JPH03501711A - プラスチックから成形品を製造する方法および設備 - Google Patents

プラスチックから成形品を製造する方法および設備

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JPH03501711A
JPH03501711A JP1500274A JP50027489A JPH03501711A JP H03501711 A JPH03501711 A JP H03501711A JP 1500274 A JP1500274 A JP 1500274A JP 50027489 A JP50027489 A JP 50027489A JP H03501711 A JPH03501711 A JP H03501711A
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プラスチックから成形品を製造する方法および設備本発明は、プラスチックを投 入装置により基底金型部分と可動金型部分からなる金型のキャビティに送入し、 十分な成形度に達するまでキャビティ内に保持し、次いで、成形品を突き出す成 形品を製造する方法、およびこの方法を実施する設備に関する。
液状プラスチックをキャビティに送入してから成形品を取り出すまでに大きいサ イクル時間を要する成形品をプラスチックから製造するために、いわゆる回転式 成形機を用いることが公知である。この回転式成形機は、たいてい外周に複数の 金型を互いに隔て正確に等しい角距で相前後して取り付けた回転盤からなる。投 入装置に対向する金型にプラスチックを充填した後、回転盤を1ピッチ旋回させ ることにより、次の金型に液状プラスチックを充填できる。その間に他の成形機 の領域で金型を開き、成形品を取り出し、キャビティを清掃し、再び離型剤を塗 布する。このような方法および設備は、広範囲に使用されているが、多数の完全 な金型を製造するコストは比較的高く、複数の工程を順次実行する場合には所要 スペースも非常に大である。
本発明の課題は、個々の成形品に対し短い射出時間と小さい型閉め力で足りるプ ラスチックから成形品を製造する設備を得ることである。また、この方法および 設備は射出時間の短い小さい成形品においても汎用できなければならない。さら に、個々の射出工程の間で必要とされる作業を、できるだけ実際の射出工程のサ イクルに拘束されずに実行できなければならない。
発明のこの課題は、1個の基底金型部分に複数の可動金型部分を配属すること、 可動金型部分が基底金型部分の作業領域に順次進入し、該基底金型部分と複合し て閉じたキャビティを形成し、次いで、プラスチックをキャビティに送入するこ と、および反応時間の経過後に基底金型部分と可動金型部分が互いに分離し、成 形品を具有する可動金型部分は次の処理に進み、空キャビティを具有する後続の 可動金型部分は基底金型部分と結合し、空キャビティにプラスチックを供給する ことによって解決される。この驚くほど簡単に見える解決の長所は、多様な仕様 においてそれぞれ1個の金型部分のみを必要とし、他の金型部分は投入装置の領 域のみに存在する点である。しかし、他の金型部分を複数個とすることにより、 最初の硬化段階もしくは成形段階終了直後に、その1個の金型部分を持ち上げる ことができ、成形品は冷却段階が完了するまで他の金型部分内に任意の時間滞留 できる。しかし、この時間内に成形品を工作物運搬台によって任意の作業箇所に 運搬できる。同箇所で、他の組立、印刷または塗装などの被覆工程を行ったり、 他の部分を射出成形品に取り付けることができる。それゆえ、適当多数の金型部 分によって、該金型部分を後続加工工程のための成形品の保持具として使用でき る。さらに、射出サイクルに不利に影響することなく、成形品を射出時間に応じ て固定できる。また、この加工方法により機械サイクルに拘束されることなく、 キャビティを清掃したり、キャビティに離型剤を塗布するなどの手作業を簡単に 導入できる。さらに、サイクルに拘束されない加工工程の間に、この方法によっ て成形品に埋め込み、またはプラスチックで成形する独立部品を、手作業で非常 に簡単にキャビティに挿入できる。
また、可動金型部分を運搬装置の横方向および/または上下方向案内軌道で案内 し、基底金型部分が前記案内軌道に対し垂直に位置調節自在であり、その際、型 閉め力の一部を運搬装置を介して基礎に有利に誘導することも可能である。それ により、金型部分はキャビティに合成される作業位置の領域内で、互いに高い精 度で中心調節されている。その際、設備は型閉め力の一部を運搬装置が担うこと によって簡単に構成できる。
基底金型部分と可動金型部分が連結する間に、または連結した後に、投入装置が キャビティまたはキャビティのスプルと連結する措置も有利である。それによっ て、キャビティを形成し、もしくはキャビティに液状プラスチックを充填するた めに、それぞれ液状プラスチックを投入する部分と固定配置した金型部分のみを 動かせばよい。
しかしまた、投入装置を基底金型部分および/または運搬装置に対し垂直に位置 調節することも可能である。金型部分、投入装置および運搬装置によって運搬さ れる金型部分の運動方向が異なるため、型閉め時間および型開き時間、つまり液 状プラスチックを送入する前もしくは送入した後で、金型部分を互いに所期の位 置に設定し、もしくは互いに所期の位置に引き離すために必要な時間を非常に短 時間で守ることができる。その結果、運搬装置によって運搬される射出金型部分 は、作業領域にできるだけ短い時間停止すればよい。
この方法の他の実施例において、可動金型部分を遊びなしで案内し、基底金型部 分と同列位置に保持または位置決めし、次いで、基底金型部分を可動金型部分を 押し付け、その際、場合により、可動金型部分および基底金型部分を互いに中心 調節し、および成形品の製造後に基底金型部分を可動金型部分から持ち上げ、可 動金型部分を次の作業領域に運搬する。
このプロセスフローは、運搬装置によって運搬される金型部分をかなり正確に位 置決めできる点が特に優れている。さらに、このような金型において、2個の金 型部分が複合する際に、キャビティに対し0.001mm以下の範囲の微調整が 可能である。
また、基底金型部分から隔てた作業領域において、成形品をキャビティから可動 金型部分に突き出すことも有利である。
それによって、成形品を投入装置から成形品が突き出される領域に運搬する間に 、成形品は一層冷却および凝固することができ、しかも、そのために射出時間が 長くなることはない。
また、1個の工作物運搬台に複数の可動金型部分またはキャビティを付け、該可 動金型部分またはキャビティが同時に基底金型部分と結合し、特に投入装置と順 次結合することも有利である。それによって、工作物運搬台が作業領域を1回通 過する際に、該工作物運搬台に相前後して取り付けた複数のキャビティに液状プ ラスチックを充填し、成形品を製造できる。それにより、個々の成形品を製造す る間の交換時間を短縮でき、しかも、金型は個々のキャビティに充填する間ずっ と閉じているため、冷却時間のみが必要となる。そのため、たとえば、2個の金 型を開ける前に長い冷却時間を必要とする複数の成形品を製造する場合、この長 い滞留時間は1回のみ、すなわち、最後のキャビティにおいて必要となり、工作 物運搬台に存在する複数の成形品に配分される。
他の実施例においては、可動金型部分のキャビティに保持された成形品を加工し 、および/または他の部品と結合もしくは組み立てる。それによって、キャビテ ィは同時に複数の部分からなる、製造せらるべき部材の基部の保持具として使用 できる。そのため、工作物運搬台のための追加の高価な保持具やレセプタクルを 節約できるため、工作物運搬台の数が若干多いことによる高コストも適正なもの となる。
成形品が、特に他の部品の組立後に可動金型部分のキャビティから離れ、その後 にキャビティを清掃し、離型剤を塗布することも可能である。それによって、投 入装置と独立に、キャビティの清掃および離型剤の塗布を行うことができる。
この方法の他の実施例において、キャビティの清掃後に、可動金型部分において 自動的に部品を位置決めし、次いで、可動金型部分を基底金型部分に送る。それ によって、サイクルに拘束されない加工の可能性を成形品内におけるインサート の位置決めにも簡単に用いることができ、これに対し手作業を導入することもで きる。なぜならば、手作業は工作物運搬台のゆるい連結を用いる場合、投入装置 の機械サイクルに拘束されないからである。トイレ休止や材料調達など、手作業 において発生する待ち時間は、手作業場と投入装置の間に適当な緩衝工作物運搬 台を設けることによって処理できる。
他の実施例では、成形品の製造後に、可動金型部分を作業領域に送り、該作業領 域から成形品を手作業で取り出す。それによって、複雑な成形品の場合に成形品 の取出しも手作業で支援することができるため、挿入用コアなどを用いる極めて 複雑な装置も、より簡単に処理できる。
しかし、成形品の製造後に、該成形品を可動金型部分によって作業領域に送り、 そこで熱処理を施すことも有利である。
それによって、成形品の一連の後処理において、少なくとも大部分が型に固定さ れた状態で、アニーリングなどの熱処理を行うことができる。
さらに、可動金型部分が、少なくとも基底金型部分に付随する作業領域において 、冷却および/または加熱循環と結合することも可能である。それによって、成 形品の熱処理が作業領域にわたり任意の型において行われるため、成形品の所期 の冷却工程および硬化工程が可能となる。
本発明は、方法を実施するためのプラスチックの投入装置と、基底金型部分およ び可動金型部分からなる複合金型と、該金型に付けた成形品の突出装置とを具備 する前記の方法によるプラスチックから成形品を製造する設備も包含する。この 設備は、複数の同種の可動金型部分を運搬装置の互いに隔てた工作物運搬台に配 置し、基底金型部分に付随する作業領域において工作物運搬台に位置決め装置を 付けていること、および可動金型部分と基底金型部分とを位置調節装置を介して 相対的に位置調節自在に支持することを特徴とする。設備のこのような形成によ り、すでに運搬装置によって金型部分を正確に位置決めできるため、金型部分を このようなキャビティもしくは型に必要な精度で結合することが完全に可能であ る。金型部分を運搬する運搬装置を用いることにより、プラスチックの投入装置 に任意の大きさの後続設備を結合できる。この後続設備には、工作物を保持する 工作物運搬台の「ゆるい」連結を用いる場合、手作業場を挿入することもできる 。なぜならば、ゆるい連結により、投入装置、すなわちプラスチック射出機また は押出機との固いサイクル連結がないためである。
さらに、基底金型部分と可動金型部分の間に、中心調節装置および/または拘束 装置を付けている点が有利である。それによって、キャビティに液状プラスチッ クを充填したり、液状プラスチックを調整する際に発生する力の大部分は、2個 の金型部分の直接可動結合によって吸収できる。
他の実施例では、工作物運搬台と結合した可動金型部分にイジェクタを付けてい る。イジェクタを運搬装置によって運搬される金型部分に付けることによって、 運搬装置の経路の任意の位置で成形品をキャビティから突き出すことができる。
それによって、使用するプラスチックおよび成形品の特性にとって最も有利な脱 型時間もしくは脱型時刻を規定できる。
運搬装置の案内軌道の下方からイジェクタを操作することにより、運搬装置の前 進を阻害することなく、運搬装置の任意の位置で取出しが可能である。
さらに、可動金型部分が工作物運搬台を形成することも有利である。それによっ て、キャビティは同時に後続処理において、組立、印刷または機械加工のための 成形品の保持具として使用できる。
しかしまた、投入装置を送込み駆動体を具備する案内機構により位置調節自在に 支持することも可能である。それによって、投入装置もしくはこれと結合したス クリュ機構または押出機の運動を絶対最小限に低減できる。その際、金型部分の 諸部分に対していかなる調節経路が必要であるかにかかわらない。
さらに、位置調節装置の調節方向、案内機構の送込み方向および運搬装置の工作 物運搬台の送り方向が角状、特に互いに直角であることが有利である。それによ って、装置の個々の部分の位置調節動作の相互阻害を六方回避できる。そのため 、金型部分が投入装置の作業領域に進入してから、プラスチックの送入が開始す るまでの時間、およびプラスチックの送入が終わり、金型部分が作業位置を離れ るまでの時間を、短時間で守ることができる。
他の実施例において、運搬装置が横方向および上下方向案内軌道と工作物運搬台 の駆動システムを具備する。それによって、工作物運搬台の前進が、投入装置の 投入位置外部において任意の方法で可能となる。
運搬装置に沿って、複数の作業領域を送り方向に互いに隔てて配置することが有 利である。それによって、途中で操作や中間貯蔵を要することなく、成形品を製 造後、種々の組立もしくは加工工程に直接送ることができる。
他の実施例では、作業領域において、可動金型部分に付けたイジェクタのための 突出し装置の駆動装置を設けている。
それによって、運搬装置の任意の位置で成形品を型から突き出すことができる。
さらに、作業領域において、他の独立部品を成形品に接合および/または結合す る組立装置を付けていることが有利である。それによって、成形品の製造直後に 単純な組立操作を行うことができ、当該作業領域の端部には組立済みのアセンブ リまたは完成した部材がある。
また、作業領域において、キャビティに包含された成形品の加工装置を付けるこ とも可能である。それによって、成形品の外形もしくは案内面は成形直後に、ま たは必要に応じ、最終硬化前に加工できる。
さらに、作業領域において、可動金型部分のキャビティの清掃装置を付けている 点が有利である。それによって、金型部分が投入装置領域に進入する前に、該金 型部分は次のプラスチックの送入に使用できる。
他の実施例において、キャビティをレセプタタルとして形成する。それによって 、次の加工もしくは組立のために成形品の複雑な保持具を節約できる。
さらに、基底金型部分が運搬装置の送り方向と平行に延びる補給装置と結合して いる点が有利である。それによって、工作物運搬台もしくは金型部分は成形品を 製造する間、停止することなく、成形品の「連続」生産が可能となる。この装置 の長所は、工作物運搬台および金型部分の停止時間が成形品を製造するサイクル 時間に不利な影響を与えない点にある。
他の実施例では、可動金型部分において、1個の工作物運搬台に複数のキャビテ ィを運搬装置の送り方向に相前後して配置する。それによって、たとえば、閉じ た型内でより長い硬化時間を要する成形品の場合、多数の成形品を1個の型で製 造することにより所要時間を短縮できる。なぜならば、完全な硬化時間は工作物 運搬台の最後の成形品のみに該当し、全サイクル時間が1個の金型部分によって 製造される複数の成形品に配分されるからである。
最後に、可動金型部分のキャビティに取出し自在の、および/または該可動金型 部分に対して位置調節自在のインサートおよび/またはコアを配置する点も有利 である。それによって、コアの引抜きもしくは部分領域の脱型およびコア部分の 取出しを、手動および自動のいずれにおいても、金型で製造された成形品の硬化 度に応じて調整できる。
発明の理解を容易にするために、いかに図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図は、プラスチックから成形品を製造する発明による設備の簡略化した平面 図を表す。
第2図は、プラスチックの投入装置に付随する発明による設備の作業領域を著し く簡略化した図式で表す。
第3図は、発明による可動金型を具備する工作物運搬台の横断面図を表す。
第4図は、成形品を突き出す作業領域における発明による可動金型を具備する工 作物運搬台の正面図、一部所面図を表す。
第5図は、プラスチックから成形品を製造する設備の他の実施例の簡略化した平 面図を表す。
第6図は、投入装置領域における設備の正面図、一部第5図のTV−TVによる 断面図を表す。
第1図に、プラスチックから成形品2を製造する設O1!1を示す。この設備1 は複数のテーブルモジュール3とガイドモジュール4から構成できる。モジュー ルとは、機能的な統一体を意味する。テーブルモジュール3は少なくとも1個の テーブルプレート、テーブルラックおよび工作物運搬台の案内軌道を包含する。
さらに、ガイドモジュール4は工作物運搬台4を案内するためのユニットを具備 する。これらのテーブルモジュール3およびガイドモジュール4の可能な仕様は 、たとえば、同一出願者のDE−PS2756422. DB−PO27602 17,DH−O33502868およびDE−DS3502820に記載されて いる。反復を避けるためにこれらの参照をめる。これらは同時に本出願の内容を なす。
テーブルモジュール3およびガイドモジュール4は、運搬装置5、上下方向案内 軌道6および横方向案内軌道7.8を具備する。横方向案内軌道8が垂直軸9の 回りを回転自在に支持された案内ローラによって形成されているのに対し、横方 向案内軌道7は第1図に示す実施例において押圧ローラ11からなる。抑圧ロー ラ11は、半径方向に弾性変形し、駆動システムを介して軸9の回りを回転でき る。案内ローラもしくは押圧ローラ10,11ならびに上下方向案内軌道7およ び横方向案内軌道8の可能な配置構成および形成については、反復を避けるため に、同一出願者のDB−PO2760217DE−PO2760217゜DO− OS3304091およびDE−O33411452の参照をめる。
テーブルモジュール3およびガイドモジュール4に沿って、工作物運搬台18が 位置決め装置19を介して加工、組立および清掃のための停止できる種々の作業 領域13〜17を設けている。
設備1の説明でプロセスフローも簡単に説明できるように、設備1の説明を作業 領域17から始める。作業領域17には、たとえば、回転ブラシや吹出しおよび 吸入ユニットからなる清掃装置20を付けている。清掃装置20により、可動金 型部分22のキャビティ21から成形品2の先行製造工程の残滓を除き、離型剤 を塗布できる。そのために、清掃装置20は圧縮空気のリザーバ23と離型剤の 貯蔵容器24を具備する。離型剤は管を通して、清掃装置20の回転ブラシもし くはスプレーノズルに送られる。
送り方向25で隔てて後置された作業領域13にも、同様に工作物運搬台18を 所定位置に正確に保持する位置決め装置19が付随している。′工作物運搬台1 8およびこれに取り付けた可動金型部分22が正確な位置につくと、基底金型部 分26が投入装置27と一緒に可動金型部分22に載せられる。投入装置27お よび基底金型部分22の上下方向調節は、たとえば、圧力媒で作動する位置調節 装置28を介して行われる。その際、投入装置27はガイドコラム29に沿って 案内される。投入装置27は、成形品を製造するためのプラスチックの液状また は固状原料を入れたタンク30.31もしくはサイロと結合している。そのため 、たとえば、投入装置27は公知技術により多数の仕様が知られているプラスチ ック射出成形機またはプラスチック発泡成形機などで形成することができる。
工作物運搬台18は、作業領域13からガイドモジュール4を通して、組立装置 32を付けた作業領域14に送られる。組立装置32は、たとえば、組立ロボッ トまたは異なる方向に互いに移動できる多数の直線軸を有するマニプレータによ って形成される。組立装置32により、供給装置33を介して貯蔵庫34から個 々に供給される独立部品35を、成形品2の内部もしくは表面に位置決めできる 。その後、たとえば、工作物運搬台18は作業領域15における位置決め装置1 9のストッパまで前進する。作業領域15には独立部品35を超音波溶接などで 成形品2と結合せしめる加工装置36が付随している。
その後、工作物運搬台18は作業領域16において位置決め装置19のストッパ まで進む。この作業領域16において、たとえば、やはりロボットやマニプレー タによって形成される取出し装置37を設けている。取出し装置37は、可動金 型部分22から突き出される成形品2を把捉し、簡略化して図示するように、パ レット38に個々に、または積み重ねて格納する。
次に、工作物運搬台18は再び作業領域16から、清掃およびキャビティの離型 剤塗布のため作業領域17に送られる。
第2図に、プラスチックから成形品を製造する設備1の作業領域13を示す。図 には、ガイドバーによって形成された上下方向軌道6、案内ローラ10と押圧ロ ーラ11からなる運搬装置5の横方向案内軌道7,8およびテーブルモジュール 3のテーブルプレート39が記載されている。工作物運搬台18は案内ローラ4 0を介して上下方向案内軌道6に支持されている。
横方向案内軌道70案内ローラ10には、サポートストリップ41、たとえば焼 入れ鋼帯が付いている。半径方向に弾力的な押圧ローラ11が工作物運搬台18 の側面部42に接している。駆動システム12として、抑圧ローラ11に付随し たチェーン駆動システムまたは工作物運搬台18に付随した搬送チェーン43を 用いる。工作物運搬台18には、中心調節装置44を介して可動金型部分22が 支持されている。工作物運搬台18を正確に保持するためにセットビンによって 形成された拘束装置45を設けている。さらに、可動金型部分22には、基底金 型部分26のコア47が嵌合するキャビティ46を設けている。さらに、可動金 型部分22には移動自在のコア48を取り付けている。コア48はコア47をキ ャビティ46に挿入した後、基底金型部分26の伝導体49を介して送り方向2 5に対し横断方向に位置調節できる。
基底金型部分26と可動金型部分22の中心を合わせるために、中心調節ビンに よって形成できる中心調節装置50を設けている。基底金型部分26を可動金型 部分22に載せた後、両者を保持開口部52と嵌合する拘束装置のさし金53を 具備する拘束装置51を介して互いに固定できる。もちろん、拘束は、テーブル モジュール3、ガイドモジュール4またはこれらに取り付けた補強部に対して、 もしくは直接基礎と結合した支承において行うこともできる。拘束装置51のさ し金53は、駆動体54を介して実線で示す位置から、テーブルプレート39の 範囲に破線で示す位置に旋回できる。その際、さし金53とテーブルプレート3 90間の接触面を、上下方向案内軌道6に対し斜角とすることができる。さし金 53のねじりが増すと、基底金型部分26と可動金型部分220間の張力が増す 。
コア47をキャビティ46に沈めるために、基底金型部分26は位置調節装置5 5において位置調節駆動体56により送り方向25に対して垂直に移動可能であ る。液状もしくは固状プラスチックを供給するために、送込み方向が送り方向2 5に対し横断方向にある投入装置27を配置している。投入装置27を案内機構 57に沿って移動させることにより、シリンダピストン機構によって形成された 送込み駆動体58によって、ノズル部59は可動金型部分22のスプル60に嵌 合する。可動金型部分22が基底金型部分26と拘束装置51を介してロックさ れた後、ノズル部59を介して液状もしくは固状プラスチックを供給できる。
さらに、発明による設備の機能を理解を容易にするために簡略化した図に示すよ うに、可動金型部分22と工作物運搬台18との間の拘束装置に用いるセットビ ンは同時に位置決め装置19のストッパ61のためのストップビンとしても利用 できる。
それによって、可動金型部分22の位置を、工作物運搬台18の万一の誤差にか かわりなく、高い精度で達成できる。
さらに、図から明らかなように、押圧ローラ11は円錐形に形成され、上下方向 案内軌道6との距離が増すに連れ、直径が大きくなる。同様に、工作物運搬台1 8の側面部42は、上下方向案内軌道6との距離が増すに連れ、キャビティ方向 46に傾いている。円錐形抑圧ローラ11と側面部42が協働することにより、 工作物運搬台18は案内ローラ40によって上下方向案内軌道6に遊びなしで案 内されている。同時に、押圧ローラ11を半径方向に弾力的に形成することによ り、工作物運搬台18は案内ローラ10に遊びなしで押圧される。これにより、 ストッパ61と結合して、可動金型部分22の極めて正確な位置決めが行われる 。達成可能な精度は、+ / −0,01mmである。それによって、拘束装置 51の中心調節ビンによって基底金型部分26と可動金型部分22の協働に必要 な0.001mo+およびそれ以上の精度を得ることができる。
可動金型部分22と基底金型部分26の間の正確な位置決めを達成するために、 可動金型部分22の中心調節孔63に嵌合する中心調節装置50の複数の中心調 節ビン62を設けている。キャビティ46には、成形品をキャビティ46から突 き出すのに用いるイジェクタ64も図式的に示す。
第3図に、工作物運搬台18の可能な実施例を示す。工作物運搬台18には、た とえば第1図による作業領域16に設けるイジェクタ64およびサポートラム6 5を付けている。サポートラム65は、上下方向案内軌道6の間で作業領域13 におけるテーブルプレート39の開口部66に配置され、駆動装置67と結合し ている。サポートラム65および駆動装置67は、可動金型部分22もしくは工 作物運搬台18を独立に、または上下方向案内軌道6に追加で支持できる支持装 置68を形成する。それにょって、型閉め力の一部または全部が案内ローラ40 を迂回して、直接基礎もしくはテーブルラックに誘導される。それにより、案内 ローラ40とテーブルラックの過負荷が避けられる。イジェクタ64は操作ボル ト69を介して、ばね70、たとえば図示のようにコイルばねにより、実線で示 す停止位置に保持される。
可動金型部分22を載せた工作物運搬台18がストッパ61と可動金型部分22 に取り付けた係止部72によって位置決めされた後、サポートラム65は駆・動 装置67を介して、実線で示す位置から点線で示す位置に移動できる。それによ って、案内ローラ40の負荷が軽減され、点線で誇張して示すように、たとえば 0、1 mm〜0.5(財)浮上し、基底金型部分26は支持装置68に支持さ れる。次に、この浮上位置においてプラスチック73の射出が行われる。サポー トラム73を駆動装置67により実線で示す位置に引き戻すと、工作物運搬台1 8が解除され、次の作業領域に移動できる。
さらに図に示すように、可動金型部分22に、入口部75および出口部76を介 して基底金型部分26の連結部77と結合できる孔部74を付けることができる 。それにより、孔部74を介し、冷媒または熱媒を、少なくとも基底金型部分2 6が可動金型部分22と結合している間、貫通させることができ、キャビティ4 6を所期の規模で温度調節できる。可動金型部分22および基底金型部分26か らなる金型78もしくは型を開く直前に、空気を吹き込むことによって熱媒もし くは冷媒を除去できる。同様に、πとえば、基底金型部分26を可動金型部分2 2に載せると閉じる接点を介してロッドヒータ80に電流を供給し、可動金型部 分の温度調節を所期の規模で保証できる。もちろん、接点79を工作物運搬台の 側面または下面に配置することも可能である。それによって、種々の作業領域で 型を絶えず加熱することができ、キャビティ46は常にほぼ所期の温度に保たれ る。同様に、孔部74に運搬装置の長い領域にわたり冷媒を一定に供給し、成形 品2の冷却を所期の規模で制御することが可能である。
第4図に工作物運搬台の他の実施例を示す。この場合、工作物運搬台は直接可動 金型部分81によって形成されている。
第1図および第2図に基づいて説明したように、可動金型部分81は案内ローラ 10と押圧ローラ11の間で横方向に、および上下方向案内軌道6を介して上下 方向に遊びなしで案内されている。キャビティ46には成形品2が入っている。
プラスチックをキャビティ46に射出する間、コア48はキャビティ46に進入 し、金型が開いた後に点線で示す位置に戻る。成形品2をキャビティ46から突 き出すために、バネ70を介し実線で示す位置に保持されるイジェクタ64を設 けている。駆動装置、たとえば圧力式シリンダピストン機構を介しテーブルプレ ーと39に対し垂直に上方に移動できるラムを介して、イジェクタ64は点線で 示す位置に移動でき、マニプレータの真空グリップ82によって把捉された成形 品をキャビティ46から突き出す。この図から明らかなように、ラムが実線で示 す停止位置に進入した後、工作物運搬台18の移動断面は空になる。この場合、 イジェクタ64の形成は第3図に相当する。
さらに、この図から分かるように、ストッパ61は駆動体71により送り方向2 5と平行な軸の回りを、実線で示す、係止部72と協働する係止位置から、点線 で示す停止位置に移動できる。この停止位置において、ストッパ61と係止部7 2は互いに外れる。
さらに、簡略化して図示するように、案内ローラ10はバネ83を介して両側方 向に浮遊自在にテーブルプレート39に支持されている。バネ83は非常に大き いバネ力を有するため、案内ローラ10の位置をテーブルプレート39に対して 変更するには、通常運転において押圧ローラ11によって加えられる押圧力より 著しく大きい調節力を必要とする。このような力は、たとえば、基底金型部分2 6と可動金型部分22が連結した場合に生じる。なぜならば、金型部分の圧迫に は非常に大きい型閉め力が必要だからである。可動金型部分810基底金型部分 26に対する位置決めが100%正確でないことにより可動金型部分81の位置 の調整が必要な場合、型閉め時に加える大きい型閉め力によってバネの位置が相 応に変化するため、基底金型部分26に対する可動金型部分81の位置を狭い限 界内で調整することができる。
金型部分の案内精度が極めて高い場合、たとえば、工作物運搬台18が作業領域 に進入するとき、案内ローラ10の位置は拘束ピン84によって形成できるバネ 拘束装置によってバネ83のバネ作用を排除することも可能である。可動金型部 分81もしくは工作物運搬台18を作業領域において位置決めすると、拘束ビン 84によって作動する案内ローラ10の拘束が解消するため、金型を閉めると、 すなわち基底金型部分を可動金型部分81に載せると、可動金型部分81は狭い 限界内で移動できる。
第5図にプラスチックから成形品を製造する設備85の他の実施例を示す。運搬 装置5に沿って複数の作業領域86から92を配置している。作業領域86およ び87は手作業基であり、部品の操作もしくは工作物18またはキャビティ46 の処理は労働力93によって行われる。作業領域88において、たとえば組立装 置32により吹き付けられる、もしくはプラスチック成形品に埋め込まれる部品 94を自動的に供給し、キャビティ46に挿入する。これは労働力93によって 挿入される部品95に加えて行うことができる。あるいは、組立装置32の領域 においてのみ部品94が挿入される。
このように準備された工作物運搬台18を、作業領域において、たとえば、付着 剤または離型剤などを吹き付けた上、運搬装置5によって作業領域90もしくは 91に運ぶ。作業領域90または91には、プラスチックまたは金属の射出成形 機96を配置している。射出成形機96が固有の運搬装置97、たとえば、固有 の工作物運搬台97を具備する一方、射出成形機96の領域において運搬装置5 に平行な、工作物運搬台18のための追加の運搬軌道99を設けている。工作物 運搬台を運搬軌道99に載せるために、たとえば、第1図に示すように、ガイド モジュール4、または従来技術において公知の移送モジュールを用いる。運搬装 置97の領域において、工作物運搬台98は運搬装置5の工作物運搬台18と完 全に独立に循環する。その際、工作物運搬台98も可動金型部分を具備し、また は可動金型部分によって形成されている。しかし、工作物運搬台18は破線の矢 印で示すように、回転盤によって運搬軌道97.99に誘導され、射出成形機9 6を通過した後、再び運搬装置5に送られる。
キャビティにプラスチックを充填した後、成形品2は操作ユニットによって構成 できる組立装置32の領域で、工作物運搬台18に積み替えられる。しかし、た きえば、作業領域89において準備された可動金型部分を工作物運搬台18から 工作物運搬台98に積み替えることも可能である。組立装置32の代わりに、運 搬装置97と運搬装置50間に、成形品または可動金型部分22.81を積み替 えるための労働力93を設けることができる。しかし、射出成形機96の領域に おける成形品2の製造フローは、原則的に第1図から第4図に基づいて説明した フローに等しい。
これに対し、作業領域91における射出成形機96と結合した配置構成において 、キャビティ46を載せた工作物運搬台18が運搬装置5から運搬軌道99に押 し出され、そこで基底金型部分26に送られ、基底金型部分26のもとで位置決 めされる。2台の射出成形機96において、基底金型部分26の位置調節装置5 5と投入装置27もしくはノズル部59の案内機構57を示す。作業領域91に おいてキャビティ46にプラスチックを充填すると、可動金型部分22.81を 載せた工作物運搬台18は再び運搬装置5に送られる。次に、作業領域92にお いて、テーブルプレート39の開口部66におけるイジェクタ64の駆動体と、 成形品2を工作物運搬台18のキャビティ46から取り出す取出し装置37を設 けることができる。さらに、開口部66において、工作物運搬台18をイジェク タ64の駆動体上に位置決めするためのストツバ61を取り付けている。
同時に、この領域において、キャビティ46の清掃および離型剤の塗布を行うこ とができる。しかし、もちろん、成形品2の取出しおよびキャビティ46の清掃 を労働力93によって行うことも可能であるが、健康に有害で汚い離型剤塗布作 業は、次の作業領域で機械的に行われる。
第1図もしくは第5図における設備lおよび設備85の説明、およびそこで述べ た運搬装置の動作方向に沿って配置した作業領域の仕様から分かるように、この ような運搬装置5もしくは97と結合することによって、成形品の量産のための 投入装置27もしくは射出成形機96を技術的および組織的な点ではるかに有効 に利用および使用できる。これは特に、このような機械の射出時間を短縮し、こ れに関連する作業工程、たとえば、部品の挿入、型の清掃、離型剤の塗布などを 、射出成形機96の装入と結合して自動化し、もしくは、ゆるい連結に手作業基 を組み込むことによって可能となる。
第6図に、作業領域91における射出成形機96を示す。図には、運搬装置5と 運搬軌道99の互いに平行な2本の案内軌道が記載されている。第5図に破線で 図式的に示すように、運搬装置5と平行に設けることができる複数の相前後する 運搬軌道99を配置することにより、互いに平行な複数の射出成形機96に、同 一の運搬装置5により可動金型部分を設けることができる。つまり、工作物運搬 台18が運搬軌道99の射出成形機96の領域に滞在している間、運搬装置5の 他の工作物運搬台18は使用中の射出成形機96を通過し、次の射出成形機96 に移動することができる。同様に、成形品を有する可動金型部分の搬出も、相前 後して接続された射出成形機96の機能によって妨げられずに行うことができる 。工作物運搬台18が運搬軌道99と運搬装置5のいずれにおいても、前記の図 面に基づいて説明した案内ローラ10と押圧ローラ11によって案内され、前進 することが分かる。しかし、前進は、案内ローラおよび押圧ローラ10,11と 独立の駆動体、たとえば、チェーン、摩擦ベルトなどによっても行うことができ る。ノズル部59を付けた投入装置27は、案内機構57のガイドコラムに沿っ て駆動体58によって位置調節できる。その際、この位置調節は投入装置27の 領域において送り装置25に対して直角に、ただし、運搬平面と等しい平面にお いて行われる。やはりガイドコラムおよび位置調節駆動体5日から構成される装 置調節装置55を介して、基底金型部分26は工作物運搬台18に取り付けた可 動金型部分22に対して、運搬装置5もしくは運搬軌道99の運搬平面に対し互 いに直角に位置調節できる。ノズル部59、基底金型部分26および可動金型部 分22を互いに直角方向に配分することにより、部品を同時に相互に動かすこと ができるが、個々の部品の相互の衝突および破損は避けられる。簡略化して示す ように、投入装置27にスクリュ100を取り付け、たとえば、サイロ101に 含まれているプラスチック粒を塑性化し、スクリュ100を操作してノズル部5 9を介しキャビティ46に送ることができる。
もちろん、前記のプラスチックの射出成形機96に代えて、金属の射出成形機、 たとえば、アルミニウムなどのダイカスト機械を適当な方法で連結することが可 能であり、さらに、温度作用下でプレス工程や深絞りなどによって形状変化を可 能にする機械を、発明による種類の運搬装置を介して類似の方法で連結すること も可能である。
また、たとえば、第5図において工作物運搬台102に示すように、可動金型部 分103は相前後して配置され、それぞれ固有のランナを有する複数のキャビテ ィ46を装備できる。ランナ104を介して、これらのキャビティ46は投入装 置27もしくは射出成形機96のノズル部59と順次結合できる。しかし、キャ ビティ46のグループを同時に唯一の投入装置27と結合することも可能である 。さらに、工作物運搬台102に配置されたこれらのキャビティ46は同時に、 またはグループで順次基底金型部分26と結合できる。この配置構成の長所はな によりも、製造および材料に制約されて成形品2がキャビティ46に滞留する時 間が長い場合、複数のキャビティ46に順次プラスチックを充填するため、最後 の成形品に予想される時間が、型開きもしくは可動金型部分103と基底金型部 分26の分離の前に、可動金型部分103に配置されたキャビティ46の製造時 間全体に配分されることにより、時間上の欠点は低減する。
さらに、第1図に簡略化して示すように、基底金型部分26もしくは投入装置2 7を、案内軌道106と補給駆動体27によって形成された補給装置105.に 取り付けることができる。投入装置27と基底金型部分26が補給装置107上 を送り方向25と平行に補給装置107と一緒に移動できることにより、プラス チックをキャビティに射出する間、工作物運搬台もしくは可動金型部分22およ び基底金型部分26は、運搬装置5もしくは上下方向案内軌道6に沿って同形に 移動する。それによって、工作物運搬台18を停止、始動および加速せしめる時 間を節約でき、サイクル時間をさらに高めることができる。
菅 ■ 11■− 画 唖 シヘ゛\ \ 〆 ・? 1・・・設備 2・・・成形品 3・・・テーブルモジュール 4・・・ガイドモジュール5・・・運搬装置 6 ・・・上下方向案内軌道7・・・横方向案内軌道 8・・・横方向案内軌道9・ ・・軸 10・・・案内ローラ 11・・・押圧ローラ 12・・・駆動システム13・・・作業領域 14・・ ・作業領域15・・・作業領域 16・・・作業領域17・・・作業領域 18 ・・・工作物運搬台19・・・位置決め装置 20・・・清掃装置21・・・キ ャビティ 22・・・可動金型部分23・・・リザーバ 24・・・貯蔵容器2 5・・・送り方向 26・・・基底金型部分27・・・投入装置 28・・・位 置調節装置29・・・ガイドコラム 30・・・タンク31・・・タンク 32 ・・・組立装置33・・・供給装置 34・・・貯蔵庫35・・・独立部品 3 6・・・加工装置37・・・取出し装置 38・・・パレット39・・・テーブ ルプレート 40・・・案内ローラ41・・・サポートストリップ 42・・・ 側面部43・・・搬送チェーン 44・・・中心調節装置45・・・拘束装置  46・・・キャビティ47・・・コア 48・・・コア 49・・・伝導体 50・・・中心調節装置51・・・拘束装置 52・・・保 持開口部53・・・さし金 54・・・駆動体 55・・・位置調節装置 56・・・位置調節駆動体57・・・案内機構 58 ・・・送込み駆動体59・・・ノズル部 60・・・スプル61・・・ストッパ  62・・・中心調節ビン63・・・中心調節孔 64・・・イジェクタ65・ ・・サポートラム 66・・・開口部67・・・駆動装置 68・・・支持装置 69・・・操作ボルト 70・・・バネ71・・・駆動体 72・・・係止部 73・・・プラスチック 74・・・孔部75・・・入口部 76・・・出口部 77・・・連結部 78・・・金型 79・・・i点80・・・ロッドヒータ81・・・可動金型部分 82・・・真 空グリップ83・・・バネ 84・・・拘束ビン 85・・・設備 86・・・作業領域 87・・・作業領域 88・・・作業領域89・・・作業領域 90・・・作業 領域91・・・作業領域 92・・・作業領域93・・・作業領域 94・・・ 部品 95・・・部品 96・・・射出成形機97・・・運搬装置 98・・・工作物 運搬台99・・・運搬軌道 100・・・スクリュ101・・・サイロ102・ ・・工作物運搬台、103・・・可動金型部分 104・・・ランナ105・・ ・補給装置 106・・・案内軌道107・・・補給駆動体 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成2年6月11; 日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1 特許出願の表示 PCT/AT88100112 2 発明の名称 プラスチックから成形品を製造する方法および設備3 特許出願人 4代理人 住 所 東0″港区a)、X”t−T@8@10qn光虎′P1etb〒105 電(504)0721 5 補正書の提出年月日 明 細 警 プラスチックから成形品を製造する方法および設備本発明は、DB−8−114 5786により公知のごとき、プラスチックを投入装置により基底金型部分と可 動金型部分からなる金型のキャビティに送入し、十分な成形度に達するまでキャ ビティ内に保持し、次いで、成形品を突き出す、プラスチックから成形品を製造 する方法、およびこの方法を実施する設備に関する。
DE−B−1145786により公知の方法およびこの方法の実施に適した装置 において、プラスチック成形品を製造するために、基底金型部分に回転自在のテ ーブルプレートに固着した複数個の可動金型部分を取り付けている。テーブルプ レートがピッチ状に回転することによって、可動金型部分が基底金型部分と結合 し、対応する型中空部にプラスチックを射出できる。
この方法および公知の装置は、サイクル時間が基底金型部分から可動金型部分が 分離しても、成形品を製造するサイクル時間に依存するという欠点がある。
液状プラスチックをキャビティに送入してから成形品を取り出すまでに大きいサ イクル時間を要する成形品をプラスチックから製造するために、いわゆる回転式 成形機を用いることが公知である。この回転式成形機は、たいてい外周に複数個 の金型を互いに隔て正確に等しい角距で相前後して取り付けた回転盤からなる。
投入装置に対向する金型にプラスチックを充填した後、回転盤を1ピッチ旋回さ せることにより、次の金型に液状プラスチックを充填できる。その間に他の成逸 機の領域で金型を開き、成形品を取り出し、キャビティを清掃し、再び離型剤を 塗布する。このような方法および設備は、広範囲に使用されているが、多数の完 全な金型を製造するコストは比較的高く、複数の工程を順次実行する場合には所 要スペースも非常に大である。
本発明の課題は、個々の成形品に対し短い射出時間と小さい型閉め力で足りるプ ラスチックから成形品を製造する設備を得ることである。7また、この方法およ び設備は射出時間の短い小さい成形品においても汎用できなければならない。さ らに、個々の射出工程の間で必要とされる作業を、できるだけ実際の射出工程の サイクルに拘束されずに実行できなければならない。
発明のこの課題は、可動金型部分が互いに独立に運搬装置の横方向および/また は上下方向案内軌道に沿って移動でき、基底金型部分の作業領域に順次進入し、 少なくとも該基底金型部分において冷却および/または加熱循環と結合し、前記 金型部分が複合して閉じたキャビティを形成し、次いで、プラスチックをキャビ ティに送入すること、および反応時間の経過後に基底金型部分と可動金型部分が 互いに分離し、成形品を具有する可動金型部分は他の可動金型部分と独立に次の 処理に進み、空キャビティを具有する後続の可動金型部分は基底金型部分と結合 し、空キャビティにプラスチックを供給することによって解決される。この驚く ほど簡単に見える解決の長所は、多様な仕様においてそれぞれ1個の金型部分の みを必要とし、他の金型部分は投入装置の領域のみに存在する点である。しかし 、他の金型部分を複数個とすることにより、最初の硬化段階もしくは成形段階終 了直後に、その1個の金型部分を持ち上げることができ、成形品は冷却段階が完 了するまで他の金型部分内に任意の時間滞留できる。しかし、この時間内に成形 品を工作物運搬台によって任意の作業箇所に運搬できる。同箇所で、他の組立、 印刷または塗装などの被覆工程を行ったり、他の部品を射出成形品に取り付ける ことができる。それゆえ、適当多数の金型部分によって、該金型部分を後続加工 工程のための成形品の保持具として使用できる。さらに、射出サイクルに不利に 影響することなく、成形品を射出時間に応じて固定できる。成形品の熱処理も、 全作業領域にわたり任意の型で行われるため、成形品の所期の冷却工程および硬 化工程が可能である。さらに、このような加工により機械サイクルに拘束される ことなく、キャビティを清掃したり、キャビティに離型剤を塗布するなどの手作 業を簡単に導入できる。さらに、サイクルに拘束されない加工工程の間に、この 方法によって成形品に埋め込み、またはプラスチックで成形する独立部品を、手 作業で非常に簡単にキャビティに挿入できる。
また、可動金型部分を運搬装置の横方向および/または上下方向案内軌道で案内 し、基底金型部分が前記案内軌道に対し直角に位置調節自在であり、その際、型 閉め力の一部を運搬装置を介して基礎に有利に誘導することも可能である。それ により、金型部分はキャビティに合成される作業位置の領域内で、互いに高い精 度で中心調節されている。その際、設備は型閉め力の一部を運搬装置が担うこと によって簡単に構成できる。
基底金型部分と可動金型部分が連結する間に、または連結した後に、投入装置が キャビティまたはキャビティのスプルと連結する措置も有利である。それによっ て、キャビティを形成し、もしくはキャビティに液状プラスチックを充填するた めに、それぞれ液状プラスチックを投入する部分と固定配置した金型部分のみを 動かせばよい。
しかしまた、投入装置を基底金型部分および/または運搬装置に対し垂直に位置 調節することも可能である。金型部分、投入装置および運搬装置によって運搬さ れる金型部分の運動方向が異なるため、型閉め時間および型開き時間、つまり液 状プラスチックを送入する前もしくは送入した後で、金型部分を互いに所期の位 置に設定し、もしくは互いに所期の位置に引き離すために必要な時間を非常に短 時間で守ることができる。その結果、運搬装置によって運搬される射出金型部分 は、作業領域にできるだけ短い時間停止すればよい。
この方法の他の実施例において、可動金型部分を遊びなしで案内し、基底金型部 分と同列位置に保持または位置決めし、次いで、基底金型部分に可動金型部分を 押し付け、その際、場合により、可動金型部分および基底金型部分を互いに中心 調節し、および成形品の製造後に基底金型部分を可動金型部分から持ち上げ、可 動金型部分を次の作業領域に運搬する。
このプロセスフローは、運搬装置によって運搬される金型部分をかなり正確に位 置決めできる点が特に優れている。さらに、このような金型において、2個の金 型部分が複合する際に、キャビティに対し0.001mm以下の範囲の微調整が 可能である。
また、基底金型部分から隔てた作業領域において、成形品をキャビティから可動 金型部分に突き出すことも有利である。
それによって、成形品を投入装置から成形品が突き出される領域に運搬する間に 、成形品は一層冷却および凝固することができ、しかも、そのために射出時間が 長くなることはない。
また、1個の工作物運搬台に複数個の可動金型部分またはキャビティを付け、該 可動金型部分またはキャビティが同時に基底金型部分と結合し、特に投入装置と 順次結合することも有利である。それによって、工作物運搬台が作業領域を1回 通過する際に、該工作物運搬台に相前後して取り付けた複数個のキャビティに液 状プラスチックを充填し、成形品を製造できる。それにより、個々の成形品を製 造する間の交換時間を短縮でき、しかも、金型は個々のキャビティに充填する間 ずっと閉じているため、冷却時間のみが必要となる。そのため、たとえば、2個 の金型を開ける前に長い冷却時間を必要とする複数個の成形品を製造する場合、 この長い滞留時間は1回のみ、すなわち、最後のキャビティにおいて必要となり 、工作物運搬台に存在する複数個の成形品に配分される。
他の実施例においては、可動金型部分のキャビティに保持された成形品を加工し 、および/または他の部品と結合もしくは組み立てる。それによって、キャビテ ィは同時に複数部分からなる、製造せらるべき部材の基部の保持具として使用で きる。そのため、工作物運搬台のための追加の高価な保持具やレセプタクルを節 約できるため、工作物運搬台の数が若干多いことによる高コストも適正なものと なる。
成形品が、特に他の部品の組立後に可動金型部分のキャビティから離れ、その後 にキャビティを清掃し、離型剤を塗布することも可能である。それによって、投 入装置と独立に、キャビティの清掃および離型剤の塗布を行うことができる。
この方法の他の実施例において、キャビティの清掃後に、可動金型部分において 自動的に部品を位置決めし、次いで、可動金型部分を基底金型部分に送る。それ によって、サイクルに拘束されない加工の可能性を成形品内におけるインサート の位置決めにも簡単に用いることができ、これに対し手作業を導入することもで きる。なぜならば、手作業は工作物運搬台のゆるい連結を用いる場合、投入装置 の機械サイクルに拘束されないからである。トイレ休止や材料調達など、手作業 において発生する待ち時間は、手作業場と投入装置の間に適当な緩衝工作物運搬 台を設けることによって処理できる。
他の実施例では、成形品の製造後に、可動金型部分を作業領域に送り、該作業領 域から成形品を手作業で取り出す。それによって、複雑な成形品の場合に成形品 の取出しも手作業で支援することができるため、挿入用コアなどを用いる極めて 複雑な装置も、より簡単に処理できる。
しかし、成形品の製造後に、該成形品を可動金型部分によって作業領域に送り、 そこで熱処理を施すことも有利である。
それによって、成形品の一連の後処理において、少なくとも大部分が型に固定さ れた状態で、アニーリングなどの熱処理を行うことができる。
本発明は、方法を実施するためのプラスチックの投入装置と、基底金型部分およ び可動金型部分からなる複合金型と、咳金型に付けた成形品の突出し装置とを具 備するプラスチックから成形品を製造する設備も包含する。この設備は、複数個 の同種の可動金型部分を運搬装置の互いに隔てた、互いに独立に移動自在な工作 物運搬台に配置し、加熱および/または冷却循環を設け、基底金型部分に付随す る作業領域において工作物運搬台に位置決め装置を付けていること、および可動 金型部分と基底金型部分とを位置調節装置を介して相対的に位置調節自在に支持 することを特徴とする。設備のこのような形成により、すでに運搬装置によって 金型部分を正確に位置決めできるため、金型部分をこのようなキャビティもしく は型に必要な精度で結合することが完全に可能である。金型部分を運搬する運搬 装置を用いることにより、プラスチックの投入装置に任意の大きさの後続設備を 結合できる。この後続設備には、工作物を保持する工作物運搬台の「ゆるい」連 結を用いる場合、手作業場を挿入することもできる。なぜならば、ゆるい連結に より、投入装置、すなわちプラスチック射出機または押出機との固いサイクル連 結がないためである。さらに、プラスチック加工に有利な温度を容易に守ること ができる。
さらに、基底金型部分と可動金型部分の間に、中心調節装置および/または拘束 装置を付けている点が有利である。それによって、キャビティに液状プラスチッ クを充填したり、液状プラスチックを調整する際に発生する力の大部分は、2個 の金型部分の直接可動結合によって吸収できる。
他の実施例では、工作物運搬台と結合した可動金型部分にイジェクタを付けてい る。イジェクタを運搬装置によって運搬される金型部分に付けることによって、 運搬装置の経路の任意の位置で成形品をキャビティから突き出すことができる。
それによって、使用するプラスチックおよび成形品の特性にとって最も有利な脱 型時間もし7くは脱型時刻を規定できる。
運搬装置の案内軌道の下方からイジェクタを操作することにより、運搬装置の前 進を阻害することなく、運搬装置の任意の位置で取出し7が可能である。
1988年12月16日付原文の8ページに続く。
補正された請求の範囲 1、プラスチックを投入装置により1個の基底金型部分(26)と複数個の可動 金型部分(22,81)からなる金型のキャビティ (21)に送入し、十分な 成形度に達するまでキャビティ (21)内に保持し、次いで、成形品(2)を 突き出す方法において、金型部分(22,81)が互いに独立に運搬装置<5. 97)の横方向および/または上下方向案内軌道(6・〜8)に沿って移動でき 、基底金型部分(26)の作業領域(13゜91)に順次進入し、少なくとも該 基底金型部分において冷却および/または熱循環と結合し、前記金型部分が複合 して閉じたキャビティを形成し、次いで、プラスチック(73)をキャビティ  (46)に送入すること、および反応時間の経過後に基底金型部分(26)と可 動金型部分(22,81)が互いに分離し、成形品(2)を具有する可動金型部 分(22,81>は他の可動金型部分(22,81>と独立に次の処理に進み、 空キャビティ (26)を具有する後続の可動金型部分(22゜81)は基底金 型部分(26)と結合し、空キャビティ (46)にプラスチックを供給するこ とを特徴とするプラスチックから成形品(2)を製造する方法。
2、基底金型部分(26)が横方向および/または上下方向案内軌道(6〜8) に対し直角に位置調節自在であり、その際、型閉め力の一部を運搬装置(5、9 7)を介して基礎に有利に誘導することを特徴とする請求項第1項記載のプラス チックから成形品を製造する方法。
3、基底金型部分(26)と可動金型部分(22,81)が連結する間に、また は連結した後に、投入装置(27)がキャビティ(46)またはキャビティ ( 46)のスプルと連結することを特徴とする請求項第1項または第2項記載のプ ラスチックから成形品を製造する方法。
4、投入装置(27)を基底金型部分(26)および/または運搬装置<5.9 7)に対し垂直に位置調節することを特徴とする請求項第1項から第3項までの いずれか一つに記載のプラスチックから成形品を製造する方法。
5、可動金型部分(22,81)を遊びなしで案内し、基底金型部分(26)と 同列位置に保持または位置決めし、次いで、基底金型部分(26)を可動金型部 分(22,81>に押し付け、その際、場合により、可動金型部分(22,81 >および基底金型部分(26)を互いに中心調節すること、および成形品(2) の製造後に基底金型部分(26)を可動金型部分(22,81)から持ち上げ、 可動金型部分(22,81)を次の作業領域(14〜17 ; 86〜89 ;  92)に運搬することを特徴とする請求項第1項から第4項までのいずれか一 つに記載のプラスチックから成形品を製造する方法。
6、基底金型部分(26)から隔てた作業領域(16,92)において、成形品 (2)をキャビティ(46)から可動金型部分(22,81)に突き出すことを 特徴とする請求項第1項から第5項までのいずれか一つに記載のプラスチックか ら成形品を−+に土−=僧−ア+コー墨− ンシ41 ブ ′−ノJ仏ロ ア、1個の工作物運搬台(102)に複数個の可動金型部分(22,81)まブ こはキャビティ (46)を付け、該可動金型部分またはキャビティが同時に基 底金型部分(26)と結合し、特に投入装置と順次結合することを特徴とする請 求項第1項から第6項までのいずれか一つに記載のプラスチックから成形品を製 造する方法。
8、可動金型部分(103)のキャビティ (46)に保持された成形品(2) を加工し、および/または他の部品(94,95)と結合もしくは組み立てるこ とを特徴とする請求項第1項から第7項までのいずれか一つに記載のプラスチッ クから成形品を製造する方法。
9、成形品(2)が、特に他の部品(94,95)の組立後に可動金型部分(2 2,81)のキャビティ(46)から離れ、その後にキャビティ (46)を清 掃し、離型剤を塗布することを特徴とする請求項第1項から第8項までのいずれ か一つに記載のプラスチックから成形品を製造する方法。
10、キャビティ (46)の清掃後に、可動金型部分(22,81゜103) において自動的に部品(94,95)を位置決めし、次いで、可動金型部分(2 2)を基底金型部分(26)に送ることを特徴とする請求項第1項から第9項ま でのいずれか一つに記載のプラスチックから成形品を製造する方法。
11゜成形品(2)の製造後に、可動金型部分(22,81,103)を作業領 域(86,87>に送り、該作業領域から成形品(2)を手作業で取り出すこと を特徴とする請求項第1項から第10項までのいずれか一つに記載のプラスチッ クから成形品を製造する方法。
12、成形品(2)の製造後に、該成形品を可動金型部分(22,81,103 >によって作業領域に送り、そこで熱処理を施すことを特徴とする請求項第1項 から第11項までのいずれか一つに記載のプラスチックから成形品を製造する方 法。
13、請求項第1項から第13項までのいずれか一つに記載の方法を実施するた めに、プラスチックの投入装置と、基底金型部分および可動金型部分からなる複 合金型と、該金型に付けた成形品の突出し装置とを具備するプラスチックから成 形品を製造する設備において、複数個の同種の可動金型部分(22、81、10 3)を運搬装置(5,97)の互いに隔てた、互いに独立に移動自在な工作物運 搬台(18,102)に配置し、加熱および/または冷却循環を設け、基底金型 部分(26)に付随する作業領域(13,90,91)において工作物運搬台( 18゜102)に位置決め装置(19)を付けていること、および可動金型部分 (22,81,103)と基底金型部分(26)とを位置調節装置(55)を介 して互いに相対的に位置調節自在に支持することを特徴とする設備。
14、基底金型部分(26)と可動金型部分(22,81,103)の間に、中 心調節装置および/または拘束装置(44,45)を付けていることを特徴とす る請求項第13項記載の設備。
15、工作物運搬台(18,102)と結合した可動金型部分(22゜81、1 03>にイジェクタ(64)を付けていることを特徴とする請求項第13項また は第14項に記載の設備。
16、可動金型部分(22,81,103>が工作物運搬台(18,102)を 形成することを特徴とする請求項第13項から第15項までのいずれか一つに記 載の設備。
17、投入装置(27)を送込み駆動体(58)を具備する案内機構(57)に より位置調節自在に支持することを特徴とする請求項第13項から第16項まで のいずれか一つに記載の設備。
18、位置調節装置(55)の調節方向、案内機構(57)の送込み方向および 運搬装置(5、97)の工作物運搬台(18,102)の送り方向が角状、特に 互いに直角であることを特徴とする請求項第13項から第17項までのいずれか 一つに記載の設備。
19、運搬装置(5、97)が横方向および上下方向案内軌道(6〜8)と工作 物運搬台(18,102)の駆動システムを具備することを特徴とする請求項第 13項から第18項までのいずれか一つに記載のプラスチックから成形品を製造 する設備。
20、運搬装置(5,97)に沿って、複数の作業領域(13〜17 ; 87 〜92)を送り方向(25)に互いに隔てて配置することを特徴とする請求項第 13項から第19項までのいずれか一つに記載の設備。
21、作業領域(13)にあ°いて、可動金型部分(22,81,103)に付 けたイジェクタ(64)のための突出し装置の駆動装置(67)を設けているこ とを特徴とする請求項第13項から第20項までのいずれか一つに記載の設備。
22、作業領域(14,88)において、他の独立部品(35)を成形品(2) と接合および/または結合する組立装置(32)を付けていることを特徴とする 請求項第13項から第21項までのいずれか一つに記載の設備。
23、作業領域(15)において、キャビティ(46)に包含された成形品(2 )の加工装置(36)を付けていることを特徴とする請求項第13項から第22 項までのいずれか一つに記載の設備。
24、作業領域(17)において、可動金型部分(22,81,103)のキャ ビティ (46)の清掃装置(20)を付けていることを特徴とする請求項第1 3項から第23項までのいずれか一つに記載の設備。
25、キャビティ (46)をレセプタタルとして形成することを特徴とする請 求項第14項から第24項までのいずれか一つに記載の設備。
26、基底金型部分(26)が運搬装置<5.97)の送り方向(25)と平行 に延びる補給装置と結合していることを特徴とする請求項第13項から第25項 までのいずれか一つに記載の設備。
27、可動金型部分(22,81,103)において、1個の工作物運搬台(1 8)に複数個のキャビティ (46)を運搬装置(5゜97)の送り方向(25 )に相前後して配置することを特徴とする請求項第13項から第25項までのい ずれか一つに記載の設備。
28、可動金型部分(22,81,103)のキャビティ(46)に、取出し自 在の、および/または該可動金型部分に対して位置調節自在のインサートおよび /またはコア(47,48)を配置することを特徴とする請求項第13項から第 27項までのいずれか一つに記載の設備。
国際調査報告 国際調査報告 PCT/A78B1001125A 25759

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.プラスチックを投入装置により基底金型部分と可動金型部分からなる金型の キャビティに送入し、十分な成形度に達するまでキャビティ内に保持し、次いで 、成形品を突き出す方法において、1個の基底金型部分(26)に複数の可動金 型部分(22,81)を配属すること、可動金型部分(22,81)が基底金型 部分(26)の作業領域(13,91)に順次進入し、該基底金型部分と結合し て閉じたキャビティを形成し、次いで、プラスチック(73)をキャビティ(4 6)に送入すること、および反応時間の経過後に基底金型部分(26)と可動金 型部分(22,81)が互いに分離し、成形品(2)を具有する可動金型部分( 22,81)は次の処理に進み、空キャビティ(26)を具有する後続の可動金 型部分(22,81)は基底金型部分(26)と結合し、空キャビティ(46) にプラスチックを供給することを特徴とするプラスチックから成形品を製造する 方法。 2.可動金型部分(22,81)を運搬装置(5,97)の横方向および/また は上下方向案内軌道(6〜8)で案内し、基底金型部分(26)が前記案内軌道 に対し垂直に位置調節自在であり、その際、型閉め力の一部を運搬装置(5,9 7)を介して基礎に有利に誘導することを特徴とする請求項第1項記載のプラス チックから成形品を製造する方法。 3.基底金型部分(26)と可動金型部分(22,81)が連結する間に、また は連結した後に、投入装置(27)がキャビティ(46)またはキャビティ(4 6)のスプルと連結することを特徴とする請求項第1項または第2項記載のプラ スチックから成形品を製造する方法。 4.投入装置(27)を基底金型部分(26)および/または運搬装置(5,9 7)に対し垂直に位置調節することを特徴とする請求項第1項から第3項までの いずれか一つに記載のプラスチックから成形品を製造する方法。 5.可動金型部分(22,81)を遊びなしで案内し、基底金型部分(26)と 同列位置に保持または位置決めし、次いで、基底金型部分(26)を可動金型部 分(22,81)に押し付け、その際、場合により、可動金型部分(22,81 )および基底金型部分(26)を互いに中心調節すること、および成形品(2) の製造後に基底金型部分(26)を可動金型部分(22,81)から持ち上げ、 可動金型部分(22,81)を次の作業領域(14〜17;86〜89;92) に運搬することを特徴とする請求項第1項から第4項までのいずれか一つに記載 のプラスチックから成形品を製造する方法。 6.基底金型部分(26)から隔てた作業領域(16,92)において、成形品 (2)をキャビティ(46)から可動金型部分(22,81)に突き出すことを 特徴とする請求項第1項から第5項までのいずれか一つに記載のプラスチックか ら成形品を製造する方法。 7.1個の工作物運搬台(102)に複数の可動金型部分(22,81)または キャビティ(46)を付け、該可動金型部分またはキャビティが同時に基底金型 部分(26)と結合し、特に投入装置と順次結合することを特徴とする請求項第 1項から第6項までのいずれか一つに記載のプラスチックから成形品を製造する 方法。 8.可動金型部分(103)のキャビティ(46)に保持された成形品(2)を 加工し、および/または他の部品(94,95)と結合もしくは組み立てること を特徴とする請求項第1項から第7項までのいずれか一つに記載のプラスチック から成形品を製造する方法。 9.成形品(2)が、特に他の部品(94,95)の組立後に可動金型部分(2 2,81)のキャビティ(46)から離れ、その後にキャビティ(46)を清掃 し、離型剤を塗布することを特徴とする請求項第1項から第8項までのいずれか 一つに記載のプラスチックから成形品を製造する方法。 10.キャビティ(46)の清掃後に、可動金型部分(22,81,103)に おいて自動的に部品(94,95)を位置決めし、次いで、可動金型部分(22 )を基底金型部分(26)に送ることを特徴とする請求項第1項から第9項まで のいずれか一つに記載のプラスチックから成形品を製造する方法。 11.成形品(2)の製造後に、可動金型部分(22,81,103)を作業領 域(86,87)に送り、該作業領域から成形品(2)を手作業で取り出すこと を特徴とする請求項第1項から第10項までのいずれか一つに記載のプラスチッ クから成形品を製造する方法。 12.成形品(2)の製造後に、該成形品を可動金型部分(22,81,103 )によって作業領域に送り、そこで熱処理を施すことを特徴とする請求項第1項 から第11項までのいずれか一つに記載のプラスチックから成形品を製造する方 法。 13.可動金型部分(22,81,103)が、少なくとも基底金型部分(26 )に付随する作業領域(13,90,91)において、冷却および/または加熱 循環と結合することを特徴とする請求項第1項から第12項までのいずれか一つ に記載のプラスチックから成形品を製造する方法。 14.請求項第1項から第13項までのいずれか一つに記載の方法を実施するた めに、プラスチックの投入装置と、基底金型部分および可動金型部分からなる複 合金型と、該金型に付けた成形品の突出装置とを具備するプラスチックから成形 品を製造する設備において、複数の同種の可動金型部分(22,81,103) を運搬装置(5,97)の互いに隔てた工作物運搬台(18,102)に配置し 、基底金型部分(26)に付随する作業領域(13,90,91)において工作 物運搬台(18,102)に位置決め装置(19)を付けていること、および可 動金型部分(22,81,103)と基底金型部分(26)とを位置調節装置( 55)を介して相対的に位置調節自在に支持することを特徴とする設備。 15.基底金型部分(26)と可動金型部分(22,81,103)の間に、中 心調節装置および/または拘束装置(44,45)を付けていることを特徴とす る請求項第14項記載の設備。 16.工作物運搬台(18,102)と結合した可動金型部分(22,81,1 03)にイジェクタ(64)を付けていることを特徴とする請求項第14項また は第15項に記載の設備。 17.可動金型部分(22,81,103)が工作物運搬台(18,102)を 形成することを特徴とする請求項第14項から第16項までのいずれか一つに記 載の設備。 18.投入装置(27)を送込み駆動体(58)を具備する案内機構(57)に より位置調節自在に支持することを特徴とする請求項第14項から第17項まで のいずれか一つに記載の設備。 19.位置調節装置(55)の調節方向、案内機構(57)の送込み方向および 運搬装置(5,97)の工作物運搬台(18,102)の送り方向が角状、特に 互いに直角であることを特徴とする請求項第14項から第18項までのいずれか 一つに記載の設備。 20.運搬装置(5,97)が横方向および上下方向案内軌道(6〜8)と工作 物運搬台(18,102)の駆動システムを具備することを特徴とする請求項第 14項から第19項までのいずれか一つに記載のプラスチックから成形品を製造 する設備。 21.運搬方向(5,97)に沿って、複数の作業領域(13〜17;87〜9 2)を送り方向(25)に互いに隔てて配置することを特徴とする請求項第14 項から第20項までのいずれか一つに記載の設備。 22.作業領域(13)において、可動金型部分(22,81,103)に付け たイジェクタ(64)のための突出し装置の駆動装置(67)を設けていること を特徴とする請求項第1項から第21項までのいずれか一つに記載の設備。 23.作業領域(14,88)において、他の独立部品(35)を成形品(2) と接合および/または結合する組立装置(32)を付けていることを特徴とする 請求項第14項から第22項までのいずれか一つに記載の設備。 24.作業領域(15)において、キャビティ(46)に包含された成形品(2 )の加工装置(36)を付けていることを特徴とする請求項第14項から第23 項までのいずれか一つに記載の設備。 25.作業領域(17)において、可動金型部分(28,81,103)のキャ ビティ(46)の清掃装置(20)を付けていることを特徴とする請求項第14 項から第24項までのいずれか一つに記載の設備。 26.キャビティ(46)をレセプタクルとして形成することを特徴とする請求 項第14項から第25項までのいずれか一つに記載の設備。 27.基底金型部分(26)が運搬装置(5,97)の送り方向(25)と平行 に延在する補給装置と結合していることを特徴とする請求項第14項から第26 項までのいずれか一つに記載の設備。 28.可動金型部分(22,81,103)において、1個の工作物運搬台(1 8)に複数のキャビティ(46)を運搬装置(51,97)の送り方向(25) に相前後して配置することを特徴とする請求項第14項から第27項までのいず れか一つに記載の設備。 29.可動金型部分(22,81,103)のキャビティ(46)に、取出し自 在の、および/または該可動金型部分に対して位置調節自在のインサートおよび /またはコア(47,48)を配置することを特徴とする請求項第14項から第 28項までのいずれか一つに記載の設備。
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