JP2016039210A - Iii族窒化物半導体デバイスおよびその製造方法 - Google Patents

Iii族窒化物半導体デバイスおよびその製造方法 Download PDF

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和英 住吉
Kazuhide Sumiyoshi
和英 住吉
政也 岡田
Masaya Okada
政也 岡田
上野 昌紀
Masanori Ueno
昌紀 上野
木山 誠
Makoto Kiyama
誠 木山
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Abstract

【課題】耐圧性が高いIII族窒化物半導体デバイスおよびその製造方法を提供する。【解決手段】III族窒化物半導体デバイス1は、III族窒化物半導体基板2と、III族窒化物半導体基板2上に形成されたIII族窒化物半導体膜3と、III族窒化物半導体膜3上に形成されたショットキー電極4と、を備え、ショットキー電極4は、III族窒化物半導体膜3に接触するニッケルを主成分とする第1金属層41と、第1金属層41に接触する金を主成分とする第2金属層42と、を含み、第1金属層41は、III族窒化物半導体膜3との界面側に形成されているショットキー接触金含有ニッケル領域41gを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、III族窒化物半導体デバイスおよびその製造方法に関し、詳しくは、ショットキー電極を含み耐圧性が高いIII族窒化物半導体デバイスおよびその製造方法に関する。
III族窒化物半導体の一例である窒化ガリウム(GaN)は、シリコン(Si)に比べて、約3倍のバンドキャップ、約10倍の高い絶縁破壊電界強度、さらには大きな飽和電子速度などの様々な優れた特性を有している。すなわちGaNなどのIII族窒化物半導体は、従来のSiパワーデバイスでは困難な高耐圧化と、低損失化、すなわち低オン抵抗化との両立が期待できるため、ショットキーバリアダイオード(SBD)などのパワーデバイス(電力用半導体素子)への応用が期待されている。
SBDなどのショットキー電極を含むIII族窒化物半導体デバイスにおいて、III族窒化物半導体層上にショットキー電極を形成する場合には、仕事関数が大きい金(Au)、パラジウム(Pd)、プラチナ(Pt)、ニッケル(Ni)などの金属を用いるのが好ましい。
国際公開2010/016388号公報(特許文献1)は、SBDの耐圧性を高くする観点から、GaN基板と、GaN基板上に形成されたGaN層と、GaN層上に形成されたショットキー電極と、を備え、ショットキー電極は、GaN層と接触する位置に形成され、かつNiまたはNi合金からなる第1の層を含むSBDを開示する。
国際公開2010/016388号公報
国際公開2010/016388号公報(特許文献1)に開示されたSBDは、GaN層の表面に形成される酸化物膜は除去が困難であることから、ショットキー電極のGaN層と接触する位置に形成されかつNiまたはNi合金からなる第1の層中のニッケル(Ni)が酸化物膜中の酸素(O)と反応して、GaN層とショットキー電極との界面にバリアハイトの低い酸化ニッケル(NiO)を形成するため、耐圧が低下するという問題点があった。
そこで、上記問題点を解決して、耐圧性が高いIII族窒化物半導体デバイスおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明のある態様にかかるIII族窒化物半導体デバイスは、III族窒化物半導体基板と、III族窒化物半導体基板上に形成されたIII族窒化物半導体膜と、III族窒化物半導体膜上に形成されたショットキー電極と、を備え、ショットキー電極は、III族窒化物半導体膜に接触するニッケルを主成分とする第1金属層と、第1金属層に接触する金を主成分とする第2金属層と、を含み、第1金属層は、III族窒化物半導体膜との界面側に形成されているショットキー接触金含有ニッケル領域を含む。
本発明のある態様にかかるIII族窒化物半導体デバイスは、III族窒化物半導体基板と、III族窒化物半導体基板上に形成されたIII族窒化物半導体膜と、III族窒化物半導体膜上に形成されたショットキー電極と、を備え、ショットキー電極は、III族窒化物半導体膜に接触するニッケルを主成分とする第1金属層と、第1金属層に接触する金を主成分とする第2金属層と、を含む金属膜を含み、金属膜を不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理されることにより得られる。
本発明のさらに別の態様にかかるIII族窒化物半導体デバイスの製造方法は、III族窒化物半導体基板を準備する工程と、III族窒化物半導体基板上にIII族窒化物半導体膜を形成する工程と、III族窒化物半導体膜上にショットキー電極を形成する工程と、を備え、ショットキー電極を形成する工程は、III族窒化物半導体膜に接触するニッケルを主成分とする第1金属層と、前記第1金属層に接触する金を主成分とする第2金属層と、を含む金属膜を形成するサブ工程と、金属膜を不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理するサブ工程と、を含む。
上記態様によれば、耐圧性が高いIII族窒化物半導体デバイスおよびその製造方法が提供できる。
本発明のある態様にかかるIII族窒化物半導体デバイスの一例を示す概略断面図である。 本発明のさらに別の態様にかかるIII族窒化物半導体デバイスの製造方法の一例を示すフローチャートである。 本発明のさらに別の態様にかかるIII族窒化物半導体デバイスの製造方法における熱処理前の金属膜およびその近傍のIII族窒化物半導体膜の概略断面図ならびに含有原子の濃度を示すチャートである。 本発明のさらに別の態様にかかるIII族窒化物半導体デバイスの製造方法における熱処理後のショットキー電極およびその近傍のIII族窒化物半導体膜の概略断面図ならびに含有原子の濃度を示すチャートである。 本発明のさらに別の態様ならびにその他の態様にかかるIII族窒化物半導体デバイスの製造方法における金属膜の熱処理温度と得られるIII族窒化物半導体デバイスの耐圧との関係を示すグラフである。
[本発明の実施形態の説明]
本発明のある実施形態にかかるIII族窒化物半導体デバイスは、III族窒化物半導体基板と、III族窒化物半導体基板上に形成されたIII族窒化物半導体膜と、III族窒化物半導体膜上に形成されたショットキー電極と、を備え、ショットキー電極は、III族窒化物半導体膜に接触するニッケルを主成分とする第1金属層と、第1金属層に接触する金を主成分とする第2金属層と、を含み、第1金属層は、III族窒化物半導体膜との界面側に形成されているショットキー接触金含有ニッケル領域を含む。
本実施形態のIII族窒化物半導体デバイスは、ショットキー電極が、III族窒化物半導体膜に接触するニッケルを主成分とする第1金属層と、第1金属層に接触する金を主成分とする第2金属層と、を含み、第1金属層が、III族窒化物半導体膜との界面側に形成されているショットキー接触金含有ニッケル領域を含むため、耐熱性および耐圧性が高い。
本発明の別の実施形態にかかるIII族窒化物半導体デバイスは、III族窒化物半導体基板と、III族窒化物半導体基板上に形成されたIII族窒化物半導体膜と、III族窒化物半導体膜上に形成されたショットキー電極と、を備え、ショットキー電極は、III族窒化物半導体膜に接触するニッケルを主成分とする第1金属層と、第1金属層に接触する金を主成分とする第2金属層と、を含む金属膜を含み、金属膜を不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理されることにより得られる。
本実施形態のIII族窒化物半導体デバイスは、III族窒化物半導体膜に接触するニッケルを主成分とする第1金属層と、第1金属層に接触する金を主成分とする第2金属層と、を含む金属膜を、不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理されることにより形成されるショットキー電極の第1金属層が、III族窒化物半導体膜との界面側に形成されているショットキー接触金含有ニッケル領域を含むため、耐熱性および耐圧性が高い。
本発明のさらに別の実施形態にかかるIII族窒化物半導体デバイスの製造方法は、III族窒化物半導体基板を準備する工程と、III族窒化物半導体基板上にIII族窒化物半導体膜を形成する工程と、III族窒化物半導体膜上にショットキー電極を形成する工程と、を備え、ショットキー電極を形成する工程は、III族窒化物半導体膜に接触するニッケルを主成分とする第1金属層と、第1金属層に接触する金を主成分とする第2金属層と、を含む金属膜を形成するサブ工程と、金属膜を不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理するサブ工程と、を含む。
本実施形態のIII族窒化物半導体デバイスの製造方法は、ショットキー電極を形成する工程において、III族窒化物半導体膜に接触するニッケルを主成分とする第1金属層と、第1金属層に接触する金を主成分とする第2金属層と、を含む金属膜を形成するサブ工程と、金属膜を不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理するサブ工程と、を含むことから、かかる工程により形成されるショットキー電極の第1金属層のIII族窒化物半導体膜との界面側にショットキー接触金含有ニッケル領域が形成されるため、耐熱性および耐圧性が高いIII族窒化物半導体デバイスが得られる。
[本発明の実施形態の詳細]
<III族窒化物半導体デバイス>
{実施形態1}
図1を参照して、本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1は、III族窒化物半導体基板2と、III族窒化物半導体基板2上に形成されたIII族窒化物半導体膜3と、III族窒化物半導体膜3上に形成されたショットキー電極4と、を備え、ショットキー電極4は、III族窒化物半導体膜3に接触するニッケルを主成分とする第1金属層41と、第1金属層41に接触する金を主成分とする第2金属層42と、を含み、第1金属層41は、III族窒化物半導体膜3との界面側に形成されているショットキー接触金含有ニッケル領域41gを含む。
本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1は、ショットキー電極4が、III族窒化物半導体膜3に接触するニッケルを主成分とする第1金属層41と、第1金属層41に接触する金を主成分とする第2金属層42と、を含み、第1金属層41が、III族窒化物半導体膜3との界面側に形成されているショットキー接触金含有ニッケル領域41gを含むため、耐熱性および耐圧性が高い。
本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1は、大電流に有利な縦型デバイス構造にする観点から、オーミック電極6をさらに備えることができる。
(III族窒化物半導体基板)
III族窒化物半導体基板2は、一の主面2aを有するIII族窒化物半導体部分を含む半導体基板をいう。すなわち、III族窒化物半導体基板2は、少なくとも1層のIII族窒化物半導体層で形成されている半導体基板であってもよく、少なくとも1層のIII族窒化物半導体層とIII族窒化物以外の化学組成を有する少なくとも1層の半導体層および少なくとも1層の導電体層の少なくとも1層とで形成されている半導体基板であってもよい。ここで、III族窒化物以外の化学組成を有する半導体層とは、シリコン(Si)層などのIV族半導体層、炭化シリコン(SiC)層などのIV族化合物半導体層、III族窒化物層以外のヒ化ガリウム(GaAs)層などのIII−V族半導体層、酸化亜鉛(ZnO)層などのII−VI族半導体層などが挙げられる。また、導電層とは、モリブデン(Mo)層などの金属層、インジウムスズ酸化物(ITO)層などの酸化物導電層などが挙げられる。
(III族窒化物半導体膜)
III族窒化物半導体膜3は、少なくとも1層のIII族窒化物半導体層を含む。すなわち、III族窒化物半導体膜3は、単層のIII族窒化物半導体層で形成されている膜であっても、複層のIII族窒化物半導体層で形成されている膜であってもよい。
(ショットキー電極)
ショットキー電極4は、III族窒化物半導体膜3に接触するニッケル(Ni)を主成分とする第1金属層41と、第1金属層41に接触する金(Au)を主成分とする第2金属層42と、を含み、第1金属層41は、III族窒化物半導体膜3との界面側に形成されているショットキー接触金含有ニッケル領域41gを含む。
第1金属層41は、Niを主成分とし、III族窒化物半導体膜3に接触している。このため、本実施形態のIII族窒化物半導体デバイスは耐熱性が高い。ここで、Niを主成分とするとは、その層を形成する元素の全原子に対するNi原子が50原子%以上であることをいい、III族窒化物半導体デバイス1の耐熱性を高める観点から、60原子%以上が好ましく、90原子%以上がより好ましい。第1金属層41は、たとえば、Ni層、Ni−Au層、Ni−Pd層、Ni−Pt層などが好適に挙げられる。
第1金属層41は、III族窒化物半導体膜3との界面側に形成されているショットキー接触金含有ニッケル領域41gを含み、反対側に主領域41mを含む。このため、本実施形態のIII族窒化物半導体デバイスは、耐熱性が高くかつ耐圧性が高い。ここで、ショットキー接触金含有ニッケル領域41gは、特に制限はないが、耐熱性および耐圧性を高める観点から、III族窒化物半導体膜3との界面側に連続的に層状になって広がっていることが好ましい。また、ショットキー接触金含有ニッケル領域41gを形成する元素の全原子に対する金(Au)原子は、III族窒化物半導体デバイス1のバリアハイトを高くする観点から、1原子%以上が好ましく、5原子%以上がより好ましく、III族窒化物半導体デバイス1の耐圧性を高くする観点から、50原子%以下が好ましく、20原子%以下がより好ましい。
第2金属層42は、Auを主成分とし、第1金属層41に接触している。このため、III族窒化物半導体膜3に接触する第1金属層41と、第1金属層41に接触する第2金属層42とを含む金属膜を熱処理することにより、III族窒化物半導体膜3の主面3a上に形成されていた酸化物膜中のO原子をNi原子に結合させることにより形成されたNiOを第2金属層42側に移動させるとともに、第2金属層42中のAu原子が第1金属層41のIII族窒化物半導体膜3側に移動して、第1金属層41のIII族窒化物半導体膜3側にショットキー接触金含有ニッケル領域41gが形成される。ここで、Auを主成分とするとは、その層を形成する元素の全原子に対するAu原子が50原子%以上であることをいい、III族窒化物半導体デバイス1の耐圧性を高める観点から、60原子%以上が好ましく、90原子%以上がより好ましい。第2金属層42は、たとえば、Au層、Au−Ni層、Au−Pt層、Au−Pd層などが好適に挙げられる。
ここで、ショットキー電極4の第1金属層41(ショットキー接触金含有ニッケル領域41gおよび主領域41m)および第2金属層42に含まれる各元素の原子の原子%は、EDX(エネルギー分散X線分析)法により測定される。
(オーミック電極)
オーミック電極6は、大電流に有利な縦型デバイス構造にする観点から、III族窒化物半導体基板2のIII族窒化物半導体膜3が形成されている主面2aと反対側の主面2b上に形成され得る。オーミック電極は、低い接触抵抗を得る観点から、たとえば、Al電極、Ti電極、Al/Ti電極、Al−Ti電極などが好適に挙げられる。
{実施形態2}
図1を参照して、本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1は、III族窒化物半導体基板2と、III族窒化物半導体基板2上に形成されたIII族窒化物半導体膜3と、III族窒化物半導体膜3上に形成されたショットキー電極4と、を備え、ショットキー電極4は、III族窒化物半導体膜3に接触するニッケルを主成分とする第1金属層41と、第1金属層41に接触する金を主成分とする第2金属層42と、を含む金属膜を含み、金属膜を不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理されることにより得られる。
本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1は、III族窒化物半導体膜3に接触するニッケルを主成分とする第1金属層41と、第1金属層41に接触する金を主成分とする第2金属層42と、を含む金属膜を、不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理されることにより形成されるショットキー電極4の第1金属層41が、III族窒化物半導体膜3との界面側に形成されているショットキー接触金含有ニッケル領域41gを含むため、耐熱性および耐圧性が高い。
すなわち、本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1は、第1金属層41と第2金属層42とを含む金属膜を、不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理されることにより、III族窒化物半導体膜3との界面側にショットキー接触金含有ニッケル領域41gが形成されるため、実施形態1のIII族窒化物半導体デバイス1と同様の構造を有する。
したがって、本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1におけるIII族窒化物半導体基板2、III族窒化物半導体膜3、ショットキー電極4、第1金属層41(ショットキー接触金含有ニッケル領域41gおよび主領域41m)、および第2金属層42は、実施形態1のIII族窒化物半導体デバイス1におけるIII族窒化物半導体基板2、III族窒化物半導体膜3、ショットキー電極4、第1金属層41(ショットキー接触金含有ニッケル領域41gおよび主領域41m)、および第2金属層42とそれぞれ同じである。また、不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理することについては、後述する。
<III族窒化物半導体デバイスの製造方法>
{実施形態3}
図1および図2を参照して、本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1の製造方法は、III族窒化物半導体基板2を準備する工程S10と、III族窒化物半導体基板2上にIII族窒化物半導体膜3を形成する工程S20と、III族窒化物半導体膜3上にショットキー電極4を形成する工程S40と、を備える。ショットキー電極を形成する工程S40は、III族窒化物半導体膜3に接触するニッケルを主成分とする第1金属層41と、第1金属層41に接触する金を主成分とする第2金属層42と、を含む金属膜を形成するサブ工程SS41と、金属膜を不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理するサブ工程SS42と、を含む。
本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1の製造方法は、ショットキー電極を形成する工程S40において、III族窒化物半導体膜3に接触するニッケルを主成分とする第1金属層41と、第1金属層41に接触する金を主成分とする第2金属層42と、を含む金属膜を形成するサブ工程SS41と、金属膜を不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理するサブ工程SS42と、を含むことから、かかる工程により形成されるショットキー電極の第1金属層のIII族窒化物半導体膜との界面側にショットキー接触金含有ニッケル領域が形成されるため、耐熱性および耐圧性が高いIII族窒化物半導体デバイスが得られる。
本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1の製造方法において、III族窒化物半導体デバイスのオン抵抗を低減する観点から、III族窒化物半導体基板2のIII族窒化物半導体膜3が形成されている側と反対側上にオーミック電極を形成する工程S30をさらに備えることが好ましい。
(III族窒化物半導体基板を準備する工程)
本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1の製造方法は、III族窒化物半導体基板2を準備する工程S10を備える。III族窒化物半導体基板2を準備する方法は、そのIII族窒化物半導体基板2に適したものであれば特に制限はない。III族窒化物半導体基板2が少なくとも1層のIII族窒化物半導体層で形成されている場合は、HVPE(ハイドライド気相成長)法、MOVPE(有機金属気相成長)法、MBE(分子線成長)法、昇華法などの気相法、高窒素圧溶液法、フラックス法などの液相法などにより形成される。III族窒化物半導体基板2が少なくとも1層のIII族窒化物半導体層とIII族窒化物以外の化学組成を有する少なくとも1層の半導体層および少なくとも1層の導電層の少なくとも1層とで形成されている場合は、III族窒化物以外の化学組成を有する少なくとも1層の半導体層および少なくとも1層の導電層の少なくとも1層と上記の方法で形成された少なくとも1層のIII族窒化物半導体層とが貼り合わされていてもよく、III族窒化物以外の化学組成を有する少なくとも1層の半導体層および少なくとも1層の導電層の少なくとも1層の上に上記の方法で少なくとも1層のIII族窒化物半導体層が形成されていてもよい。
(III族窒化物半導体膜を形成する工程)
本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1の製造方法は、III族窒化物半導体基板2の主面2a上にIII族窒化物半導体膜3を形成する工程S20を備える。III族窒化物半導体膜3は、少なくとも1層のIII族窒化物半導体層を含み、HVPE法、MOVPE法、MBE法、昇華法などの気相法、高窒素圧溶液法、フラックス法などの液相法などにより形成される。
(オーミック電極を形成する工程)
本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1の製造方法は、III族窒化物半導体基板2のIII族窒化物半導体膜3が形成されている主面2a側と反対側の主面3b上にオーミック電極6を形成する工程S30を備えることができる。オーミック電極6を形成する方法は、そのオーミック電極6の形成に適している限り特に制限はなく、EB(電子線)蒸着法、抵抗加熱蒸着法、スパッタ法などが挙げられる。また、オーミック電極6は、低抵抗化を図り、III族窒化物半導体基板2との密着性を高める観点から、形成した後、熱処理することが好ましい。
(ショットキー電極を形成する工程)
本実施形態のIII族窒化物半導体デバイス1の製造方法は、III族窒化物半導体膜3上にショットキー電極4を形成する工程S40と、を備える。ショットキー電極4を形成する工程S40は、III族窒化物半導体膜3に接触するニッケルを主成分とする第1金属層41と、第1金属層41に接触する金を主成分とする第2金属層42と、を含む金属膜を形成するサブ工程SS41と、金属膜を不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理するサブ工程SS42と、を含む。
第1金属層41と第2金属層42とを含む金属膜を形成するサブ工程SS41において、金属膜を形成する方法は、第1金属層41および第2金属層42のそれぞれの形成に適した方法であれば特に制限はなく、EB(電子線)蒸着法、抵抗加熱蒸着法、スパッタ法などが挙げられる。また、第1金属層41の形成方法と第2金属層42の形成方法とが同じであっても異なっていてもよい。
図3を参照して、III族窒化物半導体膜3であるGaN膜上にEB蒸着法により形成された第1金属層41としてのNi層と第2金属層42としてのAu層を含む金属膜およびその近傍のIII族窒化物半導体膜3としてのGaN膜の断面を図3(A)に示し、その断面においてGaN膜内部からNi層内部を経てAu層内部に至る100nmの距離に亘る各点におけるEXD法により測定される含有元素の濃度を図3(B)に示し、GaN膜とNi層との界面におけるEXD法により測定される含有元素の濃度を表1の熱処理前の欄に示す。GaN膜とNi層と境界領域にOが検出されることから、GaN膜の表面に酸化物領域が存在することがわかる。
金属膜を熱処理するサブ工程SS42において、金属膜を熱処理する雰囲気は、特に制限はないが、Ni膜の酸化を抑制する観点から、不活性ガス雰囲気が好ましい。ここで、不活性ガスとは、酸素(O)と反応しないガス、たとえば、窒素ガス(N2ガス)、アルゴンガス(Arガス)、ネオンガス(Neガス)、ヘリウムガス(Heガス)などをいう。さらに、熱処理の際のGaN膜からの窒素(N)抜けを抑制する観点から、窒素ガス(N2ガス)がより好ましい。また、III族窒化物半導体デバイスの耐圧性を高める観点から、350℃以上550℃以下であり、400℃以上530℃以下が好ましく、450℃以上510℃以下がより好ましい。
図4を参照して、III族窒化物半導体膜3であるGaN膜上に形成された第1金属層41としてのNi層と第2金属層42としてのAu層を含む金属膜を窒素ガス雰囲気下500℃で熱処理することにより形成されたショットキー電極4およびその近傍のIII族窒化物半導体膜3の断面を図4(A)に示し、その断面においてGaN膜内部からNi層内部を経てAu層内部に至る100nmの距離に亘る各点におけるEXD法により測定される含有元素の濃度を図4(B)に示し、GaN膜とNi層との界面におけるEXD法により測定される含有元素の濃度を表1の熱処理後の欄に示す。GaN膜とNi層と境界領域において、Oが検出されなくなり、Auが検出されることから、GaN膜の表面に形成されていた酸化物領域が低減し、Ni層のGaN膜側にショットキー接触金含有ニッケル領域41gが形成されていることがわかる。
図3と図4との対比および表1の熱処理の前後の対比から、GaN膜と金属膜の第1金属層41としてのNi層との境界領域にOが検出されるのに対し、金属膜の熱処理によりショットキー電極を形成すると、GaN膜とショットキー電極の第1金属層41との境界領域に、O検出されなくなり、Auが検出される。このことは、熱処理前にGaN膜の表面に存在していた酸化物のOとNi層のNiとが結合しAu層側に移動し、Au層中のAuがNi層を経由してNi層のGaN膜側に移動してショットキー接触金含有ニッケル領域41gが形成されたものと考えられる。
(実施例1)
1.III族窒化物半導体基板の準備
図1および図2を参照して、まず、III族窒化物半導体基板2を準備する工程S10において、III族窒化物半導体基板2として、HVPE法により作製された主面2aが(0001)面であるn型GaN基板を準備した。かかるn型GaN基板は、1×106cm-2以下の転位密度を有し、3×1018cm-3のキャリア濃度を有し、400μmの厚さを有していた。ここで、転位密度は溶融KOH中のエッチングによるピット密度により測定されたものであり、キャリア濃度はC−V(容量−電圧)法により測定されたものであった。
2.III族窒化物半導体膜の形成
次に、III族窒化物半導体膜3を形成する工程S20において、上記III族窒化物半導体基板2の主面2a上に、MOVPE法により、III族窒化物半導体膜3として、n型GaN膜をエピタキシャル成長させた。かかるn型GaN膜は、1×106cm-2の転位密度を有し、1×1016cm-3のキャリア濃度を有し、10μmの厚さを有していた。
3.オーミック電極の形成
次に、オーミック電極6を形成する工程S30において、上記III族窒化物半導体基板2のIII族窒化物半導体膜3が形成されている主面2aと反対側の主面2b上に、EB蒸着法と抵抗加熱蒸着法とにより、20nmの厚さのTi層、100nmの厚さのAl層、20nmの厚さのTi層、および200nmの厚さのAu層をこの順に形成した。かかる金属層(Ti/Al/Ti/Au層)を形成した後、窒素ガス雰囲気中600℃で2分間熱処理することにより合金化した。これによりオーミック電極6を形成した。
4.ショットキー電極の形成
次に、ショットキー電極4を形成する工程S40において、金属膜を形成するサブ工程SS41および金属膜を熱処理するサブ工程SS42を行なった。
金属膜を形成するサブ工程SS41において、III族窒化物半導体膜3の主面3a上に、フォトリソグラフィーを用いて直径200μmの開口部を有するレジスト層(図示せず)を形成した後、EB蒸着法により第1金属層41としての50nmの厚さを有するNi層を形成し、Ni層上に抵抗加熱蒸着法により第2金属層42としての300nmの厚さを有するAu層を形成した。
図3を参照して、金属膜を形成するサブ工程SS41後の第1金属層41としてのNi層と第2金属層42としてのAu層を含む金属膜およびその近傍のIII族窒化物半導体膜3としてのn型GaN膜の断面を図3(A)に示し、その断面においてn型GaN膜内部からNi層内部を経てAu層内部に至る100nmの距離に亘る各点におけるEXD法により測定される含有元素の濃度を図3(B)に示し、GaN膜とNi層との界面におけるEXD法により測定される含有元素の濃度を表1の熱処理前の欄に示した。n型GaN膜とNi層と境界領域にOが検出されることから、n型GaN膜の表面に酸化物領域が存在することがわかった。
金属膜を熱処理するサブ工程SS42において、上記金属膜を窒素ガス雰囲気中500℃で2分間熱処理をした。これにより、第1金属層41と第2金属層42とを含むショットキー電極4を形成した。
図4を参照して、III族窒化物半導体膜3であるn型GaN膜上に形成された第1金属層41としてのNi層と第2金属層42としてのAu層を含む金属膜を窒素ガス雰囲気下500℃で熱処理することにより形成されたショットキー電極4のおよびその近傍のIII族窒化物半導体膜3としてのn型GaN膜の断面を図4(A)に示し、図4(B)にその断面においてn型GaN膜内部からNi層内部を経てAu層内部に至る100nmの距離に亘る各点におけるEXD法により測定される含有元素の濃度を示し、GaN膜とNi層との界面におけるEXD法により測定される含有元素の濃度を表1の熱処理後の欄に示した。n型GaN膜とNi層と境界領域において、Oが検出されなくなり、Auが検出されることから、n型GaN膜の表面に形成されていた酸化物領域が低減し、ショットキー接触金含有ニッケル領域が形成されたことがわかった。
図3と図4との対比および表1の熱処理の前後の対比から、n型GaN膜と金属膜の第1金属層41としてのNi層との境界領域にOが検出されたのに対し、金属膜の熱処理によりショットキー電極を形成すると、n型GaN膜とショットキー電極の第1金属層41との境界領域に、Oが検出されなくなり、Auが検出された。このことは、熱処理前にn型GaN膜の表面に存在していた酸化物のOとNi層のNiとが結合しAu層側に移動し、Au層中のAuがNi層を経由してNi層のn型GaN膜側に移動してショットキー接触金含有ニッケル領域41gが形成されたものと考えられた。
上記のようにして形成されたIII族窒化物半導体デバイス1について、その耐圧は、プローバー測定器により測定したところ、650Vと高かった。このように高い耐圧性を示したのは、熱処理前にn型GaN膜の表面に存在していた酸化物のOとNi層のNiとが結合しAu層側に移動し、Au層中のAuがNi層を経由してNi層のn型GaN膜側に移動してショットキー接触金含有ニッケル領域41gが形成されたことによるものと考えられた。
(実施例2)
図5を参照して、ショットキー電極を形成する工程における熱処理温度を、それぞれ330℃、380℃、440℃、500℃、530℃、560℃、および熱処理なし(表示は25℃)としたこと以外は、実施例1と同様にして、III族窒化物半導体デバイスを作製した。得られたIII族窒化物半導体デバイスの耐圧は、図5の丸印を付した折れ線で示すように、熱処理なし(表示は25℃)のとき458V、330℃の熱処理温度のとき410V、380℃の熱処理温度のとき430V、440℃の熱処理温度のとき560V、500℃の熱処理温度のとき655V、530℃の熱処理温度のとき530V、および560℃の熱処理温度のとき400Vであった。このことから、ショットキー電極を形成する工程における熱処理温度は、350℃以上550℃以下であり、400℃以上530℃以下が好ましく、450℃以上510℃以下がより好ましいことがわかった。
また、比較のために、ショットキー電極の金属膜として、350nmの厚さのNiAu層(Niが40原子%でAuが60原子%の合金層)、350nmの厚さのNi層、および350nmの厚さのAu層をそれぞれ形成し、異なる熱処理温度でIII族窒化物半導体デバイスを作製した。350nmの厚さのNiAu層を熱処理して得られたショットキー電極を有するIII族窒化物半導体デバイスの耐圧は、図5の正四角形印を付した折れ線で示すように、熱処理なし(表示は25℃)のとき480V、330℃の熱処理温度のとき430V、380℃の熱処理温度のとき420V、440℃の熱処理温度のとき380V、500℃の熱処理温度のとき330V、530℃の熱処理温度のとき250V、および560℃の熱処理温度のとき150Vであった。350nmの厚さのNi層を熱処理して得られたショットキー電極を有するIII族窒化物半導体デバイスの耐圧は、図5の正三角形印を付した折れ線で示すように、熱処理なし(表示は25℃)のとき430V、330℃の熱処理温度のとき405V、380℃の熱処理温度のとき410V、440℃の熱処理温度のとき510V、500℃の熱処理温度のとき515V、530℃の熱処理温度のとき410V、および560℃の熱処理温度のとき320Vであった。350nmの厚さのAu層を熱処理して得られたショットキー電極を有するIII族窒化物半導体デバイスの耐圧は、図5のひし形印を付した折れ線で示すように、熱処理なし(表示は25℃)のとき750V、220℃の熱処理温度のとき260V、330℃の熱処理温度のとき60V、および440℃の熱処理温度のとき15Vであった。
Ni層とAu層とを含む金属膜を熱処理して得られたショットキー電極を含むIII族窒化物半導体デバイスは350℃以上550℃以下の熱処理による高耐化が大きかったのに対し、Ni層で形成される金属膜を熱処理して得られたショットキー電極を含むIII族窒化物半導体デバイスは350℃以上550℃以下の熱処理による高耐圧化が小さく、NiAu層で形成される金属膜を熱処理して得られたショットキー電極を含むIII族窒化物半導体デバイスは350℃以上550℃以下の熱処理により耐圧が低下し、Au層で形成される金属膜を熱処理して得られたショットキー電極を含むIII族窒化物半導体デバイスは200℃以上の熱処理により耐圧が急激に低下した。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 III族窒化物半導体デバイス
2 III族窒化物半導体基板
2a,2b,3a,4b 主面
3 III族窒化物半導体膜
4 ショットキー電極
6 オーミック電極
41 第1金属層
41g ショットキー接触金含有ニッケル領域
41m 主領域
42 第2金属層
S10 III族窒化物半導体基板を準備する工程
S20 III族窒化物半導体膜を形成する工程
S30 オーミック電極を形成する工程
S40 ショットキー電極を形成する工程
SS41 金属膜を形成するサブ工程
SS42 金属膜を熱処理するサブ工程。

Claims (3)

  1. III族窒化物半導体基板と、前記III族窒化物半導体基板上に形成されたIII族窒化物半導体膜と、前記III族窒化物半導体膜上に形成されたショットキー電極と、を備え、
    前記ショットキー電極は、前記III族窒化物半導体膜に接触するニッケルを主成分とする第1金属層と、前記第1金属層に接触する金を主成分とする第2金属層と、を含み、
    前記第1金属層は、前記III族窒化物半導体膜との界面側に形成されているショットキー接触金含有ニッケル領域を含む、III族窒化物半導体デバイス。
  2. III族窒化物半導体基板と、前記III族窒化物半導体基板上に形成されたIII族窒化物半導体膜と、前記III族窒化物半導体膜に形成されたショットキー電極と、を備え、
    前記ショットキー電極は、前記III族窒化物半導体膜に接触するニッケルを主成分とする第1金属層と、前記第1金属層に接触する金を主成分とする第2金属層と、を含む金属膜を含み、前記金属膜を不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理されることにより得られるIII族窒化物半導体デバイス。
  3. III族窒化物半導体基板を準備する工程と、
    前記III族窒化物半導体基板上にIII族窒化物半導体膜を形成する工程と、
    前記III族窒化物半導体膜上にショットキー電極を形成する工程と、を備え、
    前記ショットキー電極を形成する工程は、III族窒化物半導体膜に接触するニッケルを主成分とする第1金属層と、前記第1金属層に接触する金を主成分とする第2金属層と、を含む金属膜を形成するサブ工程と、前記金属膜を不活性ガス雰囲気中350℃以上550℃以下の温度で熱処理するサブ工程と、を含むIII族窒化物半導体デバイスの製造方法。
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