JP5355914B2 - タイヤ加硫成形型 - Google Patents

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本発明は、グリーンタイヤを加硫成形するタイヤ加硫成形型に関し、特に、トレッド部を形成するセクタ間へのゴムの噛み込みを防止するタイヤ加硫成形型に関する。
タイヤのトレッド部を形成する金型がタイヤ周方向に複数のセクタに分割され、複数のセクタを拡縮変位可能に設けたタイヤ加硫成形型を用いてグリーンタイヤを加硫成形する場合がある。
このタイヤ加硫成形型では、全てのセクタを同時にグリーンタイヤ周面に接触させると、グリーンタイヤの未加硫ゴムが各セクタの間に挟み込まれるゴムの噛み込みが生じ、タイヤの成形不良や加硫成形型の変形・破損のおそれがある。
そこで、下記特許文献1には、複数のセクタを2つのグループに分けて、型閉め位置に先に到達するセクタにより押し出された未加硫ゴムを遅れて到達するセクタの縮径変位によって半径方向内方に押し込み、セクタ間への未加硫ゴムの残留を防止して、ゴムの噛み込みの発生を抑えるものが提案されている。このような場合、遅れて縮径変位するセクタは、先に型閉め位置に到達するセクタと周方向両側の分割面を摺接させて移動させなければならないため、大きな押圧力が必要となりセクタの分割面が摩耗しやすいという問題がある。
また、下記特許文献2には、複数のセクタを2つのグループに分けて、グループ毎に縮径速度を相違させて行わせるとともに、全てのトレッドセグメントを同時に縮径限位置に到達させるものが提案されている。この場合、周方向に隣接するセクタの分割面が摺接することがなく分割面の摩耗を抑えることができるものの、いずれのセクタも縮径変位しているため、隣接するセクタの分割面の間隔が漸次小さくなりながら型閉めされることとなりゴムの噛み込みを防止することができないという問題がある。
特開2001−9837号公報 特開2003−39436号公報
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、未加硫ゴムの噛み込みを防止することができるとともに、セクタの分割面の摩耗劣化を抑えることができるタイヤ加硫成形型を提供することを目的とする。
本発明のタイヤ加硫成形型は、タイヤのトレッド部を形成する金型がタイヤ周方向に複数のセクタに分割され前記複数のセクタが、タイヤ放射方向に移動可能に設けられるとともに、型閉め位置の直前に設定した待機位置に最初に到達するセクタと、これより遅れて前記待機位置に到達する少なくとも1つのセクタと、を備え、先に前記待機位置に到達するセクタと遅れて前記待機位置に到達するセクタとの分割面が遅れて前記待機位置に到達するセクタの移動方向に平行に設けられたタイヤ加硫成形型において、下方に向かってタイヤ径方向外方に傾斜する傾斜面を有し、前記複数のセクタごとに設けられたセクタブロックと、前記セクタブロックの上方から前記傾斜面を摺動しながら降下して前記セクタブロックをタイヤ径方向内方に移動させるテーパブロックと、降下する前記テーパブロックの下端部に作動軸が当接し、前記テーパブロックの下方への移動を制限して、前記セクタを前記待機位置に配置させるアクチュエータとを備え、全てのセクタが前記待機位置に到達するまで前記アクチュエータが前記テーパブロックの下方への移動を制限して前記待機位置に到達したセクタを前記待機位置で待機させ、全てのセクタが前記待機位置に到達してから前記アクチュエータの前記作動軸を下方へ移動して全てのセクタを前記型閉め位置に移動することを特徴とする。
また、本発明のタイヤを加硫成形する方法は、タイヤのトレッド部を形成する金型がタイヤ周方向に複数のセクタに分割されたタイヤ加硫成形型を用いてタイヤを加硫成形する方法において、前記複数のセクタを、タイヤ放射方向に移動可能に設けるとともに、型閉め位置の直前に設定した待機位置に最初に到達するセクタと、これより遅れて前記待機位置に到達する少なくとも1つのセクタと、に区分し、先に前記待機位置に到達するセクタと遅れて前記待機位置に到達するセクタとの分割面を遅れて前記待機位置に到達するセクタの移動方向に平行に設け、全てのセクタが前記待機位置に到達するまで前記待機位置に到達したセクタを前記待機位置で待機させ、全てのセクタが前記待機位置に到達してから、全てのセクタを前記型閉め位置に移動させることを特徴とする。
本発明によれば、タイヤ放射方向に移動可能に設けられたセクタの型閉め位置の直前に待機位置が設定されているため、先に待機位置に到達したセクタを待機位置で待機させた状態では、既に待機位置にあるセクタとの分割面の間隔を未加硫ゴムの侵入を抑えることができる間隔に保ちつつ、遅れてセクタを待機位置に移動させることができる。そのため、分割面の摺接移動による摩耗が生じることなくゴムの噛み込みを防止することができる。
上記発明において、前記待機位置に最初に到達するセクタと、遅れて前記待機位置に到達するセクタと、がタイヤ周方向に交互に配置されている場合があり、かかる場合、まず、待機位置に最初に到達するセクタを待機位置に到達させ、次に隣接する残りのセクタを待機位置に到達させるといった2段階で全てのセクタを待機位置に到達させることができ、型閉め工程を短縮することができる。
また、上記発明において、前記待機位置で待機するタイヤ周方向に隣接したセクタの分割面の間隔が0.2mm以下であることが好ましく、これによりコムの噛み込みを効果的に抑えることができる。
本発明によれば、未加硫ゴムの噛み込みを抑えることができるとともに、セクタの分割面の摩耗劣化を抑えることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1はセクタ12を概略的に示す平面図、図2は図1のA−A断面に相当する本発明の一実施形態に係るタイヤ加硫成形型10を示す断面図、図3〜図6がタイヤ加硫成形型10の動作を説明する断面図、図7〜図9はタイヤ加硫成形型10の動作を説明するセクタ12の概略平面図、図10は図8の要部拡大図、図11は図9の要部拡大図である。
タイヤ加硫成形型10は、図2に示すように、タイヤ軸方向が上下になるようにセットされたグリーンタイヤ1を加硫成形する成形金型であって、グリーンタイヤ1のトレッド部2が当接するセクタ12と、下方のサイドウォール部3aが当接する下型14と、上方のサイドウォール3bが当接する上型16と、を備える。
セクタ12は、図1に示すように、タイヤ周方向に複数に分割され(例えば、本実施形態では8分割)、セクタ12ごとに設けられたセクタブロック20と一体に矢符Ma,Mbで示すタイヤ放射方向(タイヤ径方向)に拡縮変位可能に設けられている。つまり、各セクタ12が、型開き状態にある2点鎖線で示す位置から型閉め位置Pまで拡縮変位し、型閉め位置Pに配置した型閉め状態では互いに寄り集まって環状をなしている。
また、各セクタ12が型開き状態から型閉め位置Pに到達する直前の所定位置には、待機位置Wが設定されており、各セクタ12が待機位置Wに到達した状態では、待機位置Wが型閉め位置Pよりタイヤ径方向外方にあるため、図11に拡大して示すように、タイヤ周方向に隣接したセクタの分割面13同士の間に間隔Aが形成される。
待機位置Wは、分割面13同士の間隔Aがグリーンタイヤ1を加圧変形時に未加硫ゴムが侵入することがない距離になるように設定されるもので、この間隔Aは、グリーンタイヤ1を構成する未加硫ゴムの粘度、グリーンタイヤ1への加圧力の大きさ、加硫時の温度などを考慮して適宜設定され、一例として、間隔Aは0.20mm以下が好ましく、より好ましくは0.01mm〜0.02mmに設定される。
分割されたセクタ12は、最初に待機位置Wに到達する第1セクタ12aと、第1セクタ12aに遅れて待機位置Wに到達する第2セクタ12bに分類されており、第1セクタ12aと第2セクタ12bがタイヤ周方向に交互に配置されている。第1セクタ12aと第2セクタ12bとの分割面13は、遅れて待機位置Wに到達する第2セクタ12bの移動方向Mbに平行に設けられ、第2セクタ12bのタイヤ周方向両側の分割面13は、いずれも第2セクタ12bの移動方向Mbに平行に設けられている。
なお、セクタ12の分割数は8分割以外にも、12分割や16分割など、分割数は特に限定されない。
また、本実施形態では、複数のセクタ12を最初に待機位置Wに到達する第1セクタ12aと、この第1セクタ12aの次に待機位置Wに到達する第2セクタ12bの2種類に区分しているが、例えば、第1セクタ12a、第2セクタ12bに遅れて待機位置Wに到達する第3セクタを設け、複数のセクタ12を、第1セクタ12a、第2セクタ12b及び第3セクタの3種類のセクタに区分したり、あるいは、それ以上に区分し、各区分ごとに順次遅れて待機位置Wに到達するように構成してもよい。
上下型14,16のタイヤ径方向内側にはビードリング18が設けられており、グリーンタイヤ1のビードコア5が嵌合可能に構成されている。
セクタ12、下型14及び上型16は、セクタブロック20の側面、下コンテナ22の上面及び上コンテナ24の下面にそれぞれ取り付けられており、セクタブロック20及び上コンテナ24の移動により加硫成形型10の開閉が行われる。
詳細には、上コンテナ24は、シリンダなどの昇降手段27に接続されており、型開き状態におけるグリーンタイヤ1から離間する位置と型閉め状態におけるグリーンタイヤ1に近接する位置との間で上型16を移動させる。
セクタブロック20は分割されたセクタ12ごとに設けられ、各セクタブロック20が上コンテナ24の下面に上スライド26を介してタイヤ径方向に沿って摺動可能に取り付けられており、セクタ12が上型16と共に昇降するようになっている。
セクタブロック20においてセクタ12が取り付けられた側面と反対側(つまり、タイヤ径方向外側)の側面は、下方に向かってタイヤ径方向外方に傾斜する傾斜面29をなし、摺動レール28が設けられている。この摺動レール28にはテーパブロック30が嵌合され傾斜面29の傾斜方向に沿って摺動可能に構成されている。
テーパブロック30は、その上部において水平に延びたアーム32にリングガイド34を介して支持されている。
ガイドリング34は、アーム32より下方に延びる筒状の部材であって、その内周面に上下に延びる摺動レール35が設けられている。摺動レール35にはテーパブロック30のタイヤ径方向外側の側面が嵌合されており、ガイドリング34に対してテーパブロック30が上下方向に摺動可能に構成されている。
テーパブロック30とアーム32との間にはコイルバネなどの付勢手段40が配設され、テーパブロック30をアーム32に対して下方に付勢している。付勢手段40から付勢力を受けたテーパブロック30は、ガイドリング34の下部に取り付けたストッパ36と係止することで、アーム32とテーパブロック30との間に所定の間隔Sを開けた状態でガイドリング36に固定される。
この間隔Sは、ストッパ36のみを交換しストッパ36とテーパブロック30との係止位置を変更することで、テーパブロック30を交換することなく任意の大きさに調整でき、テーパブロック30の下端部31から下コンテナ22に載置されたアクチュエータ42の作動軸43までの距離を調整できるようになっている。
本実施形態では、第1セクタ12aに対応するテーパブロック30aとアーム32との間には間隔Sを設け、第2セクタ12bに対応するテーパブロック30bとアーム32との間には間隔を設けることなくテーパブロック30bとアーム32が当接しており、テーパブロック30aの下端部31からアクチュエータ42の作動軸43までの距離が、テーパブロック30bの下端部31からアクチュエータ42の作動軸43までの距離より短く設定されている。
アクチュエータ42は、作動軸43が所定距離を上下動する例えば油圧式のアクチュエータであって、テーパブロック30の下方に配置されており、アーム32に接続された昇降手段38によりテーパブロック30が降下すると、その下端部31がアクチュエータ42の作動軸43と当接し、テーパブロック30の下方への移動を制限するとともに、作動軸43を下方へ移動させることで、テーパブロック30を所定距離だけ下方に移動可能としている。
また、アーム32に接続された昇降手段38は、上コンテナ24を上下動させる昇降手段27と別個独立して上下動可能であり、テーパブロック30を上コンテナ24に対して相対的に下降させ、セクタブロック20をタイヤ径方向内方に移動させる。
次に、上記したタイヤ加硫成形型10の開閉動作について図面に基づいて説明する。
まず、図2に示すように、セクタ12及び上型16が下型14から上方に離間した状態において、下型14に未加硫のグリーンタイヤ1をセットする。この状態から昇降手段27,38により上コンテナ24及びアーム32が下降して、図3及び図7に示すように、上型16がグリーンタイヤ1の上方のサイドウォール部3bに当接する位置に達するとともに、セクタ12がトレッド部2のタイヤ径方向外方に配置される。この時、第1セクタ12aが第2セクタ12bより型閉め位置Pに近接した位置にある。
次いで、昇降手段27を停止させ昇降手段38のみの動作によりアーム32を降下させ、テーパブロック30をセクタブロック20に設けられた摺動レール28を摺動させることで、全てのセクタ12をタイヤ径方向Ma,Mbの内向きに移動させる。
そして、テーパブロック30の下降及びセクタブロック20のタイヤ径方向内方への移動に伴い、図8に示すように第1セクタ12aが待機位置Wに到達すると、図4のように第1セクタ12aを移動させるテーパブロック30aの下端部31がアクチュエータ42の作動軸43と当接し、更なるテーパブロック30aの下方への移動を制限する。この時、第2セクタ12aは未だ待機位置Wよりタイヤ径方向外方に位置し、第2セクタ12bを移動させるテーパブロック30bの下端部31はアクチュエータ42の作動軸43と当接していない。
次いで、昇降手段38の動作によりアーム32を更に降下させテーパブロック30bを下方に移動させることで、第1セクタ12aをタイヤ径方向Mbの内方に更に移動させる。その際、第2セクタ12bのタイヤ周方向両側の分割面13が第2セクタ12bの移動方向Mbに平行に設けられているため、図10及び図11に示すように、既に待機位置Wに到達している第1セクタ12aの分割面13との間隔Aを一定に維持したまま第2セクタ12bが待機位置Wまで移動する。
そして、第2セクタ12bが待機位置Wに到達し、全てのセクタ12が待機位置Wに位置する状態(図9参照)では、図5のように第2セクタ12bを移動させるテーパブロック30bの下端部31がアクチュエータ42の作動軸43と当接し、更なるテーパブロック30bの下方への移動を制限する。また、この時、第1セクタ12aは上記したように作動軸43と当接しておりテーパブロック30aの下方への移動が制限されているため、アーム32が付勢手段40の付勢力に抵抗して下方へ移動する。
そして、図6に示すように、アクチュエータ42の作動軸43を下方へ移動させ全てのテーパブロック30を同時に下降させることで、全てのセクタ12を同時に待機位置Wから型閉め位置Pに縮径変位させることで、グリーンタイヤ1を加圧変形させ、型閉め工程を完了する。
この時、間隔Aはゴムが侵入することがない間隔に設定されているため、全てのセクタ12を同時に待機位置Wから型閉め位置Pへ縮径変位させる型閉めを行ってもゴムの噛み込みが生じることがない。
そして、型閉め状態において加硫工程を行い、その後、アーム32を上昇させセクタ12を拡径させて加硫成形型10の型開きを行い、加硫されたタイヤを取り出す。
以上のように、本実施形態に係るタイヤ加硫成形型10では、分割面13の間隔Aを未加硫ゴムが侵入することがない間隔としてから、全てのセクタ12を縮径変位させ型閉め位置Pに到達させ型閉めを行うため、分割面13同士が摺接して摩耗劣化することがなく、しかも、セクタ12がグリーンタイヤ1のトレッド部2と当接することによってタイヤ径方向外方に押し出された未加硫ゴムが分割面13の間に入り込むことなくゴムの噛み込みを防止することができる。
しかも、第2セクタ12bの分割面13が、遅れて待機位置Wに到達する第2セクタ12bの移動方向Mbと平行に設けられているため、既に待機位置Wに到達している第1セクタ12aの分割面13との間隔Aを未加硫ゴムが侵入することがない一定の間隔に維持したまま第2セクタ12bを待機位置Wまで移動させることができる。そのため、第1セクタ12aが待機位置Wに到達した状態で、トレッド部2にトレッド溝を形成するために第1セクタ12aに形成された突条がグリーンタイヤ1に当接している場合であっても、この突条の当接によってタイヤ径方向外方に押し出され未加硫ゴムを、遅れて待機位置Wに移動する第2セクタ12bがタイヤ径方向内方に押し込みながら変形させることができ、ゴムの噛み込みを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るタイヤ加硫成形型におけるセクタを概略的に示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤ加硫成形型であって、図1のA−A断面に相当する。 本発明の一実施形態に係るタイヤ加硫成形型の型閉め動作を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤ加硫成形型の型閉め動作を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤ加硫成形型の型閉め動作を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤ加硫成形型の型閉め動作を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤ加硫成形型の型閉め動作を説明するセクタを概略的に示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤ加硫成形型の型閉め動作を説明するセクタを概略的に示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤ加硫成形型の型閉め動作を説明するセクタを概略的に示す平面図である。 図8の要部拡大図である。 図9の要部拡大図である。
符号の説明
10…タイヤ加硫成形型
12…セクタ
12a…第1セクタ
12b…第2セクタ
13…分割面
20…セクタブロック
22…下コンテナ
24…上コンテナ
26…上スライド
27…昇降手段
30…テーパブロック
32…アーム
36…ストッパ
38…昇降手段
P…型閉め位置
W…待機位置

Claims (4)

  1. タイヤのトレッド部を形成する金型がタイヤ周方向に複数のセクタに分割され
    前記複数のセクタが、タイヤ放射方向に移動可能に設けられるとともに、型閉め位置の直前に設定した待機位置に最初に到達するセクタと、これより遅れて前記待機位置に到達する少なくとも1つのセクタと、を備え、
    先に前記待機位置に到達するセクタと遅れて前記待機位置に到達するセクタとの分割面が遅れて前記待機位置に到達するセクタの移動方向に平行に設けられたタイヤ加硫成形型において、
    下方に向かってタイヤ径方向外方に傾斜する傾斜面を有し、前記複数のセクタごとに設けられたセクタブロックと、
    前記セクタブロックの上方から前記傾斜面を摺動しながら降下して前記セクタブロックをタイヤ径方向内方に移動させるテーパブロックと、
    降下する前記テーパブロックの下端部に作動軸が当接し、前記テーパブロックの下方への移動を制限して、前記セクタを前記待機位置に配置させるアクチュエータとを備え、
    全てのセクタが前記待機位置に到達するまで前記アクチュエータが前記テーパブロックの下方への移動を制限して前記待機位置に到達したセクタを前記待機位置で待機させ、全てのセクタが前記待機位置に到達してから前記アクチュエータの前記作動軸を下方へ移動して全てのセクタを前記型閉め位置に移動することを特徴とするタイヤ加硫成形型。
  2. 前記テーパブロックが上下方向に摺動可能に設けられたガイドリングと、
    前記ガイドリングの上端に取り付けられたアームと、
    前記テーパブロックと前記アームの間に設けられ前記テーパブロックを下方に付勢する付勢手段と、
    前記テーパブロックに係止して前記テーパブロックの下方への移動を制限するストッパと、
    先に前記待機位置に到達するセクタが設けられた前記セクタブロックをタイヤ径方向内方へ移動させる前記テーパブロックは、前記アームとの間に間隔をあけた状態で前記ストッパに係止していることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫成形型。
  3. 前記待機位置に最初に到達するセクタと、遅れて前記待機位置に到達するセクタと、がタイヤ周方向に交互に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ加硫成形型。
  4. 前記待機位置で待機するタイヤ周方向に隣接したセクタの分割面の間隔が0.2mm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のタイヤ加硫成形型。
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