JP5056952B2 - 弾性波フィルタ装置および、それを備えるモジュール - Google Patents

弾性波フィルタ装置および、それを備えるモジュール Download PDF

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Description

この発明は、圧電基板上で弾性波フィルタと並列トラップとをラダー型に接続した弾性波フィルタ装置、および、弾性波フィルタ装置を備えるモジュールに関するものである。
圧電基板表面の振動を利用する弾性表面波や、圧電基板内部の振動を利用するバルク弾性波、積層圧電基板界面の振動を利用する弾性境界波などの電気機械振動を利用した弾性波フィルタ装置が、携帯電話機のRFフィルタなどに利用されている。
弾性波フィルタ装置の一例として、複数の1ポート弾性波共振子(以下、単に共振子と称する。)を弾性波伝搬方向に配列して縦結合させて多重モードフィルタとするとともに、その多重モードフィルタに対して直列および並列にトラップ共振子を挿入し、ラダー型接続としたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
図1は、従来の弾性波フィルタ装置の構成例を説明する回路図である。
この弾性波フィルタ装置は、複数の共振子105および複数の共振子106からなる多重モードフィルタ111と、直列トラップ共振子101,102,017,108と、並列トラップ共振子103,104,109,110と、を備える。
複数の共振子105は、それぞれの第1のIDT電極が入力ラインに接続され、それぞれの第2のIDT電極がグランドラインに接続されている。複数の共振子106は、それぞれの第1のIDT電極が出力ラインに接続され、それぞれの第2のIDT電極がグランドラインに接続されている。複数の共振子105,106は、交互に弾性波伝搬方向に配列されて縦結合し、多重モードフィルタ111を構成する。
直列トラップ共振子101,102は入力ラインに直列に挿入され、直列トラップ共振子107,108は出力ラインに直列に挿入されている。並列トラップ共振子103,104は入力ラインとグランドラインとの間に並列に挿入され、並列トラップ共振子109,110は出力ラインとグランドラインとの間に並列に挿入されている。
このような弾性波フィルタ装置は、圧電基板に一体に設けられたチップとして通常は構成される。そして、この弾性波フィルタ装置のチップはセラミック基板やプリント基板などのモジュール基体に搭載されモジュール化される。その際、図1中の複数のグランド記号の示すグランド接続電極を、それぞれ別個に圧電基板表面に設けることはチップサイズの制約から難しいため、図2に示す模式図のように、グランドラインを束ね、単一のグランド接続電極に共通に接続されることになる。
特開平7−131290号公報
ところで、弾性波フィルタ装置をモジュール構成にした場合には、モジュールの外部端子から弾性波フィルタ装置までのモジュール基体上の配線が、寄生インピーダンスを持つことになる。
そのため、圧電基板表面に設けられるグランド接続電極は、寄生インピーダンスを介してモジュールの外部グランド端子に接続されることになるが、寄生インピーダンスの作用により弾性波フィルタの減衰特性やアイソレーション特性が劣化する虞がある。
そこで、本発明は、接続配線の寄生インピーダンスの作用により弾性波フィルタ装置に及ぶ、フィルタの減衰特性やアイソレーション特性の劣化を抑制できる弾性波フィルタ装置、および、それを備えるモジュールの提供を目的とする。
この発明は、弾性波フィルタと並列トラップとを圧電基板に設けた弾性波フィルタ装置であって、第1のグランド接続電極と第2のグランド接続電極とを備える。弾性波フィルタは入力側共振子と出力側共振子とを結合させたものである。入力側共振子は、入力ラインとグランドラインとの間に接続される。出力側共振子は、出力ラインとグランドラインとの間に接続される。並列トラップは、グランドラインと入力ラインまたは出力ラインとの間に接続される。第1のグランド接続電極は圧電基板表面に設けられ、入力側共振子のグランドラインと出力側共振子のグランドラインとが接続される。第2のグランド接続電極は第1のグランド接続電極から離間して圧電基板表面に設けられ、並列トラップのグランドラインが接続される。
この構成では、弾性波フィルタの複数の共振子が圧電基板表面の第1のグランド接続電極に接続され、並列トラップが第1のグランド接続電極から離間する第2のグランド接続電極に接続される。したがって、第1のグランド接続電極に対する接続配線の寄生インピーダンスは、弾性波フィルタの複数の共振子に対して共通に作用することになる。また、第2のグランド接続電極に対する接続配線の寄生インピーダンスは、弾性波フィルタに作用する寄生インピーダンスとは独立して、並列トラップのみに対して作用することになる。
入力側共振子と出力側共振子とは、入出力ラインに接続される第1のIDT電極と、グランドラインに接続される第2のIDT電極とをそれぞれ備えると好適である。その場合、入力側共振子と出力側共振子とは弾性波伝搬方向に交互に配列されるとよく、第1のIDT電極と第2のIDT電極とは、弾性波伝搬方向に垂直な方向に配列されるとよく、第1のIDT電極と第2のIDT電極とは、入力側共振子での配置順と出力側共振子での配置順とが逆であるとよい。
このような構成では、入力側共振子の第1のIDT電極と出力側共振子の第2のIDT電極とが、弾性波フィルタの両側に配置される。このため、入力側共振子の第2のIDT電極と出力側共振子の第2のIDT電極とを異なるグランド接続電極に接続するほうが、回路構成が簡易になり易い。しかしながらその場合、モジュール化すると寄生インピーダンスの影響でフィルタの減衰特性やアイソレーション特性の劣化が生じてしまうので、本構成の場合であっても、それぞれの第2のIDT電極を共通のグランド接続電極に接続すると好適である。
本発明のモジュールは、上述の弾性波フィルタ装置と、弾性波フィルタ装置を搭載するモジュール基体とを備え、モジュール基体はその実装面に、第1のグランド接続電極と第2のグランド接続電極とが接続されるグランド端子を備えてもよい。
この発明によれば、弾性波フィルタ装置の第1のグランド接続電極への接続配線による寄生インピーダンスは、弾性波フィルタの複数の共振子に共通して作用し、並列トラップに作用する寄生インピーダンスとは独立に作用することになる。したがって、フィルタの減衰特性やアイソレーション特性の劣化を抑制できる。
従来の弾性波フィルタ装置の回路例を説明する図である。 従来の弾性波フィルタ装置の回路例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係る弾性波フィルタ装置を備えるモジュールの構成例を説明する要部断面図と回路図である。 図3に示す弾性波フィルタ装置の回路形成面の電極パターン例を説明する下面図である。 図3に示すモジュールの電極層の電極パターン例を説明する積み図である。 シミュレーションに用いた弾性波フィルタ装置の回路形成面の電極パターン例を説明する図である。 シミュレーションしたフィルタ特性を説明する図である。 第2の実施形態に係る弾性波フィルタ装置の構成例の回路図である。 第3の実施形態に係る弾性波フィルタ装置の構成例の回路図である。
《第1の実施形態》
図3は、第1の実施形態に係る弾性波フィルタ装置を備えるモジュールの概略構成を説明する図であり、同図(A)は同モジュールの要部断面図、同図(B)は同モジュールの回路図である。
本実施形態のモジュール100は、5層構造の積層基板からなるモジュール基体20に弾性波フィルタ装置1のチップを搭載した構成である。モジュール基体20は、チップ搭載面とは逆側の実装面に後述する実装用端子を備え、各実装用端子と弾性波フィルタ装置1の各接続ポート(接続電極)とを接続する内部配線が形成されている。弾性波フィルタ装置1は、デュプレクサの送信回路TXと受信回路RXとを圧電基板10の回路形成面に設けたSAW(表面弾性波)フィルタのチップである。このチップは、回路形成面がモジュール基体20に対向するようにモジュール基体20に搭載され、各接続ポートがモジュール基体20の電極にバンプ接続される。
送信回路TXは不平衡入力−不平衡出力型であり、送信回路TXの送信入力の接続ポートは、モジュール基体20の内部配線を介してモジュール基体20の実装用端子である送信入力端子Txに接続されている。送信回路TXの送信出力の接続ポートは、モジュール基体20の内部配線を介してモジュール基体20の実装用端子であるアンテナ端子Antに接続されている。なお、このアンテナ端子Antは、モジュール基体20の内部配線として設けたコイルを介してモジュール基体20の実装用端子であるグランド端子Gnd2に接続されている。
受信回路RXは不平衡入力−平衡出力型(バラン型)受信回路であり、回路素子部として弾性波フィルタ4,5と直列共振子2A,2Bと並列共振子3A,3Bとを備える。また、接続ポートとして、受信入力ポートINと受信出力ポートOUT1,OUT2とグランドポートGND1,GND2,GND3とを備える。
弾性波フィルタ4は、5つの共振子4A〜4Eを交互に弾性波伝搬方向に配列して縦結合させた縦結合共振型SAWフィルタであり、受信入力ポートINと受信出力ポートOUT1との間に接続されている。弾性波フィルタ5は、5つの共振子5A〜5Eを弾性波伝搬方向に交互に配列して縦結合させた縦結合共振型SAWフィルタであり、受信入力ポートINと受信出力ポートOUT2との間に接続されている。弾性波フィルタ4,5が位相差のある信号を出力することで、受信回路RXは不平衡出力を得ている。
共振子4A,4C,4E,5A,5C,5Eは、それぞれ入力側共振子であり、入力ラインに接続される第1のIDT電極(不図示)と、グランドラインに接続される第2のIDT電極(不図示)とを備える。共振子4B,4D,5B,5Dは、それぞれ出力側共振子であり、出力ラインに接続される第1のIDT電極(不図示)と、グランドラインに接続される第2のIDT電極(不図示)とを備える。共振子4A〜4E,5A〜5Eそれぞれに接続されるグランドラインは、本発明の第1のグランド接続電極であるグランドポートGND1に共通に接続されている。共振子4B,4Dに接続される出力ラインは、共通する受信出力ポートOUT1に接続されている。共振子5B,5Dに接続される出力ラインは、共通する受信出力ポートOUT2に接続されている。
直列共振子2Aは弾性波フィルタ4の入力ラインに直列に挿入され、直列共振子2Bは弾性波フィルタ5の入力ラインに直列に挿入され、それぞれ直列トラップとして作用している。これらの入力ラインは、共通する受信入力ポートINに接続されている。
並列共振子3Aは弾性波フィルタ4の出力ラインから分岐する並列ラインに挿入され、並列トラップとして作用している。この並列ラインは、本発明の第2のグランド接続電極であるグランドポートGND2に接続されている。並列共振子3Bは弾性波フィルタ5の出力ラインから分岐する並列ラインに挿入され、並列トラップとして作用している。この並列ラインは、本発明の第2のグランド接続電極であるグランドポートGND3に接続されている。
受信入力ポートINは、モジュール基体20の内部の受信入力配線line6を介して、モジュール基体20の実装用端子であるアンテナ端子Antに接続されている。受信出力ポートOUT1,OUT2は、モジュール基体20の内部の受信出力配線line4,line5を介して、モジュール基体20の実装用端子である受信出力端子Rx1,Rx2に接続されている。グランドポートGND1,GND2,GND3は、モジュール基体20の内部のグランド配線line1,line2,line3を介して、モジュール基体20の内部のグランド配線line7に接続される。そして、このグランド配線line7を介してモジュール基体20の実装用端子であるグランド端子Gnd1に接続されている。
以上の構成の、弾性波フィルタ装置1では、弾性波フィルタ4,5に接続されるグランドラインの全てが、グランドポートGND1に圧電基板10上で共通に接続される。また、並列共振子3Aに接続される並列ラインがグランドポートGND2に、並列共振子3Bに接続される並列ラインがグランドポートGND3に、圧電基板10上で接続される。
したがって、モジュール基体20のグランド配線line1の寄生インピーダンスは、弾性波フィルタ4,5の全ての共振子に共通して作用することになる。また、モジュール基体20のグランド配線line2,line3の寄生インピーダンスは、弾性波フィルタ4,5に作用する寄生インピーダンスとは独立したものになる。したがって、フィルタの減衰特性やアイソレーション特性の劣化を抑制できる。
次に、上述の弾性波フィルタ装置1およびモジュール100の具体的な回路パターン例を説明する。
図4は、弾性波フィルタ装置1の回路形成面を示す下面図である。図5は、モジュール基体20に設ける電極層を下面視した積み図である。
弾性波フィルタ装置1は、圧電基板10の回路形成面に、受信回路RXと送信回路TXとなる回路パターンを設けたものである。そして、受信回路RXとなる回路パターンに、弾性波フィルタ4,5、直列共振子2A,2B、および並列共振子3A,3Bとなる複数のIDT電極を設けている。
なお、弾性波フィルタ4,5それぞれは3つの入力側共振子と2つの出力側共振子を備え、各共振子は図中横方向の弾性波伝搬方向に交互に配列される。また、各共振子は、入出力ラインに接続される第1のIDT電極と、グランドラインに接続される第2のIDT電極とを備え、第1のIDT電極と第2のIDT電極とは弾性波伝搬方向に垂直な図中縦方向に配列される。入力側共振子は、基板中央側に第1のIDT電極を、基板上端側(または基板下端側)に第2のIDT電極の順に配置していて、出力側共振子では配置順が逆である。
また、この回路パターン中に、受信入力ポートINとなる電極部、受信出力ポートOUT1となる電極部、受信出力ポートOUT2となる電極部、グランドポートGND1となる電極部、および、グランドポートGND2となる電極部、グランドポートGND3となる電極部、を備える。これらの各接続ポートに対応する電極は、バンプ電極を介してモジュール基体20の電極に接続される。
モジュール基体20は、チップ搭載面から実装面に掛けて、6つの電極層(A)〜(F)を備える。
電極層(A)は、モジュール基体20のチップ搭載面に設けられていて、弾性波フィルタ装置1の各接続ポートが搭載される複数の電極を備える。具体的には、受信回路RXの受信入力ポートINが搭載されて受信入力配線line6を構成する電極、受信出力ポートOUT1が搭載されて受信出力配線line4を構成する電極、受信出力ポートOUT2が搭載されて受信出力配線line5を構成する電極、グランドポートGND1が搭載されてグランド配線line1を構成する電極、グランドポートGND2が搭載されてグランド配線line2を構成する電極、グランドポートGND3が搭載されてグランド配線line3を構成する電極、および、送信回路TXの各接続ポートが接続される複数の電極を備える。
電極層(B)は、モジュール基体20の積層基板の1層目基板と2層目基板との間に形成されていて、電極層(A)の各電極にスルーホールで接続される複数の電極を備える。具体的には、受信回路RXの受信入力配線line6を構成する電極、受信出力配線line4を構成する電極、受信出力配線line5を構成する電極、グランド配線line1を構成する電極、グランド配線line2を構成する電極、グランド配線line3を構成する電極、および、送信回路TXの内部配線となる複数の電極を備える。
電極層(C)は、モジュール基体20の積層基板の2層目基板と3層目基板との間に形成されていて、電極層(B)の各電極にスルーホールで接続される複数の電極を備える。具体的には、受信回路RXの受信入力配線line6を構成する電極、受信出力配線line4を構成する電極、受信出力配線line5を構成する電極、グランド配線line1とグランド配線line2とグランド配線line3とを接続した内部グランド接続電極、および、送信回路TXの内部配線となる複数の電極を備える。
電極層(D)は、モジュール基体20の積層基板の3層目基板と4層目基板との間に形成されていて、電極層(C)の各電極にスルーホールで接続される複数の電極を備える。具体的には、受信回路RXの受信入力配線line6を構成する電極、受信出力配線line4を構成する電極、受信出力配線line5を構成する電極、電極層(C)の内部グランド接続電極に接続されグランド配線line7を構成する内部グランド接続電極、および、送信回路TXの内部配線となる複数の電極を備える。
電極層(E)は、モジュール基体20の積層基板の4層目基板と5層目基板との間に形成されていて、電極層(D)の各電極にスルーホールで接続される複数の電極を備える。具体的には、受信回路RXの受信入力配線line6を構成する電極、受信出力配線line4を構成する電極、受信出力配線line5を構成する電極、グランド配線line7を構成する複数の電極、および、送信回路TXの内部配線となる複数の電極を備える。
電極層(F)は、モジュール基体20の実装面に形成されていて、複数の実装用端子を備える。具体的には、受信回路RXの受信入力配線line6が接続されるアンテナ端子Ant、受信出力配線line4が接続される受信出力端子Rx1、受信出力配線line5が接続される受信出力端子Rx2、グランド配線line7が接続されるグランド端子Gnd1、および、送信回路TXの送信入力端子Tx、および、グランド端子Gnd2を備える。なお、グランド端子Gnd2は、アンテナ端子Antに接続される受信入力配線line6から電極層(C)で分岐し、電極層(C)〜(E)にかけて設けられたコイル状の内部配線を介してアンテナ端子Antを接地する。
以上の回路パターン例の場合、弾性波フィルタ装置1の弾性波フィルタ4,5に接続されるグランドポートGND1に対して、モジュール基体20側との接続用のバンプ電極、電極層(A)〜(B)のグランド配線line1、および、1層目基板から3層目基板までのスルーホールによる寄生インピーダンスが作用する。また、弾性波フィルタ装置1の並列共振子3Aに接続されるグランドポートGND2に対して、モジュール基体20側との接続用のバンプ電極、電極層(A)〜(B)のグランド配線line2、および1層目基板から3層目基板までのスルーホールによる寄生インピーダンスが作用する。また、弾性波フィルタ装置1の並列共振子3Bに接続されるグランドポートGND3に対して、モジュール基体20側との接続用のバンプ電極、電極層(A)〜(B)のグランド配線line3、および1層目基板から3層目基板までのスルーホールによる寄生インピーダンスが作用する。
この回路パターン例では、電極層(C),(D)にグランド配線line1,line2,line3を接続する内部グランド接続電極を設け、これらの内部グランド接続電極と電極層(F)のグランド端子Gnd1との間を、複数のグランド配線line7で接続している。これにより、電極層(C)〜(F)までのグランド配線line7および4層目基板から5層目基板までのスルーホールによる寄生インピーダンスが、殆ど、弾性波フィルタ装置1のグランドポートGND1,GND2,GND3に作用せず、フィルタの減衰特性やアイソレーション特性の劣化を抑制できる。
また、この回路パターン例では、弾性波フィルタ装置1のグランドポートGND1,GND2,GND3は、互いに隣接させずに斜向かいに配置している。これにより、フィルタのアイソレーション特性をさらに改善している。
次に、シミュレーションによる、上述の回路パターンと比較構成の回路パターンとのフィルタ特性を比較する。
図6(A)は、比較構成の回路パターン例の受信回路を示す図であり、図6(B)は本構成の回路パターン例の受信回路を示す図である。
図6(A)に示す比較構成の回路パターンでは、弾性波フィルタ4,5の入力側共振子の第2のIDT電極(基板外側)をグランドポートGND1ではなくグランドポートGND2,GND3となる電極部に接続する構成が、図6(B)に示す本構成の回路パターン例と相違する。
図7は、本構成のフィルタ特性と比較構成のフィルタ特性とを比較する図である。
この図で示すように本構成では、通過帯域の下側帯域と上側帯域との殆どの領域で約−40dB以下に増幅度を抑制でき、大きな減衰量を確保できている。一方、比較構成では、通過帯域の周波数や特性波形の形状は本構成と略同一であるが、全体的に減衰量を確保するのが困難であり、通過帯域の下側帯域と上側帯域との殆どの領域で約−25dB以下にしか増幅度を抑制できなかった。
以上、説明したように本実施形態の弾性波フィルタ装置1を備えるモジュール100では、モジュール側の接続配線による寄生インピーダンスを、弾性波フィルタ装置1のグランドポートGND1を介して、弾性波フィルタ4,5の複数の共振子に共通して作用させる。また、並列共振子3A,3Bに作用する寄生インピーダンスとは独立に作用させる。これにより、フィルタの減衰特性やアイソレーション特性の劣化を抑制できる。
なお、本実施形態では弾性波フィルタ4,5を備え、それぞれのグランドラインを共通のグランドポートGND1に接続したが、個々の弾性波フィルタの入力側共振子と出力側共振子とでグランドラインを共通のグランドポートに接続すれば、本発明は実施でき、弾性波フィルタ4,5それぞれを別のグランドポートに接続するように構成しても良い。
また、ここでは、弾性波フィルタ4,5、直列共振子2A,2B、および、並列共振子3A,3Bとして、それぞれを表面弾性波デバイスで構成する例を示したが、本発明は他にも境界弾性波デバイスや、バルク弾性波デバイスであっても好適に実施できる。
また、ここでは、弾性波フィルタ4,5として、縦結合共振型デバイスの構成を示したが、本発明は他にも、グランドラインに接続されるIDT電極を備える結合型であれば、どのような結合型のデバイスであっても好適に実施できる。
次に、本発明の第2の実施形態の弾性波フィルタ装置を説明する。
弾性波フィルタ装置11は、不平衡入力−平衡出力型の縦結合型SAWフィルタのチップであり、回路素子部として弾性波フィルタ14と並列トラップ13とを備える。また、接続ポートとして不平衡入力ポートINと平衡出力ポートOUTとグランドポートGND1,GND2とを備える。
弾性波フィルタ14は不平衡入力ポートINと平衡出力ポートOUTとの間に接続されていて、1つの入力側共振子14Aと2つの出力側共振子14Bと2つの反射器14Cとを備える。入力側共振子14AはIDT電極の一方が不平衡入力ポートINからの入力ラインに接続されていて、IDT電極の他方がグランドポートGND1からのグランドラインに接続されている。出力側共振子14Bは入力側共振子14Aの両側に配置されていて、IDT電極の一方が平衡出力ポートOUTからの出力ラインに接続されていて、IDT電極の他方がグランドポートGND1からのグランドラインに接続されている。共振器14A,14Bの両側には反射器14Cを配置している。
並列トラップ13は、不平衡入力ポートINとグランドポートGND2との間に接続されていて、共振子13Aと反射器13Bとを備える。共振子13AはIDT電極の一方が不平衡入力ポートINからの入力ラインに接続されていて、IDT電極の他方がグランドポートGND2からのグランドラインに接続されている。
この構成では、弾性波フィルタ14に接続する全てのグランドラインが、並列トラップ13とは別に単一のグランドポートGND1に接続される。したがって、グランドポートGND1に作用する寄生インピーダンスは、弾性波フィルタ14の全ての共振子に共通して作用することになる。また、グランドポートGND2に作用する寄生インピーダンスは、弾性波フィルタ14に作用する寄生インピーダンスとは独立したものになる。したがって、フィルタの減衰特性やアイソレーション特性の劣化を抑制できる。
次に、本発明の第3の実施形態の弾性波フィルタ装置を説明する。
弾性波フィルタ装置21は、不平衡入力−不平衡出力型の縦結合型SAWフィルタのチップであり、回路素子部として弾性波フィルタ24と並列トラップ23とを備える。また、接続ポートとして不平衡入力ポートINと平衡出力ポートOUTとグランドポートGND1,GND2とを備える。
弾性波フィルタ24は不平衡入力ポートINと平衡出力ポートOUTとの間に接続されていて、2つの入力側共振子24Bと1つの出力側共振子24Aと2つの反射器24Cとを備える。入力側共振子24Aは出力側共振子24Bの両側に配置されていて、IDT電極の一方が不平衡入力ポートINからの入力ラインに接続されていて、IDT電極の他方がグランドポートGND1からのグランドラインに接続されている。出力側共振子24BはIDT電極の一方が平衡出力ポートOUTからの出力ラインに接続されていて、IDT電極の他方がグランドポートGND1からのグランドラインに接続されている。共振器24A,24Bの両側には反射器24Cを配置している。
並列トラップ23は、不平衡入力ポートINとグランドポートGND2との間に接続されていて、共振子23Aと反射器23Bとを備える。共振子23AはIDT電極の一方が不平衡入力ポートINからの入力ラインに接続されていて、IDT電極の他方がグランドポートGND2からのグランドラインに接続されている。
この構成では、弾性波フィルタ24に接続する全てのグランドラインが、並列トラップ23とは別に単一のグランドポートGND1に接続される。したがって、グランドポートGND1に作用する寄生インピーダンスは、弾性波フィルタ24の全ての共振子に共通して作用することになる。また、グランドポートGND2に作用する寄生インピーダンスは、弾性波フィルタ24に作用する寄生インピーダンスとは独立したものになる。したがって、フィルタの減衰特性やアイソレーション特性の劣化を抑制できる。
以上の各実施形態に示したように本発明は実施できるが、本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく特許請求の範囲によって示され、本発明の範囲には特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…弾性波フィルタ装置
TX…送信回路
RX…受信回路
2A,2B…直列共振子
3A…並列共振子
3A,3B…並列共振子
4,5…弾性波フィルタ
4A,4C,4E,5A,5C,5E…入力側共振子
4B,4D,5B,5D…出力側共振子
10…圧電基板
IN…受信入力ポート
GND1,GND2,GND3…グランドポート
OUT1,OUT2…受信出力ポート
100…モジュール
20…モジュール基体
Ant…アンテナ端子
Gnd1,Gnd2…グランド端子
Rx1,Rx2…受信出力端子
Tx…送信入力端子
line1,line2,line3,line7…グランド配線
line2,line3…グランド配線
line4,line5…受信出力配線
line6…受信入力配線

Claims (3)

  1. 入力ラインとグランドラインとの間に接続される入力側共振子と、出力ラインとグランドラインとの間に接続される出力側共振子と、を結合させた弾性波フィルタと、
    グランドラインと前記入力ラインまたは前記出力ラインとの間に接続される並列トラップと、
    を、圧電基板に設けた弾性波フィルタ装置であって、
    前記圧電基板表面に設けられ、前記入力側共振子のグランドラインと前記出力側共振子のグランドラインとが接続される第1のグランド接続電極と、
    前記第1のグランド接続電極から離間して前記圧電基板表面に設けられ、前記並列トラップのグランドラインが接続される第2のグランド接続電極と、
    を備える弾性波フィルタ装置。
  2. 前記入力側共振子と前記出力側共振子とは、弾性波伝搬方向に交互に配列されていて、前記入力側共振子のグランドラインへの接続位置の向きと前記出力側共振子のグランドラインへの接続位置の向きとが逆である、請求項1に記載の弾性波フィルタ装置。
  3. 請求項1または2に記載の弾性波フィルタ装置と、
    前記弾性波フィルタ装置を搭載するモジュール基体と、を備え、
    前記モジュール基体は、その実装面に、前記第1のグランド接続電極と前記第2のグランド接続電極とが接続されるグランド端子を備える、モジュール。
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