JP5021572B2 - 工業製品の生産設備及び生産方法 - Google Patents

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Description

本発明は、工業製品の生産設備及び生産方法に関する。特に、成形機に用いられる一対の金型で工業製品を生産する設備及び生産する方法に関する。
例えば、自動車の外装部品であるバンパー、又は自動車の内装部品であるインストルパネル(計器盤)などは、成形された合成樹脂(プラスチック)製品となっている。このような合成樹脂成形製品を生産するためには、射出成形機が一般的に用いられている。射出成形機は、一対の金型間に設けられたキャビティ内に熱溶融された原料樹脂を射出して、冷却固化した合成樹脂製品を成形している。
従来、このような射出成形機用の金型を用いる生産設備は、射出成形機を配置した成形機エリアに隣接して金型のメンテナンスエリアが設けられ、このメンテナンスエリアで金型を調整するようにされている。そして、メンテナンスエリアでは、固定金型と可動金型の内、メンテナンスを必要とする金型を上にした状態で作業される。
一方、横型の射出成形機は、固定金型と可動金型とが横並びの状態で配置されることから、成形機エリアとメンテナンスエリアでは、金型の反転作業が必要であった。又、メンテナンスエリアと射出成形機との間はクレーンを用いて金型を移動していた。
しかし、メンテナンスエリアと射出成形機との間をクレーンで金型を搬送すると、クレーンのフック掛けなどに人手を介する必要があり、自動化が困難である。したがって、成形機エリア内での金型の搬送も含めて、その自動化がなし得るようにした生産設備が公告されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1による生産設備は、成形機エリアとメンテナンスエリアと備えている。成形機エリアは、金型を貯蔵するストッカ、射出成形機、及びストッカと射出成形機との間で走行可能とされると共に金型の載置面を有する段取台車を有している。そして、段取台車を介して金型が交換される。メンテナンスエリアは、成形機エリアに隣接して配置されており、金型が調整される。
又、特許文献1による生産設備は、反転機、クレーンヤード、及び搬送台車を備えている。反転機は、メンテナンスエリアと段取台車との間に配設され、略直交する二つの金型支承面を有して、これらの金型支承面を全体的に回動させることにより金型を反転する。そして、反転機は、段取台車との間で金型の姿勢を変更すことなく金型を授受する。
クレーンヤードは、メンテナンスエリアに調整を必要とする金型を吊下げ降ろすためのクレーンを備えている。搬送台車は、メンテナンスエリアにおいて反転機とクレーンヤードとの間で走行可能に配設され、金型の全側方周囲に前記クレーンの玉掛け作業用の余裕空間が開放された状態で金型を載置する金型載置面を有している。又、搬送台車は、金型の姿勢を変更することなく、反転機との間で金型を授受する。
特公平6−15191号公報
一般に、射出成形機用の金型は、交換された金型の少なくともその成形面に防錆油が塗布されて保管されている。金型の成形面に錆が発生すると、合成樹脂成形製品の肌が荒れる要因になるからである。一方、射出成形機用の金型は、合成樹脂成形製品に防錆油が付着しないように、使用される直前に防錆油が除去される。
特許文献1の明細書では、旧金型は必要なメンテナンスがメンテナンスエリアで施される、と記載されている。しかし、特許文献1の明細書には、防錆油の塗布又は除去がどのエリアで実施されているか何ら開示されていない。射出成形機で一対の金型が離反しているときに、防錆油を塗布又は除去しているとも考えられる。
一方、生産形態に注目すると、特許文献1による生産設備は、1日の内、金型が殆ど交換されない大量生産には好適と考えられ、防錆油の塗布又は除去を伴う金型の交換時間は、つまり射出成形機の停止時間は、同じロットの成樹脂成形製品の1個当りに按分すれば、僅かな作業時間となる。
しかし、1日の内、金型が数回以上交換される多品種少量生産では、防錆油の塗布又は除去を伴う金型の交換時間は、同じロットの成樹脂成形製品の1個当りに按分すれば、比重が大きくなってくる。つまり、多品種少量生産に好適な生産性の高い工業製品の生産設備及び生産方法が求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、多品種少量生産に好適な生産性効率の高い工業製品の生産設備及び生産方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を満たすため、成形機が稼働中に防錆油を塗布又は除去するメンテナンス工程を同一時間で行うことにより、生産性効率が向上することを見出し、これに基づいて、以下のような新たな工業製品の生産設備及び生産方法を発明した。
(1) 一対の金型を用いて工業製品を成形する成形機と、前記成形機の一対の金型が開く方向と平行に、かつ当該成形機に隣接して配置された第1金型交換機と、この第1金型交換機に平行かつ隣接して配置された金型自動開閉装置と、を有することを特徴とする工業製品の生産設備。
(1)の発明による工業製品の生産設備は、成形機、第1金型交換機、及び金型自動開閉装置を有している。成形機は、一対の金型を用いて工業製品を成形する。第1金型交換機は、成形機の一対の金型が開く方向と平行に、かつ成形機に隣接して配置されている。金型自動開閉装置は、第1金型交換機に平行かつ隣接して配置されている。
例えば、一対の金型は、射出成形の重要部であり、一対の金型を組み合わせて、所望の合成樹脂製品と同一形状の空間(キャビティ)を形成することにより、成形品を生産できる。一般に、射出成形機に用いられる金型は、コア(雄型、可動金型ともいう)とキャビティ(雌型、固定金型ともいう)とで一対に構成されている。例えば、固定金型は、溶融樹脂が流入されるスプールを有し、スプールは、ランナ、ゲートを通じて空間(キャビティ)に連通している。又、可動金型及び固定金型は、キャビティ内の溶融樹脂を冷却するために複数の冷却水孔を有している。
射出成形機は、型締め装置と射出装置で構成してよく、型締め装置及び射出装置の動作を制御する制御盤を構成に含めることもできる。型締め装置は一対の金型をチャックでき、射出装置は溶融樹脂を射出できる。
型締め装置は、一対の金型を開閉でき、溶融樹脂を充填時に一対の金型に高圧をかけることができる。一般に、固定金型が型締め装置に固定され、可動金型が複数のダイバー(案内棒)に案内されて型締め装置で移動する。
射出装置は、シリンダを主構成としてよく、シリンダは外周にバンドヒータを配置してよく、内部にスクリューを配置している。ホッパーから成形材料(ペレット)がシリンダの基端部に供給され、スクリューを回転すると、成形材料を溶融可塑化させて、先端のノズルから溶融樹脂を射出できる。なお、射出装置が稼働中は、ノズルがスプールに連通している。
第1金型交換機は、一対の金型が載置される領域を有してよく、この領域に複数の長尺のローラーを配置してよく、これらのローラーの軸方向を一対の金型が相対的に進退する方向と平行する方向に配置して、これらのローラーを転動させることにより、一対の金型が相対的に進退する方向と直交する方向に一対の金型を移動できる。
又、第1金型交換機は、自走車であってよく、第1金型交換機が設置される床面に軌道となる一対のレールを配置してよく、これらのレールを一対の金型が相対的に進退する方向と平行する方向に配置してよく、一対の金型が相対的に進退する方向と平行する方向に第1金型交換機を移動できる。
第1金型交換機は、一対の金型が載置される載置面を二連以上の三連に構成してよく、ロット生産が終了した一対の金型が第1の載置面に移載された後に、直ちに金型自動開閉装置に移載される。一方、次のロット用の一対の金型が第2の載置面に載置されて待機しており、第1金型交換機が所定位置まで移動した後に、次のロット用の一対の金型が射出成形機に移動して、一対の金型が交換される。
金型自動開閉装置は、成形機に搬出する一対の金型を把持して少なくともそれらの金型の成形面の防錆油を除去可能なように離間することができる。つまり、次のロット用の一対の金型を第1金型交換機の第2の載置面に移載できる。
金型自動開閉装置は少なくとも一対の金型の成形面を離間する場合には、金型自動開閉装置が離間している間に、防錆油を除去する作業を行う他、防錆油を塗布する作業、一対の金型の動作を確認する作業などを含み、その他金型のメンテナンス作業を含んでいる。
例えば、合成樹脂製品は、一対の金型のみでは形成が困難な開口を設ける必要があり、この場合、キャビティ内に突出するシャフトを駆動するシリンダの動作を生産前に確認する作業が必要である。
金型自動開閉装置は少なくとも一対の金型の成形面の防錆油を除去可能なように離間するとは、一対の金型が充分に離間することを意味しており、作業者が一対の金型の間に立ち入って作業できる程度に離間することを意味している。例えば、バンパーは、1.8m程度の長尺であり、一対の金型はそれ以上の横幅を有しているので、作業者は、一対の金型の間に立ち入って防錆油の除去作業が可能になる。
同様に、金型自動開閉装置は一対の金型の成形面に防錆油が塗布可能なように離間するとは、一対の金型が充分に離間することを意味しており、作業者が一対の金型の間に立ち入って作業できる程度に離間することを意味している。
(1)の発明による工業製品の生産設備は、従来、例えば射出成形機が一対の金型を開いて、作業者が金型の成形面の防錆油を除去又は塗布する作業を金型自動開閉装置で行えるようになった。つまり、射出成形機を停止することなく、金型の成形面の防錆油を除去又は塗布する作業が可能になった。
(1)の発明による工業製品の生産設備は、成形機が稼働中に金型自動開閉装置で一対の金型にメンテナンス作業を行うことにより、多品種少量生産に好適な生産性効率の高い工業製品の生産設備を提供できる。
(2) 前記一対の金型を加熱する機能を有する金型待機台を前記第1金型交換機に平行かつ隣接させると共に前記金型自動開閉装置の近傍に配置することを特徴とする(1)記載の工業製品の生産設備。
金型待機台は、一対の金型が載置される領域を有してよく、この領域に複数の長尺のローラーを配置してよく、これらのローラーの軸方向を一対の金型が相対的に進退する方向と平行する方向に配置して、これらのローラーを転動させることにより、一対の金型が相対的に進退する方向と直交する方向に一対の金型を移動できる。
例えば、ロット生産が終了した一対の金型が第1金型交換機の第1の載置面に移載された後に、次のロット用の一対の金型が金型自動開閉装置で待機している場合がある。この場合、ロット生産が終了した一対の金型を金型待機台に一時的に載置して、次のロット用の一対の金型を射出成形機に取り付ける間に、金型待機台の一対の金型を金型自動開閉装置に移載することにより、一対の金型の交換時間を短縮できる。
(3) 前記金型自動開閉装置は、前記一対の金型の内の一方の金型を把持する可動台と、前記一対の金型の内の他方の金型を把持する固定台と、前記固定台に対して前記可動台を近接又は離反させるボールねじ機構と、を備えることを特徴とする(1)又は(2)記載の工業製品の生産設備。
(3)の発明による工業製品の生産設備は、金型自動開閉装置が可動台、固定台、及びボールねじ機構を備えている。可動台は、一対の金型の内の一方の金型を把持する。固定台は、一対の金型の内他方の金型を把持する。ボールねじ機構は、固定台に対して可動台を近接又は離反させる。
可動台には、可動金型が把持されることが好ましく、固定台には、固定金型が把持されることが好ましい。可動台及び固定台に可動金型及び固定金型を把持する手段は、後述する電磁チャックであってよく、油圧チャックであってもよい。可動台及び固定台の下部には、可動金型及び固定金型の底面が載置されて転動する複数のローラーを設けることが好ましい。
ボールねじ機構は、ボールねじとボールナットで構成してよく、ボールナットを可動台に固定し、固定台に対して可動台が移動する方向と平行にボールねじを配置する。ボールねじの一端にモータの出力軸を連結し、モータを駆動することにより、固定台に対して可動台を近接又は離反させることができる。ボールねじ機構は、ボールねじとボールナットが複数のベアリングを介して連結しているので、可動台を円滑に移動できるという効果がある。
可動台及び固定台を設置する床面に可動台を案内する一対のスライドレールを設けることが好ましく、可動台を案内するダイバー(案内シャフト)が不要となり、ボールねじ機構を床面に設置すれば、可動台及び固定台が開いた床面に作業者が立ち入ることが容易になる。
(4) 前記可動台及び前記固定台は、前記一対の金型をそれぞれ電磁チャックすることを特徴とする(3)記載の工業製品の生産設備。
(5) 前記金型自動開閉装置に隣接して配置し、前記一対の金型が相対的に進退する方向と直交する方向に当該一対の金型を移動させると共に、前記一対の金型を載置して前記一対の金型が相対的に進退する方向と平行する方向に移動可能な第2金型交換機と、この第2金型交換機に隣接して配置し、複数の一対の金型を収容する金型ラックと、を更に備え、第2金型交換機は、前記金型自動開閉装置から前記一対の金型が移載されて前記金型ラックに前記一対の金型を収容すると共に、前記金型ラックから次に使用される一対の金型が移載されることを特徴とする(1)から(4)記載の工業製品の生産設備。
(5)の発明による工業製品の生産設備は、第2金型交換機と金型ラックを更に備えている。第2金型交換機は、金型自動開閉装置に隣接して配置し、一対の金型が相対的に進退する方向と直交する方向に当該一対の金型を移動させる。又、第2金型交換機は、一対の金型を載置して一対の金型が相対的に進退する方向と平行する方向に移動可能となっている。
そして、第2金型交換機は、金型自動開閉装置から一対の金型が移載されて金型ラックに一対の金型を収容する。又、第2金型交換機は、金型ラックから次に使用される一対の金型が移載される。
第2金型交換機は、一対の金型が載置される領域を有してよく、この領域に複数の長尺ローラーを配置してよく、これらのローラーの軸方向を一対の金型が相対的に進退する方向と平行する方向に配置して、これらのローラーを転動させることにより、一対の金型が相対的に進退する方向と直交する方向に一対の金型を移動できる。
又、第2金型交換機は、自走車であってよく、第2金型交換機が設置される床面に軌道となる一対のレールを配置してよく、これらのレールを一対の金型が相対的に進退する方向と平行する方向に配置してもよい。又、一対の金型が相対的に進退する方向と平行する方向に第2金型交換機を移動できる。
金型ラックは、複数の一対の金型を前記レールと平行して並列して収容するものが望ましい。又、所望の一対の金型を第2金型交換機に送受できる。第2金型交換機に一対の金型を載置して昇降するリフターを設けることにより、金型ラックを2段に構成することもできる。
(5)の発明による工業製品の生産設備は、一対の金型が成形機→金型自動開閉装置→第2金型交換機→金型ラックへと移動する第1のルートを有してよく、一対の金型が金型ラック→第2金型交換機金型→自動開閉装置→成形機へと移動する第2のルートを有してよく、一対の金型が第1金型交換機→金型待機台へと移動する第1の迂回ルートを有してよく、一対の金型が第2金型交換機→金型待機台へと移動する第2の迂回ルートを有してよく、一対の金型がロット毎の異なる生産数に対応して複数のルートを経由できる。
(6) 一対の金型を利用した成形機を用いて工業製品を生産する成形工程と、第1金型交換機を用いて使用後の古い一対の金型を交換する交換工程と、前記第1金型交換機を用いて前記一対の金型を加熱する機能を有する金型待機台から暖められた新たな一対の金型を前記成形機にセットするセット工程と、金型自動開閉装置を用いて前記使用後の古い一対の金型を開いてメンテナンスするメンテナンス工程と、を含むことを特徴とする工業製品の生産方法。
(6)の発明による工業製品の生産方法は、小ロットの工業製品を効率よく生産しようとする場合に、生産設備の稼働率を大幅に向上できる。又、金型待機台に金型を暖める機能があるので、金型チェンジした成形機をスムーズに使用できる。
(7) 前記メンテナンス工程は、前記成形機に搬出する前記一対の金型を前記金型自動開閉装置が把持して離間している間に少なくともそれらの金型の成形面の防錆油を除去する除去工程と、前記成形機から搬送される前記一対の金型を前記金型自動開閉装置が把持して離間している間にそれらの金型の成形面に防錆油を塗布する塗布工程と、を含むことを特徴とする(6)記載の工業製品の生産方法。
(8) 前記メンテナンス工程は、前記金型自動開閉装置を用いて新たな一対の金型を開き、当該一対の金型が所定の正しい動作を行うかを検査する動作確認工程を含むことを特徴とする(6)又は(7)記載の工業製品の生産方法。
(9) 前記金型自動開閉装置に隣接して配置し、前記一対の金型が相対的に進退する方向と直交する方向に当該一対の金型を移動させると共に、前記一対の金型を載置して前記一対の金型が相対的に進退する方向と平行する方向に移動可能な第2金型交換機と、この第2金型交換機に隣接して配置し、複数の一対の金型を収容する金型ラックと、を更に備え、前記第2金型交換機を用いて前記金型自動開閉装置から前記一対の金型を移載して前記金型ラックに前記一対の金型を収容する収容工程と、前記第2金型交換機を用いて前記金型ラックから次に使用される一対の金型を当該第2金型交換機に移載する供給工程と、を含むことを特徴とする(6)から(8)のいずれかに記載の工業製品の生産方法。
本発明による工業製品の生産設備は、成形機が稼働中に金型自動開閉装置で一対の金型にメンテナンス作業を行うことにより、多品種少量生産に好適な生産性効率の高い工業製品の生産設備を提供できる。
本発明による工業製品の生産方法は、小ロットの工業製品を効率よく生産しようとする場合に、生産設備の稼働率を大幅に向上できる。又、金型待機台に金型を暖める機能があるので、金型チェンジした成形機をスムーズに使用できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明による生産設備の一実施形態を示す平面配置である。図2は、前記実施形態の生産設備に備わる金型自動開閉装置の斜視図である。図3は、前記実施形態の生産設備に備わる金型自動開閉装置を部分的に拡大した斜視図である。図4は、前記実施形態の生産設備の工程図である。
最初に、本発明の実施形態による生産設備の構成を説明する。図1において、生産設備Pは、射出成形機2、第1金型交換機3、及び金型自動開閉装置4を備えている。射出成形機2は、一対の金型1a・1bを用いて合成樹脂製品を成形する。射出成形機2は、横型の射出成形機となっている。
図1において、第1金型交換機3は、一対の金型1a・1bが相対的に進退する方向と直交する方向に一対の金型1a・1bを移動させる。又、第1金型交換機3は、一対の金型を載置して一対の金型1a・1bが相対的に進退する方向と平行する方向に移動可能となっている。金型自動開閉装置4は、第1金型交換機3に隣接して、射出成形機2と対向配置されている。
図1及び図2において、金型自動開閉装置4は、射出成形機2に搬出する一対の金型1a・1bを把持して少なくとも一対の金型1a・1bの成形面の防錆油を除去可能なように離間できる。又、金型自動開閉装置4は、射出成形機2から搬送される一対の金型1a・1bを把持して、一対の金型1a・1bの成形面に防錆油が塗布可能なように離間できる。
図1において、一方の金型1aは可動金型であって、他方の金型1bは固定金型である。金型1aと金型1bが組み合わせて、所望の合成樹脂製品と同一形状の空間(キャビティ)を形成することにより、成形品を生産できる。金型1bは、溶融樹脂が流入されるスプール(図示せず)を有し、スプールは、ランナ、ゲートを通じて空間(キャビティ)に連通している。又、金型1a及び金型1bは、キャビティ内の溶融樹脂を冷却するために複数の冷却水孔(図示せず)を有している。
図1において、射出成形機2は、型締め装置21と射出装置22で構成してよく、型締め装置21及び射出装置22の動作を制御する制御盤(図示せず)を射出成形機2の構成に含めることもできる。型締め装置21は、一対の金型1a・1bをチャックでき、射出装置22は、溶融樹脂を射出できる。
図1において、型締め装置21は、一対の金型1a・1bを開閉でき、溶融樹脂を充填時に一対の金型1a・1bに高圧をかけることができる。固金型1bが型締め装置21に固定され、可動金型1aが複数のダイバー21aに案内されて型締め装置21で移動する。
図1において、射出装置22は、シリンダ22aを主構成としている。シリンダ22aは、外周にバンドヒータ(図示せず)を配置している。又、シリンダ22aの内部にスクリュー22bを配置している。図示しないホッパーから成形材料がシリンダ22aの基端部に供給され、スクリューをモータ22mで回転すると、成形材料を溶融可塑化させて、先端のノズル22cから溶融樹脂を射出できる。なお、射出装置22が稼働中は、ノズル22cがスプールに連通している。
図1において、第1金型交換機3は、一対の金型1a・1bが載置される領域を有しており、この領域に複数の長尺のローラー3rを配置している。複数のローラー3rの軸方向を一対の金型1a・1bが相対的に進退する方向と平行する方向(以下、X方向という)に配置しており、これらのローラー3rを転動させることにより、一対の金型1a・1bが相対的に進退する方向と直交する方向(以下、Y方向という)に一対の金型1a・1bを移動できる。
図1において、第1金型交換機3は、自走車となっている。第1金型交換機3が設置される床面に軌道となる一対のレール3a・3aを配置している。一対のレール3a・3aは、これらの長手方向をX方向に配置しており、第1金型交換機3をX方向に移動できる。
次に、本発明の実施形態による生産設備の作用を説明する。
図1において、第1金型交換機3は、一対の金型1a・1bが載置される載置面を二連に構成している。そして、ロット生産が終了した一対の金型1a・1bが第1の載置面31に移載された後に、直ちに金型自動開閉装置4に移載される。一方、次のロット用の一対の金型1a・1bが第2の載置面32に載置されて待機しており、第1金型交換機3がY方向の所定位置まで移動した後に、次のロット用の一対の金型1a・1bが射出成形機2に移動して、一対の金型1a・1bが交換される。
図2及び図3を参照すると、金型自動開閉装置4は、射出成形機2に搬出する一対の金型1a・1bを把持して少なくともそれらの金型1a・1bの成形面の防錆油を除去可能なように離間することができる。つまり、次のロット用の一対の金型1a・1bを第1金型交換機3の第2の載置面32に移載できる。
図3を参照すると、金型自動開閉装置4は、一対の金型1a・1bの成形面の防錆油を除去可能なように充分に離間する。図3に示されるように、作業者Mが一対の金型1a・1bの間に立ち入って作業できる程度に離間する。作業者Mは、一対の金型1a・1bの間に立ち入って防錆油の除去作業が可能である。
同様に、図3を参照すると、金型自動開閉装置4は、一対の金型1a・1bの成形面の防錆油を塗布可能なように充分に離間する。図3に示されるように、作業者Mが一対の金型1a・1bの間に立ち入って作業できる程度に離間する。作業者Mは、一対の金型1a・1bの間に立ち入って防錆油の塗布作業が可能である。
このように、本発明の実施形態による生産設備Pは、従来、射出成形機2が一対の金型1a・1bを開いて、作業者が金型の成形面の防錆油を除去又は塗布する作業を金型自動開閉装置4で行えるようになった。つまり、射出成形機2を停止することなく、金型の成形面の防錆油を除去又は塗布する作業が可能になった。
本発明の実施形態による生産設備Pは、射出成形機2が稼働中に金型自動開閉装置4で一対の金型1a・1bに防錆油を塗布又は除去することにより、多品種少量生産に好適な生産性効率の高い工業製品の生産設備を提供できる。
次に、本発明の実施形態による生産設備の構成及び作用を更に説明する。図1において、生産設備Pは、金型自動開閉装置4に並列して配置され、一対の金型1a・1bを一時的に載置して一対の金型1a・1bを第1金型交換機3に送受する金型待機台5を備えている。
図1において、金型待機台5は、次に、射出成形機2に一対の金型1a・1bをセットするために、一対の金型1a・1bを暖める機能も備える。特に、金型1bに設けられたランナを暖めて内部の合成樹脂を溶かすことが重要になる。
図1において、金型待機台5は、一対の金型1a・1bが載置される領域を有しており、この領域に複数の長尺のローラー5rを配置している。複数のローラー5rの軸方向を一対の金型1a・1bが相対的に進退する方向と平行する方向に配置しており、これらのローラー5rを転動させることにより、一対の金型1a・1bをX方向に移動できる。
例えば、図1において、ロット生産が終了した一対の金型1a・1bが第1金型交換機3の第1の載置面31に移載された後に、次のロット用の一対の金型1a・1bが金型自動開閉装置4で待機している場合がある。この場合、ロット生産が終了した一対の金型1a・1bを金型待機台5に一時的に載置して、次のロット用の一対の金型1a・1bを射出成形機2に取り付ける間に、金型待機台5の一対の金型1a・1bを金型自動開閉装置に移載することにより、一対の金型1a・1bの交換時間を短縮できる。
図1において、生産設備Pは、第2金型交換機6と金型ラック7を更に備えている。第2金型交換機6は、金型自動開閉装置4に隣接して配置され、一対の金型1a・1bが相対的に進退する方向と直交する方向に一対の金型1a・1bを移動させる。又、第2金型交換機6は、一対の金型1a・1bを載置してY方向に移動可能となっている。
図1において、第2金型交換機6は、金型自動開閉装置4から一対の金型1a・1bが移載されて金型ラック7に一対の金型を収容する。又、第2金型交換機6は、金型ラック7から次に使用される一対の金型1a・1bが移載される。
図1において、第2金型交換機6は、一対の金型1a・1bが載置される領域を有している。この領域に複数の長尺のローラー6rを配置しており、複数のローラー6rの軸方向をY方向に配置しており、これらのローラー6rを転動させることにより、一対の金型1a・1bをY方向に移動できる。
又、図1において、第2金型交換機6は、自走車となっている。第2金型交換機6が設置される床面に軌道となる一対のレール6a・6aを配置している。一対のレール6a・6aの長手方向をY方向に配置しており、第2金型交換機6をY方向に移動できる。
図1において、金型ラック7は、複数の一対の金型1a・1bを一対のレール6a・6aと平行して並列して収容している。そして、所望の一対の金型1a・1bを第2金型交換機6に送受できる。第2金型交換機6に一対の金型1a・1bを載置して昇降するリフター(図示せず)を設けることにより、金型ラック7を2段に構成することもできる。
図1において、実施の形態による生産設備Pは、一対の金型1a・1bが射出成形機2→金型自動開閉装置4→第2金型交換機6→金型ラック7へと移動する第1のルートを有している。又、生産設備Pは、一対の金型1a・1bが金型ラック7→第2金型交換機6→金型自動開閉装置4→射出成形機2へと移動する第2のルートを有している。
更に、実施の形態による生産設備Pは、一対の金型1a・1bが第1金型交換機3→金型待機台5へと移動する第1の迂回ルートを有しており、一対の金型1a・1bが第2金型交換機6→金型待機台5へと移動する第2の迂回ルートを有している。第2金型交換機6→金型待機台5へと移動する臨時ルートを有してよく、金型待機台5→第2金型交換機6へと移動する臨時ルートを有してもよい。、実施の形態による生産設備Pは、一対の金型1a・1bがロット毎の異なる生産数に対応して複数のルートを経由できる。
図1において、実施の形態による生産設備Pは、移載ロボット81を射出成形機2の近傍に配置している。移載ロボット81は、射出成形機2で成形した合成樹脂製品を把持して製品エリアSに移載する。そして、製品エリアSでは、ゲートカットロボット82を設置しており、ゲートカットロボット82は、合成樹脂製品のバリを削除する。
図1において、バリが削除された合成樹脂製品は、移載ロボット81でターンテーブルTに移載される。ターンテーブルTは、製品エリアSと物流エリアUに跨っており、ターンテーブルTが回転して、合成樹脂製品が物流エリアUに移動する。物流エリアUでは、合成樹脂製品に品質検査が実施された後に、次の工程に出荷される。
次に、実施の形態による金型自動開閉装置の構成及び作用を説明する。図2を参照すると、金型自動開閉装置4は、可動台41、固定台42、及びボールねじ機構43を備えている。可動台41は、一対の金型1a・1bの内の金型1a(可動金型)を把持する。固定台42は、一対の金型1a・1bの内の金型1b(固定金型)を把持する。ボールねじ機構43は、固定台42に対して可動台41を近接又は離反させることができる。
図2において、可動台41及び固定台42は、それぞれに電磁チャック41e・42eを備えている。電磁チャック41eを通電すると、金型1aを可動台41に把持できる(図1参照)。電磁チャック42eを通電すると、金型1bを固定台42に把持できる(図1参照)。
図2において、可動台41及び固定台42の下部には、金型1a及び金型1bの底面が載置されて転動する複数のローラー41r・42rを設けており、第1金型交換機3又は第2金型交換機6から一対の金型1a・1bを移動できる(図1参照)。
図2において、ボールねじ機構43は、ボールねじ43sとボールナット43nで構成している。ボールナット43nは、可動台41に固定している。ボールねじ43sは、その軸方向を固定台42に対して可動台41が移動する方向と平行に配置している。
図2において、ボールねじ43sの一端は、モータ43mの出力軸に連結している。モータ43mを駆動することにより、固定台42に対して可動台41を近接又は離反させることができる。ボールねじ機構43は、ボールねじ43sとボールナット43nが複数のベアリングを介して連結しているので、可動台41を円滑に移動できる。可動台41の速度、又は電磁チャック41e・42eの切換は、図2に示された制御盤44によって、制御される。
図2において、可動台41及び固定台42を設置する床面に可動台41を案内する一対のスライドレール4s・4sを設けており、可動台41を案内するダイバー(案内シャフト)が不要となり、ボールねじ機構43を床面近傍に設置して、可動台41及び固定台42が開いた床面に作業者Mが立ち入ることが容易になる(図3参照)。
次に、図4を参照して、1ロットサイクル中に射出成形機2で主として実施される作業工程と金型自動開閉装置4で実施される作業工程とを比較して説明する。なお、図4の上段は、1ロットサイクル中に射出成形機2で主として実施される作業工程を示し、図4の下段は、1ロットサイクル中に金型自動開閉装置4で実施される作業工程を示している。
図4において、射出成形機2がロット中の最後の合成樹脂製品を成形すると(ステップS1)、次のロットの成形条件が設定される(ステップS2)。次に、一対の金型1a・1bの予備温調が解除される(ステップS3)。次に、一対の金型1a・1bが交換される(ステップS4)。次に、次のロットの合成樹脂製品が手動で成形され、成形条件が正しい確認される(ステップS4)。成形条件が正しい確認されると、射出成形機2の自動運転が開始される(ステップS4)。
一方、一対の金型1a・1bを金型自動開閉装置4が把持して離間している間に金型内が清掃される(ステップ11)。具体的には、ステップ11では、一対の金型1a・1bの成形面の防錆油が除去される(図2及び図3参照)。次に、一対の金型1a・1bの動作が確認される(ステップ12)。そして、一対の金型1a・1bが射出成形機2に取り付けられる。
又、交換された一対の金型1a・1bは、防錆処理される(ステップ13)。具体的には、ステップ13では、一対の金型1a・1bを金型自動開閉装置4が把持して離間している間に、一対の金型1a・1bの成形面に防錆油が塗布される(図2及び図3参照)。
このように、本発明の実施形態による合成樹脂成形製品の生産方法は、射出成形機2が稼働中に金型自動開閉装置4で一対の金型1a・1bに防錆油を塗布又は除去することにより、一対の金型1a・1bの交換時間を短縮できる。実測値では、平均の金型交換時間が約19分から約14分に約5分短縮できた。
本発明に適用される合成樹脂成形製品には、バンパー、又はインストルパネルなどの車体部品はもとより、自動二輪車の外板部品も含まれる。又、本発明に適用される工業製品は、合成樹脂成形製品に限定されず、アルミニウムのダイキャスト製品、エンジンのクランクケース、自動二輪車のアルミ鋳造フレームも含まれる。
本発明による生産設備の一実施形態を示す平面配置である。 前記実施形態の生産設備に備わる金型自動開閉装置の斜視図である。 前記実施形態の生産設備に備わる金型自動開閉装置を部分的に拡大した斜視図である。 前記実施形態の生産設備の工程図である。
符号の説明
1a・1b 一対の金型
2 射出成形機(成形機)
3 第1金型交換機
4 金型自動開閉装置
P 生産設備

Claims (3)

  1. 一対の金型を用いて工業製品を成形する成形機と、
    前記成形機の一対の金型が開く方向と平行に、かつ当該成形機に隣接して配置された第1金型交換機と、
    この第1金型交換機に平行かつ隣接して配置された金型自動開閉装置と、
    前記第1金型交換機に平行かつ隣接して配置されると共に、前記金型自動開閉装置の近傍に配置された、前記一対の金型を加熱する機能を有する金型待機台と、
    前記金型自動開閉装置に隣接して配置し、前記一対の金型が相対的に進退する方向と直交する方向に当該一対の金型を移動させると共に、前記一対の金型を載置して前記一対の金型が相対的に進退する方向と平行する方向に移動可能な第2金型交換機と、
    この第2金型交換機に隣接して配置し、複数の一対の金型を収容する金型ラックと、
    前記第1金型交換機から前記金型待機台へ及び前記金型待機台から前記第1金型交換機へと前記一対の金型が移動するための第1迂回ルートと、
    前記第2金型交換機から前記金型待機台へと前記一対の金型が移動するための第2迂回ルートと、を備え、
    前記第2金型交換機は、前記金型自動開閉装置から前記一対の金型が移載されて前記金型ラックに前記一対の金型を収容すると共に、前記金型ラックから次に使用される一対の金型が移載されることを特徴とする工業製品の生産設備。
  2. 前記金型自動開閉装置は、前記一対の金型の内の一方の金型を把持する可動台と、前記一対の金型の内の他方の金型を把持する固定台と、前記固定台に対して前記可動台を近接又は離反させるボールねじ機構と、を備えることを特徴とする請求項1記載の工業製品の生産設備。
  3. 前記固定台及び前記可動台は、前記一対の金型をそれぞれ電磁チャックすることを特徴とする請求項2記載の工業製品の生産設備。
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