JP5056658B2 - ガードリング構造,その形成方法および半導体デバイス - Google Patents

ガードリング構造,その形成方法および半導体デバイス Download PDF

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Description

本発明は、ガードリング構造,その形成方法、およびガードリング構造を備えた半導体デバイスに係り、特に、耐圧特性の改善対策に関する。
従来より、高耐圧の大電力型半導体デバイスとして、たとえば特許文献1の半導体デバイスが知られている。同文献の技術では、SiC基板にプレーナ型のショットキーバリアダイオードを設けている(同文献の図1参照)。
同文献の図1には、ショットキー電極を囲むp型のリサーフ層8やガードリング9が示されている。同文献の技術では、リサーフ層8やガードリング9により、耐圧の向上を図っている。同文献の図1,段落[0018],[0019]には、ショットキー電極下方における電界分布や空乏層の広がり状態を改善することが記載されている。
特開2008−016461号公報
しかしながら、ショットキー電極下方のn型半導体領域を、単にp型半導体領域で囲っても、耐圧の向上には限界がある。一般に、ショットキー電極下方のn型半導体領域には、転位や加工時のダメージ層が存在している。これらの欠陥は、リークパスを生じさせるので、このリークパスにより、設計通りの耐圧が得られないのが現状である。
本発明の目的は、ガードリング構造の改善により、耐圧等の特性の良好な半導体デバイスを提供することにある。
本発明のガードリング構造は、GaNの{ 0 0 0 1}面(以下、慣用呼称を用いて、「c面」という)基板上の第1導電型GaN半導体領域と、その第1導電型GaN半導体領域に、活性領域の少なくとも一部を有する半導体デバイスを前提としている。そして、半導体デバイスの一部を囲むガードリングを備えている。ガードリングは、第2導電型GaN半導体から成り、その側面は、第2導電型GaN半導体の{ 1-1 0 0}面(以下、慣用呼称を用いて、「m面」という)である。半導体デバイスには、ショットキーバリアダイオード,pnダイオード,pinダイオード,電界効果型トランジスタ,IGBTなどがある。
この構造により、本発明では、以下の作用効果が得られる。第1導電型GaN半導体領域と、第2導電型GaN半導体からなるガードリングとの境界にpn接合が形成されている。ガードリングの側面はm面であり、結晶構造上、c面(本発明では基板面)に垂直な面である。また、m面はa面等に比較してエッチング速度が遅い。したがって、パターニング時に、ガードリングの側面は、基板面にほぼ垂直な平面となる。これにより、ガードリングの側面が側方に凹凸の小さい構造が得られ、電界の局部的集中が緩和される。よって、第1導電型GaN半導体領域中の活性領域におけるリーク電流が低減される。このリーク電流の低減により、ガードリングを備えた半導体デバイスの耐圧が向上する。
ガードリングの側面が、異方性ウエットエッチングされていることが好ましい。m面は、被エッチング速度が遅いので、ウェットエッチングすると、異方性ウェットエッチングとなり、基板面に垂直で平坦な面となる。側面が、異方性ウエットエッチングされていることにより、パターニング時の加工ダメージが除去される。また、平滑性が極めて高くなることで、電界の集中がさらに緩和される。よって、活性領域におけるリークパスの発生がより効果的に抑制され、上述の効果が顕著に得られる。
本発明のガードリング構造には、大きく分けて2種類の構造がある。
1つの構造は、ショットキーバリアダイオードに適用される構造である。その場合、第2導電型GaN半導体領域が第1導電型GaN半導体領域から突出して、半導体デバイスの一部であるショットキー電極の側面を囲んでいる。そして、ショットキー電極と第1導電型GaN半導体領域とがショットキー接触している。一方、ショットキー電極とガードリングの側面(あるいは、側面および上面)とはオーミック接触している。
この構造により、ショットキー電極に対して、第1導電型半導体GaN領域とはショットキー接触させつつ、ガードリングとはオーミック接触させる構造が確実に得られることで、電界緩和効果が大きくなる。
もう1つの構造は、ガードリングが、半導体デバイスの活性領域を囲むように、第1導電型GaN半導体領域に埋め込まれているものである。半導体デバイスには、ショットキーバリアダイオード,pnダイオード,pinダイオード,電界効果型トランジスタ,IGBTなどがある。
半導体デバイスがダイオードである場合には、ダイオードの電極がガードリングにオーミック接触していることにより、耐圧特性が向上する。
本発明の半導体デバイスは、上記ガードリング構造を備えたものである。これにより、高耐圧の半導体デバイスが得られる。半導体デバイスとしては、ショットキーバリアダイオード,pnダイオード,pinダイオード,電界効果型トランジスタ,IGBT、などがある。
これにより、上述の作用効果が得られ、高耐圧の半導体デバイスが実現する。
本発明の第1のガードリング構造の形成方法は、以下の手順を含んでいる。
まず、GaNのc面基板上の第1導電型GaN半導体領域の上に、第2導電型GaN半導体領域をエピタキシャル成長させる。次に、第2導電型GaN半導体領域の上に、該第2導電型GaN半導体領域のm面に沿った側面を有するマスク膜を形成する。次に、マスク膜を用いて、前記第2導電型GaN半導体領域をエッチングして、リング状のガードリングを形成する。さらに、第1導電型GaN半導体領域の上に、ガードリングに囲まれる電極を形成する。リング状のガードリングを形成する際には、プラズマエッチングを行なった後、異方性ウエットエッチングを行うことが好ましい。
本発明の第2のガードリング構造の形成方法は、以下の手順を含んでいる。
まず、GaNのc面基板上の第1導電型GaN半導体領域の上に、該第1導電型GaN半導体領域のm面に沿った側面を有するマスク膜を形成する。次に、マスク膜を用いて第1導電型GaN半導体領域をエッチングして、凹部を形成する。さらに、凹部に第2導電型GaN半導体を埋め込んで、第1導電型GaN半導体領域の一部を囲むリング状のガードリングを形成する。この方法によって、ガードリングで囲まれる第1導電型GaN半導体領域の一部が、半導体デバイスの活性領域になる。凹部を形成する際には、プラズマエッチングを行なった後、異方性ウエットエッチングを行うことが好ましい。
上記第1または第2のガードリング構造の形成方法により、高能率で、本発明のガードリング構造が得られる。よって、このガードリング構造を備えた半導体デバイスの耐圧特性が向上する。
本発明のガードリング構造,その形成方法または半導体デバイスによると、リーク電流の小さい高耐圧の半導体デバイスを実現することができる。
(実施の形態1)
図1(a),(b)は、本発明の実施形態1に係るショットキーバリアダイオード(以下、「SBD」と略称する)の構造を示す断面図および平面図である。
SBD10は、c面({ 0 0 0 1}面)基板であるGaN基板11を有している。GaN基板11は自立基板であって、その厚さは約400μmである。GaN基板11上には、バッファ層14およびGaN層13(第1導電型半導体領域)が順次形成されている。GaN層13の厚さは約7μmである。本実施の形態のSBDは、プレーナ型SBDであるが、メサ型であってもよい。メサ型の場合、GaN層13に段差1μm〜数μmのメサ部を設け、メサ部の上にショットキー電極を形成すればよい。
GaN基板11は、約3×1018cm−3の比較的高濃度のn型ドーパントを含んでいる。GaN層13(ドリフト層)は、5×1015cm−3程度の低濃度のn型(第1導電型)ドーパントを含んでいる。GaN層30とGaN基板11との間の厚さ1μm程度の領域はバッファ層14である。バッファ層14は、1×1017cm−3程度の比較的低濃度のドーパントを含んでいる。
GaN層13の上面上には、Ni/Auからなるショットキー電極15が設けられている。GaN層13の上には、ショットキー電極15を囲むガードリング30が設けられている。ガードリング30は、n型半導体領域であるGaN層13とは第2導電型のp型ドーパントを含んでいる。本実施の形態では、ガードリング30は、約1×1019cm−3の比較的高濃度のp型ドーパントを含んでいる。
図1(b)に示すように、ショットキー電極15の平面形状は、最長部が200μm程度の正六角形である。ショットキー電極15は、ガードリング30の側面30aとは全面的に接触し、ガードリング30の上面30cの一部を覆っている。したがって、ガードリング30の平面形状は、ショットキー電極15を囲む正六角形リングである。
このSBD10は、GaN層13,バッファ層14およびGaN基板11のうち、ショットキー電極15下方の領域を活性領域として動作する。
ショットキー電極15の正六角形の最長部は、100μm〜1mm程度(たとえば200μm)である。ショットキー電極15の厚さは、50nm/300nm程度である。ガードリング30の厚さは200〜600nm程度であり、ガードリング30のリング幅は20〜100μm程度である。
また、GaN基板11の裏面には、Ti/Al/Ti/Auからなるオーミック電極である裏面電極16が形成されている。
GaN基板11,GaN層13およびガードリング30は、稠密六方の結晶構造を有するGaNからなる。図1(b)の左図に示すように、GaN基板11およびGaN層13の面方位はc面({ 0 0 0 1}面)である。そして、ガードリング30の内側面30aおよび外側面30bは、m面({ 1-1 0 0}面)である。
図2(a)〜(e)は、実施の形態1に係るSBDの製造工程を示す断面図である。
まず、図2(a)に示す工程で、GaN基板11の上に、バッファ層14およびGaN層13を成長させる。成長に際しては、周知の有機金属成長法を用いる。バッファ層14にはキャリア濃度が約1×1017cm−3のn型ドーパントを含ませる。GaN層13にはキャリア濃度が約5×1015cm−3(1×1016cm−3以下)のn型ドーパントを含ませる。なお、GaN層13は、アンドープ層であってもよい。
続いて、GaN層13の上に、p型GaN膜30xをエピタキシャル成長させる。p型GaN膜30xにはキャリア濃度が約1×1019cm−3のp型ドーパントを含ませる。
次に、図2(b)に示す工程で、p型GaN膜30xの上に、レジストマスク20を形成する。レジストマスク20の平面形状は、ほぼ正六角形リングである。レジストマスク20の内側面20aおよび外側面20bは、p型GaN膜30xのm面に沿うように、形成されている。
なお、レジストマスク20の側面は、必ずしもm面である必要はない。レジストマスク20の側面が円形であっても、異方性ウェットエッチングにより、
なお、レジストマスク20の内側面20aおよび外側面20bの全体が、p型GaN膜30xのm面に平行でなくてもよい。レジストマスク20の内側面20aおよび外側面20bの下端部がp型GaN膜30xのm面に沿っていれば、短時間のエッチング工程で、内側面30aおよび外側面30bがm面であるガードリング30が形成される。
なお、レジストマスク20の側面は、必ずしもm面である必要はない。レジストマスク20の側面が円形であっても、長時間異方性ウェットエッチングを行うと、最終的には、m面が現れるからである。ただし、本実施の形態の方法により、能率よく工程を進めることができる。
レジストマスク20に代えて、他の材料からなるエッチングマスクを形成することもできる。たとえば、エッチングマスクを構成する材料として、SiN,SiON,SiO,Au,Pt,W,Ni,Ti等を用いることができる。
そして、レジストマスク20を付けた状態で、p型GaN膜30xをプラズマエッチングする。その際、平行平板型プラズマ装置(RIE)を用い、エッチングガスとして、Cl2およびBCl2を流す。本例のエッチング条件は、電力密度が0.004W/mm、チャンバ内圧力が10mTorr〜200mTorr、電極温度が25℃〜40℃、ガス流量は、Cl2が40sccm、BCl2が4sccmである。ただし、以上の条件に限定されるものではない。p型GaN膜30xを深さ方向に除去した地点で、プラズマエッチングを終了する。
これにより、図1(b)に示すような平面形状がほぼ正六角形リングのガードリング30が形成される。ガードリング30の内側面30aおよび外側面30bは、GaN結晶のm面({1 -1 0 0}面)である。ガードリング30の上面30cは、GaN結晶のc面({0 0 0 1}面)である。この時点で、ガードリング30およびGaN層13の表面部には、深さ数nm(1nm〜20nm程度)に亘ってエッチングダメージ層が発生している。
ガードリング30のGaN層13からの突出量は、0.2〜1μm程度である。ガードリング30のリング幅は、20〜100μm程度である。ショットキー電極15は、ガードリング30の上面30cのうちリング幅の半分程度を覆っている。
なお、エッチングガスは、Cl単体でもよく、ClとAr、ClとN、ClとBCl、N、などを用いてもよい。これらのエッチングガスを用いることにより、GaN層13に与えるダメージを極力抑制することができる。プラズマ発生装置は、RIEタイプに限定されるものではない。プラズマ発生装置として、ICP等、他のタイプのプラズマ発生装置を用いることも可能である。
次に、図2(c)に示す工程で、エッチングを終了して、有機洗浄を行い、アッシング等により、レジストマスク20を完全に除去する。
次に、GaNのウエットエッチングを行う。その際、基板全体を、温度約85℃の25%TMAH水溶液(水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液)に浸漬する。この処理により、プラズマエッチングによって、GaN層13の表面部に生じたダメージ層を除去する。エッチングダメージ層の深さは、用いるプラズマ発生装置やプラズマエッチングの条件によって異なる。そこで、ウエットエッチング工程は、エッチングダメージ層が実質的に除去されるまで行われる。「実質的に除去される」とは、エッチングダメージ層が、後述するリーク電流に影響を及ぼさない程度まで除去されることを意味する。
上記ウエットエッチングを行なうためのエッチング液は、TMAH水溶液に限られない。エッチング液として、基板の材質(本実施の形態では,GaN)に応じて適切なものを用いることができる。TMAH水溶液を用いる場合でも、その濃度は25%に限られるものではない。TMAH水溶液の濃度,温度等の条件も、適宜選択することができる。
次に、GaN基板11の裏面上に裏面電極16を形成する。裏面電極の形成手順は、以下の通りである。
蒸着前洗浄として、10%塩酸にて3分間洗浄を行う。
次に、多層膜であるTi/Al/Ti/Au膜(厚さ20nm/100nm/20nm/200nm)を蒸着法によって堆積する。その後、700℃,2分間の条件で、GaN基板1と裏面電極16との合金化熱処理を行なう。
その後、レジスト膜をパターニングして、マスクパターン31を形成する。マスクパターン31は、ショットキー電極形成領域Relを開口し、他の領域を覆っている。
次に、図2(d)に示す工程で、基板の全面上に、厚さ約50nm/300nm程度のNi/Au膜15xを堆積する。
次に、図2(e)に示す工程で、リフトオフにより、GaN層13の上に、Ni/Au膜からなるショットキー電極15を形成する。ショットキー電極15の平面形状は、最長部が200μm程度の正六角形である。ショットキー電極15は、ガードリング30の内側面30aとは全面的に接触し、上面30cの半分程度を覆っている。
その後、450℃,2分間の熱処理を行う。この処理により、ショットキー電極15と、n型半導体領域であるGaN層13とのショットキー接触は保たれる。一方、ショットキー電極15と、高濃度p型半導体領域であるガードリング30とは、オーミック接触する。
なお、アッシング等により、レジストマスク20を除去する処理は、必ずしも必要でない。25%TMAH水溶液によるウエットエッチングの時間によっては、レジストマスク20を除去することも可能だからである。
本実施の形態によると、以下の効果が得られる。
この構造により、ショットキー電極15に対して、GaN層13とはショットキー接触させつつ、ガードリング30とはオーミック接触させる構造が確実に得られることで、電界緩和効果が大きくなる。
また、ガードリング30の側面30a,30bをm面としたことにより、以下の効果が得られる。
第1導電型領域であるGaN層15と、第2導電型半導体領域であるガードリング30との境界層にpn接合が形成されている。ガードリング30の側面30a,30bはm面であり、結晶構造上、c面に垂直な面である(図1(b)左図参照)。
m面はa面等に比較してエッチング速度が遅い。したがって、エッチングによってパターニングすると、第2導電型半導体領域の側面は、凹凸の小さい平面となる。これにより、ガードリング30の側面の側方における凹凸が大きい場合に比べ、電界の局部的集中が緩和される。よって、SBD10の活性領域であるGaN層13におけるリーク電流が低減される。このリーク電流の低減により、SBD10の耐圧が向上する。
図5(a),(b)は、順に、GaNのプラズマエッチング時の側面と、ウエットエッチング後の側面とを示すSEM写真図である。図5(a)に示すように、プラズマエッチングにより、c面GaN基板を、m面とa面とが現れるようにパターニングする。
一方、図5(b)に示すように、2時間のウエットエッチング後には、a面であった部分にもm面が現れる。m面とa面とが交差するコーナー部には、広いm面が現れる。m面は、極めて平坦で、表面が滑らかである。
よって、ガードリング30の側面30a,30bがGaN層13のm面となるように、パターニングしておけば、平滑な側面30a,30bが得られる。したがって、ウエットエッチングにより、ガードリング30の側面30a,30bがGaN層13に、より垂直に近づく。よって、上述の耐圧向上効果がより確実に得られる。
しかも、ウエットエッチングにより、プラズマエッチングの際に生じた加工ダメージが低減される。よって、欠陥を介したリークパスの発生が抑制される。このリークパスのさらなる低減により、SBD10の耐圧特性がより向上する。
なお、ウエットエッチングにより、GaN層13の上面全体も平滑化されるので、SBDの動作特性も改善される。
(実施の形態2)
図3(a),(b)は、本発明の実施形態2に係るショットキーバリアダイオード(以下、「SBD」と略称する)の構造を示す断面図および平面図である。本実施の形態においては、実施の形態1と同じ部材については、同じ符号を付して説明を省略する。
本実施の形態においては、ガードリング40は、GaN層13内に埋め込まれている。ガードリング40の平面形状は、GaN層13のうちショットキー電極15の直下領域(活性領域)を囲む正六角形リングである。そして、平板状のショットキー電極15の端部が、ガードリング40の上面の一部(約半分程度)にオーミック接触している。
ショットキー電極15の正六角形の最長部は、100μm〜1mm程度(たとえば200μm)である。ショットキー電極15の厚さは、50nm/300nm程度である。ガードリング40の厚さは200〜600nm程度であり、ガードリング40のリング幅は20〜100μm程度である。
また、GaN基板11の裏面には、Ti/Al/Ti/Auからなるオーミック電極である裏面電極16が形成されている。
GaN基板11,GaN層13およびガードリング40は、稠密六方の結晶構造を有するGaNからなる。図3(b)の左図に示すように、GaN基板11およびGaN層13の面方位はc面({ 0 0 0 1}面)である。そして、ガードリング40の内側面40aおよび外側面40bは、m面({ 1-1 0 0}面)である。同様に、ガードリング40に接するGaN層13の溝側面13f,13gもm面({ 1-1 0 0}面)である。
図4(a)〜(e)は、実施の形態2に係るSBDの製造工程を示す断面図である。
まず、図2(a)に示す工程で、GaN基板11の上に、バッファ層14およびGaN層13を成長させる。成長条件は、実施の形態1と同様である。続いて、GaN層13の上にSiO膜32xを堆積する。
次に、図2(b)に示す工程で、SiO膜32xの上に、レジストマスク20を形成する。レジストマスク20は、ほぼ正六角形リングの開口部を有している。レジストマスク20の開口部の内側面20aおよび外側面20bは、GaN層13のm面に沿うように、形成されている。
なお、レジストマスク20の内側面20aおよび外側面20bの全体が、GaN層13のm面に平行でなくてもよい。レジストマスク20の内側面20aおよび外側面20bの下端部がGaN層13のm面に沿っていれば、側面13f,13gがm面である溝13eが形成される。
そして、レジストマスク20を付けた状態で、SiO膜32xおよびGaN層13をプラズマエッチングする。用いるエッチングガス,エッチング条件,プラズマ装置は、実施の形態1と同様である。
GaN層13を深さ0.1μm程度掘り込んだ地点で、プラズマエッチングを終了する。
これにより、GaN層13に、図3(b)に示すようなほぼ正六角形リングの溝13eが形成される。また、同じ形状の溝を有するマスクパターン32が形成される。溝13eの側面13f,13gは、GaN結晶のm面({ 1-1 0 0}面)である。溝13eの底面は、GaN結晶のc面({ 0 0 0 1}面)である。溝13eのGaN層13上面からの掘り込み量は、0.2〜1μm程度である。溝13eのリング幅は、20〜60μm程度である。この時点で、溝13eを含むGaN層13の表面部には、深さ数nm(1nm〜20nm程度)に亘ってエッチングダメージ層が発生している。
次に、図4(c)に示す工程で、エッチングを終了して、有機洗浄を行い、アッシング等により、レジストマスク20を完全に除去する。続いて、GaNのウエットエッチングを行う。エッチング液,エッチング条件は、実施の形態1と同様である。
次に、マスクパターン32は残した状態で、GaN結晶のエピタキシャル成長を行なって、p型GaN成長層30xを形成する。p型GaN成長層30xには、キャリア濃度が約1×1019cm−3のp型ドーパントを含ませる。このとき、p型GaN成長層30xのうちGaN層13に接する部分(溝13eの部分)には、GaN結晶が成長する。SiOからなるマスクパターン32に接する部分には、多結晶GaNまたはアモルファスGaNが成長する。
次に、図4(b)に示す工程で、フッ酸によりSiO膜からなるマスクパターン32を除去する。このリフトオフにより、p型GaN成長層30xのうち多結晶GaNまたはアモルファスGaNからなる部分は除去される。そして、溝13e内にガードリング40が残される。その後、GaN層13およびガードリング40の上面をウエットエッチングすることが好ましい。
ガードリング40の内側面40aおよび外側面40bは、溝13eの側面13f,13gに倣ってm面である。ガードリング40の上面40cは、リフトオフ条件によるが、一般には、凹凸の大きい面である。上面40cがc面である必要はない。
次に、GaN基板11の裏面上に裏面電極16を形成する。裏面電極の形成条件および手順は、実施の形態1と同様である。
次に、図4(e)に示す工程で、GaN層13およびガードリング40の上に、Ni/Au膜からなるショットキー電極15を形成する。ショットキー電極15の形成は、実施の形態と同様に、リフトオフ法により行う。ショットキー電極15の平面形状は、最長部が200μm程度の正六角形である。ショットキー電極15は、ガードリング40の上面40cの半分程度を覆っている。
その後、450℃,2分間の熱処理を行う。この処理により、ショットキー電極15と、n型半導体領域であるGaN層13とのショットキー接触は保たれる。一方、ショットキー電極15と、高濃度p型半導体領域であるガードリング40とは、オーミック接触する。
以上の処理により、本実施の形態のSBD10が形成される。
本実施の形態においても、アッシング等により、レジストマスク20を除去する処理は、必ずしも必要でない。25%TMAH水溶液によるウエットエッチングの時間によっては、レジストマスク20を除去することも可能だからである。
本実施の形態においても、ガードリング40の側面40a,40bをm面としたことにより、実施の形態1と同様の効果が得られる。
第1導電型領域であるGaN層15と、第2導電型半導体領域であるガードリング40との境界層にpn接合が形成されている。そして、ガードリング40の側面40a,40bが凹凸の小さい平面となる。これにより、電界の局部的集中が緩和され、SBD10の活性領域であるGaN層13におけるリーク電流が低減される。このリーク電流の低減により、SBD10の耐圧が向上する。
また、ウエットエッチングにより、プラズマエッチングの際に生じた加工ダメージが低減される。よって、欠陥を介したリークパスの発生が抑制される。このリークパスのさらなる低減により、SBD10の耐圧特性がより向上する。
この方法においても、ウエットエッチングにより、GaN層13の上面全体も平滑化されるので、SBD10の動作特性も改善される。
上記実施形態においては、半導体層としてGaN基板およびGaNエピタキシャル成長層を設けた例について説明した
上記実施の形態においては、本発明の半導体デバイスを、ショットキーバリアダイオード(SBD)としたが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、c面基板上にガードリング構造を有するものであれば、他の半導体デバイスにも適用することができる。他の半導体デバイスの例としては、pnダイオード,pinダイオード,電界効果型トランジスタなどが挙げられる。それらの半導体デバイスにおいても、ガードリングの側面がm面であることにより、凹凸の小さい平面が得られる。したがって、他の領域との境界におけるリーク電流の小さい、高耐圧の特性を発揮することができる。
なお、上記実施の形態2において、ショットキー電極15がガードリング40の上面からはみ出た構造となっていてもよい。
上記開示された本発明の実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明によって製造された半導体バイスは、各種電子機器中の回路要素として利用することができる。
(a),(b)は、順に、実施の形態1に係るSBDの断面図および平面図である。 (a)〜(e)は、実施の形態1に係るSBDの製造工程を示す断面図である。 (a),(b)は、順に、実施の形態2に係るSBDの断面図および平面図である。 (a)〜(e)は、実施の形態2に係るSBDの製造工程を示す断面図である。 (a),(b)は、順に、GaN基板のプラズマエッチング時の側面と、ウエットエッチング後の側面とを示すSEM写真図である。
10 ショットキーバリアダイオード(SBD)
11 GaN基板
13 GaN層
13e 溝
13f,13g 側面
14 バッファ層
15 ショットキー電極
15a 端部
16 裏面電極
20 レジストマスク
20a 内側面
20b 外側面
30 ガードリング
30a 内側面
30b 外側面
30c 上面
31 マスクパターン
32 マスクパターン
40 ガードリング
40a 内側面
40b 外側面
40c 上面

Claims (10)

  1. GaNの{ 0 0 0 1}面基板上の第1導電型GaN半導体領域と、
    前記第1導電型GaN半導体領域に、活性領域の少なくとも一部を有する半導体デバイスの一部を囲むガードリングとを備え、
    前記ガードリングは、第2導電型GaN半導体からなり、
    前記ガードリングの側面は、前記第2導電型GaN半導体の{ 1-1 0 0}面である、ガードリング構造。
  2. 請求項1記載のガードリング構造において、
    前記ガードリングの側面は、異方性ウエットエッチングされている、ガードリング構造。
  3. 請求項1または2記載のガードリング構造において、
    前記半導体デバイスは、前記第1導電型GaN半導体領域上にショットキー電極を有するショットキーバリアダイオードであり、
    前記ガードリングは、前記第1導電型GaN半導体領域から突出して、前記ショットキー電極の側面を囲んでおり、
    前記ショットキー電極は、前記第1導電型GaN半導体領域にショットキー接触する一方、前記ガードリングの少なくとも側面にオーミック接触する、ガードリング構造。
  4. 請求項1または2記載のガードリング構造において、
    前記ガードリングは、前記活性領域を囲むように、前記第1導電型GaN半導体領域に埋め込まれている、ガードリング構造。
  5. 請求項4記載のガードリング構造において、
    前記半導体デバイスは、前記第1導電型GaN半導体領域上にアノード電極またはカソード電極を有するダイオードであり、
    前記アノード電極またはカソード電極は、前記ガードリングの上面にオーミック接触している、ガードリング構造。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか1つに記載のガードリングを備えている半導体デバイス。
  7. GaNの{ 0 0 0 1}面基板上の第1導電型GaN半導体領域の上に、第2導電型GaN半導体領域をエピタキシャル成長させる工程(a)と、
    前記第2導電型GaN半導体領域の上に、側面が該第2導電型GaN半導体領域の{ 1-1 0 0}面に沿ったリング状のマスク膜を形成する工程(b)と、
    前記マスク膜を用いて、前記第2導電型GaN半導体領域をエッチングして、リング状のガードリングを形成する工程(c)と、
    前記第1導電型GaN半導体領域の上に、前記ガードリングに囲まれる電極を形成する工程(d)と、
    を含むガードリング構造の形成方法。
  8. 請求項7記載のガードリング構造の形成方法において、
    前記工程(c)では、プラズマエッチングを行なった後、異方性ウエットエッチングを行う、ガードリング構造の形成方法。
  9. GaNの{ 0 0 0 1}面基板上の第1導電型GaN半導体領域の上に、該第1導電型GaN半導体領域の{ 1-1 0 0}面に沿った側面を有するマスク膜を形成する工程(a)と、
    前記工程(a)の後で、前記マスク膜を用いて、前記第1導電型GaN半導体領域をエッチングして、凹部を形成する工程(b)と、
    前記凹部に、第2導電型GaN半導体を埋め込んで、前記第1導電型GaN半導体領域の一部を囲むリング状のガードリングを形成する工程(c)と、
    を含むガードリング構造の形成方法。
  10. 請求項9記載のガードリング構造の形成方法において、
    前記工程(b)では、プラズマエッチングを行なった後、異方性ウエットエッチングを行う、ガードリング構造の形成方法。
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