JPS6250833B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6250833B2 JPS6250833B2 JP56033012A JP3301281A JPS6250833B2 JP S6250833 B2 JPS6250833 B2 JP S6250833B2 JP 56033012 A JP56033012 A JP 56033012A JP 3301281 A JP3301281 A JP 3301281A JP S6250833 B2 JPS6250833 B2 JP S6250833B2
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- JP
- Japan
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- voltage
- envelope waveform
- circuit
- sound source
- duty factor
- Prior art date
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- Expired
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 7
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は通常の楽器（自然楽器）により近い金
管楽器の音を得ることができる電子楽器の音源装
置に関する。
管楽器の音を得ることができる電子楽器の音源装
置に関する。
従来金管楽器音を得るための電子楽器回路とし
て第１図に示す構成が、例えば特開昭55−153994
号公報に記載されている。同公報に記載された図
面と同様な第１図において正電圧電源＋ＶBと接
続されているキースイツチKSWを押下したと
き、トランジスタTR１のコレクタ・ベース回路
に接続されたコンデンサＣ１，Ｃ２に充電され
る。図における抵抗Ｒ１，Ｒ２で形成される抵抗
分割回路と、抵抗接続点ＰとコンデンサＣ２との
間に接続された抵抗Ｒ３とトランジスタTR１の
ベースＢ即ち端子ENV−OUTの電位は第２図に
示すように変化する。このときキースイツチ
KSWの押されている期間はＡの最初よりＣの終
りまでである。ENVはエンベロープ波形形成回
路を全体的に示している。また音源TGからデユ
ーテイフアクタが約50％のパルス列を得て、微分
回路DIFにおいて徴分の後ゲート回路を形成する
トランジスタTR２に印加される。そのためトラ
ンジスタTR２のコレクタ回路の出力は微分回路
DIFによつて微分されたパルス列（微分回路の特
性によつてデユーテイフアクタが50％より小さな
値となつたもの）の高さが第２図に示す波形をエ
ンベロープとした第３図に示す波形の信号が得ら
れ、出力端子SGOに達する。この波形を金管楽
器音として利用するが、大きな音量（大振幅）の
とき、小さな音量（小振幅）のときとに応じてデ
ユーテイフアクタが変らず、音量に応じて波形の
高調波含有量が変らず、通常の楽器音とは音色が
少し異なる。第４図は通常の金管楽器の強奏音に
ついて倍音成分を調べたものであつて第４図Ａは
トランペツト、第４図Ｂはトロンボーンの場合を
示し、何れも約20倍音まで発生している。しかし
一般にパルス波形のデユーテイフアクタが20％程
度のときその10次倍音以上の高次倍音はその振幅
が極めて小となつていることが知られていて、こ
の高次倍音の有無の差が音色の差となる原因と思
われる。
て第１図に示す構成が、例えば特開昭55−153994
号公報に記載されている。同公報に記載された図
面と同様な第１図において正電圧電源＋ＶBと接
続されているキースイツチKSWを押下したと
き、トランジスタTR１のコレクタ・ベース回路
に接続されたコンデンサＣ１，Ｃ２に充電され
る。図における抵抗Ｒ１，Ｒ２で形成される抵抗
分割回路と、抵抗接続点ＰとコンデンサＣ２との
間に接続された抵抗Ｒ３とトランジスタTR１の
ベースＢ即ち端子ENV−OUTの電位は第２図に
示すように変化する。このときキースイツチ
KSWの押されている期間はＡの最初よりＣの終
りまでである。ENVはエンベロープ波形形成回
路を全体的に示している。また音源TGからデユ
ーテイフアクタが約50％のパルス列を得て、微分
回路DIFにおいて徴分の後ゲート回路を形成する
トランジスタTR２に印加される。そのためトラ
ンジスタTR２のコレクタ回路の出力は微分回路
DIFによつて微分されたパルス列（微分回路の特
性によつてデユーテイフアクタが50％より小さな
値となつたもの）の高さが第２図に示す波形をエ
ンベロープとした第３図に示す波形の信号が得ら
れ、出力端子SGOに達する。この波形を金管楽
器音として利用するが、大きな音量（大振幅）の
とき、小さな音量（小振幅）のときとに応じてデ
ユーテイフアクタが変らず、音量に応じて波形の
高調波含有量が変らず、通常の楽器音とは音色が
少し異なる。第４図は通常の金管楽器の強奏音に
ついて倍音成分を調べたものであつて第４図Ａは
トランペツト、第４図Ｂはトロンボーンの場合を
示し、何れも約20倍音まで発生している。しかし
一般にパルス波形のデユーテイフアクタが20％程
度のときその10次倍音以上の高次倍音はその振幅
が極めて小となつていることが知られていて、こ
の高次倍音の有無の差が音色の差となる原因と思
われる。
本発明の目的は前述の欠点を改善し、比較的簡
易な回路構成であつて通常の楽器音に、より類似
した金管楽器音を得るような電子楽器の音源装置
を提供することにある。
易な回路構成であつて通常の楽器音に、より類似
した金管楽器音を得るような電子楽器の音源装置
を提供することにある。
第５図は本発明の原理図として第１図のトラン
ジスタTR２近傍のみを示したものである。ＶBB
は正電圧源であつて、通常のトランジスタを使用
する場合零乃至15Vとする。トランジスタTR２
のベース電極に正電圧ＶBBを重畳印加することに
より、トランジスタTR２の電位は第６図Ｃに示
すようになる。なお、トランジスタTR２のコレ
クタには第１図と同様にエンベロープ波形形成回
路ENVの出力が印加される。第６図Ａは第５図
Ｑ点の電位、第６図Ｂは第５図Ｒ点の電位を示し
ている。第６図Ｃに示す波形は正電圧源ＶBBを印
加すると、重畳印加電圧のない場合と比較し、パ
ルス幅が狭い方に変化し、特に電圧値を大にする
とより狭く、即ちデユーテイフアクタはより小と
なる。
ジスタTR２近傍のみを示したものである。ＶBB
は正電圧源であつて、通常のトランジスタを使用
する場合零乃至15Vとする。トランジスタTR２
のベース電極に正電圧ＶBBを重畳印加することに
より、トランジスタTR２の電位は第６図Ｃに示
すようになる。なお、トランジスタTR２のコレ
クタには第１図と同様にエンベロープ波形形成回
路ENVの出力が印加される。第６図Ａは第５図
Ｑ点の電位、第６図Ｂは第５図Ｒ点の電位を示し
ている。第６図Ｃに示す波形は正電圧源ＶBBを印
加すると、重畳印加電圧のない場合と比較し、パ
ルス幅が狭い方に変化し、特に電圧値を大にする
とより狭く、即ちデユーテイフアクタはより小と
なる。
第７図は本発明の第１実施例を示す回路構成図
で、第５図の電圧源を格別に設けることなく、エ
ンベロープ波形形成回路ENVの一点Ｍ点から取
出している。この回路によりトランジスタTR２
のベースに印加される電圧はエンベロープ波形に
応じて変化するため、大音量のときにはより高次
数の倍音が得られ、小音量のときには少量倍音が
得られる。第８図は出力端子波形を強調して拡大
図示したものである。
で、第５図の電圧源を格別に設けることなく、エ
ンベロープ波形形成回路ENVの一点Ｍ点から取
出している。この回路によりトランジスタTR２
のベースに印加される電圧はエンベロープ波形に
応じて変化するため、大音量のときにはより高次
数の倍音が得られ、小音量のときには少量倍音が
得られる。第８図は出力端子波形を強調して拡大
図示したものである。
次に第９図は本発明の第２実施例を示す回路構
成図で、電圧源をエンベロープ波形形成回路
ENVの抵抗分圧回路の点Ｐから取出している。
このときは第１０図のような出力端子波形信号が
得られ、押鍵の瞬間に高次倍音を多く含んだ楽音
となつている。
成図で、電圧源をエンベロープ波形形成回路
ENVの抵抗分圧回路の点Ｐから取出している。
このときは第１０図のような出力端子波形信号が
得られ、押鍵の瞬間に高次倍音を多く含んだ楽音
となつている。
このようにして本発明によると音源のパルス波
形について変調信号の振幅に応じてデユーテイフ
アクタを変えることにより従来より高次の倍音が
大振幅で得られ、金管楽器により類似した音とな
るので、電子楽器として演奏上有効なものとな
る。
形について変調信号の振幅に応じてデユーテイフ
アクタを変えることにより従来より高次の倍音が
大振幅で得られ、金管楽器により類似した音とな
るので、電子楽器として演奏上有効なものとな
る。
第１図は従来の金管楽器音を得るための電子楽
器回路図、第２図は第１図により得られるエンベ
ロープ波形図、第３図は第１図のゲート回路の出
力波形図、第４図は通常の楽器強奏音の倍音成分
を示す図、第５図は本発明の原理を示す主要図、
第６図は第５図の動作波形図、第７図・第９図は
本発明の第１・第２実施例を示す回路図、第８
図・第１０図はそれぞれ第７図・第９図の出力波
形を示す図である。 KSW……キースイツチ、ENV……エンベロー
プ波形形成回路、GT……ゲート回路、DIF……
微分回路、TR１，TR２……トランジスタ、
SGO……出力端子、ＶBB……電圧源。
器回路図、第２図は第１図により得られるエンベ
ロープ波形図、第３図は第１図のゲート回路の出
力波形図、第４図は通常の楽器強奏音の倍音成分
を示す図、第５図は本発明の原理を示す主要図、
第６図は第５図の動作波形図、第７図・第９図は
本発明の第１・第２実施例を示す回路図、第８
図・第１０図はそれぞれ第７図・第９図の出力波
形を示す図である。 KSW……キースイツチ、ENV……エンベロー
プ波形形成回路、GT……ゲート回路、DIF……
微分回路、TR１，TR２……トランジスタ、
SGO……出力端子、ＶBB……電圧源。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ デユーテイフアクタが略50％のパルス信号を
出力する音源TGと、 該音源TGからのパルス信号を微分する微分回
路DIFと、 該微分回路DIFからの微分パルス信号が印加さ
れる能動素子を有するゲート回路GTと、 押鍵に伴い、直流電圧源VBによつて充電され
るコンデンサＣの電圧を抵抗分割回路Ｒ１，Ｒ２
により分割して通常のアタツク・デイケイ・サス
テイン・リリース期間を有するエンベロープ波形
電圧を出力するエンベロープ波形形成回路ENV
とで構成される電子楽器の音源装置において、 前記エンベロープ波形形成回路ENVのエンベ
ロープ波形電圧を、前記ゲート回路GTの能動素
子に印加することにより、 前記ゲート回路GTから、前記エンベロープ波
形電圧の電圧値に応じた振幅で、且つエンベロー
ス波形電圧が高いときデユーテイフアクタが小さ
く、エンベロープ波形電圧が低いときデユーテイ
フアクタが大きく変化する楽音信号を得ること を特徴とする電子楽器の音源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56033012A JPS57147693A (en) | 1981-03-07 | 1981-03-07 | Gate circuit for electronic musical instrument sound source |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56033012A JPS57147693A (en) | 1981-03-07 | 1981-03-07 | Gate circuit for electronic musical instrument sound source |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57147693A JPS57147693A (en) | 1982-09-11 |
| JPS6250833B2 true JPS6250833B2 (ja) | 1987-10-27 |
Family
ID=12374903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56033012A Granted JPS57147693A (en) | 1981-03-07 | 1981-03-07 | Gate circuit for electronic musical instrument sound source |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57147693A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH049055Y2 (ja) * | 1987-11-26 | 1992-03-06 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5990896A (ja) * | 1982-11-16 | 1984-05-25 | 株式会社河合楽器製作所 | 電子楽器 |
-
1981
- 1981-03-07 JP JP56033012A patent/JPS57147693A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH049055Y2 (ja) * | 1987-11-26 | 1992-03-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57147693A (en) | 1982-09-11 |
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