JP2003136215A - ダイカスト装置およびダイカスト装置の金型搬送方法 - Google Patents

ダイカスト装置およびダイカスト装置の金型搬送方法

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JP2003136215A
JP2003136215A JP2001332970A JP2001332970A JP2003136215A JP 2003136215 A JP2003136215 A JP 2003136215A JP 2001332970 A JP2001332970 A JP 2001332970A JP 2001332970 A JP2001332970 A JP 2001332970A JP 2003136215 A JP2003136215 A JP 2003136215A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数組の金型を交互に入れ替えて鋳造を行う
ダイカスト装置において、鋳造領域における金型の搬送
経路を拡大することなく、金型の段取り替えを効果的に
行い得る金型の搬送技術を提供する。 【解決手段】 二組の金型D1,D2を用いて交互に鋳
造作業を行う鋳造領域と、金型D1,D2を保管する金
型保管領域とを備え、その鋳造領域と金型保管領域との
間で金型D1,D2の搬送を行うダイカスト装置におい
て、鋳造領域内で金型D1,D2の搬送を行う搬送経路
を共通経路30および分岐経路32,34からなるT字
形に形成する。分岐経路32,34内における搬出位置
P2と製品取出位置P3,P4との間に、金型D1,D
2の段取り替えを行う段取り替え位置P5,P6を設定
し、その段取り替え位置P5,P6に金型保管領域に通
じる領域間搬送経路を36を接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイカスト装置
において、鋳造に用いる金型を鋳造領域と金型保管領域
との間で搬送する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−190526号公報には、金
型を用いて鋳造を行う一般的なダイカスト装置が記載さ
れている。このダイカスト装置は、ダイカスト本体と金
型開閉装置との間を移動する二組の金型を用いて連続的
な鋳造を行うように構成されている。金型は専用の金型
台車に乗せられてダイカスト本体まで搬送された後でダ
イカスト本体で型締めされ、溶湯の射出が行われる。そ
の後、金型は再び金型台車に乗せられて金型開閉装置ま
で搬送された後で、その金型開閉装置によって型開きさ
れて鋳造品が取り出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なダイカスト装置において、例えば金型交換時や金型保
管時に金型を、鋳造や製品取り出しを行う鋳造領域から
鋳造領域外へ搬出し、所定の保管庫まで搬送することが
ある。この場合において、鋳造領域の金型搬送経路にお
ける製品取出位置から更に延長した方向に金型の段取り
替え位置を設定し、それに連続した形態で保管庫までの
金型の搬送経路を形成するといったことが考えられる。
しかしながら、上述したような形態で鋳造領域と金型保
管領域とを搬送経路で接続した場合、鋳造領域の搬送経
路が実質的に延長されてしまい、ダイカスト装置が大型
化し、占有スペースが増大することになる。
【0004】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、複数組
の金型を交互に入れ替えて鋳造を行うダイカスト装置に
おいて、鋳造領域における金型の搬送経路を拡大するこ
となく、金型の段取り替えを効果的に行い得る金型の搬
送技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係るダイカスト装置は、特許請求の範囲の
各請求項に記載の通りの構成を備えた。請求項1に記載
されたダイカスト装置では、複数組の金型をダイカスト
本体に交互に搬入させて鋳造を行い、鋳造後の金型を前
記ダイカスト本体から搬出して製品の取り出しを行う鋳
造領域と、金型を保管する金型保管領域とを備えるとと
もに、その鋳造領域と金型保管領域との間で金型の搬送
を行う。また、ダイカスト装置は、鋳造領域内で金型の
搬送を行う第1の搬送経路と、鋳造領域と金型保管領域
との間で金型の搬送を行う第2の搬送経路とを有する。
更に、第1の搬送経路上には金型の段取り替えを行う段
取り替え位置が設定されており、その段取り替え位置に
第2の搬送経路が接続されている。上記のように構成さ
れたダイカスト装置によれば、通常の鋳造作業時には、
複数組の金型を第1の搬送経路に沿って搬送させること
で、ダイカスト本体に交互に入れ替え、一方の組の金型
に溶湯を射出しているときに、他方の組の金型を型開き
し、製品の取り出しを行う。金型の段取り替え時には、
第1の搬送経路に設定された段取り替え位置において、
金型は第2の搬送経路を通じて鋳造領域と金型保管領域
との間を搬送され、いわゆる段取り替えが行われる。な
お、金型保管領域では金型の保管あるいは補修等を行
う。請求項1に記載の発明では、金型の段取り替え位置
を通常の鋳造作業時に用いられる金型の搬送経路内に設
定している。このため、鋳造作業に用いられる搬送経路
が拡大されないことになり、これにより、ダイカスト装
置の省スペース化およびコストの低減が可能となる。
【0006】この場合、請求項2に記載したように、第
1の搬送経路と第2の搬送経路との接続部において、第
2の搬送経路による金型の搬送方向は、第1の搬送経路
による金型の搬送方向に対して交差している構成を採用
することができる。
【0007】また、請求項3に記載のダイカスト装置で
は、第1の搬送経路は、ダイカスト本体に対応する鋳造
位置と搬出位置との間に形成される共通経路と、その共
通経路の搬出位置から分岐する二つの分岐経路とを有し
ている。そして、各分岐経路に配置された計二組の金型
が、共通経路を通ってダイカスト本体に交互に搬入出さ
れる構成とされ、第2の搬送経路は、各分岐経路に設定
された段取り替え位置に接続されている。したがって、
請求項3に記載の発明によれば、第1の搬送経路につ
き、一部を共通経路とすることで、第1の搬送経路の設
置スペースを縮小することができる。また、各分岐経路
に段取り替え位置を設定することにより、各々の金型の
段取り替えを単独で行うことができるとともに、一方の
金型による鋳造作業を継続した状態で他方の金型の段取
り替えを行うことができ、ダイカスト装置の生産性を向
上できる。
【0008】請求項4に記載のダイカスト装置では、分
岐経路における金型の搬送は、該分岐経路に沿って移動
する型開装置によって搬出位置と製品取出位置との間で
行われ、その型開装置は、金型に対して係合または離脱
する型保持機構を備えている。型開装置は、搬出位置に
おいて型保持機構を介して金型と係合または離脱するこ
とで、ダイカスト本体から共通経路を経て搬出された金
型を分岐経路上へ搬入し、あるいは分岐経路から共通経
路への搬入を許容する。これにより、共通経路と分岐経
路間での金型の搬送を円滑に行うことができる。
【0009】請求項5に記載のダイカスト装置では、型
保持機構は、金型に対して搬出位置で係合または離脱す
る第1の型保持手段と、金型に対して搬出位置と段取り
替え位置とでそれぞれ係合または離脱可能な第2の型保
持手段とを備えている。そして、第1の型保持手段と第
2の型保持手段とは、金型に対して選択的に適用可能に
構成されている。したがって、通常の鋳造作業時には、
搬出位置において第1の型保持手段を用いて金型に対す
る係合または離脱が行われる。一方、金型の段取り替え
時には、搬出位置と段取り替え位置とにおいて第2の型
保持手段を用いて金型に対する係合または離脱が行われ
る。これにより、鋳造領域の搬送経路内で金型の段取り
替えを行うことができる。
【0010】請求項6に記載のダイカスト装置では、第
1の型保持手段は、共通経路に沿う方向に向かう第1の
開口と、その第1の開口に挿入されることで係合される
第1の係合片とで構成され、また、第2の型保持手段
は、共通経路に沿う方向に向かう第2の開口と、その第
2の開口に挿入される第2の係合片とで構成されるとと
もに、第2の開口に第2の係合片が挿入された状態でそ
の向きを相対的に変えることで係合または係合が解除さ
れる構成とされている。したがって、請求項6に記載の
発明によれば、簡単な構造の型保持機構が提供される。
【0011】この場合において、請求項7に記載したよ
うに、第2の係合片を第2の開口内面に押し付ける手段
が設けられ、その押し付けによって第1の係合片が第1
の開口内面に押し付けられる構成とすることが好まし
い。このような構成を採用したときは、第1の開口と、
その開口に挿入される第1の係合片との間に隙間を設定
して円滑な挿入動作を確保する一方、挿入後においては
第2の係合片を第2の開口内面に押し付けて上記の隙間
を詰めることにより、第1の開口と第1の係合片とのガ
タツキを解消することができる。
【0012】また、請求項8に記載の発明によれば、鋳
造領域における金型の搬送経路を拡大することなく、金
型の段取り替えを効果的に行い得る方法発明を提供する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態に
係るダイカスト装置および金型搬送方法を図面に基づい
て説明する。ここで、図1は本実施の形態のダイカスト
装置10の概要を示す模式図である。図2および図3は
通常の鋳造作業時(生産時)における金型の搬送を説明
する模式図である。また、図4および図5は金型の段取
り替え時における金型の搬送を説明する模式図である。
更に図6〜図9はクランプ機構を説明する図面である。
【0014】図1に基づいて、本実施の形態に係るダイ
カスト装置10の概要を説明する。ダイカスト装置10
は、二組の金型D1,D2を単一のダイカスト本体11
に交互に入れ替えて鋳造を行う金型交換式であり、二組
の金型D1,D2、これら金型D1,D2に対して型締
めおよび溶湯の射出を行う単一のダイカスト本体11、
このダイカスト本体11への金型D1,D2の搬入およ
び搬出を行う単一の金型台車20、ダイカスト本体11
から搬出された金型D1,D2を型開きする二台の型開
装置50を備えている。なお、金型D1,D2は固定型
Daと可動型Dbとから構成される。ダイカスト本体1
1は、搬入された金型D1,D2を型締めした状態で、
金型D1,D2内のキャビティへ溶湯を射出するもので
あり、閉状態の金型D1,D2の背面を加圧して横方向
から型締めする型締め装置および型締め後の金型D1,
D2内に溶湯を射出する給湯装置を備えている。
【0015】金型台車20は、金型D1,D2を乗せて
搬送するものであり、ダイカスト本体11に対する金型
D1,D2の搬入出用としてダイカスト本体11に対応
する鋳造位置P1と搬出位置P2との間にわたって形成
された、例えばレールにより構成される共通経路30を
移動し、ダイカスト本体11に対して二組の金型D1,
D2を交互に搬入出する。
【0016】また、共通経路30の搬出位置P2から分
岐する二組の分岐経路32,34が形成されている。こ
の分岐経路32,34は、共通経路30に対して直交し
ており、これら共通経路30と二組の分岐経路32,3
4とで全体としてT字形をなす金型D1,D2の搬送径
路を構成している。この搬送経路が本発明でいう鋳造領
域内で金型の搬送を行う第1の搬送経路に対応してい
る。分岐経路32,34は、例えばレールから構成さ
れ、そのレール上を金型D1,D2が移動するように構
成されており、製品取出位置P3,P4には、金型D
1,D2の型開き時に金型D1,D2から中子を引き抜
くための中子引き抜きシリンダを備えた中子引き抜き装
置52,54が配置されている。この中子引き抜き装置
52,54は図2〜図5に示されている。また、金型台
車20には、分岐経路32,34のレールに平行なレー
ルが設けられ、金型台車20が搬出位置P2へ移動され
たとき、分岐経路32,34のレールと同一線上で一致
する。したがって、金型D1,D2は、搬出位置で共通
経路30と分岐経路32,34との間を行き来すること
ができる。
【0017】型開装置50は、各分岐経路32,34に
それぞれ配置されており、分岐経路に沿って移動し、搬
出位置P2と製品取出位置P3,P4との間において金
型D1,D2を搬送する。なお、型開装置50の移動
は、例えば電動モータを駆動源とするボールネジ機構に
よって構成される移動手段で行われる。型開装置50
は、クランプ機構60を備え、搬出位置P2でそのクラ
ンプ機構60を介して金型D1,D2と係合または離脱
するようになっている。このクランプ機構60が本発明
でいう型保持機構に対応するものであり、その詳細につ
いては後述する。また、型開装置50は、金型D1,D
2を型開きするための手段を有する。そして、型開装置
50は、金型D1,D2を製品取出位置P3,P4へ搬
送後、その型開き手段を作動させて一方の固定型Daか
ら他方の可動型Dbを引き離し、また固定型Daから中
子を引き抜くことで型開きを行う。型開き後において
は、製品取り出し装置による製品の取り出しが行われ
る。
【0018】分岐経路32,34上において、搬出位置
P2と製品取出位置P3,P4との間には、金型D1,
D2の段取り替えを行う(別の金型と交換する)段取り
替え位置P5,P6が設定されている。そして、この段
取り替え位置P5,P6に対応してそれぞれ鋳造領域と
金型保管領域との間で金型を搬送するための領域間搬送
経路36が形成されている。この領域間搬送経路36が
本発明でいう第2の搬送経路に対応している。領域間搬
送経路36は、例えばレールによって構成され、そのレ
ール上を走行する無人搬送車37,38上に金型D1,
D2を乗せて搬送するように構成される。なお、分岐経
路32,34と無人搬送車37,38との間での金型D
1,D2の移載は、例えば適宜移載装置を用いて行われ
るように構成される。ここで、鋳造領域とは、ダイカス
ト本体11、型開装置50、およびそれらをつなぐ金型
D1,D2の搬送経路等を含む領域であって、通常の鋳
造作業に用いられる領域をいう。また、金型保管領域と
は、金型保管庫42、金型保全場44を含み、金型D
1,D2の保管あるいは補修等を行う領域をいう。
【0019】次に、型開装置50のクランプ機構60を
図6〜図8に基づいて説明する。このクランプ機構60
は、図6の模式図に示すように、通常の鋳造作業時に用
いられる第1のクランプ手段61と、金型D1,D2の
段取り替え時に用いられる第2のクランプ手段66とを
有する。第1のクランプ手段61は、金型D1,D2が
搬出位置P2から製品取出位置P3,P4へ移動すると
きに型開装置50に保持させ、金型D1,D2が搬出位
置P2から鋳造位置P1へ移動するときに解除するよう
になっている。この第1のクランプ手段61が本発明で
いう第1の型保持手段に対応している。
【0020】第1のクランプ手段61は、型開装置50
に一定間隔を置いて対向状に設けられた2個のL形フッ
ク62と、そのL形フック62の形状に対応して金型D
1,D2の固定型Daに形成されたL溝63とを有して
おり、搬出位置P2に待機した状態で、鋳造後の金型D
1、D2が鋳造位置P1から搬出位置P2へ移動される
とき、L溝63内にL形フック62が側方から挿入され
るように構成されている。すなわち、L形フック62お
よびL溝63は、金型台車20の移動方向に関して一様
の断面形状に形成され、金型D1,D2の搬出位置P2
に向かう移動動作を利用してL形フック62がL溝63
に係合する構成とされている。上記のL形フック62が
本発明における第1の係合片に対応し、L溝63が本発
明における第1の開口に対応している。L形フック62
がL溝63に係合した状態では、図7に示すように、L
形フック62とL溝63とは挿入方向に交差する方向、
すなわち型開き方向に面接触する構成とされ、これによ
り金型D1,D2を型開装置50に搬送方向に保持する
ようになっている。
【0021】次に、第2のクランプ手段66は、搬出位
置P2と段取り替え位置P5,P6とにおいて、それぞ
れ係合または離脱可能に構成される。この第2のクラン
プ手段66が本発明でいう第2の型保持手段に対応して
いる。第2のクランプ手段66は、図6に示すように、
型開装置50に設けられたT形フック67と、金型D
1,D2の固定型Daに設けられたT溝68とを有し、
第1のクランプ手段61の場合と同様、搬出位置P2に
待機した状態で、鋳造後の金型D1、D2が鋳造位置P
1から搬出位置P2へ移動されるとき、T溝68内にT
形フック67が側方から挿入されるように構成されてい
る。なお、T形フック67は、対向配置されたL形フッ
ク62の間に配置され、これに対応してT溝68がL溝
63の間に形成されている。上記のT形フック67が本
発明における第2の係合片に対応し、T溝68が本発明
における第2の開口に対応している。
【0022】また、T形フック67は、型開装置50に
対して軸方向(型開き方向であり、かつ型搬送方向)に
進退可能および軸方向回りに90度の往復旋回可能に設
けられおり、その駆動手段としては、例えばシリンダが
用いられる。T形フック67のフック部67aは、長方
形のプレート状に形成されており、そのフック部67a
を横向きにした状態(離脱位置)では、T溝68に対し
て正面方向から挿入あるいは抜脱できる構成とされてい
る。そして、T形フック67は、縦向き状態(係合位
置)のときにT溝68に係合可能となり、縦向きの状態
でT溝68に対して側方から挿入することができるが、
正面方向から挿入あるいは抜脱することはできない。す
なわち、第2のクランプ手段66は、T形フック67を
進退動作あるいは90度の旋回動作することで、T溝6
8に対してフック部67aを係合・離脱が可能とされて
いる。なお、第2のクランプ手段66において、T形フ
ック67の進退動作については、金型D1,D2内の製
品を押し出すために型開装置50および金型D1,D2
に備えられる製品押し出し機構の押し出し動作を用いて
構成することが可能である。
【0023】次に、上記のように構成されたダイカスト
装置10の動作を図2〜図5に基づいて説明する。先
ず、通常の鋳造作業時における動作を説明する。図2お
よび図3は通常の鋳造作業時における金型D1,D2の
搬送態様を示している。ダイカスト装置10のダイカス
ト本体11に金型D1,D2を交互に搬入出させ、鋳造
位置P1で金型D1,D2のキャビティへ溶湯を射出す
る。金型D1,D2は、同種のものを二組用いることも
できるし、あるいは異種のものを一組ずつ用いることも
できる。また、金型D1,D2の一方のみを用いた運転
も可能である。
【0024】例えば鋳造が終了した一方の金型D1は、
図2に示すように、金型台車20によって搬出位置P2
まで搬送され、このとき、一方の金型D1がクランプ機
構60を介して型開装置50に保持される。このクラン
プ機構60による金型D1の保持および解除動作につい
ては後述する。次いで、型開装置50が図3に示すよう
に、製品取出位置P3へ移動する。これにより金型D1
は、金型台車20から分岐経路32を経て製品取出位置
P3へと移動された後、移動方向と同方向の横方向に型
開きされる。この型開きは、固定型Daから可動型Db
が引き離される動作のみならず中子引き抜き装置52に
よる固定型Daから中子を引き抜く動作が含まれる。型
開き後、金型D1から製品が取り出され、さらにこの金
型D1に離型剤が塗布されたのち、金型D1は型締めさ
れる。
【0025】他方、待機中の金型D2は、型開装置50
によって分岐経路34上を搬出位置P2まで搬送され、
金型D1と交替して金型台車20上へと移動する。次い
で金型D2は、金型台車20によって鋳造位置P1まで
搬送され、ダイカスト本体11による鋳造が行われる。
鋳造が終了した金型D2は、金型D1と同様にして鋳造
位置P1から搬出され、今度は金型D2に交替して鋳造
位置P1へ型締めされた状態の金型D1が搬入される。
このように、本実施の形態に係るダイカスト装置10に
よれば、二台の金型D1,D2を用いての鋳造作業を交
互に行うことができる。
【0026】上述した通常の鋳造作業時において、搬出
位置P2でのクランプ機構60による型開装置50と金
型D1,D2との係合または離脱は、第1のクランプ手
段61によって行われる。すなわち、金型D1あるいは
D2が鋳造位置P1から搬出位置P2へ移動されると
き、型開装置50は搬出位置P2に待機している。そし
て、金型D1,D2が搬出位置P2へ移動されるとき、
図7に示すように、金型D1,D2のL溝63に型開装
置50のL形フック62が側方から挿入されて係合さ
れ、これにより型開装置50の移動方向に関して保持さ
れることになる。なお、このとき、本実施の形態では、
第2のクランプ手段66であるT形フック67は、フッ
ク部67aを縦向きとした状態でT溝68に側方から挿
入されて係合される。したがって、この状態でT形フッ
ク67を僅かに前進動作させてフック部67aにてT溝
68の内面を押すように設定すれば、相対的にL形フッ
ク62がL溝63の反対側の内面に面接触されることに
なるので、L形フック62とL溝63との間に型開き方
向に関してガタツキがあってもこれを抑えることができ
る。その後、型開装置50は第1のクランプ手段61に
より金型D1,D2を保持した状態で製品取出位置P3
またはP4へ移動され、型開き動作へと移行することに
なる。
【0027】他方、金型D1,D2が搬出位置P2から
鋳造位置P1へ搬入されるとき、クランプ機構60によ
る金型D1,D2の保持が解除される。すなわち、金型
台車20に乗せられた金型D1,D2がダイカスト本体
11に向かって移動すれば、L形フック62およびT形
フック67がL溝63およびT溝68からそれぞれ抜け
出し、金型D1,D2は型開装置50から切り離され
る。この場合、T形フック67がT溝68の壁面を加圧
する設定の時は、金型D1,D2のダイカスト本体11
への搬入に先立って、その加圧が緩められる。すなわ
ち、通常の鋳造作業時におけるクランプ機構60による
型開装置50と金型D1,D2との係合または離脱は、
自動的に行われる。
【0028】次に、金型D1,D2を異種の金型と交換
する、いわゆる段取り替え作業を図4および図5に基づ
いて説明する。図4および図5には一方の金型D1を段
取り替えする場合を示している。この段取り替え時に
は、型開装置50における第2のクランプ手段66が金
型D1を保持する。すなわち、T形フック67が縦向き
の状態(係合位置)で前進作動され、L形フック62よ
りも前方に突出する。この状態で型開装置50が搬出位
置P2に待機する。そのとき、型開装置50は通常の鋳
造作業時に比べT形フック67の前進分、製品取出位置
P3,P4側にずれた位置で待機する。したがって、そ
の状態で金型D1,D2が搬出位置P2へ移動される
と、T形フック67が金型D1のT溝68に挿入される
が、L形フック62はL溝63に挿入されないことにな
る。この状態が図8に示されている。その後、型開装置
50は第2のクランプ手段66により金型D1,D2を
保持した状態で段取り替え位置P5へ移動され、その位
置でT形フックが90度旋回され、フック部67aを横
向き(離脱位置)にする。その後、型開装置50は製品
取出位置P3へ移動される。この移動により、T形フッ
ク67がT溝68の正面から抜け出る。かくして、型開
装置50と金型D1とは縁切れし、金型D1の段取り替
えが可能になる。図5および図9にはこの状態が示され
ている。その後、金型D1は、分岐経路32の段取り替
え位置P5から適宜移載装置によって無人搬送車37上
へ乗せ替えられた後、領域間搬送経路36を経て金型保
管庫42あるいは金型保全場44へと搬送され、保管あ
るいは補修されることになる。型開装置50は製品取出
位置P3に待機する。
【0029】つづいて、金型保管庫42から別の金型が
無人搬送車37で搬送され、移載装置によって分岐経路
32の段取り替え位置P5へ移載される。その後、型開
装置50が製品取出位置P3から段取り替え位置P5へ
移動する。これにより、T形フック67のフック部67
aがT溝68の正面から溝内に挿入される。その状態
で、T形フック67が90度旋回され、フック部67a
が縦向き状態となってT溝68に係合される。かくし
て、金型の段取り替えが終了する。この間、他方の金型
D2については、鋳造作業を継続することができる。
【0030】上述したように、本実施の形態によれば、
通常の鋳造作業時には、二組の金型D1,D2を共通経
路30と分岐経路32,34に沿って搬送させること
で、ダイカスト本体11に交互に入れ替えて鋳造作業を
行うことができ、また、金型D1,D2の段取り替え時
には、分岐経路32,34に設定された段取り替え位置
P5,P6において、領域間搬送経路36を通じて鋳造
領域と金型保管領域との間を搬送し、段取り替えを行う
ことができる。そして、本実施の形態では、金型D1,
D2の段取り替え位置P5,P6を通常の鋳造作業時に
用いられる金型D1,D2の搬送経路内における搬出位
置P2と製品取出位置P3,P4との間に設定してい
る。したがって、鋳造作業に用いられる搬送経路を拡大
することなく、段取り替えを行うことが可能となり、ダ
イカスト装置10の省スペース化およびコスト低減を図
ることができる。
【0031】また、本実施の形態では、鋳造位置P1と
搬出位置P2との間の搬送について共通経路30として
あるため、鋳造領域に関する搬送経路の設置スペースを
縮小することが可能となる。また、分岐経路32,34
に段取り替え位置P5,P6を設定することにより、各
々の金型D1,D2の段取り替えを単独で行うことがで
きるとともに、一方の金型D1,D2による鋳造作業を
休止することなく、他方の金型D1,D2の段取り替え
を行うことができる。このため、ダイカスト装置10の
生産性を向上できる。
【0032】また、通常の鋳造作業時においては、型開
装置50に対する金型D1,D2の係合または離脱が第
1のクランプ手段61を介して自動的に行われる方式の
ため、係合・離脱のための動作タイムが短縮され、動作
に無駄のない極めて合理的な型開装置50が提供される
ことになる。ところで、このような金型D1,D2の搬
送動作を利用して自動係合、自動離脱を行うクランプ形
式の場合、通常搬送経路内で金型D1,D2の段取り替
えを行うには、型開装置50と金型D1,D2とを縁切
りする必要がある。本実施の形態においては、前述した
ように、第2のクランプ手段66を設け、段取り替え時
には、この第2のクランプ手段66を用いて金型D1,
D2と型開装置50との係合・離脱を行う構成としたも
のであり、これにより、通常搬送経路内での段取り替え
を実現している。
【0033】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適
宜変更が可能である。例えば、型保持機構を構成するク
ランプ機構60については、第1のクランプ手段61
と、第2のクランプ手段66との2種を備えたが、金型
D1,D2の搬送経路における任意の位置で作動させる
ことによって係合および離脱を行うことができる動力作
動式のクランプ機構を用いたときは、1種でよい。ま
た、クランプ機構60の第1のクランプ手段61をL形
フック62とL溝63とから構成したが、必ずしもL字
形に限定されるものではない。要するに、開口とそれに
挿入される係合片とから構成され、そして、挿入によっ
て挿入方向に交差する方向について型保持が行なわれる
形状であれば、如何なる形状であってもよい。また、金
型台車20が移動する共通経路は、地上側に設置された
レールあるいは天井側に設置されたレールのいずれであ
ってもよい。また、上述した実施の形態では、金型D
1,D2を横方向に移動させて型開きを行う横開き式と
したが、金型D1,D2を上下方向に移動させて型開き
を行う縦開き式に変更してもよい。また、本実施の形態
では、段取り替え位置P5,P6において、金型移載装
置を用いて金型D1,D2を無人搬送車37,38へ乗
せ替えるとして説明したが、これに変えて、例えば分岐
経路32,34の段取り替え位置P5,P6に無人搬送
車37,38を乗り入れ、通常の鋳造作業時には、搬出
位置P2と製品取出位置P3,P4との間での金型D
1,D2の搬送を無人搬送車37,38上に敷設したレ
ールを用いて行わせ、段取り替え時には、無人搬送車3
7,38上で金型D1,D2を停止し、金型保管領域へ
搬出する構成に変更してもよい。また、第2のクランプ
手段66において、T形フック67を回動させることで
フック部67aの向きを縦向き(係合位置)、横向き
(離脱位置)に変える構成としたが、この構成に代え
て、伸縮可能なフック部を採用してもよい。すなわち、
フック部67aをT形フック67の軸部に対して径方向
へ伸縮自在に形成し、フック部67aが軸部の軸径より
も外側へ張り出す状態(係合位置)と、軸径内に納まる
状態(離脱位置)とに変位する構成に変更してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
複数組の金型を交互に入れ替えて鋳造を行うダイカスト
装置において、鋳造領域における金型の搬送経路を拡大
することなく、金型の段取り替えを効果的に行い得る金
型の搬送技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るダイカスト装置の概要を示
す模式図である。
【図2】通常の鋳造作業時における金型の搬送態様を示
す模式図である。
【図3】通常の鋳造作業時における金型の搬送態様を示
す模式図である。
【図4】段取り替え時における金型の搬送態様を示す模
式図である。
【図5】段取り替え時における金型の搬送態様を示す模
式図である。
【図6】金型のクランプ機構を示す模式図である。
【図7】通常の鋳造作業時におけるクランプ機構の係合
状態を示す説明図である。
【図8】段取り替え時におけるクランプ機構の係合状態
を示す説明図である。
【図9】段取り替え時におけるクランプ機構の離脱状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
10…ダイカスト装置 11…ダイカスト本体(鋳造領域) 30…共通経路(第1の搬送経路) 32,34…分岐経路(第1の搬送経路) 36…領域間搬送経路(第2の搬送経路) 37,38…無人搬送車 50…型開装置(鋳造領域) 42…金型保管庫(金型保管領域) 60…クランプ機構(型保持機構) 61…第1のクランプ手段(第1の型保持手段) 66…第2のクランプ手段(第2の型保持手段) D1,D2…金型 P1…鋳造位置 P2…搬出位置 P3,P4…製品取出位置 P5,P6…段取り替え位置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数組の金型をダイカスト本体に交互に
    搬入させて鋳造を行い、鋳造後の金型を前記ダイカスト
    本体から搬出して製品の取り出しを行う鋳造領域と、金
    型を保管する金型保管領域とを備えており、前記鋳造領
    域と金型保管領域との間で金型の搬送を行うダイカスト
    装置であって、 前記鋳造領域内で金型の搬送を行う第1の搬送経路と、
    前記鋳造領域と前記金型保管領域との間で金型の搬送を
    行う第2の搬送経路とを有し、 前記第1の搬送経路上には金型の段取り替えを行う段取
    り替え位置が設定されており、その段取り替え位置に対
    応して前記第2の搬送経路が接続されていることを特徴
    とするダイカスト装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のダイカスト装置であっ
    て、前記第1の搬送経路と第2の搬送経路との接続部に
    おいて、前記第2の搬送経路による金型の搬送方向は、
    前記第1の搬送経路による金型の搬送方向に対して交差
    していることを特徴とするダイカスト装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のダイカスト装
    置であって、前記第1の搬送経路は、前記ダイカスト本
    体に対応する鋳造位置と搬出位置との間に形成される共
    通経路と、その共通経路の搬出位置から分岐する二つの
    分岐経路とを有し、各分岐経路に配置された計二組の金
    型が、前記共通経路を通って前記ダイカスト本体に交互
    に搬入出される構成とされ、前記第2の搬送経路は、前
    記各分岐経路に設定された段取り替え位置に接続されて
    いることを特徴とするダイカスト装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のダイカスト装置であっ
    て、前記分岐経路上の金型の搬送は、該分岐経路に沿っ
    て移動する型開装置によって搬出位置と製品取出位置と
    の間で行われ、その型開装置は、金型に対して係合また
    は離脱する型保持機構を備えていることを特徴とするダ
    イカスト装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のダイカスト装置であっ
    て、前記型保持機構は、金型に対して搬出位置で係合ま
    たは離脱する第1の型保持手段と、金型に対して搬出位
    置と段取り替え位置とでそれぞれ係合または離脱可能な
    第2の型保持手段とを備え、第1の型保持手段と第2の
    型保持手段とは、金型に対して選択的に適用可能に構成
    されていることを特徴とするダイカスト装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のダイカスト装置であっ
    て、前記第1の型保持手段は、前記共通経路に沿う方向
    に向かう第1の開口と、その第1の開口に挿入されるこ
    とで係合される第1の係合片とで構成され、前記第2の
    型保持手段は、前記共通経路に沿う方向に向かう第2の
    開口と、その第2の開口に挿入される第2の係合片とで
    構成されるとともに、第2の開口に第2の係合片が挿入
    された状態でその向きを相対的に変えることで係合また
    は係合が解除される構成とされていることを特徴とする
    ダイカスト装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のダイカスト装置であっ
    て、前記第2の係合片を第2の開口内面に押し付ける手
    段が設けられ、その押し付けによって前記第1の係合片
    が第1の開口内面に押し付けられる構成としたことを特
    徴とするダイカスト装置。
  8. 【請求項8】 複数組の金型をダイカスト本体に交互に
    搬入させて鋳造を行い、鋳造後の金型を前記ダイカスト
    本体から搬出して製品の取り出しを行う鋳造領域と、金
    型を保管する金型保管領域とを備えており、その鋳造領
    域と金型保管領域との間で金型の搬送を行うダイカスト
    装置の金型搬送方法であって、 前記鋳造領域内で金型の搬送を行う第1の搬送経路と、
    その第1の搬送経路の途中に設定された金型の段取り替
    え位置で前記鋳造領域と前記金型保管領域とを接続する
    第2の搬送経路と、を用いて金型の搬送を行うことを特
    徴とするダイカスト装置の金型搬送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015182122A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 マツダ株式会社 金型段替え用クランパ及びそれを用いた金型段替え方法

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