一次判定の結果(図2、図3参照)を、ポイント情報テーブル325a、キャッシュバック情報テーブル325bに格納する(s104)。図2、図3は、店舗Aについてのデータ例だが、店舗B〜Iについても、同様に、ポイント情報やキャッシュバック情報、一次判定結果などを格納する。
次に、ASPサーバ300の最適ブランド判定部351は、ステップs104における前記一次判定の結果に基づいて、前記二次判定処理を実行し、二次判定の結果(図4参照)を、二次判定結果テーブル329に格納する(s106)。図4は、店舗Aについてのデータ例だが、店舗B〜Iについても、同様に、二次判定結果を算出し、格納する。
以上で本フロー例の処理は終了となる。
−−−処理フロー例2−−−
図9は、本実施形態のクレジットブランド選択方法の実施手順例2を示すフロー図である。ここでは、フロー例1における二次判定結果の登録の後、最終判定結果を出力するまでの処理について説明する。
まず、前記ASPサーバ300の最適ブランド判定部351は、前記フロー例1におけるステップs102において受信、格納された、優先ブランド情報および店舗ごとに利用可能なクレジットブランドの情報を、優先ブランドテーブル327および利用可能店舗テーブル328から読み出す(s200)。
次に、最適ブランド判定部351は、加盟店舗ごとに、当該ユーザにとってメリット最大と判断されるクレジットブランドを、使用に最適なクレジットブランドの候補として判定し、最終判定結果テーブル326に格納する(s202)。より具体的には、まず、加盟店舗ごとに利用可能なクレジットブランドを、前記利用可能店舗テーブル328にて確認した上で、ステップs106において格納された二次判定結果テーブル329のデータ内容から、当該ユーザにとってメリット最大と判断されるクレジットブランドがある場合には、そのクレジットサービスを使用に最適なクレジットブランドとして最終的に判定する。
このとき、図4の例で説明すると、例えばまず、ポイント情報の一次判定結果(点数)が、3以上のものは無条件に切り捨て、2以下のものだけ(図4の例ではクレジットブランド3とクレジットブランド4)を検討対象とする。次に、ポイント情報の一次判定結果で検討対象とされたもののうち、キャッシュバック情報の一次判定結果(点数)を合算した値が、最小となるもの(図4の例では、値が2となるクレジットブランド4)を、当該ユーザにとってメリット最大となるクレジットブランドと判断する。ここで、ポイント情報の一次判定結果(点数)とキャッシュバック情報の一次判定結果(点数)を合算した値が、どれも所定値以上の場合や、ポイント情報の一次判定結果がどれも所定値(本実施形態では「3」)以上の場合などは、「当該ユーザにとってメリット最大となるクレジットブランド無し」と判断される。その場合は、ステップs200で読み出された優先ブランド情報に基づいて、当該加盟店舗に対する優先使用クレジットブランドを、使用に最適なクレジットブランドとして最終的に判定する。
次に、ASPサーバ300の最適ブランド情報出力部353は、最終判定結果テーブル326を携帯端末200に送信する(s204)。
一方、携帯端末200では、前記ステップs204においてASPサーバ300から送信された最終判定結果テーブル326を受信する(s206)。ここで携帯端末200の決済処理部260は、各加盟店舗に対する、使用に最適と判定されたクレジットブランドの情報を、ステップs206において受信した最終判定結果テーブル225から読み出し、出力インターフェース206を介して出力する(s208)。具体的な状況としては、例えばユーザが店舗Aで買い物をする際に、店舗Aにおける使用に最適なクレジットブランドをシステム100に選択させるべく以上の処理を実行させる。すると具体的には、決済処理部260は、出力結果として、当該クレジットブランドに対応する、加盟店舗における決済処理を実行するプログラム(図5の例では、店舗Aの場合はクレジットブランド4の決済処理実行プログラムとなる)を、決済処理実行時に選択する処理をする。また、必要に応じて、携帯端末200の表示画面206に、当該使用に最適と最終的に判定されたクレジットサービスブランド4を表示する処理をも行ってもよい。
なお、携帯端末200は、前記ステップs206にて最終判定結果テーブルの情報をASPサーバ300より受信する以前に、該当加盟店舗における最適ブランド候補情報の送信要求をASPサーバ300に発するとしてもよい。この場合、例えば、決済手段たる前記携帯端末200が自身の機能構成のリスト情報をメモリ203等に格納しておき、そのリスト情報における、前記最適ブランド判定部351に対応するアプリケーションまたは演算回路に該当する情報の有無を判定する。この判定処理は、前記ステップs200に先だって携帯端末200にて実行される。そして、携帯端末200が、前記最適ブランド判定部351に該当する機能を備えないと判断できる場合、前記処理要求通知261が、前記ASPサーバ300に対して、最適ブランド候補情報の要求通知を送信するのである。この要求通知を受けたASPサーバ300は、前記ステップs200を開始することとなる。
或いは逆に、前記携帯端末200が、前記最適ブランド判定部351に対応するアプリケーションまたは演算回路を備えていた場合、前記最適ブランド判定部351の処理(s200〜s202)を自身で実行し、この処理により最適ブランド候補情報を取得するものであるとしてもよい。
以上、本実施形態によれば、ユーザの携帯端末等で利用可能な複数種のクレジットブランドの中から、それらクレジットブランドの各付帯サービスを比較した上で、ユーザに最適なクレジットブランドを、ユーザに代わって選択することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態のクレジットブランド選択システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における付帯サービス情報テーブル(ポイント情報テーブル)のデータ構造例1を示す図である。 本実施形態における付帯サービス情報テーブル(キャッシュバック情報テーブル)のデータ構造例2を示す図である。 本実施形態における二次判定結果テーブルのデータ構造例を示す図である。 本実施形態における最終判定結果テーブルのデータ構造例を示す図である。 本実施形態における優先ブランドテーブルのデータ構造例を示す図である。 本実施形態における利用可能店舗テーブルのデータ構造例を示す図である。 本実施形態のクレジットブランド選択方法に対応する処理フロー例1を示す図である。 本実施形態のクレジットブランド選択方法に対応する処理フロー例2を示す図である。
符号の説明
100 クレジットブランド選択システム
102 通信ネットワーク
200 携帯端末(決済手段)
201 プログラムデータベース
202 プログラム
203 メモリ
204 CPU
205 入力インターフェース
206 出力インターフェース
207 I/O部
225 最終判定結果テーブル
260 決済処理部
261 処理要求通知部
300 ASPサーバ(判定装置)
301 プログラムデータベース
302 プログラム
303 メモリ
304 CPU
305 入力インターフェース
306 出力インターフェース
307 I/O部
308 プログラム
325 付帯サービス情報テーブル
326 最終判定結果テーブル
327 優先ブランドテーブル
328 利用可能店舗テーブル
329 二次判定結果テーブル
351 最適ブランド判定部
353 最適ブランド情報出力部
355 要求処理部
400 ユーザ端末

Claims (3)

  1. ユーザの備える決済手段を通じてクレジット決済サービスを提供する各種クレジットブランド中からの、クレジットブランド選択処理を行うシステムであって、
    クレジットブランドの判定処理を実行する判定装置が、
    演算装置、記憶装置、通信装置と、
    クレジットブランドとクレジット決済サービスの契約中の加盟店舗の情報を格納する利用可能店舗テーブル、および前記クレジットブランドが提供する、所定の変動要因に応じて付与率を動的に変化させるポイント付与のサービス内容を示す付帯サービス内容情報を格納するポイント情報テーブルと、キャッシュバックのサービス内容を示す付帯サービス内容情報を格納するキャッシュバック情報テーブルと、
    前記各加盟店舗が契約しているクレジットブランドの情報を前記利用可能店舗テーブルから読み出して、ここで読み出したクレジットブランドの付帯サービス内容情報を前記ポイント情報テーブルおよび前記キャッシュバック情報テーブルより読み出して、前記各加盟店舗毎に、前記ポイント付与について、その提供レベルが所定値以上であるクレジットブランドを特定する一次判定と、この一次判定で特定したクレジットブランドより、前記キャッシュバックについて、その提供レベルが所定値以上であるクレジットブランドを特定する二次判定とを実行し、前記二次判定で特定されたクレジットブランドを最適ブランド候補として特定し、この最適ブランド候補の情報を最終判定結果テーブルに格納する、最適ブランド判定部と、
    前記加盟店舗に対する前記最適ブランド候補の情報を、前記最終判定結果テーブルから読み出して、この最適ブランド候補情報を前記決済手段に出力する、最適ブランド情報出力部とを備え、
    前記決済手段が、
    演算装置、記憶装置、通信装置と、
    前記判定装置より最適ブランド候補情報を受信して、この最適ブランド候補情報が示す最適ブランドに対応したクレジット決済アプリケーションを前記記憶装置より読み出して起動し、前記加盟店舗の決済端末との間でクレジット決済サービスの処理を実行する、決済処理部を備える、
    ことを特徴とするクレジットブランド選択システム。
  2. ユーザの備える決済手段を通じてクレジット決済サービスを提供する各種クレジットブランド中からの、クレジットブランド選択処理を行うコンピュータシステムにおける、
    演算装置、記憶装置、および通信装置と、クレジットブランドとクレジット決済サービスの契約中の加盟店舗の情報を格納する利用可能店舗テーブル、および前記クレジットブランドが提供する、所定の変動要因に応じて付与率を動的に変化させるポイント付与のサービス内容を示す付帯サービス内容情報を格納するポイント情報テーブルと、キャッシュバックのサービス内容を示す付帯サービス内容情報を格納するキャッシュバック情報テーブルと、を備えて、クレジットブランドの判定処理を実行する判定装置が、
    前記各加盟店舗が契約しているクレジットブランドの情報を前記利用可能店舗テーブルから読み出して、ここで読み出したクレジットブランドの付帯サービス内容情報を前記ポイント情報テーブルおよび前記キャッシュバック情報テーブルより読み出して、前記各加盟店舗毎に、前記ポイント付与について、その提供レベルが所定値以上であるクレジットブランドを特定する一次判定と、この一次判定で特定したクレジットブランドより、前記キャッシュバックについて、その提供レベルが所定値以上であるクレジットブランドを特定する二次判定とを実行し、前記二次判定で特定されたクレジットブランドを最適ブランド候補として特定し、この最適ブランド候補の情報を最終判定結果テーブルに格納する処理と、
    前記加盟店舗に対する前記最適ブランド候補の情報を、前記最終判定結果テーブルから読み出して、この最適ブランド候補情報を前記決済手段に出力する処理とを実行し、
    演算装置、記憶装置、通信装置とを備えた前記決済手段が、
    前記判定装置より最適ブランド候補情報を受信して、この最適ブランド候補情報が示す最適ブランドに対応したクレジット決済アプリケーションを前記記憶装置より読み出して起動し、前記加盟店舗の決済端末との間でクレジット決済サービスの処理を実行する、
    ことを特徴とするクレジットブランド選択方法。
  3. ユーザの備える決済手段を通じてクレジット決済サービスを提供する各種クレジットブランド中からの、クレジットブランド選択処理を行うシステムが備える、クレジットブランドの判定処理を実行する判定装置であって、
    演算装置、記憶装置、通信装置と、
    クレジットブランドとクレジット決済サービスの契約中の加盟店舗の情報を格納する利用可能店舗テーブル、および前記クレジットブランドが提供する、所定の変動要因に応じて付与率を動的に変化させるポイント付与のサービス内容を示す付帯サービス内容情報を格納するポイント情報テーブルと、キャッシュバックのサービス内容を示す付帯サービス内容情報を格納するキャッシュバック情報テーブルと、
    前記各加盟店舗が契約しているクレジットブランドの情報を前記利用可能店舗テーブルから読み出して、ここで読み出したクレジットブランドの付帯サービス内容情報を前記ポイント情報テーブルおよび前記キャッシュバック情報テーブルより読み出して、前記各加盟店舗毎に、前記ポイント付与について、その提供レベルが所定値以上であるクレジットブランドを特定する一次判定と、この一次判定で特定したクレジットブランドより、前記キャッシュバックについて、その提供レベルが所定値以上であるクレジットブランドを特定する二次判定とを実行し、前記二次判定で特定されたクレジットブランドを最適ブランド候補として特定し、この最適ブランド候補の情報を最終判定結果テーブルに格納する、最適ブランド判定部と、
    前記加盟店舗に対する前記最適ブランド候補の情報を、前記最終判定結果テーブルから読み出して、この最適ブランド候補情報を前記決済手段に出力する、最適ブランド情報出力部とを備える、
    ことを特徴とするクレジットブランド判定装置。
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