JP2003347964A - アンテナデュプレクサおよびそれを用いた通信用電話機 - Google Patents
アンテナデュプレクサおよびそれを用いた通信用電話機Info
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Abstract
にしたアンテナデュプレクサを実現する。 【解決手段】 アンテナデュプレクサ14′は、入力端
と出力端とを有する送信フィルタ16を備えている。送
信フィルタ16の入力端は、携帯電話機の送信ポートに
接続されるようになっている。送信フィルタ16の出力
端は、携帯電話機のアンテナ12に接続されるようにな
っている。デュプレクサは、更に、二重モード弾性表面
波タイプの受信フィルタ18′を備えている。受信フィ
ルタ18′は、入力端と平衡出力端とを有している。受
信フィルタ18′の入力端は、アンテナ12に接続され
るようになっている。受信フィルタ18′の出力端は、
携帯電話機の平衡入力受信ポートに直接接続されるよう
になっている。
Description
機(携帯電話機)に用いられるアンテナデュプレクサお
よびそれを用いた通信用電話機に関する。
常、送信ポートTXと受信ポートRXとを有する通信部
10を含んでいる。送信ポートと受信ポートは、共通ア
ンテナ12を共有している。
能、すなわちユーザによる同時送受信を可能にする電子
回路構成が要求される。二重伝送は様々な方法で実現で
きるが、採用される方法は通常、多重伝送の方式によっ
て決定される。多重伝送は、複数のユーザが同時に通信
ネットワークにアクセスできるようにするために使用さ
れるものであり、例えば、GSM(Global System for
Mobile Communications)方式の装置に採用される時分
割多重接続(TDMA)方式や、周波数分割多重接続
(FDMA)方式や、近年北米で広く採用されている符
号分割多重接続(CDMA)方式がある。TDMA方式
のシステムでは、二重伝送は通常、送信ポートと受信ポ
ート間の電子的スイッチングによって実現され、ある一
定の時間において送信ポートと受信ポートのうちの一方
のみがアンテナに電気的に接続されるようになってい
る。FDMA方式およびCDMA方式のシステムでは、
送信ポートと受信ポートの双方が同時にアンテナに接続
されるようになっている。
レクサ(分岐回路)14は、3つのシングルエンド形ポ
ートを有している。これらのポートのうち、第1のポー
トは、電話機の受信部に接続され、第2のポートは電話
機の送信部に接続され、第3のポートは共通アンテナ1
2に接続されている。アンテナデュプレクサの目的は、
送信信号と受信信号との分離を実現することで、送信ポ
ートからの高周波(RF)出力を効率よくアンテナへ供
給すると共に、送信ポートからの高周波出力が受信ポー
トへ漏出して所望の受信信号と干渉しないようにするこ
とである。更に、アンテナからの受信信号の減衰は携帯
電話機の受信ポートにおける感度の低下につながるた
め、デュプレクサ14はアンテナからの受信信号を減衰
させないようにする必要がある。
従来のアンテナデュプレクサは、図1に示すように、基
板上に配置された2つのバンドパスフィルタ16,18
を備えている。これらのフィルタのうち、一方のフィル
タ(以下、送信フィルタと記す。)16は、使用されて
いる移動通信システムの送信帯域と一致する通過帯域を
有するように設計されている。他方のフィルタ(以下、
受信フィルタと記す。)18は、使用されている移動通
信システムの受信帯域と一致する通過帯域を有するよう
に設計されている。一般に、送信フィルタと受信フィル
タは誘電体フィルタである。送信フィルタと受信フィル
タが携帯電話の送信ポートと受信ポートおよびアンテナ
に接続できるように、基板は、更に、入力端子と、出力
端子と、金属トラックとを備えている。また、デュプレ
クサ14は、送信フィルタ16と受信フィルタ18との
アイソレーションを最大にするように設計されたマッチ
ング回路20を含んでいる。マッチング回路20は、マ
イクロストリップ線路またはインダクタやキャパシタの
ようなディスクリート素子を備えている。
に、上記の誘電体フィルタの代わりに、2つのラダー型
の弾性表面波(以下、SAWとも記す。)フィルタを備
えたデュプレクサも知られている。図2は、このような
フィルタの構成要素であるSAW共振子の主な特徴を示
している。この共振子は、入力端Inと出力端Outと
を有するインターデジタル変換器(以下、IDTと記
す。)を備えている。このIDTは、更に、一組の母線
50,53および電極指を備えている。一方の母線50
は共振子の入力端Inに接続されており、他方の母線5
3は共振子の出力端Outに接続されている。電極指
は、IDTの入力母線50と出力母線53とに交互に接
続されている。IDTの両端にはそれぞれ反射器57が
設けられ、これらの反射器57は、更に電極指を備えて
いる。反射器57の電極指は、互いに電気的に分離され
ていてもよく、あるいは反射器の電極指の上部および下
部に配置された金属ラインを介して互いに電気的に接続
されていてもよい。IDT、母線、反射器、入力端およ
び出力端を備えたSAW共振子は、例えば、タンタル酸
リチウム、ニオブ酸リチウム、水晶またはランガサイト
によって形成される圧電基板上に配置されている。
π型およびT型のラダー型SAWフィルタを示してい
る。ここで、各フィルタは、入力端Inと出力端Out
との間において、交互に配置された直列SAW共振子3
1と並列SAW共振子32を備えている。従来のラダー
型フィルタは、通常、全ての直列共振子31の共振周波
数(f1)が同一となるように、また全ての並列共振子
32の共振周波数(f2)も同一となるように設計され
ている。なお、通常、共振周波数f1を共振周波数f2
よりも十分に高くすることで、直列共振子31の共振周
波数は並列共振子32の反共振周波数とほぼ等しくなっ
ている。
ルタを用いたアンテナデュプレクサを示している。この
アンテナデュプレクサでは、送信フィルタ16として図
3(b)に示したラダー型SAWフィルタが用いられ、
受信フィルタ18として図3(a)に示したラダー型S
AWフィルタが用いられている。なお、図4において、
TXは送信入力端を表し、RXは受信出力端を表してい
る。
ルタの代わりにSAWフィルタを用いることの利点は、
デュプレクサ全体の大きさを縮小できることである。こ
の点は、製品化の実現性が電話機全体のサイズに大きく
依存する携帯電話機の分野において特に重要である。し
かしながら、とりわけ高出力取り扱い性能の実現のため
に、主要構成部品であるSAWフィルタのIDTに使用
される金属は、特に考慮して選定する必要がある。これ
は、アンテナデュプレクサにおいてSAWフィルタを用
いることの主な欠点は、耐電力性能が低下することだか
らである。特許文献3および特許文献4は、SAWフィ
ルタに適した耐電力性能の高い金属電極を開示してい
る。この金属電極には、アルミニウムからなる電極、ア
ルミニウム合金からなる電極、および他の金属からなる
電極が含まれる。
細書
は、全て、不平衡信号を受信するための受信ポート、す
なわち、例えば図3および図4に示したような単一の信
号線で、動作するようになっている。しかし、通信業界
においては、平衡回路構成の電子回路の採用が望まれる
ことが多い。すなわち、電気信号が2本の信号線の間で
分割されると共に、双方の電気信号の振幅が等しいが、
双方の電気信号には180度の位相差があるような構成
である。平衡回路構成は、不平衡回路構成に比べてノイ
ズに対する感受性が低く、その結果、受信機の感度がよ
り高くなる。
不平衡信号しか出力することができない。従って、この
ラダー型SAWフィルタを用いたアンテナデュプレクサ
を、携帯電話機に使用する場合、アンテナデュプレクサ
の受信出力端と携帯電話の受信ポートとの間に、不平衡
−平衡変換器(バラン)を接続する必要がある。不平衡
−平衡変換器を用いることには2つの悪影響がある。第
1に、部品の追加によりサイズが大きくなることであ
り、第2に、追加の部品を導入することによって生じる
不可避の損失である。
ので、その目的は、携帯電話機の送信ポートおよび受信
ポートをアンテナに接続するアンテナデュプレクサであ
って、平衡入力の受信ポートに直接接続できるようにし
たアンテナデュプレクサおよびそれを用いた通信用電話
機を提供することにある。
レクサは、送信フィルタと二重モード弾性表面波タイプ
の受信フィルタとを備えている。送信フィルタは、携帯
電話機の送信ポートに接続されるように構成された入力
端と、携帯電話機用のアンテナに接続されるように構成
された出力端とを有している。受信フィルタは、アンテ
ナに接続されるように構成された入力端と、携帯電話機
の平衡入力受信ポートに直接接続されるように構成され
た平衡出力端とを有している。
信部のシングルエンド形出力端を、この電話機のアンテ
ナに接続することを可能し、同時にこのアンテナを電話
機の受信部の平衡入力端に接続することを可能にする。
デュプレクサは、電話機の受信部の入力インピーダンス
と最適に整合された受信フィルタの出力端を持つことが
できる。更に、デュプレクサは、デュプレクサに含まれ
る受信SAWフィルタを交換するだけで、従来の不平衡
受信出力タイプに改変することができる。不平衡出力の
受信フィルタへの変更は、デュプレクサの構成における
他の変更は必要としないので、本発明のデュプレクサ
は、あらゆるタイプの受信部構成の携帯電話機との互換
性のために簡単に改変することができる。従って、同一
のピン配列、送信フィルタ、マッチング回路および基板
を備えた単一のデュプレクサのパッケージのみで、シン
グルエンド形入力端を有する受信回路または二重の平衡
入力端を有する受信回路のいずれにも直接接続可能なア
ンテナSAWデュプレクサを実現することができる。
の出力端と、電話機の受信部の入力端との良好なアイソ
レーションを実現することができ、しかも、送信部の出
力端とアンテナとの間、およびアンテナと受信部との間
における損失は少ない。本発明は、平衡入力端を有する
受信部によって要求される、アンテナデュプレクサから
の不平衡受信出力を平衡出力に変換するのに通常必要と
される不平衡−平衡変換器を不要とする。
て図面を参照して詳細に説明する。まず、図5に本発明
の好適な実施の形態に係るアンテナデュプレクサ14′
の回路図を示す。デュプレクサ14′は、例えば、GS
M通信網と広帯域CDMA通信網のうちの1つにおいて
動作できるよう構成されている。デュプレクサ14′
は、例えばアルミナ(セラミック)またはビスマレイミ
ドトリアジン(BT)樹脂 (ただし、これに限定されな
い) 等のプラスティック素材によって形成されるパッケ
ージ基板を備えている。アルミナを用いる場合、この基
板は多層セラミックの低温焼成(LTCC)プロセスに
よって形成することができる。基板には、ラダー型SA
W送信フィルタ16と、二重モード(以下、DMSとも
記す。)型SAW受信フィルタ18′が実装されてい
る。送信フィルタ16は、携帯電話機の送信部の送信ポ
ートに接続されるように構成された入力端TX IN
と、携帯電話機のアンテナ12に接続されるように構成
された出力端とを有している。受信フィルタ18′は、
アンテナ12に接続されるように構成された入力端と、
携帯電話機の受信部の受信ポートに接続されるように構
成された平衡出力端RXOUT1,RX OUT2とを
有している。デュプレクサ14′は、更に、送信フィル
タ16と受信フィルタ18′とのアイソレーションを最
大にするように形成されたマッチング回路20を含んで
いる。マッチング回路20は、従来技術のように、マッ
チングストリップ線路、またはインダクタやキャパシタ
のようなディスクリート素子の組み合わせによって構成
することができる。多層セラミック基板が用いられてい
る場合には、マッチング回路20を基板と一体化しても
よい。
信出力端およびアンテナ端子を備えている。これらは、
デュプレクサ14′と、携帯電話機の送信部、携帯電話
機の受信部およびアンテナ12のそれぞれとの電気的接
続を可能にする。送信フィルタ16、受信フィルタ1
8′およびマッチング回路20がパッケージ基板の端子
に電気的に接続できるように、基板上には金属トラック
が配置されている。マッチング回路20は、送信フィル
タ16と受信フィルタ18′との間に配置され、これら
に電気的に接続されている。特に、図5に示した例で
は、マッチング回路20は、受信フィルタ18′の入力
端とアンテナ12との間に接続されている。送信フィル
タ16と受信フィルタ18′は、基板の金属トラックと
の電気的接続用のパッドを含んでいる。送信フィルタ1
6および受信フィルタ18′と、金属トラックとの電気
的接続は、フィルタのパッドと金属トラックとの間に延
びる金属ボンディングワイヤを用いて、あるいはフリッ
プチップ接続を用いることによって実現される。フリッ
プチップ接続を用いる場合、SAWフィルタのパッドと
パッケージ基板の金属トラックとの電気的接続を実現す
るには、接続手段としては、はんだボール、金バンプま
たは他の適切な接続手段を使用することができる。
は、SAWタイプや、アンテナデュプレクサのパッケー
ジ内に格納可能な、他のあらゆるタイプのフィルタを用
いることができる。送信フィルタ16は、デュプレクサ
が使用される移動通信システムの送信帯域と一致する通
過帯域を持つ。送信フィルタ16は、更に、移動通信シ
ステムの受信帯域において阻止帯域を持つ。送信フィル
タ16は、バンドパスフィルタでもよいし、ローパスフ
ィルタでもよいし、ノッチタイプのものでもよい。送信
フィルタ16がSAWタイプの場合、図5に示すいわゆ
るラダー型SAWフィルタ、ノッチタイプSAWフィル
タ、および二重モードSAWフィルタのいずれでもよ
い。受信フィルタ18′も同様に、バンドパスフィルタ
でもよいし、ローパスフィルタでもよいし、ノッチタイ
プのものでもよい。
用される移動通信システムの受信帯域と一致する通過帯
域を持つ。受信フィルタ18′は、更に、移動通信シス
テムの送信帯域において阻止帯域を持つ。いずれにせ
よ、本発明は、デュプレクサの受信出力端を、携帯電話
機の受信入力ポートの二重の平衡入力端に直接接続でき
るアンテナデュプレクサを提供する。
ついて説明する。図6Aは、不平衡出力端を備えた一段
構成のDMS型SAWフィルタの主要な特徴を示してい
る。図6Bは、平衡出力端を備えた一段構成のDMS型
SAWフィルタの主要な特徴を示している。それぞれの
ケースにおいて、DMS型SAWフィルタは、センタI
DT21を備えている。標準的な構成のセンタIDT2
1は、複数の電極指を備えている。電極指は、SAWエ
ネルギの伝搬の方向に対して垂直に配置されると共に、
上部母線50と下部母線53とに交互に接続されてい
る。なお、本明細書において、上部および下部の用語
は、図面を参照する場合にのみ用いられ、実際に使用さ
れる装置の配置方向を意味するものではない。センタI
DT21の両側には、それぞれ、アウタIDT22L,
22Rが配置されている。アウタIDT22L,22R
は、基本的にセンタIDT21と同様の構造を持ち、上
部母線51と下部母線52′,52″とをそれぞれ備え
ている。通常、各アウタIDT22L,22Rのそれぞ
れの電極指の数は、センタIDT21の電極指よりも少
ないが、アウタIDT22L,22Rの電極指の合計
は、センタIDT21の電極指の数よりも多い。上記の
3つのIDTは、左アウタIDT22L、センタIDT
21および右アウタIDT22Rを備えたブロックを構
成する。このブロックの両側には、一組の反射器23が
備えられている。センタIDT21とアウタIDT22
L,22Rとの間のギャップ54と、各IDT21,2
2L,22Rの電極指の数を調整することによって、2
つの反射器23の間に、2つの縦SAWモードの伝搬を
生じさせることが可能となる。また、センタIDT21
とアウタIDT22L,22Rとの間のギャップ54の
調整と、各IDT21,22L,22Rの電極指の数の
調整とによって、SAWフィルタの帯域幅の最適化を図
ることができる。
電信号線を介して直接または間接的にSAWチップの入
力パッドまたは出力パッドのうちの一つに接続される。
図6Aと図6Bのフィルタ構成の双方において、センタ
IDT21の上部母線50は入力端INに接続され、ア
ウタIDT22L,22Rの上部母線51は接地されて
いる。同様に、センタIDT21の下部母線53は接地
されている。しかしながら、図6Aに示した不平衡出力
端の場合には、アウタIDT22L,22Rの下部母線
52′,52″は互いに接続されて、更に単一の出力ピ
ンOUTに接続されている。一方、図6Bの平衡出力端
の場合には、アウタIDT22L,22Rの下部母線5
2′,52″は、それぞれの出力ピンOUT1,OUT
2に接続されている。このように、センタIDT21の
電極指は、交互に入力端に接続されるか接地され、アウ
タIDT22L,22Rの電極指は、交互に出力端の一
つに接続されるか接地されている。アウタIDT22
L,22Rの電極指のうち、センタIDT21の端部に
最も近い電極指の極性によって、フィルタの出力は同相
もしくは180度の位相差となる。しかしながら、この
タイプのフィルタは、単一の不平衡出力または二重の平
衡出力を生成するよう構成することができる。
18′は、図6Aと図6Bに示すような一段構成のフィ
ルタを備えていてもよいし、複数段構成のフィルタを備
えていてもよい。一例として、図7には、二段構成のD
MS型SAWフィルタを示す。このフィルタは、一組の
一段構成のフィルタ60,62を備えている。ここで、
第1段のフィルタ60の出力は不平衡となり、第2段の
フィルタ62の出力は平衡となっている。第1段のフィ
ルタ60の出力信号は、第2段のフィルタ62の単一の
入力端に接続されて、第2段のフィルタ62から今度は
平衡出力が生成されるので、フィルタ全体の構成は、直
列に縦続接続された一組のDMSフィルタ段を備えたも
のとなっている。
ルタの他の構成を示している。これらの構成では、各ア
ウタIDT22L,22Rの上部母線51は受信フィル
タの入力端INに接続され、各アウタIDT22L,2
2Rの下部母線52′,52″は接地されている。従っ
て、アウタIDT22L,22Rの電極指は、交互に入
力端INに接続されるか接地されている。この構成で
は、前述の例のようにアウタIDT22L,22Rから
平衡または不平衡の出力が取り出されるのではなく、セ
ンタIDT21から平衡または不平衡の出力が取り出さ
れる。図8Aに示した不平衡の構成では、母線50は接
地され、母線53は出力端OUTに接続されている。図
8Bに示した平衡の構成の場合には、センタIDT21
は従来の折返し型のIDTになっている。折返し型ID
Tは、3本の母線を有しており、そのうちの1本の母線
50はIDTの全長に渡っている。他の2本の母線53
は、それぞれ、IDTの反対側の辺の長さの約半分の長
さである。この構成において、半分の長さの母線53は
それぞれ、フィルタの各出力パッドOUT1,OUT2
に接続されるが、一方、全長に渡る母線50はどこにも
接続されず、浮動電位を持つ。
型のフィルタをデュプレクサ14′の受信フィルタ1
8′に用いることで、携帯電話機の受信回路の平衡入力
端への直接接続が可能となる。しかしながら、不平衡入
力端を有する受信回路への直接接続のため、アンテナデ
ュプレクサからシングルエンド形出力を得られるよう
に、受信フィルタのチップを図6Aまたは図8Aに示す
タイプに変更するのは容易である。
図8Aに示すタイプのDMS型SAWフィルタ用のフィ
ルタ・パラメータを表1に示す。このSAWフィルタ
は、例えば単一線受信ポートを有する広帯域CDMA方
式の電話機に適するものである。表2は、平衡出力端を
備えた、図8Bに示すタイプのDMS型SAWフィルタ
用のフィルタ・パラメータを示す。このSAWフィルタ
は、例えば二重平衡受信ポートを有する広帯域CDMA
方式の電話機に適するものである。どちらのケースも、
基板はタンタル酸リチウムによって形成され、電極(電
極指)はアルミニウムによって形成されているが、本発
明はこれらの材料に限定されるものではない。基板は、
例えば、タンタル酸リチウムと、ニオブ酸リチウムと、
水晶と、ランガサイトのうちの1つによって形成され
る。電極は、例えば、アルミニウムと、アルミニウム合
金と、他の金属のうちの1つを含み、単層でもよいし多
層でもよい。なお、携帯電話機メーカーの要望により、
本発明の改良型デュプレクサは、不平衡出力端を有する
デュプレクサと交換可能である。
パッケージ基板の金属トラックとの電気的接続用のパッ
ドを含んでいる。これらのパッドは、入力パッド、出力
パッドおよび接地パッドに分けられる。送信フィルタと
受信フィルタは、更に、電気的機能は持たないものの、
本発明のデュプレクサの構造的な完全性を実現するため
のパッドを含んでいてもよい。この種のパッドが含まれ
るのは、送信フィルタおよび受信フィルタと、パッケー
ジ基板の金属トラックとの電気的接続がフリップチップ
接続によってなされるような場合である。フリップチッ
プ接続が用いられる場合、フィルタのパッドとパッケー
ジ基板の金属トラックとの正確な位置合わせのために
は、フィルタのパッドは予め決められた位置に配置する
必要があるからである。
受信SAWフィルタを不平衡出力SAWフィルタと交換
するだけで、平衡受信出力タイプから不平衡受信出力タ
イプへ変更可能であることが望ましい。しかしながら、
この交換を容易にするためには、平衡出力受信SAWフ
ィルタと不平衡出力受信SAWフィルタの双方の入力パ
ッド、出力パッドおよび接地パッドが同じ場所に配置さ
れていなければならない。
ルタ構造の圧電基板上の配置の一例をしている。図10
Bは、図8BのDMS型SAWフィルタ構造の配置の一
例を示している。図10Aおよび図10Bに示すパッド
の配置は、上記の交換可能機能を実現する条件を満たし
ていることが分かる。すなわち、図10Aおよび図10
Bに示したパッドの配置では、入力パッドIN、出力パ
ッドOUTおよび接地パッドGNDの配置が同じであ
る。
接地パッドGNDは、DMS型SAW受信フィルタ1
8′の、どの部分にも電気的に接続されていない。この
場合、中央の接地パッドに取り付けられたバンプの目的
は、デュプレクサ・パッケージの構造的な完全性を保つ
ことのみである。また、図10A、図10Bにおいて、
パッドN/Cも、DMS型SAW受信フィルタ18′
の、どの部分にも電気的に接続されていない。
ンテナデュプレクサのパッケージ構成の例を示す。これ
らの構成は、それぞれ2つの受信出力ピン“RX O/
P1”,“RX O/P2”を含んでいる。平衡出力タ
イプのDMSフィルタを用いる場合、受信出力ピン“R
X O/P1”,“RX O/P2”は、電話機の通信
部に平衡入力を供給する。一方、不平衡出力タイプのD
MSフィルタを用いる場合、受信出力ピン“RX O/
P1”,“RX O/P2”の一方は余分になるが、他
方が、単一信号線出力を供給する。それ以外は、平衡出
力タイプのDMSフィルタを用いる場合と不平衡出力タ
イプのDMSフィルタを用いる場合とで、全く同一のパ
ッケージを用いることができる。あるいは、不平衡出力
タイプのDMSフィルタを用いる場合には、不平衡信号
を2つの受信出力ピン“RX O/P1”,“RX O
/P2”に供給し、この2つのピンが共に、デュプレク
サが実装されている外部のプリント回路基板に接続され
るようにしてもよい。更に別の方法として、不平衡出力
タイプのDMSフィルタが用いられる場合には、ピンの
数が1つ少ないパッケージを使用することもできる。
成は、更に、送信入力ピン“TXI/P”、アンテナピ
ン“Antenna”、接地ピン“Gnd”、および使
用されないピン“Unused”を含んでいる。
受信フィルタ18′として用いられるDMS型フィルタ
は、以下に要約するような種々の構成を用いて形成可能
であることが分かる。 (1)送信フィルタがラダー型SAWフィルタで、受信
フィルタが図6BのDMS型SAWフィルタである構
成。この場合、図6BのDMS型SAWフィルタは、図
6AのDMS型SAWフィルタと交換可能である。 (2)送信フィルタがラダー型SAWフィルタで、受信
フィルタが図8BのDMS型SAWフィルタである構
成。この場合、図8BのDMS型SAWフィルタは、図
8AのDMS型SAWフィルタと交換可能である。 (3)送信フィルタが他のタイプのSAWフィルタで、
受信フィルタが図6Bまたは図8BのDMS型SAWフ
ィルタである構成。この場合、図6Bまたは図8BのD
MS型SAWフィルタは、図6Aまたは図8AのDMS
型SAWフィルタと交換可能である。 (4)送信フィルタがSAWフィルタ以外の他のタイプ
のフィルタで、受信フィルタが図6Bまたは図8BのD
MS型SAWフィルタである構成。この場合、図6Bま
たは図8BのDMS型SAWフィルタは、図6Aまたは
図8AのDMS型SAWフィルタと交換可能である。
平衡入力の受信ポートに直接接続できるアンテナデュプ
レクサを実現することができる。
図である。
ある。
ナデュプレクサを示す回路図である。
ュプレクサを示す回路図である。
S型SAWフィルタの第1の構成を示す回路図である。
型SAWフィルタの第1の構成を示す回路図である。
SAWフィルタを示す回路図である。
S型SAWフィルタの第2の構成を示す回路図である。
型SAWフィルタの第2の構成を示す回路図である。
レクサのピン配列の一例を示す平面図である。
レクサのピン配列の他の例を示す平面図である。
レクサのピン配列の更に他の例を示す平面図である。
圧電基板上の配置を示す平面図である。
圧電基板上の配置を示す平面図である。
…送信フィルタ、18′…受信フィルタ、20…マッチ
ング回路。
Claims (17)
- 【請求項1】 携帯電話機の送信ポートに接続されるよ
うに構成された入力端と、携帯電話機用のアンテナに接
続されるように構成された出力端とを有する送信フィル
タと、 前記アンテナに接続されるように構成された入力端と、
前記携帯電話機の平衡入力受信ポートに直接接続される
ように構成された平衡出力端とを有する二重モード弾性
表面波タイプの受信フィルタとを備えたことを特徴とす
るアンテナデュプレクサ - 【請求項2】 更に、前記送信フィルタと前記受信フィ
ルタとが実装された基板を有するパッケージを備えたこ
とを特徴とする請求項1記載のアンテナデュプレクサ。 - 【請求項3】 前記基板は、アルミナによって形成され
ていることを特徴とする請求項2記載のアンテナデュプ
レクサ。 - 【請求項4】 更に、前記送信フィルタと前記受信フィ
ルタとの間に電気的に接続されたマッチング回路を備え
たことを特徴とする請求項1記載のアンテナデュプレク
サ。 - 【請求項5】 前記マッチング回路は、前記受信フィル
タ入力端と前記アンテナとの間に接続されることを特徴
とする請求項4記載のアンテナデュプレクサ。 - 【請求項6】 前記マッチング回路は、マイクロストリ
ップ線路を備えていることを特徴とする請求項4記載の
アンテナデュプレクサ。 - 【請求項7】 前記マッチング回路は、インダクタとキ
ャパシタとの組み合わせを備えたことを特徴とする請求
項4記載のアンテナデュプレクサ。 - 【請求項8】 前記送信フィルタは、ラダー型弾性表面
波フィルタと、二重モード型弾性表面波フィルタと、弾
性表面波フィルタ以外のフィルタのうちの1つを備えた
ことを特徴とする請求項1記載のアンテナデュプレク
サ。 - 【請求項9】 前記受信フィルタは、タンタル酸リチウ
ムと、ニオブ酸リチウムと、水晶と、ランガサイトのう
ちの1つによって形成された基板を備えたことを特徴と
する請求項1記載のアンテナデュプレクサ。 - 【請求項10】 前記受信フィルタは、アルミニウム
と、アルミニウム合金と、他の金属のうちの1つを含む
単層または多層の電極を備えたことを特徴とする請求項
1記載のアンテナデュプレクサ。 - 【請求項11】 前記送信フィルタと前記受信フィルタ
は、それぞれ、バンドパスフィルタと、ローパスフィル
タと、ノッチ型フィルタのうちの1つを備えたことを特
徴とする請求項1記載のアンテナデュプレクサ。 - 【請求項12】 前記送信フィルタと前記受信フィルタ
は、それぞれ、他方のフィルタの通過帯域において阻止
帯域を有することを特徴とする請求項11記載のアンテ
ナデュプレクサ。 - 【請求項13】 前記送信フィルタと前記受信フィルタ
は、それぞれ、前記アンテナとの間で、同時に信号を送
信および受信できるよう構成されたことを特徴とする請
求項1記載のアンテナデュプレクサ。 - 【請求項14】 GSM通信網と広帯域CDMA通信網
のうちの1つにおいて動作できるよう構成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のアンテナデュプレクサ。 - 【請求項15】 前記受信フィルタは、複数の段を有す
る二重モード型弾性表面波フィルタを備えたことを特徴
とする請求項1記載のアンテナデュプレクサ。 - 【請求項16】 前記基板は、平衡出力端を有する前記
受信フィルタと、不平衡出力端を有する受信フィルタと
を、交換自在に実装できるよう構成されていることを特
徴とする請求項2記載のアンテナデュプレクサ。 - 【請求項17】 送信ポートと受信ポートとを含む通信
部と、請求項1記載のアンテナデュプレクサとを備えた
通信用電話機であって、 前記平衡出力端のインピーダンスが、この電話機の前記
受信ポートの入力インピーダンスと一致することを特徴
とする通信用電話機。
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