JPH08267554A - 成形装置 - Google Patents

成形装置

Info

Publication number
JPH08267554A
JPH08267554A JP9449095A JP9449095A JPH08267554A JP H08267554 A JPH08267554 A JP H08267554A JP 9449095 A JP9449095 A JP 9449095A JP 9449095 A JP9449095 A JP 9449095A JP H08267554 A JPH08267554 A JP H08267554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molded product
take
supply
holding
molded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9449095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3510936B2 (ja
Inventor
Minoru Takada
実 高田
Koichi Sato
晃一 佐藤
Atsushi Sakurai
篤志 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei ASB Machine Co Ltd
Original Assignee
Nissei ASB Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissei ASB Machine Co Ltd filed Critical Nissei ASB Machine Co Ltd
Priority to JP09449095A priority Critical patent/JP3510936B2/ja
Publication of JPH08267554A publication Critical patent/JPH08267554A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3510936B2 publication Critical patent/JP3510936B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形品の供給および取出を行う場合におい
て、省スペース化を図りしかも製造コストを削減して小
型化を図り、さらには、処理効率を向上させることので
きる成形装置を提供する。 【構成】 回転板20により中間成形品を成形機台10
上に設けた複数の処理ステーションに間欠搬送して容器
30を成形する成形装置である。この場合処理ステーシ
ョンの一つに容器30の取出ステーション32を備え、
この取出ステーション32の側方位置に中間成形品28
の供給手段38を備え、取出ステーション32と供給手
段38との間に容器の取出手段40を備え、前記取出手
段40および供給手段38はそれぞれ中間成形品28ま
たは容器30を保持する取出保持手段124または受渡
保持手段100を備え、取出手段40は、取出保持手段
124を、容器30の取出位置と、供給手段38による
中間成形品28の供給時の障害とならない退避位置との
間で移動可能にする昇降移動手段128を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形装置に関し、特
に、搬送手段により第1の成形品を間欠搬送して第2の
成形品を成形する成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば合成樹脂製の容器などを成
形する成形装置として、搬送手段により、成形機台上に
設けた複数の処理ステーションに成形品を搬送して成形
を行うものが知られている。
【0003】このような成形装置の1つとして、例え
ば、成形機台の上方に搬送手段である回転板を回転可能
に配置し、この回転板の下面に成形品を保持させた状態
で、回転板の回転駆動により成形品を複数の処理ステー
ションに間欠搬送して一サイクルの成形を行う成形装置
がある。
【0004】このような成形装置において、一サイクル
の成形を行った後、成形装置から成形品を取り出すため
に、処理ステーションの1つに取出ステーションを設
け、この取出ステーションに取出装置を併設するように
している。
【0005】また、このような成形装置においては、処
理ステーションの1つに射出成形ステーションを備え、
この射出成形ステーションでプリフォームを射出成形
し、その後ブロー成形してブロー成形品を成形するよう
なものがある。この場合、ブロー成形品を取出すため
に、取出ステーションに取出装置を設ける場合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の成形装置に
あっては、取出ステーションにおいて取出装置と共に、
他の成形品の供給装置を設けるということはなかった。
この供給装置には、ネックピース供給装置や、把手供給
装置などがあるが、いずれも取出ステーションもしくは
その付近に設置されるため、従来の取出装置と干渉して
しまい、両方を設置することができなかった。このた
め、成形装置の間欠停止ステーションを増やして、供給
ステーションを別途設けることも考えられるが、スペー
スが大きくなることから実用的ではなく、実現していな
い。
【0007】本発明は、前記従来の問題点に着目してな
されたもので、その目的は、成形品の供給および取出を
行う場合において、省スペース化を図り、しかも小型
化、製造コストの削減を図り、さらには、処理効率を向
上させることのできる成形装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の発明は、搬送手段により第1の成形品を間欠
搬送して第2の成形品を成形する成形装置において、前
記搬送手段より第2の成形品を取り出す取出手段と、前
記取出手段により第2の成形品が取り出された間欠停止
位置で搬送手段に対して第1の成形品を供給する供給手
段とを備え、前記取出手段および供給手段はそれぞれ第
1または第2の成形品を保持する保持部材を備え、前記
取出手段または供給手段の少なくとも一方は、第1また
は第2の成形品の保持部材を他方の取出しまたは供給時
の障害とならない退避位置に移動させる移動手段を備え
ることを特徴としている。
【0009】第2の発明は、回転搬送手段により第1の
成形品を成形機台上に設けた複数の処理ステーションに
間欠搬送して第2の成形品を成形する成形装置におい
て、前記処理ステーションの一つに前記第2の成形品の
取出ステーションを備え、この取出ステーションの側方
位置に前記第1の成形品の供給手段を備え、前記取出ス
テーションと供給手段との間に前記第2の成形品の取出
手段を備え、前記取出手段および供給手段はそれぞれ第
1または第2の成形品を保持する保持部材を備え、前記
取出手段は、第2の成形品の保持部材を、前記第2の成
形品の取出位置と、前記供給手段による第1の成形品の
供給時の障害とならない退避位置との間で移動可能にす
る移動手段を備えることを特徴としている。
【0010】第3の発明は、回転搬送手段により第1の
成形品を成形機台上に設けた複数の処理ステーションに
間欠搬送して第2の成形品を成形する成形装置におい
て、前記処理ステーションの一つに前記第2の成形品の
取出ステーションを備え、この取出ステーションの側方
位置に前記第2の成形品の取出手段を備え、前記取出ス
テーションと取出手段との間に前記第1の成形品の供給
手段を備え、前記取出手段及び供給手段はそれぞれ第1
または第2の成形品を保持する保持部材を備え、前記供
給手段は、第1の成形品の保持部材を、前記第1の成形
品の供給位置と、前記取出手段による第2の成形品の取
り出し時の障害とならない退避位置との間で移動可能に
する移動手段を備えることを特徴としている。
【0011】第4の発明は、第2の発明において、前記
供給手段は、回転搬送手段の成形品保持位置に対し第1
の成形品の保持部材を水平移動させて第1の成形品を受
け渡し可能にする水平移動手段を備え、前記取出手段
は、前記移動手段が、第2の成形品の取出位置と、前記
退避位置との間を移動する昇降移動手段にて構成されて
いることを特徴としている。
【0012】第5の発明は、第4の発明において、前記
供給手段は、外部から第1の成形品を前記第1の成形品
の保持部材の前方位置まで搬入する供給コンベアを備
え、前記水平移動手段は、前記第1の成形品の保持部材
を、前記供給コンベアと取出ステーションにおける回転
搬送手段の第1の成形品保持位置との間を水平移動させ
ることを特徴としている。
【0013】第6の発明は、第3の発明において、前記
取出手段は、回転搬送手段の成形品保持位置に対し第2
の成形品の保持部材を水平移動させて第2の成形品を取
り出し可能にする水平移動手段を備え、前記供給手段
は、前記移動手段が、第1の成形品の供給位置と、前記
退避位置との間を移動する昇降移動手段にて構成されて
いることを特徴としている。
【0014】第7の発明は、第2〜4の発明のいずれか
において、前記回転搬送手段は、複数の第1または第2
の成形品を間欠搬送可能とされ、前記取出手段および供
給手段は、第1または第2の成形品の保持部材の配列方
向が、取出ステーションにおける第1または第2の成形
品の配列方向と平行に配設されていることを特徴として
いる。
【0015】第8の発明は、第2、4、5または7の発
明において、前記取出ステーションのほぼ直下に、第2
の成形品を外部に搬出する取出コンベアを配設したこと
を特徴としている。
【0016】第9の発明は、第8の発明において、前記
取出コンベアは、前記取出ステーションにおける複数の
第2の成形品の配列方向と平行に配設されていることを
特徴としている。
【0017】第10の発明は、第8または9の発明にお
いて、前記取出手段は、取り出された第2の成形品が取
出コンベアで搬送される際に障害とならない位置に第2
の成形品の保持部材を退避させる前後進手段を有するこ
とを特徴としている。
【0018】第11の発明は、第2〜10の発明のいず
れかにおいて、前記取出ステーション位置において、前
記成形機台に側面から内方に窪ませた凹部が形成され、
この凹部内に取出手段または供給手段が配設されている
ことを特徴としている。
【0019】第12の発明は、第2〜11の発明のいず
れかにおいて、前記回転搬送手段は、昇降駆動手段によ
り搬送位置と成形位置との間で昇降可能にされているこ
とを特徴としている。
【0020】第13の発明は、第2〜12の発明のいず
れかにおいて、前記複数の処理ステーションを経て第2
の成形品としての合成樹脂製の容器を成形し、前記取出
手段により合成樹脂製の容器を取り出すことを特徴とし
ているる。
【0021】第14の発明は、第13の発明において、
前記供給手段により供給される第1の成形品は、プリフ
ォーム、予め成形された中間容器、容器の把手または容
器のネック部に取り付けられるネックピースであること
を特徴としている。
【0022】
【作用】前記構成の第1の発明にあっては、取出手段に
より第2の成形品が取り出された間欠停止位置で供給手
段により搬送手段に対して第1の成形品を供給すると共
に、取出手段または供給手段の少なくとも一方が第1ま
たは第2の成形品の保持部材を移動手段により他方の取
出または供給時の障害とならない退避位置に移動させる
ことにより、第2の成形品の取出手段と、第1の成形品
の供給手段とを同一の間欠停止位置に設けることがで
き、省スペース化を図ることができる。
【0023】また、省スペース化を図ることにより、小
型化を可能にしてコストを削減することが可能となる。
【0024】さらに、第1の成形品の供給を取出位置で
行うことにより、処理スペースの空いている取出ステー
ションを有効利用でき、さらに、処理時間の比較的短い
取出工程に加えて供給工程を追加することにより取出ス
テーションにおける処理時間を有効に使うことができ
る。
【0025】また、取出手段または供給手段の一方が、
他方の取出または供給時の障害とならない退避位置に移
動可能とすることにより、取出手段と供給手段をそれぞ
れの保持部材を干渉させることなく確実に行うことがで
きる。
【0026】第2の発明にあっては、回転搬送手段の間
欠搬送位置に形成された複数の処理ステーションの1つ
に第2の成形品の取出ステーションを配設し、この取出
ステーションの側方に第1の成形品の供給手段を設け、
取出ステーションと供給手段との間に第2の成形品の取
出手段を設け、取出手段に第2の成形品の保持部材を取
出位置と供給手段による第1の成形品の供給時の障害と
ならない退避位置との間で移動可能にする移動手段を設
けることにより、取出手段と供給手段のそれぞれの保持
部材を干渉させることなく、第2の成形品の取出と、第
1の成形品の供給とを同一の取出ステーションにて行う
ことができるため、単独の供給ステーションを設ける必
要がなく省スペース化を図ることができ、しかも、成形
機台や回転搬送手段を大型化させることなく、コストの
削減もでき、成形装置も小型化でき、さらには第1の成
形品の供給を行うにも関わらず、処理工数を増加させる
ことなく、処理効率を向上させることができる。
【0027】第3の発明にあっては、第2の発明におけ
る供給手段と取出手段の位置関係を逆にし、供給手段に
第1の成形品の保持部材を第1の成形品の供給位置と取
出手段による第2の成形品の取出時の障害とならない退
避位置との間で移動可能にする移動手段を設けることに
より、取出手段と供給手段のそれぞれの保持部材同士を
干渉させることなく、供給および取出を同一の取出ステ
ーションにおいて行うことができるため、供給ステーシ
ョンを別途設ける必要がなく、省スペース化が可能とな
り、しかも成形機台や回転搬送手段を大型化させること
く、コストの削減を行うことができ、かつ、成形装置の
小型化が可能となり、さらには、供給工程を単独で設け
る必要がないため、処理工数を削減して処理効率を向上
させることができる。
【0028】第4の発明にあっては、第2の発明の状態
において、供給手段が水平移動手段により第1の成形品
の保持部材を水平移動可能とし、かつ取出手段が移動手
段としての昇降移動手段により第2の成形品の取出位置
と退避位置との間を移動することにより、第1の成形品
の保持部材および第2の成形品の保持部材を干渉させる
ことがない。しかも、昇降移動塗水平移動という異なる
2つの直線移動方向を確保したことにより、効率良く第
1の成形品および第2の成形品の供給、取出を行うこと
ができる。
【0029】第5の発明にあっては、第4の発明の状態
において、供給手段に、外部から第1の成形品を第1の
成形品の保持部材の前方位置まで搬入する搬入コンベア
を設け、水平移動手段により第1の成形品の保持部材を
搬入コンベアと回転搬送手段の第1の成形品保持位置と
の間で水平移動させることで、搬入コンベアによる搬入
位置から保持部材を回転搬送手段に直線的に移動させて
第1の成形品を受け渡すことができ、第1の成形品を効
率良く回転搬送手段に受け渡すことができる。
【0030】第6の発明にあっては、第3の発明の状態
において、取出手段が水平移動手段により、第2の成形
品の保持部材を水平移動させ、かつ、供給手段が移動手
段としての昇降移動手段により第1の成形品を昇降移動
させることにより、第1の成形品の保持部材および第2
の成形品の保持部材を干渉させることがない。しかも、
昇降移動と水平移動という異なる2つの直線移動方向を
確保したことにより、効率良く取出および供給を行うこ
とができる。
【0031】第7の発明にあっては、取出手段および供
給手段の第1または第2の成形品の保持部材の配列方向
を、取出ステーションにおける第1または第2の成形品
の配列方向と平行に配設することにより、複数の成形品
が並んだ場合の最短移動距離が確保される。
【0032】第8の発明にあっては、取出ステーション
と供給手段との間に取出手段が設けられる場合におい
て、取出ステーションのほぼ直下に第2の成形品を外部
に搬出する取出コンベアを配設することで、昇降移動手
段により第2の成形品の保持部材を一動作、つまり昇降
させるだけで、取出ステーションの取出位置からの第2
の成形品の取出および第2の成形品の取出コンベア上へ
の載置を行うことができ、効率良く取出ステーションか
らの第2の成形品の外部への取り出しを行うことができ
る。
【0033】第9の発明にあっては、取出コンベアを取
出ステーションにおける複数の第2の成形品の配列方向
と平行に配設することにより、第2の成形品の配列方向
の変換を行うことなく、第2の成形品を取出コンベア上
に取り出すことができ、複数の成形品の並び方向に沿っ
てコンベアの搬送が可能となり、簡略な構成で効率良く
第2の成形品の取り出しを行うことができる。
【0034】第10の発明にあっては、取出手段におい
て、前後進手段を用い、取り出された第2の成形品が取
出コンベアで搬送される際に障害とならない位置に第2
の成形品の保持部材を退避させることで、取出コンベア
上への第2の成形品の載置後ただちに取出コンベアによ
り第2の成形品を外部に搬出することができ、第2の成
形品の取出効率を向上させることができ、成形装置によ
る処理サイクルを短縮化することができる。
【0035】第11の発明にあっては、取出ステーショ
ン位置の成形機台に形成した凹部内に、取出手段または
供給手段を配設することにより、取出手段と供給手段を
同一の取出ステーションに配設しているにもかかわら
ず、最外方位置に取付けられる取出手段または供給手段
の成形機台側方への突出量を少なくして、省スペース化
を図り、成形装置の小型化を可能としている。
【0036】第12の発明にあっては、昇降駆動手段に
より昇降可能にされた回転搬送手段を有する成形装置に
おいて、第2の成形品の取出および第1の成形品の供給
を同一の取出ステーションで行うことができ、省スペー
ス化が可能となり、かつ、成形機台や回転搬送部材を大
型化させることなく、成形装置の小型化、製造コストの
削減ができ、さらには成形装置の処理工数を削減して処
理効率を向上させることができる。
【0037】第13の発明にあっては、合成樹脂製の容
器を成形する成形装置において、第2の成形品の取出お
よび第1の成形品の供給を同一の取出ステーションで行
うことができ、省スペース化が可能となり、かつ、成形
機台や回転搬送部材を大型化させることなく、成形装置
の小型化、製造コストの削減が可能で、さらには成形装
置の処理工数を削減して処理効率を向上させることがで
きる。
【0038】第14の発明にあっては、第1の成形品と
して、プリフォーム、中間容器、容器の把手またはネッ
クピースが供給される合成樹脂製容器の成形装置におい
て、第2の成形品の取出および第1の成形品の供給を同
一の取出ステーションで行うことができ、省スペース化
が可能となり、かつ、成形機台や回転搬送部材を大型化
させることなく、成形装置の小型化、製造コストの削減
ができ、さらには成形装置の処理工数を削減して処理効
率を向上させることができる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0040】図1〜図10は、本発明の一実施例にかか
るブロー成形装置を示す図である。
【0041】このブロー成形装置は、耐熱容器を成形す
るためのもので、より詳細には、第1の成形品として中
間成形品を成形機に搬入して、第2の成形品として耐熱
容器を成形して取り出すものである。
【0042】このブロー成形機は、図1および図2に示
すように、成形機台10上に立設したタイロッド12の
上端を上部固定板14によって連結固定し、この上部固
定板14の下方で上部基盤16がタイロッド12に対し
スライド可能に支持され、この上部基盤16の下面中央
に接続された昇降駆動手段である駆動シリンダ18によ
って上部基盤16が昇降可能にされている。
【0043】この上部基盤16の下面側に回転搬送手段
としての回転板20が、上部基盤16上に取付けた回転
アクチュエータ22によって所定角度(120度)毎に
間欠的に回転可能に設けられている。
【0044】従って、回転板20は、上部基盤16の昇
降に伴って昇降し、かつ、上部基盤16の下面で回転す
るようになっている。
【0045】回転板20の下面には、割型で構成された
複数(本実施例では4個)のネック型24,24を開閉
可能に支持する分割板から構成されたネック型支持板2
6,26が中心から120度の間隔をおいて3箇所に配
設され、この複数のネック型24,24にネック部が支
持された状態で複数(本実施例では4個)の成形品、例
えば第1の成形品である容器形状の中間成形品28また
は熱処理後の中間成形品(図示せず)あるいは第2の成
形品である合成樹脂製の容器30(図2参照)が回転板
20の回転に伴って120度間隔毎に間欠駆動し、3箇
所の位置で停止できるようにされている。
【0046】また、ネック型24,24に保持された成
形品の回転板20による回転搬送軌跡に沿って、その停
止位置にそれぞれ取出ステーション32、熱処理ステー
ション34およびブロー成形ステーション36等の処理
ステーションが配設され、耐熱容器を成形し得るように
なっている。
【0047】取出ステーション32は、受取ステーショ
ン兼用にされたもので、予め他の機械によりブロー成形
した中間成形品28をネック型24,24にて受取り、
かつ、このネック型24,24によって受け取られた中
間成形品28が熱処理ステーション34およびブロー成
形ステーション36を経て成形された合成樹脂製の容器
30が搬送されてきた際に、ネック型24,24から合
成樹脂製の容器30を外部に取り出すもので、上部基盤
16上には、ネック型支持板26,26を開いてネック
型24,24を型開きするための型開き機構(図示せ
ず)が設けられるようになっている。
【0048】また、この取出ステーション32位置に
は、図1〜図3に示すように、中間容器28の供給手段
38と、合成樹脂製の容器30の取出手段40とが配設
され、取出手段40により容器30が取り出されたネッ
ク型24,24に対し、供給手段38により中間成形品
28を供給するようにしている。
【0049】具体的には、取出ステーション32位置の
成形機台10の側面42に、成形機台10の内方に窪む
ほぼコ字状の凹部44を形成し、この凹部44位置の成
形機台10の側面42に対し、支持フレーム46をヒン
ジ48,48を介して回転可能に取付け、この支持フレ
ーム46に供給手段38および取出手段40が設けられ
るようになっている。
【0050】また、供給手段38は、支持フレーム46
における取出ステーション32の側方位置に設けられ、
取出手段40は供給手段38と取出ステーション32と
の間に設けられ、成形機台10の側面42に形成した凹
部44内に配設される状態となっている。
【0051】このように、取出手段40を形成機台10
の凹部44内に配設することにより、供給手段38のみ
が成形機台10の側方に突出する状態として、取出手段
40の成形機台10の側方への突出を防止し、ブロー成
形装置の小型化を図るようにしている。また、供給手段
38および取出手段40は、支持フレーム46に取付け
られているため、支持フレーム46をヒンジ48,48
を中心に回転させることで、凹部44部分を空きスペー
スにしてメンテナンス作業等を容易に行えるようにして
いる。
【0052】供給手段38は、図6〜図10にも示すよ
うに、外部から複数の中間成形品28を搬入する搬入手
段50と、搬入手段50から受け取った複数(本実施例
では4個)の中間成形品28を回転板20においてネッ
ク型24,24が中間成形品28を保持して搬送する所
定の搬送ピッチに整列する整列手段52と、整列手段5
2により所定の搬送ピッチに整列された4個の中間成形
品28を受け取って回転搬送板20に設けられたネック
型24,24に受け渡す受渡手段54とから構成されて
いる。
【0053】搬入手段50は、図6に示すように、中間
成形品28を正立状態で整列手段52へと移送する供給
コンベア56と、この供給コンベア56上に設けられ、
供給コンベア56により搬送された中間成形品28を供
給コンベア56上で待機させ、所定個数(4個)毎に整
列手段52に対して送り出す個数選別手段58とを備え
ている。
【0054】供給コンベア56は、図1〜図3に示すよ
うに、その搬送面60が成形機台10の上面とほぼ同じ
高さで、取出ステーション32におけるネック型24,
24の配列方向とその搬送方向が平行に位置された状態
で支持フレーム46に取付けられ、その搬送面60上で
複数の中間成形品28を順次整列手段52側へ移送して
供給するようになっている。また、この供給コンベア5
6は、常時その搬送方向に回転駆動され連続して中間成
形品28を搬送できるようになっている。
【0055】個数選別手段58は、図1,図6に示すよ
うに、第1の開閉手段62と、第2の開閉手段64とを
備え、これら第1の開閉手段62および第2の開閉手段
64により所定個数(4個)の中間成形品28を間隔を
あけずに整列手段52側に供給するようになっている。
【0056】第1の開閉手段62は、閉状態で供給コン
ベア56上における成形品取込領域66に対して送り出
された中間成形品28が成形品取込領域66から整列手
段52に取り込まれるまで成形品取込領域66に中間成
形品28が搬入されるのを防止して中間成形品28を待
機させ、成形品取込領域66の中間成形品28が整列手
段52に取り込まれた後に開状態として、次の4個の中
間成形品28を間隔をあけずに成形品取込領域66に搬
入させるもので、一対の開閉部材62a,62aを一対
のシリンダ62b,62bにて開閉させるようにしてい
る。
【0057】第2の開閉手段64は、第1の開閉手段6
2に対して成形装置に供給する所定個数(4個)の中間
成形品28を送り込んで個数選別を行うもので、一対の
開閉部材64a,64aを一対のシリンダ64b,64
bにて開閉させるようにしている。
【0058】なお、これら第1の開閉手段62および第
2の開閉手段64は、所定位置の中間成形品28の有無
を検出する検出センサ等を用いて開閉制御が行われるよ
うになっている。
【0059】例えば、第1の開閉手段62を閉じ、第2
の開閉手段64を開いた状態で供給コンベア56上の複
数の中間成形品28がその搬送方向に従って順次連続搬
送され、第1の開閉手段62の位置で中間成形品28の
移動が規制され、その状態で順次供給コンベア56上で
搬送された中間成形品28が順次搬送方向前方側の中間
成形品28に当接して間隔をあけない状態とされ、第1
の開閉手段62と第2の開閉手段64との間に所定個数
(4個)の中間成形品28が供給された状態で第2の開
閉手段64を閉じる。
【0060】この状態で第2の開閉手段64位置から後
方の中間成形品28は第2の開閉手段64によって移動
が規制され、搬送されてきた中間成形品28は順次前方
の中間成形品28に当接して間隔をあけない状態で1列
に並んで行くこととなる。
【0061】次に、第2の開閉手段64を閉じたまま、
成形品取込領域66に中間成形品28が存在しないこと
を確認して第1の開閉手段62を開くと間隔をあけない
状態で並べられた4個の中間成形品28が成形品取込領
域66へと搬入されていくこととなる。
【0062】そして、前述と同様に第1の開閉手段62
および第2の開閉手段64の開閉を繰り返せば所定個数
(4個)毎に中間成形品28が成形品取込領域66へと
搬入されることとなる。
【0063】なお、第1の開閉手段62と第2の開閉手
段64との間隔は選別すべき個数の中間成形品28を待
機させるだけの距離に設定されている。
【0064】整列手段52は、図7〜図9に示すよう
に、搬入手段50により搬入された所定個数(4個)の
個々の中間成形品28と対向して配設された複数(4
個)の整列保持手段68と、整列保持手段68を中間成
形品28の搬入位置と中間成形品28の搬入位置より退
避する位置との間を進退動させて中間成形品28を保持
可能にする整列進退動手段70と、中間成形品28を保
持した複数の整列保持手段68の間隔を回転板20にお
ける中間成形品28の搬送ピッチに整列する整列機構7
2と、整列保持手段68を前記搬送ピッチに整列した状
態で、中間成形品28の保持位置と受渡手段54との間
を昇降させる整列昇降手段74とから構成されている。
【0065】整列保持手段68は、中間成形品28の側
壁へ吸着する一対の吸着手段である保持部材としての吸
着保持部材76,76を上下方向に備え、それぞれ整列
機構72に取付けられた状態となっている。
【0066】整列進退動手段70は、整列機構72を前
後方向に進退動可能に支持するレール78と、このレー
ル78に沿って整列機構72を進退動させる進退駆動シ
リンダ80とから構成され、この進退駆動シリンダ80
を駆動させて整列機構72をレール78に沿って進退動
させることにより、整列保持手段68を吸着位置と退避
位置との間で進退動させるようにしている。
【0067】整列機構72は、図8および図9に示すよ
うに、回転板20における中間成形品28の配列方向と
平行に配設された一対のガイドロッド82,82と、こ
のガイドロッド82,82に取付け固定された固定部材
84およびガイドロッド82,82に沿ってスライド可
能にされた複数(3個)のスライド部材86a,86
b,86cと、固定部材84に対し各スライド部材86
a,86b,86cを搬入手段50による中間成形品2
8の密着状態にある搬入ピッチ位置および回転板20に
おける中間成形品28の搬送ピッチ位置で停止させる第
1および第2のストッパ88,90と、スライド部材8
6a,86b,86cを前記搬入ピッチ位置と搬送ピッ
チ位置との間でスライド移動させる整列駆動手段として
の整列駆動シリンダ92とから構成されてる。
【0068】固定部材84は、搬入手段50によって搬
入される搬入方向一番前の位置の中間成形品28と対応
した位置でガイドロッド82,82に固定された状態と
なっている。
【0069】スライド部材86a,86b,86cは、
固定部材84の取付け位置よりも中間成形品28の搬入
方向後方側にそれぞれスライド可能にガイドロッド8
2,82に取付けられている。
【0070】第1のストッパ88は、固定部材84に対
しそれぞれのスライド部材86a,86b,86cを中
間成形品28の搬入ピッチ位置で停止させるもので、中
間成形品28の搬入ピッチ位置で停止させる長さに設定
された筒状のカラー部材から構成され、この筒状のカラ
ー部材をそれぞれ固定部材84とスライド部材86a間
およびスライド部材86a,86b,86c間のガイド
ロッド82,82に装着されている。
【0071】第2のストッパ90は、固定部材84に対
し、スライド部材86a,86b,86cを回転板20
における中間成形品28の搬送ピッチ位置で停止させる
もので、スライド部材86a,86b,86cを搬送ピ
ッチ位置で停止させる長さの連結ロッドで構成され、こ
の連結ロッドにより、固定部材84とスライド部材86
a、スライド部材86aとスライド部材86b、スライ
ド部材86bとスライド部材86cとを連結するように
している。この連結ロッドはそれぞれ一方の部材に対し
て固定され、他方の部材に対してスライド可能にされる
とともに、各スライド部材86a,86b,86cが搬
送ピッチ位置に到達した時点でスライド側の端部が各部
材に係合して停止できるようになっている。また、第2
のストッパ90を構成する各連結ロッドには、コイルス
プリング94が装着され、各スライド部材86a,86
b,86cがスライド移動する際に固定部材84とスラ
イド部材86aおよび各スライド部材86a,86b,
86cの間隔が均等になるようにされている。
【0072】整列駆動シリンダ92は、中間成形品28
の搬入方向最後方位置のスライド部材86cと連結さ
れ、この最後方位置のスライド部材86cをスライド移
動させることにより、各スライド部材86a,86b,
86cを第1のストッパ88および第2のストッパ90
を介し搬入ピッチ位置および搬送ピッチ位置で停止させ
るようにしている。
【0073】そして、このような固定部材84およびこ
の固定部材84に対し搬入ピッチ位置および搬送ピッチ
位置で停止可能にされたスライド部材86a,86b,
86cのそれぞれに整列保持手段68を取付けることに
より、整列保持手段68を回転板20における中間成形
品28の配列方向と平行な状態で中間成形品28を搬入
ピッチ位置から搬送ピッチ位置へとピッチ変換を行うよ
うにしている。
【0074】整列昇降手段74は、整列機構72を上下
方向でスライド可能に支持するレール96と、整列機構
72をレール96に沿って昇降駆動させる昇降駆動シリ
ンダ98とから構成され、整列保持手段68を整列機構
72により搬入ピッチから搬送ピッチへと変換して整列
させた状態で、昇降駆動シリンダ98を駆動させ、中間
成形品28の搬入保持位置から受渡手段54による受取
位置Aまで整列保持手段68を上昇させて中間成形品2
8を持ち上げるようになっている。
【0075】受渡手段54は、図2,図10に示すよう
に、整列機構72により搬送ピッチに整列された複数の
中間成形品28を受け取って取出ステーション32位置
における回転板20のネック型24,24に受け渡すも
ので、整列機構72により搬送ピッチに整列された複数
の中間成形品28を受け取って保持する複数(4つ)の
受渡保持手段100と、この受渡保持手段100を整列
手段52からの受取位置Aと、回転板20のネック型2
4,24の下方位置におけるネック型24,24からの
退避位置Bとの間で水平移動させる受渡水平移動手段1
02と、ネック型24,24からの退避位置Bとネック
型24,24に中間成形品28を受け渡す供給取出位置
Cとの間で受渡保持手段100を昇降させる受渡昇降手
段104とから構成されている。
【0076】受渡保持手段100は、図10に示すよう
に、回転板20における中間成形品28の配列方向と平
行に配設された一対のスライドロッド106a,106
bと、このスライドロッド106a,106bに対し搬
送ピッチ間隔で複数(4つ)配設され、各スライドロッ
ド106a,106bに対し別々に固定された一対の保
持部材であるチャック部材108a,108bと、スラ
イドロッド106a,106bの対向位置に形成された
ラック110a,110bに噛合させた歯車112と、
一方のスライドロッド106aと連結されて、このスラ
イドロッド106aをスライド移動させるシリンダ11
4とから構成されている。
【0077】そして、このシリンダ114の駆動により
スライドロッド106aをスライド移動させると、ラッ
ク110a,110bおよび歯車112を介し、スライ
ドロッド106a,106bが反対方向にスライド移動
し、このスライドロッド106a,106bに別々に取
付けられた一対のチャック部材108a,108bが近
接、離反方向に移動して中間成形品28のネック部の保
持または保持解除が行われるようになっている。
【0078】受渡水平移動手段102は、取出ステーシ
ョン32に対し進退方向にスライド可能に受渡保持手段
100を支持するレール116,116と、受渡保持手
段100をレール116に沿って進退移動させる水平移
動シリンダ118とから構成され、この水平移動シリン
ダ118の駆動により受渡保持手段100を受取位置A
から取出ステーション32におけるネック型24,24
からの退避位置Bまで水平移動させるようになってい
る。
【0079】受渡昇降手段104は、図2に示すよう
に、受渡保持手段100を上下方向でスライド可能に保
持するレール120と、このレール120に沿って受渡
保持手段100を昇降させる昇降駆動シリンダ122と
から構成され、取出ステーション32位置においてネッ
ク型24,24からの退避位置Bから供給、取出位置C
までの間で受渡保持手段100を昇降可能にしている。
【0080】このように供給手段38において、搬入手
段50が外部から複数の成形品を間隔をあけずに搬入す
ることで、中間成形品28の搬入効率を向上させること
ができる。
【0081】また、中間成形品28を間隔を開けずに所
定個数毎選別して搬入した後、その所定個数の中間成形
品28を回転板20における搬送ピッチに変換整列する
ことで、所定の搬入ピッチを維持して搬入された中間成
形品28を所定個数毎回転板20における搬送ピッチに
変換して受け渡すことで、搬入ピッチから搬送ピッチへ
のピッチ変換が容易かつ確実に行えることとなる。
【0082】さらに、受渡手段54は受渡水平移動手段
102により受渡保持手段100を水平移動させること
で取出ステーション32への中間成形品28の搬送を行
うことができ、簡単な構造で効率良く受け渡しを行うこ
とができる。
【0083】取出手段40は、図4および図5に示すよ
うに、回転板20により取出ステーション32に搬送さ
れてきた容器30をネック型24,24から取り出して
取出コンベア123に搬送移行させるもので、回転板2
0により取出ステーション32に搬送された4個の容器
30に対向配置される複数の取出保持手段124と、こ
の取出保持手段124を前後進させて容器30を保持可
能にさせる前後進手段126と、取出保持手段124を
容器30の供給取出位置Cと供給手段からの退避位置で
ある取出コンベア123への移行位置Bとの間で移動可
能にする昇降移動手段128とから構成されている。
【0084】取出コンベア123は、成形機台10に形
成した凹部44内で、取出ステーション32の直下位置
の成形機台10に取付固定されている。また、この取出
コンベア123は、取出ステーション32におけるネッ
ク型24,24の配列方向と、その搬送方向を平行に位
置させた状態で配設され、その一端が凹部44内から成
形機台10の内部を貫通して側方に突出する状態とされ
ている。
【0085】取出保持手段124は、回転板20におけ
る容器30の配列方向と平行に配設された一対のスライ
ドロッド130a,130bと、このスライドロッド1
30a,130bに対し搬送ピッチ間隔で複数(4つ)
配設され、各スライドロッド130a,130bに対し
別々に固定された一対の保持部材であるチャック部材1
32a,132bと、スライドロッド130a,130
bの対向位置に形成されたラック134a,134bに
噛合させた歯車136と、一方のスライドロッド130
aと連結されてこのスライドロッド130aをスライド
移動させるシリンダ138とから構成される。
【0086】そして、このシリンダ138の駆動により
スライドロッド130aをスライド移動させると、ラッ
ク134a,134bおよび歯車136を介しスライド
ロッド130a,130bが反対方向にスライド移動
し、このスライドロッド130a,130bに別々に取
付けられた一対のチャック部材132a,132bが近
接、離反方向に移動して容器30のネック部の保持また
は保持解除が行われるようになっている。
【0087】前後進手段126は、容器30に対し前後
進方向にスライド可能に取出保持手段124を支持する
レール140,140と、取出保持手段124をレール
140,140に沿って前後進させる前後進駆動シリン
ダ142とから構成され、この前後進駆動シリンダ14
2の駆動により取出保持手段124を前進させて容器3
0の保持を可能にすると共に、取出保持手段124によ
り容器30を取出コンベア123上に移行させた後は、
取出コンベア123による容器30の搬送位置から後退
させて退避させるようになっている。従って、容器30
を取出コンベア123上に載置した直後に取出保持手段
124を退避させることで、ただちに取出コンベア12
3による容器30の搬送取出が可能となる。
【0088】昇降移動手段128は、取出保持手段12
4を上下方向でスライド可能に保持するレール144
と、このレール144に沿って取出保持手段124を昇
降させる昇降移動シリンダ146とから構成され、取出
保持手段124を供給取出位置Cから取出コンベア12
3への移行位置Dとの間で昇降可能とし、供給手段38
が供給動作を行っている間、取出保持手段124を下降
させ、供給手段38と干渉しないように退避させておく
ようにしている。
【0089】このように、取出手段40を供給手段38
から退避させることで、供給手段38と取出手段40と
を同一の取出ステーション32に設けているにもかかわ
らず、供給手段38と取出手段40とを干渉させること
なく動作させることが可能となる。
【0090】また、供給手段38は受渡水平移動手段1
02による水平移動により中間容器28の受け渡しを行
い、取出手段40は昇降移動手段128による昇降移動
によって容器30の取り出しを行い、いずれも直線動作
で受渡および取出を行うため、効率のよい受渡および取
出動作となり、取出ステーション32における処理効率
が向上することとなる。
【0091】さらに、取出手段40は取出ステーション
32の直下に配設した取出コンベアへと容器30を搬送
移行するだけで済むため、取出動作を迅速に行うことが
できる。
【0092】熱処理ステーション34は、取出ステーシ
ョン32で受け取った中間成形品28がネック型24,
24により保持された状態で、回転板20が120度回
転して停止する位置に配置され、取出ステーション32
で受け取られた中間成形品28に対し結晶化を促進する
ための温度に熱処理を加えるもので、回転板20の下方
に位置する成形機台10には、熱処理を行うための熱処
理型(図示せず)が配設されるようになっている。ま
た、熱処理ステーション34における上部基盤16上に
は、図示せぬが、熱処理用コア型がコア駆動シリンダに
より昇降してネック型24,24内に挿入されるように
なっている。
【0093】また、熱処理前の中間成形品28の大きさ
は、最終の製品30よりも若干大きく成形されており、
熱処理ステーション34においては、中間成形品28に
対し熱処理を加えることにより熱処理後の中間成形品の
大きさが最終の製品30とほぼ同じか若干小さくなるよ
うに熱処理を加えるようにしている。
【0094】ブロー成形ステーション36は、熱処理ス
テーション34にて熱処理された成形品がネック型2
4,24に保持された状態で、回転板20が120度回
転して停止される位置に配設されるもので、回転板20
の下方に位置する成形機台10上には、図示せぬが、割
型で構成される一対のブローキャビティ型がブロー型締
め装置により型締め、型開閉可能に配設されている。
【0095】また、ブロー成形ステーション36におけ
る上部基盤16上には、図示せぬが、ブローコア型がブ
ローコア昇降駆動装置により昇降可能とされ、上部基盤
16および回転板20を貫通してブローコア型がネック
型24,24内に挿入可能にされるとともに、回転板2
0の回転駆動時にはブローコア型が回転板20の位置よ
りも上方に退避できるようにされている。
【0096】そして、ネック型24,24に保持された
中間成形品28にブローコア型を挿入した状態で、ブロ
ーキャビティ型をブロー型締め装置により型締めし、ブ
ローコア型より中間成形品28内にブローエアを導入す
ることによりブロー成形を行って熱処理された中間成形
品を容器30の形状に形成するようになっている。
【0097】図11には、本発明の他の実施例を示す。
【0098】この実施例では、射出延伸ブロー成形装置
によって合成樹脂製の容器を成形する場合において、合
成樹脂製の容器のネック部に要求される耐熱性等の特性
を備えながらも機械的強度に優れたネック部を構成でき
るように、容器のネック部に前記特性を備えたネックピ
ース148を一体的に成形する場合を示している。
【0099】この場合、取出ステーションにおいて、取
出手段を用いネック型24,24から合成樹脂製の容器
を取り出した後、その取り出されたネック型24,24
にネックピース148を供給手段により供給保持させ、
このネックピース148を保持したネック型24,24
を用い射出成形ステーションにおいてプリフォーム15
0を射出成形することでプリフォーム150のネック部
にネックピース148を一体成形するようにしている。
【0100】本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施
が可能である。
【0101】例えば、前記実施例においては、搬送手段
として回転板を用いた場合について説明したが、この例
に限らず、回転アームを回転させて成形品を搬送するも
のにも適用することができ、しかも前記実施例のように
回転板が上部基盤と共に昇降して成形する場合に限ら
ず、回転板や上部基盤が昇降しないものあるいは上部基
盤が存在しないようなものについても適用することがで
きる。
【0102】また、前記実施例においては、取出ステー
ションの側方位置に供給手段を設け、この取出ステーシ
ョンと供給手段との間に取出手段を設けた場合について
説明したが、この例に限らず、取出ステーションの側方
位置に取出手段を設け、この取出ステーションと取出手
段の間に供給手段を設けるようにしてもよく、この場合
には、供給手段に取出手段からの退避を行わせるための
移動手段を設けておく必要がある。
【0103】さらに、前記実施例においては、取出手段
により取り出される成形品が最終成形品である容器の場
合について説明したが、この例に限らず、例えば一次ブ
ロー成形された中間成形品を成形する成形装置において
その中間成形品を取り出す場合についても適用すること
が可能である。
【0104】また、前記実施例においては、供給手段に
より供給される成形品が中間容器や容器のネック部に取
付けられるネックピースの場合について説明したが、こ
の他、予め他の成形機を用いて成形したプリフォームや
容器の把手を供給することも可能である。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、取出手段により第2の成形品が取り出された間欠停
止位置で供給手段により搬送手段に対して第1の成形品
を供給すると共に、取出手段または供給手段の少なくと
も一方が第1または第2の成形品の保持部材を移動手段
により他方の取出または供給時の障害とならない退避位
置に移動させることにより、第2の成形品の取出手段
と、第1の成形品の供給手段とを同一の間欠停止位置に
設けることができ、省スペース化を図ることができると
いう効果がある。
【0106】また、省スペース化を図ることにより、小
型化を可能にしてコストを削減することができるという
効果がある。
【0107】さらに、第1の成形品の供給を取出位置で
行うことにより、処理スペースの空いている取出ステー
ションを有効利用でき、さらに、処理時間の比較的短い
取出工程に加えて供給工程を追加することにより取出ス
テーションにおける処理時間を有効に使うことができ
る。
【0108】また、取出手段または供給手段の一方が、
他方の取出または供給時の障害とならない退避位置に移
動可能とすることにより、取出手段と供給手段をそれぞ
れの保持部材を干渉させることなく確実に行うことがで
きるという効果がある。
【0109】第2の発明によれば、回転搬送手段の間欠
搬送位置に形成された複数の処理ステーションの1つに
第2の成形品の取出ステーションを配設し、この取出ス
テーションの側方に第1の成形品の供給手段を設け、取
出ステーションと供給手段との間に第2の成形品の取出
手段を設け、取出手段に第2の成形品の保持部材を取出
位置と供給手段による第1の成形品の供給時の障害とな
らない退避位置との間で移動可能にする移動手段を設け
ることにより、取出手段と供給手段のそれぞれの保持部
材を干渉させることなく、第2の成形品の取出と、第1
の成形品の供給とを同一の取出ステーションにて行うこ
とができるため、単独の供給ステーションを設ける必要
がなく省スペース化を図ることができ、しかも、成形機
台や回転搬送手段を大型化させることなく、コストの削
減もでき、成形装置も小型化でき、さらには第1の成形
品の供給を行うにも関わらず、処理工数を増加させるこ
となく、処理効率を向上させることができるという効果
がある。
【0110】第3の発明によれば、第2の発明における
供給手段と取出手段の位置関係を逆にし、供給手段に第
1の成形品の保持部材を第1の成形品の供給位置と取出
手段による第2の成形品の取出時の障害とならない退避
位置との間で移動可能にする移動手段を設けることによ
り、取出手段と供給手段のそれぞれの保持部材同士を干
渉させることなく、供給および取出を同一の取出ステー
ションにおいて行うことができるため、供給ステーショ
ンを別途設ける必要がなく、省スペース化が可能とな
り、しかも成形機台や回転搬送手段を大型化させること
く、コストの削減を行うことができ、かつ、成形装置の
小型化が可能となり、さらには、供給工程を単独で設け
る必要がないため、処理工数を削減して処理効率を向上
させることができるという効果がある。
【0111】第4の発明によれば、第2の発明の状態に
おいて、供給手段が水平移動手段により第1の成形品の
保持部材を水平移動可能とし、かつ取出手段が移動手段
としての昇降移動手段により第2の成形品の取出位置と
退避位置との間を移動することにより、第1の成形品の
保持部材および第2の成形品の保持部材を干渉させるこ
とがない。しかも、昇降手段と水平移動という異なる2
つの直線方向を確保したことにより、効率良く第1の成
形品および第2の成形品の供給、取出を行うことができ
るという効果がある。
【0112】第5の発明によれば、第4の発明の状態に
おいて、供給手段に、外部から第1の成形品を第1の成
形品の保持部材の前方位置まで搬入する搬入コンベアを
設け、水平移動手段により第1の成形品の保持部材を搬
入コンベアと回転搬送手段の第1の成形品保持位置との
間で水平移動させることで、搬入コンベアによる搬入位
置から保持部材を回転搬送手段に直線的に移動させて第
1の成形品を受け渡すことができ、第1の成形品を効率
良く回転搬送手段に受け渡すことができるという効果が
ある。
【0113】第6の発明によれば、第3の発明の状態に
おいて、取出手段が水平移動手段により、第2の成形品
の保持部材を水平移動させ、かつ、供給手段が移動手段
としての昇降移動手段により第1の成形品を昇降移動さ
せることにより、第1の成形品の保持部材および第2の
成形品の保持部材を干渉させることがない。しかも、昇
降移動水平移動という異なる2つの直線移動方向を確保
したことにより、効率良く取出および供給を行うことが
できるという効果がある。
【0114】第7の発明によれば、取出手段および供給
手段の第1または第2の成形品の保持部材の配列方向
を、取出ステーションにおける第1または第2の成形品
の配列方向と平行に配設することにより、複数の成形品
が並んだ場合の最短移動距離が確保されるという効果が
ある。
【0115】第8の発明によれば、取出ステーションと
供給手段との間に取出手段が設けられる場合において、
取出ステーションのほぼ直下に第2の成形品を外部に搬
出する取出コンベアを配設することで、昇降移動手段に
より第2の成形品の保持部材を一動作、つまり昇降させ
るだけで、取出ステーションの取出位置からの第2の成
形品の取出および第2の成形品の取出コンベア上への載
置を行うことができ、効率良く取出ステーションからの
第2の成形品の外部への取出を行うことができるという
効果がある。
【0116】第9の発明によれば、取出コンベアを取出
ステーションにおける複数の第2の成形品の配列方向と
平行に配設することにより、第2の成形品の配列方向の
変換を行うことなく、第2の成形品を取出コンベア上に
取り出すことができ、複数の成形品の並び方向に沿って
コンベアの搬送がことなり、簡略な構成で効率良く第2
の成形品の取出を行うことができるという効果がある。
【0117】第10の発明によれば、取出手段におい
て、前後進手段を用い、取り出された第2の成形品が取
出コンベアで搬送される際に障害とならない位置に第2
の成形品の保持部材を退避させることで、取出コンベア
上への第2の成形品の載置後ただちに取出コンベアによ
り第2の成形品を外部に搬出することができ、第2の成
形品の取出効率を向上させることができ、成形装置によ
る処理サイクルを短縮化することができるという効果が
ある。
【0118】第11の発明によれば、取出ステーション
位置の成形機台に形成した凹部内に、取出手段または供
給手段を配設することにより、取出手段と供給手段を同
一の取出ステーションに配設しているにもかかわらず、
最外方位置に取付けられる取出手段または供給手段の成
形機台側方への突出量を少なくして、省スペース化を図
り、成形装置の小型化を可能としているという効果があ
る。
【0119】第12の発明によれば、昇降駆動手段によ
り昇降可能にされた回転搬送手段を有する成形装置にお
いて、第2の成形品の取出および第1の成形品の供給を
同一の取出ステーションで行うことができ、省スペース
化が可能となり、かつ、成形機台や回転搬送部材を大型
化させることなく、成形装置の小型化、製造コストの削
減ができ、さらには成形装置の処理工数を削減して処理
効率を向上させることができるという効果がある。
【0120】第13の発明によれば、合成樹脂製の容器
を成形する成形装置において、第2の成形品の取出およ
び第1の成形品の供給を同一の取出ステーションで行う
ことができ、省スペース化が可能となり、かつ、成形機
台や回転搬送部材を大型化させることなく、成形装置の
小型化、製造コストの削減が可能で、さらには成形装置
の処理工数を削減して処理効率を向上させることができ
るという効果がある。
【0121】第14の発明によれば、第1の成形品とし
て、プリフォーム、中間容器、容器の把手またはネック
ピースが供給される合成樹脂製容器の成形装置におい
て、第2の成形品の取出および第1の成形品の供給を同
一の取出ステーションで行うことができ、省スペース化
が可能となり、かつ、成形機台や回転搬送部材を大型化
させることなく、成形装置の小型化、製造コストの削減
ができ、さらには成形装置の処理工数を削減して処理効
率を向上させることができるという効果がある。
【0122】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るブロー成形装置を示す
概略平面図である。
【図2】図1のブロー成形装置を図1矢示II方向からみ
た側面図である。
【図3】図1および図2のブロー成形装置を図1矢示 I
II方向からみた正面図である。
【図4】本実施例の取出手段を示す拡大側面図である。
【図5】図4の取出手段の平面図である。
【図6】本実施例の供給手段における搬入手段を示す平
面図である。
【図7】本実施例における整列手段を示す側面図であ
る。
【図8】図7の整列手段の平面図である。
【図9】図7および図8に示す整列手段の正面図であ
る。
【図10】本実施例の供給手段における受渡手段を示す
平面図である。
【図11】本発明の他の実施例に係るネックピースの供
給状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 成形機台 20 回転板 24 ネック型 28 中間成形品 30 容器 32 取出ステーション 38 供給手段 40 取出手段 42 側面 44 凹部 50 搬入手段 52 整列手段 54 受渡手段 56 供給コンベア 58 個数選別手段 60 搬送面 62 第1の開閉手段 64 第2の開閉手段 66 成形品取込領域 68 整列保持手段 70 整列進退動手段 72 整列機構 74 整列昇降手段 76 吸着保持部材 84 固定部材 86a,b,c スライド部材 88 第1のストッパ 90 第2のストッパ 98 昇降駆動シリンダ 100 受渡保持手段 102 受渡水平移動手段 104 受渡昇降手段 108a,b 132a,b チャック部材 123 取出コンベア 126 前後進手段 128 昇降移動手段 148 ネックピース 150 プリフォーム

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段により第1の成形品を間欠搬送
    して第2の成形品を成形する成形装置において、 前記搬送手段より第2の成形品を取り出す取出手段と、 前記取出手段により第2の成形品が取り出された間欠停
    止位置で搬送手段に対して第1の成形品を供給する供給
    手段とを備え、 前記取出手段および供給手段はそれぞれ第1または第2
    の成形品を保持する保持部材を備え、 前記取出手段または供給手段の少なくとも一方は、第1
    または第2の成形品の保持部材を他方の取出しまたは供
    給時の障害とならない退避位置に移動させる移動手段を
    備えることを特徴とする成形装置。
  2. 【請求項2】 回転搬送手段により第1の成形品を成形
    機台上に設けた複数の処理ステーションに間欠搬送して
    第2の成形品を成形する成形装置において、 前記処理ステーションの一つに前記第2の成形品の取出
    ステーションを備え、 この取出ステーションの側方位置に前記第1の成形品の
    供給手段を備え、 前記取出ステーションと供給手段との間に前記第2の成
    形品の取出手段を備え、 前記取出手段および供給手段はそれぞれ第1または第2
    の成形品を保持する保持部材を備え、 前記取出手段は、第2の成形品の保持部材を、前記第2
    の成形品の取出位置と、前記供給手段による第1の成形
    品の供給時の障害とならない退避位置との間で移動可能
    にする移動手段を備えることを特徴とする成形装置。
  3. 【請求項3】 回転搬送手段により第1の成形品を成形
    機台上に設けた複数の処理ステーションに間欠搬送して
    第2の成形品を成形する成形装置において、 前記処理ステーションの一つに前記第2の成形品の取出
    ステーションを備え、 この取出ステーションの側方位置に前記第2の成形品の
    取出手段を備え、 前記取出ステーションと取出手段との間に前記第1の成
    形品の供給手段を備え、 前記取出手段及び供給手段はそれぞれ第1または第2の
    成形品を保持する保持部材を備え、 前記供給手段は、第1の成形品の保持部材を、前記第1
    の成形品の供給位置と、前記取出手段による第2の成形
    品の取出時の障害とならない退避位置との間で移動可能
    にする移動手段を備えることを特徴とする成形装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記供給手段は、回転搬送手段の成形品保持位置に対し
    第1の成形品の保持部材を水平移動させて第1の成形品
    を受け渡し可能にする水平移動手段を備え、 前記取出手段は、前記移動手段が、第2の成形品の取出
    位置と、前記退避位置との間を移動する昇降移動手段に
    て構成されていることを特徴とする成形装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記供給手段は、外部から第1の成形品を前記第1の成
    形品の保持部材の前方位置まで搬入する供給コンベアを
    備え、 前記水平移動手段は、前記第1の成形品の保持部材を、
    前記供給コンベアと取出ステーションにおける回転搬送
    手段の第1の成形品保持位置との間を水平移動させるこ
    とを特徴とする成形装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 前記取出手段は、回転搬送手段の成形品保持位置に対し
    第2の成形品の保持部材を水平移動させて第2の成形品
    を取り出し可能にする水平移動手段を備え、 前記供給手段は、前記移動手段が、第1の成形品の供給
    位置と、前記退避位置との間を移動する昇降移動手段に
    て構成されていることを特徴とする成形装置。
  7. 【請求項7】 請求項2〜4のいずれかにおいて、 前記回転搬送手段は、複数の第1または第2の成形品を
    間欠搬送可能とされ、 前記取出手段および供給手段は、第1または第2の成形
    品の保持部材の配列方向が、取出ステーションにおける
    第1または第2の成形品の配列方向と平行に配設されて
    いることを特徴とする成形装置。
  8. 【請求項8】 請求項2、4、5または7において、 前記取出ステーションのほぼ直下に、第2の成形品を外
    部に搬出する取出コンベアを配設したことを特徴とする
    成形装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記取出コンベアは、前記取出ステーションにおける複
    数の第2の成形品の配列方向と平行に配設されているこ
    とを特徴とする成形装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9において、 前記取出手段は、取り出された第2の成形品が取出コン
    ベアで搬送される際に障害とならない位置に第2の成形
    品の保持部材を退避させる前後進手段を有することを特
    徴とする成形装置。
  11. 【請求項11】 請求項2〜10のいずれかにおいて、 前記取出ステーション位置において、前記成形機台に側
    面から内方に窪ませた凹部が形成され、 この凹部内に取出手段または供給手段が配設されている
    ことを特徴とする成形装置。
  12. 【請求項12】 請求項2〜11のいずれかにおいて、 前記回転搬送手段は、昇降駆動手段により搬送位置と成
    形位置との間で昇降可能にされていることを特徴とする
    成形装置。
  13. 【請求項13】 請求項2〜12のいずれかにおいて、 前記複数の処理ステーションを経て第2の成形品として
    の合成樹脂製の容器を成形し、前記取出手段により合成
    樹脂製の容器を取り出すことを特徴とする成形装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記供給手段により供給される第1の成形品は、プリフ
    ォーム、予め成形された中間容器、容器の把手または容
    器のネック部に取り付けられるネックピースであること
    を特徴とする成形装置。
JP09449095A 1995-03-28 1995-03-28 成形装置 Expired - Lifetime JP3510936B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09449095A JP3510936B2 (ja) 1995-03-28 1995-03-28 成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09449095A JP3510936B2 (ja) 1995-03-28 1995-03-28 成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08267554A true JPH08267554A (ja) 1996-10-15
JP3510936B2 JP3510936B2 (ja) 2004-03-29

Family

ID=14111748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09449095A Expired - Lifetime JP3510936B2 (ja) 1995-03-28 1995-03-28 成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3510936B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3510936B2 (ja) 2004-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1608496B1 (en) Platen mounted post mold cooling apparatus
KR102017185B1 (ko) 블로 성형 장치 및 블로 성형 방법
US20040115302A1 (en) Device and method for handling molded articles
US6217819B1 (en) Universal single-row and multi-row insert stretch blow molding method and apparatus therefor
CN115923095A (zh) 一种吹瓶机的瓶坯输送分隔装置
US6713013B2 (en) Single-row and multi-row stretch blow molding method and apparatus therefor
EP2470347B1 (en) High-speed takeout system
US20010038866A1 (en) Machine for the production of preforms for hollow plastic containers
JP3616484B2 (ja) 把手付き容器の成形装置及び成形方法
JP2005138438A (ja) 成形機その他加工機における成形品取出し装置
JPH0615200B2 (ja) ラベル付延伸吹込中空容器の成形方法及び装置
KR20080005447A (ko) 전자 부품을 갖는 캐리어를 공급 및 취출하는 방법 및 장치
JP3510936B2 (ja) 成形装置
JP3742710B2 (ja) 射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送機構及びプリフォーム移送方法
JP3777200B2 (ja) 成形装置および供給装置
JP2000289098A (ja) プリフォームの冷却装置
US6837662B2 (en) Device and method for handling molded articles
JP3638991B2 (ja) 成形装置
JP4074409B2 (ja) 射出延伸ブロー成形装置
JPH08238666A (ja) 射出延伸ブロー成形機および射出延伸ブロー成形方法
JPH0577311A (ja) 射出延伸吹込成形装置
JP4718720B2 (ja) 射出延伸ブロー成形装置及び射出延伸ブロー成形方法
JP3789014B2 (ja) ネックピースインサート装置を有する成形機及びプリフォームの成形方法
JPH08207130A (ja) 射出延伸ブロー成形機および射出延伸ブロー成形方法
JP2001088205A (ja) プリフォーム加熱搬送機構及び加熱用搬送部材

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040105

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term