JP5046467B2 - エポチロンアナログの多形 - Google Patents

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、性質の増大を特徴とする非常に強力なエポチロンアナログの結晶多形の形態に関する。
【0002】
(背景技術)
エポチロンは、医薬分野における有用性が知られるマクロライド化合物である。例えば、構造式:
【化4】
Figure 0005046467
を有するエポチロンAおよびBは、パクリタキセル(タキソール(TAXOL)(登録商標))に似た微小管の安定化効果、従って速い増殖性細胞(例えば、腫瘍細胞)または他の過剰増殖性細胞疾患に対する細胞毒性活性を発揮することが知られ得る(例えば、ホフレ(Hofle), G.らによるAngew. Chem. Int. Ed. Engl., 35巻, No. 13/14, 1567-1569 (1996); W093/10121(1993年5月27日公開);および W097/19086(1997年5月29日公開)を参照)。
【0003】
様々なエポチロンアナログが製造されており、それらは様々な癌および他の異常増殖性疾患を処置するのに使用することができる。それらのアナログは、ホフレらによる上記 ; ニコラロウ(Nicolaou), K. C.らによるAngew Chem. Int. Ed. Eng 36巻, No. 19, 2097-2103 (1997);およびスー(Su), D.-S.らによるAngew Chem. Int. Ed. Eng 36巻, No. 19, 2093-2097 (1997)に開示されている。
【0004】
有利な活性を有することが知られる、特に有利なエポチロンアナログは、[1S−[1R,3R(E),7R,10S,11R,12R,16S]]−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−メチル−2−(2−メチル−4−チアゾリル)エテニル]−4−アザ−17−オキサビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオンである。本発明に記載の通り、標題エポチロンアナログの2つの結晶形態を提供する。それぞれ、A形およびB形として示されるこれらの多形は新規な結晶形態であり、そして本明細書中の以下で同定する。
【0005】
(発明の概要)
本発明によれば、式I:
【化5】
Figure 0005046467
によって示されるエポチロンアナログの2つの結晶多形を提供する。A形と示されるこれらの多形の1つは、特に有利な性質を有することが知られる。本発明は、結晶多形のA形およびB形、並びにそれらの混合物に関する。本発明は更に、癌および他の増殖性疾患の処置におけるこれらの結晶形態の使用、およびそれらを含有する医薬製剤に関する。
【0006】
(発明の詳細な記載)
本発明によれば、式:
【化6】
Figure 0005046467
によって示されるエポチロンアナログの多形を提供する。
【0007】
化学的に式Iによって示されるエポチロンアナログは、[1S−[1R,3R(E),7R,10S,11R,12R,16S]]−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−メチル−2−(2−メチル−4−チアゾリル)エテニル]−4−アザ−17−オキサビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオンである。このアナログおよびその製造法については、米国特許出願番号09/170,582(1998年10月13日出願)(これらは本明細書の一部を構成する)に記載されている。上記の式Iによって示される該アナログの多形は、微小管の安定化薬物である。従って、それらは様々な癌および他の増殖性疾患の処置において有用である。該疾患としては例えば、
膀胱癌、乳癌、結腸癌、腎臓癌、肝臓癌、肺癌、卵巣癌、精巣癌、胃癌、頚癌、甲状腺癌および皮膚癌(扁平上皮癌を含む)を含む癌腫;
白血病、急性リンパ性白血病、急性リンパ芽球性白血病、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、毛様細胞リンパ腫およびバーキット(Burkett)リンパ腫を含むリンパ様系の造血腫瘍;
急性および慢性の骨髄性の白血病、並びに骨髄球性白血病を含む骨髄系の造血リンパ腫;
線維肉腫および横紋筋肉腫(rhabdomyoscarcoma)を含む間葉起源の腫瘍;
黒色腫、精上皮腫、奇形癌腫、神経芽細胞腫および神経膠腫を含む他の腫瘍;
星細胞腫、神経芽細胞腫、神経膠腫およびシュワン腫を含む中枢神経系および抹消神経系の腫瘍;
線維肉腫、横紋筋肉腫および骨肉腫を含む間充織起源の腫瘍;
黒色腫、色素性乾皮症、角化棘細胞腫、精上皮腫、甲状腺ろ胞性癌および奇形癌腫を含む他の腫瘍
を含むが、これらに限定されない。
【0008】
該標題の多形は血管形成をも抑制し、その結果、腫瘍の増殖に影響を及ぼし、そして腫瘍および腫瘍に関連した障害の処置を与えるであろう。それらの抗血管形成の性質は、抗血管形成性薬物に反応性である他の疾患の処置においても有用となろう。該他の疾患としては例えば、網膜の血管新生、関節炎(特に、炎症性関節炎)、多発性硬化症、再狭窄(restinosis)および乾癬を含むが、これらに限定されない。
【0009】
式Iによって示される該アナログの多形は、アポトーシス、つまり正常な発生およびホメオスタシスにとって重要である生理学的な細胞死プロセスを誘発したり、または抑制するであろう。アポトーシス経路の改変は、様々なヒト疾患の病因に寄与する。アポトーシスの修飾因子としての該多形は、アポトーシスの異常を有する様々なヒト疾患の処置において有用であろう。該疾患としては、例えば癌および前癌性の病変、免疫応答関連疾患、ウイルス感染症、筋骨格の変性疾患並びに腎臓疾患を含むが、これらに限定されない。
【0010】
機構または形態学に関連づけたいという場合を除いて、該式Iによって示されるエポチロンアナログの結晶形態を、癌以外の病気または他の増殖性疾患を処置するのに使用することもできる。それらの病気としては、ウイルス感染症(例えば、ヘルペス・ウイルス、ポックス・ウイルス、エプスタイン−バー・ウイルス、シンドビス・ウイルスおよびアデノウイルス);自己免疫疾患(例えば、全身性エリテマトーデス、免疫媒介性糸球体腎炎、関節リウマチ、乾癬、炎症性腸疾患および自己免疫真性糖尿病);神経変性疾患(例えば、アルツハイマー疾患、AIDS関連性痴呆、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、網膜色素変性症、脊髄性筋萎縮症および小脳変性症);AIDS;骨髄異形性症候群;再生不良性貧血;虚血障害関連性心筋梗塞;脳卒中および再灌流障害;再狭窄;不整脈;アテローム硬化症;毒物誘発性またはアルコール誘発性の肝臓疾患;血液学的な疾患(例えば、慢性貧血および再生不良性貧血);骨格筋肉系の変性疾患(例えば、骨粗しょう症および関節炎);アスピリン感受性の副鼻腔炎;のう胞性線維症;多発性硬化症;腎臓疾患および癌とう痛を含むが、これらに限定されない。
【0011】
標題の多形、特にA形の有効な量は当該分野の当業者によって決定することができ、これはヒトの場合に約0.05〜200mg/kg/日の典型的な用量を含み、これは1回用量でまたは別個に分かれた用量形態で(例えば、1日に1〜4回で)投与することができる。該標題の多形は100mg/kg/日よりも少ない用量を1回用量でまたは2〜4個の別個の用量で投与することが好ましい。該具体的な用量レベルおよびいずれかの被験者における投与回数は、様々な因子(これは、使用する具体的な化合物の活性、該化合物の代謝安定性および作用の持続時間、被験者の種、年齢、体重、通常の健康状態、性別および食事、投与の方法および時間、排出速度、薬物の組み合わせ並びに特定の病気の激しさを含む)によって変えることができたり、そしてそれに依存するであろうと理解される。該標題の多形は非経口的に投与することが好ましいが、しかしながら腫瘍学の分野における当業者によって認められる通り、他の投与経路を本明細書において企図する。処置のための好ましい被験者は上記の疾患を被っている動物を含み、例えばヒトおよびペット動物(例えば、イヌ、ネコ等)の哺乳動物が最も好ましい。
【0012】
米国特許出願番号09/170,582に記載されている式Iによって示されるエポチロンアナログの製造は油状物として標題のエポチロンアナログを与え、このものはクロマトグラフィーを行ない、精製してアモルファス粉末を与え得る。好ましい製造は、継続出願番号09/528,526号(2000年3月20日出願)(これは、本明細書の一部を構成する)に記載されている。式Iによって示されるアナログについてのこの製造法において、エポチロンBはパラジウム触媒および還元剤の存在下でアジド供与剤および緩衝化剤と反応して、式:
【化7】
Figure 0005046467
によって示される中間体を与える。次いで、マクロラクタム化反応を該中間体について行なって、式Iによって示されるアナログを得る。その結晶形態であるこのアナログは本明細書に十分に記載する通り、A形およびB形の混合物を含むことを今回見出した。式Iによって示されるエポチロンアナログのアモルファス形態は適当な溶媒(例えば酢酸エチル/ジクロロメタン/トリエチルアミンの混合溶媒であることが好ましい)に溶かし、例えばシリカゲルパッドヘのろ過によって精製し、そして温度を約5℃まで冷却することによって結晶化させて、A形およびB形の混合物である結晶物質を得ることができる。ジクロロメタンなどの成分を含有する溶媒混合物を用いた精製工程により、結晶化プロセスを妨害し得る製造法由来の残留溶媒を除去する。
【0013】
一般的に、該精製物質を限られた量の酢酸エチルに溶かし、そして得られたスラリーを約75℃〜80℃まで加熱することにより、A形が得られる。限られた量とは、精製物質のg当たり約8〜16mLを、好ましくは酢酸エチルの約8〜12mLを意味する。該溶液を加熱すると薄いスラリーが得られ、これはB形が優先していることが分かった。約75℃では、該スラリーは濃厚化した物質を与え、これはA形の生成であることが分かった。該スラリーを約75〜80℃で約1時間保ってA形の生成が完結したことを確認し、その後該スラリーにシクロヘキサンを酢酸エチルとの比率が約1:2〜2:2(約1:2が好ましい)で加え、該混合物を周囲温度まで冷却し、その後そのものを撹拌しながら、約12〜96時間保つ。次いで、該混合物を約2時間かけて約5℃まで冷却し、その後、標題エポチロンアナログのA形の結晶を回収する。A形は、よい収率および純度で得られる。
【0014】
A形の製造についての別法は、結晶種の添加を含む。以下の記載において、A形の結晶種を使用するが、B形の結晶種またはそれらの混合物が同様に使用可能である。それらの製法において、該精製物質を上記に記載する限られた量の酢酸エチルに溶かし、約75℃まで加熱し、結晶種を加え、該混合物を約30分間保つ。次いで、上記の量のシクロヘキサンを、温度を約70℃に保ちながら滴下する。その後、該混合物を20℃まで冷却し、撹拌しながら約18時間保ち、その後にそのものを5℃まで冷却し、白色結晶のA形を物理的な分離(例えば、ろ過)によって回収する。
【0015】
第2の方法において、物質の酢酸エチル中の開始溶液を75℃まで少なくとも1時間加熱し、溶液を得る。温度が約60℃に達するとA形の結晶種を加えながら、該溶液を約50℃まで約2時間かけて冷却する。結晶は約55℃で生じ始める。該温度を再び更に2時間かけて約20℃まで低下させ、そのうちの1時間、上記の量のシクロヘキサンを滴下する。最終的なスラリーを更に−10℃まで2時間かけて冷却し、該温度で更に1時間保つ。次いで、該スラリーをろ過して白色結晶のA形を得る。
【0016】
更なる別法において、該物質をより多量の、すなわち少なくとも40mL/gの酢酸エチルに溶かし、得られたスラリーを約80℃まで加熱し、溶液を得て、次いでこのものを約1時間かけて約70℃まで冷却する。該溶液の温度が約70℃に達すると、A形の結晶種を加える。次いで、該温度を更に3時間かけて約30℃まで低下させる。結晶は約65℃で生じ始める。該温度を更に3時間かけて10℃まで低下させ、その内の30分間、上記の量のシクロヘキサンを滴下する。該温度を更に1時間、−10℃に保つ。最終的なスラリーをろ過して白色結晶のA形を得る。これらの方法によるA形の収率および純度は、非常によいと考えられる。
【0017】
上記の式Iによって示される標題エポチロンアナログのB形は、多量の酢酸エチル(すなわち、g当たり約40〜50mL)中の該粗物質のスラリーを得て、70℃〜80℃で1時間加熱して溶液を得て、次いでこのものを該温度で約30分間保つことによって得る。該溶液を約30℃まで約2時間かけて冷却すると、結晶が約38℃で生じ始める。該温度を更に1時間かけて約−10℃まで低下させ、その間に、上記の量のシクロヘキサンを30分間かけて滴下する。最終的なスラリーを更に2時間かけて−10℃で保ち、ろ過して白色結晶のB形を得る。
【0018】
上記の別製法において、該粗物質を同様な量の酢酸エチルを用いてスラリーとし、約78℃まで加熱して溶液を得て、次いでこのものを該温度で約30分間保つ。該溶液を約10℃まで約2時間かけて冷却し、温度が約10℃に達すると、A形の結晶種を加える。該温度を再び更に2時間かけて−10℃まで低下させ、その内の30分間、上記の量のシクロヘキサンを滴下する。該温度を−10℃で2時間保つ。最終的なスラリーをろ過して白色結晶のB形を得る。
【0019】
更に別の製法において、該精製物質を別の溶媒(トルエンが好ましい)にg当たり約10〜20mLの量で溶かし、75℃〜80℃まで30分間加熱し、次いで20℃まで冷却し、そして撹拌しながら18時間保つ。白色結晶のB形を物理的な分離法によって該スラリーから回収する。これらの製法によるB形の収率および純度は、非常によいと考えられる。
【0020】
図1〜3はそれぞれ、標題アナログのA形、B形およびそれらの混合物の粉末x−線回折パターンである。図4は、各々についての実際のパターンと、A形およびB形の単結晶構造からシミュレートされる粉末x−線回折パターンとの比較である。x−線回折パターンは、発生源が44kVおよび40mAであって、CuKαフィラメントがλ=1.5406Åであるフィリップス エクスペルト(Philips Xpert)から室温で得た。図1〜4の結果、並びにデータの一覧を含む以下の表1および2において、該相違は標題エポチロンアナログのA形およびB形が異なる結晶構造を有することを明確に決める。該表において、1〜12のピーク強度を「非常に弱い」と、13〜32を「弱い」と、33〜64を「中位」と、65〜87を「強い」と、および88〜100を「非常に強い」と分類する。
【表1】
Figure 0005046467
【表2】
Figure 0005046467
【0021】
図5〜7は、標題アナログのそれぞれ、A形、B形およびそれらの混合物のラマンスペクトル分析の結果である。該スペクトルもまた、2つの別個の結晶形態、特に3130cm−1および3115cm−1のバンドを示す。
【0022】
2つの多形形態の区別される物理的な性質を、以下の表3に示す。溶液の熱量測定は、温度測定用マイクロ熱量計を用いてエタノール中、25℃で測定した。該溶解度を同様に25℃で測定した。ある該データ、特に溶解熱から、A形がより安定であり、従ってA形が好ましいことが更に証拠づけられる。
【表3】
Figure 0005046467
【0023】
上記の式Iによって示されるエポチロンアナログのA形およびB形は、更に以下に記載する単結晶x−線結晶学的分析から得られる単位格子パラメーターを特徴とすることができる。単位格子についての詳細な説明は、ストウト(Stout)およびヤンセン(Jensen)によるX-Ray structure Determination: A Practical Guide, MacMillian Co., New York, NY (1968)の3章で知ることができる。
A形の単位格子パラメーター
単位格子 a = 14.152(6)Å、
b = 30.72(2)Å、
c = 6.212(3)Å、
体積 = 2701(4)A
空間群 P2
斜方晶、
分子数/単位格子 4、
密度(計算値)(g/cm) 1.247、
融点 182〜185℃(分解)。
B形の単位格子パラメーター
単位格子 a = 16.675(2)Å、
b = 28.083(4)Å、
c = 6.054(1)Å、
体積 = 2835(1)A
空間群 P2
斜方晶、
分子数/単位格子 4、
密度(計算値)(g/cm) 1.187、
融点 191〜199℃(分解)。
【0024】
標題エポチロンアナログのA形およびB形の間の相違は、それぞれ以下の表4〜7に例示する空間的な原子の配位(fractional atomic coordinate)に基づいて、図8および図9に例示する各固体状態の立体配座によって更に示される。
【表4】
Figure 0005046467
【表5】
Figure 0005046467
【表6】
Figure 0005046467
【表7】
Figure 0005046467
【表8】
Figure 0005046467
【表9】
Figure 0005046467
【0025】
上記のデータに基づいて、A形およびB形は特異的な結晶であると結論付けられる。
【0026】
以下の非限定的な例は、本発明の実施を例示するために示す。
【0027】
実施例1
[1S−[1R,3R(E),7R,10S,11R,12R,16S]]−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−メチル−2−(2−メチル−4−チアゾリル)エテニル]−4−アザ−17−オキサビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオン
メカニカルスタラーを備えた被覆した125mLの丸底フラスコで、エポチロンB(5.08g)、テトラブチルアンモニウムアジド(BuNN)(3.55g、1.25当量)、塩化アンモニウム(1.07g、2当量)、水(1.8mL、10当量)、テトラヒドロフラン(THF)(15mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(15mL)を混合した。該混合物を窒素の表面下で15分間スパージすることによって不活性にした。第2のフラスコに、テトラヒドロフラン(70mL)、続いてトリメチルホスフィン(PMe)(1.56mL、1.5等量)、次いでトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(Pd2(dba)3・CHCl3)(0.259g、0.025当量)を満たした。該触媒混合物を周囲温度で20分間撹拌し、次いでエポチロンB混合物に加えた。該組み合わせた混合物を30℃で4.5時間撹拌した。次いで、完結させた反応混合物をろ過して、固体の塩化アンモニウム(NHCl)を除去した。該ろ液は、(βS,εR,ζS,ηS,2R,3S)−3−[(2S,3E)−2−アミノ−3−メチル−4−(2−メチル−4−チアゾリル)−3−ブテニル]−β,ζ−ジヒドロキシ−γ,γ, ε,η,2−ペンタメチル−δ−オキソオキシランウンデカン酸、テトラブチルアンモニウム塩(1:1)を含み、HPLC面積は94.1%であった。
【0028】
500mLのフラスコで、1−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−3−エチルカルボジイミド・塩酸塩(EDCI)(3.82g、2当量)、1−ヒドロキシ−7−ベンゾトリアゾール水和物(HOBt)(1.68g、1.1当量)、炭酸カリウム(1.38g、1当量)、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(40mL)およびテトラヒドロフラン(THF)(160mL)を混合した。該混合物を35℃まで加温し、上記からの該ろ液をそれに3時間かけて滴下した。次いで、この混合物を35℃で更に1時間撹拌した。次いで、真空蒸留を該反応混合物について行ない、その容量を約80mLにまで減少した。得られた溶液を酢酸エチル(100mL)および水(100mL)で分配した。次いで、該水層を酢酸エチル(100mL)を用いて抽出し直した。該有機相を合わせて、水(50mL)、次いでブライン(20mL)を用いて抽出した。得られた生成物の溶液をゼタプラス(Zeta Plus)(登録商標)パッドを通してろ過し、次いでストリップして油状物を得た。該粗油状物をジクロロメタン(20mL)に溶解し、水洗して最終的な微量の合成用溶媒を除去して、ストリップして固体を得た。該粗固体について、シリカゲル60(理論的な生成物のg当たり35mLのシリカゲル)のクロマトグラフィー精製(溶出液は、88%ジクロロメタン(CHCl)、10%〜30%の酢酸エチル(EtOAc)および2%トリエチルアミン(EtN)を含む)を行なった。該画分をHPLCによって分析して、この最も純粋なものを合わせてストリップして精製固体を得た。得られた固体(約2g)を酢酸エチル(32mL)中、75℃で40分間スラリーとし、次いでシクロヘキサン(C12)(16mL)をゆっくりと加えた。該混合物を5℃まで冷却した。該精製固体をろ紙上に集め、冷酢酸エチル/シクロヘキサンを用いて洗浄し、そして乾燥した。白色固体の生成物である[1S−[1R,3R(E),7R,10S,11R,12R,16S]]−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−メチル−2−(2−メチル−4−チアゾリル)エテニル]−4−アザ−17−オキサビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオンの収量は1.72g(38%収率)であって、HPLC面積は99.2%であった。
【0029】
実施例2
[1S−[1R,3R(E),7R,10S,11R,12R,16S]]−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−メチル−2−(2−メチル−4−チアゾリル)エテニル]−4−アザ−17−オキサビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオンのA形
250mLの三ツ口フラスコを、精製した標題化合物(溶出液としてEtOAc/ヘキサン/EtNを用いてシリカゲルパッドのろ過を行ない、HPLC面積は96.88%であった)(0.61g)および酢酸エチル(28mL、46mL/1g)で満たした。得られたスラリーを75℃まで加熱した。該スラリーを75℃で60分間撹拌した後、全ての固体は溶解した。該上記の溶液を75℃から50℃まで120分間かけて冷却し、A形の結晶種を60℃で加えた。結晶は55℃で生じた。その後に、温度を120分間かけて20℃まで冷却した。その間、シクロヘキサン(35mL、57mL/1g)を該混合物に60分間かけて滴下した。該得られたスラリーを−10℃まで120分間かけて冷却し、更に60分間保った。該スラリーをろ過し、上記の白色結晶を乾燥して、標題化合物のA形(0.514g)(84.2%収率)を得て、HPLC面積は99.4%であった。
【0030】
A形の別法
250mLの三ツ口フラスコを、精製した標題化合物(溶出液としてEtOAc/ヘキサン/EtNを使用したシリカゲルパッドのろ過を行なったもの、HPLC面積は96%である)および酢酸エチル(8.5mL、16.7mL/1g)で満たした。得られたスラリーを80℃まで加熱した。得られた溶液を80℃から70℃まで60分間かけて冷却し、70℃でA形の結晶種を加えた。その後、該温度を30℃まで180分間かけて冷却した。結晶は65℃で生じた。該溶液を更に−10℃まで180分間かけて冷却し、その間にシクロヘキサン(10.2mL、20mL/1g)を該混合物に30分間かけて滴下した。該得られたスラリーを更に60分間冷却を保った。該スラリーをろ過し、得られた白色結晶を乾燥して標題化合物のA形(0.43g、84.3%収率)を得た。HPLC面積は99.7%であった。
【0031】
A形の別法
500mLの三ツ口フラスコを、精製(溶出液としてEtOAc/ジクロロメタン/EtNを用い、シリカゲルパッドを用いてろ過したもの、HPLC面積は99%である)したA形およびB形の混合物(18.3g)および酢酸エチル(183mL、10mL/1g)で満たした。得られたスラリーを75℃まで加熱し、A形の結晶種を加え、その温度を30分間保った。シクロヘキサン(90.2mL、5mL/1g)を、温度を70℃に保ちながら該混合物ヘ滴下した。添加が完結後に、該温度を20℃まで低下させ、該混合物を撹拌しながら、更に18時間保った。その後に、該温度を5℃まで低下させ、5時間保った。該スラリーをろ過し、得られた白色結晶を乾燥して標題化合物のA形(16.1g、88%収率)を得た。HPLC面積は99.49%であった。
【0032】
実施例3
[1S−[1R,3R(E),7R,10S,11R,12R,16S]]−7,11−ジヒドロキシ−8,8,10,12,16−ペンタメチル−3−[1−メチル−2−(2−メチル−4−チアゾリル)エテニル]−4−アザ−17−オキサビシクロ[14.1.0]ヘプタデカン−5,9−ジオンのB形
250mLの三ツ口フラスコを、実施例2において精製していない標題化合物(0.108g)、N,N−ジメチルホルムアミド(0.0216g)および酢酸エチル(5mL、46mL/1g)で満たした。該得られたスラリーを80℃まで加熱し、30分間撹拌して全ての固体を溶解させた。得られた溶液を80℃から30℃まで120分間かけて冷却し、結晶は38℃で生じた。シクロヘキサン(7.5mL、69.5mL/1g)を該混合物に30分間かけて滴下し、その間該温度を−10℃まで60分間かけて冷却し、更に120分間保った。該スラリーをろ過し、得られた白色結晶を乾燥して標題化合物のB形(0.082g、76%収率)を得た。HPLC面積は99.6%であった。
【0033】
B形の別法
250mLの三ツフラスコを、実施例2において精製していない標題化合物(0.458g)で満たし、約6%のN,N−ジメチルホルムアミドおよび酢酸エチル(10mL、21.8mL/1g)を入れた。得られたスラリーを78℃まで加熱し、30分間撹拌して全ての固体を溶解させた。得られた溶液を78℃から10℃まで120分間かけて冷却した。A形の結晶種を10℃で加えた。シクロヘキサン(20mL、43.7mL/1g)を該混合物に約60分間かけて滴化し、その間、該温度を−10℃まで120分間かけて冷却した。そして、更に120分間保った。該スラリーをろ過し、得られた白色結晶を乾燥して標題化合物のB形(0.315g、68.8%収率)を得た。HPLC面積は98.2%であった。
【0034】
B形の別法
5mLのホイートン(Wheaton)ボトルを、実施例2において精製していない標題化合物(250mg)およびトルエン(3.75mL、15mL/g)で満たした。得られたスラリーを75℃まで加熱し、30分間保った。該得られた懸濁液を20℃まで冷却し、撹拌しながら該温度で18時間保った。該スラリーをろ過し、得られた白色結晶を乾燥して、標題化合物のB形(150mg、60%収率)を得た。HPLC面積は99.2%であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、標題エポチロンアナログのA形の粉末x−線回折パターン(CuKα λ=1.5406Å、室温)を示す図面である。
【図2】 図2は、標題エポチロンアナログのB形の粉末x−線回折パターン(CuKα λ=1.5406Å、室温)を示す図面である。
【図3】 図3は、標題エポチロンアナログのA形およびB形の混合物の粉末x−線回折パターン(CuKα λ=1.5406Å、室温)を示す図面である。
【図4】 図4は、標題エポチロンアナログのA形およびB形についての、シュミレートした粉末x−線回折パターンおよび実際の粉末x−線回折パターンの比較を示す図面である。
【図5】 図5は、標題エポチロンアナログのA形のラマンスペクトルを示す図面である。
【図6】 図6は、標題エポチロンアナログのB形のラマンスペクトルを示す図面である。
【図7】 図7は、標題エポチロンアナログのA形およびB形の混合物のラマンスペクトルを示す図面である。
【図8】 図8は、標題エポチロンアナログのA形における固体状態の立体配座を示す図面である。
【図9】 図9は、標題エポチロンアナログのB形における固体状態の立体配座を示す図面である。

Claims (10)

  1. 式:
    Figure 0005046467
    によって示されるエポチロンアナログの結晶多形体であって、下記物性:
    単位格子パラメーターがほぼ下記に等しく、
    単位格子が、a = 14.152(6)Å、
    b = 30.72(2)Å、
    c = 6.212(3)Åで、
    体積 = 2701(4)Aであり;
    空間群が、P2で、
    斜方晶であり;
    分子数/単位格子が、4であり;
    密度(計算値)(g/cm)が、1.247であり;
    融点が、182〜185℃(分解)であり;および
    粉末x−線回折パターン(2θ)の特徴的なピーク(CuKα λ = 1.5406Å、22℃)が、5.69, 6.76, 8.38, 11.43, 12.74, 13.62, 14.35, 15.09, 15.66, 16.43, 17.16, 17.66, 18.31, 19.03, 19.54, 20.57, 21.06, 21.29, 22.31, 23.02, 23.66, 24.18, 14.98, 25.50, 26.23, 26.23, 26.46, 27.59, 28.89, 29.58, 30.32, 31.08および31.52である、
    を有することを特徴とする、
    A形のエポチロンアナログの結晶多形体。
  2. 式:
    Figure 0005046467
    によって示されるエポチロンアナログの結晶多形体であって、
    これは、図1に示す粉末x−線回折および図5に示すラマンスペクトルを特徴とするA形のエポチロンアナログの結晶多形体。
  3. 式:
    Figure 0005046467
    によって示されるエポチロンアナログの結晶多形体であって、これは、
    水への25℃での溶解度が、0.1254mg/mLであり;
    3%ポリソルベート80水溶液への25℃での溶解度が、0.2511mg/mLであり;
    融点が、182〜185℃(分解)であり;そして、
    溶解熱が、20.6kJ/モルである、
    ことを特徴とするA形のエポチロンアナログの結晶多形体。
  4. アモルファスを含まない、請求項1〜3のいずれか1つに記載の結晶多形体。
  5. 純度が少なくとも99.4%である、請求項1〜3のいずれか1つに記載の結晶多形体。
  6. 活性成分としての請求項1〜5のいずれか1つに記載の結晶多形体の有効量、および1またはそれ以上の医薬的許容される担体、添加剤または賦形剤を含む医薬組成物。
  7. 請求項1記載の式Iによって示されるエポチロンアナログのA形である結晶多形体の製造法であって、該方法は、
    式Iによって示される該アナログのg当たり8〜16mLの酢酸エチル中の該アナログのスラリーを75℃まで加熱し;
    結晶種をそれに加え;
    該混合物を30分間保ち;
    その後、該混合物を70℃に保ちながら、酢酸エチルの量との比率が、シクロヘキサン:酢酸エチル=1:2〜2:2である量のシクロヘキサンを加え;
    該混合物を20℃まで冷却し;
    18時間撹拌しながら、該混合物を保ち;
    更に、そのものを5℃まで冷却し;そして、
    それから、結晶A形を回収する、
    ことを特徴とする、エポチロンアナログのA形である結晶多形体の製造法。
  8. 請求項1記載の式Iによって示されるエポチロンアナログのA形である結晶多形体の製造法であって、該方法は、
    式Iによって示される該アナログのg当たり46mLの酢酸エチル中の該アナログのスラリーを溶液が得られるまで、1時間75℃まで加熱し;
    該溶液を2時間かけて50℃まで冷却し;
    温度が60℃に達すると、それに結晶種を加え;
    該アナログのg当たり57mLのシクロヘキサンを1時間かけて滴下しながら、該溶液を2時間かけて20℃まで冷却し;
    更に該溶液の温度を2時間かけて−10℃まで低下させ;
    得られた混合物を1時間かけて−10℃に保ち;そして、
    それから、結晶A形を回収する、
    ことを特徴とする、エポチロンアナログのA形である結晶多形体の製造法。
  9. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の結晶多形体の有効な量を含有する、処置が必要な哺乳動物における癌または他の増殖性疾患の処置のための剤。
  10. 結晶多形体を非経口的に投与する、請求項9記載の剤。
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