JPH09277322A - プリフォームの回転式ゲートカット方法とその装置 - Google Patents

プリフォームの回転式ゲートカット方法とその装置

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JPH09277322A
JPH09277322A JP8816196A JP8816196A JPH09277322A JP H09277322 A JPH09277322 A JP H09277322A JP 8816196 A JP8816196 A JP 8816196A JP 8816196 A JP8816196 A JP 8816196A JP H09277322 A JPH09277322 A JP H09277322A
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JP
Japan
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preform
holding
gate
gate cutting
carrier plate
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Application number
JP8816196A
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Inventor
Koji Kubota
浩司 久保田
Isao Yamamoto
勲 山本
Masami Inamura
正美 稲村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/38Cutting-off equipment for sprues or ingates
    • B29C45/382Cutting-off equipment for sprues or ingates disposed outside the mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/72Heating or cooling
    • B29C45/7207Heating or cooling of the moulded articles
    • B29C2045/7214Preform carriers for cooling preforms
    • B29C2045/7228Preform carriers for cooling preforms turret-like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
    • B29K2105/25Solid
    • B29K2105/253Preform

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形金型に配設されたキャビティおよびコア
の配置パターンで、成形・冷却・排出される1サイクル
毎の複数プリフォームを配置パターンを維持した状態で
受け取り、その姿勢を保持して冷却・ゲート切除・受渡
しの各作用を連続的に行うプリフォームの回転式ゲート
カット装置を提供する。 【解決手段】 一定間隔に配置され把持・排出される複
数のプリフォームを、第一ステーションで受け取り、第
二ステーションで冷却し、第三ステーションでゲートの
切除を行ない、第四ステーションで次工程への受渡しを
行なうようにプリフォームの保持手段3を回転軸線を中
心として回転する回転体(保持フレーム13)とし、各
面にプリフォーム保持用の保持バー14を配設し、1サ
イクル毎に90°回転させて各ステーション位置での作
動を連続して行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリフォームの回転
式ゲートカット方法及びその装置に関し、特に射出成形
機により成形されるプリフォームのゲートカットに用い
て有用なものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特公平4−4129に
て開示されているプリフォームの取り出し搬送装置を図
10〜図13により説明する。図10は当該装置の平面
図、図11は図10のE矢視図、図12は主に排出位置
にあるキャリヤ・プレート220の部分を示す図11と
同様の端面図、図13はその整合手段を抽出して示す斜
視図である。
【0003】図10に示すように、射出成形機210は
第1の金型部分211と第2の金型部分212を備えて
いる。図11に示すように、第1の金型部分211は複
数のキャビティ213を備えている。同図には、それぞ
れの列が8つのキャビティを備えている隔置された2列
のキャビティ213が示されている。
【0004】第2の金型部分212は細長いコア214
を備えているが、コアの数はキャビティ213の数と同
じである。コア214はそれぞれ、射出成形により中空
のプラスチック製品(プリフォーム)を成形するよう金
型閉止位置により着座するキャビティ213と係合する
ことができるようになっている。
【0005】また、射出成形サイクルで成形される製品
の数は、キャビティ213の数に対応するコア214の
数次第である。
【0006】金型部分212は、油圧シリンダ216の
ごとき一般に使用されている移動手段により付勢されて
いてタイ・ロッド215に沿い往復動する。プラスチッ
ク材料は、金型閉止位置において各コア214とキャビ
ティ213との間に形成されたスペースの中に射出され
る。
【0007】成形された中空のプラスチック製品をコア
214上からキャリヤ・プレート220に中空製品を取
り出すことは、吸気ライン217を通って空気を吹き込
むとともにガイド・ピン219上を往復動するストリッ
パー・プレート218を使用することにより実現する。
【0008】中空のプラスチック製品を冷却するために
キャリヤ・プレート220が設けられている。
【0009】図11に示すキャリヤ・プレート220に
は、第1の組のキャビティ221と第2の組のキャビテ
ィ222と第3の組のキャビティ223とが設けられて
おり、キャビティ221,222,223は金型部分2
11のキャビティ213の配列と一致しており一定の距
離隔置されている。
【0010】動力手段230は、射出成形機から外方
に、また外方から射出成形機にキャリヤ・プレート22
0を移動させるために設けられていて、キャリヤ・プレ
ート220が移動するためのスライド231を備えてい
る。
【0011】そして、キャリヤ・プレート220と一緒
に移動可能な第1の部分233とキャリヤ・プレート2
20とが1列に並んだ組のキャビティと並置されたとき
1組のキャビティ221,222または223が射出成
形サイクルで形成された中空のプラスチック製品と一列
に並ぶように、前記第1の部分233とこれと係合可能
な第2の部分234とを備えた整列手段232が設けら
れている。
【0012】整列手段232は、キャリヤ・プレート2
20とキャビティ221,222または223の機外の
位置また受取位置を制御するために使用される。整列手
段232は、金型から中空のプラスチック製品を受け取
るよう選択された貯溜プレートの中の特定の組のキャビ
ティに応じていくつかの受取位置のうち1つをプログラ
ミング可能に選択する手段を備えている。
【0013】図13は、組をなすキャビティ221,2
22,223の間隔に相当した距離隔置された複数の突
起235,236,237を備えた適当な整列手段23
2より成る第2の部分234を示す。したがって、突起
235,236,237の長さの差は、第1と第2の組
のキャビティ221,222間の距離と、第1と第3の
組のキャビティ221,223間の距離を示す図11の
ピッチBとCに相当している。
【0014】第1の部分233は第2の部分234の突
起235,236または237のうちの1つと係合可能
な端部ストッパー238を備えているので、整列手段は
所要のキャリヤ・プレート・キャビティに対応した受取
位置でキャリヤ・プレート220を停止させる。ストリ
ッパー・プレート218を使用して、金型のコア214
から適当なキャリヤ・プレート・キャビティに中空のプ
ラスチック製品を移しキャリヤ・プレート220に設け
られた参照数字221により表示されている1組のキャ
ビティに1つの射出成形サイクルで作られたものに相当
した1組の中空のプラスチック製品がいっぱいになる
と、キャリヤ・プレート220は第1と第2の金型部分
211,212の位置から隔置された位置に移動する。
【0015】この手順が繰り返され、第2の射出成形サ
イクルで作られた中空のプラスチック製品は、第1のサ
イクルで装着された中空のプラスチック製品に類似した
やり方で冷却を行うため第2の組のキャリヤ・プレート
・キャビティ222の中に装着される。この手順は第3
の期間にわたって繰り返され、これに応じて第1のキャ
リヤ・プレート・キャビティ221で装着された中空の
プラスチック製品は、3つの組の中空のプラスチック製
品をキャリヤ・プレート220に装着するために必要な
時間に相当した時間キャリヤ・プレート220に滞留す
ることになる。
【0016】このとき、特に図12に示すように、キャ
リヤ・プレート220は、キャリヤ・プレート220に
保持された中空のプラスチック製品241を冷却するた
めキャリヤ・プレート220の中を循環する冷却液を流
す冷却通路240を備えている。キャリヤ・プレート・
キャビティ221,222,223は、冷却された中空
のプラスチック製品241を保持して排出することを支
援するため通路242をへて流体源に接続されている。
【0017】したがって、キャリヤ・プレート220の
キャビティすべてが中空のプラスチック製品で満たされ
ると、最初に装着され、最も長い時間冷却された中空の
プラスチック製品が外部位置でキャリヤ・プレート22
0の下に隔置されているコンベヤ243上に排出され
る。
【0018】また、この状態での中空のプラスチック製
品には、成形金型の塑性プラスチックの注入通路との連
結部において発生するゲートが一体形成されており、こ
の中空のプラスチック製品のゲートカットを別の手段に
よって行っており、この従来技術として、特開平4−2
32701(プリフォームのゲートカット方法)や特公
昭60−43297(ピースの取り出し搬送装置)など
で提供されているが、詳細説明は省略する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の、中空のプ
ラスチック製品(本発明ではプリフォームと称す)は、
射出成形機で一定間隔をもって複数個同時に成形し、金
型コアよりキャリヤ・プレート・キャビティ221,2
22,223に移し換えて、キャリヤ・プレート220
に設けられた冷却手段により受渡し可能な温度に冷却さ
れ、冷却されたプリフォームは成形のためのゲートが付
いた状態で、収納容器に直接または排出コンベヤ等を介
して収納保管される。
【0020】収納容器に収納されたゲート付きプリフォ
ームは、方向が一定でなく山積み状態であり、ゲートカ
ットをする場合に製品整列(一定の方向に揃える)工程
を経て、ゲートカット装置に移して製品ゲートのカット
を行っている。このため多くの作業工数を必要とすると
ともに、製品整列装置および収納容器の搬送装置の設置
スペースを必要とし、省力化・省スペース化・省コスト
化できないという問題がある。
【0021】また、成形機でのプリフォーム冷却(60
℃〜70℃)は完全な状態でなく、プリフォームの受渡
しを繰り返すことによって接触による損傷・変形が発生
し、後工程での加工不具合および製品の品質低下の原因
となるという問題がある。
【0022】本発明は、成形金型に配設されたキャビテ
ィおよびコアの配置パターンで、成形・冷却・排出され
る1サイクル毎の複数プリフォームを配置パターンを維
持した状態で受け取り、その姿勢を保持して冷却・ゲー
ト切除・受渡しの各作用を連続的に行うことができるプ
リフォームの回転式ゲートカット方法とその装置を提供
することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は次の点を特徴とする。
【0024】1) 射出成形機で製造されるプリフォー
ムの先端部に一体形成されて残留するゲートを切除する
プリフォームの回転式ゲートカット方法であって、射出
成形機の金型からキャリヤ・プレートに複数のプリフォ
ームを移し変え、回転体である保持フレームの周面に形
成されたプリフォームの保持手段にキャリヤ・プレート
の配置パターンを維持した状態でプリフォームを移し変
え、その姿勢を保持したまま前記保持フレームを回転さ
せ、同保持フレームの回転に沿って順次上流側から冷
却、ゲート切除、受渡しの各工程を行うこと。
【0025】2) 射出成形機で製造されるプリフォー
ムの先端部に一体形成されて残留するゲートを切除する
プリフォームの回転式ゲートカット装置において、射出
成形機より移しかえられてキャリヤ・プレートのキャビ
ティに一定間隔に配置された1サイクル毎の複数プリフ
ォームをそのままの配置で担持する保持手段を回転体で
ある保持フレームの周面に設け、同保持フレームの周面
に沿って上流側からプリフォームの担持部、冷却部、ゲ
ート切除部及び次工程への受渡し部を順次設けたこと。
【0026】3) 2)において、キャリヤ・プレート
のキャビティと同一ピッチを有して配置された保持バー
を有するプリフォーム保持手段を保持フレームの周面で
ある4面にそれぞれ設け、同保持フレームを1サイクル
毎に90°回転させて各回転位置での作業を連続して行
うようにしたこと。
【0027】4) 2)において、冷却部に接近及び離
間可能でありかつ接近時プリフォーム保持部を覆って密
閉し得る冷風冷却手段を具備したこと。
【0028】5) 2)において、ゲート切除部に位置
するプリフォーム保持手段に対向移動可能なプリフォー
ムの固定手段を具備したゲートカット方式としたこと。
【0029】6) 3)において、保持バーに加圧及び
負圧に切り換え可能な気体流通路を開口したこと。
【0030】上記構成の本発明によれば、射出成形機で
成形されたプリフォームは、金型のキャビティおよびコ
アの配置パターンを維持した状態で、射出成形機外にキ
ャリヤ・プレートに把持されて取り出される。
【0031】射出成形機外に取り出されたプリフォーム
は、第一ステーションに位置するプリフォーム保持手段
の前進移動によりキャリヤ・プレートに把持されている
プリフォームに、保持手段の保持バーを挿入しエアの負
圧によりプリフォームを吸着保持し後退移動させる。そ
して保持手段を上方に90°回転させて第二ステーショ
ンに移動する。
【0032】第二ステーションに移動位置したプリフォ
ームの保持手段に、冷却ボックスの下降により密室を設
けて冷風の送風・排気で、プリフォームの冷却が促進さ
れ冷却ボックスが上昇停止すると、保持手段を90°回
転させて第三ステーションに移動する。
【0033】第三ステーションに移動位置したプリフォ
ーム保持手段に対向して移動する固定治具によって、プ
リフォームは保持手段の保持バーに固着・位置決めされ
て、カッタユニットの下降によってプリフォームのゲー
トは上方より順次切除され、ゲート切除が完了するとカ
ッタユニットが上昇し、固定治具が後退移動し停止する
と、保持手段を90°回転させて第四ステーションに移
動する。
【0034】第四ステーションに移動位置したプリフォ
ーム保持手段(下向き)は、パレットコンベアの昇降手
段の上昇によってプリフォームはパレット内に挿入さ
れ、昇降手段の下降と同時に保持手段の保持バー内のエ
アを加圧に切り換え、プリフォームの受渡しがされて成
形1サイクル分の一連の作動を終了し、パレットに収納
されたプリフォームは次工程に搬送されえる。
【0035】尚、各ステーションに於ける作動はそれぞ
れ同時に行われるものであり、射出成形機外へキャリヤ
・プレートに把持されて取り出されるプリフォームの成
形サイクルに合わせて、プリフォーム保持手段を回転
(90°)させて各ステーションの作用を連続作動する
ものである。
【0036】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき詳細に説明する。
【0037】図1は本形態の回転式ゲートカット装置の
配置を示す斜視図、図2はその回転式ゲートカット装置
を示す側面図、図3は図2のA−断面図、図4は図2の
B矢視図、図5は図4のC−C断面図、図6はゲート切
除時の状態を示す断面図、図7はカッティングユニット
を示す正面図、図8は図7のD−断面図、図9はタイム
チャート図である。
【0038】図1に示すように、回転式ゲートカット装
置1は、従来技術の射出成形機210で成形されて、キ
ャリヤ・プレート220により排出されるプリフォーム
を受け取り可能な位置に配設されている。
【0039】図2に示す回転式ゲートカット装置1で
は、ベースフレーム11に可動フレーム12が搭載さ
れ、該可動フレーム12にプリフォームの保持手段3が
回転自在に支承されている。ここで保持手段3は回転体
である保持フレーム13の周面に設けてある。
【0040】さらに、回転式ゲートカット装置では、、
上部に冷却手段4を搭載し後部にカッティングユニット
5と固定手段6がそれぞれ移動機構を備えて搭載され、
前部(図左側)を第一ステーションとしてキャリヤ・プ
レート220により排出されるプリフォームを、可動フ
レーム12の前進後退により保持手段3で受取り、上部
を第二ステーションとして冷却手段4によりプリフォー
ムを冷却し、後部を第三ステーションとしてカッティン
グユニット5と固定手段6によりプリフォームのゲート
切除を行い、下部の第四ステーションにおいてパレット
コンベア7のパレットにプリフォームの受渡しを行うよ
うに構成してある。
【0041】図3,4において、ベースフレーム11の
上部には一対のガイドレール21が固設され、そのガイ
ドレール21上には可動フレーム12がガイドユニット
22を介して搭載されている。
【0042】エアシリンダ26(図5参照)はベースフ
レーム11に固着された横梁24に固定され、ロッド2
6a先端は可動フレーム12に固定されたブラケト25
に接続されている。前記可動フレーム12はエアシリン
ダ26の伸縮作動によりベースフレーム11に対し前後
移動をする。
【0043】保持手段3の四面を有する保持フレーム1
3の各面には、図6に示すように保持バー14を螺合す
るネジ孔13aが縦横一定間隔(本形態では8×8の6
4個)をもって配設され、保持バー14はプリフォーム
10を外挿するものであり、保持部14aとフランジ部
14bおよびネジ部14cによって形成され、保持部1
4aの外径はプリフォーム10を挿脱可能な寸度で、先
端部は球状で軸心にはエア通路14dが設けられている
【0044】前記保持フレーム13のネジ孔13aには
保持バー14のネジ部14cを螺合しナット23で締結
して一体的に形成されている。尚、保持バー14の保持
部14aの長さはプリフォーム10の全長(L)と同一
寸度とすることで、プリフォーム10を挿入した時にフ
ランジ部14bとプリフォームにネジ部先端は隙間(L
1)を有し接触することはない。
【0045】また、保持フレーム13の内周部に図3の
如く支持板15を着脱可能な状態で固定し、支持板15
に一体形成されたボス15aの軸孔15bに主軸16を
内挿しキーを介して固定されている。該主軸16の軸心
にはエア通路孔16aが設けられ中心部に装着された分
岐管17を介して、前記保持フレーム13の各面毎に配
設された保持バー14のエア通路14dにチューブ18
によって接続されている。
【0046】前記保持手段3は可動フレーム12の側板
12a,12bに固着された軸受19によって両端を回
転自在に支承され、主軸16の一端にはスプロケット2
0がキーを介して固定されている。モータ54は可動フ
レーム12の下板12cに固着されて、その駆動軸には
スプロケット55がキーを介して固定されるとともにス
プロケット20,55及びこれらスプロケット20,5
5間に装着したチエン23を介して保持フレーム13を
回転する。
【0047】冷却手段4の冷却ボックス27は下部が開
放されて保持フレーム13各面のプリフォーム配置寸度
より大きい箱状で、複数のガイドバー28が軸受29に
支承されて連結され、エアシリンダ30の連結によって
上下移動可能な状態で可動フレーム12の上板12dに
支持されており、保持フレーム13との当接面には全周
に渡って弾性部材(図示省略)が装着されて、側壁には
冷却風の供給口と排気口(図示省略)を設けてある。
【0048】図4、図7、図8に示すように、カッティ
ングユニットの5のサーボモータ31はブラケット32
の両側に固定されて、該ブラケット32は可動フレーム
12の後側上部に固定されている。サーボモータ31の
回転軸には継手(図示省略)を介してスクリュウバー3
3が連結され、該スクリュウバー33にはナットブロッ
ク34が螺合され、その一端は可動フレーム12の下部
上面に固定された軸受35に回転自在に支承されてい
る。ナットブロック34にはカッタフレーム37が固着
されサーボモータ31の回転により上下移動する。
【0049】カッタフレーム37には回転カッタ38が
水平に対して傾斜(3°〜10°)して配設され軸受3
9によって回転自在に支承されており、カッタ38の軸
38aの先端にはプーリ36がキーを介して固定されて
いる(図6参照)。モータ40はブラケット41(位置
調整可能)を介してカッタフレーム37に固定され、そ
の回転軸にはプーリ42がキーを介してプーリ36と同
レベルに固定されている。プーリ44はカッタフレーム
37に固定された軸受39に回転自在に支承された軸4
5にキーを介して固定されている。
【0050】ベルト46はプーリ36,42,44に装
着され、モータ40の回転によってカッタ38が回転す
る。尚、装着されたベルト46はブラケット41の移動
によって調整される。
【0051】図4、図5に示すように固定手段6は可動
フレーム12の後部上面に配設されたガイドレール47
に、ガイドユニット48を介してL型の固定治具50が
移動自在に搭載されている。該固定治具50の垂直面に
は前記保持フレーム13に装着された保持バー14の配
設位置(一面)に対応するプリフォーム10の内挿孔5
0a(先端を球面状として貫通、図6参照)が設けられ
ている。
【0052】固定治具50の水平面上にはブラケット5
1が固定され、エアシリンダ52のロッド52aが連結
されている。該エアシリンダ52は可動フレーム12に
固着されたブラケット25と継金具53を介して連結さ
れ、エアシリンダ52の伸縮作動により前進・後退す
る。
【0053】パレットコンベヤ7は図2に示すように、
第四ステーションにおいて保持手段3に保持されたプリ
フォーム10を、パレット57に受け入れるために昇降
コンベヤ56の部分を図示されない昇降手段で上下作動
するものである。
【0054】次に上記の要素・手段をもって構成された
作用を図2〜図9によって説明する。
【0055】図2は稼働開始の状態を示し、射出成形機
210よりキャリヤ・プレート220にプリフォーム1
0が搬出されると、第一ステーションに位置するプリフ
ォーム10の保持手段3は、可動フレーム12に支承さ
れている他の装置とともに、ベースフレーム11に固着
されたエアシリンダ26の縮作動によって前進移動(図
の左にS寸度)し、前記キャリヤ・プレート220のキ
ャビティに把持されているプリフォーム10の内周部に
保持バー14の保持部14aを挿入し、エア通路14d
を負圧に切り換えてプリフォーム10を吸着保持する。
尚、プリフォーム10は第一ステーションの受け取りか
ら第四ステーションの受渡しまで保持バー14に吸着保
持されている。
【0056】保持バー14にプリフォーム10が吸着保
持されると、エアシリンダ26は伸作動にする。この結
果可動フレーム12とともに保持手段3は後退して停止
する。その後、モータ54の起動によって保持手段3は
90°回転して第一ステーションに位置している保持フ
レーム13の一面は第二ステーションに移動する。
【0057】第二ステーションの冷却手段4ではエアシ
リンダ30の作動により冷却ボックス27が下降し密室
が形成されて、図示されない送風手段により冷風の送風
・排気が続けられてプリフォーム10の冷却が促進され
る。
【0058】一定の冷却時間に到達すると送風が止めら
れて、エアシリンダ30の作動により冷却ボックス27
が上昇停止すると、モータ54の起動によって保持手段
3は90°回転して第二ステーションに位置している保
持フレーム13の一面は第三ステーションに移動する。
【0059】第三ステーションにおいて対向して位置す
る固定治具50が、エアシリンダ52の作動によって前
進移動(M寸度)し、図6に示すように保持バー14に
保持されているプリフォーム10の外周部に固定治具5
0の内挿孔50aを外挿する。この結果、プリフォーム
10は固着・位置決めされ、固定治具50の側面とカッ
タ38の刃面は間隙(N)が保持される。
【0060】次にカッティングユニット5のモータ40
を起動させカッタ38を回転させると同時に、サーボモ
ータ31を起動させてカッティングユニット5を下降す
ることで、プリフォーム10のゲート10aを上部より
順次切除し、最下段のゲート10aを切除するとモータ
31を逆回転させて、カッティングユニット5を上昇さ
せ最上段に移動する。
【0061】その後固定治具50をエアシリンダ52の
作動によって後退移動して停止させ、モータ54の起動
によって保持手段3を90°回転して第三ステーション
に位置している保持フレーム13の一面を第四ステーシ
ョンに移動する。
【0062】第四ステーションでは可動フレーム12の
後退位置停止時間帯に、保持フレーム13の一面と対向
して待機している昇降コンベヤ56上のパレット57
を、図示されない昇降手段によって昇降コンベヤ56と
ともに上昇させて、パレット57のキャビティに保持バ
ー14に保持されているプリフォーム10を内挿させ、
保持バー14のエア通路を加圧に切り換えてプリフォー
ム10の受渡しがされる。その後昇降コンベヤ56が下
降してパレット57はパレットコンベヤ7によって次工
程に搬送される。
【0063】図9は各ステーションでの作用サイクルを
示すものであり、保持手段3の各面(4面)はモータ5
4の回転によって次のステーションへ移動し、各ステー
ションでの作用を射出成形機のプリフォーム成形サイク
ル内に同時に連続して行うことが可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明した如く本発明において、射出
成形機の成形金型に配設されたキャビティおよびコアの
配置パターンで、成形され取り出される1サイクル分の
プリフォームを、その配置パターンを維持した状態で受
け取り、保持手段を、1サイクル毎に所定角度回転する
ことでプリフォームの受け取り・冷却・ゲート切除・受
渡し作用を、連続して行うとともに4カ所のステーショ
ンにおいてそれぞれの作用を、1サイクルの時間内に同
時に行うことが可能となる。
【0065】この結果、射出成形機からゲートカット装
置への搬送装置や収納容器および整列装置の設備なくし
て作業ができ、作業の迅速化と省力化および省スペース
化を可能とし大きなコスト低減を図ることができる。
【0066】また、プリフォームの受け取り・冷却・ゲ
ート切除・受渡しの過程において、プリフォームの掴み
替えをすることなくプリフォーム口部のシール面を接触
しない構造とすることで、変形・損傷する要因を削除し
たことで品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る回転式ゲートカット
装置の配置を示す斜視図。
【図2】上記回転式ゲートカット装置を示す側面図。
【図3】図2のA−断面図。
【図4】図2のB矢視図。
【図5】図4のC−C断面図。
【図6】ゲート切除時の状態を示す断面図。
【図7】上記回転式ゲートカット装置におけるカッティ
ングユニットを示す正面図。
【図8】図7のD−断面図。
【図9】本発明の実施の形態におけるタイムチャート
図。
【図10】従来技術の製造装置を示す平面図。
【図11】図10の矢視E図。
【図12】主に排出位置にあるキャリヤ・プレート22
2の部分を示す図10の矢視E図。
【図13】従来技術の整合手段を示す斜視図。
【符号の説明】
1 回転式ゲートカット装置 3 保持手段 4 冷却手段 5 カッティングユニット 6 固定手段 7 パレットコンベヤ 10 プリフォーム 11 ベースフレーム 12 可動フレーム 13 保持板 14 保持バー 27 冷却ボックス 38 カッタ 50 固定治具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機で製造されるプリフォームの
    先端部に一体形成されて残留するゲートを切除するプリ
    フォームの回転式ゲートカット方法であって、 射出成形機の金型からキャリヤ・プレートに複数のプリ
    フォームを移し変え、回転体である保持フレームの周面
    に形成されたプリフォームの保持手段にキャリヤ・プレ
    ートの配置パターンを維持した状態でプリフォームを移
    し変え、その姿勢を保持したまま前記保持フレームを回
    転させ、同保持フレームの回転に沿って順次上流側から
    冷却、ゲート切除、受渡しの各工程を行うことを特徴と
    するプリフォームの回転式ゲートカット方法。
  2. 【請求項2】 射出成形機で製造されるプリフォームの
    先端部に一体形成されて残留するゲートを切除するプリ
    フォームの回転式ゲートカット装置において、射出成形
    機より移しかえられてキャリヤ・プレートのキャビティ
    に一定間隔に配置された1サイクル毎の複数プリフォー
    ムをそのままの配置で担持する保持手段を回転体である
    保持フレームの周面に設け、同保持フレームの周面に沿
    って上流側からプリフォームの担持部、冷却部、ゲート
    切除部及び次工程への受渡し部を順次設けたことを特徴
    とするプリフォームの回転式ゲートカット装置。
  3. 【請求項3】 [請求項2]において、キャリヤ・プレ
    ートのキャビティと同一ピッチを有して配置された保持
    バーを有するプリフォーム保持手段を保持フレームの周
    面である4面にそれぞれ設け、同保持フレームを1サイ
    クル毎に90°回転させて各回転位置での作業を連続し
    て行うようにしたことを特徴とするプリフォームの回転
    式ゲートカット装置。
  4. 【請求項4】 [請求項2]において、冷却部に接近及
    び離間可能でありかつ接近時プリフォーム保持部を覆っ
    て密閉し得る冷風冷却手段を具備したことを特徴とする
    プリフォームの回転式ゲートカット装置。
  5. 【請求項5】 [請求項2]において、ゲート切除部に
    位置するプリフォーム保持手段に対向移動可能なプリフ
    ォームの固定手段を具備したゲートカット方式としたこ
    とを特徴とするプリフォームの回転式ゲートカット装
    置。
  6. 【請求項6】 [請求項3]において、保持バーに加圧
    及び負圧に切り換え可能な気体流通路を開口したことを
    特徴とするプリフォームの回転式ゲートカット装置。
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