JP3808173B2 - プリフォーム成形機及びプリフォーム成形方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブロー成形用のプリフォームを射出成形するプリフォーム成形機及びプリフォーム成形方法に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等によって射出成形されたプリフォームを二軸延伸ブロー成形して得られる容器が広く用いられている。
【0003】
このような容器の成形に用いられるプリフォームを射出成形するには、プリフォームの外壁を規定する射出キャビティ型と、プリフォームの内壁を規定する射出コア型とが少なくとも必要である。
【0004】
さらに、これら射出キャビティ型及び射出コア型を型締めしてプリフォームを射出成形した後、型締め状態を維持したまま離型可能な温度までプリフォームを冷却することが必要である。
【0005】
そして、従来は、このプリフォームの離型温度を十分に低くしなければならないため、射出成形サイクルタイムが増大して、生産効率が悪化していた。
【0006】
そこで本願出願人は、先に国際公開WO95/03930に示されるプリフォーム成形機を提案している。
【0007】
このプリフォーム成形機は、プリフォームを成形するための射出成形部と、プリフォームを取り出すための取出し部と、射出成形部及び取出し部の各部に配置された射出コア型とネックキャビティ型を前記各部に搬送する搬送部材とを有し、射出コア型、ネックキャビティ型及び射出成形部に配設された射出キャビティ型にそれぞれ冷却機能を持たせている。
【0008】
そして、射出成形部及び取出し部にてプリフォームを冷却して取り出すことで、プリフォームの冷却時間を十分に確保しながら、射出成形サイクルタイムを短縮して、生産効率を向上させることを実現している。
【0009】
このようなプリフォーム成形機を用いて成形されたプリフォーム、特に厚肉のプリフォームは外表面温度が高く、成形機から排出する際に成形されたプリフォーム同士の接触による傷や、他の部材との接触による変形などの恐れがあった。
【0010】
本発明の目的は、射出成形の生産効率の低下なしにプリフォーム、特に外表面を急速に冷却することで成形機からの排出時にプリフォームの傷付きや変形を防止することのできるプリフォーム成形機及びプリフォーム成形方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、プリフォームを成形するための射出成形部と、
前記プリフォームを取り出すための取出し部と、
少なくとも2組の射出コア型を前記射出成形部と前記取出し部とにそれぞれ順次搬送する搬送部材とを有するプリフォーム成形機において、
前記射出成形部は、前記少なくとも2組の射出コア型のうち前記射出成形部に配置された1組の射出コア型と型締めされる射出キャビティ型を有し、
前記取出し部に配置されて取り出された前記プリフォームを受け取る1組のポットと、
前記取出し部以外の位置であって、前記プリフォームを機外へ排出する排出位置に配置された同じく1組のポットと、
少なくとも前記2組のポットを前記取出し部と前記排出位置にそれぞれ順次搬送する搬送機構とを有し、
前記各ポットは、前記プリフォームの外形状とほぼ同一の内壁面と、冷却水を循環させる水路とを有し、
前記ポットには、昇降機構が設けられ、
前記取出し部に配置された前記ポットは、この昇降機構によって、
前記1組の射出コア型と前記射出キャビティ型が型締めされている状態で、前記取出し部に配置された他の1組の射出コア型と共に前記プリフォームに接触して冷却できる高さと、
前記他の1組の射出コア型と前記プリフォームが干渉することなく前記排出位置に搬送できる高さと、の間で昇降可能にされていることを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、射出成形部で射出成形したプリフォームを取出し部に配置されたポットに受け取らせ、このポットにてプリフォームの外表面を追加冷却することで、射出成形サイクルを長くすることなくプリフォームをポットにて冷却することができ、機外へ排出する際にプリフォームの傷付きを防止できる。また、本発明によれば、昇降機構によりポットを昇降させることで、射出コア型と射出キャビティ型の型締め時にポットをプリフォームに接触させて冷却し、しかも、プリフォームを取出し部から排出位置へと搬送する際にはポットが射出コア型と干渉することなく搬送することができる。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1において、
前記取出し部では、前記取出し部に配置された前記ポットと、同じく前記取出し部に配置されている前記射出コア型とによって、前記プリフォームが内外から冷却されることを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、請求項1の状態に加え、射出成形時間に取出し部において、射出コア型とポットにてプリフォームを内外から冷却することができるため、取出し部に停止している時間を効率よく利用でき、プリフォームを十分に追加冷却することができる。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1または2において、
前記取出し部に配置された前記ポットの下方には、ゲートカット機構が設けられ、
前記ポットの底部には前記プリフォームのゲートが入り込む孔が設けられていることを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、請求項1又は2の状態に加え、取出し部においてポット内でプリフォームを追加冷却している間に、ゲートカット機構により、ポット底部から露出したプリフォームのゲートを除去することができ、特に射出コア型によってプリフォームのゲートの高さ位置が規定されている間に確実にゲートカットが行える。
【0019】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記取出し部と前記排出位置は、180゜回転対応位置に配置され、
前記搬送機構は、180゜交互に水平間欠回転して前記2組のポットを前記取出し部と前記排出位置に搬送することを特徴とする。
【0020】
本発明によれば、請求項1〜3のいずれかの状態に加え、搬送機構を180゜交互に水平間欠回転させることで、180゜回転対応位置に配置された2組のポットを交互に取出し部と排出位置に確実に搬送することができる。
【0021】
請求項5記載の発明は、少なくとも2組の射出コア型のうち射出成形部に配置された1組の射出コア型と射出キャビティ型を用いプリフォームを射出成形する射出成形工程と、
前記射出成形部にて射出成形された前記プリフォームを前記1組の射出コア型で保持して搬送部材により取出し部へと循環搬送する搬送工程と、
前記取出し部に循環搬送された前記プリフォームを、前記射出成形部に配置された他の1組の射出コア型と射出キャビティ型が型締めされている間に、取出し部に配置されたポットと前記1組の射出コア型とにより内外から冷却する冷却工程と、
冷却された前記プリフォームを前記1組の射出コア型から取り出し、前記ポットに保持したまま、搬送機構により、前記ポットを水平間欠回転して排出位置へと搬送しプリフォームを排出する排出工程と、
を含み、
前記冷却工程は、前記取出し部に配置された前記ポットが、昇降機構によって、前記取出し部に配置された前記1組の射出コア型と共に前記プリフォームに接触して冷却できる高さに配置され、
前記排出工程は、前記昇降機構によって、前記1組の射出コア型から取り出された前記プリフォームが前記射出コア型と干渉することなく前記排出位置に搬送できる高さに下降されることを特徴とする。
【0022】
本発明によれば、冷却工程において射出成形部で射出コア型と射出キャビティ型が型締めされている間に、取出し部に配置されたポットと射出コア型とによりプリフォームを内外から追加冷却することで、射出成形工程におけるプリフォームの冷却時間を短縮し、射出成形サイクルを短縮して生産効率を向上させることができ、それでいてプリフォームをポットにて冷却することで十分な冷却を行うことができる。また、排出工程でプリフォームを搬出する場合でもプリフォームの傷付きを防止することができる。また、本発明によれば、昇降機構によりポットを昇降させることで、射出コア型と射出キャビティ型の型締め時にポットをプリフォームに接触させて冷却し、しかも、プリフォームを取出し部から排出位置へと搬送する際にはポットが射出コア型と干渉することなく搬送することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0024】
図1〜図8は、本発明の一実施の形態に係るプリフォーム成形機を示す図である。
【0025】
図1は、本実施の形態に係るプリフォーム成形機の側面図、図3は図1の正面図であり、同図に示す機台10上には、射出装置12が配置されると共に、この射出装置12と対向する位置に、射出成形部14が設けられ、この射出成形部14の射出装置12と反対側の対向位置には、取出し部16が設けられている。
【0026】
射出成形部14の下方には、機台10上に固定された下部型締め板18が設けられている。この下部型締め板18の上方であって、射出成形部14及び取出し部16の設置範囲にわたって、例えば円形の上部型締め板20が配置されている。この上部型締め板20は、射出成形部14の周囲4ヶ所に下部型締め板18を貫通して設けられた4本のタイバー22に固定され、このタイバー22が機台10内に設けられた図示せぬ型締め駆動装置の駆動によって移動することにより、上部型締め板20が昇降駆動される。
【0027】
上部型締め板20の下面には、上部型締め板20に固定された回転アクチュエータ24により180°づつ間欠回転駆動される搬送部材としての回転盤26が設けられている。この回転盤26の下面には、1列の射出コア型28およびネックキャビティ型30(図6参照)が各射出成形部14および取出し部16と対応する位置に支持されている。これら射出コア型28及びネックキャビティ型30は、各部に同時成形個数分、例えば4個有している。
【0028】
各射出コア型28は、回転盤26の下面に固定された射出コア押え板32と、この射出コア押え板32の下面に固定された射出コア固定板34とにより支持されている。
【0029】
また、各ネックキャビティ型30は、一対の割型から構成され、この一対の割型が分割板からなるネックキャビティ型固定板36に固定されている。
【0030】
なお、このネックキャビティ型固定板36は、図示せぬ付勢手段により、閉方向に付勢された状態となっている。
【0031】
また、ネックキャビティ型固定板36の上面側には、ネックキャビティ型固定板36を下方に押圧駆動することで、射出コア型28からプリフォームを離型させるエジェクトプレート38が配置されている。
【0032】
射出成形部14の下方には、射出装置12とノズルタッチするホットランナー型40が設けられ、このホットランナー型40の上部に射出キャビティ型42が固定されている。この射出キャビティ型42は、射出成形部14での同時成形個数分、例えば4つの図示せぬキャビティを有する。
【0033】
そして、図示せぬ型締め駆動装置が駆動されてタイバー22が上部型締め板20を下降駆動し、この上部型締め板20に支持された回転盤26、射出コア押え板32、射出コア固定板34、ネックキャビティ型固定板36及びエジェクトプレート38と一体的に、射出コア型28及びネックキャビティ型30が下降駆動され、射出キャビティ型42に対して型締め駆動される。この状態で、射出装置12よりホットランナー型40を介し、射出キャビティ型42の各キャビティ内に樹脂材料を注入することで、同時成形個数、例えば4個のプリフォーム1を射出成形するようになっている。
【0034】
また、この射出成形部14で射出成形されたプリフォーム1は、射出キャビティ型42、射出コア型28及びネックキャビティ型30によって冷却された後、上部型締め板20を上昇させることで射出キャビティ型42から離型され、回転盤26の回転により、射出コア型28及びネックキャビティ型30によって保持された状態で、取出し部16へと搬送されるようになっている。
【0035】
取出し部16には、上部型締め板20上にエジェクトプレート38を下降駆動させるエジェクトシリンダ44と、ネックキャビティ型固定板36を介して割型からなるネックキャビティ型30を型開するネックキャビティ型開シリンダ46とが固定されている。そして、プリフォームが回転盤26によって射出コア型28及びネックキャビティ型30に保持された状態で取出し部16に搬送、停止し、上部型締め板20により下降駆動した後で、エジェクトシリンダ44の駆動によりエジェクトプレート38が下降駆動され、ネックキャビティ型固定板36を下降させることで、ネックキャビティ型30にネック部3を保持されたプリフォームが下降して射出コア型28から離型される。次いで、ネックキャビティ型開シリンダ46の駆動によりネックキャビティ型固定板36を介して割型からなるネックキャビティ型30が型開し、射出コア型28及びネックキャビティ型30からプリフォーム1が取り出されるようになっている。
【0036】
取出し部16の射出成形部14と反対側の対向位置には、プリフォーム1を機外へ排出するための排出機構48が配設され、この排出機構48と取出し部16との間に追加冷却搬送部50が配設されている。
【0037】
追加冷却搬送部50は、取出し部16に配置されて取り出されたプリフォーム1を受け取る1組のポット52と、プリフォーム1を機外に排出する排出機構48側の排出位置に配置された同じく1組のポット52と、これら2組のポット52を取出し部16と前記排出位置にそれぞれ順次搬送する搬送機構54と、ポット52を昇降させる昇降機構56と、プリフォーム1のゲートを切除するゲートカット機構58とを有する。
【0038】
2組のポット52、52は、各々同時成形個数のプリフォーム1の数に対応した個数、例えば4個で1組とされ、これら4個のポット52が射出成形時のプリフォーム1の間隔で1列に一体的に設けられている。また、2組のポット52、52は、搬送機構54上で、各々180゜回転対応位置に平行に配置された状態となっている。さらに、各ポット52は、プリフォーム1の外形状とほぼ同一の内壁面60を有し、プリフォーム1の胴部及び底部を受け入れて、ネック部を露出させるようになっている。各ポット52の底部には、プリフォーム1の底部のゲートが入り込む孔62が形成されている。また、各ポット52には、冷却水を循環させる水路64が内壁面60を囲むように形成されており、プリフォーム1を受け入れた状態で内壁面60がプリフォーム1の胴部及び底部外面に接触して冷却するようになっている。
【0039】
搬送機構54は、図4にも示すように、機台10上に立設固定された支持軸66に対し、上部及び下部の筒部材68、70が軸受け72を介し回転可能に装着されており、この上部及び下部の筒部材68、70のフランジ部74、76間に取り付けられた複数本のガイドロッド78に2組のポット52、52を載置固定した回転テーブル80が昇降可能に支持されている。
【0040】
また、下部筒部材70の下部に、モータ82側のスプロケット84とチェーン86を介して連結したスプロケット88が設けられている。そして、モータ82の駆動によって、上部及び下部の筒部材68、70及びガイドロッド78を介し、回転テーブル80が180゜ずつ水平間欠回転し、2組のポット52、52を交互に取出し部16と排出機構48側の排出位置へと搬送するようになっている。この回転テーブル80の回転停止時には、ロックピンシリンダ90によってロックピン92が下部の筒部材70の下面に設けた位置決め孔94内に挿入されて位置決めが行われるようになっている。
【0041】
また、支持軸66内には、上部筒部材68に設けられた内外の筒部96、98によって内側に冷却水の供給路100、その周囲に排水路102が形成され、それぞれが上端部で冷却水配管104を介して2組のポット52、52に接続されている。
【0042】
昇降機構56は、ポット昇降シリンダ106と、中間停止シリンダ108とを有する。
【0043】
ポット昇降シリンダ106は、支持軸66に取り付けられ、シリンダロッド110の先端部が回転テーブル80の下面に摺動可能に係合され、回転テーブル80をガイドロッド78に沿って昇降させるようになっている。そして、このポット昇降シリンダ106によって、射出成形部14において射出コア型28と射出キャビティ型42とが型締めされている状態で、取出し部16においてポット52が射出コア型28とともにプリフォーム1に接触して冷却できる高さAと、射出コア型28とプリフォーム1が干渉することなくプリフォーム1を前記排出位置側へ搬送できる高さBとの間でポット52を昇降可能にしている。
【0044】
中間停止シリンダ108は、支持軸66に取り付けられ、高さAから下降してプリフォーム1が射出コア型28及びネックキャビティ型30から離型される高さCでシリンダロッド112の先端が回転テーブル80の下面に当接して停止させるようになっている。
【0045】
ゲートカット機構58は、取出し部16に配置されたポット52の下方に配置された複数、例えば4個のゲートカッタ114を有し、このゲートカッタ114を進退シリンダ116にてゲートカット位置及び搬送退避位置へと移動させるようにしている。
【0046】
排出機構48は、追加冷却搬送部50によって前記排出位置に搬送されたプリフォーム1をポット52から受け取って、排出ベルト118へと受渡し排出するもので、把持機構120と、把持機構昇降シリンダ122と、排出シリンダ124と、排出機構昇降シリンダ126とを有する。
【0047】
把持機構120は、図2に示すように、一対の把持部材128と、一対のスライドロッド130と、開閉シリンダ132とを有する。
【0048】
一対の把持部材128は、対向配置されると共に、例えば4個のプリフォーム1を同時に把持可能な長さを有し、各プリフォーム1対応位置にプリフォーム1のネック部付近を把持するための凹所が形成された状態となっている。
【0049】
一対のスライドロッド130は、把持部材128の長さ方向と交差する方向に把持部材128を貫通して配設され、一方のスライドロッド130が一方の把持部材128と固定され、他方のスライドロッド130が他方の把持部材128と固定されている。また、一対のスライドロッド130は、ラック&ピニオン134を介して相互に反対方向に移動可能に係合している。
【0050】
開閉シリンダ132は、一方のスライドロッド130の一端にシリンダロッド136が連結され、一方のスライドロッド130をスライド駆動することで、一対の把持部材128を開閉可能にしている。
【0051】
また、この把持機構120は、スライド部材138に昇降可能に設けられた昇降ガイドロッド140の下端に支持されている。スライド部材138は、ガイドロッド144に沿って水平移動可能にされている。
【0052】
把持機構昇降シリンダ122は、スライド部材138上に立設され、シリンダロッド136の下端が把持機構120に連結されている。そして、この把持機構昇降シリンダ122により、把持機構120を高さHと、プリフォーム1を排出ベルト118に受け渡す受渡し高さEとの間で昇降可能にしている。
【0053】
排出シリンダ124は、ロッドレスシリンダからなり、スライド部材138と連結している。そして、この排出シリンダ124により、スライド部材138が水平移動し、把持機構120をポット52からのプリフォーム1の受取り位置Fと、排出ベルト118への受渡し位置Gとの間で移動可能にしている。
【0054】
また、この排出シリンダ124は、機台10上の支持フレーム146に対して昇降可能にされた昇降フレーム148上に取り付けられている。
【0055】
排出機構昇降シリンダ126は、昇降フレーム148の下端に取り付けられ、昇降フレーム148をベッド10に対し昇降させて、把持機構120を受取り高さDと、退避高さHとの間で昇降可能にしている。
【0056】
この排出ベルト118は、把持機構120から受け渡されたプリフォーム1のネック部付近を対向配置されたプリフォーム押え板150と共に挟み込んで、排出ベルト118の回転によりプリフォーム1を適宜の場所へ排出しうるようになっている。
【0057】
次に、前述のプリフォーム成形機を用いたプリフォーム1の成形方法について図5〜図8を中心に説明する。
【0058】
まず、図5では、射出成形部14で、図示せぬ型締駆動装置により上部型締板20が下降駆動し、射出コア型及びネックキャビティ型が射出キャビティ型42に対して型締めされている状態が示されている。
【0059】
また、図5においては、すでに射出成形されたプリフォーム1が追加冷却搬送部50の2組のポット52、52内に収納された状態となっている。
【0060】
この状態で、追加冷却搬送部50は、ポット昇降シリンダ106の駆動により、回転テーブル80が上昇されポット52が型締め高さAにある。
【0061】
また、排出機構48では、排出機構昇降シリンダ126が作動しておらず、把持機構昇降シリンダ122が把持機構120を上昇させて、把持機構120が受取り高さDにあり、かつ、排出シリンダ124により、把持機構120が受取り位置Fに位置した状態となっており、排出位置のポット52内のプリフォーム1を把持可能な状態となっている。
【0062】
この状態で、射出成形部14において、射出装置12よりホットランナー型40を介し、射出キャビティ型42の各キャビティ内に樹脂材料を注入することで、同時成形個数、例えば4個のプリフォーム1が射出成形され、射出キャビティ型42、射出コア型及びネックキャビティ型によって冷却される。
【0063】
この射出成形部14においてプリフォーム1が射出成形される間に、取出し部16においては、水路64を循環する冷却水によって冷却されたポット52の内壁面60に射出コア型に保持されたプリフォーム1が接触されて、プリフォーム1が射出コア型とポット52とにより内外から追加冷却される。
【0064】
この間に、ゲートカット機構58(図1参照)によりポット52の底部の孔から露出するプリフォーム1のゲートを切除した後ゲートカッタ114を退避位置に後退させる。また、排出機構48では、把持機構120が、開閉シリンダ132により、把持部材128を閉じてプリフォーム1を把持する。
【0065】
次に、取出し部16においてポット52を用いて追加冷却した後、図6に示すように、エジェクトプレート38が下降駆動(矢印a参照)され、ネックキャビティ型固定板36を下降させることで、ネックキャビティ型30にネック部を保持されたプリフォーム1が下降して射出コア型28から離型される。
【0066】
その後、ネックキャビティ型開シリンダの駆動により分割板からなるネックキャビティ型固定板36を介して割型からなるネックキャビティ型30が型開し、射出コア型28及びネックキャビティ型30からプリフォーム1が取り出される。
【0067】
この時、エジェクトプレート38の下降時に、ポット昇降シリンダ106にて回転テーブル80を中間停止シリンダ108と当接するまで下降させて、ポット52を離型高さCへと下降させる(矢印b参照)。
【0068】
また、排出機構48では、ポット52の下降の際に、排出機構昇降シリンダ126により、把持機構120を退避高さHまで上昇させる(矢印c参照)。
【0069】
この状態で、取出し部16ではポット52内にプリフォーム1が受け渡され、排出位置ではプリフォーム1がポット52内から途中まで取り出された状態となっている。
【0070】
次いで、図6の状態から、図7に示すように、上部型締め板20を上昇させ(矢印d参照)、ポット昇降シリンダ106により回転テーブル80を下降させてポット52を搬送高さBまで下降させる(矢印e参照)。
【0071】
これにより、射出成形部14ではプリフォーム1が射出キャビティ型42から離型されて取り出され、取出し部16では、ポット52内のプリフォーム1から射出コア型28が完全に抜き出されて干渉しない状態となっており、さらに、排出位置ではプリフォーム1がポット52内から完全に抜き出されて干渉しない状態になる。
【0072】
この状態で、回転盤26を180゜回転させ(矢印f参照)、回転テーブル80を180゜回転させる(矢印g参照)。その間に、排出機構48では、排出シリンダ124により把持機構120を受取り位置Fから受渡し位置Gまで水平移動させると共に(矢印h参照)、把持機構昇降シリンダ122により把持機構120を受渡し高さEまで下降させ(矢印i参照)、プリフォーム1をプリフォーム押え板150と排出ベルト118との間に位置させ、その位置で把持機構120を開いてプリフォーム1を受け渡し、排出ベルト118により適宜の場所へと排出する。この搬送ベルト118による搬送時には、追加冷却搬送部50によってプリフォーム1が追加冷却されているので、プリフォーム1の傷付きを防止することができる。
【0073】
次に、図7の状態から、図8に示すように、把持機構昇降シリンダ122により把持機構120を上昇させて待機させる(矢印j参照)。
【0074】
この状態で、射出成形部14にて射出成形されたプリフォーム1が回転盤26によって取出し部16に搬送され、取出し部16でプリフォーム1の取り出された射出コア型28が射出成形部14に搬送されて次サイクルの射出成形が可能な状態となっている。
【0075】
また、追加冷却搬送部50では、回転テーブル80によって、取出し部16で追加冷却されたプリフォーム1が排出位置に搬送され、排出位置でプリフォーム1の取り出された空のポット52が取出し部16に搬送され、次のプリフォーム1の追加冷却及び排出が可能な状態となっている。
【0076】
したがって、上部型締め板20を型締め位置まで下降させ、ポット昇降シリンダ106により回転テーブル80を上昇させてポット52を型締め高さAまで上昇させ、さらに、排出シリンダ116により把持機構120を受取り位置Fまで移動させ、排出機構昇降シリンダ126により把持機構120を受取り高さDへと下降させれば、図5に示す状態となり、前述の状態を繰り返すこととなる。
【0077】
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の実施の形態に変更可能である。
【0078】
例えば、射出成形部でのプリフォームの同時成形個数を4個とした場合について説明したが、同時成形個数は必要に応じて適宜変更可能である。
【0079】
また、本実施の形態では射出成形部と取出し部で構成される2ステーションのプリフォーム成形機を示したが、この他に停止部を有する3ステーションや4ステーションのタイプのプリフォーム成形機であってもよい。あるいはまた、本実施の形態ではポットが2組であったが、3組や4組として、停止位置を増やしても良い。
【0080】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプリフォーム成形機の概略側面図である。
【図2】図1に示す把持機構の拡大断面図である。
【図3】図1に示すプリフォーム成形機の正面図である。
【図4】図1に示す追加冷却搬送部の拡大断面図である。
【図5】射出コア型及び射出キャビティ型の型締め時におけるプリフォームの追加冷却状態を示す側面図である。
【図6】図5の状態から取出し部においてプリフォームを離型する状態を示す側面図である。
【図7】図6の状態から射出コア型及び射出キャビティ型を型開し、追加冷却搬送部から排出機構へとプリフォームを搬送して排出する状態を示す側面図である。
【図8】図7の状態から次の射出成形工程にはいる前の状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 プリフォーム
14 射出成形部
16 取出し部
26 搬送部材としての回転盤
28 射出コア型
42 射出キャビティ型
48 排出機構
50 追加冷却搬送部
52 ポット
54 搬送機構
56 昇降機構
58 ゲートカット機構
60 内壁面
62 孔
64 水路
80 回転テーブル
106 ポット昇降シリンダ
120 把持機構
124 排出シリンダ
126 排出機構昇降シリンダ
Claims (5)
- プリフォームを成形するための射出成形部と、
前記プリフォームを取り出すための取出し部と、
少なくとも2組の射出コア型を前記射出成形部と前記取出し部とにそれぞれ順次搬送する搬送部材とを有するプリフォーム成形機において、
前記射出成形部は、前記少なくとも2組の射出コア型のうち前記射出成形部に配置された1組の射出コア型と型締めされる射出キャビティ型を有し、
前記取出し部に配置されて取り出された前記プリフォームを受け取る1組のポットと、
前記取出し部以外の位置であって、前記プリフォームを機外へ排出する排出位置に配置された同じく1組のポットと、
少なくとも前記2組のポットを前記取出し部と前記排出位置にそれぞれ順次搬送する搬送機構とを有し、
前記各ポットは、前記プリフォームの外形状とほぼ同一の内壁面と、冷却水を循環させる水路とを有し、
前記ポットには、昇降機構が設けられ、
前記取出し部に配置された前記ポットは、この昇降機構によって、
前記1組の射出コア型と前記射出キャビティ型が型締めされている状態で、前記取出し部に配置された他の1組の射出コア型と共に前記プリフォームに接触して冷却できる高さと、
前記他の1組の射出コア型と前記プリフォームが干渉することなく前記排出位置に搬送できる高さと、の間で昇降可能にされていることを特徴とするプリフォーム成形機。 - 請求項1において、
前記取出し部では、前記取出し部に配置された前記ポットと、同じく前記取出し部に配置されている前記他の1組の射出コア型とによって、前記プリフォームが内外から冷却されることを特徴とするプリフォーム成形機。 - 請求項1または2において、
前記取出し部に配置された前記ポットの下方には、ゲートカット機構が設けられ、
前記ポットの底部には前記プリフォームのゲートが入り込む孔が設けられていることを特徴とするプリフォーム成形機。 - 請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記取出し部と前記排出位置は、180゜回転対応位置に配置され、
前記搬送機構は、180゜交互に水平間欠回転して前記2組のポットを前記取出し部と前記排出位置に搬送することを特徴とするプリフォーム成形機。 - 少なくとも2組の射出コア型のうち射出成形部に配置された1組の射出コア型と射出キャビティ型を用いプリフォームを射出成形する射出成形工程と、
前記射出成形部にて射出成形された前記プリフォームを前記1組の射出コア型で保持して搬送部材により取出し部へと循環搬送する搬送工程と、
前記取出し部に循環搬送された前記プリフォームを、前記射出成形部に配置された他の1組の射出コア型と射出キャビティ型が型締めされている間に、取出し部に配置されたポットと前記1組の射出コア型とにより内外から冷却する冷却工程と、
冷却された前記プリフォームを前記1組の射出コア型から取り出し、前記ポットに保持したまま、搬送機構により、前記ポットを水平間欠回転して排出位置へと搬送しプリフォームを排出する排出工程と、
を含み、
前記冷却工程は、前記取出し部に配置された前記ポットが、昇降機構によって、前記取出し部に配置された前記1組の射出コア型と共に前記プリフォームに接触して冷却できる高さに配置され、
前記排出工程は、前記昇降機構によって、前記1組の射出コア型から取り出された前記プリフォームが前記射出コア型と干渉することなく前記排出位置に搬送できる高さに下降されることを特徴とするプリフォーム成形方法。
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