JPH07164449A - タイヤの加硫用金型 - Google Patents
タイヤの加硫用金型Info
- Publication number
- JPH07164449A JPH07164449A JP34284393A JP34284393A JPH07164449A JP H07164449 A JPH07164449 A JP H07164449A JP 34284393 A JP34284393 A JP 34284393A JP 34284393 A JP34284393 A JP 34284393A JP H07164449 A JPH07164449 A JP H07164449A
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- JP
- Japan
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- tread
- mold
- green tire
- tire
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 上下一対のサイドプレート2,3と、両サイ
ドプレート2,3間に周方向に複数配設されたトレッド
セクター4を有し、各サイドプレート2,3における、
トレッドセクター4との分割位置側の端部内面に、突起
19が周方向全長に形成されている。型締め時に、両サ
イドプレート2,3が接近すると共に、各トレッドセク
ター4が径方向内方に移動して、グリーンタイヤ6が金
型1内に収容される。この際、下側サイドプレート3の
突起19により、グリーンタイヤ6が浮いた状態に保持
されて、グリーンタイヤ6のショルダー部7が金型1の
内側に位置する。それ故、各トレッドセクター4が径方
向内方に移動しても、各トレッドセクター4がグリーン
タイヤ6のショルダー部7をトレッドセクター4と下側
サイドプレート3間に挟み込む状態に至らせない。 【効果】 製品タイヤにバリが形成されない。
ドプレート2,3間に周方向に複数配設されたトレッド
セクター4を有し、各サイドプレート2,3における、
トレッドセクター4との分割位置側の端部内面に、突起
19が周方向全長に形成されている。型締め時に、両サ
イドプレート2,3が接近すると共に、各トレッドセク
ター4が径方向内方に移動して、グリーンタイヤ6が金
型1内に収容される。この際、下側サイドプレート3の
突起19により、グリーンタイヤ6が浮いた状態に保持
されて、グリーンタイヤ6のショルダー部7が金型1の
内側に位置する。それ故、各トレッドセクター4が径方
向内方に移動しても、各トレッドセクター4がグリーン
タイヤ6のショルダー部7をトレッドセクター4と下側
サイドプレート3間に挟み込む状態に至らせない。 【効果】 製品タイヤにバリが形成されない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイヤの加硫用金型に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】タイヤ
品質の向上を図るために、近年のタイヤ加硫用金型とし
て、セグメントタイプの金型が使用される傾向がある。
図6に示すように、上記金型21は、上下一対のリング
状サイドプレート22,23と、両サイドプレート2
2,23間に周方向に複数配設されたトレッドセクター
24とにより構成される。この金型21では、型締め時
に、両サイドプレート22,23が接近すると共に、図
7に示すように、各トレッドセクター24が径方向内方
に移動して、各サイドプレート22,23と各トレッド
セクター24により、グリーンタイヤ25が金型21内
に収容される。そして、サイドプレート22,23によ
り、グリーンタイヤ25のショルダー部27、サイドウ
ォール部28及びビード部29が加硫成形され、トレッ
ドセクター24により、グリーンタイヤ25のトレッド
部30、ショルダー部27が加硫成形される。
品質の向上を図るために、近年のタイヤ加硫用金型とし
て、セグメントタイプの金型が使用される傾向がある。
図6に示すように、上記金型21は、上下一対のリング
状サイドプレート22,23と、両サイドプレート2
2,23間に周方向に複数配設されたトレッドセクター
24とにより構成される。この金型21では、型締め時
に、両サイドプレート22,23が接近すると共に、図
7に示すように、各トレッドセクター24が径方向内方
に移動して、各サイドプレート22,23と各トレッド
セクター24により、グリーンタイヤ25が金型21内
に収容される。そして、サイドプレート22,23によ
り、グリーンタイヤ25のショルダー部27、サイドウ
ォール部28及びビード部29が加硫成形され、トレッ
ドセクター24により、グリーンタイヤ25のトレッド
部30、ショルダー部27が加硫成形される。
【0003】ところで、上記金型21におけるショルダ
ー部27での分割位置、即ち、各サイドプレート22,
23と各トレッドセクター24の分割位置は、ショルダ
ー部27のデザインにかかる位置にあった。複雑なデザ
インにかかる場合は、その位置を外した位置等が、分割
位置とされていた。
ー部27での分割位置、即ち、各サイドプレート22,
23と各トレッドセクター24の分割位置は、ショルダ
ー部27のデザインにかかる位置にあった。複雑なデザ
インにかかる場合は、その位置を外した位置等が、分割
位置とされていた。
【0004】従来、各トレッドセクター24の分割位置
側の端部内面に突起31が周方向全長に形成される場合
があった。このような場合には、型締め時に、図7に示
すように、下側サイドプレート23上に載置されたグリ
ーンタイヤ25のショルダー部27を突起31が内側に
押し込むこととなる。この結果、グリーンタイヤ25の
ショルダー部27のゴムが、下側サイドプレート23と
各トレッドセクター24との合致面間に咬み込まれて、
加硫終了後に、バリとなっていた。そのため、製品タイ
ヤの外観体裁を良好にするために、バリを手作業により
取り除く作業工程が必要であった。
側の端部内面に突起31が周方向全長に形成される場合
があった。このような場合には、型締め時に、図7に示
すように、下側サイドプレート23上に載置されたグリ
ーンタイヤ25のショルダー部27を突起31が内側に
押し込むこととなる。この結果、グリーンタイヤ25の
ショルダー部27のゴムが、下側サイドプレート23と
各トレッドセクター24との合致面間に咬み込まれて、
加硫終了後に、バリとなっていた。そのため、製品タイ
ヤの外観体裁を良好にするために、バリを手作業により
取り除く作業工程が必要であった。
【0005】尚、上記突起の代わりに、図8に示すよう
に、各サイドプレート22,23の分割位置側の端部内
面に凹部32が周方向全長に形成される場合もある。こ
の場合には、型締め時に、下側サイドプレート23上の
グリーンタイヤ25のショルダー部27及びトレッド部
30が金型の外側に突出することとなり、この結果、各
トレッドセクター24がショルダー部27等を内側に押
し込むので、上記同様の問題が生じていた。
に、各サイドプレート22,23の分割位置側の端部内
面に凹部32が周方向全長に形成される場合もある。こ
の場合には、型締め時に、下側サイドプレート23上の
グリーンタイヤ25のショルダー部27及びトレッド部
30が金型の外側に突出することとなり、この結果、各
トレッドセクター24がショルダー部27等を内側に押
し込むので、上記同様の問題が生じていた。
【0006】又、図9に示すように、各サイドプレート
22,23と各トレッドセクター24の分割位置側の端
部内面を面一とすることも考えられるが、このようにし
ても、上記バリの問題を十分に解決できなかった。
22,23と各トレッドセクター24の分割位置側の端
部内面を面一とすることも考えられるが、このようにし
ても、上記バリの問題を十分に解決できなかった。
【0007】そこで、上記バリの問題を解決するため
に、更に、図9に示すように、トレッドセクター24内
面の上下方向中央部から、トレッドセクター24とサイ
ドプレート22,23の分割位置までの水平方向に関す
る長さをD、トレッドセクター24内面の上下方向中央
部から、サイドプレート22,23内面のビードベース
部33までの水平方向に関する長さをSHとした場合
に、D/SH≦0.2として、トレッドセクター24の
分割位置側の端部がグリーンタイヤ25のサイドウォー
ル部28側にあまり回り込まないようにし、これによ
り、グリーンタイヤ25のショルダー部27のゴムが、
下側サイドプレート23と各トレッドセクター24との
合致面間に咬み込まれないようにすることも、考えられ
る。
に、更に、図9に示すように、トレッドセクター24内
面の上下方向中央部から、トレッドセクター24とサイ
ドプレート22,23の分割位置までの水平方向に関す
る長さをD、トレッドセクター24内面の上下方向中央
部から、サイドプレート22,23内面のビードベース
部33までの水平方向に関する長さをSHとした場合
に、D/SH≦0.2として、トレッドセクター24の
分割位置側の端部がグリーンタイヤ25のサイドウォー
ル部28側にあまり回り込まないようにし、これによ
り、グリーンタイヤ25のショルダー部27のゴムが、
下側サイドプレート23と各トレッドセクター24との
合致面間に咬み込まれないようにすることも、考えられ
る。
【0008】ところが、上記のようにしても、バリの問
題を十分に解決するためには、グリーンタイヤ25の外
径をできるだけ小さくする必要があった。然しながら、
グリーンタイヤ25の外径を小さくすると、グリーンタ
イヤ25の全体が金型21内面に密着するまでの変形が
大きくなり、この結果、製品タイヤの仕上がりが不安定
となって、各部のゲージ精度が悪くなり、タイヤユニフ
ォミティーが悪くなると共に、グリーンタイヤ25に無
理な力が作用するため、製品タイヤの性能の低下にもつ
ながるという問題があった。
題を十分に解決するためには、グリーンタイヤ25の外
径をできるだけ小さくする必要があった。然しながら、
グリーンタイヤ25の外径を小さくすると、グリーンタ
イヤ25の全体が金型21内面に密着するまでの変形が
大きくなり、この結果、製品タイヤの仕上がりが不安定
となって、各部のゲージ精度が悪くなり、タイヤユニフ
ォミティーが悪くなると共に、グリーンタイヤ25に無
理な力が作用するため、製品タイヤの性能の低下にもつ
ながるという問題があった。
【0009】本発明は、上記問題を解決できるタイヤの
加硫用金型を提供することを目的とする。
加硫用金型を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とするところは、グリーンタイヤのサ
イドウォール部を成形する上下一対のサイドプレート
と、両サイドプレート間に周方向に複数配設され且つグ
リーンタイヤのトレッド部を成形するトレッドセクター
を有するタイヤの加硫用金型において、サイドプレート
における、トレッドセクターとの分割位置側の端部内面
に突起が形成された点にある。
に、本発明の特徴とするところは、グリーンタイヤのサ
イドウォール部を成形する上下一対のサイドプレート
と、両サイドプレート間に周方向に複数配設され且つグ
リーンタイヤのトレッド部を成形するトレッドセクター
を有するタイヤの加硫用金型において、サイドプレート
における、トレッドセクターとの分割位置側の端部内面
に突起が形成された点にある。
【0011】
【作用】型締め時に、下側サイドプレートの突起によ
り、グリーンタイヤが浮いた状態に保持され、各トレッ
ドセクターが径方向内方に移動しても、各トレッドセク
ターの分割位置側の端部がグリーンタイヤを内側に押し
込むことがない。
り、グリーンタイヤが浮いた状態に保持され、各トレッ
ドセクターが径方向内方に移動しても、各トレッドセク
ターの分割位置側の端部がグリーンタイヤを内側に押し
込むことがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図5の図
面に基づき説明すると、1はセグメントタイプの加硫用
金型で、サイドプレート2,3と、トレッドセクター4
とから成る。
面に基づき説明すると、1はセグメントタイプの加硫用
金型で、サイドプレート2,3と、トレッドセクター4
とから成る。
【0013】各サイドプレート2,3は、上下一対のリ
ング状とされており、グリーンタイヤ6のショルダー部
7の一部、サイドウォール部8及びビード部9を成形す
る。上側サイドプレート2の外周部の内面には、上方に
向かってテーパー状とされたテーパー面10が形成され
ている。下側サイドプレート3の外周部上面は、各トレ
ッドセクター4が摺動する受面11とされると共に、外
周部には、係合部12が形成されている。
ング状とされており、グリーンタイヤ6のショルダー部
7の一部、サイドウォール部8及びビード部9を成形す
る。上側サイドプレート2の外周部の内面には、上方に
向かってテーパー状とされたテーパー面10が形成され
ている。下側サイドプレート3の外周部上面は、各トレ
ッドセクター4が摺動する受面11とされると共に、外
周部には、係合部12が形成されている。
【0014】トレッドセクター4は、両サイドプレート
2,3間で周方向に複数配設されており、グリーンタイ
ヤ6のトレッド部13及びショルダー部7を成形する。
各トレッドセクター4における、各サイドプレート2,
3との分割位置側の端部内面には、突起19が周方向全
長に形成されている。各トレッドセクター4の外周面に
は、上方に向かってテーパー状とされたテーパー面14
が形成され、型開き時、又は、型締め時に、テーパー面
14上を、下側サイドプレート3のテーパー面10が摺
動する。又、各トレッドセクター4には、型締め時に、
下側サイドプレート3の係合部12に係脱自在に係合す
るフック部15が形成されている。
2,3間で周方向に複数配設されており、グリーンタイ
ヤ6のトレッド部13及びショルダー部7を成形する。
各トレッドセクター4における、各サイドプレート2,
3との分割位置側の端部内面には、突起19が周方向全
長に形成されている。各トレッドセクター4の外周面に
は、上方に向かってテーパー状とされたテーパー面14
が形成され、型開き時、又は、型締め時に、テーパー面
14上を、下側サイドプレート3のテーパー面10が摺
動する。又、各トレッドセクター4には、型締め時に、
下側サイドプレート3の係合部12に係脱自在に係合す
るフック部15が形成されている。
【0015】上記のように構成した実施例によれば、グ
リーンタイヤ6の加硫成形を行う際には、まず、図2に
示すように、金型1の開放状態で、下側サイドプレート
3上にグリーンタイヤ6を載置し、その後、上側サイド
プレート2を下降させて、型締めを行う。
リーンタイヤ6の加硫成形を行う際には、まず、図2に
示すように、金型1の開放状態で、下側サイドプレート
3上にグリーンタイヤ6を載置し、その後、上側サイド
プレート2を下降させて、型締めを行う。
【0016】この上側サイドプレート2の下降により、
図3に示すように、各トレッドセクター4の下面が下側
サイドプレート3の受面11上に当接する。更に、上側
サイドプレート2を下降させれば、上側サイドプレート
2のテーパー面10が各トレッドセクター4のテーパー
面14上を摺動して、各トレッドセクター4が径方向内
方へ移動する。そして、図4に示すように、フック部1
5と係合部12とが係合した型締め状態が得られ、ここ
に、上・下サイドプレート2,3と各トレッドセクター
4により、グリーンタイヤ6が金型1内に収容される。
図3に示すように、各トレッドセクター4の下面が下側
サイドプレート3の受面11上に当接する。更に、上側
サイドプレート2を下降させれば、上側サイドプレート
2のテーパー面10が各トレッドセクター4のテーパー
面14上を摺動して、各トレッドセクター4が径方向内
方へ移動する。そして、図4に示すように、フック部1
5と係合部12とが係合した型締め状態が得られ、ここ
に、上・下サイドプレート2,3と各トレッドセクター
4により、グリーンタイヤ6が金型1内に収容される。
【0017】次に、従来同様に、グリーンタイヤ6内部
から、ブラダーによって加圧すると共に、ブラダー内部
からスチーム等の加熱媒体により加熱し、場合によって
は、金型1外部からもスチーム等の加熱媒体で加熱し
て、加硫を行う。
から、ブラダーによって加圧すると共に、ブラダー内部
からスチーム等の加熱媒体により加熱し、場合によって
は、金型1外部からもスチーム等の加熱媒体で加熱し
て、加硫を行う。
【0018】上記の場合において、各サイドプレート
2,3における、トレッドセクター4との分割位置側の
端部内面には、突起19が周方向全長に形成されている
ので、図5に示すように、型締め時には、下側サイドプ
レート3の突起19により、グリーンタイヤ6が浮いた
状態に保持されて、グリーンタイヤ6のショルダー部7
が金型1の内側に位置する。それ故、各トレッドセクタ
ー4が径方向内方に移動しても、各トレッドセクター4
がグリーンタイヤ6のショルダー部7をトレッドセクタ
ー4と下側サイドプレート3間に挟み込む状態に至らせ
ない。従って、グリーンタイヤ6のショルダー部7のゴ
ムが、下側サイドプレート3と各トレッドセクター4の
合致面間に咬み込まれることがなく、加硫後に、製品タ
イヤにバリが形成されることはない。
2,3における、トレッドセクター4との分割位置側の
端部内面には、突起19が周方向全長に形成されている
ので、図5に示すように、型締め時には、下側サイドプ
レート3の突起19により、グリーンタイヤ6が浮いた
状態に保持されて、グリーンタイヤ6のショルダー部7
が金型1の内側に位置する。それ故、各トレッドセクタ
ー4が径方向内方に移動しても、各トレッドセクター4
がグリーンタイヤ6のショルダー部7をトレッドセクタ
ー4と下側サイドプレート3間に挟み込む状態に至らせ
ない。従って、グリーンタイヤ6のショルダー部7のゴ
ムが、下側サイドプレート3と各トレッドセクター4の
合致面間に咬み込まれることがなく、加硫後に、製品タ
イヤにバリが形成されることはない。
【0019】尚、上記実施例では、各トレッドセクター
を上側サイドプレートに取付け支持した構造を示した
が、各トレッドセクターを、別途、操作リングに支持さ
せ、操作リングの昇降に連動して、各トレッドセクター
を径方向に移動させるようにしてもよい。
を上側サイドプレートに取付け支持した構造を示した
が、各トレッドセクターを、別途、操作リングに支持さ
せ、操作リングの昇降に連動して、各トレッドセクター
を径方向に移動させるようにしてもよい。
【0020】又、実施例では、サイドプレートにビード
成形面を一体に備えたが、サイドプレートとは、別個の
部材により、ビード部を成形するようにしてもよい。
成形面を一体に備えたが、サイドプレートとは、別個の
部材により、ビード部を成形するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
製品タイヤにバリが形成されず、製品タイヤの外観体裁
を良好にするために、バリを手作業により取り除く作業
工程が不要である。又、グリーンタイヤの外径を小さく
せずともよく、グリーンタイヤ全体が金型内面に密着す
るまでの変形を小さくできるので、製品タイヤの仕上が
りを安定化でき、各部のゲージ精度を良好にできて、タ
イヤユニフォミティーレベルを向上できると共に、グリ
ーンタイヤに無理な力が作用しないため、製品タイヤの
性能の低下を招来することもない。
製品タイヤにバリが形成されず、製品タイヤの外観体裁
を良好にするために、バリを手作業により取り除く作業
工程が不要である。又、グリーンタイヤの外径を小さく
せずともよく、グリーンタイヤ全体が金型内面に密着す
るまでの変形を小さくできるので、製品タイヤの仕上が
りを安定化でき、各部のゲージ精度を良好にできて、タ
イヤユニフォミティーレベルを向上できると共に、グリ
ーンタイヤに無理な力が作用しないため、製品タイヤの
性能の低下を招来することもない。
【図1】本発明の一実施例を示す縦側断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す型締め動作説明図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例を示す型締め動作説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の一実施例を示す型締め動作説明図であ
る。
る。
【図5】本発明の一実施例を示す型締め動作時の要部を
拡大した縦側断面図である。
拡大した縦側断面図である。
【図6】従来一例を示す縦側断面図である。
【図7】従来一例を示す型締め動作時の要部を拡大した
縦側断面図である。
縦側断面図である。
【図8】従来一例を示す型締め動作時の要部を拡大した
縦側断面図である。
縦側断面図である。
【図9】従来一例を示す縦側断面図である。
1 加硫用金型 2,3 サイドプレート 4 トレッドセクター 6 グリーンタイヤ 7 ショルダー部 8 サイドウォール部 9 ビード部 13 トレッド部 19 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 グリーンタイヤのサイドウォール部を成
形する上下一対のサイドプレートと、両サイドプレート
間に周方向に複数配設され且つグリーンタイヤのトレッ
ド部を成形するトレッドセクターを有するタイヤの加硫
用金型において、 サイドプレートにおける、トレッドセクターとの分割位
置側の端部内面に突起が形成されたことを特徴とするタ
イヤの加硫用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34284393A JPH07164449A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | タイヤの加硫用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34284393A JPH07164449A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | タイヤの加硫用金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07164449A true JPH07164449A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18356929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34284393A Pending JPH07164449A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | タイヤの加硫用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07164449A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011073252A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ用モールド |
WO2014091911A1 (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-19 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用モールド |
JP2020131435A (ja) * | 2019-02-13 | 2020-08-31 | Toyo Tire株式会社 | タイヤ加硫用金型 |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP34284393A patent/JPH07164449A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011073252A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ用モールド |
WO2014091911A1 (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-19 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用モールド |
JP2014113743A (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-26 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ用モールド |
JP2020131435A (ja) * | 2019-02-13 | 2020-08-31 | Toyo Tire株式会社 | タイヤ加硫用金型 |
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