JP5796819B2 - 自動車のピラー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、
天井部と床部にわたるエアコン配管とドレンホースがピラーに配索されている自動車のピラー構造に関する。
天井部にエアコンを備えた車両においては天井部と床部にわたるエアコン配管とドレンホースがピラーに配索されている。
従来、エアコン配管とドレンホースをピラーに配索する手段として、エアコン配管やドレンホースをインナーパネルに形成した開口部に挿入してインナーパネルとアウターパネルの間の空間に通していた(特許文献1参照)。
この構造によれば、前記開口部を形成したことでインナーパネルの強度低下を招くことから、インナーパネルの補強構造を設けなければならず、構造が複雑化し製作コストが高くなっていた。
また、ドレンホースが可撓性を備えて変形しやすいために、エアコン配管とドレンホースを前記空間内に通す作業に手間がかかっていた。
特許文献2に開示されているように、インナーパネルとアウターパネルの間の空間ではなく、インナーパネルの車室内側の面に沿ってエアコン配管とドレンホースを配策した構造もある。この構造では、エアコン配管とドレンホースをインナーパネルに別々に取り付けていた。
実開昭61−193871号公報 特許第3903648号公報
しかしながら、エアコン配管とドレンホースをインナーパネルに別々に取り付ける特許文献2の技術では、ドレンホースに可撓性があるために、ドレンホースをインナーパネルのパネル面に垂れ下がること無くしっかりと固定することが困難であった。さらに配策後の車両走行時の振動によって、ピラートリムの車室外側でのドレンホースのばたつきより異音が発生する虞があった。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、構造を簡素化でき、製作コストを低廉化することができる構造でありながら、エアコン配管とドレンホースのピラーへの組み付け作業の作業性を向上させることができ、車両走行時のドレンホースのばたつきによる異音の発生を防止できる自動車のピラー構造を提供する点にある。
第1発明の特徴は、
天井部と床部にわたるエアコン配管とドレンホースがピラーに配索されている自動車のピラー構造であって、
前記エアコン配管とドレンホースが固定具で一体に纏められ、
一体化した前記エアコン配管とドレンホースがピラーパネルに固定され
前記ドレンホースは前記エアコン配管に沿っており、
前記固定具に前記ピラーパネルに対する固定部が設けられ、
前記固定部が前記ピラーパネルに固定され、
前記固定具は、前記エアコン配管とドレンホースを挟持する一対の挟持部を備えたクランプであり、
前記固定部は、前記クランプに設けられた係合部であり、
前記係合部が、前記ピラーパネルの車室内側の面に設けられた被係合部に係合し、
前記クランプは、車両前後方向に並んだ前記エアコン配管とドレンホースの車両前後方向の互いの位置を決め、
前記クランプの係合部は、前記ピラーパネルの被係合部に車室内側から係合している点にある。(請求項1)
[イ] この構成によれば、前記エアコン配管とドレンホースが固定具で一体に纏められ、一体化した前記エアコン配管とドレンホースがピラーパネルに固定されるから、エアコン配管とドレンホースの2部品をピラーパネルに一度の組み付け作業で組み付けることができる。
また、金属材や硬質樹脂のような剛性のあるエアコン配管が、ゴム材のような可撓性のあるドレンホースに対して添え木のような役割を果たし、ドレンホースをピラーパネルに沿わせた状態でしっかりとピラーパネルに固定することができる。これにより、ドレンホースのピラーパネルに対する位置決めが可能となるとともに、ピラートリムなどの内装材をピラーパネルに固定する際に、ドレンホースがばらつかないため、ドレンホースが前記内装材の組み付けの邪魔にならなくなる。
そして、エアコン配管とドレンホースをピラーパネルとアウターパネルの間の空間に通す作業も不要になる。
その結果、車両への組み付けライン上での組み付け性を向上させることができる。
さらに、上記のように、ドレンホースをピラーパネルに沿わせた状態でしっかりとピラーパネルに固定することができるから、車両走行時のドレンホースのばたつきによる異音の発生を防止できる。
また、エアコン配管とドレンホースを挿通させる開口部をピラーパネルに形成しなくてもよくなることから、前記開口部の形成に起因するピラーパネルの強度低下を回避でき、ピラーパネルの補強構造が不要となる。これにより、構造を簡素化することができ、製作コストを低廉化することができる
[ロ] ドレンホースは前記エアコン配管に沿っているから、エアコン配管とドレンホースが占有するスペースを小さくすることができ、シートベルトやハーネス等が存在するピラートリムの周りの限られた空間にエアコン配管とドレンホースを配置することができる。(請求項
[ハ] エアコン配管とドレンホースの一体化と、一体化したエアコン配管とドレンホースのピラーパネルへの固定とを単一の固定具で行うことができて部品点数を削減することができ、固定スペースを小さくすることができる。(請求項
[ニ] エアコン配管とドレンホースをクランプの一対の挟持部で挟持するという簡単な操作で一体化することができ、しかも、前記係合部を前記被係合部に係合するという簡単な操作でエアコン配管とドレンホースをピラーパネルに固定することができて組み付け性を向上させることができる。(請求項
本第2発明の特徴は、
天井部と床部にわたるエアコン配管とドレンホースがピラーに配索されている自動車のピラー構造であって、
前記エアコン配管とドレンホースが固定具で一体に纏められ、
一体化した前記エアコン配管とドレンホースがピラーパネルに固定され、
前記ドレンホースは前記エアコン配管に沿っており、
前記固定具に前記ピラーパネルに対する固定部が設けられ、
前記固定部が前記ピラーパネルに固定され、
前記固定具は、前記エアコン配管とドレンホースを弾性挟持する一対の挟持部を備えたクランプであり、
前記固定部は、前記クランプに設けられた係合部であり、
前記係合部が、前記ピラーパネルの車室内側の面に設けられた被係合部に係合し、
前記クランプの一対の挟持部は、一端部側のヒンジ周りに弾性力に抗して揺動開閉自在に連結され、挟持方向に向かって開口するように径方向で互いに隣り合う断面半円形状の一対の嵌合凹部を備え、
前記一対の嵌合凹部に前記エアコン配管とドレンホースが嵌合し、
前記一対の挟持部の揺動端部に、互いに係合して挟持状態を維持する係合機構が係合解除自在に設けられ、
一方の前記挟持部は、揺動端部の上下方向の長さが嵌合凹部の底部の上下方向の長さよりも短く設定されるとともに、前記一方の挟持部の揺動端部が前記一方の挟持部の上部に位置し、
他方の前記挟持部は、揺動端部の上下方向の長さが嵌合凹部の底部の上下方向の長さよりも短く設定されるとともに、前記他方の挟持部の揺動端部が前記他方の挟持部の下部に位置し、
前記一方の挟持部の揺動端部と前記他方の揺動端部とが上下に重なり合っている点にある。(請求項2)
この構成によれば、前記[イ]〜[ニ]と同様の作用を奏することができる。(請求項2)
本発明において、
3個のエアコン配管部分に長手方向に区分けされた前記エアコン配管の隣り合うエアコン配管部分同士の間に前記クランプが設けられていると、次の作用を奏することができる。(請求項
クランプの数を少なくした状態で、ピラーパネルと、一体化したエアコン配管とドレンホースとの隙間を車両上下方向全体にわたって小さくすることができる。また、エアコン配管とドレンホースが自動車の走行時の振動により周辺部品と干渉することを防ぐことができる。(請求項
本発明において、
前記エアコン配管とドレンホースの前記固定具による固定箇所以外の箇所で前記ドレンホースが前記エアコン配管にテープにより固定されていると、次の作用を奏することができる。(請求項
エアコン配管とドレンホースを確実に一体化することができ、エアコン配管とドレンホースが自動車の走行時の振動により周辺部品と干渉することをより確実に防ぐことができる。また、ドレンホースをエアコン配管に確実に沿わせることができる。そして、ドレンホースがピラーパネルにテープで貼り付けられていないので、メンテナンス時にエアコン配管とドレンホースをピラーパネルから簡単に取り外すことができてメンテナンス性を向上させることができる。(請求項
本発明によれば、
構造を簡素化でき、製作コストを低廉化することができる構造でありながら、エアコン配管とドレンホースのピラーへの組み付け作業の作業性を向上させることができ、車両走行時のドレンホースのばたつきによる異音の発生を防止できる自動車のピラー構造を提供することができた。
(a)は一体化したエアコン配管とドレンホースが左側のセンターピラーインナーパネルに組み付けられた全体図、(b)は図1(a)の一体化した左側のエアコン配管とドレンホースの拡大図 (a)は一体化したエアコン配管とドレンホースが右側のセンターピラーインナーパネルに組み付けられた全体図(b)は図2(a)の一体化した右側のエアコン配管とドレンホースの拡大図 一体化した左側のエアコン配管とドレンホースのセンターピラーインナーパネルへの組み付け方法を示す斜視図 一体化した右側のエアコン配管とドレンホースのセンターピラーインナーパネルへの組み付け方法を示す斜視図 (a)は図2(a)のB−B断面図であり、右側のセンターピラーインナーパネルとセンターピラートリムとの間のエアコン配管とドレンホースを示す断面図、(b)は図1(a)のA−A断面図であり、左側のセンターピラーインナーパネルとセンターピラートリムとの間のエアコン配管とドレンホースを示す断面図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1(a),図1(b),図2(a),図2(b)に、天井部と床部にわたるエアコン配管1とドレンホース2がセンターピラー4(ピラーに相当)に配索された自動車のセンターピラー構造を示してある。ドレンホース2は凝縮水を流下排出する。
図5(a),図5(b)に示すように、左右のセンターピラー4は、幅方向中間部が車室内側に膨出する断面ハット形状の車室内側のセンターピラーインナーパネル6(ピラーパネルに相当)と、
幅方向中間部が車室外側に膨出する断面ハット形状の車室外側のセンターピラーアウターパネル22と、
幅方向中間部が車室外側に膨出して前記センターピラーアウターパネル22の膨出部内に入り込む断面ハット形状のセンターピラーリンフォース23と、
センターピラーインナーパネル6を覆う内装材としての断面コの字状のセンターピラートリム20とから成る。
センターピラーインナーパネル6とセンターピラーアウターパネル22とセンターピラーリンフォース23は幅方向の側部同士が互いに重ねられて溶接接合されている。
図5(a),図5(b)における符号21はシートベルト、Frは車両前方側,Rrは車両後方側である。図1(a),図2(a)に示すように、センターピラー4の車両前方側Frにはフロントドア用の開口30が形成され、センターピラー4の車両後方側Rrにはリアドア用の開口31が形成されている。
前記エアコン配管1とドレンホース2は円筒状に形成され、エアコン配管1とドレンホース2の上端部は、前記天井部に配置されたエアコン3(リアクーリングユニットに相当、図3,図4参照)に連通接続している。そして、エアコン配管1とドレンホース2が左右のセンターピラー4に沿って自動車の床部側まで延びている。
前記エアコン配管1とドレンホース2は樹脂製の複数のクランプ5(固定具に相当)で一体に纏められ、一体化した前記エアコン配管1とドレンホース2がセンターピラーインナーパネル6の車室内側の面に固定されている。
図5(a),図5(b)に示すように、エアコン配管1とドレンホース2はセンターピラーインナーパネル6の車両後方側Rrの側部に配置され、車両前後方向でエアコン配管1が後ろ側(車両後方側Rr)にドレンホース2が前側(車両前方側Fr)に位置する。センターピラーインナーパネル6の車両後方側Rrの側部には、エアコン配管1とドレンホース2を受け入れる段差部6Dが形成されている。ドレンホース2は、側面に突起などが形成されないように、かつ、屈曲部が形成されないように構成されてエアコン配管1に沿っている。
図3,図4に示すように、前記クランプ5はエアコン配管1とドレンホース2を弾性挟持する一対の挟持部5A,5Bを備えている。そして、クランプ5に、センターピラーインナーパネル6に対する突起状の係合部7(固定部に相当)が設けられ、前記係合部7がセンターピラーインナーパネル6の車室内側の面に設けられた係合孔8(被係合部に相当)に車室内側から係合してセンターピラーインナーパネル6に固定されている。
前記クランプ5の一対の挟持部5A,5Bは、一端部側のヒンジ周りに弾性力に抗して揺動開閉自在に連結され、挟持方向に向かって開口するように径方向で互いに隣り合う断面半円形状の一対の嵌合凹部9を備え、前記一対の挟持部5A,5Bの揺動端部に、互いに係合して挟持状態を維持する係合機構が係合解除自在に設けられている。一対の揺動端部同士は上下に重なり合っている。前記係合部7は前記嵌合凹部9の背部側から嵌合凹部9とは反対側の車室外側に突出している。
図1(a),図1(b),図2(a),図2(b)に示すように、前記クランプ5は、3個のエアコン配管部分に長手方向に区分けされたエアコン配管1の隣り合うエアコン配管部分同士の間に合計2個設けられている。
これにより、クランプ5の数をできるだけ少なくした状態で、センターピラーインナーパネル6と、一体化したエアコン配管1とドレンホース2との隙間S(図5(a),図5(b)参照)を車両上下方向全体にわたって小さくすることができる。また、エアコン配管1とドレンホース2が自動車の走行時の振動により周辺部品と干渉することを防ぐことができる。
さらに、前記エアコン配管1とドレンホース2のクランプ5による固定箇所以外の箇所でドレンホース2がエアコン配管1にテープ10により固定されている。テープ10はエアコン配管1とドレンホース2に巻回され、センターピラーインナーパネル6には巻回されてはいない。
これにより、エアコン配管1とドレンホース2を確実に一体化することができ、エアコン配管1とドレンホース2が自動車の走行時の振動により周辺部品と干渉することをより確実に防ぐことができる。また、ドレンホース2をエアコン配管1に確実に沿わせることができる。
そして、ドレンホース2がセンターピラーインナーパネル6にテープ10で貼り付けられていないので、メンテナンス時にエアコン配管1とドレンホース2をセンターピラーインナーパネル6から簡単に取り外すことができてメンテナンス性を向上させることができる。
エアコン配管1とドレンホース2のセンターピラーインナーパネル6への配索方法は次の通りである。
(1) 図3,図4,図1(b),図2(b)に示すように、上下に間隔を空けて位置する2個のクランプ5でエアコン配管1とドレンホース2を固定するとともに、エアコン配管1とドレンホース2のクランプ5による固定箇所以外の複数箇所(ドレンホース2の可撓性が大きい箇所)にテープ10を巻回してエアコン配管1とドレンホース2を固定し一体化する。
(2) エアコン配管1の上端部に設けられた取り付け部1T(図3,図4参照)のボルト挿通孔1Sに下方からボルトBを挿通させてエアコン3側の雌ねじ部に螺合締結する。一体化したエアコン配管1とドレンホース2をこのようにして前記エアコン3に組み付ける。
(3) 前記クランプ5の係合部7をセンターピラーインナーパネル6の車室内側の面に形成された係合孔8に挿入係合させる(図3,図4参照)。
上記の構成により、
(1) 前記エアコン配管1とドレンホース2がクランプ5で一体に纏められ、一体化したエアコン配管1とドレンホース2がセンターピラーインナーパネル6に固定されるから、エアコン配管1とドレンホース2の2部品をセンターピラーインナーパネル6に一度の組み付け作業で組み付けることができる。
また、剛性のあるエアコン配管1が可撓性のあるドレンホース2に対して添え木のような役割を果たし、ドレンホース2をセンターピラーインナーパネル6に沿わせた状態でしっかりとセンターピラーインナーパネル6に固定することができる。
これにより、ドレンホース2のセンターピラーインナーパネル6に対する位置決めが可能となるとともに、センターピラートリム20をセンターピラーインナーパネル6に固定する際に、ドレンホース2がばらつかないため、ドレンホース2がセンターピラートリム20の組み付けの邪魔にならなくなる。
そして、エアコン配管1とドレンホース2をセンターピラーインナーパネル6とセンターピラーアウターパネル22の間の空間に通す作業も不要になる。
その結果、車両への組み付けライン上での組み付け性を向上させることができる。
さらに、上記のように、ドレンホース2をセンターピラーインナーパネル6に沿わせた状態でしっかりとセンターピラーインナーパネル6に固定することができるから、車両走行時のドレンホース2のばたつきによる異音の発生を防止できる。
また、エアコン配管1とドレンホース2を挿通させる開口部をセンターピラーインナーパネル6に形成しなくてもよくなることから、前記開口部の形成に起因するセンターピラーインナーパネル6の強度低下を回避でき、センターピラーインナーパネル6の補強構造が不要となる。これにより、構造を簡素化することができ、製作コストを低廉化することができる。
(2) ドレンホース2はエアコン配管1に沿っているから、エアコン配管1とドレンホース2が占有するスペースを小さくすることができ、シートベルト21(図5(a),図5(b)参照)やハーネス等が存在するセンターピラートリム20の周りの限られた空間にエアコン配管1とドレンホース2を配置することができる。
(3) クランプ5にセンターピラーインナーパネル6に対する係合部7が設けられ、係合部7がセンターピラーインナーパネル6の係合孔8に固定されているから、エアコン配管1とドレンホース2の一体化と、一体化したエアコン配管1とドレンホース2のセンターピラーインナーパネル6への固定とを単一の固定具(クランプ5)で行うことができて部品点数を削減することができ、固定スペースを小さくすることができる
(4) エアコン配管1とドレンホース2をクランプ5の一対の挟持部5A,5Bで挟持するという簡単な操作で一体化することができ、しかも、前記係合部7を前記係合孔8に係合するという簡単な操作でエアコン配管1とドレンホース2をセンターピラーインナーパネル6に固定することができて組み付け性を向上させることができる。
[別実施形態]
前記エアコン用のセンターピラー4のエアコン低圧配管・エアコン高圧配管・ドレンホース2の3部品を固定具で一体に纏め、一体化した低圧配管・高圧配管・ドレンホース2をセンターピラーインナーパネル6に固定するよう構成してもよい。
本実施形態では、前記エアコン低圧配管とエアコン高圧配管でエアコン配管1を構成する。
1 エアコン配管
2 ドレンホース
4 ピラー(センターピラー)
5 固定具(クランプ)
5A,5B 挟持部
6 ピラーパネル(センターピラーインナーパネル)
7 固定部(係合部)
8 係合孔(被係合部)
10 テープ

Claims (4)

  1. 天井部と床部にわたるエアコン配管とドレンホースがピラーに配索されている自動車のピラー構造であって、
    前記エアコン配管とドレンホースが固定具で一体に纏められ、
    一体化した前記エアコン配管とドレンホースがピラーパネルに固定され
    前記ドレンホースは前記エアコン配管に沿っており、
    前記固定具に前記ピラーパネルに対する固定部が設けられ、
    前記固定部が前記ピラーパネルに固定され、
    前記固定具は、前記エアコン配管とドレンホースを挟持する一対の挟持部を備えたクランプであり、
    前記固定部は、前記クランプに設けられた係合部であり、
    前記係合部が、前記ピラーパネルの車室内側の面に設けられた被係合部に係合し、
    前記クランプは、車両前後方向に並んだ前記エアコン配管とドレンホースの車両前後方向の互いの位置を決め、
    前記クランプの係合部は、前記ピラーパネルの被係合部に車室内側から係合している自動車のピラー構造。
  2. 天井部と床部にわたるエアコン配管とドレンホースがピラーに配索されている自動車のピラー構造であって、
    前記エアコン配管とドレンホースが固定具で一体に纏められ、
    一体化した前記エアコン配管とドレンホースがピラーパネルに固定され、
    前記ドレンホースは前記エアコン配管に沿っており、
    前記固定具に前記ピラーパネルに対する固定部が設けられ、
    前記固定部が前記ピラーパネルに固定され、
    前記固定具は、前記エアコン配管とドレンホースを弾性挟持する一対の挟持部を備えたクランプであり、
    前記固定部は、前記クランプに設けられた係合部であり、
    前記係合部が、前記ピラーパネルの車室内側の面に設けられた被係合部に係合し、
    前記クランプの一対の挟持部は、一端部側のヒンジ周りに弾性力に抗して揺動開閉自在に連結され、挟持方向に向かって開口するように径方向で互いに隣り合う断面半円形状の一対の嵌合凹部を備え、
    前記一対の嵌合凹部に前記エアコン配管とドレンホースが嵌合し、
    前記一対の挟持部の揺動端部に、互いに係合して挟持状態を維持する係合機構が係合解除自在に設けられ、
    一方の前記挟持部は、揺動端部の上下方向の長さが嵌合凹部の底部の上下方向の長さよりも短く設定されるとともに、前記一方の挟持部の揺動端部が前記一方の挟持部の上部に位置し、
    他方の前記挟持部は、揺動端部の上下方向の長さが嵌合凹部の底部の上下方向の長さよりも短く設定されるとともに、前記他方の挟持部の揺動端部が前記他方の挟持部の下部に位置し、
    前記一方の挟持部の揺動端部と前記他方の揺動端部とが上下に重なり合っている自動車のピラー構造。
  3. 3個のエアコン配管部分に長手方向に区分けされた前記エアコン配管の隣り合うエアコン配管部分同士の間に前記クランプが設けられている請求項1又は2記載の自動車のピラー構造。
  4. 前記エアコン配管とドレンホースの前記固定具による固定箇所以外の箇所で前記ドレンホースが前記エアコン配管にテープにより固定されている請求項1〜のいずれか一つに記載の自動車のピラー構造。
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