JP2014079891A - タイヤ加硫用モールドおよび空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

タイヤ加硫用モールドおよび空気入りタイヤの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タイヤ性能に与える影響を最小限にして、開型した際に加硫済タイヤが上モールドに固着することを防止することができる上下二分割のタイヤ加硫用モールドおよびこのモールドを用いた空気入りタイヤの製造方法を提供する。
【解決手段】上モールド2に形成された少なくとも1本の周方向主溝形成突起2a(2b)の上側の壁面の水平に対する傾斜角度A1(A2)を、モールド1のタイヤ幅方向中心線CLに対して下モールド3の対称位置に形成された対応する周方向主溝形成突起3a(3b)の下側の壁面の水平に対する傾斜角度B1(B2)よりも大きく設定し、このモールド1を用いてグリーンタイヤを加硫し、上モールド2と下モールド3を分離させてモールド1を開型した後、加硫した空気入りタイヤ7をモールド1から取出す。
【選択図】図1

Description

本発明は、上下二分割のタイヤ加硫用モールドおよび空気入りタイヤの製造方法に関し、さらに詳しくは、タイヤ性能に与える影響を最小限にして、開型した際に、加硫したタイヤが上モールドに固着することを防止できるタイヤ加硫用モールドおよびこのモールドを用いた空気入りタイヤの製造方法に関するものである。
空気入りタイヤの加硫用モールドは、周方向に分割された複数のセクターモールドで構成されるセクショナルタイプと、上下に二分割された上モールドと下モールドから構成される上下二分割タイプに大別される。上下二分割タイプのモールドでは、通常、加硫後にモールドを開型した際に、加硫したタイヤが上モールドから分離されて、下モールドに残存するようにされている。下モールドに残存した加硫済のタイヤは、例えば、自動取出し装置によってモールドから自動的に取出される。
しかしながら、種々の原因により、加硫したタイヤが上モールドに固着して上モールドとともに上方移動することがある。この場合、加硫したタイヤをモールドから自動的に取出すことが困難になり、生産ラインを一時停止して取出し作業をする必要がある。このトラブルは生産性を低下させる一因となる。
そこで、例えば、上下モールドの分割位置を上下で偏った位置に設定するモールドが提案されている(特許文献1参照)。しかしながら、上下モールドの分割位置の周辺には複雑な構造、形状を採用することができない等の制約が厳しい。それ故、加硫したタイヤの上モールドへの固着防止を主眼にして上下モールドの分割位置を設定すると、本来意図したトレッドパータンを形成することができなくなり、タイヤ性能に悪影響が生じることがある。
特開2004−17345号公報
本発明の目的は、タイヤ性能に与える影響を最小限にして、開型した際に、加硫したタイヤが上モールドに固着することを防止することができる上下二分割のタイヤ加硫用モールドおよびこのモールドを用いた空気入りタイヤの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のタイヤ加硫用モールドは、上下二分割のタイヤ加硫用モールドにおいて、上モールドに形成された少なくとも1本の周方向主溝形成突起の上側の壁面の水平に対する傾斜角度Aを、モールドのタイヤ幅方向中心線に対して下モールドの対称位置に形成された対応する周方向主溝形成突起の下側の壁面の水平に対する傾斜角度Bよりも大きく設定したことを特徴する。
本発明の空気入りタイヤの製造方法は、上述したタイヤ加硫用モールドを用いてグリーンタイヤを加硫した後、前記上モールドと下モールドを分離させて開型した後、加硫した空気入りタイヤをモールドから取出すことを特徴とする。
本発明のタイヤ加硫用モールドによれば、上モールドに形成された少なくとも1本の周方向主溝形成突起の上側の壁面の水平に対する傾斜角度Aを、モールドのタイヤ幅方向中心線に対して下モールドの対称位置に形成された対応する周方向主溝形成突起の下側の壁面の水平に対する傾斜角度Bよりも大きく設定しているので、モールドを開型した際に、加硫したタイヤには上モールドの周方向主溝形成突起よりも下モールドの周方向主溝形成突起に引っ掛かる抵抗が大きく作用する。そのため、開型した際に、加硫したタイヤが上モールドに固着することを防止することができる。そして、上モールドと下モールドとの間で、周方向主溝形成突起の一部の傾斜角度を相対的に異ならせているだけなので、タイヤ性能に与える影響を最小限にできる。
本発明の空気入りタイヤの製造方法によれば、開型した際に、加硫したタイヤが上モールドに固着することが防止されるので、加硫したタイヤのモールドからの取出しが円滑になり、タイヤの生産性を向上させるには有利になる。
本発明のタイヤ加硫用モールドの左半分を例示する断面図である。 本発明のタイヤ加硫用モールドの周方向主溝形成突起を例示する平面図である。 図2の周方向主溝形成突起の変形例を示す平面図である。 図1のタイヤ加硫用モールドを型閉した状態を左半分で例示する断面図である。 図4のタイヤ加硫用モールドを型開した状態を左半分で例示する断面図である。 本発明により製造した空気入りタイヤを例示する断面図である。 図6の空気入りタイヤのトレッド面を例示する説明図である。 モールドの別の実施形態の左半分を例示する断面図である。
以下、本発明のタイヤ加硫用モールドおよび空気入りタイヤの製造方法を図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1に例示するように本発明のタイヤ加硫用モールド1(以下、モールド1という)は、上モールド2と下モールド3とで構成された上下二分割タイプである。上モールド2、下モールド3のタイヤ成形面には、周方向主溝形成突起2a、2b、3a、3bおよび横溝形成突起4が突設されている。また、サイプ形成用ブレード5も突設されている。このモールド1を用いて製造された空気入りタイヤ7を図6、図7に例示する。
周方向主溝形成突起2a、2b、3a、3bはそれぞれ、空気入りタイヤ7の周方向に延びる環状の周方向主溝8a、8b、9a、9bを形成する突起である。周方向主溝形成突起2a、2b、3a、3b(周方向主溝8a、8b、9a、9b)には、直線的に周方向に延びるものだけでなく、ジクザク状で周方向に延びるものもある。横溝形成突起4は、空気入りタイヤ7の幅方向に延びる横溝10を形成する突起である。周方向主溝形成突起2a、2b、3a、3bおよび横溝形成突起4は、アルミニウム等の金属製であり、モールド1として一体的に鋳造される。サイプ形成ブレード5はステンレス鋼等の薄板であり、空気入りタイヤ7のサイプ11を形成する。
周方向主溝形成突起2aと周方向主溝形成突起3aは、製造する空気入りタイヤ7のタイヤ幅方向中心線CL(タイヤ赤道線)に対して上下対称位置に形成された対応する突起になっている。同じく、周方向主溝形成突起2bと周方向主溝形成突起3bも、タイヤ幅方向中心線CLに対して上下対称位置に形成された対応する突起になっている。尚、この実施形態では、タイヤ幅方向中心線CLと、上モールド2と下モールド3の分割位置PLが同じ位置になっている。
周方向主溝形成突起2a、2b、3a、3b、横溝形成突起4、サイプ形成ブレード5の数や配置は空気入りタイヤ7の仕様によって異なるが、本発明のモールド1は、上モールド2と下モールド3にそれぞれ、少なくとも1本の周方向主溝形成突起を有している。
タイヤ幅方向中心線CLに対して上下対称位置に形成された周方向主溝形成突起どうしは、基本的に同じ仕様である。しかしながら、本発明では、上モールド2に形成された少なくとも1本の周方向主溝形成突起2a(2b)の上側壁面の水平に対する傾斜角度A1(A2)がタイヤ幅方向中心線CLに対して下モールド3の対称位置に形成された対応する周方向主溝形成突起3a(3b)の下側壁面の水平に対する傾斜角度B1(B2)よりも大きく設定されている。
例えば、上モールド2の少なくとも最上側に形成された1本の周方向主溝形成突起2aの傾斜角度A1が、下モールド3に形成された対応する周方向主溝形成突起3aの傾斜角度Bよりも大きく設定される。または、上モールド2の少なくとも最下側に形成された1本の周方向主溝形成突起2bの傾斜角度A2が、下モールド3に形成された対応する周方向主溝形成突起3bの傾斜角度B2よりも大きく設定される。或いは、上モールド2に形成されたすべての周方向主溝形成突起2a、2bの傾斜角度A1、A2が、下モールド3形成された対応する周方向主溝形成突起3a、3bの傾斜角度B1、B2よりも大きく設定される。
その他に、上モールド2の最上側に形成された1本の周方向主溝形成突起2aの傾斜角度A1が、下モールド3に形成された対応する周方向主溝形成突起3aの傾斜角度Bよりも大きく設定され、その他の周方向主溝形成突起2bの傾斜角度A2と、下モールド3に形成された対応する周方向主溝形成突起3bの傾斜角度B2とが同じ角度に設定されてもよい。または、上モールド2の最下側に形成された1本の周方向主溝形成突起2bの傾斜角度A2が、下モールド3に形成された対応する周方向主溝形成突起3bの傾斜角度B2よりも大きく設定され、その他の周方向主溝形成突起2aの傾斜角度A1と、下モールド3に形成された対応する周方向主溝形成突起3aの傾斜角度B1とが同じ角度に設定されてもよい。
上記のように傾斜角度A1(A2)が傾斜角度B1(B2)よりも大きく設定される部分(以下、傾斜角度変更部分という)は、例えば図2の斜線部分で示すように、その周方向主溝形成突起2a(2b)の周方向全長に設けられる。または、図3の斜線部分で例示するように、その周方向主溝形成突起2a(2b)の周方向に等間隔の配置で複数箇所設けられる。或いは、傾斜角度変更部分は、周方向主溝形成突起2a(2b)の一箇所に設けることもできる。傾斜角度変更部分は、その周方向主溝形成突起2a(2b)の周方向長さの20%以上の範囲に設けられることが好ましい。尚、傾斜角度変更部分とそうでない部分との境界部では、傾斜角度が徐々に変化するようにする。
このモールド1を用いた本発明の空気入りタイヤの製造方法を説明する。
上モールド2と下モールド3とを型開きした状態にして、下モールド3の内側にグリーンタイヤ6を設置した後、図4に例示するように、上モールド2と下モールド3を型閉してモールド1を型締めする。この実施形態では、タイヤ幅方向中心線CLが、上モールド2と下モールド3の分割位置PLと一致している。この状態で所定温度、所定圧力で所定の時間、グリーンタイヤ6を加硫する。
加硫後は図5に例示するように、上モールド2を上方移動させ、下モールド3から分離させてモールド1を開型する。次いで、加硫した空気入りタイヤ7をモールド1から取出す。このモールド1を用いることにより、図6、図7に例示する空気入りタイヤが製造される。
本発明では、上モールド2に形成された少なくとも1本の周方向主溝形成突起2a(2b)の傾斜角度A1(A2)が、下モールド3に形成された対応する周方向主溝形成突起3a(3b)の傾斜角度B1(B2)よりも大きく設定されているので、モールド1を開型した際に、加硫した空気入りタイヤ7には上モールド2の周方向主溝形成突起2a(2b)よりも下モールド3の周方向主溝形成突起3a(3b)に引っ掛かる抵抗が大きく作用する。換言すると、上モールド2の周方向主溝形成突起2a(2b)は下モールド3の周方向主溝形成突起3a(3b)よりも相対的に空気入りタイヤ7から抜け易くなる。そのため、モールド1を開型した際に、加硫した空気入りタイヤ7が上モールド2に固着することを防止し易くなる。
加硫して製造された空気入りタイヤ7では、上モールド2により形成された少なくとも1本の周方向主溝8a(8b)のタイヤ幅方向外側壁面のタイヤ幅方向中心線CLに対する傾斜角度a1(a2)が、タイヤ幅方向中心線CLに対して対称位置にあり、下モールド3により形成された対応する周方向主溝9a(9b)のタイヤ幅方向外側壁面のタイヤ幅方向中心線CLに対する傾斜角度b1(b2)よりも大きく形成される。
本発明のモールド1では、上モールド2と下モールド3との間で、周方向主溝形成突起2a(2b)の上側壁面の水平に対する傾斜角度A1(A2)と、周方向主溝形成突起3a(3b)の下側壁面の水平に対する傾斜角度B1(B2)とを相対的に異ならせているだけである。したがって、製造された空気入りタイヤ7では、上モールド2で加硫された部分と下モールド3で加硫された部分との間で、周方向主溝8a(8b)、9a(9b)のタイヤ幅方向外側壁面のタイヤ幅方向中心線CLに対する傾斜角度a1(a2)、b1(b2)が相対的に異なるだけである。それ故、空気入りタイヤ7のタイヤ性能に与える影響を最小限にできる。
傾斜角度A1(A2)は例えば、傾斜角度B1(B2)よりも1°〜15°の範囲で大きくする。より好ましくは、5°〜10°の範囲で大きくする。この傾斜角度差を15°超にすると、加硫した空気入りタイヤ7の対応する位置において、トレッド剛性差が過大になる等の影響が生じ易くなる。一方、この傾斜角度差が1°未満であると、モールド1を開型した際に加硫した空気入りタイヤ7が上モールド2に固着することを防止する効果が小さくなる。
本発明のモールド1によれば、上モールド2と下モールド3の分割位置PLをタイヤ幅方向中心線CLの位置から上方にずらさなくても、加硫した空気入りタイヤ7の上モールド2への固着を防止し易くなる。そのため、分割位置PLをタイヤ幅方向中心線CLの位置に設定し易くなる。分割位置PLをタイヤ幅方向中心線CLの位置から上方にずらした場合には、分割位置PL周辺のサイプ形成ブレード5の配置を変更しなければならないことがあり、これにより、空気入りタイヤ7に形成するサイプ11の仕様(位置や形状)がタイヤ幅方向中心線CLに対して非対称(不均等)になることがあった。
本発明のモールド1によれば、このような問題を解消することができ、分割位置PLがタイヤ幅方向中心線CLの位置にあり、サイプ形成ブレード5をタイヤ幅方向中心線CLに対して上下で対応した仕様で設けることが容易になる。
また、本発明の空気入りタイヤの製造方法を適用することにより、モールド1を開型した際に、加硫した空気入りタイヤ7が上モールド2に固着して上モールド2とともに上方移動することが防止される。したがって、加硫した空気入りタイヤ7は、下モールド3側の定位置に残存し易くなる。これにより、加硫した空気入りタイヤ7をモールド1から円滑に自動取出しすることが可能になり、タイヤの生産性を向上させるには有利になる。
周方向主溝8a、8b、9a、9bの溝深さ(即ち、周方向主溝形成突起2a、2b、3a、3bの突起高さ)は、タイヤサイズや種類によって異なるが、本発明は軽自動車用タイヤ、乗用車用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、その他の種類のタイヤの製造についても適用することができる。
図8に例示するように、上モールド2と下モールド3の分割位置PLを、タイヤ幅方向中心線CLよりも上側にすることもできる。分割位置PLを上側にずらすことにより、加硫した空気入りタイヤ7に接触する面積が上モールド2よりも下モールド3で大きくなる。そのため、モールド1を開型した際に、加硫した空気入りタイヤ7が上モールド2に固着することを一段と防止し易くなる。
1 モールド
2 上モールド
2a、2b 周方向主溝形成突起
3 下モールド
3a、3b 周方向主溝形成突起
4 横溝形成突起
5 サイプ形成ブレード
6 グリーンタイヤ
7 空気入りタイヤ
8a、8b 周方向主溝
9a 9b 周方向主溝
10 横溝
11 サイプ
CL タイヤ幅方向中心線
PL モールド分割位置

Claims (8)

  1. 上下二分割のタイヤ加硫用モールドにおいて、上モールドに形成された少なくとも1本の周方向主溝形成突起の上側壁面の水平に対する傾斜角度Aを、モールドのタイヤ幅方向中心線に対して下モールドの対称位置に形成された対応する周方向主溝形成突起の下側壁面の水平に対する傾斜角度Bよりも大きく設定したことを特徴するタイヤ加硫用モールド。
  2. 前記上モールドに形成された周方向主溝形成突起の前記傾斜角度Aを、前記下モールドに形成された周方向主溝形成突起の前記傾斜角度Bよりも1°〜15°の範囲で大きくした請求項1に記載のタイヤ加硫用モールド。
  3. 前記上モールドに形成された周方向主溝形成突起の前記傾斜角度Aを、前記下モールドに形成された周方向主溝形成突起の前記傾斜角度Bよりも大きくした部分を、その周方向主溝形成突起の周方向長さの20%以上の範囲に設けた請求項1または2に記載のタイヤ加硫用モールド。
  4. 前記上モールドに形成された周方向主溝形成突起の前記傾斜角度Aを、前記下モールドに形成された周方向主溝形成突起の前記傾斜角度Bよりも大きくした部分を、周方向に等間隔の配置で複数箇所設けた請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ加硫用モールド。
  5. 前記上モールドに形成された周方向主溝形成突起の前記傾斜角度Aを、前記下モールドに形成された周方向主溝形成突起の前記傾斜角度Bよりも大きくした部分を、その周方向主溝形成突起の周方向全長に設けた請求項3に記載のタイヤ加硫用モールド。
  6. 前記上モールドに形成されたすべての周方向主溝形成突起の上側壁面の水平に対する傾斜角度Aを、モールドのタイヤ幅方向中心線に対して下モールドの対称位置に形成された対応する周方向主溝形成突起の下側壁面の水平に対する傾斜角度Bよりも大きく設定した請求項1〜5のいずれかに記載のタイヤ加硫用モールド。
  7. 前記上モールドと下モールドの分割位置がタイヤ幅方向中心線の位置にあり、サイプ形成ブレードがタイヤ幅方向中心線に対して上下で対応した仕様で設けられている請求項1〜6に記載のタイヤ加硫用モールド。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のタイヤ加硫用モールドを用いてグリーンタイヤを加硫した後、前記上モールドと下モールドを分離させて開型した後、加硫した空気入りタイヤをモールドから取出すことを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106273266A (zh) * 2016-08-31 2017-01-04 山东豪迈机械科技股份有限公司 一种轮胎模具钢片
CN108556216A (zh) * 2018-05-14 2018-09-21 青岛品金精密模具有限公司 一种免充气防爆轮胎模具

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