JPH049055Y2 - - Google Patents

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JPH049055Y2
JPH049055Y2 JP1987178855U JP17885587U JPH049055Y2 JP H049055 Y2 JPH049055 Y2 JP H049055Y2 JP 1987178855 U JP1987178855 U JP 1987178855U JP 17885587 U JP17885587 U JP 17885587U JP H049055 Y2 JPH049055 Y2 JP H049055Y2
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rack
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racks
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案はプレス機、射出成形機、ダイキヤスト
機などの金型を使用する成形用機械に対して金型
交換の段取りをするためのラツク接続式金型段取
り装置、殊に成形用機械と台車との間に中間台が
介在し、この中間台の金型送り方向と直角方向か
ら台車がこの中間台と一直線上に整列し得る型式
の装置に関する。
(従来の技術) 公開実用昭58−23224号に示されているように、
プレス機械P,Mのボルスタ1上に金型Dのロー
ラ式搬送装置2aを設け、これもローラ式のボル
スタ外搬送装置2bを搬送装置2aと一直線上に
位置するようにボルスタの前側面の固定部8に着
脱自在に固定する成形用機械の金型段取り装置が
知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 省スペースや、作業性の点から金型は成形用機
械に対する送り込み、又は引出し方向から直角方
向に少しずれた位置で段取りされる場合が多い。
ラツクを台車や中間台又は成形用機械に設け、駆
動ピニオンを備えたフツクユニツトで台車上の金
型を中間台又は成形用機械等に送り込み、又は成
形用機械から台車上に金型を抜き出す場合、各ラ
ツクが正確に一直線上に整列しかつラツクの歯が
等ピツチで連続しないと、ピニオンが各ラツク上
を円滑に転動できない。もし歯が欠けたりしたら
金型の移送ができなくなつてしまう。
先に示した先行技術によれば、各搬送装置2a
と2bのローラー5が等ピツチとなるように外搬
送装置2bをボルスタ1に取り付ける固定部8を
備えているので、装置2aと2bの各ローラー5
が等間隔になるようにするのは簡単である。然な
がら金型Dはボルスタ1に直線的に進退するだけ
で、この進退方向と直角方向への金型移動の際に
両装置2aと2bを如何に接続するかについては
何の示唆も与えていない。
成形用機械又は中間台と横方向から整列する台
車との間には必然的に隙間が発生するのは避けら
れず、この隙間を乗り越えて両ラツクを一連に接
続するための技術が不可欠である。
本考案はこのような問題点を解決しようとする
ものである。
ロ 考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案に係るラツク接続式金型段取り装置は、
中間台と、台車と、フツクユニツトを有してい
る。
中間台と台車は上面にそれぞれ同一直線上に配
列し得る同一ピツチのラツクと、金型支持用転子
列と、定置ガイドとを有している。
台車は中間台と一直線上にこれと直角方向から
整列自在で、この中間台側の側面の台車のラツク
の下方で突設した顎に、この整列時に作用するカ
ム作動子を備えている。
これらのラツクは、金型の移動方向と平行に設
けられている。
中間台のラツクは、両側面に溝を備え、台車側
の突出部の下面に中間と台車の整列時に台車のカ
ム作動子と係合してこのラツクを台車のラツクと
連続させるカムを備え、かつ中間台との間に介装
したスプリングによりカムが中間台と当接して停
止した状態を保つ傾向を与えられている。
金型支持用転子列はそれぞれラツクと平行にか
つ各ラツクの両側に設けられる。
また定置ガイドはそれぞれのラツクを挟んで相
対している。
中間台の定置ガイドのラツク対向面に設けた案
内転子はその溝に嵌合してこのラツクをその長手
方向に所定位置で移動自在に案内している。
フツクユニツトは定置ガイドに跨架してこれに
案内されるフレーム、このフレームに軸架されて
ラツクと係合するフツクユニツトの駆動用のピニ
オン、及びこのフレーム上に揺動自在に軸架され
た金型用フツクを備えている。
(作用) 台車の転子列上に所要の金型を載せ、フツクユ
ニツトのフツクで係止する。ここで台車を成形用
機械の金型搬出入口に前面に位置する中間台との
接続位置へ、成形用機械の金型搬出入方向と直角
方向から送る。この台車の移動によりカム作動子
とカムとが係合し、中間台のラツクを台車のラツ
ク方向へ引き寄せる。この中間台のラツクは左右
の溝に嵌合する案内転子により所定位置で移動す
るので、両ラツクは接続して、同一ピツチの一連
の歯列に確実に形成する。
ここでピニオンを駆動してやる。これは手動で
も又は原動機によつてもよい。台車上のガイドと
その協動用転子群の係合により、フツクユニツト
は所定の通路を安定して前進する。そしてピニオ
ンが台車の上のラツクから中間台上のラツクに載
り移つて更に前進すると、台車上のガイドと一直
線上になるように中間台に設けたガイドに、フツ
クユニツトの協動用転子群が載り移るので、フツ
クユニツトは更に前進し、最終的に金型は成形用
機械の金型搬出入口に送り込まれる。この協動用
転子群の配置はフツクユニツトが両ガイド間の隙
間から脱落しないように設定する。
金型を成形機械に送り込んだらフツクユニツト
を金型から外して戻し、台車を中間台との接続位
置から退かす。別の成形用機械に対する金型の段
取りを行う。この台車の退散の際、カム作動子と
カムとが離別するので、戻り傾向を与えられてい
る中間台上にラツクは復帰する。別の金型が必要
な場合はこれをセツトして再び送り込めばよい。
(実施例) 図面において、同一符号は同一もしくは相応部
分を示すものとする。
1は成形用機械で、プレス機、射出成形機、ダ
イキヤスト機等の金型11を使用する機械であ
る。この機械1の金型搬出入口12には金型支持
用転子列13が用意されている。
2は中間台で、機械1の金型搬出入口12の前
面に配置され、その上面には該搬出入口12方向
にラツク21、金型支持用転子列22及びガイド
23(第5図)が容易される。ラツク21は上面
に歯列を有し、側面の長手方向の溝24にガイド
23に配設した案内転子25を転接することによ
り、所定位置で長手方向に移動自在で、機械1側
で中間台2との間に介装したスプリング26によ
り戻し傾向を与えられている。そして他端突出部
21′の下面にはカム27が設けられる。而して
これらの転子列13と22は同一レベルに保たれ
る。
3は台車で、上面に互いに平行の、かつ中間台
2と接続時にそれぞれ中間台上のラツク21、転
子列22、ガイド23と同一線上に位置し得る、
ラツク31、ガイド32及び金型11の支持用転
子列33を備えている。ラツク31はラツク21
と同一ピツチの歯列を上面に有し、両ラツクの接
続時連続する歯列を構成する。この接続は当接で
もよいが、同一ピツチの連続歯列が現出するなら
多少の隙間があつてもよい。また中間台2との接
続面側端部からは顎61が突出しており、この顎
の上面にカム27用のカム作動子34を備えてい
る。
4はフツクユニツトで、フレーム41、このフ
レームに軸42により定位置で回転自在に支架さ
れラツク31と係合したピニオン43、このフレ
ーム41に軸架されガイド32と係合した協働用
転子群44。更にこのフレーム41に金型11と
係脱自在に配設されたフツク45を有する。そし
てこのフツクユニツト4は、ピニオン43を手動
又は原動機46等により駆動することにより、ラ
ツク31との係合で台車3上を移動し、カム付ラ
ツク21が接続されていればこの上に載り移つて
更に移動し、金型11を中間台2を通過して成形
用機械1の搬出入口12に搬入し、又はそこから
搬出する。
なお図面で、51はレール、52は支柱、53
はこの支柱上端間に架着した覆板である。
図示の装置で、金型11を台車3の支持用転子
列33に載せ、フツクユニツト4のフツク45を
金型11に係止する。ここで台車3を第6図の矢
印方向に移動して中間台2の正面に送り込む。こ
の際、カム作動子34がカム27と係合するの
で、ラツク21がスプリング26に逆らつて台車
3の方へストロークsだけ引き出され、台車3上
のラツク31と一直線上に来ると共に両者の歯列
が一連となる。同時に金型支持用転子列22と3
3、及びガイド23と32も、それぞれ同一線上
に位置する。
ここでピニオン43を駆動する。フツクユニツ
ト4は協働用転子群44とガイド32及び23と
の係合により正確にかつ円滑に台車3上から中間
台2上へ移乗し、更に機械1の搬出入口12方向
へ進み、金型11を機械1の所定位置に搬入す
る。
搬入が終つたらフツクユニツト4を金型11か
ら外し、ピニオン43を逆転してこれを戻し、台
車3を移動して別の成形用機械に対する金型の段
取りを行う。この移動によりカム27はカム作動
子34から釈放されるので、ラツク21はスプリ
ング26の作用により自動的に復帰する。この繰
り返しにより、種々の金型の段取りを容易かつ迅
速に行える。
ハ 考案の効果 本考案によれば、台車を中間台との接続位置に
成形用機械に対する金型移送方向と直角方向から
移動させさえすれば、台車と中間台との整列時
に、両者間に存在する隙間に拘らず、中間台上の
ラツクと台車上のラツクとは一直線状に配置され
て連続するピツチの一連の歯列を形成でき、従つ
て金型の成形用機械に対する搬出入を省スペース
で、迅速かつ確実に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるラツク接続式金型段取
り装置の具体例を示す概略側面図、第2図は同平
面図、第3図は同要部の詳細側面図、第4図は第
3図の4−4線断面図、第5図は第3図の5−5
線断面図、第6図はカム27と作動子34の関係
を離別状態で示す底面図、第7図は同係合状態の
底面図である。 1……成形用機械、11……金型、12……搬
出入口、13……転子列、2……中間台、21…
…ラツク、21′……突出部、22……転子列、
23……ガイド、24……溝、25……案内転
子。26……スプリング、27……カム、3……
台車、31……ラツク、32……ガイド、33…
…転子列、4……フツクユニツト、41……フレ
ーム、42……軸、43……ピニオン、44……
協働用転子群、45……フツク、61……顎。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中間台2と、台車3と、フツクユニツト4を有
    し、 中間台2と台車3は上面にそれぞれ同一直線上
    に配列し得る同一ピツチのラツク21,31、金
    型支持用転子列22,23、定置ガイド23,2
    3,33,33を有し、 台車3は中間台2と一直線上にこれと直角方向
    から整列自在で、この中間台2側の側面の台車3
    のラツク31の下方で突設した顎61に、この整
    列時に作用するカム作動子34を備えており、 これらのラツク21,31は、金型11の移動
    方向と平行に設けられ、 中間台2のラツク21は、両側面に溝24,2
    4を備え、台車3側の突出部21′の下面に中間
    台2と台車3の整列時に台車3のカム作動子3と
    係合してこのラツク21を台車3のラツク3と連
    続させるカム27を備え、かつ中間台2との間に
    介装したスプリング26によりカム27が中間台
    2と当接して停止した状態を保つ傾向を与えられ
    ており、 金型支持用転子列22,22,33,33はそ
    れぞれラツク21,31と平行にかつ各ラツク2
    1,31の両側に設けられ、 定置ガイド23,23,32,32はそれぞれ
    のラツク21,31を挟んで相対しており、 中間台2の定置ガイド23,23のラツク21
    対向面に設けた案内転子25,25はその溝2
    4,24に嵌合してこのラツク21をその長手方
    向に所定位置で移動自在に案内しており、 フツクユニツト4は定置ガイド32に跨架して
    これに案内されるフレーム41、このフレーム4
    1に軸架されてラツク31と係合するフツクユニ
    ツト4の駆動用のピニオン43、及びこのフレー
    ム41上に揺動自在に軸架された金型11用フツ
    ク45を備えている ことを特徴とするラツク接続式金型段取り装置。
JP1987178855U 1987-11-26 1987-11-26 Expired JPH049055Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987178855U JPH049055Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987178855U JPH049055Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

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Publication Number Publication Date
JPH0184824U JPH0184824U (ja) 1989-06-06
JPH049055Y2 true JPH049055Y2 (ja) 1992-03-06

Family

ID=31470452

Family Applications (1)

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JP1987178855U Expired JPH049055Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

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JP (1) JPH049055Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5823224B2 (ja) * 1980-08-21 1983-05-13 凸版印刷株式会社 印刷装置
JPS6250833B2 (ja) * 1981-03-07 1987-10-27 Kawai Musical Instr Mfg Co

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5823224B2 (ja) * 1980-08-21 1983-05-13 凸版印刷株式会社 印刷装置
JPS6250833B2 (ja) * 1981-03-07 1987-10-27 Kawai Musical Instr Mfg Co

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JPH0184824U (ja) 1989-06-06

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