JP5026094B2 - タイヤ加硫用金型 - Google Patents

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本発明は、建設車両用タイヤなどの大型タイヤの加硫成型に好適な金型に関し、より詳しくは、半径方向に移動可能であり、周方向に組み合わさって環状をなすトレッド中央部に対する分割金型の幅(タイヤ幅方向長)を拡大することができ、それによりトレッドパターンの設計の自由度を高めることのできるタイヤ加硫用金型に関する。
タイヤ加硫用金型として、割モールドがある。割モールドは、タイヤ周方向に組み合わさって、タイヤのトレッド部全幅を形成するセグメントモールドと、タイヤの両サイドウォール部を形成する下部サイドモールド及び上部サイドモールドとでキャビティを形成する。このような割モールドでは、金型開放時に放射方向(半径方向外向き、中心軸から離れる方向)に移動する複数のセグメントモールドに、深い溝を有しているタイヤのトレッド部全幅に対応する金型の内周面が設けられているため、金型はタイヤと干渉することなく開放でき、タイヤにブロック欠けが生じることはない。
しかし、セグメントモールドはトレッド部の全幅に対応しているため、形状、重量ともに大きなものになり、これを支障なく移動させ、精度よくキャビティを形成させるためには、これをガイドする滑合面を長くする必要がり、またそれを支持するコンテナリングも大きくなるため、金型全体として大きなものになっていた。さらに、建設車両用タイヤのような大型タイヤに割モールドを適用しようとすると、既存の加硫設備には収容できないため、新たな加硫設備を設置しなければならなかった。
また、セグメントモールドもコンテナリングも持たない、二つ割りモールドと呼ばれる金型で深い溝を持つタイヤを加硫する場合は、既存の加硫設備を用いて加硫することはできるが、金型からタイヤを取り出すときにブロック欠けを生じるので、二つ割りモールドも採用することはできない。その結果、このような深い溝のパターンをもつ、大きなタイヤの生産を断念しなければならないという問題があった。
また、このような問題を解決できる金型として、二つ割りモールドと略同等にコンパクトであり、かつ大型タイヤの加硫が可能な金型がある(特許文献1参照)。図5Aに示すように、このタイヤ加硫用金型31は、固定された環状の下部サイドピース40と、上下動して金型31の閉止(キャビティ78を形成)、開放を可能にする環状の上部サイドピース50と、半径方向に移動可能な複数のディスタンスピース60とにより構成されている。複数のディスタンスピース60は周方向に組み合わさって環状をなすものであり、その内周面にはトレッド中央部にリブ溝を形成するめの突条73が設けられている。また、下部サイドピース40及び上部サイドピース50の内周面には、トレッド両側部に、タイヤの中心軸の回りに螺旋状に傾斜してトレッド端に開口するラグ溝を形成するための突条71及び72が設けられている。さらに、下部サイドピース40はディスタンスピース60に放射方向の力を加える付勢手段70を有する。一方、この力に抗して、上部サイドピース50に設けられた斜面51はディスタンスピース60の対応する斜面65に当接してディスタンスピース60を金型の中心軸に接近させる方向の力を加えており、その結果、環状をなす複数のディスタンスピース60は互いに接近してキャビティ78の一部を形成している。
図5Bは上部サイドピース50が上昇し、金型を開放している状態を示している。上部サイドピース50が上昇すると、ディスタンスピース60の斜面65は金型の中心軸から遠ざかることができるので、ディスタンスピース60は、下部サイドピース40との間に働く付勢手段70により放射方向に押し出され、図示しないガイド手段の案内でスライドする。このように、金型を開放する際、このディスタンスピース60を放射方向に移動させることにより、中央領域に対応する内周面の突条をタイヤと干渉させることなく、タイヤから離脱させることができる。
しかしながら、このタイヤ加硫用金型では、ディスタンスピース60により形成可能なトレッドパターンは、トレッド中央部のタイヤ幅の1/10程度であるため、トレッドパターン設計の自由度が低いという問題があった。また、ディスタンスピース60の幅(タイヤ幅方向長)をタイヤ幅の1/2に拡大して試作し、テストを行ったところ、ディスタンスピース60と下部サイドピース40との間にカジリが発生して、作動不良や破損を起こしてしまった。このカジリは、ディスタンスピース60の幅が広くなることにより、金型を閉止する時に上部サイドピース40から中心軸方向の力を受けるときに、前方(中心軸方向)に倒れようとするモーメントが大きくなることが原因である。従って、上記特許文献1に示された構成のまま広幅化しても、この前倒れのモーメントは抑制できなかった。
そこで、このような問題を解決するため、図6に示すように、下部サイドピース110と、上部サイドピース120と、ディスタンスピース130とを備えたタイヤ加硫用金型において、ディスタンスピース130の付勢手段141とガイドピン142とを内部に組み込むためのスロット160を備えるとともに、下部サイドピース110のディスタンスピース130のエッジ138に対応する面115に角度を付けて逃げ面とし、かつディスタンスピース130と下部サイドピース110との摺動面に摺動性の高い樹脂プレート162を設けることにより、前倒れを起こすモーメントを抑制でき、カジリの発生を低減でき、ディスタンスピース130をタイヤ幅の1/2程度に広幅化できるタイヤ加硫用金型を提案した(特許文献2参照)。
しかしながら、この加硫用金型の場合、ディスタンスピース130の付勢手段141とガイドピン142とを内部に組み込むためのスロット160が下部サイドピース110、即ちディスタンスピース130の下方に設けられているのに対し、ディスタンスピース130を閉めるときに、上部サイドピース120の内周面の下端部が斜面137の上端部、即ちディスタンスピース130の上端付近を前方(半径方向内向き、中心軸に近づく方向)へ押すため、ディスタンスピース130を前方へ倒そうとする大きなモーメントにより、ディスタンスピース130が前方に倒れてしまい、カジリや動作不良が発生することがある。
また、金型を閉じたときには、上部サイドピース120をその上方からクレーンなどで押さえ付けることにより、付勢手段140の弾力に抗してディスタンスピース130を金型の中心方向への保持力を与えているため、加硫時に生タイヤ内に印加されるブラダーの内圧により、ディスタンスピース130が放射方向へずれてしまい、製品タイヤのトレッド部に段が付いてしまうという問題がある。
さらに、トレッドパターンの設計の自由度の更なる向上の要請があり、それにはディスタンスピースの更なる広幅化が必要であるが、上記構造では実現できないという問題がある。
特開2002−254433号公報 特開2005−193454号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その第1の目的は、トレッドの一の側面に対する分割金型である下部モールドと、トレッドの他の側面に対する分割金型であり、上下動して金型の開閉を可能にする上部モールドと、トレッド中央部に対する分割金型であり、半径方向に移動可能であり、周方向に組み合わさって環状をなす複数のセグメントとを有するタイヤ加硫用金型において、金型を閉めるときにセグメントを前方へ倒そうとするモーメントを低減することにより、カジリ及び動作不良の発生を防止することであり、第2の目的は、加硫時のセグメントの外周方向へのずれを防止することにより、製品タイヤのトレッド部の段付を防止することであり、第3の目的は、セグメントの更なる広幅化により、トレッドパターンの設計の自由度の更なる向上を可能にすることである。
請求項1の発明は、半径方向に移動可能であり、周方向に組み合わさって環状をなす、トレッド中央部に対する分割金型である複数のセグメントと、前記セグメントを半径方向外向きに付勢する付勢手段と、前記セグメントの半径方向の移動をガイドするガイド手段と、トレッドの一の側面に対する分割金型である下部モールドと、トレッドの他の側面に対する分割金型である上下動可能な上部モールドとを備え、前記上部モールドが下降しつつ前記セグメントを前記半径方向外向きの力に抗して半径方向内向きに押し込むことで、金型を閉止するタイヤ加硫用金型であって、前記付勢手段及び前記ガイド手段が前記下部モールドと前記セグメントのトレッドに対する分割面よりも高い位置に配置されているタイヤ加硫用金型である。
請求項2の発明は、請求項1記載のタイヤ加硫用金型において、前記付勢手段及びガイド手段は、前記セグメントの高さの40%以上60%以下の高さに配置されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のタイヤ加硫用金型において、前記下部モールドに、前記上部モールドの下端の外周側に当接する突起を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載のタイヤ加硫用金型において、前記セグメントの外周面には、前記上部モールドが下降するときに、前記外周面の上端より低い位置から当接させるための段差が形成されていることを特徴とする。
(作用)
請求項1及び2の発明によれば、セグメントに半径方向外向きの力を加える付勢手段、及びセグメントの半径方向の移動をガイドするガイド手段が、前記セグメントと下部モールドのトレッドに対する分割面よりも高い位置に配置されているため、金型を閉めるときにセグメントを前方へ倒そうとするモーメントが低減される。
請求項の発明によれば、上部モールドの下端の外周側が下部モールドの突起の内周側に当接し、半径方向外側への移動が規制されるため、加硫時のセグメントの外周方向へのずれが抑制される。
請求項の発明によれば、金型を閉めるときに、上部モールドがセグメントの外周面の上端より低い位置から当接するため、セグメントを前方へ倒そうとするモーメントが低減される。
本発明によれば、金型を閉めるときにセグメントを前方へ倒そうとするモーメントを低減することにより、カジリ及び動作不良の発生を防止することができる。また、加硫時のセグメントの外周方向へのずれを防止することにより、製品タイヤのトレッド部の段付を防止することができる。従って、セグメントの更なる広幅化により、トレッドパターンの設計の自由度の更なる向上を実現できる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施形態のタイヤ加硫用金型の開放状態の断面図、図2Aは図1に示す金型を中心方向から見た図、図2Bは図1の上方からセグメント及び下部モールドを見た図である。また、図3は本発明の実施形態のタイヤ加硫用金型の閉止状態の断面図、図4Aは図3に示す金型を中心方向から見た図、図4Bは図3の上方からセグメント、上部モールド及び下部モールドを見た図である。便宜上、図1及び3では上部モールド及び下部モールドにハッチングを付与し、図2Bではセグメント及び開きプレートにハッチングを付与した。
図1に示すように、本実施形態のタイヤ加硫用金型は、下部モールド4と、上下動して金型の開閉を可能にする上部モールド2と、半径方向に移動可能な複数のセグメント6とにより構成されている。複数のセグメント6は周方向に組み合わさって環状をなすものであり、その内周面6aにはトレッド中央部に溝を形成するめの突条が設けられている。また、上部モールド2及び下部モールド4は環状であり、それぞれの内周面2a及び4aには、トレッド両側部に溝を形成するための突条が設けられている。さらに、上部モールド2のアウターリング3の内周面はセグメント6の外周面に当接して、セグメント6を金型の中心軸に接近させる方向の力を加えることができる。セグメント6の外周面には段差部6bが形成されており、これによりアウターリング3の内周面は段差部6bより下方の位置に当接する。
図1及び図2Aに示すように、セグメント6の外周面側には、内側プレート8a、中央プレート8b、及び外側プレート8cを有する開きプレート8が設けられている。開きプレート8の下端部はセグメント6の外周面の下部に固定されている。開きプレート8の中央より下の部分の外周面と、セグメント6の外周面の中央より下の部分との間は、上下の2本のボルト14、16が貫通している。また、ボルト14の高さと、ボルト16の高さの間の高さの位置には、左右一対のガイドピン18が、開きプレート8の中央より下の部分の外周面と、セグメント6の外周面の中央より下の部分との間を貫通している。つまり、開きプレート8は、下端がセグメント6の外周面の下部に一体に固定されるとともに、中央より下の部分がボルト及びガイドピンにより、セグメント6の外周面に固定されている。ここで、ボルト14、16の外周には付勢手段であるスプリング20、22が嵌め込まれている。これらのスプリング20、22は、金型の半径方向外側端が開きプレート8の外側プレート8cの半径方向内面に当接し、半径方向内側端は後述するブロック12の半径方向内側の内壁面に当接している。
また、下部モールド4の周方向中央部には、Tスロット10が設けられ、その上にはブロック12が設けられている。ブロック12は、金型の半径方向から見た断面形状が略菱形であり、その内部には半径方向に貫通する孔12a,12b,12cが形成されている。ここで、孔12a,12bには、それぞれボルト14,16が挿入され、かつ内部で半径方向に進退自在に構成されており、一対の孔12cには、一対のガイドピン18が挿入され、かつ内部で半径方向に進退自在に構成されている。しかしながら、ボルト14、16に嵌め込まれたスプリング20、22は孔12a、12b内で伸縮可能ではあるが、半径方向内側端が孔12a、12bから出ないように、孔12a、12bの両端の開口径がボルト14、16の外径より大きく、かつスプリング20、22の外径より小さく形成されている。
さらに、図1、図2A、図2Bに示すように、下部モールド4の周方向の所定の位置には、金型が閉止したときに、上部モールド2のアウターリング3の下端部3aの外周縁に係合する突起5が上方に延設されている。また、アウターリング3に大きな切欠きを形成し、上部モールド2を下降させて金型を閉めたときに、アウターリング3がブロック12、ボルト14,16、ガイドピン18,18、及びスプリング20,22と干渉しないようにした。
図1、図2A及びBに示す状態から上部モールド2が下降すると、アウターリング3の内周面が、セグメント6の外周面の段差部6bより下方の部分に当接し、滑動する。セグメント6はアウターリング3の内周面から金型の中心軸方向(半径方向内向き)の力を受けるので、その方向へ移動する。このとき、ボルト14,16、及びガイドピン18,18は、ブロック12内の孔12a、12b、12c,12c内を金型の中心軸方向へ移動する。また、ボルト14,16に嵌め込まれたスプリング20,22は、ボルト14,16の移動量に比例して縮むため、開きプレート8に対し、放射方向(半径方向外向き)の力を加える。つまり、アウターリング3は、スプリング20,22による放射方向の力に抗して、セグメント6を金型中心軸の方向に押し込んでいく。
このとき、セグメント6は、2本のボルト14,16、及び一対のガイドピン18,18によりガイドされ、その下面6cが下部モールド4の上面4b上をスライドする。ここで、2本のボルト14,16がセグメント6の左右(周方向)への傾きを防止し、一対のガイドピン18,18がセグメント6の上下(幅方向)への傾きを防止する。また、これら4つのガイド手段がセグメント6の下面6cよりも高い位置に設けられており、かつアウターリング3がセグメント6に金型の中心軸方向の力を加える高さも段差部6bより低い位置であるという2つの特徴により、セグメント6を前方へ倒そうとするモーメントの大きさが大幅に低減される。従って、セグメント6が前方に倒れることによるカジリや動作不良の発生を大幅に低減することができる。ここで、2本のボルト14、16、及び一対のガイドピン18,18は、セグメント6の重心付近の高さ(全高の40〜60%の高さ)に設けることが好適である。
図1、図2A及びBに示す状態から、アウターリング3が下降し、所定の下端位置に到達すると、図3、図4A及びBに示すように、金型は閉止状態となる。この状態では、上部モールド2、セグメント6、及び下部モールド4のそれぞれの内周面2a、6a及び4aがつながる。このとき、ブロック12は、アウターリング3に形成された大きな切欠の部分に配置される。また、アウターリング3の切欠かれていない部分の下端3a付近の外周面が突起5の内周面に当接した状態となる。この状態で加硫を行うと、生タイヤ内に印加されるブラダーの内圧により、セグメント6に対し放射方向への大きな力が加わるが、セグメント6の外周面の下端に当接しているアウターリング3の下端3aの付近の外周面が突起5の内周面に当接した状態であるため、セグメント6の放射方向へのずれが抑制される。これにより、製品タイヤのトレッド部の段付きを低減することができる。
金型を図3、図4A及びBに示す閉止状態から開くときは、上部モールド2を図示しないクレーンなどにより引き上げる。この引き上げの過程でアウターリング3の外周面は開きプレート8の内側プレート8aの内周面を押圧するので、セグメント6はスプリング20及び22による放射方向の付勢力と、アウターリング3の外周面からの放射方向への押圧力とにより、外周面側の開きプレート8により引き抜かれるように放射方向へ移動する。そして、ある程度移動すると、アウターリング3の外周面は内側プレート8aの内周面から離れ、図1に示す状態となる。
このように、本実施形態のタイヤ加硫用金型によれば、金型を閉めるときにセグメント6を前方へ倒そうとするモーメントを低減することにより、カジリ及び動作不良の発生を防止することができる。また、加硫時のセグメント6の放射方向へのずれを防止することにより、製品タイヤのトレッド部の段付を防止することができる。従って、セグメント6の更なる広幅化(タイヤ幅の3/4程度)により、トレッドパターンの設計の自由度の更なる向上を実現できる。実際に、セグメント6の幅をタイヤ幅の3/4に設定して試作し、テストを行ったところ、カジリ及び動作不良の発生はなく、製品タイヤの段付の大きさが従来の金型(図6)の1/3程度に低減された。
本発明の実施形態のタイヤ加硫用金型の開放状態の断面図である。 図1に示す金型を中心方向から見た図、及び図1の上方からセグメント及び下部モールドを見た図である。 本発明の実施形態のタイヤ加硫用金型の閉止状態の断面図である。 図3に示す金型を中心方向から見た図、及び図3の上方からセグメント、上部モールド及び下部モールドを見た図である。 従来の金型の一例を示す図である。 従来の金型の別の一例を示す図である。
符号の説明
2・・・上部モールド、3・・・アウターリング、3a・・・アウターリングの下端、4・・・下部モールド、5・・・突起、6・・・セグメント、8・・・開きプレート、12・・・ブロック、14,16・・・ボルト、18・・・ガイドピン、20,22・・・スプリング。

Claims (4)

  1. 半径方向に移動可能であり、周方向に組み合わさって環状をなす、トレッド中央部に対する分割金型である複数のセグメントと、前記セグメントを半径方向外向きに付勢する付勢手段と、前記セグメントの半径方向の移動をガイドするガイド手段と、トレッドの一の側面に対する分割金型である下部モールドと、トレッドの他の側面に対する分割金型である上下動可能な上部モールドとを備え、前記上部モールドが下降しつつ前記セグメントを前記半径方向外向きの力に抗して半径方向内向きに押し込むことで、金型を閉止するタイヤ加硫用金型であって、
    前記付勢手段及び前記ガイド手段が前記下部モールドと前記セグメントのトレッドに対する分割面よりも高い位置に配置されているタイヤ加硫用金型。
  2. 請求項1記載のタイヤ加硫用金型において、
    前記付勢手段及びガイド手段は、前記セグメントの高さの40%以上60%以下の高さに配置されていることを特徴とするタイヤ加硫用金型。
  3. 請求項記載のタイヤ加硫用金型において、
    前記下部モールドに、前記上部モールドの下端の外周側に当接する突起を設けたことを特徴とするタイヤ加硫用金型。
  4. 請求項1記載のタイヤ加硫用金型において、
    前記セグメントの外周面には、前記上部モールドが下降するときに、前記外周面の上端より低い位置から当接させるための段差が形成されていることを特徴とするタイヤ加硫用金型。
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