JP2008177369A - ショットキバリアダイオード - Google Patents

ショットキバリアダイオード Download PDF

Info

Publication number
JP2008177369A
JP2008177369A JP2007009552A JP2007009552A JP2008177369A JP 2008177369 A JP2008177369 A JP 2008177369A JP 2007009552 A JP2007009552 A JP 2007009552A JP 2007009552 A JP2007009552 A JP 2007009552A JP 2008177369 A JP2008177369 A JP 2008177369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor layer
gallium nitride
guard ring
barrier diode
schottky barrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007009552A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kiyama
誠 木山
Makoto Hashimoto
信 橋本
Tatsuya Tanabe
達也 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2007009552A priority Critical patent/JP2008177369A/ja
Publication of JP2008177369A publication Critical patent/JP2008177369A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】窒化ガリウム系半導体を用いると共にp型ガードリングを有するショットキバリアダイオードを提供する。
【解決手段】ショットキバリアダイオード11では、n型窒化ガリウム系半導体層13の主面13aは、第1のエリア13bと第2のエリア13cとを含む。第1の電極15は金属体19を有しており、第1の電極15の金属体19は、n型窒化ガリウム系半導体層13の第1のエリア13b上に設けられ、またn型窒化ガリウム系半導体層13にショットキ接触21を成す。p型III族窒化物半導体のガードリング領域17はn型窒化ガリウム系半導体層13の第2のエリア13c上に設けられる。凸状のガードリング領域17は第1導電型窒化ガリウム系半導体層13の第2のエリア13cにpn接合23を成す。
【選択図】図1

Description

本発明は、ショットキバリアダイオードに関する。
非特許文献1には、ショットキバリアダイオードが記載されている。このショットキバリアダイオードは、n型半導体領域に埋め込まれたp型ガードリングを含む。ショットキ電極はn型半導体領域にショットキ接触を成すと共に、p型埋め込みガードリングにも接触している。
「パワーエレクトロニクスハンドブック」 R&Dプランニング 2002 第46頁〜49頁、今井孝二 監修
発明者の知見によれば、窒化ガリウム系材料を用いた縦型パワーデバイスでは、ガードリング構造を用いた高耐圧化は容易でない。ガードリングにより高耐圧化を実現するには、ガードリングの導電型をドリフト領域の導電型と異なるp型にする。SiパワーデバイスやSiCパワーデバイスでは、ガードリング構造はイオン注入技術により作製される。しかしながら、窒化ガリウム系材料では、イオン注入によりp導電型領域を作製することに成功したという報告は知られていない。また、SiパワーデバイスやSiCパワーデバイスでは、n型ドリフト領域に溝を形成した後に、この溝内に埋めこみエピタキシャル成長技術によりp型半導体領域を形成する作製法も考えられる。しかしながら、窒化ガリウム系半導体では、未だ良好な埋めこみエピタキシャル成長技術が実現されていない。
したがって、縦型パワーデバイスの耐圧の向上に有効なガードリングを形成できない。求められていることは、パワーデバイスにおける高耐圧化のためのエッジターミネーション技術である。
本発明は、このような事情を鑑みてされたものであり、窒化ガリウム系半導体を用いると共にp型ガードリング領域を有するショットキバリアダイオードを提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、ショットキバリアダイオードは、(a)第1のエリアと前記第1のエリアの外側に位置する第2のエリアとを含む主面を有するn型窒化ガリウム系半導体層と、(b)前記n型窒化ガリウム系半導体層の前記第1のエリア上に設けられ前記n型窒化ガリウム系半導体層にショットキ接触を成す金属体を有する第1の電極と、(c)前記n型窒化ガリウム系半導体層の前記第2のエリア上に設けられp型III族窒化物半導体からなるガードリング領域とを備え、前記ガードリング領域は前記第1導電型窒化ガリウム系半導体層の前記第2のエリアにpn接合を成す。
このショットキバリアダイオードによれば、p型III族窒化物半導体はn型窒化ガリウム系半導体層にpn接合を成すので、この接合には空乏層が発生される。また、ガードリング領域のp型III族窒化物半導体が設けられる主面はn型窒化ガリウム系半導体層によって提供される。ガードリング領域が半導体層の主面上に設けられるので、ガードリング領域のためのp型III族窒化物半導体を埋め込み成長する必要がなく、またp型ガードリング領域のためにp型ドーパントのイオン注入を行うこともない。これ故に、埋め込み成長およびイオン注入に起因する技術的な事項がこのショットキバリアダイオードには生じない。
本発明に係るショットキバリアダイオードでは、前記n型窒化ガリウム系半導体層の前記主面は、前記第1のエリアと前記第2のエリアとの間に設けられた第3のエリアを含み、前記第1の電極は、前記ガードリング領域と電気的に絶縁されていることができる。
このショットキバリアダイオードによれば、ガードリング領域の電位は、第1の電極によって直接に与えられることなく、ガードリング領域の容量的な結合により規定される。
本発明に係るショットキバリアダイオードでは、前記第1の電極の前記金属体は前記ガードリング領域上に設けられており、前記金属体は前記ガードリング領域に接触していることができる。このショットキバリアダイオードによれば、ガードリング領域の電位は、金属体によって提供される。
本発明に係るショットキバリアダイオードでは、前記ガードリング領域は、GaN、AlN、AlGaN、AlInGaNの少なくともいずれかからなることができる。これらの材料は、n型窒化ガリウム系半導体層上において良好な品質の結晶が得られる。これ故に、良好なデバイス特性のショットキバリアダイオードが提供される。
本発明に係るショットキバリアダイオードでは、前記ガードリング領域にはp型ドーパントとしてマグネシウムが添加されており、前記n窒化ガリウム系半導体層のキャリア濃度は、前記ガードリング領域のドーパント濃度よりも小さいことが好ましい。
このショットキバリアダイオードによれば、ガードリング領域と第1導電型窒化ガリウム系半導体層とから構成されるpn接合において、第1導電型窒化ガリウム系半導体層における空乏層は、ガードリング領域における空乏層よりも大きい。
本発明に係るショットキバリアダイオードでは、主面および裏面を有するn型窒化ガリウム系半導体からなる支持基体と、前記支持基体の前記裏面にオーミック接触を成す第2の電極とを更に備えることができる。前記n型窒化ガリウム系半導体層は前記支持基体の前記主面上に設けられている。
このショットキバリアダイオードによれば、サファイア基板等を用いることなく、n型窒化ガリウム系半導体からなる支持基体上にn型窒化ガリウム系半導体層が設けられる。これ故に、良好な結晶品質のn型窒化ガリウム系半導体層が提供されると共に、n型窒化ガリウム系半導体層とガードリング領域とにより耐圧といったショットキバリアダイオード特性が向上される。
本発明に係るショットキバリアダイオードでは、前記支持基体の材料の構成元素は前記n型窒化ガリウム系半導体層の材料の構成元素と同じであることが好ましい。
このショットキバリアダイオードによれば、支持基体の材料の構成元素がn型窒化ガリウム系半導体層の材料の構成元素と同じであるので、支持基体とn型窒化ガリウム系半導体層との間に大きな格子定数差が生じないようにできる。
本発明に係るショットキバリアダイオードでは、前記支持基体の材料の構成元素は前記n型窒化ガリウム系半導体層の材料の構成元素と同じであり、前記n型窒化ガリウム系半導体層はGaNからなることができる。n型窒化ガリウム系半導体層がGaNからなれば、空乏層が主に広がるn型窒化ガリウム系半導体層の結晶性が良好になるので、リーク電流の低減が期待できる。
本発明に係るショットキバリアダイオードでは、前記支持基体の材料の構成元素は前記n型窒化ガリウム系半導体層の材料の構成元素と同じであり、前記n型窒化ガリウム系半導体層はAlGaNからなることができる。n型窒化ガリウム系半導体層がAlGaNからなれば、ショットキバリアダイオードの耐圧の向上が期待できる。
本発明に係るショットキバリアダイオードでは、前記ガードリング領域と前記第1導電型窒化ガリウム系半導体層の前記第2のエリアはヘテロ接合を成すことができる。
本発明の上記の目的および他の目的、特徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な記述から、より容易に明らかになる。
以上説明したように、本発明によれば、窒化ガリウム系半導体を用いると共にp型ガードリング領域を有するショットキバリアダイオードが提供される。
本発明の知見は、例示として示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しながら、本発明のショットキバリアダイオードに係る実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付する。
図1は、実施の形態に係るショットキバリアダイオードの構造を概略的に示す図面である。ショットキバリアダイオードの内部構造が明らかになるように、図1において、ショットキバリアダイオードはその一部を破断して示されている。ショットキバリアダイオード11は、n型窒化ガリウム系半導体層13と、第1の電極15と、ガードリング領域17とを備える。n型窒化ガリウム系半導体層13は主面13aを有しており、主面13aは、第1のエリア13bと第2のエリア13cとを含む。第2のエリア13cは、第1のエリア13bの外側に位置する。第1の電極15は金属体19を有しており、また、図1において、第1の電極15を代表して金属体19が示されているが、第1の電極15は例えばボンディングパッド等を含む。第1の電極15は、n型窒化ガリウム系半導体層13の第1のエリア13b上に設けられ、またn型窒化ガリウム系半導体層13にショットキ接触21を成す。ガードリング領域17はp型III族窒化物半導体からなり、またn型窒化ガリウム系半導体層13の第2のエリア13c上に設けられる。ガードリング領域17は第1導電型窒化ガリウム系半導体層13の第2のエリア13cにpn接合23を成す。ガードリング領域17の底面17aが第1導電型窒化ガリウム系半導体層13と接合を形成しており、ガードリング領域17の側面17b、17c、上面17dが第1導電型窒化ガリウム系半導体層13と接合を形成していない。
このショットキバリアダイオード11によれば、ガードリング領域(p型III族窒化物半導体領域は)17はn型窒化ガリウム系半導体層13にpn接合23を成すので、この接合23には空乏層が生成される。また、ガードリング領域17のp型III族窒化物半導体が設けられる主面13aはn型窒化ガリウム系半導体層によって提供されるので、実質的に平坦である。ガードリング領域17が半導体層13の主面13a上に設けられるので、ガードリング領域17がリッジ状に突出している。また、ガードリング領域17は、金属体19を囲っており、また半導体層13の主面13a上に閉じた曲線に沿って伸びている。
このショットキバリアダイオード11では、ガードリング領域17のためのp型III族窒化物半導体を埋め込み成長する必要がなく、またp型ガードリング領域17のためにp型ドーパントのイオン注入および活性化を行うこともない。これ故に、埋め込み成長およびイオン注入に起因する技術的な事項がこのショットキバリアダイオードには生じない。
ショットキバリアダイオード11では、n型窒化ガリウム系半導体層13の主面13aは第3のエリア13dを更に含み、第3のエリア13dは第1のエリア13bと第2のエリア13cとの間に位置している。第3のエリア13dには、ガードリング領域17および金属体19が設けられていない。このため、ガードリング領域17は、金属体19から隔置されている。第1の電極15は、ガードリング領域17と電気的に絶縁されている。このショットキバリアダイオードによれば、ガードリング領域17の電位は、第1の電極15によって直接に与えられることなく、ガードリング領域17の容量的な結合により規定される。ショットキ接合21は実質的な平坦な第1のエリア13bに設けられる。
また、第2のエリア13cの外側には、第4のエリア13eが設けられている。第4のエリア13eには、ガードリング領域17および金属体19が設けられていない。
ショットキバリアダイオード11では、n窒化ガリウム系半導体層13のキャリア濃度は、ガードリング領域17のドーパント濃度よりも小さいことが好ましい。ガードリング領域17とn型窒化ガリウム系半導体層13とから構成されるpn接合23において、第1導電型窒化ガリウム系半導体層13における空乏層は、ガードリング領域17における空乏層よりも大きい。したがって、ショットキ電極の直下に伸びる空乏層のエッジの形状を調整するために役立つ。例えば、第1導電型窒化ガリウム系半導体層13内の空乏層が、金属体19のエッジに起因して大きく曲げられることを防ぎ、この曲がりによる電界強度の最大値を低減することができる。
ガードリング領域17にはp型ドーパントとして、例えばマグネシウムが添加されていることが好ましい。マグネシウムはIII族窒化物半導体において比較的浅い準位を形成するので、活性化させることが容易である。
ショットキバリアダイオード11では、ガードリング領域17は、GaN、AlN、AlGaN、AlInGaNの少なくともいずれかからなることができる。これらの材料は、n型窒化ガリウム系半導体層13上において良好な品質の結晶が得られる。これ故に、ショットキバリアダイオード11のデバイス特性が向上される。
ショットキバリアダイオード11は、n型窒化ガリウム系半導体からなる支持基体25と、第2の電極27とを更に備えることができる。支持基体25は、主面25aおよび裏面25bを有する。n型窒化ガリウム系半導体層13は支持基体25の主面25a上に設けられている。第2の電極27は、支持基体25の裏面25bにオーミック接触を成す。このショットキバリアダイオード11によれば、サファイア基板等を用いることなく、n型窒化ガリウム系半導体からなる支持基体25上にn型窒化ガリウム系半導体層13が設けられる。これ故に、良好な結晶品質のn型窒化ガリウム系半導体層13が提供されると共に、n型窒化ガリウム系半導体層13とガードリング領域17とにより、耐圧といったショットキバリアダイオード特性が向上される。
支持基体25の材料の構成元素はn型窒化ガリウム系半導体層13の材料の構成元素と同じであれば、支持基体25とn型窒化ガリウム系半導体層13との間に大きな格子定数差が生じない。
例えば、支持基体25の材料の構成元素はn型窒化ガリウム系半導体層13の材料の構成元素と同じであり、n型窒化ガリウム系半導体層13がGaNからなることができる。n型窒化ガリウム系半導体層13がGaNからなれば、空乏層が主に広がるn型窒化ガリウム系半導体層13の結晶性が良好になるので、リーク電流の低減が期待できる。
n型窒化ガリウム系半導体層13およびガードリング領域17が、共にGaNからなるとき、ガードリング領域17とn型窒化ガリウム系半導体層13との接合がホモ接合であるので、結晶性のよいガードリングが実現可能であり、欠陥に起因するリーク電流の減少、耐圧の向上が期待できる。n型窒化ガリウム系半導体層13およびガードリング領域17が、それぞれ、GaNおよびAlNからなるとき、ガードリングの降伏電界強度が高いので、高耐圧なショットキバリアダイオードの実現が容易である。n型窒化ガリウム系半導体層13およびガードリング領域17が、それぞれ、GaNおよびAlGaNからなるとき、ガードリングの降伏電界強度が高いので、高耐圧なショットキバリアダイオードの実現が容易である。n型窒化ガリウム系半導体層13およびガードリング領域17が、それぞれ、GaNおよびAlInGaNからなるとき、GaNから成るn型窒化ガリウム系半導体層13に格子整合し、GaNよりもバンドギャップの大きいAlInGaNからなるガードリング領域17を用いれば、欠陥に起因するリーク電流が少なく、かつガードリングの降伏電界強度が高いので、極めて高耐圧なショットキバリアダイオードの実現が期待できる。
また、例えば支持基体25の材料の構成元素はn型窒化ガリウム系半導体層13の材料の構成元素と同じであり、n型窒化ガリウム系半導体層13がAlGaNからなることができる。n型窒化ガリウム系半導体層13がAlGaNからなれば、ショットキバリアダイオードの耐圧の向上が期待できる。
n型窒化ガリウム系半導体層13およびガードリング領域17が、共にAlGaNからなるとき、ガードリング領域17とn型窒化ガリウム系半導体層13との接合がホモ接合であるので、結晶性のよいガードリングが実現可能であり、欠陥に起因するリーク電流の減少、耐圧の向上が期待できる。n型窒化ガリウム系半導体層13およびガードリング領域17が、それぞれ、AlGaNおよびGaNからなるとき、ガードリング領域17の材料であるGaNは、AlGaNに比べてp型高濃度ドーピングが可能であるので、高耐圧なショットキバリアダイオードの実現が容易である。n型窒化ガリウム系半導体層13およびガードリング領域17が、それぞれ、AlGaNおよびAlNからなるとき、ガードリングの降伏電界強度が高いので、高耐圧なショットキバリアダイオードの実現が容易である。n型窒化ガリウム系半導体層13およびガードリング領域17が、それぞれ、AlGaNおよびAlInGaNからなるとき、n型窒化ガリウム系半導体層17の材料であるAlGaNに格子整合し、AlGaNよりもバンドギャップの大きいAlInGaNからなるガードリング領域17を用いれば、欠陥に起因するリーク電流が少なく、かつガードリングの降伏電界強度が高いので、極めて高耐圧なショットキバリアダイオードの実現が期待できる。
ガードリング領域17とn型窒化ガリウム系半導体層13の第2のエリア13cがヘテロ接合を成せば、よりバンドギャップの大きいガードリングを用いることにより、ガードリングの降伏電界強度が高くなるので、高耐圧なショットキバリアダイオードの実現が容易になる。また、ガードリング領域17とn型窒化ガリウム系半導体層13の第2のエリア13cがホモ接合を成せば、結晶性のよいガードリングが実現可能であり、欠陥に起因するリーク電流の減少、耐圧の向上が期待できる。
図1を参照すると、ショットキバリアダイオード11は、支持基体25上に単一のn型窒化ガリウム系半導体層13を含むけれども、本発明は、このような特定の構造に限定されることはない。ショットキバリアダイオード11は、必要に応じて、支持基体25とn型窒化ガリウム系半導体層13との間に位置する一または複数の窒化ガリウム系半導体層を含むことができる。
(実施例1)
図2は、実施の形態に係るショットキバリアダイオードを作製する方法の一例を示す図面である。図2(a)に示されるように、GaN基板31を準備する。例えば、GaN基板31はn導電性を示し、この基板は、厚み400μmおよびキャリア濃度5×1018cm−3の自立基板である。GaN基板31の表面31a上に窒化ガリウム系半導体層33を成長して、エピタキシャル基板E1を作製する。窒化ガリウム系半導体層33はn導電性を示し、この膜は、厚み7μmおよびキャリア濃度5×1015cm−3のGaN半導体膜である。このGaN半導体膜の表面は良好な平坦性を有している。GaN半導体膜の成長は、例えば有機金属気相成長法で行われる。
図2(b)に示されるように、選択成長のためのマスク35を窒化ガリウム系半導体層33上に形成する。まず、シリコン窒化膜といったマスク膜を形成する。マスク膜は、例えばプラズマCVD法で堆積されたSiN膜であることができる。SiN膜の厚みは、例えば100nmである。SiN膜のフォトリソグラフィを適用して、引き続く工程においてp型窒化ガリウム系半導体を選択成長させるべき位置に開口を形成する。この後に、バッファードフッ化水素酸(BHF)を用いてSiN膜をエッチングして、選択成長のためのSiNマスクが形成される。
マスク35を用いて、窒化ガリウム系半導体層33上に窒化ガリウム系半導体37を選択成長する。窒化ガリウム系半導体37はp導電性を示し、この選択成長による堆積物は、例えば厚み0.5μmおよびp型ドーパントMgである。ドーパント濃度は、2×1017cm−3、4×1017cm−3、6×1017cm−3の三種類のGaN半導体を堆積した。
マスク35を除去した後に、基板31の裏面31b上にオーミック電極39aを形成する。オーミック電極39aは、例えばTi/Al/Ti/Au(20nm/100nm/20nm/300nm)からなり、これらは電子ビーム蒸着法で堆積される。オーミック電極39aのための堆積の後に、合金化のための熱処理が行われる。この熱処理は、例えば摂氏600度、1分である。また、窒化ガリウム系半導体層33上にショットキ電極のための金属体39bを形成する。金属体39bは、例えば金からなり、厚み500nmであり、抵抗加熱蒸着法で形成される。これらの工程により、ドーパント濃度2×1017cm−3の凸状ガードリングを含むショットキバリアダイオードA、ドーパント濃度4×1017cm−3の凸状ガードリングを含むショットキバリアダイオードB、ドーパント濃度6×1017cm−3の凸状ガードリングを含むショットキバリアダイオードC、ガードリングを備えないショットキバリアダイオードDも形成した。ガードリングの幅は、例えば20μmであり、金属体39bの直径は、例えば100μmであり、ガードリングと金属体39bとの間隔は、例えば2μmである。
これらのショットキダイオードの逆耐圧特性を測定した。ショットキバリアダイオードA、B、Cの逆耐圧は、1000ボルト、1200ボルト、1000ボルトであるが、ショットキバリアダイオードDの逆耐圧は600ボルトであった。なお、ガードリング領域37の幅Wは、例えば5〜50マイクロメートル程度であることができる。ガードリング領域37の高さHは、例えば0.1〜1マイクロメートル程度であることができる。金属帯39bとガードリング領域37との間隔Dは、例えば1〜10マイクロメートル程度であることができる。ガードリング領域37は、実施例で使用されたGaNに限定されることなく、例えばAlN、AlGaN、AlInGaNの少なくともいずれかからなることができる。また、本実施例では、GaN基板およびGaN膜を用いたけれども、必要に応じて、AlGaNといった他の窒化ガリウム系半導体を用いることができる。
(実施例2)
図3は、実施の形態に係るショットキバリアダイオードを作製する方法の一例を示す図面である。図3(a)に示されるように、GaN基板31を準備する。窒化ガリウム系半導体層43および窒化ガリウム系半導体層45をGaN基板31の表面31a上に連続して成長して、エピタキシャル基板E2を作製する。窒化ガリウム系半導体層43はn導電性を示し、この膜は、厚み7μmおよびキャリア濃度5×1015cm−3のGaN半導体膜である。また、窒化ガリウム系半導体層45はp導電性を示し、この選択成長による堆積物は、例えば厚み0.5μmおよびp型ドーパントMgである。ドーパント濃度は、4×1017cm−3のGaN半導体を堆積した。これらのGaN半導体膜の表面は良好な平坦性を有している。GaN半導体膜の成長は、例えば有機金属気相成長法で行われる。
図3(b)に示されるように、マスク47を窒化ガリウム系半導体層45上に形成する。まず、シリコン窒化膜といったマスク膜を形成する。マスク膜は、例えばプラズマCVD法で堆積されたSiN膜であることができる。SiN膜の厚みは、例えば300nmである。SiN膜のフォトリソグラフィを適用して、引き続く工程においてp型窒化ガリウム系半導体を除去すべき位置に開口を形成する。この後に、バッファードフッ化水素酸(BHF)を用いてSiN膜をエッチングして、ガードリングのパターン形成のためのSiNマスクが形成される。
次いで、このマスク47を用いて窒化ガリウム系半導体層45をエッチングして、図3(c)に示されるように、ガードリング領域45aを形成する。このエッチングは、例えば塩素(Cl)ガスを使用したインダクティブリ・カップリング・プラズマ(ICP:Inductively coupled plasma)エッチング法を用いることができる。エッチング後、エッチングダメジを回復するために窒素ガス中、摂氏750度程度の温度で熱処理する。マスク47を除去した後に、基板31の裏面31b上にオーミック電極49aを形成する。オーミック電極49aは、例えばTi/Al/Ti/Au(20nm/100nm/20nm/300nm)からなる。また、窒化ガリウム系半導体層43上にショットキ電極のための金属体49bを形成する。金属体49bは、例えば金からなり、厚み500nmであり、抵抗加熱蒸着法で形成される。このショットキバリアダイオードの逆耐圧は、900ボルトであった。
埋め込み成長およびイオン注入(活性化)に起因する問題によって、ドリフト層内にガードリングを含み良好な逆耐圧特性を示すショットキバリアダイオードを現実には作製できていないけれども、2つの実施例を参照しながら説明したように、ドリフト層上に設けられたガードリングを含むショットキバリアダイオードの逆耐圧を向上できる。
図4(a)を参照すると、埋め込みガードリングを有するGR構造のショットキバリアダイオードが模式的に示されている。GR構造のモデルでは、ショットキ電極のサイズSは100μmであり、埋め込みガードリングの深さHは0.5μmであり、埋め込みガードリングの幅Wは20μmであり、埋め込みガードリングとショットキ電極との距離Dは2μmである。図4(b)を参照すると、リッジ状ガードリングを有するTGR構造のショットキバリアダイオードが模式的に示されている。TGR構造のモデルでは、ショットキ電極のサイズは100μmであり、リッジ状ガードリングの深さは0.5μmであり、リッジ状ガードリングの幅は20μmであり、リッジ状ガードリングとショットキ電極との間隔は2μmである。GR構造およびTGR構造のいずれにおいても、ドリフト層に関しては、キャリア濃度1×1015cm−3、厚さ7μmである。
図4(c)は、ショットキバリアダイオードに逆バイアス1200ボルトを印加した場合の最大電界強度とガードリングのアクセプタ濃度との関係を示す図面である。最大電界強度は、上記のモデルを用いたシミュレーションによる結果である。このシミュレーション結果は、特定のモデルに対する計算結果であり、本発明は特定の寸法に限定されない。横軸はガードリングのアクセプタ濃度(対数目盛)を示し、縦軸は半導体領域における最大電界強度を示す。縦軸に対する矢印「ETなし」は、ガードリングを用いないショットキバリアダイオードにおける最大電界強度の値である。アクセプタ濃度1×1016、1×1017、2×1017、4×1017、6×1017、8×1017、1×1018、1×1019cm−3における最大電界強度が示されている。
図4(c)を参照すると、採用したモデルでは、アクセプタ濃度1×1017cm−3とアクセプタ濃度1×1018cm−3との間に最大電界強度の最小値がある。グラフでは、この最小値より小さいアクセプタ濃度の範囲では、アクセプタ濃度の増加すると最大電界強度が減少しており、最大電界強度はショットキ電極のエッジ付近にある。また、この最小値より大きいアクセプタ濃度の範囲では、アクセプタ濃度の増加すると最大電界強度も上昇しており、最大電界強度はガードリングの外エッジ付近にある。図5は、TGR構造モデルのシミュレーション結果の例である。縦軸はGaN層の表面からの距離を示し、横軸はショットキ電極の中心からの距離を示す。図5(a)を参照すると、TGR構造モデル(アクセプタ濃度:4×1017cm−3)の電界分布が示されている。実線で囲まれたショットキ電極のエッジ付近に最大電界強度がある。図5(b)を参照すると、TGR構造モデル(アクセプタ濃度:6×1017cm−3)の電界分布が示されている。実線で囲まれたガードリングの外エッジ付近に最大電界強度がある。
TGR構造のショットキバリアダイオードではガードリングがドリフト層内に埋め込まれていないけれども、この構造により特段の逆耐圧低下が生じることはなく、埋め込み成長およびイオン注入(活性化)に起因する問題によって現実には作製できないGR構造の計算値に比べて遜色ない。
本発明の実施の形態は、上記の構造に限定されることない。図6は、実施の形態に係るショットキバリアダイオードの構造の変形例を概略的に示す図面である。図6において、図1と同様に、ショットキバリアダイオードはその一部を破断して示されている。ショットキバリアダイオード51は、n型窒化ガリウム系半導体層13と、第1の電極15と、ガードリング領域17とを備える。n型窒化ガリウム系半導体層13は主面53aを有しており、主面53aは、第1のエリア53bと第2のエリア53cとを含む。第2のエリア53cは、第1のエリア53bの外側に隣接している。第1の電極15は金属体59を有しており、また、図6において、第1の電極15を代表して金属体59が示されている。第1の電極15は、n型窒化ガリウム系半導体層13の第1のエリア53b上に設けられ、またn型窒化ガリウム系半導体層13にショットキ接触57aを成す。ガードリング領域17はp型III族窒化物半導体からなり、またn型窒化ガリウム系半導体層53の第2のエリア53c上に設けられる。ガードリング領域17は第1導電型窒化ガリウム系半導体層13の第2のエリア53cにpn接合57bを成す。ガードリング領域17の底面17aが第1導電型窒化ガリウム系半導体層13と接合を形成しており、金属体59はガードリング領域17に接触している。ガードリング領域17の電位は、金属体59によって提供される。
このショットキバリアダイオード51においても、ガードリング領域(p型III族窒化物半導体領域は)17はn型窒化ガリウム系半導体層13にpn接合57bを成すので、この接合57bには空乏層が生成される。また、ガードリング領域17のp型III族窒化物半導体が設けられる主面53aはn型窒化ガリウム系半導体層によって提供されるので、実質的に平坦である。ガードリング領域17が半導体層13の主面53a上に設けられるので、ガードリング領域17がリッジ状に突出している。金属体59の材料は金属体19と同じものを用いることができる。
ショットキバリアダイオード51では、ガードリング領域17の側面17b、17cおよび上面17dが第1導電型窒化ガリウム系半導体層13と接合を形成していない。第1の電極15はガードリング領域17の側面17cを覆っており、また第1の電極15はガードリング領域17の上面17dの一部を覆う。
本変形例のショットキバリアダイオード51においても、ショットキバリアダイオード11の窒化ガリウム系半導体層13およびガードリング領域17に関する材料を用いることができ、同様な技術的な利点が得られる。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
図1は、実施の形態に係るショットキバリアダイオードの構造を概略的に示す図面である。 図2は、実施の形態に係るショットキバリアダイオードを作製する方法の一例を示す図面である。 図3は、実施の形態に係るショットキバリアダイオードを作製する方法の別の例を示す図面である。 図4は、最大電界強度とガードリングのアクセプタ濃度との関係を説明するための図面である。 図5は、TGR構造モデルのシミュレーション結果の例を示す図面である。 図6は、実施の形態に係るショットキバリアダイオードの構造の変形例を概略的に示す図面である。
符号の説明
11…ショットキバリアダイオード、13…n型窒化ガリウム系半導体層、13a…主面(n型窒化ガリウム系半導体層)、13b、13c、13d、13e…n型窒化ガリウム系半導体層のエリア、15…第1の電極、17…ガードリング領域、17a…ガードリング領域の底面、17b、17c…ガードリング領域の側面、17d…ガードリング領域の上面、19…金属体、21…ショットキ接触、23…pn接合、25…支持基体、27…第2の電極、31…GaN基板、33…窒化ガリウム系半導体層、35…マスク、37…p型窒化ガリウム系半導体、39a…オーミック電極、39b…金属体、43…窒化ガリウム系半導体層、45…窒化ガリウム系半導体層、45a…ガードリング領域、47…マスク、49a…オーミック電極、49b…金属体、51…ショットキバリアダイオード、59…金属体、57a…ショットキ接触、57b…pn接合

Claims (10)

  1. 第1のエリアと前記第1のエリアの外側に位置する第2のエリアとを含む主面を有するn型窒化ガリウム系半導体層と、
    前記n型窒化ガリウム系半導体層の前記第1のエリア上に設けられ前記n型窒化ガリウム系半導体層にショットキ接触を成す金属体を有する第1の電極と、
    前記n型窒化ガリウム系半導体層の前記第2のエリア上に設けられp型III族窒化物半導体からなるガードリング領域と
    を備え、
    前記ガードリング領域は前記第1導電型窒化ガリウム系半導体層の前記第2のエリアにpn接合を成す、ことを特徴とするショットキバリアダイオード。
  2. 前記n型窒化ガリウム系半導体層の前記主面は、前記第1のエリアと前記第2のエリアとの間に設けられた第3のエリアを含み、前記第1の電極は、前記ガードリング領域と電気的に絶縁されている、ことを特徴とする請求項1に記載されたショットキバリアダイオード。
  3. 前記第1の電極の前記金属体は前記ガードリング領域上に設けられており、
    前記金属体は前記ガードリング領域に接触している、ことを特徴とする請求項1に記載されたショットキバリアダイオード。
  4. 前記ガードリング領域は、GaN、AlN、AlGaN、AlInGaNの少なくともいずれかからなる、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載されたショットキバリアダイオード。
  5. 前記ガードリング領域にはp型ドーパントとしてマグネシウムが添加されており、
    前記n窒化ガリウム系半導体層のキャリア濃度は、前記ガードリング領域のドーパント濃度よりも小さい、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載されたショットキバリアダイオード。
  6. 主面および裏面を有するn型窒化ガリウム系半導体からなる支持基体と、
    前記支持基体の前記裏面にオーミック接触を成す第2の電極と
    を更に備え、
    前記n型窒化ガリウム系半導体層は前記支持基体の前記主面上に設けられている、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載されたショットキバリアダイオード。
  7. 前記支持基体の材料の構成元素は前記n型窒化ガリウム系半導体層の材料の構成元素と同じである、ことを特徴とする請求項6に記載されたショットキバリアダイオード。
  8. 前記n型窒化ガリウム系半導体層はGaNからなる、ことを特徴とする請求項7に記載されたショットキバリアダイオード。
  9. 前記n型窒化ガリウム系半導体層はAlGaNからなる、ことを特徴とする請求項7に記載されたショットキバリアダイオード。
  10. 前記ガードリング領域と前記第1導電型窒化ガリウム系半導体層の前記第2のエリアはホモ接合を成す、ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載されたショットキバリアダイオード。
JP2007009552A 2007-01-18 2007-01-18 ショットキバリアダイオード Pending JP2008177369A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007009552A JP2008177369A (ja) 2007-01-18 2007-01-18 ショットキバリアダイオード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007009552A JP2008177369A (ja) 2007-01-18 2007-01-18 ショットキバリアダイオード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008177369A true JP2008177369A (ja) 2008-07-31

Family

ID=39704174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007009552A Pending JP2008177369A (ja) 2007-01-18 2007-01-18 ショットキバリアダイオード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008177369A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010040698A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Sumitomo Electric Ind Ltd ガードリング構造,その形成方法および半導体デバイス
US20110101369A1 (en) * 2009-10-30 2011-05-05 Alpha & Omega Semiconductor, Inc. Gallium nitride semiconductor device with improved termination scheme
WO2012053071A1 (ja) 2010-10-20 2012-04-26 富士通株式会社 半導体装置及びその製造方法
JP2015061065A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 株式会社東芝 半導体装置およびその製造方法
US9059327B2 (en) 2012-03-28 2015-06-16 Kabushika Kaisha Toshiba Nitride semiconductor Schottky diode and method for manufacturing same
JP2015170677A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 豊田合成株式会社 ショットキーバリアダイオードおよびその製造方法
CN107221565A (zh) * 2017-05-23 2017-09-29 江南大学 基于离子注入氟实现高增益氮化镓肖特基二极管的制备方法
US10355143B2 (en) 2015-05-21 2019-07-16 Panasonic Corporation Nitride semiconductor device

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48103275A (ja) * 1972-03-10 1973-12-25
JPH03276679A (ja) * 1990-03-26 1991-12-06 Yokogawa Electric Corp ショットキーバリアダイオード
JPH0897441A (ja) * 1994-09-26 1996-04-12 Fuji Electric Co Ltd 炭化けい素ショットキーダイオードの製造方法
JP2005518672A (ja) * 2002-02-22 2005-06-23 セミサウス・ラボラトリーズ・インコーポレーテッド 高くなったガードリングを有するパワーSiCデバイス
JP2006100801A (ja) * 2004-09-01 2006-04-13 Sumitomo Electric Ind Ltd エピタキシャル基板および半導体素子
JP2007048783A (ja) * 2005-08-05 2007-02-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd ショットキーダイオード及びその製造方法
JP2009502040A (ja) * 2005-07-20 2009-01-22 クレー・スウェーデン・アクチボラゲット 半導体装置およびその製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48103275A (ja) * 1972-03-10 1973-12-25
JPH03276679A (ja) * 1990-03-26 1991-12-06 Yokogawa Electric Corp ショットキーバリアダイオード
JPH0897441A (ja) * 1994-09-26 1996-04-12 Fuji Electric Co Ltd 炭化けい素ショットキーダイオードの製造方法
JP2005518672A (ja) * 2002-02-22 2005-06-23 セミサウス・ラボラトリーズ・インコーポレーテッド 高くなったガードリングを有するパワーSiCデバイス
JP2006100801A (ja) * 2004-09-01 2006-04-13 Sumitomo Electric Ind Ltd エピタキシャル基板および半導体素子
JP2009502040A (ja) * 2005-07-20 2009-01-22 クレー・スウェーデン・アクチボラゲット 半導体装置およびその製造方法
JP2007048783A (ja) * 2005-08-05 2007-02-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd ショットキーダイオード及びその製造方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010040698A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Sumitomo Electric Ind Ltd ガードリング構造,その形成方法および半導体デバイス
TWI473265B (zh) * 2009-10-30 2015-02-11 Alpha & Omega Semiconductor 帶有改良型終止結構的氮化鎵半導體裝置
US20110101369A1 (en) * 2009-10-30 2011-05-05 Alpha & Omega Semiconductor, Inc. Gallium nitride semiconductor device with improved termination scheme
CN102074587A (zh) * 2009-10-30 2011-05-25 万国半导体股份有限公司 带有改良型终止结构的氮化镓半导体器件
US8372738B2 (en) * 2009-10-30 2013-02-12 Alpha & Omega Semiconductor, Inc. Method for manufacturing a gallium nitride based semiconductor device with improved termination scheme
CN103337459A (zh) * 2009-10-30 2013-10-02 万国半导体股份有限公司 带有改良型终止结构的氮化镓半导体器件
US8969921B2 (en) 2010-10-20 2015-03-03 Fujitsu Limited Semiconductor device and manufacturing method thereof
JP5561371B2 (ja) * 2010-10-20 2014-07-30 富士通株式会社 半導体装置及びその製造方法
WO2012053071A1 (ja) 2010-10-20 2012-04-26 富士通株式会社 半導体装置及びその製造方法
US9059327B2 (en) 2012-03-28 2015-06-16 Kabushika Kaisha Toshiba Nitride semiconductor Schottky diode and method for manufacturing same
US9331169B2 (en) 2012-03-28 2016-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Nitride semiconductor Schottky diode and method for manufacturing same
JP2015061065A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 株式会社東芝 半導体装置およびその製造方法
US10141439B2 (en) 2013-09-20 2018-11-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2015170677A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 豊田合成株式会社 ショットキーバリアダイオードおよびその製造方法
US10355143B2 (en) 2015-05-21 2019-07-16 Panasonic Corporation Nitride semiconductor device
CN107221565A (zh) * 2017-05-23 2017-09-29 江南大学 基于离子注入氟实现高增益氮化镓肖特基二极管的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5582058B2 (ja) エピタキシャル基板および半導体素子
CN108807527B (zh) 具有栅极堆叠中的隧道二极管的iiia族氮化物hemt
US7605441B2 (en) Semiconductor device
JP2008177369A (ja) ショットキバリアダイオード
JP2006100801A (ja) エピタキシャル基板および半導体素子
JP2008103636A (ja) 縦型トランジスタ、および縦型トランジスタを作製する方法
WO2010047331A1 (ja) Iii族窒化物半導体電子デバイス、iii族窒化物半導体電子デバイスを作製する方法、及びiii族窒化物半導体エピタキシャルウエハ
JP2007129166A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2014154887A (ja) 垂直型ガリウムナイトライドトランジスタおよびその製造方法
JP6139340B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP6444718B2 (ja) 半導体装置
TW202025486A (zh) 用於矽上iii-v族元件的摻雜緩衝層
JP5792922B2 (ja) ショットキバリアダイオードおよびその製造方法
JP4876927B2 (ja) 半導体デバイスを形成する方法
US20110250736A1 (en) Schottky barrier diode and method for making the same
JP5082392B2 (ja) ショットキバリアダイオード
JP5074742B2 (ja) ショットキーバリアダイオード
JP4984557B2 (ja) 縦型窒化ガリウム半導体装置を作製する方法、エピタキシャル基板を作製する方法
WO2020240725A1 (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその作製方法
JP2008160024A (ja) 半導体装置
TW201330283A (zh) 具有台面終端的碳化矽蕭基二極體元件及製造方法
US11588096B2 (en) Method to achieve active p-type layer/layers in III-nitrtde epitaxial or device structures having buried p-type layers
JP2009194225A (ja) ショットキバリアダイオード、及びショットキバリアダイオードを作製する方法
JP5580012B2 (ja) ショットキーバリアダイオード及びその製造方法
JP2015029099A (ja) 窒化ガリウム系ダイオード及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090917

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20120306

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120308

A521 Written amendment

Effective date: 20120501

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120522