JP5064537B2 - インテークマニホールド用フランジ - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関のインテークマニホールドとシリンダヘッドとの接合部分に用いるインテークマニホールド用フランジに関する。
例えば、自動二輪車に搭載されている内燃機関において、エアクリーナでろ過された空気は、インテークマニホールドを経由して、シリンダヘッド及びシリンダ内部に供給される。このインテークマニホールドとシリンダヘッドとの連結部分は、通常、インテークマニホールド用フランジ(以下、単にフランジという)を用いて接合される。このフランジには、インシュレータパッキンとしての機能も要求されることから、フランジと他の部材との隙間は、弾性を有するシールパッキンを用いて密封される。
図3は、従来のフランジのシールパッキン部分の構成を説明する断面図である。図3に示すように、金属で形成されたフランジ2とゴムで形成されたシールパッキン40とは、インテークマニホールド3とシリンダヘッド4とを連結し、密封する。
すなわち、シリンダヘッド4には吸排気ポート4aが設けられ、この吸排気ポート4aに筒状をしたインテークマニホールド3の先端が連結される。この場合、シリンダヘッド4の吸排気ポート4aの内径は、シリンダヘッド4に吸入される混合気の流れを妨げないように、インテークマニホールド3の内径と同一になっている。
フランジ2は、中央部にインテークマニホールド3の先端を挿入する開口部2aを有する円盤状もしくは楕円形状の部材である。この開口部2aの内径は、インテークマニホールド3の外径より若干大きな径として、上記の挿入が可能なように形成されている。フランジ2は、その周縁部に2箇所のボルト挿入孔2bを有している。別途用意されたボルト5の先端が、挿入孔2bを貫通してシリンダヘッド4の壁面にねじ込まれることで、フランジ2とシリンダヘッド4とが接続される。
シールパッキン40は、中央部にインテークマニホールド3の先端を挿入する開口部40aを有するリング状の部材である。開口部40aの内径は、インテークマニホールド3の外径と同じか、若干小さめに形成されている。シールパッキン40は弾力を有するゴム系の素材で形成されているので、開口部40aの内面とインテークマニホールド3の外面とは、シールパッキン40の弾力により密閉される。
特に、この従来技術では、シールパッキン40は、そのシリンダヘッド4側が厚くなった断面略三角形状(くさび状)をしている。また、この断面略三角形状のシールパッキン40を装着するために、前記フランジ2のシリンダヘッド4側の内周には、シリンダヘッド側が広がったテーパー部2cが形成されている。これにより、フランジ2をボルト5でシリンダヘッド4に締め付けた場合に、挟まれたシールパッキン40がフランジ2のテーパー部2cに押圧され、シールパッキン40がシリンダヘッド4の表面とインテークマニホールド3の外周面に密着する。
この種のフランジとシールパッキンを利用した従来技術は、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されている。
特開平11−132121号公報 特開2006−342773号公報 特開2008−180129号公報
一般に、内燃機関が稼働して暖機されると、シリンダ及びシリンダヘッド4が熱膨張及び収縮する。走行状態では、この膨張と収縮の繰り返しにより、V型エンジンの場合は特に2つの気筒に挟まれた部分に位置するインテークマニホールドの接合距離に変化が生じる。そのため、ボルト締めされたシリンダヘッド4とフランジ2とは図3に示す矢印のようにシールパッキン内のマニホールドはスリップして移動する。同様な現象は、内燃機関の稼働時だけでなく、車両または内燃機の搭載機器の運転時において、シリンダヘッド4の振動がインテークマニホールド3に伝達される場合にも生じる。
しかし、図3の従来技術では、フランジ2とインテークマニホールド3との隙間を塞ぐシールパッキン40は、フランジ2をシリンダヘッド4に固定するボルト5によって強固に締め付けられていることで、シール目的を果たしているため、インテークマニホールド3はフランジ2やシリンダヘッド4の動きに追従できない。
そのため、シールパッキン40の内面とインテークマニホールド3の外周面とが擦れ合う、又は、シールパッキン40が変形する。その結果、シールパッキン40の劣化や摩耗が起こり、ついには、インテークマニホールド3とシールパッキン40との間に隙間が生じ、シール性が損なわれて、インテークマニホールド3が2次空気を吸い込むことになる。
インテークマニホールド3とシリンダヘッド4の隙間から2次空気を吸い込むと、吸気混合気のバランスが不安定になり、空燃比が薄くなり引火しやすくなった場合、例えば、バックファイヤー、回転数の上昇や不安定、またはストールなどの不具合が生じる。また、マニホールド接合内部からこの隙間を通って熱やガソリンなどが吐出されると、シールパッキン40が焦げたり、ふやけたりという不具合が生じる。
この現象は、特許文献3に記載されるようなV型の自動二輪車用のエンジンで顕著に表れる。図4は、特許文献3に記載されたエンジンの概略図である。このエンジンは、クランクケース21内のクランクシャフト22に対してV型に配置された第1気筒23aと第2気筒23bを備えている。各気筒23a,23bには、シリンダ本体24、シリンダヘッド25及び燃焼室30が設けられ、燃焼室30は吸排気ポート31の部分でインテークマニホールド31aに接続されている。
このようなV型2気筒のエンジンでは、熱膨張により第1、第2の気筒23a,23bがその軸方向(図4のA方向)に伸縮すると、両気筒間の距離が変化し、インテークマニホールド31aには図4のB方向に力が加わることになる。そのため、図3の従来技術のようにフランジ2とシールパッキン40とにより強く固定された構成では、この熱膨張の動きに追従できず、前記のような問題が生じる。
一方、前記特許文献1、特許文献2に記載の技術は、インテークマニホールドの先端にフランジを溶接、一体成形、鋳造などの方法で固定したものであり、フランジとインテークマニホールドとの隙間から2次空気がリークするおそれはない。しかし、フランジが一体成形されていない既存のインテークマニホールドをシリンダヘッドに接続する場合には、上記のタイプのマニホールドは構造上使用できない。
特に、既存の自動二輪車のエンジンでは、取付メンテナンス性のためインテークマニホールドとフランジとが別体になっているものも多く、特許文献1や特許文献2の構造は採用できない。そのような自動二輪車に図3の従来技術を採用した場合に、インテークマニホールドとシリンダヘッドの接続部からのリークを長期間にわたって確実に防止することは困難であった。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、内燃機関の運転によりシリンダ及びシリンダヘッドが熱膨張及び収縮したときでも、インテークマニホールドとシリンダヘッドとの接合面の密封を確保することができ、リークが生じないインテークマニホールド用フランジを提供することを目的とする。
本発明は、内燃機関のシリンダヘッドとインテークマニホールドとを連結する金属製のフランジ本体と弾性体で形成されたOリングとからなるインテークマニホールド用フランジにおいて、次のような構成を特徴とする。
(1) 前記シリンダヘッドとインテークマニホールドとは、内燃機関の動作及び停止に伴う熱膨張及び収縮に伴い両者の位置が変動するものであって、前記フランジ本体には、インテークマニホールドの先端を挿入する開口部と、フランジ本体をシリンダヘッドに固定するためのボルト挿入孔が設けられ、前記開口部内にはインテークマニホールドがその軸方向に可動的に挿入されている
(2) 前記開口部の内周面にはインテークマニホールドの軸方向に間隔を保って設けられた複数の環状溝が設けられ、これら複数の環状溝内にはそれぞれインテークマニホールド外周面に密着するOリングの外周が嵌め込まれ、前記インテークマニホールドの外周には溝を有することなく平坦な形状になっていて、その平坦な部分に前記各Oリングの内周が弾力的に密着している。
(3) 前記フランジ本体におけるシリンダヘッドとの接合面には、フランジ本体に設けられた開口部の外周を取り囲むように環状溝が形成され、このシリンダヘッドとの接合面に設けられた環状溝内にシリンダヘッド表面に密着するOリングが嵌め込まれる。
(4) 前記フランジとインテークマニホールドは、フランジの内周とインテークマニホールドの外周の間に、Oリングとインテークマニホールドとの滑りを許容する潤滑グリスが設けられたものであり、前記フランジは、ボルトでシリンダヘッドに固定した状態において、前記Oリングの変形及び潤滑グリスによるOリングとインテークマニホールドとの滑りにより、フランジに対するインテークマニホールドの軸方向の移動を許容するものである。
本発明は、ボルト締めなどの手段で固定されていないフランジ本体とインテークマニホールドとの隙間を、インテークマニホールドの軸方向に間隔を保って配置した複数のOリングによって密封する。これにより、内燃機関の運転によりシリンダヘッドが熱膨張したり振動して、フランジ本体とインテークマニホールドとの間にストレスが加わった場合でも、複数のOリングと潤滑グリスによってその部分の気密性並びに可動性が確保できる。その結果、長期にわたって内燃機関を運転した場合でも、インテークマニホールドとシリンダヘッドとの連結部分からリークが生じることがない。
本発明の実施形態に係るフランジの斜視図である。 本発明の実施形態に係るフランジのシール部分の構成を説明する断面図である。 従来のフランジのシール部分の構成を説明する断面図である。 V型2気筒エンジンにおける熱膨張の状態を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図1、図2を用いて説明する。なお、従来技術と同一の部分については、同一の符号を付し、説明は省略する。
[実施形態の構成]
本実施形態において、フランジ1は、アルミニウムで形成されている本体20及び耐圧性、耐熱性などを有するゴム系材料、例えばテフロン(登録商標)ラバーで形成されているマニホールド用Oリング31及び32、シリンダヘッド用Oリング33を有する。なお、本実施形態では、フランジ本体20はアルミニウム、Oリングはテフロンラバー及び潤滑グリスGで形成されているが、これらに限定されず、他の適正な材料を用いても良い。
図1に示すように、フランジ本体20には、インテークマニホールド3の先端を挿入する開口部20aと、フランジ本体20をシリンダヘッド4に固定するためのボルト挿入孔20b,20cが設けられている。前記開口部20aの内周面にはインテークマニホールド3の軸方向に間隔を保って設けられた複数の環状溝21,22が設けられている。この複数の環状溝21,22内には、それぞれインテークマニホールド3の外周面に密着するOリング31,32が嵌め込まれている。そのため、この溝21,22は、Oリング31,32の一部が溝21,22の表面からインテークマニホールド3の表面側に突出するような深さを有する半円形あるいは四角形の断面形状を有する。
一方、フランジ本体20におけるシリンダヘッド4との接合面には、フランジ本体に設けられた開口部20aの外周を取り囲むように環状溝23が形成されている。この環状溝23内には、シリンダヘッド4の表面に密着するOリング33が嵌め込まれている。この環状溝23の深さや形状は、その内部に嵌め込むOリング33の一部が、溝23の縁からシリンダヘッド4側に突出するものになっている。
[実施形態の作用]
前記のような構成を有する本実施形態のフランジによって、インテークマニホールド3とシリンダヘッド4とを密閉する方法について説明する。図2に示すように、フランジ本体20の開口部20aの内面に形成した2つの環状溝21,22内にOリング31,32を装着した状態で、開口部20a内にインテークマニホールド3の先端を挿入する。この場合、環状溝21,22の縁から突出したOリング31,32の一部が、インテークマニホールド3の外周面との間で圧縮変形され、その弾力によって開口部20aの内面とインテークマニホールド3の外周面との隙間が密封される。
この状態で、環状溝23にOリング33を装着したフランジ本体20をシリンダヘッド4の表面にあてがいながら、インテークマニホールド3の先端とシリンダヘッド4の吸排気ポート4a部分の位置合わせを行う。その後、フランジ本体20をそのボルト挿入孔20b,20cに挿入したボルト5によってシリンダヘッド4の表面に固定する。この場合、ボルト5を締め付けると、環状溝23の縁から突出しているOリング33の一部が、締め付け圧力により変形し、その弾力性によりシリンダヘッド4とフランジ本体20の隙間が密閉される。
このようにして、シリンダヘッド4にインテークマニホールド3を連結した状態で、内燃機関が稼働され、シリンダヘッド4が熱膨張及び収縮すると、この変形の繰り返しにより、シリンダヘッド4とこれにボルト締めされたフランジ本体20とは、図2に示す矢印のように移動する。一方、フランジ本体20とボルト締めされていないインテークマニホールド3はこの動きに追従できないが、マニホールド用Oリング31,32が変形してシリンダヘッド4とインテークマニホールド3の移動量を吸収する。さらに、Oリングの変形だけではその動きを吸収できない場合には、Oリング31,32とインテークマニホールド3とが滑ることで、より大きな移動量を吸収することができる。
[実施形態の効果]
本実施形態では、間隔を保って配置された2つのOリング31,32によって、両者の隙間は二重に封鎖されるので、優れた気密性が確保される。同時に、フランジ本体20とインテークマニホールド3とは、弾力性のあるOリング及び潤滑グリスGによって可動的に支持される。その結果、シリンダの熱膨張によりシリンダヘッド4とインテークマニホールド3との間に加わるストレスを吸収することができる。
特に、本実施形態では、2つのOリング31,32を設けたため、各Oリングに加わるストレスが分散されることになり、個々のOリングの耐久性が向上する。また、シリンダヘッド4とフランジ本体20との接合面の隙間は、別のOリング33によって密閉されている。このように本実施形態では、隙間毎に専用のOリングを設けているため、従来技術のように単一のシールパッキンでシリンダヘッド4とフランジ1、フランジ1とインテークマニホールド3の2カ所の隙間を同時に密封するものに比較して、個々のOリングに加わるストレスが小さく、長期間の使用にも耐える効果がある。
また、マニホールド用Oリング31、32を用いるこの構成は、前記図4に示したようなV型2気筒エンジンの場合に、特に有効である。すなわち、V型2気筒エンジンにおいて、各気筒の熱膨張により、各気筒の吸排気ポートの距離が変化しても、本実施形態のフランジは、インテークマニホールド側の2つのOリング31、32と潤滑グリスG、さらにシリンダヘッド専用のOリングとの組み合わせにより、この距離の変化をそれぞれ効果的に吸収し、シリンダヘッドとインテークマニホールドとの密封性を維持することができる。
[他の実施形態]
なお、図示の実施形態において、フランジ本体20をシリンダヘッド4に固定するために複数のボルト挿入孔20b,20cが設けられているが、その一方は円形の貫通孔20bであり、他方は一端が開口したU字形の切欠孔20cになっている。これは、ボルト5の挿入する際のアローワンスを得るためであるが、これに限定されず、両方のボルト挿入孔20b,20cが同一形状でも良い。
また、図示の実施形態のフランジ1は、複数のマニホールド用Oリング31,32とシリンダヘッド用Oリング33とを用いる構成であるが、これに限定されず、例えば、これらの数より多いOリングを用いても良い。
さらに、本発明は、自動二輪車のV型2気筒エンジン以外に、内燃機関の吸排気ポートとインテークマニホールドを接続する場合に広く使用できる。
1,2…フランジ、3…インテークマニホールド、4…シリンダヘッド、5…ボルト、5a…ボルト挿入孔、20…フランジ本体、20a…開口部、20b,20c…ボルト挿入孔、21,22,23…環状溝、31,32,33…Oリング、40…シールパッキン

Claims (2)

  1. 内燃機関のシリンダヘッドとインテークマニホールドとを連結する金属製のフランジ本体と弾性体で形成されたOリングとからなるインテークマニホールド用フランジにおいて、
    前記シリンダヘッドとインテークマニホールドとは、内燃機関の動作及び停止に伴う熱膨張及び収縮に伴い両者の位置が変動するものであって、
    前記フランジ本体には、インテークマニホールドの先端を挿入する開口部と、フランジ本体をシリンダヘッドに固定するためのボルト挿入孔が設けられ、前記開口部内にはインテークマニホールドがその軸方向に可動的に挿入され、
    前記開口部の内周面にはインテークマニホールドの軸方向に間隔を保って設けられた複数の環状溝が設けられ、これら複数の環状溝内にはそれぞれインテークマニホールド外周面に密着するOリングの外周が嵌め込まれ、前記インテークマニホールドの外周には溝を有することなく平坦な形状になっていて、その平坦な部分に前記各Oリングの内周が弾力的に密着し、
    前記フランジ本体におけるシリンダヘッドとの接合面には、フランジ本体に設けられた開口部の外周を取り囲むように環状溝が形成され、このシリンダヘッドとの接合面に設けられた環状溝内にシリンダヘッド表面に密着するOリングが嵌め込まれ、
    前記フランジとインテークマニホールドは、フランジの内周とインテークマニホールドの外周の間に、Oリングとインテークマニホールドとの滑りを許容する潤滑グリスが設けられたものであり、
    前記フランジは、ボルトでシリンダヘッドに固定した状態において、前記Oリングの変形及び潤滑グリスによるOリングとインテークマニホールドとの滑りにより、フランジに対するインテークマニホールドの軸方向の移動を許容するものであることを特徴とするインテークマニホールド用フランジ。
  2. 前記内燃機関がその気筒をV型に配置されたV型エンジンであり、前記フランジ本体とOリングが該V型エンジンの各気筒のシリンダヘッドとインテークマニホールドとを連結することを特徴とする請求項1に記載のインテークマニホールド用フランジ。
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