JP3100428B2 - 成形機における金型自動交換方法 - Google Patents
成形機における金型自動交換方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1756—Handling of moulds or mould parts, e.g. mould exchanging means
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、射出成形機に装着さ
れる金型の自動交換方法に関する。
れる金型の自動交換方法に関する。
【０００２】
【従来技術】従来の金型自動交換装置としては、射出成
形機の正面側あるいは背面側に、タイバーの軸線と一致
する方向にわたって走行レールを配置し、この走行レー
ル上に、タイバーの軸線と直交する方向へ搬送可能な搬
入および搬出ローラーコンベヤーを取り付けた載置台車
を自走可能に設けている。
形機の正面側あるいは背面側に、タイバーの軸線と一致
する方向にわたって走行レールを配置し、この走行レー
ル上に、タイバーの軸線と直交する方向へ搬送可能な搬
入および搬出ローラーコンベヤーを取り付けた載置台車
を自走可能に設けている。
【０００３】また、射出成形機の固定側および可動側の
取付け盤に、搬入用および搬出用のローラーコンベヤー
の搬送面と一致する多数の支持ローラーおよび装着され
る夫々の金型を取付け盤の上部および下部を固定するク
ランプ部材を夫々取り付けている。
取付け盤に、搬入用および搬出用のローラーコンベヤー
の搬送面と一致する多数の支持ローラーおよび装着され
る夫々の金型を取付け盤の上部および下部を固定するク
ランプ部材を夫々取り付けている。
【０００４】そして型合せした一対の金型を載置した載
置台車が金型交換位置へ移動されたとき、先ず、金型取
り出し部材を移動して成形部の支持ローラー上に支持さ
れた一対の金型に係合させた後、この取り出し部材を復
動して搬出ローラーコンベヤー上に取り出したのち、次
に装着しようとする一対の金型に係止した押し出し部材
を移動して搬入ローラーコンベヤー上の一対の金型を支
持ローラー上に移載してクランプ部材により固定してい
る。
置台車が金型交換位置へ移動されたとき、先ず、金型取
り出し部材を移動して成形部の支持ローラー上に支持さ
れた一対の金型に係合させた後、この取り出し部材を復
動して搬出ローラーコンベヤー上に取り出したのち、次
に装着しようとする一対の金型に係止した押し出し部材
を移動して搬入ローラーコンベヤー上の一対の金型を支
持ローラー上に移載してクランプ部材により固定してい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の金型自動交換装置にあっては、搬入ローラーコ
ンベヤーに設けられた押し出し部材および搬出ローラー
コンベヤーに夫々設けられた取り出し部材を移動制御し
て成形部に対する一対の金型の装着位置および搬出ロー
ラーコンベヤーに対する一対の金型の取り出し位置を位
置決めしている。
た従来の金型自動交換装置にあっては、搬入ローラーコ
ンベヤーに設けられた押し出し部材および搬出ローラー
コンベヤーに夫々設けられた取り出し部材を移動制御し
て成形部に対する一対の金型の装着位置および搬出ロー
ラーコンベヤーに対する一対の金型の取り出し位置を位
置決めしている。
【０００６】このため、載置台車に高い位置精度で移動
制御可能な押し出し部材および取り出し部材を設けなけ
ればならず、装置自体が高コスト化する問題を有してい
る。
制御可能な押し出し部材および取り出し部材を設けなけ
ればならず、装置自体が高コスト化する問題を有してい
る。
【０００７】また、成形部に対する金型の位置決めは、
固定側および可動側取付け盤に位置決め部材を夫々取り
付けることにより解決するが、狭い空間の成形部に取り
付けることが困難であるとともに取付け盤が重量化する
問題をも有している。
固定側および可動側取付け盤に位置決め部材を夫々取り
付けることにより解決するが、狭い空間の成形部に取り
付けることが困難であるとともに取付け盤が重量化する
問題をも有している。
【０００８】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたものであり、その目的とするところ
は、通常の成形機に成型品自動取出し機が一体的に取り
付けられていることに着目し、成型品自動取出し機のチ
ャック部の代わりに係止部材を取り付け、この係止部材
を移動制御することにより取り出そうとする金型および
装着しようとする金型を高い位置精度で装着および取り
出すことが可能な成形機における金型自動交換方法を提
供することにある。
ために発明されたものであり、その目的とするところ
は、通常の成形機に成型品自動取出し機が一体的に取り
付けられていることに着目し、成型品自動取出し機のチ
ャック部の代わりに係止部材を取り付け、この係止部材
を移動制御することにより取り出そうとする金型および
装着しようとする金型を高い位置精度で装着および取り
出すことが可能な成形機における金型自動交換方法を提
供することにある。
【０００９】また、本発明の他の目的は、金型自動交換
装置の低コストを図ることが可能な成形機における金型
自動交換方法を提供することにある。
装置の低コストを図ることが可能な成形機における金型
自動交換方法を提供することにある。
【００１０】
【問題点を解決するための手段】このため請求項１の発
明は、成形部の上方にてチャック部を前後方向、左右方
向および上下方向へ移動して成型品を取り出す成型品自
動取り出し機が取り付けられた成形機の固定側取付け盤
および可動側取付け盤に支持ローラーおよびクランプ部
材を夫々取り付けるとともに成形機の正面側あるいは背
面側にて可動側取付け盤の移動方向へ自走可能に配置さ
れた載置台車に搬入装置および搬出装置を可動側取付け
盤の移動方向と直交する方向へ搬送可能に並列的に取り
付け、成形機に装着された一対の金型を搬出装置上に取
り出した後、搬入装置上の一対の金型を成形部に搬入し
て取り付ける金型自動交換方法において、成型品自動取
り出し機のチャック部に係止部材を取り付け、係止部材
を成形部の支持ローラー上に載置された一対の金型に係
止して引き出しながら搬出装置上に移載するとともに係
止部材を搬入装置上の一対の金型に係止して押し出しな
がら成形部の支持ローラー上に移載して金型を自動交換
することを特徴としている。
明は、成形部の上方にてチャック部を前後方向、左右方
向および上下方向へ移動して成型品を取り出す成型品自
動取り出し機が取り付けられた成形機の固定側取付け盤
および可動側取付け盤に支持ローラーおよびクランプ部
材を夫々取り付けるとともに成形機の正面側あるいは背
面側にて可動側取付け盤の移動方向へ自走可能に配置さ
れた載置台車に搬入装置および搬出装置を可動側取付け
盤の移動方向と直交する方向へ搬送可能に並列的に取り
付け、成形機に装着された一対の金型を搬出装置上に取
り出した後、搬入装置上の一対の金型を成形部に搬入し
て取り付ける金型自動交換方法において、成型品自動取
り出し機のチャック部に係止部材を取り付け、係止部材
を成形部の支持ローラー上に載置された一対の金型に係
止して引き出しながら搬出装置上に移載するとともに係
止部材を搬入装置上の一対の金型に係止して押し出しな
がら成形部の支持ローラー上に移載して金型を自動交換
することを特徴としている。
【００１１】
【発明の作用】本発明は上記のように構成されるため、
載置台車を自走してその搬出装置を射出成形機の成形部
に位置させる。この状態にて成型品自動取出し機を作動
させてチャック部に取り付けられた係止部材を固定側取
付け盤および可動側取付け盤の支持ローラー上に支持さ
れた一対の金型に係止してチャック部を移動制御して一
対の金型を成形部から搬出装置へ移載させる。
載置台車を自走してその搬出装置を射出成形機の成形部
に位置させる。この状態にて成型品自動取出し機を作動
させてチャック部に取り付けられた係止部材を固定側取
付け盤および可動側取付け盤の支持ローラー上に支持さ
れた一対の金型に係止してチャック部を移動制御して一
対の金型を成形部から搬出装置へ移載させる。
【００１２】次に、載置台車を自走してその搬入装置を
成形部に位置させた後、成型品自動取出し機のチャック
部を移動制御して装着しようとする一対の金型に係止さ
れた係止部材を移動させて固定側取付け盤および可動側
取付け盤の支持ローラー上に移載して装着する。
成形部に位置させた後、成型品自動取出し機のチャック
部を移動制御して装着しようとする一対の金型に係止さ
れた係止部材を移動させて固定側取付け盤および可動側
取付け盤の支持ローラー上に移載して装着する。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
する。
【００１４】図１は金型自動交換方法の概略を示す全体
斜視図である。
斜視図である。
【００１５】図２は固定側および可動側取付け盤の対向
面を示す斜視図である。
面を示す斜視図である。
【００１６】射出成形機１の本体フレーム３上には、所
定の間隔をおいて対向する固定側取付け盤９と支持盤６
が取り付けられ、固定側取付け盤９と支持盤６との間に
は本体フレーム３の長手方向に軸線を有した４本のタイ
バー７が対角位置に取り付けられている。
定の間隔をおいて対向する固定側取付け盤９と支持盤６
が取り付けられ、固定側取付け盤９と支持盤６との間に
は本体フレーム３の長手方向に軸線を有した４本のタイ
バー７が対角位置に取り付けられている。
【００１７】固定側取付け盤９側に位置する本体フレー
ム３には射出装置１１が取り付けられ、射出装置１１の
射出スクリュー（図示せず）は固定側取付け盤９の中心
に形成された貫通孔（図示せず）へ挿入可能に移動され
る。
ム３には射出装置１１が取り付けられ、射出装置１１の
射出スクリュー（図示せず）は固定側取付け盤９の中心
に形成された貫通孔（図示せず）へ挿入可能に移動され
る。
【００１８】また、下方に位置するタイバー７の若干上
方に応じた固定側取付け盤９には多数の支持ローラー１
３が、タイバー７の軸線と直交する方向へ回転可能に支
持されている。
方に応じた固定側取付け盤９には多数の支持ローラー１
３が、タイバー７の軸線と直交する方向へ回転可能に支
持されている。
【００１９】そして支持ローラー１３相互間に応じた固
定側取付け盤９および支持ローラー１３に相対する固定
側取付け盤９の上部にはクランプ装置１５が夫々取り付
けられている。
定側取付け盤９および支持ローラー１３に相対する固定
側取付け盤９の上部にはクランプ装置１５が夫々取り付
けられている。
【００２０】このクランプ装置１５は油圧シリンダー部
１５ａと、そのロッドに取り付けられた係合爪部１５ｂ
とから構成され、シリンダー部１５ａの作動により爪部
１５ｂが金型５３・５５、５７・５９の型盤に係合され
る。
１５ａと、そのロッドに取り付けられた係合爪部１５ｂ
とから構成され、シリンダー部１５ａの作動により爪部
１５ｂが金型５３・５５、５７・５９の型盤に係合され
る。
【００２１】なお、金型５３、５７の側面には後述する
係止部材３５が係止するフック部５４、５８が取り付け
られている。
係止部材３５が係止するフック部５４、５８が取り付け
られている。
【００２２】各タイバー７には可動側取付け盤１７が軸
線方向へ移動可能に支持され、可動側取付け盤１７には
本体フレーム３に取り付けられた型締めシリンダー１８
が連結されている。
線方向へ移動可能に支持され、可動側取付け盤１７には
本体フレーム３に取り付けられた型締めシリンダー１８
が連結されている。
【００２３】固定側取付け盤９に対向する可動側取付け
盤１７には多数の支持ローラー１９、クランプ装置２１
が固定側取付け盤９の支持ローラー１３およびクランプ
装置１５と相対する関係で取り付けられている。
盤１７には多数の支持ローラー１９、クランプ装置２１
が固定側取付け盤９の支持ローラー１３およびクランプ
装置１５と相対する関係で取り付けられている。
【００２４】射出成形機１の本体フレーム３上部には成
型品自動取り出し装置２３が取り付けられている。
型品自動取り出し装置２３が取り付けられている。
【００２５】成型品自動取出し機２３の本体フレーム２
５はタイバー７の軸線と直交し、射出成形機１の成型部
から後述する載置台車４３上へ延びる長尺状に形成され
ている。
５はタイバー７の軸線と直交し、射出成形機１の成型部
から後述する載置台車４３上へ延びる長尺状に形成され
ている。
【００２６】本体フレーム２５上には第１の走行体２７
が長手方向へ移動可能に支持され、第１の走行体２７に
は第１の駆動部材（図示せず）が連結されている。
が長手方向へ移動可能に支持され、第１の走行体２７に
は第１の駆動部材（図示せず）が連結されている。
【００２７】第１の走行体２７には支持フレーム２９が
タイバー７の軸線方向へ突出するように取り付けられ、
支持フレーム２９には第２の走行体３１が移動可能に支
持されている。この第２の走行体３１には第２の駆動部
材（図示せず）が連結されている。
タイバー７の軸線方向へ突出するように取り付けられ、
支持フレーム２９には第２の走行体３１が移動可能に支
持されている。この第２の走行体３１には第２の駆動部
材（図示せず）が連結されている。
【００２８】第１および第２の駆動部材は従来公知のシ
リンダー、ラック・ピニオン機構、ナットと送りねじ機
構などの何れであってもよい。
リンダー、ラック・ピニオン機構、ナットと送りねじ機
構などの何れであってもよい。
【００２９】第２の走行体には上下駆動部材としてのシ
リンダー３３が取り付けられ、シリンダー３３のロッド
にはチャック取り付け部３４が取り付けられている。
リンダー３３が取り付けられ、シリンダー３３のロッド
にはチャック取り付け部３４が取り付けられている。
【００３０】そしてこのチャック取り付け部３４には通
常の成型品取出し時にチャック部材（図示せず）が、ま
た金型交換時に係止部材３５が交換可能に取り付けられ
ている。
常の成型品取出し時にチャック部材（図示せず）が、ま
た金型交換時に係止部材３５が交換可能に取り付けられ
ている。
【００３１】係止部材３５は交換しようとする一方の金
型５３、５７の側面に取り付けられたフック部５４、５
８に係止可能な、例えば逆Ｌ時形に形成されている。
型５３、５７の側面に取り付けられたフック部５４、５
８に係止可能な、例えば逆Ｌ時形に形成されている。
【００３２】なお、係止部材３５の形状は本実施例の形
状に限定されるものではない。
状に限定されるものではない。
【００３３】射出成形機１の正面側床面には一対の走行
レール４１がタイバー７の軸線方向へ延びるように配置
されている。
レール４１がタイバー７の軸線方向へ延びるように配置
されている。
【００３４】走行レール４１には載置台車４３が長手方
向へ自走可能に取り付けられている。
向へ自走可能に取り付けられている。
【００３５】そして載置台車４３の上面には搬入装置お
よび搬出装置を構成する搬入用および搬出用のローラー
コンベヤー４５・４７が、タイバー７の軸線と直交する
方向へ夫々搬送可能で、支持ローラー１３・１９の支持
面と一致して並列的に取り付けられている。
よび搬出装置を構成する搬入用および搬出用のローラー
コンベヤー４５・４７が、タイバー７の軸線と直交する
方向へ夫々搬送可能で、支持ローラー１３・１９の支持
面と一致して並列的に取り付けられている。
【００３６】固定側取付け盤９および可動側取付け盤１
７に接続ローラー４９・５１が搬入用および搬出用のロ
ーラーコンベヤー４５・４７の搬送面と一致するように
取り付けられている。
７に接続ローラー４９・５１が搬入用および搬出用のロ
ーラーコンベヤー４５・４７の搬送面と一致するように
取り付けられている。
【００３７】次に、上記のように構成された成形機にお
ける金型自動交換方法を説明する。
ける金型自動交換方法を説明する。
【００３８】図３は一対の金型の取り出し途中の状態を
示す略体斜視図である図４は交換しようとする一対の金
型の搬入途中を示す略体斜視図である。
示す略体斜視図である図４は交換しようとする一対の金
型の搬入途中を示す略体斜視図である。
【００３９】図５は固定側取付け盤に対する一方の金型
の取り付け状態を示す正面図である。
の取り付け状態を示す正面図である。
【００４０】載置台車４３を自走させてその搬出用ロー
ラーコンベヤー４７を射出成形機１の成型部正面に位置
させた後、クランプ装置１５・２１の作動を解除して固
定側取付け盤９に対する金型５３および可動側取付け盤
１７に対する金型５５の固定を解除させる。
ラーコンベヤー４７を射出成形機１の成型部正面に位置
させた後、クランプ装置１５・２１の作動を解除して固
定側取付け盤９に対する金型５３および可動側取付け盤
１７に対する金型５５の固定を解除させる。
【００４１】このとき、搬出用ローラーコンベヤー４７
と接続ローラー４９・５１および支持ローラー１３・１
９との搬送面が一致している。また、一対の金型５３・
５５は型合わせ状態で支持ローラー１３・１９上に載置
されている。
と接続ローラー４９・５１および支持ローラー１３・１
９との搬送面が一致している。また、一対の金型５３・
５５は型合わせ状態で支持ローラー１３・１９上に載置
されている。
【００４２】次に、上記状態にて第１の走行体２７を一
対の金型５３・５５の正面側へ移動した後、第２の走行
体３１の移動およびシリンダー３３の作動により係止部
材３５を一対の金型５３・５５に係止させる。
対の金型５３・５５の正面側へ移動した後、第２の走行
体３１の移動およびシリンダー３３の作動により係止部
材３５を一対の金型５３・５５に係止させる。
【００４３】上記動作後、第１の走行体２７を射出成形
機１の正面側へ移動して支持ローラー１３・１９上に載
置された一対の金型５３・５５を搬出用ローラーコンベ
ヤー４７上へ移載して取り出しを完了する。
機１の正面側へ移動して支持ローラー１３・１９上に載
置された一対の金型５３・５５を搬出用ローラーコンベ
ヤー４７上へ移載して取り出しを完了する。
【００４４】このとき、支持ローラー１３・１９上から
搬出用ローラーコンベヤー４７に対する位置制御は、第
１の走行体２７の移動制御により行われる。
搬出用ローラーコンベヤー４７に対する位置制御は、第
１の走行体２７の移動制御により行われる。
【００４５】次に、上記状態で、例えばシリンダー３３
の復動により係止部材３５を上方へ移動して一対の金型
５３・５５に対する係止状態を解除させる。
の復動により係止部材３５を上方へ移動して一対の金型
５３・５５に対する係止状態を解除させる。
【００４６】次に、上記状態で載置台車４３を、その搬
入用ローラーコンベヤー４５が成形部と一致するように
自走させたのち、第１の走行体２７を射出成形機１の正
面側へ移動するとともにシリンダー３３の作動により係
止部材３５を下動して装着しようとする一対の金型５７
・５９に係止させる。
入用ローラーコンベヤー４５が成形部と一致するように
自走させたのち、第１の走行体２７を射出成形機１の正
面側へ移動するとともにシリンダー３３の作動により係
止部材３５を下動して装着しようとする一対の金型５７
・５９に係止させる。
【００４７】このとき、搬入用ローラーコンベヤー４５
と接続ローラー４９・５１および支持ローラー１３・１
９の搬送面とが一致している。
と接続ローラー４９・５１および支持ローラー１３・１
９の搬送面とが一致している。
【００４８】上記状態で第１の走行体２７を射出成形機
１の背面側へ移動して装着しようとする一対の金型５７
・５９を支持ローラー１３・１９上へ移載させた後、ク
ランプ装置１５・２１を夫々作動して一方の金型５７を
固定側取付け盤９に、また他方の金型５９を可動側取付
け盤１７に夫々固定させる。
１の背面側へ移動して装着しようとする一対の金型５７
・５９を支持ローラー１３・１９上へ移載させた後、ク
ランプ装置１５・２１を夫々作動して一方の金型５７を
固定側取付け盤９に、また他方の金型５９を可動側取付
け盤１７に夫々固定させる。
【００４９】このとき、固定側取付け盤９および可動側
取付け盤１７に対する一対の金型５７・５９の位置制御
は第１の走行体２７の移動制御により行われる。
取付け盤１７に対する一対の金型５７・５９の位置制御
は第１の走行体２７の移動制御により行われる。
【００５０】次に、シリンダー３３の復動により係止部
材３５を上方へ移動して一対の金型５７・５９との係止
を解除させる。
材３５を上方へ移動して一対の金型５７・５９との係止
を解除させる。
【００５１】このように本実施例は、射出成形機１と一
体に取り付けられる成型品自動取出し機２３を使用して
取り出そうとする一対の金型５３・５５および装着しよ
うとする一対の金型５７・５９を所定の位置まで移動さ
せて交換作業を行うことができる。
体に取り付けられる成型品自動取出し機２３を使用して
取り出そうとする一対の金型５３・５５および装着しよ
うとする一対の金型５７・５９を所定の位置まで移動さ
せて交換作業を行うことができる。
【００５２】その際、取り出そうとする一対の金型５３
・５５および装着しようとする一対の金型５７・５９の
位置決めを第１の走行体２７の移動制御により行うた
め、従来の金型自動交換装置のように載置台車４３に取
り付けられた押し出し部材および取り出し部材を高い精
度で位置制御する必要がなく、載置台車４３の構成を簡
素化することができる。
・５５および装着しようとする一対の金型５７・５９の
位置決めを第１の走行体２７の移動制御により行うた
め、従来の金型自動交換装置のように載置台車４３に取
り付けられた押し出し部材および取り出し部材を高い精
度で位置制御する必要がなく、載置台車４３の構成を簡
素化することができる。
【００５３】
【発明の効果】このため本発明は、通常の成形機に成型
品自動取出し機が一体的に取り付けられていることに着
目し、成型品自動取出し機のチャック部の移動制御によ
り取り出そうとする金型および装着しようとする金型を
高い位置精度で装着および取り出すことが可能な成形機
における金型自動交換システムを提供することができ
る。
品自動取出し機が一体的に取り付けられていることに着
目し、成型品自動取出し機のチャック部の移動制御によ
り取り出そうとする金型および装着しようとする金型を
高い位置精度で装着および取り出すことが可能な成形機
における金型自動交換システムを提供することができ
る。
【００５４】また、本発明は、金型自動交換装置の低コ
ストを図ることが可能な成形機における金型自動交換シ
ステムを提供することができる。
ストを図ることが可能な成形機における金型自動交換シ
ステムを提供することができる。
【図１】金型自動交換方法の概略を示す全体斜視図であ
る。
る。
【図２】固定側および可動側取付け盤の対向面を示す斜
視図である。
視図である。
【図３】一対の金型の取り出し途中の状態を示す略体斜
視図である
視図である
【図４】交換しようとする一対の金型の装着途中を示す
略体斜視図である。
略体斜視図である。
【図５】固定側取付け盤に対する一方の金型の取り付け
状態を示す正面図である。 １：射出成形機 ９：固定側取付け盤 １３・１５：支持ローラー １５・２１：クランプ部材 １７：可動側取付け盤 ２３：成型品自動取出し機 ３５：係止部材 ５３・５５：取り出そうとする一対の金型 ５７・５９：装着しようとする一対の金型
状態を示す正面図である。 １：射出成形機 ９：固定側取付け盤 １３・１５：支持ローラー １５・２１：クランプ部材 １７：可動側取付け盤 ２３：成型品自動取出し機 ３５：係止部材 ５３・５５：取り出そうとする一対の金型 ５７・５９：装着しようとする一対の金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−272822（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−131056（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−231119（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−30509（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−29310（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−214629（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−41734（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−29310（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−73519（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−70220（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B29C 45/26 - 45/44 B21D 37/04 B22D 17/22 B29C 33/00 - 33/76
Claims (2)
- 【請求項１】成形部の上方にてチャック部を前後方向、
左右方向および上下方向へ移動して成型品を取り出す成
型品自動取り出し機が取り付けられた成形機の固定側取
付け盤および可動側取付け盤に支持ローラーおよびクラ
ンプ部材を夫々取り付けるとともに成形機の正面側ある
いは背面側にて可動側取付け盤の移動方向へ自走可能に
配置された載置台車に搬入装置および搬出装置を可動側
取付け盤の移動方向と直交する方向へ搬送可能に並列的
に取り付け、成形機に装着された一対の金型を搬出装置
上に取り出した後、搬入装置上の一対の金型を成形部に
搬入して取り付ける金型自動交換方法において、成型品
自動取り出し機のチャック部に係止部材を取り付け、係
止部材を成形部の支持ローラー上に載置された一対の金
型に係止して引き出しながら搬出装置上に移載するとと
もに係止部材を搬入装置上の一対の金型に係止して押し
出しながら成形部の支持ローラー上に移載して金型を自
動交換することを特徴とする成形機における金型自動交
換方法。 - 【請求項２】成型品自動取り出し機におけるチャック部
を移動制御し、成形部から搬出部材に対して取り出す一
対の金型および搬入部材から搬入された装着する一対の
金型を成形部にて位置決め可能にした請求項１の成形機
における金型自動交換方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03192473A JP3100428B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 成形機における金型自動交換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03192473A JP3100428B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 成形機における金型自動交換方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058263A JPH058263A (ja) | 1993-01-19 |
| JP3100428B2 true JP3100428B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=16291881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03192473A Expired - Fee Related JP3100428B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 成形機における金型自動交換方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3100428B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2790398C1 (ru) * | 2022-04-13 | 2023-02-17 | Акционерное Общество "Государственное Машиностроительное Конструкторское Бюро "Радуга" Имени А.Я. Березняка | Вибропреобразователь в составе телеметрической системы |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101319035B1 (ko) * | 2013-07-16 | 2013-10-17 | (주)삼우엔지니어링 | 금형 자동 교체 장치 |
| CN105396942A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-03-16 | 新昌县羽林街道全顺机械厂 | 一种冲压模具工作台 |
| CN108115107A (zh) * | 2017-12-20 | 2018-06-05 | 重庆家本家科技有限公司 | 电冰箱压铸机 |
| CN110154302B (zh) * | 2018-04-12 | 2024-01-09 | 淮阴师范学院 | 一种自动化可更换模具的热压成型机 |
| CN113714399B (zh) * | 2021-09-14 | 2023-03-17 | 江苏智石科技有限公司 | 一种换模台车的快速换模系统 |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP03192473A patent/JP3100428B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2790398C1 (ru) * | 2022-04-13 | 2023-02-17 | Акционерное Общество "Государственное Машиностроительное Конструкторское Бюро "Радуга" Имени А.Я. Березняка | Вибропреобразователь в составе телеметрической системы |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH058263A (ja) | 1993-01-19 |
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