JP3742710B2 - 射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送機構及びプリフォーム移送方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、射出成形したプリフォームを延伸吹込成形側へと搬送する搬送路に対してプリフォームを移送するための射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送機構及びプリフォーム移送方法に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
容器を成形するための射出延伸吹込成形機として、本願出願人は、先に、特願平8−250907号及び特願平9−914551号を提案した。
【0003】
これらの射出延伸吹込成形機は、プリフォームを射出成形する射出成形ステーションと、この射出成形ステーションで射出成形されたプリフォームを冷却する冷却ステーションと、この冷却されたプリフォームを加熱する加熱ステーションと、この加熱されたプリフォームを延伸吹込成形して容器を成形する延伸吹込成形ステーションとをプリフォームの搬送方向に沿って直線状に配設している。
【0004】
そして、射出成形ステーションでプリフォームの搬送方向と直交する方向に1列複数個のプリフォームをプリフォームの搬送方向に複数列正立状態で射出成形し、取出時に列間ピッチを狭める列ピッチ変換を行い、列ピッチを狭めた状態で冷却ステーション側の搬送路にプリフォームを受渡し、プリフォーム搬送時の搬送スペースの無駄を無くし、成形効率を向上させ、装置の設置面積を極力抑えて省スペース化を図ったものである。
【0005】
しかし、前者にあっては、射出成形時の1列のプリフォームの個数から加熱ステーションにおける搬送路の1列の搬送個数に変更するために、1列毎を2度に分けて計4回の受け渡し動作が必要で、短時間に複雑な受渡しをすることになり、改良の余地が残されている。
【0006】
また、後者にあっては、射出成形ステーションから取り出されたプリフォームを1度の動作で搬送路に倒立状態で受け渡すため非常に単純な機構を達成したが、取り出されたプリフォーム群の端部を回転軸にして倒立状態へ反転する回転半径を小さくするという点で改良の余地が残されている。
【0007】
さらに両者とも、取出機構でプリフォームの列ピッチ変換を行っているが、それぞれ搬送路に受け渡すためのピッチに変換するのは他の部分で行っており、更なる装置のコンパクト化、省スペース化の点で改良の余地が残されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、射出延伸吹込成形機の射出成形ステーションと、前記射出成形ステーションで射出成形されたプリフォームを延伸吹込成形ステーションに搬送する搬送路との間に配置され、前記射出成形ステーションから前記搬送路へと前記プリフォームを移送する射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送機構であって、
前記射出成形ステーションにおいてプリフォームの搬送方向に対して直交する方向にわたり複数個、かつ、前記プリフォームの搬送方向に複数列同時に射出成形されたプリフォームを同時に取り出す取出機構と、
取り出した前記複数列のプリフォームを90゜水平回転させて行列方向を変換する行列方向変換機構と、
を有することを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
請求項1の発明によれば、行列方向変換機構によって、行列方向を変換して搬送路側へと移送することで、射出成形時のプリフォームの1列の個数が搬送路で搬送方向と直交する方向の搬送個数よりも多い場合であっても、行列方向変換により搬送路の前記個数とを一致させることで、プリフォームを搬送路に対して複数回に分けて移送する必要がなく一度の移送で受渡しが行えることとなる。
【0014】
請求項2の発明は、請求項1において、
前記取出機構は、前記複数列のプリフォームを前記プリフォーム搬送方向と直交する方向で複数の分割列群に分割しながら各分割列群同士が互いに離反する方向にプリフォームを移動させて行ピッチを狭める行ピッチ変換機構を有し、
前記行列方向変換機構は、前記分割列群の数に対応して複数設けられることを特徴とする。
【0015】
請求項2の発明によれば、請求項1の状態に加え、行ピッチ変換機構によって複数の分割列群が互いに離反する方向に分割され、各分割列群間にスペースが形成されることとなるため、行列方向変換機構によってプリフォームを水平回転させる際に各分割列群同士の干渉を防止することができる。また、請求項3の発明は、請求項1において、前記取出機構は、前記プリフォームの取出方向における列間ピッチを狭める列ピッチ変換機構を有することを特徴とする。請求項3の発明によれば、列ピッチ変換機構によって列ピッチが狭められているため、小さなスペースでプリフォームを受取り側に受け渡すことができ、しかも、受取り側においてもプリフォームを受け取る部材が小さくて済むこととなり、その後の搬送や保管等においても小さなスペースで済むこととなり、省スペース化に寄与することができる。
【0016】
請求項4の発明は、請求項1において、
前記取出機構によって非倒立状態で取り出した前記プリフォームを、回転して倒立状態で前記搬送路に受け渡す、回転受渡し機構を有し、
前記回転受渡し機構は、列及び行方向に整列したプリフォーム群を線対称に2分する回転軸を中心にプリフォームを回転させる回転機構を有することを特徴とする。
【0017】
請求項4の発明によれば、列及び行方向に整列したプリフォーム群を線対称に2分する回転軸を中心にプリフォームを非倒立状態から倒立状態に回転させるため、回転に要するスペースを抑えるとともに、回転駆動力を小さくできるため、駆動装置の小型化や低コスト化を実現することができる。
【0018】
請求項5の発明は、請求項4において、
前記回転受渡し機構は、前記プリフォーム群を回転させる複数の回転機構を有し、
前記各回転機構は、各プリフォーム群を2分する長軸を中心にプリフォームを回転させる回転機構を有することを特徴とする。
【0019】
請求項5の発明によれば、複数の回転機構によって分割したプリフォーム群毎に回転させるため、省スペース化を図ることができるとともに、各プリフォーム群を2分する長軸を中心に回転するため、さらに省スペース化と低コスト化を実現することができる。
【0020】
請求項6の発明は、請求項5において、
前記回転機構は、前記行列方向変換機構によって行列変換されたプリフォームを回転させることを特徴とする。
【0021】
請求項6の発明によれば、請求項5の状態に加え、射出成形時の1列のプリフォームの個数が多い場合であっても行列方向変換機構により行列方向を変換しこれを長軸を中心に回転させることで、回転機構の回転スペースを小さくして、コンパクト化、省スペース化に寄与することができ、しかも、回転用の駆動力も小さくて済むこととなる。
【0022】
【0023】
【0024】
請求項7の発明は、複数個のプリフォームを非倒立状態で射出成形する射出成形ステーションと、前記射出成形ステーションで射出成形されたプリフォームを倒立状態で延伸吹込成形ステーションに搬送する搬送路との間で、前記射出成形ステーションから前記搬送路へと前記プリフォームを移送する射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送方法であって、
前記射出成形ステーションにおいてプリフォームの搬送方向に対して直交する方向にわたり複数個、かつ、前記プリフォームの搬送方向に複数列同時に射出成形されたプリフォームを非倒立状態で同時に取り出し、前記プリフォームの搬送方向で各列のプリフォームの列間ピッチを狭める列ピッチ変換を行うと共に、前記プリフォームの搬送方向と直交する方向で各列のプリフォーム間の間隔を狭める行ピッチ変換を行う取出工程と、
前記複数列のプリフォームを90゜水平回転させて行列方向を変換する行列方向変換工程と、
前記列及び行方向に整列したプリフォーム群を線対称に2分する回転軸を中心にプリフォームを回転させてプリフォームを前記搬送路に倒立状態で受け渡す回転受渡し工程と、
を含むことを特徴とする。
【0025】
請求項7の発明によれば、取出工程においてプリフォームの列ピッチに加えて行ピッチも狭められて搬送路に受け渡すためのピッチに変換されていることとなり、そのため他の部分で行ピッチ変換を行う必要がなく、移送機構をコンパクトにして、省スペース化を図ることができる。
【0026】
また、射出成形時のプリフォームの1列の個数が搬送路で搬送方向と直交する方向の搬送個数よりも多い場合であっても、行列方向変換工程で搬送路の前記個数とを一致させることで、プリフォームを搬送路に対して分割して移送する必要がなく一度の移送で受渡しが行えることとなる。
【0027】
さらに、回転受渡し工程において、列及び行方向に整列したプリフォーム群を線対称に2分する回転軸を中心にプリフォームを非倒立状態から倒立状態に回転させることで、回転に要するスペースを最小限に抑えて、コンパクト化、省スペース化に寄与することができる。
【0028】
請求項8の発明は、請求項7において、
前記取出工程における行ピッチ変換では、前記複数列のプリフォームを前記プリフォームの搬送方向と直交する方向で互いに離反する方向にプリフォームを移動させながら複数の分割列群に分割し、
前記分割列群毎に前記行列方向変換工程における行列方向変換及び回転受渡し工程における回転を行うことを特徴とする。
【0029】
請求項8の発明によれば、分割列群に分けて行列方向変換及び回転を行うことで、より一層コンパクト化、省スペース化を図ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0031】
図1〜図3は、本発明の一実施の形態にかかる射出延伸吹込成形機を示す図である。
【0032】
図1は、射出延伸吹込成形機10の全体構成を示す平面図である。
【0033】
この射出延伸吹込成形機10は、射出成形ステーション12と、冷却ステーション14と、加熱ステーション16と、延伸吹込成形ステーション18とがプリフォームの搬送方向Aに沿って直線上に配設されている。そして、冷却ステーション14と加熱ステーション16は、共通のプリフォーム搬送手段として第1搬送路54を有し、延伸吹込成形ステーション12と第1搬送路54の間には、プリフォーム移送機構20が配設され、第1搬送路54と第2搬送路66の間には、受渡部22が配設されている。
【0034】
射出成形ステーション12は、射出装置26と射出成形装置28とを有し、射出成形装置28は、図3に示すように、ベッド30に固定された下部型締め盤32と、ベッド30内に収納された図示せぬ油圧型締めシリンダによりタイロッド34を介し昇降可能にされた上部型締め盤36と、これら型締め盤間に配置された射出成形金型装置38を有する。
【0035】
射出成形金型装置38は、下部型締め盤32に配置されたホットランナ装置41と、射出キャビティ型40と、上部型締め盤36に配置された射出コア型42と、射出コア型固定板44と、割型からなるネックキャビティ型48と、図示せぬ分割板からなるネック型固定板と、ストリッパプレート52と、ネック型固定板ガイドレール50からなり、1列8個のプリフォームを搬送方向Aに2列成形する16個のキャビティを形成している。
【0036】
第1搬送路54は、搬送方向Aにそって掛け渡された2本の搬送チェーン60(図3参照)が並列に配置され、その各搬送チェーン60に所定ピッチで取り付けられた複数の第1搬送部材58と、搬送チェーン60を駆動する図示せぬ間欠駆動手段を有している。各第1搬送部材58は、搬送方向Aと直交する方向Bにのびる板状部材と、その両端に回転自在に配置された自転用のスプロケットを有する2つの保持部材からなり、その各保持部材に1つのプリフォームを倒立状態で保持できる。したがって、第1搬送路54は、搬送方向Aと直交する方向Bに沿って1列4個のプリフォームを保持して搬送方向Aに搬送できる。
【0037】
冷却ステーション14と加熱ステーション16は、第1搬送路54に沿って配置されており、各ステーション14、16毎に独立した図示せぬ自転機構を有しており、各ステーション14、16の間には、自転機構のないゲートカット機構62が配設されている。
【0038】
冷却ステーション14は、第1搬送路54の上方であって搬送方向Aに沿って配置された横流ファンを有する冷却機構56を有する。
【0039】
加熱ステーション16は、第1搬送部材58の側方であって搬送方向Aに沿って配置された赤外線ヒータを有する加熱ボックス64を有する。加熱ボックス64は、各搬送チェーン60の両側に2個1組で搬送路Aに沿って2組、合計8個4組設けられている。第1搬送路54に沿った2組の加熱ボックス64間には、第1搬送部材58が1個分停止する間隔が設けられている。
【0040】
延伸吹込成形ステーション18は、ほぼ矩形状の第2搬送路66と、その第2搬送路66の各辺に受取部68と延伸吹込成形部70と取出部72を配置している。
【0041】
第2搬送路66は、四隅にスプロケット78を配し、そのスプロケット78に掛け渡された搬送チェーン74にブロー成形ピッチで4個ずつ取り付けられた第2搬送部材76と、スプロケット78の一つに取り付けられた図示せぬ駆動装置を有する。
【0042】
次に、プリフォーム移送機構20について説明する。
【0043】
このプリフォーム移送機構20は、図2及び図3に示すように、射出成形ステーション12と第1搬送路54の間のベッド30上に固定配置された支持台100に対して、取出機構84と、行列方向変換機構86と、回転受渡機構88とを配置している。
【0044】
取り出し機構84は、搬送方向Aと直交する方向Bにのびる2枚の取出板90,92と、各取出板90,92にそれぞれ設けられた行ピッチ変換機構96と、これら取出板90,92間のピッチを変更する列ピッチ変換機構94とを備える。
【0045】
取出板90,92は、同時に射出成形されるプリフォームの個数に対応して、それぞれ8個ずつスライド板114と各スライド板114に固定された筒状の載置部材98を有する。載置部材98は、ネック部付近を露出した状態で各々1個のプリフォーム24を収容保持可能に底部と少なくとも胴部の一部で支えるように構成されている。載置部材98の高さは、射出成形金型装置38の型開時に他の部材に干渉することなく射出成形ステーション12へ進退できる程度の高さを有している。載置部材98は、このましくは熱電導率の低い樹脂製で、プリフォーム24の胴部とほぼ同じ内径を有する筒状で、底部はプリフォーム24のゲート部を受け入れる凹部を有するものがよい。また、比較的厚肉のプリフォーム24の場合には、冷却水路を有する金属製の載置部材98として、さらにゲート部付近から吸引することで密着性を高める構造としてもよい。
【0046】
行ピッチ変換機構96は、取出板90,92上に設けられたガイドレール112と、スライド板114上に設けた連結プレート116と、四隅のスライド板114の端部に設けられたストッパロッド113と、取出板90,92に固定された行ピッチ変換シリンダ118とから構成されている。ガイドレール112は、取出板90,92の長手方向に沿って各2本設けられ、スライド板114を移動可能に保持している。連結プレート116は、隣り合うスライド板114を4枚ずつ連結するもので、各連結プレート116の一端は、スライド板114に固定され、他端は長孔にスライド板114に設けられたピンを貫通させて移動可能に連結されている。ストッパロッド113は、各取出板90,92の両端部に配置されたスライド板114にコの字状に設けられ、該コの字状のストッパロッド113の内側には、取出板90,92に設けられた2本のピンがそれぞれ設けられている。行ピッチ変換シリンダ118は、各取出板90,92にそれぞれ2個ずつ設けられており、そのシリンダロッドの端部を連結された4枚のスライド板114の内、取出板90,92の長手方向中心側に位置するスライド板114に固定されている。
【0047】
列ピッチ変換機構94は、支持台100と下部型締め盤32に固定された取出レール支持板102に取り付けられた取出レール104及び取出シリンダ108と、取出レール支持板102に取り付けられたストッパ110と、取出板92に取り付けられて取出板90を貫通して径大部を有するストッパロッド106とから構成されている。取出レール104及び取出しシリンダ108は、射出キャビティ型40の両脇であって、タイロッド34の内側に設けられており、特に取出レール104は、取出シリンダ108の上下に2本設けられている。取出レール104は、取出板90,92の両端を移動可能にガイドしている。取出シリンダ108は、ロッドレスシリンダで構成され、取出板90に連結することで取出板90,92を射出成形ステーション12へ進退可能としている。
【0048】
行列方向変換機構86は、昇降テーブル155に設けられたプリフォーム24のネック部を把持する2組の把持機構120と、各把持機構120を90℃水平回転する水平回転シリンダ122と、移動テーブル134に設けられた昇降テーブル155を昇降させる昇降シリンダ132と、移動テーブル134を水平移動させる水平駆動レール133と、水平駆動シリンダ135とから構成されている。
【0049】
把持機構120は、各々1列4組の把持部材124を搬送方向Aに2列有し、さらに把持部材124の各列毎に独立した把持部材開閉シリンダ126と、ラック&ピニオン128と、2本のガイドロック130を有する。把持部材124は、各組ともプリフォーム24のネックと係合する切り欠きを対向させて配置させ、搬送方向Aと直交する方向Bに開閉可能である。把持部材124は、さらにガイドロッド130によってガイドおよび固定されている。ラック&ピニオン128は、2本のガイドロッド130の端部の対向する位置に設けられたラックと、そのラックの間のピニオンで構成されている。把持部材開閉シリンダ126は、ピニオンと同軸上に設けられた別のピニオンに噛合している。
【0050】
水平回転シリンダ122は、各把持機構120毎に2個設けられ、その回転中心は各把持機構120の長手方向中心よりも互いに近接する位置に設けられている。
【0051】
移動テーブル124は、その中心付近に昇降シリンダ132を設け、両端部を水平駆動レール133にガイドされ、ロッドレスシリンダで構成された水平駆動シリンダ135に係合されている。(図2の上方側において移動テーブル134は省略してある)
回転受渡機構88は、昇降枠158の内側に行列方向変換を行った各把持機構120に対応して設けられた2組の回転保持機構138と、この2組の回転保持機構138を昇降させる昇降機構140とを有する。
【0052】
各回転保持機構138は、搬送方向Aに並んだ4個1組の筒状の回転載置部材142を搬送方向Aと直交する方向Bに2組並列に設け、この回転載置部材142の開口側に回転保持部材144が設けられている。回転載置部材142は、取出機構84の載置部材98の構造と同様である。回転保持部材144は、1組4個の回転載置部材142に合わせて4個の切り欠きを有しており、保持部材開閉シリンダ146によってその各々の切り欠きを接離する。(図2の下方側において、上が回転保持部材144を開いた状態、下が閉じた状態を示している)また、各回転保持機構138は、搬送方向Aに沿ったその長軸150を中心に180°回転させる回転シリンダ148を有する。
【0053】
昇降機構140は、2組の回転保持機構を有する昇降枠158の両側であって、支持台100に支持されたフレーム152に上下方向に渡って設けられた昇降レール154と、昇降シリンダ156からなる。昇降レール154は、昇降枠158に係合されている。
【0054】
次に、前述のプリフォーム移送機構20を用いたプリフォーム移送方法について説明する。
【0055】
射出成形ステーション12において、2列16個のプリフォーム24が射出成形され、上部型締め盤36が上昇して射出キャビティ型40からプリフォーム24が離型されると、取出工程が始まる。取出工程は、まず、第1搬送路54側にあった取出機構84の取出板90を取出シリンダ108により取出レール104に沿って射出成形ステーション12へ移動させる。この移動によって、ストリッパロッド106の径大部が取出板90に当接し、取出板92を射出成型時のプリフォームピッチに変更する。取出板92がストッパ110に当接することで、取出板90,92上の載置部材98が、それぞれプリフォーム24の直下に位置する。この状態で、ストッパプレート52を下降させて、プリフォーム24と射出コア型42の離型を行うと同時に、載置部材98内にプリフォーム24の一部を挿入させ、さらにネックキャビティ型固定板ガイドレール50を図示せぬくさびによって開くことでネックキャビティ型48を型開して、プリフォーム24を離型する。離型されたプリフォーム24は、射出コア型42及び載置部材98にガイドされながら載置部材98内に落下して、ネック部付近を露出した状態で収容される。このとき、16個のプリフォーム24は、載置部材によって胴部と底部を確実に保持されるので、傾いたりネック部の高さ位置が個々に違うことがない。
【0056】
次に、取出シリンダ108により、取出板90を搬送方向Aに移動させると、取出板92に当接することで、2列のプリフォーム24の列ピッチを狭め、行列方向変換機構86の下方に配置される。この後、射出成形ステーション12では、型締めが行われ、次の射出成形工程が開始される。取出板90,92の移動と同時に取出板90,92に設けられた行ピッチ変換シリンダ118によって、各4枚のスライド板114が載置部材98とともに、取出板90,92の長辺の中心から離れる方向に移動することで、スライド板114同士が当接し、プリフォーム24の行ピッチを狭める。プリフォーム24は、取出板90,92の長手中心付近に離間スペースを設けて、4個2列の分割列郡を2組形成する。
【0057】
行列方向変換工程は、まず、行列方向変換機構86の各把持機構120の把持部材124が開いた状態で、上方の退避位置から、昇降シリンダ132によって把持機構120を載置部材98上に露出したプリフォーム24のネック部把持位置まで下降させ、把持部材開閉シリンダ126によって把持部材124を閉じてプリフォーム24のネック部を保持する。載置部材98とプリフォーム24のネック部の露出状態は、この把持部材124の開閉動作に干渉しない高さに設定される。把持機構120がプリフォーム24のネック部を保持した後、昇降シリンダ132により昇降テーブル155を上昇させ、プリフォーム24が載置部材98から完全に引き抜かれた状態で2個の水平回転シリンダ122により、各把持機構120を90°水平回転させて、4個2列のプリフォーム24の分割列郡の行列方向を変換して、2個4列の分割列群とする。前述したように、2組の分割列群は、行ピッチ変換機構96によって相互に離間配置されているため、回転時に干渉を防止することができる。プリフォーム24が載置部材98から完全に引き抜かれたことを確認後、水平駆動シリンダ135によって移動テーブル134が水平駆動レール133に沿って移動し、2組の2個4列のプリフォーム24の分割列群は回転受渡機構88上方に配置される。このとき、回転受渡機構88の回転載置部材142は開口部を上に向け、回転保持部材144は開いた状態で、プリフォーム24の受取位置で待機している。昇降シリンダ132により昇降テーブル155が下降し、把持部材124を開いて回転載置部材142内へプリフォーム24を落下させる。
【0058】
回転受渡工程は、回転載置部材142によって底部と胴部を確実に収納したプリフォーム24のネック部を、保持部材開閉シリンダ146によって閉じることで保持し、回転シリンダ148によってプリフォーム24を正立状態から倒立状態とする。この回転動作に先立って、行列方向変換機構86の昇降シリンダ132により昇降テーブル155を上昇させて回転動作に干渉しない位置に待機させている。回転シリンダ148は、分割列群の長軸を回転中心としているので、回転半径が小さく、回転に要する力も小さくてすむことになる。
【0059】
次に、回転受取機構88の下方の第1搬送路上54にプリフォーム24がないことを確認し、昇降機構140の昇降シリンダ156によって昇降レール154に沿って昇降枠158を下降させ、プリフォーム24を第1搬送部材58上に保持させる。その後、回転保持部材144を保持部材開閉シリンダ146によって開き、プリフォーム24を第1搬送路54に受け渡す。受渡後は、速やかに昇降シリンダ156によって上方の受取位置で回転し待機させる。このように、行ピッチ変換機構96によって狭められた分割列群の行ピッチは、第1搬送路54の搬送方向Aにならぶ第1搬送路54の各第1搬送部材58の両端に保持される2個のプリフォームピッチである。さらに、行ピッチ変換機構96によって得られた分割列群同士の離間スペースと、水平回転シリンダ122の回転中心が回転シリンダ148の回転軸150上にあっているため、第1搬送路54の2本の搬送チェーン60に取り付けられた隣り合わせの第1搬送部材58同士の離間スペースとなる。
【0060】
第1搬送路54に受け渡されたプリフォーム24は、搬送方向Aに1列分ずつ間欠搬送され、冷却ステーション14と加熱ステーション16へ順次進む。
【0061】
冷却工程では、自転機構によりプリフォーム24を自転させながら、冷却機構56から送られる風によって追加冷却を行うことで、加熱ステーション16でプリフォーム24の温度をコントロールしやすくしている。
【0062】
加熱工程では、自転機構によりプリフォーム24を自転させながら、加熱ボックス64に取り付けられた赤外線ヒータで延伸適温もしくはそれ以上まで加熱する。また、搬送方向Aに沿って並んだ加熱ボックス64の間の離間スペースでは、本実施例では1列(4個)のプリフォーム24が放冷され、プリフォーム24の内外面の温度差を緩和する。この離間スペースで放冷するプリフォーム24の数は、成形品等によって多くてもよい。
【0063】
加熱されたプリフォーム24は、受渡部22によって1列(4個)毎に延伸吹込成形ステーション18の第2搬送路66の第2搬送部材76に受け渡される。
【0064】
第2搬送路66は、第2搬送部材76を4個(ブロー成形個数)ずつ間欠循環搬送し、受け取ったプリフォーム24を延伸吹込成形部70で容器に成形され、さらに取出部72に搬送されて取出装置82によって機外へ排出される。
【0065】
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の実施の形態に変更可能である。
【0066】
例えば、前記実施の形態では射出延伸吹込成形機の移送機構の例を示したが、この例に限らず、前記取出機構をプリフォームを射出成形する射出成形装置の取出機構として用いることも可能である。
【0067】
また、前記実施の形態においては、射出成形ステーションで1列8個のプリフォームを2列同時に射出成形するようにしているが、1列の個数および同時成形個数は適宜変更しうるものである。
【0068】
さらに、2つの分割列群にプリフォームを分割する場合を示したが、3以上に分割することも可能である。
【0069】
また、プリフォームを分割列群に分割せずに行列方向の変換のみを行い、プリフォーム回転時に列及び行に整列したプリフォーム群を線対称に2分する回転軸を中心に回転させるようにすることも可能である。
【0070】
さらに、前記実施の形態では、縦型締めの射出成形金型装置を示したが、この例に限らず、公知の横型締めの射出成形金型装置を用いることも可能である。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る射出延伸吹込成形装置を示す平面図である。
【図2】 図1のプリフォーム移送機構の拡大平面図である。
【図3】 図2の側面図である。
【符号の説明】
10 射出延伸吹込成形装置
12 射出成形ステーション
20 プリフォーム移送機構
24 プリフォーム
28 射出成形装置
54 第1搬送路
84 取出機構
86 行列方向変換機構
88 回転受渡し機構
94 列ピッチ変換機構
96 行ピッチ変換機構
Claims (8)
- 射出延伸吹込成形機の射出成形ステーションと、前記射出成形ステーションで射出成形されたプリフォームを延伸吹込成形ステーションに搬送する搬送路との間に配置され、前記射出成形ステーションから前記搬送路へと前記プリフォームを移送する射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送機構であって、
前記射出成形ステーションにおいてプリフォームの搬送方向に対して直交する方向にわたり複数個、かつ、前記プリフォームの搬送方向に複数列同時に射出成形されたプリフォームを同時に取り出す取出機構と、
取り出した前記複数列のプリフォームを90゜水平回転させて行列方向を変換する行列方向変換機構と、
を有することを特徴とする射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送機構。 - 請求項1において、
前記取出機構は、前記複数列のプリフォームを前記プリフォーム搬送方向と直交する方向で複数の分割列群に分割しながら各分割列群同士が互いに離反する方向にプリフォームを移動させて行ピッチを狭める行ピッチ変換機構を有し、
前記行列方向変換機構は、前記分割列群の数に対応して複数設けられることを特徴とする射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送機構。 - 請求項1において、
前記取出機構は、前記プリフォームの取出方向における列間ピッチを狭める列ピッチ変換機構を有することを特徴とするプリフォーム移送機構。 - 請求項1において、
前記取出機構によって非倒立状態で取り出した前記プリフォームを、回転して倒立状態で前記搬送路に受け渡す、回転受渡し機構を有し、
前記回転受渡し機構は、列及び行方向に整列したプリフォーム群を線対称に2分する回転軸を中心にプリフォームを回転させる回転機構を有することを特徴とする射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送機構。 - 請求項4において、
前記回転受渡し機構は、前記プリフォーム群を回転させる複数の回転機構を有し、
前記各回転機構は、各プリフォーム群を2分する長軸を中心にプリフォームを回転させる回転機構を有することを特徴とする射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送機構。 - 請求項5において、
前記回転機構は、前記行列方向変換機構によって行列変換されたプリフォームを回転させることを特徴とする射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送機構。 - 複数個のプリフォームを非倒立状態で射出成形する射出成形ステーションと、前記射出成形ステーションで射出成形されたプリフォームを倒立状態で延伸吹込成形ステーションに搬送する搬送路との間で、前記射出成形ステーションから前記搬送路へと前記プリフォームを移送する射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送方法であって、
前記射出成形ステーションにおいてプリフォームの搬送方向に対して直交する方向にわたり複数個、かつ、前記プリフォームの搬送方向に複数列同時に射出成形されたプリフォームを非倒立状態で同時に取り出し、前記プリフォームの搬送方向で各列のプリフォームの列間ピッチを狭める列ピッチ変換を行うと共に、前記プリフォームの搬送方向と直交する方向で各列のプリフォーム間の間隔を狭める行ピッチ変換を行う取出工程と、
前記複数列のプリフォームを90゜水平回転させて行列方向を変換する行列方向変換工程と、
前記列及び行方向に整列したプリフォーム群を線対称に2分する回転軸を中心にプリフォームを回転させてプリフォームを前記搬送路に倒立状態で受け渡す回転受渡し工程と、
を含むことを特徴とする射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送方法。 - 請求項7において、
前記取出工程における行ピッチ変換では、前記複数列のプリフォームを前記プリフォームの搬送方向と直交する方向で互いに離反する方向にプリフォームを移動させながら複数の分割列群に分割し、
前記分割列群毎に前記行列方向変換工程における行列方向変換及び回転受渡し工程における回転を行うことを特徴とする射出延伸吹込成形機のプリフォーム移送方法。
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