JP2018200591A - アプリ自動起動システム - Google Patents

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三佳誉 岩田
Mikayo Iwata
三佳誉 岩田
島村 俊重
Toshishige Shimamura
俊重 島村
加々見 修
Osamu Kagami
修 加々見
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Abstract

【課題】ポイント処理機能を備える店舗アプリの利便性を改善するアプリ自動起動システムを提供する。【解決手段】自ビーコンが設置された店舗の店舗情報を出力するビーコン1と、当該店舗情報の受信に応じ、ポイントを処理する機能を備える前記店舗の店舗アプリを起動する携帯端末2と、当該店舗アプリが表示した会員用コードを当該会員用コードがかざされることにより読み取る読取機3と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ポイント処理機能を備える店舗アプリを起動する技術に関する。
商品の購入金額に合わせて顧客にポイントを付与し、累計ポイント数に応じて顧客に景品やクーポンを提供するポイントサービスシステムがある。
しかし、店舗が顧客に配布するポイントカードは店舗ごとに異なるため、顧客は複数のポイントカードを所持しなければならず、携帯に不便である。また、顧客は大量のポイントカードを所持することになり、商品の購買時にポイントカードを素早く見つけることができない。
また、店舗側にとっては、ハンコ等を用いてポイントを付与する場合、レジ担当者において多くの手間と時間がかかり、ヒューマンエラーも起こりやすくなり、顧客とのトラブルの要因となる。また、ポイントカードの作成およびポイントカードを読み取る機材の導入に手間とコストがかかる。
そこで、ポイントカード数を減らすために、複数店舗のポイントカードをまとめる技術がある(特許文献1)。また、紙媒体のポイントカードに代替する店舗専用のアプリケーション(ポイント処理機能を備える店舗アプリ)を導入することが考えられる。
特開2002−41933号公報
しかしながら、店舗アプリを導入する場合、顧客の携帯端末には複数の店舗アプリがインストールされることになるため、顧客は商品・代金の決済時に店舗アプリを探す手間を煩わしく感じてしまう。それゆえ、ポイントカードを紙媒体から電子媒体に変更した場合であっても、店舗アプリを十分に活用できないという課題があった。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、ポイント処理機能を備える店舗アプリの利便性を改善することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に係るアプリ自動起動システムは、自ビーコンが設置された店舗の店舗情報を出力するビーコンと、前記店舗情報の受信に応じ、ポイントを処理する機能を備える前記店舗の店舗アプリを起動する携帯端末と、前記店舗アプリが表示した会員用コードを前記会員用コードがかざされることにより読み取る読取機と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係るアプリ自動起動システムは、請求項1に記載のアプリ自動起動システムにおいて、前記店舗情報は、前記店舗アプリに対するアクセス情報であって、前記携帯端末は、前記アクセス情報を用いて前記店舗アプリをオンラインで検索し、検索した店舗アプリを起動することを特徴とする。
請求項3に係るアプリ自動起動システムは、請求項1に記載のアプリ自動起動システムにおいて、前記店舗情報は、前記店舗を識別する店舗識別情報であって、前記携帯端末は、前記店舗識別情報を用いて前記店舗アプリをオフラインで検索し、検索した店舗アプリを起動することを特徴とする。
請求項4に係るアプリ自動起動システムは、請求項3に記載のアプリ自動起動システムにおいて、前記店舗識別情報は、前記店舗の店舗名または店舗IDであって、前記携帯端末は、自携帯端末内のアプリ検索機能を用いて前記ビーコンからの店舗名に対応する店舗アプリを検索し、または、自携帯端末が取得した検索用アプリを用いて前記ビーコンからの店舗IDに対応する店舗アプリを検索することを特徴とする。
請求項5に係るアプリ自動起動システムは、請求項1乃至4のいずれかに記載のアプリ自動起動システムにおいて、前記読取機は、前記会員用コードに含まれる会員情報であって前記店舗のレジスタに表示される会員情報を会員情報サーバへ送信することを特徴とする。
請求項6に係るアプリ自動起動システムは、請求項5に記載のアプリ自動起動システムにおいて、前記店舗の会員情報と他の店舗の会員情報とを集約して記憶する会員情報サーバを更に備えることを特徴とする。
請求項7に係るアプリ自動起動システムは、請求項6に記載のアプリ自動起動システムにおいて、前記携帯端末のユーザに関する会員情報を前記会員情報サーバから受信し、前記ユーザの購買情報を当該会員情報とともに購買情報サーバへ送信するレジスタを更に備えることを特徴とする。
請求項8に係るアプリ自動起動システムは、請求項7に記載のアプリ自動起動システムにおいて、前記レジスタからの購買情報と会員情報とを関連付けて記憶する購買情報サーバを更に備えることを特徴とする。
本発明によれば、ポイント処理機能を備える店舗アプリの利便性を向上することができる。
アプリ自動起動システムの全体構成を示す図である。 一店舗におけるアプリ自動起動システムの構成を示す図である。 第1の実施形態に係る携帯端末の処理動作を示す図である。 読取機の処理動作を示す図である。 会員情報の例を示す図である。 レジスタの処理動作を示す図である。 購買情報サーバの処理動作を示す図である。 第2の実施形態に係る携帯端末の処理動作を示す図である。 第3の実施形態に係る携帯端末の処理動作を示す図である。
上記課題を解決するため、本実施の形態では、店舗内のレジスタ近傍にビーコンおよび読取機を設置しておき、顧客の所持する携帯端末が、商品購入のためにレジスタに近づき当該ビーコンから電波を受信した際、当該店舗の店舗アプリを自動的・自律的に起動し、読取機が、起動した店舗アプリの表示した会員用コードを当該会員用コードがかざされることにより読み取ることを特徴とする。
これにより、当該店舗で商品を購入しようとする顧客は、商品購入時に携帯端末上で店舗アプリを探す手間を省くことができ、また、会員用コードを積極的・能動的に送信する手間も省くことができるので、顧客に対する店舗アプリの利便性を向上することができる。
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。
<第1の実施形態>
本実施の形態に係るアプリ自動起動システムは、携帯端末、支払いシステムおよび顧客情報管理サーバを備えて構成される。支払いシステムは、ビーコン、読取機およびレジスタで構成される。顧客情報管理サーバは、会員情報サーバおよび購買情報サーバで構成される。
アプリ自動起動システムの全体構成を図1に示し、一店舗における機能構成を図2に示す。読取機3、会員情報サーバ4、レジスタ5および購買情報サーバ6は、有線の通信回線(例えば、有線LAN、インターネット)を介して互いに通信可能である。また、ビーコン1と携帯端末2は、無線の通信回線(無線LANなど)介して互いに通信可能である。携帯端末2と読取機3も無線の通信回線を介して互いに通信可能である。
ビーコン1は、店舗内においてレジスタ5の設置付近に設置され、当該店舗の店舗アプリに誘導するアプリ情報またはHPのURL情報(=店舗情報,店舗アプリに対するアクセス情報)を電波で出力する機能を備える。
携帯端末2は、ビーコン1の電波到達エリアへの進入時に当該ビーコン1からの電波を受信し、当該電波の受信に応じて前記店舗の店舗アプリを起動する機能を備える。具体的には、携帯端末2は、ビーコン1から電波を受信すると、当該電波に含まれる前記アプリ情報またはHPのURL情報を用いて店舗アプリをオンラインで検索し、ユーザによる起動実行ボタンの押下に応じて、検索した店舗アプリを起動する機能を備える。
また、携帯端末2は、起動した店舗アプリが自店舗アプリの表示領域内に出力したバーコード、QRコードなど(=会員用コード)を画面に表示する機能を備える。バーコード、QRコードなどには、顧客の会員情報が含まれる。
読取機3は、店舗内においてレジスタ5の設置付近に設置され、店舗アプリが携帯端末2内に表示したバーコード、QRコードなどを、当該バーコード、QRコードなどがかざされることにより読み取り、当該バーコード、QRコードなどに含まれる会員情報を会員情報サーバ4へ送信して、該当顧客が会員であるかを照会する機能を備える。
会員情報サーバ4は、全店舗(店舗A,店舗B,…,店舗Z)の会員情報を集約して一元管理(記憶)しており、所定店舗の読取機3からの会員情報が予め記憶している登録済会員情報に一致するか否かを判定し、互いの会員情報が一致することで会員であると判定する場合にのみ、該当の会員情報を当該店舗のレジスタ5へ送信する機能を備える。
レジスタ5は、商品・代金の決済時に、携帯端末2のユーザ(顧客)に関する会員情報を会員情報サーバ4から受信すると、当該会員情報に含まれる複数の情報のうち店舗側が表示させたい対象情報のみを画面に表示し、決済に応じてユーザの購買情報を当該会員情報とともに購買情報サーバ6へ送信し、かつ、決済時のポイント情報を会員情報サーバ4へ送信する機能を備える。
購買情報サーバ6は、全店舗のレジスタ5からそれぞれ送信される購買情報と会員情報とを関連付けて一元管理(記憶)する機能を備える。
なお、店舗アプリとは、紙媒体のポイントカードを電子化したポイントカード機能を有するアプリケーションソフトウェアプログラムである。また、ポイントとは、商品の購入金額に応じて付与される購入ポイント、店舗への来店に応じて付与される来店ポイントなどであり、累積ポイント数に応じて、景品、クーポン、購入金額に対する値引きなどへ還元される換金性のある数的情報である。
次に、アプリ自動起動システムの処理動作について説明する。
(携帯端末の処理動作)
携帯端末2の処理フローを図3に示す。ここでは、携帯端末2を所持するユーザ(顧客)が所定店舗に来店し、当該店舗で所望の商品を購入する場合を想定する。また、当該店舗内に設置されたビーコン1から電波が定期または連続して送出・発信されているものとする。
まず、携帯端末2は、店舗内のビーコン1からアプリ情報または店舗のURL情報を受信したか否かを判定する(ステップS1)。当該アプリ情報または店舗のURL情報は、前記店舗の店舗アプリに誘導するためのアクセス情報である。
次に、携帯端末2は、前記ビーコン1からアプリ情報またはURL情報を受信した場合、前記店舗の店舗アプリを取得するためにオンライン検索を実行するか否かのメッセージを画面にポップアップ表示する(ステップS2)。
次に、携帯端末2は、自携帯端末2のユーザによってオンライン検索が選択された場合、検索対象の店舗アプリが既に自携帯端末2内にあるか否かを判定する(ステップS3)。
そして、携帯端末2は、当該検索対象の店舗アプリが自携帯端末2内にある場合、当該店舗アプリを起動する準備を整え、当該店舗アプリを起動するか否かを前記ユーザに問いかけるメッセージを画面にポップアップ表示し(ステップS4)、当該ユーザによって当該店舗アプリの起動実行ボタンが押下られた場合に、当該店舗アプリを起動する。
一方、ステップS3による判定の結果、該当の店舗アプリが自携帯端末2内にない場合、携帯端末2は、当該店舗アプリを取得するか否かを前記ユーザに問いかけるメッセージを画面にポップアップ表示し(ステップS5)、当該ユーザによって当該店舗アプリの取得が選択された場合、前記アプリ情報またはURL情報を用いてインターネットなどから当該店舗アプリを検索および取得してインストールし、当該店舗アプリを起動する準備を整える。その後、ステップS4へ進み、ユーザによって当該店舗アプリの起動実行ボタンが押下られた場合に、当該店舗アプリを起動する。
以上より、本実施形態によれば、携帯端末2が、ビーコン1からの電波を受信すると、当該電波に含まれるアプリ情報またはHPのURL情報を用いて当該店舗の店舗アプリをオンラインで検索し、検索した店舗アプリを起動するので、複数の店舗アプリの中から来店店舗の店舗アプリを探す手間を省くことができる。その結果、顧客に対する店舗アプリの利便性を向上することができる。
なお、店舗アプリの起動後は、携帯端末2のユーザが当該店舗アプリ内に表示されたバーコード、QRコードなどを店舗内の読取機3にかざすことで、会員情報サーバ4または購買情報サーバ6に会員情報および決済の購買情報を登録することとなる。これらの動作は、これ以降で説明する。
(読取機の処理動作)
読取機3は、前述したように、携帯端末2から会員情報を読み取るための装置である。読み取る対象としては、バーコード、QRコードなどである。また、読み取った会員情報には、会員の性別、年齢、ポイント残高などが含まれており、会員情報サーバ4で会員であることを確認した後にレジスタ5で表示される。
読取機3の処理フローを図4に示す。まず、ユーザが携帯端末2を読取機3の画像読取部にかざすと、読取機3は、当該携帯端末2の画面に表示されたバーコード、QRコードなどを読み取る(ステップS11)。その後、読取機3は、会員情報サーバ4にアクセスして、当該バーコード、QRコードに含まれる会員情報を照会する(ステップS12)。
以上より、本実施形態によれば、携帯端末2(店舗アプリ)が、自携帯端末2のユーザに係るバーコード、QRコードなどを表示し、読取機3が、かざされた携帯端末2の画面に表示されたバーコード、QRコードなどを読み取るので、読取機3があることにより、店舗アプリ内にバーコードやQRコードを表示させれば、会員情報を読み取ることが可能となり、店舗側でポイントカードを作成しなくても会員情報を管理することができる。
(会員情報サーバの処理動作)
会員情報サーバ4は、前述したように、全店舗に係るポイントカード会員の会員情報を集約して管理するデータサーバである。例えば、図5に示すように、氏名、顧客の年齢、性別、電話番号、住所、ポイント残高、ポイント履歴および前回の利用日など、顧客に関する任意の会員情報が会員ごとに登録されている。
まず、会員情報サーバ4は、全店舗の会員情報を集約して管理しておき、読取機3からの照会に応じ、当該読取機3からの会員情報が予め記憶している登録済会員情報に一致するか否かを判定する。そして、会員情報サーバ4は、読取機3からの会員情報が登録済会員情報に一致する場合、当該会員情報をレジスタ5へ送信する。一方、会員情報サーバ4は、読取機3からの会員情報が登録済会員情報に一致しない場合、当該会員情報をレジスタ5へ送信しない。
以上より、本実施の形態によれば、1つの会員情報サーバ4が、複数の店舗に係る会員情報を集約して管理するので、他の店舗または異なる支店で購買したとしてもポイントをその場で付与することができる。
(レジスタの処理動作)
レジスタ5は、前述したように、会員情報サーバ4から顧客の性別、年齢、ポイント残高などの会員情報が送信される決済装置であり、当該会員情報として登録されているもののうち店舗側が表示させるものを画面に表示し、ユーザが購買した購買情報や会員情報をもとに購買情報サーバ6へ顧客管理を指示する装置である。
レジスタ5の処理フローを図6に示す。
まず、レジスタ5は、顧客(携帯端末2のユーザ)による商品・代金の決済時において、会員情報サーバ4から会員情報を受信したか否かを判定し(ステップS21)、会員情報サーバ4から会員情報を受信した場合には、当該会員情報を画面に表示する(ステップS22)。このとき、会員情報を受信していれば、少なくとも当該顧客のポイントがレジスタ5の画面に表示されるので、当該顧客は、当該ポイントを貯め、または、使用することを選択することができる。
その後、レジスタ5は、顧客による商品購買に伴い決済処理を行い(ステップS23)、会員情報を受信していた場合には、当該顧客によるポイントの利用結果を会員情報サーバ4の会員情報に反映(貯める場合はポイント加算、使用する場合はポイント減算など)するとともに、ユーザの購買情報と会員情報を購買情報サーバ6へ送信する(ステップS24,S25)。一方、レジスタ5は、会員情報がない場合には、決算処理のみを行い(ステップS23)、ユーザの購買情報のみを購買情報サーバ6へ送信する。
(購買情報サーバの処理動作)
購買情報サーバ6は、前述したように、レジスタ5における決済終了後、顧客の購買情報を集約し、当該購買情報を当該顧客の会員情報と結びつけて購買情報を管理する装置である。
購買情報サーバ6の処理フローを図7に示す。顧客との決済処理後、会員情報の有無で処理が異なる。購買情報サーバ6は、レジスタ5からのデータをもとに会員情報の有無を判定し(ステップS31)、当該データに会員情報が含まれている場合(=顧客が会員の場合)には、当該顧客の会員情報の年齢や性別と購買情報とを結び付けて登録する(ステップS32)。一方、購買情報サーバ6は、前記データに会員情報が含まれていない場合(=顧客が非会員の場合)には、従来通り店舗側の判断により手動で入力された顧客情報を購買情報と結び付けて登録する(ステップS33)。
以上より、本実施の形態によれば、購買情報サーバ6が、レジスタ5からの購買情報と会員情報とを結び付けて登録するので、正確かつ自動的に情報を蓄積することができる。また、当該蓄積したデータを利用することで、店舗別にどのような購買傾向があるのかを分析し、今後の販売戦略に役立てることができる。
以上より、本実施の形態に係るアプリ自動起動システムを備えることにより、ユーザ(顧客)は、店舗ごとに異なるポイントカードを持たずに済むだけでなく、アプリ化されたポイントカードをすぐに表示することが可能となり、決済時間の短縮を図ることができる。また、店舗側は、紙媒体のポイントカードを作成するコストを削減でき、決済時間の短縮による混雑を解消でき、会員情報と購買情報の関連性から将来の販売戦略を立てやすいといった効果がある。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、ビーコン1から送出される情報が店舗名である場合について説明する。本実施の形態に係るアプリ自動起動システムは、第1の実施形態と同じシステム構成を備え、第1の実施形態とはビーコン1と携帯端末2の備える機能が異なる。
第2の実施形態において、ビーコン1は、店舗内においてレジスタ5の設置付近に設置され、当該店舗の店舗名(=店舗情報,店舗を識別する店舗識別情報)を電波で出力する機能を備える。
第2の実施形態において、携帯端末2は、ビーコン1から電波を受信すると、自携帯端末2内のアプリ検索機能を用いて、当該電波に含まれる店舗名に対応する店舗アプリをオフラインで検索し、ユーザによる起動実行ボタンの押下に応じて、検索した店舗アプリを起動する機能を備える。
次に、本実施の形態に係る携帯端末2の処理動作について説明する。
当該携帯端末2の処理フローを図8に示す。
まず、携帯端末2は、店舗内のビーコン1から当該店舗の店舗名を受信したか否かを判定し(ステップS41)、前記ビーコン1から店舗名を受信した場合、自携帯端末2内のアプリ検索機能を用いて、当該店舗名に対応する店舗アプリをオフラインで検索する(ステップS42)。
次に、携帯端末2は、検索対象の店舗アプリが自携帯端末2内から検索されたか否かを判定し(ステップS43)、当該店舗アプリが自携帯端末2内から検索された場合、検索した店舗アプリを起動するか否かをユーザに問いかけるメッセージを画面にポップアップ表示し(ステップS44)、当該ユーザによって当該店舗アプリの起動実行ボタンが押下られた場合に、当該店舗アプリを起動する。
一方、ステップS43で行った判定の結果、該当の店舗アプリが自携帯端末2内にない場合、携帯端末2は、当該店舗アプリを取得するか否かを前記ユーザに問いかけるメッセージを画面にポップアップ表示し(ステップS45)、当該ユーザによって当該店舗アプリの取得が選択された場合、前記店舗名などを用いてインターネットなどから当該店舗アプリを検索および取得してインストールし、その後、ステップS44へ進み、ユーザによって当該店舗アプリの起動実行ボタンが押下られた場合に、当該店舗アプリを起動する。
以上より、本実施の形態によれば、携帯端末2が、ビーコン1から店舗名を受信した場合、自携帯端末2内のアプリ検索機能を用いて、当該店舗名に対応する店舗アプリをオフラインで検索するので、店舗アプリを取得済みの顧客にとっては、地下空間や電波環境のよくない店舗であっても本システムを利用することができる。その結果、第1の形態で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
<第3の実施形態>
第3の実施形態では、ビーコン1から送出される情報が店舗IDである場合について説明する。本実施の形態に係るアプリ自動起動システムは、第1の実施形態と同じシステム構成を備え、第1の実施形態とはビーコン1と携帯端末2の備える機能が異なる。
第3の実施形態において、ビーコン1は、店舗内においてレジスタ5の設置付近に設置され、当該店舗の店舗ID(=店舗情報,店舗を識別する店舗識別情報)を電波で出力する機能を備える。
第3の実施形態において、携帯端末2は、店舗IDから店舗アプリを検索する検索用アプリを予めダウンロードしておき、ビーコン1から電波を受信すると、当該検索用アプリを用いて、当該電波に含まれる店舗IDに対応する店舗アプリをオフラインで検索し、ユーザによる起動実行ボタンの押下に応じて、検索した店舗アプリを起動する機能を備える。
次に、本実施の形態に係る携帯端末2の処理動作について説明する。
当該携帯端末2の処理フローを図9に示す。
まず、携帯端末2は、店舗内のビーコン1から当該店舗の店舗ID情報を受信したか否かを判定し(ステップS51)、前記ビーコン1から店舗IDを受信した場合、自携帯端末2の取得していた検索用アプリを用いて、当該店舗IDに対応する店舗アプリをオフラインで検索する(ステップS52)。
次に、携帯端末2は、検索対象の店舗アプリが自携帯端末2内から検索されたか否かを判定し(ステップS53)、当該店舗アプリが自携帯端末2内から検索された場合、検索した店舗アプリを起動するか否かをユーザに問いかけるメッセージを画面にポップアップ表示し(ステップS54)、当該ユーザによって当該店舗アプリの起動実行ボタンが押下られた場合に、当該店舗アプリを起動する。
一方、ステップS53で行った判定の結果、該当の店舗アプリが自携帯端末2内にない場合、携帯端末2は、当該店舗アプリを取得するか否かを前記ユーザに問いかけるメッセージを画面にポップアップ表示し(ステップS55)、当該ユーザによって当該店舗アプリの取得が選択された場合、前記店舗IDなどを用いてインターネットなどから当該店舗アプリを検索および取得してインストールし、その後、ステップS54へ進み、ユーザによって当該店舗アプリの起動実行ボタンが押下られた場合に、当該店舗アプリを起動する。
以上より、本実施の形態によれば、ビーコン1が、店舗の店舗IDを電波で出力し、携帯端末2が、取得していた検索用アプリを用いて当該電波に含まれる店舗IDに対応する店舗アプリをオフラインで検索するので、地下空間や電波環境のよくない店舗であっても本システムを利用することができる。その結果、第1の形態で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態の場合、ビーコン1から出力される店舗IDは数ビット程度の小さいデータ量であることから、ビーコン1が発信する情報量が少なくなるので、ビーコン1の電力消費を抑えることができ、ビーコン1の動作時間を長くすることができる。例えば、ビーコン1が電池で動作する場合に、当該効果が顕著に現れる。
最後に、第1〜第3の実施形態を組み合わせることも可能である。例えば、ビーコン1は、アプリ情報、HPのURL情報、店舗名、店舗IDといった店舗情報を全て同時に発信することも可能である。また、携帯端末2は、第1〜第3の実施形態の全処理を動作可能であり、ビーコン1からの店舗情報の種別に応じて処理動作を選択することも可能である。
第1〜第3の実施形態で説明したビーコン1、携帯端末2、読取機3、会員情報サーバ4、レジスタ5および購買情報サーバ6は、CPU、メモリ、ハードディスク等を備えたコンピュータで実現できる。また、ビーコン1、携帯端末2、読取機3、会員情報サーバ4、レジスタ5および購買情報サーバ6としてコンピュータを機能させるためのプログラムや当該プログラムの記憶媒体を作成することも可能である。
1…ビーコン
2…携帯端末
3…読取機
4…会員情報サーバ
5…レジスタ
6…購買情報サーバ

Claims (8)

  1. 自ビーコンが設置された店舗の店舗情報を出力するビーコンと、
    前記店舗情報の受信に応じ、ポイントを処理する機能を備える前記店舗の店舗アプリを起動する携帯端末と、
    前記店舗アプリが表示した会員用コードを前記会員用コードがかざされることにより読み取る読取機と、
    を備えることを特徴とするアプリ自動起動システム。
  2. 前記店舗情報は、前記店舗アプリに対するアクセス情報であって、
    前記携帯端末は、
    前記アクセス情報を用いて前記店舗アプリをオンラインで検索し、検索した店舗アプリを起動することを特徴とする請求項1に記載のアプリ自動起動システム。
  3. 前記店舗情報は、前記店舗を識別する店舗識別情報であって、
    前記携帯端末は、
    前記店舗識別情報を用いて前記店舗アプリをオフラインで検索し、検索した店舗アプリを起動することを特徴とする請求項1に記載のアプリ自動起動システム。
  4. 前記店舗識別情報は、前記店舗の店舗名または店舗IDであって、
    前記携帯端末は、
    自携帯端末内のアプリ検索機能を用いて前記ビーコンからの店舗名に対応する店舗アプリを検索し、または、自携帯端末が取得した検索用アプリを用いて前記ビーコンからの店舗IDに対応する店舗アプリを検索することを特徴とする請求項3に記載のアプリ自動起動システム。
  5. 前記読取機は、
    前記会員用コードに含まれる会員情報であって前記店舗のレジスタに表示される会員情報を会員情報サーバへ送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のアプリ自動起動システム。
  6. 前記店舗の会員情報と他の店舗の会員情報とを集約して記憶する会員情報サーバを更に備えることを特徴とする請求項5に記載のアプリ自動起動システム。
  7. 前記携帯端末のユーザに関する会員情報を前記会員情報サーバから受信し、前記ユーザの購買情報を当該会員情報とともに購買情報サーバへ送信するレジスタを更に備えることを特徴とする請求項6に記載のアプリ自動起動システム。
  8. 前記レジスタからの購買情報と会員情報とを関連付けて記憶する購買情報サーバを更に備えることを特徴とする請求項7に記載のアプリ自動起動システム。
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