JP2001088203A - リニア搬送型ブロー成形機 - Google Patents

リニア搬送型ブロー成形機

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JP2001088203A
JP2001088203A JP26929399A JP26929399A JP2001088203A JP 2001088203 A JP2001088203 A JP 2001088203A JP 26929399 A JP26929399 A JP 26929399A JP 26929399 A JP26929399 A JP 26929399A JP 2001088203 A JP2001088203 A JP 2001088203A
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実 高田
Koichi Sato
晃一 佐藤
Atsushi Sakurai
篤志 桜井
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送路の戻りラインに要するスペースに工夫
を加えることにより、省スペース化を達成し、運搬を容
易にすることのできるリニア搬送型ブロー成形機を提供
する。 【解決手段】 複数のプリフォーム22を保持するブロ
ー用搬送部材50と、ブロー用搬送部材50をリニア搬
送する往路64及び復路66を有するほぼ矩形状のブロ
ー用搬送路52と、ブロー用搬送路52の往路64に沿
って配設され、ブロー用搬送部材50に保持されたプリ
フォーム22を型締め機構120にて型締めしてブロー
成形する最終ブロー成形機構134とを有し、ブロー用
搬送路52の復路66は、最終ブロー成形機構134の
型締め機構120上方に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニア搬送型ブロ
ー成形機に関し、特に、複数のプリフォームを保持する
ブロー用搬送部材を用いたリニア搬送型ブロー成形機に
関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
二軸延伸ブロー容器と称される合成樹脂製の薄肉の包装
容器を成形するブロー成形機が知られている。
【0003】また、このような合成樹脂製の容器、例え
ばPET製の容器に耐熱性を与える種々のブロー成形機
が提案されている。
【0004】例えば、本願出願人は、先に特開平10−
264240号公報に示されるようなブロー成形機を提
案している。
【0005】このブロー成形機は、プリフォームをブロ
ー成形して一次成形品を形成する一次ブロー成形部と、
一次成形品を熱処理型内で加圧しつつ熱処理する一次熱
処理部と、一次熱処理後の中間成形品を金型外で熱処理
する二次熱処理部と、二次熱処理後の中間成形品を最終
ブロー成形型内で成形する最終ブロー成形部と、各部へ
同時成形個数づつ各成形品を搬送するほぼ矩形状の搬送
路とを有し、この搬送路の長辺の一辺に各部を配設する
ようにしている。
【0006】また、このようなブロー成形機を2列並列
に設けるようにしている。
【0007】このブロー成形機によれば、一次ブロー成
形、一次熱処理、二次熱処理及び最終ブロー成形までを
大きなスペースを要することなく効率よく行うことがで
き、しかも、生産性を向上させることができるという優
れた特徴を有している。
【0008】しかし、このブロー成形機においては、搬
送路の長辺の他の一辺を戻りラインとして確保しなけれ
ばならず、しかも、このブロー成形機を2列並列に設け
る場合には、2つの戻りラインのスペースを必要とする
ことになり、さらなる省スペース化が望まれている。
【0009】また、ブロー成形機を2列並列に配設する
場合には、一次ブロー成形部、一次熱処理部及び最終ブ
ロー成形部においてそれぞれ独立して型締め用のスペー
スが必要となるため、この点でもさらなる省スペース化
が望まれている。
【0010】本発明の目的は、搬送路の戻りラインに要
するスペースに工夫を加えることにより、省スペース化
を達成し、運搬を容易にすることのできるリニア搬送型
ブロー成形機を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、ブロー成形用の型締
め機構を工夫することにより、2列の配列とした場合の
省スペース化を図り、運搬を容易にすることができるリ
ニア搬送型ブロー成形機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のリニア搬送型ブロー成形機は、複数のプリ
フォームを保持する搬送部材と、前記搬送部材を搬送す
る直線状の往路及び復路を有する搬送路と、前記搬送路
の往路を挟んで両側に配設されたブロー成形用割型と、
前記割型を往路上に停止した前記搬送部材に保持された
プリフォームに対して開閉駆動するブロー型開閉機構と
を有するブロー成形装置とを有し、前記搬送路の復路
は、前記ブロー成形装置のブロー型開閉機構上方に配設
されていることを特徴とする。
【0013】本発明によれば、複数のプリフォームを保
持した搬送部材をリニア搬送する搬送路の復路をブロー
成形装置のブロー型開閉機構上方に配設することで、ブ
ロー型開閉機構上方の空間を有効利用し、ブロー型開閉
機構の側方の搬送路の戻りラインに要するスペースをな
くすことで、ブロー成形機の省スペース化を図ることが
でき、運搬を容易にすることができる。
【0014】また、復路をブロー型開閉機構上方に配設
したことで、復路のメンテナンス性を向上させた。
【0015】本発明においては、前記搬送路の往路は、
前記ブロー成形機の両側に1列ずつ配設され、前記搬送
路の復路は、前記2列の間に2列近接配設され、前記2
列の復路を2列で搬送される前記搬送部材は、共通の復
路用搬送機構によって2列同時に搬送されることが好ま
しい。
【0016】このような構成とすることにより、往路と
復路が各2列配設された場合であっても、各搬送路の復
路を共通の復路用搬送機構にて搬送させることで、一方
の復路用搬送機構を省略して、コストダウン及び省スペ
ース化を実現することができる。
【0017】本発明においては、前記ブロー型締め機構
は、2列の往路に配設されたブロー成形用割型を同時に
開閉する共通のトグル機構を有し、前記トグル機構の上
方に前記共通の復路用搬送機構が配設されることが好ま
しい。
【0018】このような構成とすることにより、2列の
往路に配設されたブロー成形用割型を1つのトグル機構
で同時に型開閉可能にすることで、一方の型開閉に要す
る機構を省略し、コストダウンを図り、かつ、省スペー
ス化を図ることができ、しかも、トグル機構の上方に共
通の復路用搬送機構が配設されることで、一方の復路用
搬送機構を省略して、さらに省スペース化を図ることが
できる。
【0019】本発明においては、前記搬送路の往路は、
往路用搬送機構を有し、前記往路用搬送機構は、前記往
路に沿って延びるロッドと、前記ロッドから所定間隔で
突出して往路を搬送される前記搬送部材の搬送方向前端
及び後端に係合する複数の係合板と、前記ロッドを回転
させる回転アクチュエータと、このロッドを前記搬送部
材の所定の停止位置間隔で往復させる往復アクチュエー
タとを有することが好ましい。
【0020】このような構成とすることにより、往路を
搬送される複数の搬送部材を複数の係合板によってロッ
ドに係合させ、ロッドを往復アクチュエータによって移
動させることで一度に複数の搬送部材を確実に所定間隔
のまま所定位置まで搬送することができる。
【0021】さらに、回転アクチュエータにより、ロッ
ドを回転させることで、係合板を搬送部材と解除するこ
とで、すばやく元の位置にロッドを戻すことができる。
【0022】また、復路終端と往路始端との間に設けら
れた分散機構により復路側から往路側に搬送部材を確実
に搬送することができる。
【0023】本発明においては、前記復路用搬送機構
は、前記2列の復路の間に沿って延びるロッドと、前記
ロッドの両側に所定間隔で突出してロッドの両側の復路
を搬送される前記搬送部材の搬送方向前端及び後端に係
合する複数の係合板と、前記ロッドょ回転させる回転ア
クチュエータと、このロッドを前記搬送部材の所定の停
止位置間隔で往復させる往復アクチュエータとを有する
ことが好ましい。
【0024】このような構成とすることにより、往路用
搬送機構と同じ効果が得られると共に、単にロッドを回
転させるだけで確実にロッドの両側にある搬送部材との
係合、解除を行うことができる。
【0025】また、寄せ集め機構及び分散機構の駆動源
を電動サーボモータとすることにより、搬送部材を往路
から復路あるいは復路から往路に受け渡す際のタイミン
グを正確かつ容易にコントロールすることができ、良好
な動作状態を得ることができる。
【0026】本発明においては、前記搬送路は、往路終
端と復路始端との間で往路側から復路側に前記搬送部材
を寄せ集めて受け渡す寄せ集め機構と、前記復路終端と
往路始端との間で復路側から往路側に前記搬送部材を分
散させて受け渡す分散機構とを有し、前記往路の始端及
び終端には、往路用分割レールを有し、前記復路の始端
及び終端には、往路用分割レールを有し、前記寄せ集め
機構と分散機構は、それぞれ前記搬送部材を載せる復路
用分割搬送レールを前記往路と復路の間で昇降させる昇
降機構と、前記往路用分割搬送レールを水平移動させる
水平移動機構とを有し、前記昇降機構と前記水平移動機
構は、駆動源として電動サーボモータを用いることが好
ましい。
【0027】このような構成とすることにより、往路と
復路間の搬送部材の複雑な搬送も電動モータで遂次制御
することができるため、他の動作に干渉することなく、
無駄なく正確かつ容易にコントロールすることができ
る。
【0028】また、電動サーボモータとしたことで、成
形空間に油圧装置の油漏れなどの心配もない。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照して詳細に説明する。
【0030】図1〜図5は、本発明の一実施の形態とし
て、本発明のリニア搬送型ブロー成形機を用いた耐熱容
器の成形装置を示す図である。
【0031】図1は、耐熱容器の成形装置10の全体構
成を示す平面図、図2はその側面図である。なお、図1
の右側は、加熱用搬送路38の構成を表すために加熱ボ
ックスと反転受渡機構を省略し、図2においては、プリ
フォーム供給部及び転送部は省略している。
【0032】この耐熱容器の成形装置10は、プリフォ
ーム供給部12と、加熱ステーション14と、転送部1
6と、ブロー成形機としてのブロー成形ステーション1
8と、取出部20とが、それぞれ2列直線状に配設され
ている。
【0033】プリフォーム供給部12は、ネック部を有
するプリフォーム22を加熱ステーション14に供給す
るもので、供給レール24と、プリフォーム受取り盤2
6と、整列機構28と、反転受渡し機構30とを備え
る。
【0034】供給レール24は、プリフォーム受取り盤
26側に向けて下降傾斜するように配設され、プリフォ
ーム22のネック部下を支持して整列状態でプリフォー
ム22を自重により連続搬送し得るようになっている。
【0035】プリフォーム受取り盤26は、円盤状に形
成され、その外周に所定間隔で2つづつ4カ所にプリフ
ォーム22を受け取るための凹部32が形成され、この
プリフォーム受取り盤26が図1の矢印方向に回転する
ことで、供給レール24から2個づつ所定間隔で、プリ
フォーム22を凹部32内に収容して受け取るようにな
っている。
【0036】整列機構28は、プリフォーム受取り盤2
6の凹部32によって受け取られたプリフォーム22を
2個づつ受け取ってプリフォーム22を所定ピッチで整
列するもので、プリフォーム受取り盤26から加熱ステ
ーション14側にかけて配設されている。
【0037】そして、この整列機構28では、プリフォ
ーム受取り盤26の凹部32の間隔に相応した間隔で2
個づつ複数の保持部材34が設けられ、この保持部材3
4が図1の矢印方向に回転してプリフォーム受取り盤2
6からプリフォーム22を受取り、プリフォーム22を
加熱ステーション18におけるプリフォーム22のピッ
チに整列するようになっている。
【0038】反転受渡し機構30は、整列機構28によ
って整列されたプリフォーム22を反転して倒立状態で
加熱ステーション14に受け渡すもので、整列機構28
によって加熱ステーション14側に整列された6個のプ
リフォーム22を把持して反転し、プリフォーム22を
加熱ステーション14に受け渡した後、反転して整列機
構28側へと戻るようになっている。
【0039】加熱ステーション14は、プリフォーム供
給部12から供給されたプリフォーム22を加熱するも
ので、加熱用搬送部材36と、加熱用搬送路38と、加
熱ボックス40とを備える。
【0040】加熱用搬送部材36は、複数、例えば6個
のプリフォーム22を保持するもので、加熱用搬送路3
8上に複数、例えば14個配設されるようになってい
る。
【0041】加熱用搬送路38は、加熱用搬送部材36
をリニア搬送する往路42及び復路44を有するほぼ矩
形状に形成されている。
【0042】この加熱用搬送路38では、加熱用搬送部
材36を、その長手方向が成形装置10の長手方向と一
致する状態で設置している。
【0043】そして、図1の矢印で示すように、往路4
2では、加熱用搬送部材36の長手方向と直交する方向
で成形装置10の内側に向けて、加熱用搬送部材36を
1個づつ、図2に示す搬送機構46により搬送し、最内
側位置で加熱用搬送部材36を復路44側に移行させる
ようになっている。
【0044】復路44では、加熱用搬送部材36を往路
42と平行で外側(往路42と逆方向)に搬送し、最外
側位置で加熱用搬送部材36を往路42の最外側位置に
移行させるようになっている。
【0045】なお、この加熱用搬送部材36の搬送は、
往路42、復路44に設けた加熱用搬送レール48に沿
って行われるようになっている。
【0046】また、図示せぬが、往路42及び復路44
には、自転用チェーンが配設され、加熱用搬送部材36
には、自転用チェーンと連動して各プリフォーム22を
自転可能にする連動手段が設けられている。
【0047】従って、加熱用搬送部材36は、加熱用搬
送路38を往路42及び復路44に沿ってほぼ矩形状に
搬送されながら、プリフォーム22を自転させることと
なる。
【0048】加熱ボックス40は、往路42及び復路4
4の双方の上方位置に設けられ、図示せぬ加熱ヒータに
よりプリフォーム22を加熱するようになっている。
【0049】このように、加熱用搬送路38をほぼ矩形
状に形成し、この加熱用搬送路38の往路42及び復路
44の双方に加熱ボックス40を設けることにより、加
熱ステーション14を省スペース化し、加熱効率を向上
させるようにしている。
【0050】転送部16は、復路44の最外側位置(終
端位置)に搬送された加熱用搬送部材36に対しプリフ
ォーム22と干渉しないようにプリフォーム把持部材を
開いた状態で前進移動し、往路移動台216に搬送され
た加熱用搬送部材36上にあるプリフォームを把持し、
そのまま上昇して、プリフォーム22を抜き取るように
なっている。
【0051】そして、その位置からブロー成形ステーシ
ョン18側へと移動して下降し、プリフォーム22を離
して後退することで、プリフォーム22を倒立状態のま
まブロー成形ステーション18に受け渡すようになって
いる。
【0052】また、この転送部16では、プリフォーム
22の転送途中において、加熱ステーション14におけ
るプリフォーム22のピッチからブロー成形ステーショ
ン18におけるブロー成形時のピッチに変換して転送す
るようになっている。
【0053】なお、この転送部16によって、復路44
の最外側に位置する加熱用搬送部材36は、プリフォー
ム22が抜き取られて空の状態となり、この空の状態の
加熱用搬送部材36が往路42の始端位置に移行され、
この空の状態の加熱用搬送部材36に反転受渡機構32
よりプリフォーム22が受け渡されることとなる。
【0054】ブロー成形ステーション18は、ブロー用
搬送部材50と、ブロー用搬送路52と、受取部54
と、一次ブロー成形部56と、一次熱処理部58と、二
次熱処理部60と、最終ブロー成形部62とを備える。
【0055】ブロー用搬送部材50は、6個のプリフォ
ーム22をブロー成形時のピッチで保持するようになっ
ている。
【0056】ブロー用搬送路52は、ブロー用搬送部材
50をリニア搬送する往路64及び復路66を有するほ
ぼ矩形状のものとされている。
【0057】往路64は、成形装置10の両外側位置に
2列あり、その長手方向に沿って配設された往路用搬送
レール68を有し、この往路用搬送レール68に沿って
ブロー用搬送部材50をその長手方向を前後にして転送
部16側から取出部20側へ搬送しうるようにされてい
る。
【0058】また、この往路64には、それぞれの往路
用搬送レールに沿って2組の往路用搬送機構70が設け
られている。
【0059】この往路用搬送機構70は、所定間隔で複
数枚の係合板72を一方に突出させたロッド74と、こ
のロッド74を回転駆動させる回転アクチュエータ76
と、このロッド74を往路64に沿って移動させるボー
ルねじ78と、このボールねじ78を回転駆動させる電
動サーボモータ80とを有している。
【0060】そして、回転アクチュエータ76によりロ
ッド74を回転させて係合板72をブロー用搬送部材の
長手方向両端部に当接させ、電動サーボモータ80によ
りボールねじ78を回転させることで、ロッド74及び
回転アクチュエータ76が往路64に沿って移動し、係
合板72を介してブロー用搬送部材50を所定距離移動
させるようにしている。
【0061】また、移動後、回転アクチュエータ76に
よりロッド74を回転させて係合板72とブロー用搬送
部材50との係合を解除し、駆動サーボモータ80によ
りボールねじ78を逆方向に回転させてロッド74を所
定距離戻すことにより、ブロー用搬送部材50を所定距
離づつ間欠的に搬送し得るようになっている。
【0062】復路66は、成形装置10の中央位置で長
手方向に沿って複数設置された支柱82上に支持された
2列の復路用搬送レール84を有し、この復路用搬送レ
ール84に沿ってブロー用搬送部材50を搬送可能にし
ている。
【0063】また、この復路66は、復路用搬送搬送レ
ール84に沿って往路用搬送レール84と同様の1組の
復路用搬送機構86が設けられている。
【0064】この復路用搬送機構86は、2列の復路用
搬送レール84の間に沿って往路用搬送機構70と同様
の1組の復路用搬送機構86が設けられている。
【0065】この復路用搬送機構86は、2列の復路用
搬送レール84の間に沿って延びるロッド74と、ロッ
ド74の両側へ突出して両側のブロー用搬送部材50と
係合する複数の係合板72と、回転アクチュエータ7
6、ボールねじ78及び電動サーボモータ80から構成
されている。
【0066】そして、回転アクチュエータ76によりロ
ッド74を回転させて係合板72を2列のブロー用搬送
部材50の端部に当接させ、電動サーボモータ80にて
ボールねじ78を回転させることにより、ロッド74を
復路66に沿って移動させ、所定間隔毎にブロー用搬送
部材50を往路64と逆方向に搬送するようになってい
る。
【0067】このように、復路66の駆動源を、電動サ
ーボモータ80とすることにより、成形空間の上方に油
圧駆動装置が存在しなくなり、清潔に保つことができ
る。
【0068】また、このブロー用搬送路52には、往路
64の終端と復路66の始端との間に、往路64側から
復路66側にブロー用搬送部材50を寄せ集めて受け渡
す寄せ集め機構88が設けられ、復路66の終端と往路
64の始端との間に、復路66側から往路64側にブロ
ー用搬送部材50を分散させて受け渡す分散機構90が
設けられている。
【0069】寄せ集め機構88は、図5に示すように、
往路64側では、往路用搬送レール68の終端部分を分
割形成した往路用分割レール部92があり、復路66側
では、復路用搬送レール84の始端部分を往路用分割レ
ール部92に対応させて形成した復路用分割レール部1
00がある。
【0070】この復路用分割レール部100は、復路用
分割レール部100を2列同時に昇降させる昇降ボール
ねじ102と、この昇降ボールねじ102を回転駆動さ
せる電動サーボモータ104とを有している。
【0071】また、往路用分割レール部92は、往路用
分割レール部92を往路用搬送レール68から解除させ
る昇降シリンダ94とともに復路用分割レールの昇降位
置まで水平移動させる水平ボールねじ92と、水平ボー
ルねじ92を回転駆動する電動サーボモータ98とを有
している。
【0072】この状態で、電動サーボモータにより水平
ボールねじ96が回転して、往路用分割レール92が移
動する。
【0073】往路用分割レール92が到着するよりも早
く、復路用分割レール100は昇降ボールねじ102に
よって下降限で待機しており、往路用分割レール92が
復路用分割レール100の上方へ到着すると、昇降ボー
ルねじ102によって復路用分割レール84が上昇し、
ブロー用搬送部材50を受け取って、復路用分割レール
84の始端位置まで上昇し、復路用搬送機構86によっ
て終端側へ戻される。
【0074】この間に、往路用分割レール部92は、水
平ボールねじ96により往路用搬送レール68位置間ま
で戻り、昇降シリンダ94により往路用搬送レール68
の高さに戻されて次のブロー用搬送部材50を待つこと
となる。
【0075】分散機構90は、寄せ集め機構88と逆の
動作を行うもので、往路64側では、往路用搬送レール
68の始端部分を分割形成した往路用分割レール部10
6と、この往路用分割レール部106を昇降させる昇降
シリンダ108と、この昇降シリンダ108ごと往路用
分割レール部106を復路用搬送レール84の下方に水
平移動させる水平ボールねじ110と、水平ボールねじ
110を回転駆動する図示せぬ電動サーボモータとを有
している。
【0076】また、復路66側では、復路用搬送レール
84の終端部分を往路用分割レール部106に対応させ
て形成した復路用分割レール部112とし、この復路用
分割レール部112を昇降させる昇降ボールねじ114
と、この昇降ボールねじ114を回転駆動させる図示せ
ぬ電動サーボモータとを有している。
【0077】そして、復路用分割レール部112にブロ
ー用搬送部材50が搬送されると、昇降ボールねじ11
4により復路用分割レール部112が下降する。
【0078】このとき、往路用分割レール部106が、
昇降シリンダ108によって上昇位置にある状態で、水
平ボールねじ110によって復路用搬送レール84の下
方位置へ移動しているので、往路用分割レール部106
上にブロー用搬送部材50が乗り移ることとなる。
【0079】この場合、往路用分割レール部106は、
昇降シリンダ108が作動せず、下降位置にある。
【0080】復路用分割レール部112が下降すると、
昇降シリンダ108が作動して往路用分割レール部10
6が上昇し、往路用分割レール部106上にブロー用搬
送部材50が乗り移ることとなる。
【0081】この状態で、水平ボールねじ110により
往路用分割レール部106が往路用搬送レール68側に
移動して、昇降シリンダ108により往路用分割レール
部106が下降すると、往路42上を搬送可能な状態と
なる。
【0082】このように、寄せ集め機構88及び分散機
構90の駆動源を電動サーボモータとすることにより、
ブロー用搬送部材50を往路64から復路66あるいは
復路66から往路64に受け渡す際のタイミングを正確
かつ容易にコントロールすることができ、良好な動作状
態を得ることができる。
【0083】受取部54は、往路用搬送レール68の始
端位置にあり、転送部16からプリフォーム22をブロ
ー用搬送部材50上に受け取るようになっている。
【0084】一次ブロー成形部56、一次熱処理部5
8、二次熱処理部60及び最終ブロー成形部62は、ブ
ロー用搬送路52に沿って直線状に配設されている。
【0085】図2では、各型締め機構の外側の型締め板
を省略することで、往路64に沿って搬送される成形品
の状態を示している。また、各成形部の上げ底昇降機構
を省略することで復路66の状態を表している。
【0086】一次ブロー成形部56は、一次ブロー成形
機構116を有している。
【0087】この一次ブロー成形機構116は、割型か
らなる一次ブロー成形型118を有し、この一次ブロー
成形型118を型締め機構120で型締めし、最終成形
品122よりも大きな一次ブロー成形品124を成形す
るようになっている。
【0088】一次熱処理部58は、一次熱処理機構12
6を有している。
【0089】この一次熱処理機構126は、加熱された
割型からなる一次熱処理型128を有し、この一次熱処
理型128を型締め機構120で型締めし、内部から高
圧で加圧しつつ一次成形品124を一次熱処理型128
の内面に接触させて熱処理するようにしている。
【0090】そして、熱処理終了後、一次熱処理型12
8を型開すると、一次ブロー成形品が収縮して歪みが除
去され、最終成形品122よりも若干小さな中間成形品
130が得られるようになっている。
【0091】二次熱処理部60は、二次熱処理ボックス
132を有しており、この二次熱処理ボックス132内
では中間成形品130はほとんど収縮することなく加熱
されるようになっている。
【0092】最終ブロー成形部62は、最終ブロー成形
機構134を有している。
【0093】この最終ブロー成形機構134は、割型か
らなる最終ブロー成形型136を有し、この最終ブロー
成形型136を型締め機構120で型締めし、最終成形
品122にブロー成形するようになっている。
【0094】ここで、一次ブロー成形機構116、一次
熱処理機構126及び最終ブロー成形機構134は、そ
れぞれ型締め機構120を有しており、これら各型締め
機構120はほぼ共通の構成となっているため、図3〜
図6の一次ブロー成形機構1116を参照して説明す
る。
【0095】この型締め機構120は、ブロー用搬送路
52の2列の往路64のそれぞれに配設された2つの一
次ブロー成形型128(一次熱処理型128、最終ブロ
ー成形型136)を同時に型締めするもので、各一次ブ
ロー成形型128を支持する4枚の型締め板138a〜
138dを同時に型開閉駆動可能に複数、例えば4本の
タイロッド140で連結し、タイロッド140のない部
分は板部材である帯板142で連結した状態となってい
る。
【0096】そして、内側の2枚の型締め板138間に
一対のトグル機構144を配設し、このトグル機構14
4を型締め用エアシリンダ146にて駆動することによ
り、型開閉を行うようにしている。
【0097】また、型締め力は、外側の2枚の型締め板
138に設けたエアシリンダ148にて得られるように
なっている。
【0098】そして、このトグル機構144の上方に共
通の復路用搬送機構86が設けられた状態となってい
る。
【0099】このように、1つのトグル機構144で同
時に2つの型を型開閉可能にすることで、一方の型開閉
に要する機構を省略し、省スペース化を図ることがで
き、しかも、トグル機構144の上方に共通の復路用搬
送機構86が配設されることで、一方の復路用搬送機構
を省略して、さらに省スペース化を図ることができる。
【0100】取出部20は、取出装置150を有し、往
路用搬送レール68の終端位置に搬送された最終成形品
122を把持して反転し、装置外に排出するようになっ
ている。
【0101】本発明は、前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態
に変形可能である。
【0102】例えば、前記実施の形態では、加熱ステー
ションとブロー成形ステーションを有する場合について
説明したが、これに射出成形ステーションを組み合わせ
ることもでき、あるいは、ブロー成形ステーションのみ
とすることも可能である。
【0103】また、ブロー成形ステーションでは、一次
ブロー成形、一次熱処理、二次熱処理、最終ブロー成形
を行うようになっているが、熱処理と最終ブロー成形の
みとすることも可能である。
【0104】さらに、前記実施の形態では、2列のブロ
ー成形装置を同時に型締めする場合について説明した
が、2列のブロー成形装置を個々に型締めする場合で
も、共通の復路用搬送機構を設けるようにしても良い。
【0105】また、前記実施の形態では、加熱ステーシ
ョンとブロー成形ステーションを別々の搬送部材で搬送
したが、加熱ステーションとブロー成形ステーションの
搬送部材を共用とさせても良い。
【0106】この場合には、加熱ステーションが往路に
沿って長く配置されることが予想されるので、ブロー成
形ステーションは、最終ブロー成形ステーションのみと
することが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態として、本発明のリニア
搬送型ブロー成形機を用いた耐熱容器の成形装置の全体
構成を示す平面図である。
【図2】図1の耐熱容器の成形装置の側面図である。
【図3】図2の左側から見た拡大側面図である。
【図4】最終ブロー成形部の拡大平面図である。
【図5】寄せ集め機構の拡大平面図である。
【符号の説明】
10 耐熱容器の成形装置 18 ブロー成形ステーション 22 プリフォーム 50 ブロー用搬送部材 52 ブロー用搬送路 56 一次ブロー成形部 58 一次熱処理部 62 最終ブロー成形部 64 往路 66 復路 68 往路用搬送レール 70 往路用搬送機構 80、98、104 電動サーボモータ 88 寄せ集め機構 90 分散機構 120 型締め機構 144 トグル機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 篤志 長野県小諸市甲4586番地3 日精エー・エ ス・ビー機械株式会社内 Fターム(参考) 4F208 LA02 LB01 LD05 LD09 LD15 LG28 LH01 LH06 LJ01 LJ08 LJ13 LJ14 LJ16 LJ18 LJ29 LJ30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプリフォームを保持する搬送部材
    と、 前記搬送部材を搬送する直線状の往路及び復路を有する
    搬送路と、 前記搬送路の往路を挟んで両側に配設されたブロー成形
    用割型と、 前記割型を往路上に停止した前記搬送部材に保持された
    プリフォームに対して開閉駆動するブロー型開閉機構と
    を有するブロー成形装置とを有し、 前記搬送路の復路は、前記ブロー成形装置のブロー型開
    閉機構上方に配設されていることを特徴とするリニア搬
    送型ブロー成形機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記搬送路の往路は、前記ブロー成形機の両側に1列ず
    つ配設され、 前記搬送路の復路は、前記2列の往路間に2列近接配設
    され、 前記2列の復路を2列で搬送される前記搬送部材は、共
    通の復路用搬送機構によって2列同時に搬送されること
    を特徴とするリニア搬送型ブロー成形機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記ブロー型締め機構は、2列の往路に配設されたブロ
    ー成形用割型を同時に開閉する共通のトグル機構を有
    し、 前記トグル機構の上方に前記共通の復路用搬送機構が配
    設されることを特徴とするリニア搬送型ブロー成形機。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、 前記搬送路の往路は、往路用搬送機構を有し、 前記往路用搬送機構は、前記往路に沿って延びるロッド
    と、 前記ロッドから所定間隔で突出して往路を搬送される前
    記搬送部材の搬送方向前端及び後端に係合する複数の係
    合板と、 前記ロッドを回転させる回転アクチュエータと、 このロッドを前記搬送部材の所定の停止位置間隔で往復
    させる往復アクチュエータとを有することを特徴とする
    リニア搬送型ブロー成形機。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記復路用搬送機構は、前記2列の復路の間に沿って延
    びるロッドと、 前記ロッドの両側に所定間隔で突出してロッドの両側の
    復路を搬送される前記搬送部材の搬送方向前端及び後端
    に係合する複数の係合板と、 前記ロッドを回転させる回転アクチュエータと、 このロッドを前記搬送部材の所定の停止位置間隔で往復
    させる往復アクチュエータとを有することを特徴とする
    リニア搬送型ブロー成形機。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれかにおいて、 前記搬送路は、往路終端と復路始端との間で往路側から
    復路側に前記搬送部材を寄せ集めて受け渡す寄せ集め機
    構と、 前記復路終端と復路始端との間で復路側から往路側に前
    記搬送部材を分散させて受け渡す分散機構とを有し、 前記往路の始端及び終端には、往路用分割レール部を有
    し、 前記復路の始端及び終端には、復路用分割レール部を有
    し、 前記寄せ集め機構と分散機構は、それぞれ前記搬送部材
    を載せる復路用分割レール部を前記往路と復路の間で昇
    降させる昇降機構と、 前記往路用分割搬送レールを水平移動させる水平移動機
    構とを有し、 前記昇降機構と前記水平移動機構は、駆動源として電動
    サーボモータを用いることを特徴とするリニア搬送型ブ
    ロー成形機。
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JP2015112870A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 株式会社タハラ 中空成形機

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