JP6624708B1 - 情報処理装置、システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の決済サービスが登録された端末を所有するユーザーに対して、特定の決済に対して好ましい決済サービスを提示可能な情報処理装置、システム及びプログラムを提供する。【解決手段】システム100において情報処理装置1は、取得部、解析部、及び選択部を備える。取得部は、決済データ、第1データ、第2データ及び第3データの少なくとも1つを取得可能に構成される。決済データは、ユーザー端末による過去の決済履歴を表すデータであり、第1データは、ユーザー端末のおかれた環境に関するデータであり、第2データは、複数の決済サービスの特典に関するデータであり、第3データは、複数の決済サービスの利用制限に関するデータである。選択部は、決済データと、第1データ〜第3データの少なくとも1つに基づいて、複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択可能に構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、システム及びプログラムに関する。
近年、スマートフォン等の多機能情報端末を利用した決済システムが普及している。
特許文献1には、携帯端末を使用して、電子決済を実行する方法及びシステムが開示されている。
特表2017−534978号公報
このような決済システムは利便性が高く、多くのユーザーに利用されているので、各社が独自の決済サービスを提供している。ところが、ユーザーにとっては、特定の決済において、多くの決済サービスのうちのいずれの決済サービスを利用するのが好ましいかについての判断を下すことが困難である。
本発明は、かかる事情を鑑みてなされたものであり、複数の決済サービスが登録された端末を所有するユーザーに対して、特定の決済に対して好ましい決済サービスを提示可能な情報処理装置、システム及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、情報処理装置であって、取得部、解析部、及び選択部を備え、前記取得部は、決済データ、第1データ、第2データ及び第3データの少なくとも1つを取得可能に構成され、前記決済データは、ユーザー端末による過去の決済履歴を表すデータであり、ここで、前記ユーザー端末は、ユーザーが登録している複数の決済サービスを利用可能な端末であり、前記第1データは、前記ユーザー端末のおかれた環境に関するデータであり、前記第2データは、前記複数の決済サービスの特典に関するデータであり、前記第3データは、前記複数の決済サービスの利用制限に関するデータであり、前記選択部は、前記決済データと、前記第1データ〜前記第3データの少なくとも1つに基づいて、前記複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択可能に構成される、情報処理装置が提供される。
本発明では、決済データと、第1データ〜第3データの少なくとも1つに基づいて、複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択する。これにより、ユーザーが決済処理の度に複数の決済サービスから特定の決済サービスを選択する手間を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置1を含むシステム100の概略図である。 複数の決済サービスと決済サービスに紐付いたクレジットカードの関係を表す概念図である。 決済データの一例である。 決済サービスの選択規則を表すルールの一部を表す図である。 決済サービスの選択規則を表すルールの一部を表す図である。 図6Aは、ルールの変更前の状態の一例である。図6Bは、ルールの変更後の状態の一例である。 ユーザー端末4の機能ブロック図である。 ユーザー端末4の記憶部45に記憶されているプログラムを表す概念図である。 ユーザー端末4の表示部41に表示される2次元コードの一例である。 表示部41に提示される決済サービスを表す画像の一例である。 表示部41に提示される決済サービスを表す画像の他の例である。 情報処理装置1により実行される処理を表すフローチャートの一例である。 ユーザーの生活圏を考慮した決済サービスの提示いついて説明する概念図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
本実施形態に係るシステム100は、複数の決済サービスを登録したユーザー端末4に対するサービスを提供するものである。一実施形態では、複数の決済サービスを隠蔽したフロントエンドのアグリゲーション決済サービス(以下、M Payと称する)としてかかるサービスを提供することができる。具体的には、アグリゲーション決済サービスは、複数の決済サービスを管理可能な決済サービスである。そして、ユーザーは、ユーザー端末4にインストールしたM Payを起動することにより、複数の決済サービスのうち、特定の決済処理において好ましい決済サービスの提示を受けることができる。ここで、かかる決済サービスの提示には、決済処理に用いるウォレットの提示に加え、種々の仮想通貨及び電子マネーによる決済を提示することも含まれる。
1.システム100の概要
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るシステム100は、情報処理装置1及びユーザー端末4を備える。本実施形態では、システム100はさらに、店舗サーバ5及び決済サーバ6を備える。そして、情報処理装置1、ユーザー端末4、店舗サーバ5及び決済サーバ6がネットワークNWを介して互いに接続されている。情報処理装置1は、例えばサーバにより構成される。ユーザー端末4は、任意のコンピュータにより構成され、例えば、スマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ、多機能音楽プレーヤー、表示画面を備えないデバイス(例:ユーザーの指に装着するスマートリング、無線通信機能を備えるカード、脳波により操作可能なデバイス)により構成される。店舗サーバ5は、店舗が運用するサーバであり、店舗に設置された決済端末にユーザー端末4をかざしたり、2次元コードを読み取ることにより、決済処理に関するデータを決済サーバ6に送信する。決済サーバ6は、ユーザー端末4による決済処理を管理するサーバである。
2.情報処理装置1の概要
情報処理装置1は、制御部10、通信部20及び記憶部30を備える。
2−1.制御部10
制御部10は、取得部11、解析部12、選択部13、提示部14、イベント検出部15、料金決定部16、ルール取得部17、ルール変更部18、及び学習部19を備える。
<取得部11>
取得部11は、決済データ、第1データ、第2データ及び第3データの少なくとも1つを取得可能に構成される。決済データは、ユーザー端末4による過去の決済履歴を表すデータである。本実施形態では、ユーザー端末4は、決済サービスを利用するユーザーが登録している複数の決済サービスを利用可能な端末である。第1データは、ユーザー端末4のおかれた環境に関するデータである。好ましくは、第1データは、ユーザー端末4の位置を表す位置データ、時刻、曜日、天気及びイベントの少なくとも1つを含むデータである。第2データは、複数の決済サービスの特典に関するデータである。好ましくは、第2データは、法定通貨に準ずるポイントの残高、ポイントの還元率、及び決済金額を割り引くクーポンに関する情報の少なくとも1つを含む。第3データは、複数の決済サービスの利用制限に関するデータである。好ましくは、第3データは、決済サービスの決済額の上限、決済サービスの所定期間における利用限度額、及び決済サービスに紐づく口座残高の少なくとも1つを含む。
本実施形態では、取得部11は、ユーザーの生活圏を表す生活圏データと、ユーザー端末4の位置を表す位置データを取得可能に構成される。ここで、生活圏は、ユーザーの自宅、職場その他の生活の中心地を基準に設定されることが好ましい。また、生活圏データは、ユーザーが自ら入力してもよく、ユーザー端末4から取得する位置データにより情報処理装置1が推定してもよい。
また、本実施形態では、取得部11は、ユーザーのスケジュールを表すスケジュールデータを取得可能に構成される。ここで、スケジュールデータは、ユーザーが自ら入力してもよく、ユーザー端末4のカレンダーアプリ、メールに記載された交通手段の予約内容、宿泊施設の予約内容等から情報処理装置1が推定してもよい。
さらに、本実施形態では、取得部11は、複数の決済サービスに紐付いたクレジットカードに関するカード情報を取得可能に構成される。ここで、カード情報は、クレジットカードの種類及び限度額を含むことが好ましい。
ここで、図2に示すように、複数の決済サービス(決済サービスA〜決済サービスN:以下、A Pay〜N Payと称する)には、それぞれクレジットカード(以下、aカード〜mカードと称する)が紐付いて登録されている。そして、ユーザー端末4により決済サービスが起動され、決済処理が実行されることにより、決済サービスに紐付いたクレジットカードから決済相当額が利用される。ユーザーは、任意のクレジットカードを特定の決済サービスに紐付けることができ、同じクレジットカードを複数の決済サービスに紐付けてもよい。ここで、かかる決済サービスは、例えばスマートフォン用のアプリケーションとして実装でき、ユーザーがアプリケーションをユーザー端末4にインストールすることにより利用可能となる。
<解析部12>
解析部12は、決済データ、第1データ、第2データ及び第3データの少なくとも1つを解析可能に構成される。具体的には、解析部12は、決済データを解析し、過去の決済履歴を含むデータを取得する。図3に示すように、決済データは、取引ID、利用した決済サービス、決済を実行した日付及び時刻、購入した商品又はサービスの品目と金額を対応付けたテーブルであってもよい。また、解析部12は、第1データ〜第3データを解析し、各種データに含まれる情報を取得する。
<選択部13>
選択部13は、決済データと、第1データ、第2データ及び第3データの少なくとも1つに基づいて、複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択可能に構成される。本実施形態では、選択部13は、解析部12による解析結果を利用して、複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択する。そして、選択された決済サービスにより、決済処理が実行され得る。例えば、特定の決済サービスのみを選択してもよく、複数の決済サービスのうち優先順位が高い順に選択してもよい。具体的には、選択部13は、決済データと、第1データに含まれる位置データ、時刻、曜日、天気及びイベントの少なくとも1つに基づいて、ユーザー端末4による決済処理が実行される位置における使用頻度が高い決済サービスを決済サービスに用いる決済サービスとして選択することができる。ここで、ユーザー端末4による決済処理が実行される位置は、緯度及び経度により特定される座標だけでなく、決済処理が実行される店舗を表す情報であってもよい。本実施形態では、位置データによる位置の特定に加え、ユーザーのスケジュールを解析することにより、時刻又は天気から決済処理が実行される位置を推定してもよい。
また、選択部13は、第2データを用いて、以下の(1)〜(3)の基準に基づいて、複数の決済サービスのうち、ユーザー端末4に提示する決済サービスを選択することができる。
(基準)
(1)法定通貨に準ずるポイントの残高が予め定められた値を上回る決済サービス、又は、法定通貨に準ずるポイントの残高が予め定められた値以下である決済サービスをユーザー端末4に提示する決済サービスとして選択する
(2)法定通貨に準ずるポイントの還元率が大きい決済サービスをユーザー端末4に提示する決済サービスとして選択する
(3)決済金額を割り引くクーポンによる割引額が大きい決済サービスをユーザー端末4に提示する決済サービスとして選択する
以下、それぞれの基準について説明する。
基準(1)は、決済サービスを利用することにより、割引や商品又はサービスと交換可能なポイントが貯まるケースを想定している。そして、複数の決済サービスのうち、ポイントの残高が予め定められた値を上回る決済サービスが存在する場合には、かかる決済サービスを優先的に選択することにより、ユーザーがポイントを利用できる時期を早めることができる。逆に、複数の決済サービスのうち、ポイントの残高が予め定められた値以下である決済サービスが存在する場合には、かかる決済サービスを優先的に選択することにより、ポイントが相対的に溜まっていない決済サービスによる決済を促進することができる。
基準(2)は、例えば、特定の時期において特定の店舗で特定の決済サービスにより決済した場合に、
ポイント還元率を大きくするキャンペーンを想定している。そして、複数の決済サービスのうち、ポイント還元率が大きい決済サービスを選択することにより、効率的にポイントを取得することを促進することができる。
基準(3)は、例えば、特定の時期において特定の店舗で特定の決済サービスにより決済した場合に、
決済金額を割り引くクーポンによる割引額を大きくするキャンペーンを想定している。そして、複数の決済サービスのうち、クーポンによる割引額が大きい決済サービスを選択することにより、効率的にポイントを取得することを促進することができる。
ここで、基準(2)又は基準(3)では、複数の決済サービスのうち、他の決済サービスと比べてポイント還元率又は割引額が大きい決済サービスを選択してもよい。また、予め定められた値を上回る決済が複数ある場合には、最もポイント還元率又は割引額が大きい決済サービスを選択してもよい。なお、ポイント還元率又は割引額については、外部のデータベースから取得してもよく、SNS等に投稿された情報から取得してもよい。
また、選択部13は、生活圏データ及び位置データに基づいて、ユーザー端末4による決済処理が実行される位置が生活圏に含まれない場合であって、クーポンが次回の決済から利用可能であると判断されたとき、クーポンを利用可能な決済サービスを選択しないようにしてもよい。かかる処理については、図13を用いて後述する。
また、選択部13は、生活圏データ、スケジュールデータ及び位置データに基づいて、ユーザー端末4による決済処理が実行される位置が生活圏に含まれない場合であって、クーポンが次回の決済から利用可能であり、ユーザーが、決済処理が実行される位置から予め定められた範囲内に予め定められた時間以上滞在すると判断されたとき、かかるクーポンを利用可能な決済サービスを選択してもよい。かかる処理については、図13を用いて後述する。
また、選択部13は、スケジュール又は位置データに基づいて、ユーザーが複数人での決済を実行すると判断された場合、割勘機能を備える決済サービスを選択してもよい。これは、例えば複数人での飲食を想定している。具体的には、会計を複数人で割勘すると予想される場合には、複数の決済サービスのうち、割勘機能を備える決済サービスを選択することにより、割勘を伴う会計をスムーズに実行することができる。
また、選択部13は、決済サービスの決済額の上限及び済サービスの所定期間における利用限度額を超える決済サービス、又は、決済サービスに紐づく口座残高が予め定められた金額以下である決済サービスを選択しないように構成することができる。これにより、利用制限が課せられた決済サービスをユーザーが利用しそうになることを抑制することができる。
また、選択部13は、ユーザー端末4に登録されていない決済サービスを選択してもよい。具体的には、選択部13は、スポンサーの提供する決済サービスであって、ユーザー端末4に登録することによりクーポンを発行可能な決済サービスを選択することができる。このとき、スポンサーが複数存在する場合、援助額の高いスポンサーが提供する決済サービスを優先的に選択してもよい。これにより、以下のメリットを有する。
・情報処理装置1の提供者:スポンサーに関する情報をユーザー端末4に表示させ、又は、スポンサーの提供する決済サービスをユーザーに提示することにより、スポンサー収入を得る。
・スポンサー:スポンサーが提供する決済サービスを効率的にユーザーに宣伝することができる。
・ユーザー:スポンサーが提供する決済サービスを登録することにより、クーポンを得ることができる。
また、選択部13は、カード情報に基づいて、複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを決定してもよい。具体的には、特定の店舗において特定のクレジットカードを利用することにより割引を受けられる場合には、複数の決済サービスによる割引額に加え、決済サービスに紐付いたクレジットカードによる割引額を考慮し、総合的な割引額が高い組み合わせに係る決済サービスを選択する。
さらに、選択部13は、ユーザー端末4によりアグリゲーション決済サービス(M Pay)が起動されたとき、複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択してもよい。また、提示部14により、選択された決済サービスをM Payの画面上に提示してもよい。これにより、ユーザーが決済をしようとするタイミングで、適切な決済サービスを選択又は提示することができる。
<提示部14>
提示部14は、選択部13により選択された決済サービスをユーザー端末4に提示可能に構成される。例えば、特定の決済サービスのみを提示してもよく、複数の決済サービスのうち優先順位が高い順に提示してもよく、複数の決済サービスを優先順位とともに提示してもよい。好ましくは、提示部14は、選択部13により選択された決済サービスをユーザー端末4に提示可能に構成される。
ここで、提示部14による提示は、任意の態様により実現される。例えば、提示部14が画像生成機能を有する場合には、提示部14により、ユーザー端末4の表示部41に表示させる画像が生成される。そして、通信部20を介してかかる画像をユーザー端末4に送信し、表示部41に表示することにより、特定の決済サービスを提示する。ここで、かかる画像には、静止画及び動画が含まれる。また、静止画には、テキスト、アイコン、画像、写真等、任意の情報が含まれる。
本実施形態では、提示部14は、ユーザー端末4によりアグリゲーション決済サービス(M Pay)が起動されたとき、決済サービスを表す画像を生成可能に構成されてもよい。ここで、決済サービスを表す画像は、例えば、決済サービスを実現するアプリケーションを表すアイコン、テキストその他の画像である。
また、提示すべき決済サービスを表す画像を生成することに代えて、音声、光、振動、匂い、脳波への情報伝達等、任意の態様により選択された決済サービスをユーザーに提示することができる。例えば、音声の場合には、選択された決済サービスの名称ユーザー端末4で発生させる。また、光の場合には、予め定められた決済サービスに対応する色でユーザー端末4の一部を発光させる。また、振動の場合には、予め定められた決済サービスに対応する振動パターンでユーザー端末4の一部を振動させる。また、匂いの場合には、予め定められた決済サービスに対応する匂をユーザー端末4の一部から発生させる。また、脳波の場合には、予め定められた決済サービスに対応する電気信号をユーザーの脳にセットした通信チップに送信する。
<イベント検出部15>
イベント検出部15は、ユーザーが体験しているイベントを検出するものである。具体的には、ユーザー端末4の位置情報又はスケジュール情報を解析し、現在ユーザーが体験していると思われるイベントを検出する。これにより、例えば、ユーザーが複数人で飲食店に滞在することを検出した場合には、割勘機能を備える決済サービスを選択することができる。
<料金決定部16>
料金決定部16は、選択部13が選択した決済サービスにより、予め定められた期間においてユーザーが得た利益に基づいて、情報処理装置1の利用料金を決定可能に構成される。具体的には、情報処理装置1が提供するM Payのユーザーへ適切な決済サービスの選択を続け、予め定められた期間(例:1年間)においてユーザーが得た利益(得した金額)の数%を次回のサービス利用料(次年度の年間サービス使用料)とすることができる。
ここで、M Payの利用にあたり、予め定められた期間において得られる利益について、ユーザーが複数のオプションから選択できるような機能を提供してもよい。例えば、「短期利益型」や「長期利益型」を選択する画像を表示部41に表示させてもよい。具体的には、「短期利益型」が選択された場合には、クーポンや割引等により得られる利益が短期間(例:1日、1週間、1ヶ月)で最大化するように決済サービスが選択される。一方、「長期利益型」が選択された場合には、クーポンや割引等により得られる利益が長期間(例:3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月)で最大化するように決済サービスが選択される。
<ルール取得部17>
ルール取得部17は、ルールを取得可能に構成される。ここで、ルールは、決済サービスの選択規則を表すものである。さらに、本実施形態では、ルールは、複数の決済サービス毎に第1データ〜前記第3データの少なくとも1つと関連付いたデータである。そして、選択部13は、ルールに基づいて、複数の決済サービスのうち特定の決定サービスを選択してもよい。
ここで、図4及び図5を用いて、ルールについて説明する。図4及び図5に示すように、例えば、ルールは、複数の決済サービス毎に第1データ〜前記第3データの少なくとも1つと関連付いたテーブルである。図4及び図5の例では、複数の決済サービスとして、A Pay〜D Payが登録されている。
そして、図4に示すように、第1データとして、位置、時刻、曜日、天気、イベントが登録されている。これらの条件は、さらに詳細な条件(生活圏内、生活圏外、所定の時間、天気の内容、イベントの内容)に細分化されている。ここで、これらの条件は図4の例に限定されず、適宜設定することができる。
また、図5に示すように、第2データとして、ポイント残高、ポイント還元率、クーポンが登録されている。これらの条件は、さらに詳細な条件(ポイントpの範囲(0,P1,P2により規定)、ポイント還元率rの範囲(0,R1,R2により規定)、クーポンの割引額dの範囲(0,D1,D2により規定))に細分化されている。ここで、これらの条件は図5の例に限定されず、条件の範囲を3段階以下又は4段階以上としてもよく、クーポンの利用可能期間を加えてもよい。
さらに、図5に示すように、第3データとして、決済額の上限、利用限度額、口座残高が登録されている。これらの条件は、さらに詳細な条件(決済額の上限sの範囲(0,S1,S2により規定)、利用限度額uの範囲(0,U1,U2により規定)、口座残高aの範囲(0,A1,A2により規定))に細分化されている。ここで、これらの条件は図5の例に限定されず、条件の範囲を3段階以下又は4段階以上としてもよい。
本実施形態では、過去の決済履歴を表す決済データを解析し、図4及び図5に示される条件において、過去にユーザーが実際に使用した頻度が高い決済サービスを対応付けてルールを生成する。図4及び図5の例では、種々の条件毎に最も利用頻度が高かった決済サービスを「○」で表示している。ここで、ルールの定め方はこれに限られず、複数の決済サービスに対して優先順位を設定してもよい。
なお、図4及び図5の例では、種々の条件毎に決済サービスを1対1で対応付けているが、複数の条件の組み合わせ毎に決済サービスを対応付けたルールを用いてもよい。
<ルール変更部18>
ルール変更部18は、決済データに基づいて、ルールを変更可能に構成される。ここで、図6A及び図6Bを用いて、ルールの変更について説明する。図6Aは、ルール変更前におけるルールの一部を表す図である。また、図6Bは、ルール変更後におけるルールの一部を表す図である。なお、これらの図は、種々の条件毎に複数の決済サービスの優先順位を設定したルールの例である。
図6Aに示すように、18:01−21:00までの時間帯において、ユーザーが利用する決済サービスの利用頻度が、B Pay、A Pay、C Pay、D Payの順に高かったとする。その後、様々な要因によりユーザーが利用する決済サービスに変化が生じ、18:01−21:00までの時間帯において最も利用する決済サービスがB PayからA Payに変わったとする。このとき、ルール変更部18は、図6Aに示されるルールを変更し、図6Bに示されるルールを生成する。
<学習部19>
学習部19は、決済データ及び第1データ〜第3データを解析し、機械学習を実行するものである。そして、学習部19による学習結果を解析部12、選択部13、提示部14、イベント検出部15、料金決定部16、ルール取得部17及びルール変更部18へフィードバックすることで、データの解析精度を向上させることができる。
2−2.通信部20
通信部20は、他の情報処理装置又は構成要素と通信可能に構成される。本実施形態では、通信部20は、情報処理装置1を構成する他の構成要素、ユーザー端末4、店舗サーバ5、決済サーバ6及び他の情報処理装置と有線又は無線によりデータ通信可能に構成される。本実施形態では、通信部20により、ネットワークNWを介して情報処理装置1とユーザー端末4、店舗サーバ5及び決済サーバ6の間で種々のデータの送受信が実行される。
2−3.記憶部30
記憶部30は、種々のプログラム及びデータを記憶するものであり、例えばメモリ、ハードディスク、SSD等により構成される。本実施形態では、記憶部30は、ユーザーデータ、決済データ、第1データ、第2データ、第3データ、店舗データ及びプログラムを格納する。ここで、ユーザーデータは、ユーザーの氏名、ユーザーID、電子メールアドレス、ユーザー端末4に登録されている決済サービスを特定する情報、決済サービスに紐付いたクレジットカードに関する情報等を対応付けたデータである。また、プログラムは、情報処理装置1を構成する各構成要素による処理を実現するものである。
ここで、図1の例では、記憶部30が情報処理装置1に設けられる構成としているが、記憶部30を情報処理装置1の外部に設け、必要に応じて情報処理装置1が記憶部30にアクセスする、いわゆるクラウドコンピューティングの形態としてもよい。
3.ユーザー端末4
ユーザー端末4は任意のデバイスにより構成することができる。以下、スマートフォン等の多機能通信端末を例として説明する。図7に示すように、ユーザー端末4は、表示部41、操作部42、通信部43、制御部44及び記憶部45を備える。
表示部41は、テキストや画像(静止画及び動画を含む)を表示するものであり、任意のディスプレイにより構成される。操作部42は、ユーザー端末4を操作するものであり、マウス、ポインティングデバイス等により構成される。ここで、表示部41がタッチパネルである場合には、タッチパネルへのタップ操作が操作部42による操作に対応する。通信部43は、情報処理装置1の通信部20と同様の機能を有するものである。制御部44は、ユーザー端末4の他の構成要素を制御するものである。記憶部45は、種々のデータ及びプログラムを記憶する。
図8に示すように、記憶部45は、アグリゲーション決済サービスであるM Payに加え、A Pay〜D Pay及びプログラムを記憶する。M Payの位置づけは、ユーザーがユーザー端末4に登録した複数の決済サービスをまとめて管理するサービスである。そして、これらの決済サービスは、例えばスマートフォンにインストールするアプリケーションとして実現することができる。また、プログラムは、ユーザー端末4を構成する各構成要素による処理を実現するものである。
ここで、情報処理装置1及びユーザー端末4を構成する各構成要素は、ソフトウェアによって実現してもよく、ハードウェアによって実現してもよい。ソフトウェアによって実現する場合、CPUがプログラムを実行することによって各種機能を実現することができる。プログラムは、内蔵の記憶部に格納してもよく、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体に格納してもよい。また、外部の記憶部に格納されたプログラムを読み出し、いわゆるクラウドコンピューティングにより実現してもよい。ハードウェアによって実現する場合、ASIC、FPGA、又はDRPなどの種々の回路によって実現することができる。本実施形態においては、様々な情報やこれを包含する概念を取り扱うが、これらは、0又は1で構成される2進数のビット集合体として信号値の高低によって表され、上記のソフトウェア又はハードウェアの態様によって通信や演算が実行され得るものである。
4.店舗サーバ5及び決済サーバ6
店舗サーバ5は、店舗での決済処理を受け付けるサーバである。例えば、図9に示すように、ユーザー端末4の表示部41に表示された2次元コードを店舗に設置された決済端末が読み取ることにより、決済処理が実行される。また、決済端末に表示される2次元コードをユーザー端末4が読み取ることにより、決済処理が実行されてもよい。なお、2次元コードを用いた決済処理は一例であり、決済端末にユーザー端末4をかざすことにより、直接クレジットカードによる決済が実行されてもよい。そして、店舗サーバ5は、決済端末から取り込んだ決済処理に関するデータを、情報処理装置1又は決済サーバ6に送信する。
決済サーバ6は、クレジットカードの発行者が運営するサーバであり、決済データの管理、クレジットカードの限度額、クレジットカードに紐付いた銀行口座の残高等を管理する。そして、種々のデータを情報処理装置1に送信することにより、情報処理装置1が決済データ等のデータを取得することができる。
5.提示画面の例
次に、図10及び図11を用いて、提示部14により生成された画像をユーザー端末4の表示部41に提示する一態様について説明する。
図10に示すように、ユーザーがM Payを起動すると、情報処理装置1により適切であると推定される決済サービス(図10の例ではA Pay)を表す画像(アイコンA)が表示部41に表示される。この状態でユーザー端末4を決済端末にかざすか2次元コードを読み取ることにより、決済処理が実行される。ここで、図10に示されるアイコンAを選択することにより、決済処理の実行が開始されてもよい。
なお、決済サービスを表す画像が表示部41に表示されるタイミングはこれに限られず、ユーザー端末4から取得した位置情報、Wi−Fiから得られる位置情報、店舗内のビーコンから得られる位置情報、ユーザー端末4を決済端末にかざしたり、2次元コードを読み取ることで得られる店舗情報から、ユーザーが決済処理を行うと推定できるタイミングで画像を表示部41に表示させてもよい。
また、ユーザーに提示された決済サービス(A Pay)と異なる決済サービスを利用したい場合には、「他のサービスを利用」ボタンを選択し、他の決済サービスを選ぶことができる構成としてもよい。
また、図11に示すように、A Payを表すアイコンAの周辺に、B PAY,C PAY及びD Payを表すアイコンB、アイコンC及びアイコンDを表示してもよい。かかるアイコンは、図6A又は図6Bに示されるルールにより規定される優先順位が高い順に表示されることが好ましい。あわせて、これらのアイコンの近傍に、優先順位を表示してもよい。そして、ユーザーによりアイコンB〜アイコンDのいずれかが選択されると、かかるアイコンに対応する決済サービスを決済処理に利用するサービスとして設定してもよい。このとき、図9と同様に、「他のサービスを利用」ボタンを表示することができる。
ここで、M Payを起動すると、表示部41にアイコンA〜アイコンDが表示されるとともに、予め定められた時間が経過すると、アイコンB〜アイコンDを非表示とするように構成してもよい。これにより、ユーザーが決済に利用したい決済サービスと異なる決済サービスに対応するアイコンを選択する操作ミスを低減することができる。
6.システム100による処理
6−1.フローチャート
次に、図12を用いて、システム100による処理について説明する。
まず、S1において、通信部20により、ユーザー端末4が決済サービスを起動したことを表す情報受信される。具体的には、通信部20は、ユーザー端末4によりM Payが起動されたことを表す情報を受信する。
次に、S2において、取得部11により、記憶部30から決済データが取得される。そして、S3において、取得部11により、第1データ〜第3データの少なくとも1つが取得される。ここで、第1データはユーザー端末4から、第2データは外部のデータベース又はSNS等の投稿から、第3データは決済サーバ6から取得してもよい。
次に、S4において、解析部12により、決済データと、第1データ〜第3データの少なくとも1つが解析される。
次に、ルール取得部17により取得されたルールに基づいて、S5において、選択部13により、複数の決済サービスから特定の決済サービスが選択される。
そして、S6において、ユーザー端末4の表示部41に、決済サービスを表す画像が表示される。かかる画像を目にしたユーザーは、提示された決済サービスを利用するか、その他の決済サービスを利用するかを最終的に選択する。なお、ユーザー端末4が表示部41を備えないデバイスである場合には、上述の画像以外の提示形態により、選択された決済サービスがユーザーに提示される。
次に、S7において、ユーザーが他の決済サービスを選択したか否かが判断される。かかる選択は、図10又は図11に表示される画面によりなされる。
S7において、ユーザーが提示された決済サービスを選択した場合(NO)、S10に進み、決済処理が実行される。
一方、S7において、ユーザーが提示された決済サービスと異なる決済サービスを選択した場合(YES)、S8に進む。
S8において、図4及び図5に示されるルールを変更するか否かが判定される。ここで、ルール変更のタイミングは特に限定されず、例えば、提示した決済サービスと異なる決済サービスを所定回数以上選択した場合にルールを変更するようにしてもよい。
そして、S8において、ルールの変更が不要であると判定された場合(NO)、S10に進み、決済処理が実行される。
一方、S8において、ルールの変更が必要であると判定された場合(YES)、S9に進み、ルール変更部18によりルールが変更される(図6A及び図6B参照)。その後、S10に進み、決済処理が実行される。
6−2.決済サービスの選択規則
次に、図12のS5における処理について、詳細に説明する。
<第1データ>
図4に示すように、ユーザーが決済処理を実行しようとした時間帯により、利用する決済サービスが異なる場合がある。例えば、普段はaカードに紐づくA Pay(図2参照)を利用するユーザーが、特定の時間帯においては他のクレジットカードに紐づく決済サービスを利用する場合が想定される。図4の例では、18:01−21:00の時間帯においては、bカードに紐づくB Pay(図2参照)を利用する頻度が高い。これは、例えば、仕事帰りに夕食の食材を買いにスーパーに立ち寄り、家族の食費を支払うカードをbカードにしている場合が挙げられる。また、図4の例では、00:01−06:00の時間帯においては、cカードに紐づくC Pay(図2参照)を利用する頻度が高い。これは、遅い時間帯に友人と食事に行ったときの支払いカードをcカードにしている場合が挙げられる。このようなユーザーにとっては、決済処理の度に複数の決済サービスから特定の決済サービスを選択することは手間がかかる作業であるが、決済データを解析し、ルールを定めることにより、特定の時間帯における決済処理においてはB PayやC Payを情報処理装置1が選択することにより、ユーザーによる選択の手間を低減することができる。
また、生活圏内ではA Payを利用するが、旅行先等の生活圏外では他のクレジットカードに紐づくD Payを利用する頻度が高い場合も想定される。さらに、曜日、天気及びイベントに応じて、異なる決済サービスを利用する場合が想定される。図4の例では、ユーザーが一人(単独)で決済処理を行う場面では、主にA Payを利用するが、複数人での決済処理を行う場面では、割勘機能を備えるC Payを利用する頻度が高い場合もある。このような場面でも、情報処理装置1が特定の決済サービスを選択することにより、ユーザーによる選択の手間を低減することが可能である。
さらに、図4に示される第1データの中で条件が重複する場合には、特定の条件を優先することもできる。例えば、ユーザーによる決済処理が生活圏外で行われることが検出された場合でも、イベント検出部15により検出されたイベントが複数人の食事を表す場合には、割勘機能を備えるC Payを優先的に選択してもよい。また、12:01−18:00における決済処理が検出された場合でも、その日が土曜日である場合には、B Payを優先的に選択してもよい。ここで、いずれの条件を優先するかについては適宜設定することができる。例えば、位置、時刻、曜日等の日常的な条件よりも、天気やイベント等の非日常的な条件を優先してもよい。
<第2データ>
図5に示すように、複数の決済サービスに紐付いたポイント残高や、ポイント還元率と対応付けて、選択する決済サービスを設定することができる。ここで、図5では、A Pay〜D Payが保有するポイント残高又はポイント還元率が同じである場合における選択サービスの例を示しているが、各決済サービスが保有するポイント残高又はポイント還元率が異なる場合には、決済データその他の条件に基づいて選択する優先順位を決定してもよい。
さらに、クーポンの割引額の大小に加え、クーポンの使用期限、及び使用可能な店舗の位置情報を考慮して特定の決済サービスを選択してもよい。例えば、特定の決済サービスを利用することにより、次回の決済処理から使用可能なクーポンを受け取れる場合でも、クーポンの使用期限まで残りわずかである場合には、かかる決済サービスの優先順位を下げて、他の決済サービスを選択してもよい。
ここで、第2データについても、条件が重複する場合には、特定の条件を優先することもできる。例えば、ポイント残高又はポイント還元率よりも、クーポンに関する条件を優先するように設定してもよい。
<第3データ>
また、決済額の上限、利用限度額、口座残高により、提示する決済サービスを登録することができる。例えば、A PayよりもB Payの方が決済額の上限が大きい場合であって、A Payの決済額の上限を上回る決済処理の実行が検出される場合には、B Payを選択する。利用限度額及び口座残高についても同様である。ここで、提示部14による提示がなされる場合、B Payの提示態様は特に限定されず、A Payに変えてB Payを提示してもよい。また、A Payを表す画像を表示させるとともに、「決済額の上限を超えるためお使いになれません」等のメッセージを表示させた後、B Payを提示してもよい。このように、第3データは、第1データ及び第2データと異なり、特定の決済サービスの利用を制限する条件を定めているといえる。
そして、実際の提示に際しては、決済データに加え、第1データ〜第3データの少なくとも1つを解析することにより、ユーザーに提示する決済サービスを選択する。ここで、第1データ〜第3データが全て取得できる場合には、これらのデータ間における優先順位を定めてもよい。例えば、特定の決済サービスの利用を制限する条件を定めた第3データを第1データ又は第2データよりも優先することが好ましい。
また、スポンサーが提供する決済サービスが存在する場合には、その場で登録することによりユーザーに対して特典が付与される場合には、スポンサーの提供する決済サービスを優先的に選択してもよい。これにより、ユーザーは未登録の決済サービスを知ることができるとともに、必要に応じて登録することで、特典を得ることができる。
以上説明した例は、提示部14による提示を前提としてケースである。提示部14による提示がなされるのは、以下のケースが想定される。
・決済処理に利用する決済サービスをユーザーが最終的に決定したい場合において、ユーザー端末4に決済サービスを提示する
・決済処理に利用される決済サービスを確認するために、店舗に設置された決済端末に決済サービスを提示する
7.提示部14による提示を省略する場合
ここで、提示部14による提示は必須ではなく、図12に示されるS6〜S9の処理を省略することもできる。例えば、ユーザーがユーザー端末4を操作し、M Payの設定を「お任せモード」にした場合には、提示部14による提示がなされることなく、情報処理装置1の選択部13により選択された決済サービスにより決済処理を実行してもよい。また、ユーザーがユーザー端末4を操作し、図5又は図6に示されるルールをマイルールとして手動で作成した場合、情報処理装置1がユーザー毎にカスタムしたルールを事前に提示し、ユーザーがかかるルールをマイルールとして設定した場合、又は、情報処理装置1が提示したルールをユーザーがカスタマイズした上でマイルールとして設定した場合には、かかるルールに従う場合には提示部14による提示を省略してもよい。ここで、マイルールとして規定された以外の状況が生じた場合には、提示部14による提示がなされるように構成してもよい。
このように、ユーザー端末4の操作部42を操作することにより、M Payによる提示の有無を切り替え可能に構成することが好ましい。
8.生活圏内と生活圏外における提示
次に、図13を用いて、生活圏内と生活圏外における提示について説明する。例えば、ユーザーの生活圏LA内に位置する店舗A又は店舗Bにおける決済処理においては、図4に示される条件に基づいて決定された決済サービスが提示される。一方、ユーザーの生活圏LA外に位置する店舗Cにおける決済処理においては、特定の決済サービス(例:D Pay)を利用することにより店舗Cで使用可能なクーポンが発行されたとしても、かかるクーポンを使用する見込みが高くないと想定される。このような場合には、D Payではなく、優先順位が次に高い決済サービスを提示してもよい。
ここで、イベント検出部15により取得されたイベント情報や、ユーザーが投稿したSNS等の内容から、生活圏LA外に位置する店舗Cから予め定められた範囲内に予め定められた時間以上滞在すると判断された場合には、店舗Cでの次回の決済から利用可能なクーポンを受け取れるD Payを優先的に提示してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理装置1を含むシステム100では、決済データと、第1データ〜第3データの少なくとも1つに基づいて、複数の決済サービスのうち特定の決済サービスが選択される。そして、提示部14による提示がなされる場合には、提示部14により、選択された決済サービスがユーザーに提示される。このように、情報処理装置1を用いたシステム100では、特定の決済に対して好ましい決済サービスを選択することが可能になる。これにより、ユーザーが決済処理の度に複数の決済サービスから特定の決済サービスを選択する手間を低減することができる。
9.その他
本発明に係る情報処理装置1は、以下の態様でも実施可能である。
制御部10、通信部20及び記憶部30をユーザー端末4に設ける。具体的には、情報処理装置1又はアプリ配信サーバから配信されたM Payアプリをユーザー端末4にインストールすることにより、ユーザー端末4単体で情報処理装置1の機能を実現することができる。
システムであって、ユーザー端末及び情報処理装置を備え、前記ユーザー端末は、ユーザーが登録している複数の決済サービスを利用可能な端末であり、前記情報処理装置は、取得部及び選択部を備え、前記取得部は、決済データ、第1データ、第2データ及び第3データの少なくとも1つを取得可能に構成され、前記決済データは、ユーザー端末による過去の決済履歴を表すデータであり、ここで、前記ユーザー端末は、ユーザーが登録している複数の決済サービスを利用可能な端末であり、前記第1データは、前記ユーザー端末のおかれた環境に関するデータであり、前記第2データは、前記複数の決済サービスの特典に関するデータであり、前記第3データは、前記複数の決済サービスの利用制限に関するデータであり、前記選択部は、前記決済データと、前記第1データ〜前記第3データの少なくとも1つに基づいて、前記複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択可能に構成され、前記ユーザー端末は、前記選択された決済サービスにより、決済処理を実行可能に構成される、システム。
プログラムであって、コンピュータを、取得部及び選択部を備える情報処理装置として機能させるもので、前記取得部は、決済データ、第1データ、第2データ及び第3データの少なくとも1つを取得可能に構成され、前記決済データは、ユーザー端末による過去の決済履歴を表すデータであり、ここで、前記ユーザー端末は、ユーザーが登録している複数の決済サービスを利用可能な端末であり、前記第1データは、前記ユーザー端末のおかれた環境に関するデータであり、前記第2データは、前記複数の決済サービスの特典に関するデータであり、前記第3データは、前記複数の決済サービスの利用制限に関するデータであり、前記選択部は、前記決済データと、前記第1データ〜前記第3データの少なくとも1つに基づいて、前記複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択可能に構成される、プログラム。
また、上述のプログラムを格納する、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として提供してもよい。
1 :情報処理装置
4 :ユーザー端末
5 :店舗サーバ
6 :決済サーバ
10 :制御部
11 :取得部
12 :解析部
13 :選択部
14 :提示部
15 :イベント検出部
16 :料金決定部
17 :ルール取得部
18 :ルール変更部
19 :学習部
20 :通信部
30 :記憶部
41 :表示部
42 :操作部
43 :通信部
44 :制御部
45 :記憶部
100 :システム
NW :ネットワーク

Claims (18)

  1. 情報処理装置であって、
    取得部及び選択部を備え、
    前記取得部は、決済データ、第1データ、第2データ及び第3データの少なくとも1つを取得可能に構成され、
    前記決済データは、ユーザー端末による過去の決済履歴を表すデータであり、ここで、前記ユーザー端末は、ユーザーが登録している複数の決済サービスを利用可能な端末であり、
    前記第1データは、前記ユーザー端末のおかれた環境に関するデータであり、
    前記第2データは、前記複数の決済サービスの特典に関するデータであり、
    前記第3データは、前記複数の決済サービスの利用制限に関するデータであり、
    前記選択部は、前記決済データと、前記第1データ〜前記第3データの少なくとも1つに基づいて、前記複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択可能に構成され、
    前記取得部は、前記ユーザーのスケジュールを表すスケジュールデータ、又は、前記ユーザー端末の位置を表す位置データを取得可能に構成され、
    前記選択部は、前記スケジュールデータ又は前記位置データに基づいて、前記ユーザーが複数人での決済を実行すると判断された場合、割勘機能を備える決済サービスを選択する、
    情報処理装置。
  2. 情報処理装置であって、
    取得部及び選択部を備え、
    前記取得部は、決済データ、第1データ、第2データ及び第3データの少なくとも1つを取得可能に構成され、
    前記決済データは、ユーザー端末による過去の決済履歴を表すデータであり、ここで、前記ユーザー端末は、ユーザーが登録している複数の決済サービスを利用可能な端末であり、
    前記第1データは、前記ユーザー端末のおかれた環境に関するデータであり、
    前記第2データは、前記複数の決済サービスの特典に関するデータであり、
    前記第3データは、前記複数の決済サービスの利用制限に関するデータであり、
    前記選択部は、前記決済データと、前記第1データ〜前記第3データの少なくとも1つに基づいて、前記複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択可能に構成され、
    前記第2データは、決済金額を割り引くクーポンに関する情報を含み、
    前記取得部は、前記ユーザーの生活圏を表す生活圏データと、前記ユーザー端末の位置を表す位置データを取得可能に構成され、
    前記選択部は、前記生活圏データ及び前記位置データに基づいて、前記ユーザー端末による決済処理が実行される位置が前記生活圏に含まれない場合であって、前記クーポンが次回の決済から利用可能であると判断されたとき、前記クーポンを利用可能な決済サービスを選択しない、
    情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記第2データは、決済金額を割り引くクーポンに関する情報を含み、
    前記取得部は、前記ユーザーの生活圏を表す生活圏データと、前記ユーザーのスケジュールを表すスケジュールデータと、前記ユーザー端末の位置を表す位置データを取得可能に構成され、
    前記選択部は、前記生活圏データ、前記スケジュールデータ及び前記位置データに基づいて、前記ユーザー端末による決済処理が実行される位置が前記生活圏に含まれない場合であって、前記クーポンが次回の決済から利用可能であり、前記ユーザーが、前記決済処理が実行される位置から予め定められた範囲内に予め定められた時間以上滞在すると判断されたとき、前記クーポンを利用可能な決済サービスを選択する、
    情報処理装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の情報処理装置において、
    提示部を備え、
    前記提示部は、前記選択部により選択される決済サービスを前記ユーザー端末に提示可能に構成される、
    情報処理装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の情報処理装置において、
    前記第1データは、前記ユーザー端末の位置を表す位置データ、時刻、曜日、天気及びイベントの少なくとも1つを含むデータであり、
    前記選択部は、前記決済データと、前記位置データ、時刻、曜日、天気及びイベントの少なくとも1つに基づいて、前記ユーザー端末による決済処理が実行される位置における使用頻度が高い決済サービスを選択する、
    情報処理装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1つに記載の情報処理装置において、
    前記第2データは、法定通貨に準ずるポイントの残高、前記ポイントの還元率、及び決済金額を割り引くクーポンに関する情報の少なくとも1つを含み、
    前記選択部は、以下(1)〜(3)の基準に基づいて、前記複数の決済サービスのうち、前記ユーザー端末に提示する決済サービスを選択可能に構成される;
    (1)前記残高が予め定められた値を上回る決済サービス、又は、前記残高が予め定められた値以下である決済サービスを選択する
    (2)前記還元率が大きい決済サービスを選択する
    (3)前記クーポンによる割引額が大きい決済サービスを選択する
    情報処理装置。
  7. 請求項1〜請求項6に記載の情報処理装置において、
    前記第3データは、前記決済サービスの決済額の上限、前記決済サービスの所定期間における利用限度額、及び前記決済サービスに紐づく口座残高の少なくとも1つを含み、
    前記選択部は、前記決済額の上限及び前記利用限度額を超える決済サービス、又は、前記口座残高が予め定められた金額以下である決済サービスを、選択しない、
    情報処理装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1つに記載の情報処理装置において、
    前記選択部は、前記ユーザー端末に登録されていない決済サービスを選択可能に構成される、
    情報処理装置。
  9. 請求項8に記載の情報処理装置において、
    スポンサーの提供する決済サービスであって、前記ユーザー端末に登録することによりクーポンを発行可能な決済サービスを選択可能に構成される、
    情報処理装置。
  10. 請求項9に記載の情報処理装置において、
    前記選択部は、前記スポンサーが複数存在する場合、援助額の高いスポンサーが提供する決済サービスを優先的に選択可能に構成される、
    情報処理装置。
  11. 請求項1〜請求項10の何れか1つに記載の情報処理装置において、
    前記取得部は、前記複数の決済サービスに紐付いたクレジットカードに関するカード情報を取得可能に構成され、
    前記選択部は、前記カード情報に基づいて、前記複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択可能に構成される、
    情報処理装置。
  12. 請求項1〜請求項11の何れか1つに記載の情報処理装置において、
    前記選択部は、前記ユーザー端末によりアグリゲーション決済サービスが起動されたとき、前記複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択可能に構成され、
    前記アグリゲーション決済サービスは、前記複数の決済サービスを管理可能な決済サービスである、
    情報処理装置。
  13. 請求項12に記載の情報処理装置において、
    提示部を備え、
    前記提示部は、前記選択部により選択される決済サービスを前記ユーザー端末に提示可能に構成され、
    前記提示部は、前記ユーザー端末によりアグリゲーション決済サービスが起動されたとき、前記決済サービスを提示可能に構成さる、
    情報処理装置。
  14. 請求項1〜請求項13の何れか1つに記載の情報処理装置において、
    料金決定部を備え、
    前記料金決定部は、前記選択部が選択した決済サービスにより、予め定められた期間においてユーザーが得た利益に基づいて、前記情報処理装置の利用料金を決定可能に構成される、
    情報処理装置。
  15. 請求項1〜請求項14の何れか1つに記載の情報処理装置において、
    ルール取得部を備え、
    前記ルール取得部は、ルールを取得可能に構成され、
    前記ルールは、決済サービスの選択規則を表すルールであり、且つ、前記複数の決済サービス毎に前記第1データ〜前記第3データの少なくとも1つと関連付いたデータであり、
    前記選択部は、前記ルールに基づいて、前記複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択可能に構成さる、
    情報処理装置。
  16. 請求項15に記載の情報処理装置において、
    ルール変更部を備え、
    前記ルール変更部は、前記決済データに基づいて、前記ルールを変更可能に構成される、
    情報処理装置。
  17. システムであって、
    ユーザー端末及び情報処理装置を備え、
    前記ユーザー端末は、ユーザーが登録している複数の決済サービスを利用可能な端末であり、
    前記情報処理装置は、
    取得部及び選択部を備え、
    前記取得部は、決済データ、第1データ、第2データ及び第3データの少なくとも1つを取得可能に構成され、
    前記決済データは、ユーザー端末による過去の決済履歴を表すデータであり、ここで、前記ユーザー端末は、ユーザーが登録している複数の決済サービスを利用可能な端末であり、
    前記第1データは、前記ユーザー端末のおかれた環境に関するデータであり、
    前記第2データは、前記複数の決済サービスの特典に関するデータであり、
    前記第3データは、前記複数の決済サービスの利用制限に関するデータであり、
    前記選択部は、前記決済データと、前記第1データ〜前記第3データの少なくとも1つに基づいて、前記複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択可能に構成され、
    前記ユーザー端末は、前記選択部により選択される決済サービスにより、決済処理を実行可能に構成され、
    前記取得部は、前記ユーザーのスケジュールを表すスケジュールデータ、又は、前記ユーザー端末の位置を表す位置データを取得可能に構成され、
    前記選択部は、前記スケジュールデータ又は前記位置データに基づいて、前記ユーザーが複数人での決済を実行すると判断された場合、割勘機能を備える決済サービスを選択する、
    システム。
  18. プログラムであって、コンピュータを、取得部及び選択部を備える情報処理装置として機能させるもので、
    前記取得部は、決済データ、第1データ、第2データ及び第3データの少なくとも1つを取得可能に構成され、
    前記決済データは、ユーザー端末による過去の決済履歴を表すデータであり、ここで、前記ユーザー端末は、ユーザーが登録している複数の決済サービスを利用可能な端末であり、
    前記第1データは、前記ユーザー端末のおかれた環境に関するデータであり、
    前記第2データは、前記複数の決済サービスの特典に関するデータであり、
    前記第3データは、前記複数の決済サービスの利用制限に関するデータであり、
    前記選択部は、前記決済データと、前記第1データ〜前記第3データの少なくとも1つに基づいて、前記複数の決済サービスのうち特定の決済サービスを選択可能に構成され、
    前記取得部は、前記ユーザーのスケジュールを表すスケジュールデータ、又は、前記ユーザー端末の位置を表す位置データを取得可能に構成され、
    前記選択部は、前記スケジュールデータ又は前記位置データに基づいて、前記ユーザーが複数人での決済を実行すると判断された場合、割勘機能を備える決済サービスを選択する、
    プログラム。
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