JP5064324B2 - 車両のリヤバンパー取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車などの車両の車体後部のリヤパネル、特に車室内圧を逃がすためのエアアウトレットを備えたリヤパネルにリヤバンパーを取り付けるための、車両のリヤバンパー取付構造に関する。
従来、自動車の車体後部のリヤパネルに、リヤバンパーを取り付ける取付構造として後記特許文献1のものが知られている。このリヤバンパー取付構造は、ロアバック(リヤパネル)10に、リヤバンパー1をネジ5(8)により締着し、また、リヤバンパー1の前面にロアバック10の凹ビード13に向かって突出する横リブ2を一体成形し、凹ビード13と横リブ2とでロアバック内への雨水の浸入を防止するようにされる。
特開平9−52562号公報
ところで、前記特許文献1に開示のものでは、リヤバンパーのロアバック(リヤパネル)への取付手段とは別途にロアバック内への雨水防止手段が設けられるので、全体の構造が複雑になるばかりでなく、前記取付手段を、リヤパネルに上部あるいは下部に設けることになるので、リヤバンパーの取付作業性が悪くなるという問題がある。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、リヤバンパーのリヤパネルへの取付構造を利用して、車室内への雨水などの水の浸入を防止できるようにすると共に、リヤバンパーのリヤパネルへの取付作業性を大幅に改良した、新規な車両のリヤバンパー取付構造を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本請求項1記載の発明は、車室内圧を逃がすためのエアアウトレットを備えた、車体後部のリヤパネルに、リヤバンパーを取り付ける車両のリヤバンパー取付構造であって、リヤパネルには、エアアウトレットの下方においてブラケットが固定され、一方、リヤバンパーのバンパーフェイスには、リヤパネルに向けて膨出する膨出部が一体に形成され、この膨出部がブラケットを介してリヤパネルに固定され、更にそのバンパーフェイスには、前記エアアウトレットの下半部を囲むようにL字状に各々形成されてエアアウトレット内への水の浸入を防止する左右一対のリブ片が、その各リブ片の一端を前記膨出部に一体に接続するようにして突設され、その各々のリブ片は、前記膨出部から車幅方向に延出すると共にリヤパネルに向かって下り勾配に形成されて前端がリヤパネルに第1の間隙を挟んで対向する横リブ部分を一体に有しており、前記ブラケットには、バンパーフェイスに向かって下り勾配に形成されて後端がバンパーフェイスに第2の間隙を挟んで対向する庇板が一体に形成され、その庇板と前記リブ片の前記横リブ部分とが互いに協働して、前記エアアウトレットの下方で且つ前記膨出部の両側にラビリンスパッキンを形成していることを特徴としている。
前記目的を達成するため、本請求項2記載の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、前記ブラケットには、スタッドボルトが一体に設けられ、このスタッドボルトに前記膨出部の膨出端面に開口した取付孔を挿通してナットを螺締することにより、リヤパネルにリヤバンパーが取り付けられることを特徴としている。
前記目的を達成するため、本請求項記載の発明は、前記請求項1又は2記載のものにおいて、前記庇板の中央部は、排水溝を有して下向きに形成されていることを特徴としている。
本請求項各項記載の発明によれば、リヤバンパーのバンパーフェイスに設けられてブラケットを介してリヤパネルに固定されるリヤパネル取付用膨出部に一端が接続される左右一対のリブ片により、車両の走行時に撥ね上げた水、雨水などの水の車室内への浸入を防止できるようにしたので、リヤバンパー取付構造を簡素化できると共にリヤバンパーのリヤパネルへの取付作業性を改善することができる。しかもその左右一対のリブ片は、前記膨出部を補強できると共に、前記ブラケットに一体の庇板と協働してラビリンスパッキンを構成するので、リブ片による雨水など車室内への浸入防止効果を一層高めることができる。
また、請求項2記載の発明によれば、リヤバンパーのリヤパネルへの取付作業が一層容易となる。
さらに、本請求項記載の発明によれば、雨水などの水の車室内への浸入防止効果を一層高めると共にリヤバンパーとリヤパネル間に侵入した小石などの異物を迅速に外部に排出することができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明車両のリヤバンパー取付構造を備えた、自動車の車体後部の斜視図、図2は、図1の2矢視のバンパーの表面図、図3は、図2の3−3線に沿う拡大断面図、図4は、図3の4矢視図、図5は、図2の5矢視仮想線囲い部分の拡大図、図6は、図5の6−6線に沿う拡大断面図、図7は、図5の7−7線に沿う拡大断面図、図8は、図5の8−8線に沿う拡大断面図、図9は、クリップナットおよびクリップボルトに斜視図、図10は、左右側ブラケットの斜視図、図11は、図4の11矢視斜視図である。
自動車の車体B後面のリヤパネルRPには、合成樹脂製のリヤバンパーRBが後述の取付手段を介して取り付けられ、さらに、このリヤバンパーRBの後面の左右中央部には、ライセンスプレートLPが後述のクリップ付ナットCNを用いてクリップボルトCBにより締め付け固定される。
まず、図1〜7を参照して、合成樹脂製リヤバンパーRBの、リヤパネルRPへの取付構造について説明する。
合成樹脂製リヤバンパーRBの平坦なリヤバンパーフェイス1の中央部左右には、リヤパネルRPへの対をなす左右膨出部2L,2Rが一体に成形されている。これらの左右膨出部2L,2Rは、リヤバンパーフェイス1と略同じ厚さを有して同じ形状に形成され、リヤパネルRP側に向けて上下方向に長い帽状に膨出成形されており、リヤパネルRP側に向かって漸次絞られて、その奥壁に、取付孔3,3を開口した平坦な膨出端面4,4がそれぞれ形成されている。
しかして、合成樹脂製リヤバンパーRBには、左右膨出部2L,2Rが一体に成形されるが、これらの膨出部2L,2Rの肉厚は、バンパーフェイス1の肉厚と略同じにされているので、これらの左右膨出部2L,2Rの成形により、成形ヒケを発生することがない。
図1,5,6に示すように、一方、すなわち左側の膨出部2Lは、リヤパネルRPに設けた、車室内圧を外部に逃がすための開閉弁V付のエアアウトレットOLの下方にあって、この左側膨出部2Lの左右外側面には、そのエアアウトレットOLの下半部を囲むようにL字状の左右リブ片5,6が一体に張り出しており、これらの左右リブ片5,6は、その各一端が左側膨出部2Lの左右外側面に一体に接続されるようにしてリヤバンパーフェイス1の内面に突設されており、該膨出部2Lを補強すると共に後述す左側のブラケット8に設けた庇板8Bと協働してラビリンスパッキンを構成し、車両の走行時に撥ね上げた水、雨水などがエアアウトレットOLを通して車室内に浸入するのを防止することができる(図3参照)。
リヤバンパーRBの左右の膨出部2L,2Rは、予めスタッドボルト10,10をそれぞれ溶接した対をなす左右側ブラケット8,9(図10参照)を介してリヤパネルRPに固定される。
而して、前記左右リブ片5,6は、図1,図5にも示されるように左側膨出部2Lから車幅方向に延出する横リブ部分5a,6aと、この横リブ部分5a,6aの外端部から上方に起立する縦リブ部分5b,6bとを一体に有してL字状に形成されるものであり、その横リブ部分5a,6aは、後述するようにリヤパネルRPに向かって下り勾配に形成されて前端がリヤパネルRPに第1の間隙C1を挟んで対向している。
図10に示すように、左右側ブラケット8,9は、金属板によりそれぞれ違う構造に形成されている。左側ブラケット8は、左右方向に長い長方形状の取付板8Aの下縁に庇板8Bが一体に形成されており、取付板8Aの中央部にスタッドボルト10が略水平の溶接されている。前記庇板8Bは、それの中央部に排水溝8Cを形成すべく波状に形成されていて、その排水溝8Cを形成する中央部分が左側膨出部2Lの傾斜下部に沿うように斜め下向きに延びており、この左側ブラケット8に付着する水や、リヤバンパーRBとリヤパネルRP間に撥ね上げた小石などを外部に導くようにされている。一方、右側のブラケット9は四角形状の取付板9Aの上部一側に、ワイヤハーネスWHの係止用の円弧状取付座面9Bが一体に突出形成され、この取付座面9Bに取付孔15が穿設され、さらに前記取付板9Aの一側にスタッドボルト10が略水平の溶接されている。
図5〜7に示すように、左側ブラケット8の取付板8Aは、リヤパネルRPの左側のエアアウトレットOLの下方の外面に溶接され、また、右側ブラケット9の取付板9Aは、リヤパネルRPの右側の外面に溶接される。
図6,7に示すように左、右側ブラケット8,9の各略水平に延びるスタッドボルト10,10に、リヤバンパーRBの左右膨出部2L,2Rの取付孔3,3を貫通させ、それらのスタッドボルト10,10にナット12,12を螺締することにより、リヤバンパーRBは、リヤパネルRPに左右側ブラケット8,9を介して取り付けられる。
しかして、リヤバンパーRBを、リヤパネルRPに取り付けるにあたり、左右のスタットボルト10,10は略水平に延びているので、作業者は楽な姿勢でリヤバンパーRBをリヤパネルRPに取り付けることができ、その取付作業が容易になる。また、図3に示すように、リヤバンパーRBの左側膨出部2Lの左右外側面およびリヤバンパーフェイス1の内面に一体に設けた左右リブ片5,6のうち前記横リブ部分5a,6aは、リヤパネルRPに向かって下り勾配に延長されて、それの前端とリヤパネルRPとの間に第1の間隙C1(図3参照)が形成され、また、左側ブラケット8に設けた庇板8Bは、リヤバンパーRBに向かって下り勾配に延長されて、それの後端とリヤバンパーRBのリヤバンパーフェイス1との間に第2の間隙C2(図3参照)が形成されることにより、前記左右リブ片5,6(特に横リブ部分5a,6a)と庇板8Bとで、エアアウトレットOLの下方にラビリンスパッキンが形成され、これにより、車両の走行時に飛散した水や雨水などが、エアアウトレットOLを通って車室内に進入するのを防止することができる。また、車両の走行時にはエアアウトレットOL側に撥ね上げた小石、砂礫などは、前記間隙C1,C2を通り、庇板8Bの排水溝8Cに導かれて素早く外部に排出することができる。
図4,7,10および11に示すよに、前記右側のブラケット9の上部一側に形成される円弧状の取付座面9BはリヤパネルRPとリヤバンパーRB間の空間部において、それらの何れにも接触しない位置にあって、その中央部にハーネスクリップ18の取付孔15が穿設されている。この取付孔15には、締付バンド17一端のハーネスクリップ18が着脱可能に差込係合できるようにされている。図4,11に示すように、リヤパネルRPとリヤバンパーRBとの間に配置されるワイヤハーネスWHの適所を締付バンド17により抱持し、そのハーネスクリップ18を取付孔15に差込係合すれば、そのワイヤハーネスWHの適所をリヤパネルRPに支持させることができる。
しかして、前記ワイヤハーネスWHの取付座面9BはリヤパネルRPとリヤバンパーRB間との間で、それらの何れにも接触しない位置にあるので、ワイヤハーネスWHに無理な力をかけることがなく、しかも後突衝撃を吸収することができる。
なお、図4に示すように、ワイヤハーネスWHの他の複数箇所は、リヤパネルRPに穿設した取付孔20,20に、他の締付バンド19,19を用いて係止される。
図2,3,5〜7に示すように、合成樹脂製のリヤバンパーRBの左右方向の中央部には、リヤバンパーRBのリヤパネルRPへの取付部を覆うようにしてライセンスプレートLPが、後述のクリップ付ナットCNを用いてクリップボルトCBにより取り付けられる。
つぎに、前記クリップ付ナットCNの構造を、図8,9を参照して説明する。
クリップ付ナットCNは一枚の帯状金属板の巻曲成形により構成されるクリップ本体30と、このクリップ本体30に一体に形成したナット31より構成されている。前記クリップ本体30は、その端部分に、リヤバンパーRBを弾発挟持し得るクリップ間隔32をあけて相互に対峙する外側クリップ片33Aおよび内側クリップ片33Bとよりなるクリップ部33を備えている。そして、外側クリップ片33Aの中央部にはボルト孔34が開口されると共に内側クリップ33Bの中央部にボルト孔34と同心の前記ナット31が一体に形成されている。また、外側クリップ片33Aの外面に、ライセンスプレートLPの接合される平坦な取付面35が形成されている。外側および内側クリップ片33A,33Bの互いに離間する基端には、湾曲コーナ部36,37を介して一対の脚片38,39が一体に延長されており、これらの脚片38,39は、外側および内側クリップ片33A,33Bから離れて前記ナット31の中心軸線に近づくように互いに接近する方向に傾斜して延長されており、それらの延長端には、前記ナット31の中心軸線と直交する方向に延びる保護片40が接続されている。そして、ナット31の中心軸線は、保護片40と直交しており、ナット31に螺挿されるクリップボルトCBの先端が保護片40の内面と対面するようにされており、後述するように、クリップボルトCBの長さが規定のものよりも長いとき、該クリップボルトCBの先端が保護片40に当り、この保護片40を外方に押圧するように、ナット31の端面と保護片40の内面間の距離Lが設定されている。
リヤバンパーRBに、ライセンスプレートLPを取り付けるために、図5に示すように、リヤバンパーRBには、その中央部の左右に一対の四角形状のプレート取付孔42,42が開口されると共にその取付孔42,42に隣接してプレート取付部43,43が形成され、そこにボルト孔44,44が穿設されている。
つぎに、リヤバンパーRBに、ライセンスプレートLPをクリップ付ナットCNを用いてクリップボルトCBにより締付け固定する手順について説明する。
図8(A)に示すように、プレート取付孔42を通して、前記クリップ付ナットCNを、リヤバンパーRBの内側に進入させ、そのクリップ部33をプレート取付部43に差し込み挟持させる。これにより、クリップ付ナットCNは、リヤバンパーRBのプレート取付部43に仮止めされる。この仮止め状態で、リヤバンパーRBのプレート取付部43のボルト孔44とクリップ部33のボルト孔34とを一致させる。
つぎに、図6,7に示すように、リヤバンパーRBに形成した受部45,45に係止させたライセンスプレートLPをリヤバンパーRBの平坦なリヤバンパーフェイス1上に重ね合せ、該ライセンスプレートLPを、クリップ付ナットCNの取付面35に当接させたのち、ボルト孔34,44に、ライセンスプレートLPの外側からクリップボルトCBを挿通して、該ボルトCBをナット31に螺挿すれば、リヤバンパーRBにライセンスプレートLPを締め付け固定することができる。
ところで、図8(A)に示すように、前記クリップボルトCNが規定の長さのものである(陸運支局支給)ときは、前述したように、そのクリップボルトCNによるライセンスプレートLPのリヤバンパーRBへの取り付けが可能であるが、図8(B)に示すように、クリップボルトCNの長さが前記規定のものよりも長いと、該クリップボルトCNをナット31に螺挿したとき、該ボルトCBの先端がクリップ付ナットCNの保護片40に干渉するに至り、さらなるクリップボルトCBの締付進行により、該ボルトCBの先端が保護片40を外方に押圧し、この押圧力により、クリップ本体30は、一方の湾曲コーナー部36を基点として外側に広がるように変形し、これによりクリップ部30の内側クリップ片33Bが外側に引っ張られてクリップ間隔32が広がり、クリップ部30とリヤバンパーRBとの締付けが弛緩して、ライセンスプレートLPの、リヤバンパーRBへの締め付けができなくなる。その結果、長いクリップボルトCBの先端が、車体Bや艤装品、電装品などの他物と干渉することが回避され、それらにダメージを与えることがない。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
本発明車両の車体後部構造を備えた、自動車の車体後部の斜視図 図1の2矢視のバンパーの表面図 図2の3−3線に沿う拡大断面図 図3の4矢視図 図2の5矢視仮想線囲い部分の拡大図 図5の6−6線に沿う拡大断面図 図5の7−7線に沿う拡大断面図 図5の8−8線に沿う拡大断面図 クリップナットおよびクリップボルトに斜視図 左右側ブラケットの斜視図 図4の11矢視斜視図
1・・・・・バンパーフェイス
2L・・・・膨出部(左側膨出部)
3・・・・・取付孔
4・・・・・膨出端面
5・・・・・リブ片
6・・・・・リブ片
5a,6a・・横リブ部分
8・・・・・ブラケット(左側ブラケット)
8B・・・・庇板
8C・・・・排水溝
10・・・・タッドボルト
12・・・・ナット
C1,C2・・第1,第2の間隙
B・・・・・車体
RP・・・・リヤパネル
RB・・・・リヤバンパー
OL・・・・エアアウトレット

Claims (3)

  1. 車室内圧を逃がすためのエアアウトレット(OL)を備えた、車体(B)後部のリヤパネル(RP)に、リヤバンパー(RB)を取り付ける車両のリヤバンパー取付構造であって、
    リヤパネル(RP)には、エアアウトレット(OL)の下方においてブラケット(8)が固定され、一方、リヤバンパー(RB)のバンパーフェイス(1)には、リヤパネル(RP)に向けて膨出する膨出部(2L)が一体に形成され、この膨出部(2L)がブラケット(8)を介してリヤパネル(RP)に固定され、更にそのバンパーフェイス(1)には、前記エアアウトレット(OL)の下半部を囲むようにL字状に各々形成されてエアアウトレット(OL)内への水の浸入を防止する左右一対のリブ片(5,6)が、その各リブ片(5,6)の一端を前記膨出部(2L)に一体に接続するようにして突設され、その各々のリブ片(5,6)は、前記膨出部(2L)から車幅方向に延出すると共にリヤパネル(RP)に向かって下り勾配に形成されて前端がリヤパネル(RP)に第1の間隙(C1)を挟んで対向する横リブ部分(5a,6a)を一体に有しており、前記ブラケット(8)には、バンパーフェイス(1)に向かって下り勾配に形成されて後端がバンパーフェイス(1)に第2の間隙(C2)を挟んで対向する庇板(8B)が一体に形成され、その庇板(8B)と前記リブ片(5,6)の前記横リブ部分(5a,6a)とが互いに協働して、前記エアアウトレット(OL)の下方で且つ前記膨出部(2L)の両側にラビリンスパッキンを形成していることを特徴とする、車両のリヤバンパー取付構造。
  2. 前記ブラケット(8)には、スタッドボル(10)が一体に設けられ、このスタッドボルト(10)に前記膨出部(2L)の膨出端面(4)に開口した取付孔(3)を挿通してナット(12)を螺締することにより、リヤパネル(RP)にリヤバンパー(RB)が取り付けられることを特徴とする、前記請求項1記載の車両のリヤバンパー取付構造。
  3. 前記庇板(8B)の中央部は、排水溝(8C)を有して下向きに形成されていることを特徴とする、前記請求項1または2記載の車両のリヤバンパー取付構造。
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