JP4603709B2 - タイヤ加硫用金型およびタイヤの製造方法 - Google Patents

タイヤ加硫用金型およびタイヤの製造方法 Download PDF

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    • B29D2030/063Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses with radially movable sectors the moulds being split in upper and lower halves

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
ブロック欠けのないタイヤを加硫する低コストでコンパクトなタイヤ加硫用金型と、この金型を使ったタイヤの製造方法。
【0002】
【従来の技術】
ブロック欠けのない、深い溝をもつタイヤを加硫するに際しては、いわゆる、割モールドが一般に広く使われている。図9(a)は、この割りモールド90の例をその閉止時の断面図で示す。この金型においては、周方向に組み合わさって、タイヤのトレッド部全幅に対応する内周面を形成する複数のセグメント91とともに、タイヤの両サイド部を形成する下部サイドモールド94とトッププレート95に取り付けられた上部サイドモールド93とでキャビティを形成している。それぞれのセグメント91は、コンテナリング92と、図示しない蟻溝によって周方向の相対回転は拘束されつつ、滑合面98で滑合されている。
【0003】
図9(b)は、この割りモールド90が開放したときの状態を示した断面図である。まず、コンテナリング92が上昇すると、それぞれのセグメント91はコンテナリング92と滑合しているので、プレートリング96の上を滑りながら外方に広がる。そして、ストッパー99により滑合ができなくなると、コンテナリング92により引き上げられる。
【0004】
このような割りモールド90では、金型開放時に放射方向に移動する複数のセグメント91に、深い溝を有しているタイヤのトレッド部全幅に対応する金型の内周面が配設されているため、金型はタイヤと干渉することなく開放でき、タイヤのブロック欠けを生じることはない。しかし一方で、セグメント91はトレッド部の全幅に対応しているため、形状、重量ともに大きなものになり、これを支障なく移動させ、精度よくキャビティを形成させるためには、これをガイドする滑合面を長くする必要がり、またそれを支持するコンテナリングも大きくなるため、金型全体として大きなものにならざるを得なかった。また、これに伴って、製作コストも高くなっていた。
【0005】
しかも、建設車両用タイヤのように、特に大きなタイヤに対し、割りモールドを用いようとすれば、既存の加硫設備ではこれを収容できないため、新たな加硫設備を設置しなければならない状況が発生する。
【0006】
他方、セグメント91もコンテナリング92も持たない、二つ割りモールドと呼ばれる通常の金型で深い溝をもつタイヤを加硫する場合は、既存の加硫設備を用いて加硫することはできるが、金型からタイヤを取り出すとき、ブロック欠けを生じるので、二つ割りモールドも採用することはできない。その結果、このような深い溝のパターンをもつ、大きなタイヤの生産を断念しなければならないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、二つ割りモールドとほぼ同等に、コンパクトで安価であり、しかも、二つ割りモールドでは対処できない、深い溝を持つタイヤに対してもブロック欠けを生じさせないタイヤ加硫用金型と、この金型を用いたタイヤの加硫方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のタイヤ加硫用金型は、タイヤの中心軸に垂直な二つの平面により区切られた、タイヤの赤道面を含む中央領域と、その両側の外側領域とによりなるタイヤのトレッド部に対して、外側領域のトレッド部に対応する、突条を含んだ内周面を有するとともに、金型の軸方向の力により互いに接近してキャビティの一部を形成し、互い離隔してタイヤを取り出し可能にする両方のサイドピースと、周方向に組み合わさって、中央領域のトレッド部に対応する、突条を含んだ環状内周面を形成するとともに、放射方向に移動可能な複数のディスタンスピースとにより構成されるタイヤ加硫用金型であって、外側領域のトレッド部に対応する内周面の突条は、全て、タイヤの経線上に延在してトレッド端に開口する、タイヤのラグ溝、もしくは、全て、同一の螺旋ピッチで、タイヤの中心軸の回りにほぼ螺旋状に傾斜してトレッド端に開口するラグ溝に対応してなり、中央領域のトレッド部に対応する内周面の突条は、前記突条とは異なる突条を含み、金型閉止時、両方のサイドピースの相対位置を決める位置決め手段と、金型開放時、両方のサイドピースの離隔方向をガイドする案内手段とを具えてなり、案内手段はいずれか一方のサイドピースの内周面の突条の傾斜方向に沿って、両方のサイドピースが互いに離隔するように構成してなるものである。
【0009】
ここで、金型の中心軸とは、そのキャビティに対応するタイヤの回転中心軸をいう。タイヤの経線とは、タイヤの中心軸を含む平面がタイヤ外周面と交差してできる線をいう。また、螺旋ピッチとは、一つの点を軸の回りに回転移動させながら軸方向に併進移動してできる螺旋において、回転移動角度に対する併進移動距離の割合として、ここでは定義する。
【0010】
さて、請求項1に記載の金型によれば、まず、タイヤの中央領域に対応する内周面を環状に組み合わさって形成する、複数のディスタンスピースは放射方向に移動可能に設けられているので、金型を開放する際、これらのディスタンスピースを放射方向に移動させることにより、中央領域に対応する内周面の突条をタイヤと干渉させることなく、タイヤから離脱させることができる。
【0011】
そして、両側のサイドピースは、タイヤの経線上に延在してトレッド端に開口するラグ溝に対応する突条以外の突条を持たないか、あるいは、同一の螺旋ピッチを持ちトレッド端に開口するラグ溝に対応する突条以外の突条を持たないかのいずれかであるので、これらのサイドピースをまっすぐ、もしくは、螺旋状にタイヤから遠ざけてゆけば、金型の突条がタイヤと干渉することなく、金型を開放することができる。すなわち、二つ割りモールドのように、サイドピースをタイヤに対してその軸の回りに回転自在な状態にして、金型の軸に沿ってタイヤから遠ざけていけばよい。このようにして、この金型を用いれば、金型の突条とタイヤとを干渉させることなく、タイヤを金型から取り出すことができる。特に、経線に沿ってラグ溝に対応する突条以外の突条を持たない場合は、サイドピースを回転させずにタイヤの軸に沿ってタイヤから遠ざけて行けばよい。この場合、作用効果は螺旋状ラグ溝の場合と同様なので、説明を分かりやすくするため、以降の説明は、螺旋状のラグ溝の場合についてのみ行う。
【0012】
一方、複数のディスタンスピースは、二つ割りモールドにはないものであるが、これもタイヤの中央領域だけに対応させた狭幅のコンパクトなピースでよいので、これを移動させる機構も極めてコンパクトにすることができ、したがって、二つ割りモールドとほぼ同等の大きさとコストの金型を提供することができる。
【0014】
また、請求項1に記載の金型によれば、金型閉止時に両方のサイドピースの相対位置を決める位置決め手段を設けているので、所定の形状のキャビティを、確実に形成することができる。また、金型開放時、両方のサイドピースが、いずれか一方のサイドピースの内周面の突条の傾斜方向に沿って、互いに離隔するようにガイドする案内手段をもっているので、タイヤに無理な力を加えることなく、サイドピースをタイヤから離脱でき、タイヤへの損傷を、確実に防止することができる。すなわち、サイドピースをタイヤから離隔するとき、サイドピースの螺旋状の突条は、対応するタイヤのラグ溝に沿って抜けるよう設けられてはいるが、少なくとも離脱初期においては、大きな離脱力が働く。このとき、ここに記載の案内手段がない場合、この力に対抗してサイドピースを案内する役割をタイヤの主溝が全て受け持つことになるので、タイヤのブロックに大きな力が加わり、ブロックが損傷されやすくなる。タイヤのラグ溝の螺旋に沿って、両サイドピースに、これら相互の離隔方向を案内する手段を設けることにより、タイヤの前記案内に対する役割負担を軽減すことができ、ブロックの損傷を生じにくい。
【0015】
請求項2に記載のタイヤ加硫用金型は、請求項1に記載するところおいて、位置決め手段および案内手段を、一方のサイドピースに少なくとも1つのウェッジもしくはノッチを取り付け、他方のサイドピースにそれと係合するノッチもしくはウェッジを取り付けて構成してなるものである。
【0016】
この金型によれば、ウェッジとノッチの組み合わせにより、請求項1に記載した、位置決め手段および案内手段を簡易に兼ね備えることができる。
【0017】
請求項3に記載のタイヤ加硫用金型は、請求項1もしくは2に記載するところおいて、いずれか一方のサイドピースの閉止移動の作用により、ディスタンスピースの金型の中心軸への接近を可能にしてなるものである。
【0018】
これによれば、ディスタンスピースを金型の中心軸へ接近させてキャビティを形成させるに際して、例えばエアシリンダーのような、ディスタンスピースを移動させる手段を別個に設ける必要がないので、金型をさらにコンパクトにすることができるので好適である。
【0019】
請求項4に記載のタイヤ加硫用金型は、請求項1〜3のいずれかに記載するところおいて、付勢手段により、ディスタンスピースの放射方向の移動を可能にしてなるものである。
【0020】
これによれば、付勢手段により、ディスタンスピースを放射方向に移動できるので、例えばエアシリンダーのような、別個にディスタンスピースを移動させる手段を別個に設ける必要がないので、金型をさらにコンパクトにすることができるので、これも好適である。
【0021】
請求項5に記載のタイヤ加硫用金型は、請求項1〜4のいずれかに記載するところおいて、いずれか一方のサイドピースに、周方向の相対回転自在に、ディスタンスピースを金型の中心軸に接近させるカム面を設け、他方のサイドピースに、ディスタンスピースの放射方向の移動を案内するガイドと、スプリングよりなる前記付勢手段とを設けてなるものである。
【0022】
このような構成のタイヤ加硫用金型とすることで、コンパクトにディスタンスピースの放射方向、求心方向の移動を可能にすることができる。さらに、一方のサイドピースとディスタンスピースは周方向に相対回転自在に設けられているので、一方のサイドピースとディスタンスピースを取り付けている他方のサイドピースは周方向に相対回転自在に設けられていることになり、一方のサイドピースを他方のサイドピースに係合しているタイヤから螺旋上に離脱させることができる。
【0023】
請求項6に記載のタイヤの製造方法は、タイヤを加硫するに際して、請求項1〜5のいずれかに記載のタイヤ用加硫金型と生タイヤを準備するとともに、いずれか一方のサイドピースを固定し、これに生タイヤを収納し、他方のサイドピースと組み合わせて、前記加硫金型を閉止してタイヤを加硫したあと、他方のサイドピースを回転自在にした状態でタイヤの軸方向にそって移動させて、タイヤから他方のサイドピースを離脱させ、続いて、タイヤを回転自在にした状態でタイヤを軸方向に移動させて、一方のサイドピースからタイヤを離脱することにより、金型からタイヤを取り出してタイヤを加硫するものである。
【0024】
この製造方法によれば、この金型の他方のサイドピースをタイヤから取り外す、もしくは、タイヤを一方のサイドピースから取り外すに際して、タイヤの中央領域の主溝に対しては、ディスタンスピースが放射方向に移動することに加えて、それぞれのサイドピースはタイヤと相対的な回転ができるので、それぞれを互いに軸方向に離隔することにより、螺旋状に傾斜したタイヤのラグ溝に沿って、タイヤから離脱させることができ、ブロック欠けを生じさせることなく加硫することができる。さらに、この製造方法を用いることにより、請求項1〜5に記載の、コンパクトな金型を用いることができるので、これを収納する加硫設備もコンパクトなものにすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明に係る実施形態について図1〜図8に基づいて説明する。図1(a)はタイヤ加硫用金型1をその閉止した状態で示す断面図である。図1(a)に示すように、この金型1は、固定された環状の下部サイドピース10と、下降して金型1を閉止し、上昇して金型1を開放してタイヤの取り出しを可能にする、環状の上部サイドピース20と、周方向に組み合わさって環状をなす、放射方向に移動可能な複数のディスタンスピース30とにより構成されている。これらが組み合わさってタイヤを加硫するキャビティ78を形成する。
【0026】
図2は矢視II−II’ に対応するこの金型1の内周面を展開して示したものである。この内周面は、トレッド部の両方の外部領域にそれぞれ対応する内周面R1、R2と中央領域に対応する内周面R3に区切ることができ、この金型は、それぞれの内周面をもつ、下部サイドピース10、上部サイドピース20および周方向に組み合わさって環状をなす複数のディスタンスピース30に分割されている。
【0027】
下部サイドピース10および上部サイドピース20の内周面には、それぞれ同一の螺旋ピッチで、タイヤの中心軸の回りに螺旋状に傾斜してトレッド端に開口するラグ溝に対応した突条71および突条72を有している。この突条71、72は同一螺旋ピッチであればよく、例えば突条72aのように他と周方向のピッチが異なったものが含まれていてもよいし、また、突条74のようにタイヤ軸方向に位置がずれてものが含まれていてもよい。
【0028】
複数のディスタンスピース30が形成する環状内周面には、タイヤのリブ溝に対応する突条73を有している。
【0029】
図1において、下部サイドピース10にはディスタンスピース30に放射方向の力を加えるに付勢手段40を具えている。一方、この力に対向して、上部サイドピースに設けたカム面21はディスタンスピース30の対応するカムフォロア面35に当接してディスタンスピース30を金型の中心軸に接近させる方向の力を加えていて、その結果、環状をなす複数のディスタンスピース30は互いに接近してキャビティ78の一部を形成している。
【0030】
図1(b)は上部サイドピース20が上昇し、金型を開放している状態を断面図で示したものである。上部サイドピース20が上昇するとディスタンスピース30のカムフォロア面35は金型の中心軸から遠ざかることができるので、ディスタンスピース30は付勢手段40により放射方向に押し出される。
【0031】
図3はディスタンスピース30の下部サイドピース10への取り付けを示す平面図である。ディスタンスピース30は環状物を等角度に八分割した弧の形状をなしている。上部サイドピース20のカム面と当接するカムフォア面35はこのディスタンスピース30の中央部の区間Lに設けたフラット面により構成される。また、ディスタンスピース30は、二個の放射方向移動ガイド部50と二個の付勢手段40を設けている。
【0032】
図4(a)は図3のIV−IV’ 矢視を金型閉止時の状態で示した断面図、図4(b)はこれを金型開放時の状態で示した断面図である。図4(a)において、上部サイドピース20のカム面21は、ディスタンスピース30のカムフォロア面35を介してディスタンスピース30を金型の中心軸に向う方向に移動させ、上部サイドピース20は最下点に達し、また、ディスタンスピース30も最内側に移動した状態を示している。ここで、ディスタンスピース30の金型の中心軸に対して接近しまた離隔するに際しては、ディスタンスピース30のリング部33に設けた穴31と下部サイドピース10に設けたガイドピン42が滑合しているので、ディスタンスピース30は確実にガイドされて移動する。さらに、スプリング41は、リング部33の金型の中心軸に近い内面34Aに当接してガイドピン42に沿って圧縮されるので、スプリング41は次に伸びるエネルギーを蓄えることができる。
【0033】
図4(b)は、上部サイドピース20が上昇し、ディスタンスピース30は最外方に位置している状態を示している。リング33の金型の中心軸に遠い外面34Bがガイドピン42に設けたストッパー面45に当接して止まるまで、スプリング41はリング部33を介してディスタンスピース30を放射方向外側に移動させる。
【0034】
図5(a)は図3のV−V’ 矢視を金型閉止時の状態で示した断面図、図5(b)はこれを金型開放時の状態で示した断面図である。図5(a)において、ディスタンスピース30に設けた段付長穴52が、下部サイドピース10に設けたヘッド付ピン51に滑合して設けられていて、金型閉止時は、ヘッド付ピン51は、段付長穴52の、金型の中心軸から最外側に位置している。ディスタンスピース30の金型の中心軸に対して接近しまた離隔するに際しては、これらの滑合が、もう一つの放射方向のガイド手段を構成している。また、長穴の段付面53はヘッド付ピン51のヘッドの下面と係合してディスタンスピース30の上下方向の動きを拘束している。図5(b)において、ディスタンスピース30は最外方に移動し、ヘッド付ピン51は長穴52の、金型の中心軸から最内側に位置している。
【0035】
金型1が閉止する時、上部サイドピース20は下部サイドピース10に対して位置決めされている必要がある。また、ブロック欠けを生じないためには、金型1が開放するとき、上部サイドピース20はその内周面に設けた螺旋状に傾斜する突条72に沿ってタイヤから離脱する必要があるが、タイヤはこのとき、下部サイドピース10に係合しているので、上部サイドピース20は下部サイドピース10に対しても螺旋状に離隔しなければならない。この際、上部サイドピース20と下部サイドピース10に、相互の移動を案内する案内手段を設けるのが好ましい。なぜなら、この案内手段により、タイヤの主溝が上部サイドピース20の突条72を案内する負担が軽減され、タイヤのブロック欠けを起こしにくくなるからである。
【0036】
この位置決めする手段と案内手段を構成するウェッジ65とノッチ66を図6に示す。上部サイドピース20にはウェッジ65を具えるウェッジ部材61を取り付け、下部サイドピース10にはノッチ66を形成するノッチ部材62を取り付ける。上部サイドピース20が下降して、ウェッジ65が対を成すノッチ66に係合してそれぞれサイドピース10、20の相対的な位置決めを行うことができる。
【0037】
また、上部サイドピース20が上昇する際して、ウェッジ65の上側縁67が、螺旋状の突条72に平行に設けた、ノッチ66の上面68に当接しながら上昇するので、螺旋状の突条72上に沿って回りながら上昇することができる。
【0038】
以下に、この金型を用いた加硫方法について説明する。固定した下部サイドピース10にブラダーを内側にフィットした生タイヤをセットする。続いて、上部サイドピース20を下降させると、上部サイドピース20のカム面21の作用によりディスタンスピース30を内側に押して閉じたキャビティ78を形成することができる。このとき、前述のウェッジ65とノッチ66により相対的な位置決めを行うことができる。そして、下部サイドピース20と上部サイドピース20をロックする。吊り上げ装置80により、このブラダーを内側にフィットした生タイヤを収納した金型1を加硫釜に移載したあと、加硫釜の蓋を閉じロックして加硫を行う。
【0039】
これ以降の工程については、図7〜図8に基づいて説明する。この加硫が完了した後、生タイヤを収納した金型1を加硫釜から取り出してこれをテーブルに載置して、下部サイドピース20と上部サイドピース20をロックを外す。この状態を示したのが図7(a)である。
【0040】
続いて、図7(b)に示すように、吊り上げ装置80により上部サイドピース20を吊り上げると先述した付勢手段40よりディスタンスピース30は外方に開くと同時に、これも先述したウェッジ65とノッチ66の作用により上部サイドピース20の内周面に設けた突条72に沿って回転しながら上昇する。すなわち、突条72がタイヤ5と干渉することなく上部サイドピース20をタイヤ5から離脱させることができるのでブロック欠けを起こすことはない。
【0041】
次いで、図7(c)に示すように、上部サイドピース20をテーブルの上方から他の場所へ移動すると、図8(a)に示すように、テーブル上にはタイヤ5と下部サイドピース10が係合して残る。
【0042】
そして、図8(a)に示すように、タイヤの内面にフィットしたブラダーのブラダーリングを保持して、タイヤを吊り上げるが、このとき、螺旋状をしていないリブ溝に対応する突条73を具える八個のディスタンスピース30はすべて、すでにタイヤ5から離脱していて、しかも、下部サイドピース10の突条71と係合する、タイヤ5のラグ溝はすべて螺旋状にトレッド端に開口しているので、タイヤ5を回転させながらこの螺旋に沿って吊り上げれば、タイヤ5はブロック欠けを生じることなく、下部サイドピース10から離脱させることができる。
【0043】
したがって、この方法によれば、この金型を使ってブロック欠けのないタイヤを加硫することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上述べたところから明らかなように、本発明によれば、螺旋状のラグ溝とそれに対応する金型の突条との干渉については、この螺旋に沿って両サイドピースを開く構造とし、螺旋に沿って抜くと干渉するタイヤの赤道付近の主溝については径方向外方に移動する複数の狭幅のディスタンスピースに、対応する突条を設けたので、ブロック欠けを起こすことなく、しかも、二つ割りモールド並の大きさとコストの金型を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイヤ加硫用金型の実施形態を示す断面図である。
【図2】金型内周面の一部を示す展開図である。
【図3】ディスタンスピースの取り付けを示す平面図である。
【図4】図3のIV−IV’ 断面図である。
【図5】図3のV−V’ 断面図である。
【図6】位置決め案内手段を示す正面図と側面図である。
【図7】本発明に係るタイヤの製造方法を説明する説明図である。
【図8】図7に続く説明図である。
【図9】従来のタイヤ加硫用金型を示す断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ加硫用金型
5 タイヤ
7 ブラダーリング
10 下部サイドピース
20 上部サイドピース
21 カム面
30 ディスタンスピース
31 ガイド穴
33 リング部
34A リング部の内面
34B リング部の外面
35 カムフォロア面面
40 付勢手段
41 スプリング
42 ガイドピン
43 スプリング収納穴
45 ストッパー面
50 放射方向移動ガイド
51 ヘッド付ピン
52 長穴
53 長穴の段付面
60位置決め案内手段
61 ウェッジ部材
62 ノッチ部材
65 ウェッジ
66 ノッチ
67 ウェッジの上側縁
68 ノッチの上面
71 下部サイドピースの突条
72、72a、74 上部サイドピースの突条
73 ディスタンスピースの突条
78 キャビティ
80 吊り上げ装置
90 割りモールド
91 セグメント
92 コンテナリング
93 上部サイドモールド
94下部サイドモールド
95 トッププレート
96 プレートリング
98 コンテナリングとセグメントの滑合面
99 ストッパー

Claims (6)

  1. タイヤの中心軸に垂直な二つの平面により区切られた、タイヤの赤道面を含む中央領域と、その両側の外側領域とによりなるタイヤのトレッド部に対して、外側領域のトレッド部に対応する、突条を含んだ内周面を有するとともに、金型の軸方向の力により互いに接近してキャビティの一部を形成し、互い離隔してタイヤを取り出し可能にする両方のサイドピースと、周方向に組み合わさって、中央領域のトレッド部に対応する、突条を含んだ環状内周面を形成するとともに、放射方向に移動可能な複数のディスタンスピースとにより構成されるタイヤ加硫用金型であって、
    外側領域のトレッド部に対応する内周面の突条は、全て、タイヤの経線上に延在してトレッド端に開口する、タイヤのラグ溝、もしくは、全て、同一の螺旋ピッチで、タイヤの中心軸の回りにほぼ螺旋状に傾斜してトレッド端に開口するラグ溝に対応してなり、中央領域のトレッド部に対応する内周面の突条は、前記突条とは異なる突条を含み、
    金型閉止時、両方のサイドピースの相対位置を決める位置決め手段と、金型開放時、両方のサイドピースの離隔方向をガイドする案内手段とを具えてなり、案内手段はいずれか一方のサイドピースの内周面の突条の傾斜方向に沿って、両方のサイドピースが互いに離隔するように構成してなるタイヤ加硫用金型。
  2. 位置決め手段および案内手段を、一方のサイドピースに少なくとも1つのウェッジもしくはノッチを取り付け、他方のサイドピースにそれと係合するノッチもしくはウェッジを取り付けて構成してなる請求項1に記載のタイヤ加硫用金型。
  3. いずれか一方のサイドピースの閉止移動の作用により、ディスタンスピースの金型の中心軸への接近を可能にしてなる請求項1もしくは2に記載のタイヤ加硫用金型。
  4. 付勢手段により、ディスタンスピースの放射方向の移動を可能にしてなる請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ加硫用金型。
  5. いずれか一方のサイドピースに、周方向の相対回転自在に、ディスタンスピースを金型の中心軸に接近させるカム面を設け、他方のサイドピースに、ディスタンスピースの放射方向の移動を案内するガイドと、スプリングよりなる前記付勢手段とを設けてなる請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ加硫用金型。
  6. タイヤを加硫するに際して、請求項1〜5のいずれかに記載のタイヤ用加硫金型と生タイヤを準備するとともに、いずれか一方のサイドピースを固定し、これに生タイヤを収納し、他方のサイドピースと組み合わせて、前記加硫金型を閉止してタイヤを加硫したあと、他方のサイドピースを回転自在にした状態でタイヤの軸方向にそって移動させて、タイヤから他方のサイドピースを離脱させ、続いて、タイヤを回転自在にした状態でタイヤを軸方向に移動させて、一方のサイドピースからタイヤを離脱することにより、金型からタイヤを取り出してタイヤを加硫するタイヤの製造方法。
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