JPH09267365A - プリフォームのゲートカット装置 - Google Patents

プリフォームのゲートカット装置

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Publication number
JPH09267365A
JPH09267365A JP7974096A JP7974096A JPH09267365A JP H09267365 A JPH09267365 A JP H09267365A JP 7974096 A JP7974096 A JP 7974096A JP 7974096 A JP7974096 A JP 7974096A JP H09267365 A JPH09267365 A JP H09267365A
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JP
Japan
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preform
cutting
gate
holding
arrangement pattern
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Application number
JP7974096A
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English (en)
Inventor
Koji Kubota
浩司 久保田
Isao Yamamoto
勲 山本
Masami Inamura
正美 稲村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造されたプリフォームのゲートを省スペー
スで簡単にカットすることができるプリフォームのゲー
トカット装置を提供する。 【解決手段】 射出成形機で成形されたプリフォームを
成形時と同一の配列パターンのままで受け取ると共に当
該配列のままプリフォームを受け渡しできる水平方向移
載装置3と、水平方向移載装置3からプリフォームを上
記配列のまま受け取って当該プリフォームのゲートを所
定のカット寸度に位置決めできるように当該プリフォー
ムを上記配列のまま保持しながら水平移動できるカッテ
イングユニット5と、カッテイングユニット5で保持さ
れたプリフォームのゲートを当該カッテイングユニット
5に沿って移動しながらカットするスプルカッタ6と、
カッテイングユニット5からプリフォームを上記配列の
まま受け取ると共に下方に配設されたパレットコンベア
7上のパレットの収納孔に当該プリフォームを上記配列
のまま受け渡しできる垂直方向移載装置4とを備えてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリフォームのゲ
ートカット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平4−4129号公報に開示された
プリフォームの製造装置を図22〜25を用いて説明す
る。
【0003】図22に示すように、射出成形機210
は、第一の金型部分であるキャビテイハーフ211と第
二の金型部分であるコアハーフ212を備えている。キ
ャビテイハーフ211は、複数のキャビテイ213を備
えている。キャビテイ213は、図23に示すように、
キャビテイハーフ211に二列に隔置されて各列に八つ
づつ配列されている。コアハーフ212は、細長いコア
214を上記キャビテイ213と同数備えている。コア
214は、中空のプラスチック製品であるプリフォーム
250を射出成形によって成形することができるように
金型の閉止位置でキャビテイ213と着座して係合でき
るようになっている。よって、一サイクルの射出成形で
成形されるプリフォーム250は、キャビテイ213お
よびコア214の数量と同一となる。
【0004】上述した金型部分は、油圧シリンダ216
で付勢されてタイロッド215上で往復動できるように
なっている。プラスチックの材料は、金型部分の閉止位
置でコア214とキャビテイ213との間に形成される
スペースの中に射出される。プリフォーム250を成形
した後に金型部分を閉止位置から開放位置へ移動する際
には、成形されたプリフォーム250をコア214上で
保持しておくことが望ましいことから、コア214内に
空気ライン217を介して空気を吹き込んだり、ストリ
ッパプレート218をガイドピン219上で往復動させ
たりすることにより、プリフォーム250をコア214
からキャリアプレート220に移すことができるように
なっている。
【0005】上記キャリアプレート220は、プリフォ
ーム250を冷却するために、少なくとも二組のキャビ
テイを備えている。キャリアプレート220に設けられ
ている上記キャビテイは、前記キャビテイハーフ211
の前記キャビテイ213と対応できるようにして配列さ
れている。具体的には、図23に示すように、キャリア
プレート220は、第一の組のキャビテイ221と、第
二の組のキャビテイ222と、第3の組のキャビテイ2
23とを備え、これら各組のキャビテイ221〜223
が前記キャビテイハーフ211の前記キャビテイ213
と対応できるように所定の間隔を開けてそれぞれ配列さ
れている。
【0006】キャリアプレート220を射出成型機の内
外に移動させる動力手段230は、当該キャリアプレー
ト220を移動させるためのスライド231を備えてい
る。さらに、上記動力手段230は、キャリアプレート
220と一緒に移動可能な第一の部分233と、キャビ
テイハーフ211のキャビテイ213とキャリアプレー
ト220のキャビテイ221〜223のうちの一組とを
対面させるように上記第一の部分233と係合可能な第
二の部分234とを備える整列手段232を備えてい
る。この整列手段232は、キャリアプレート220の
キャビテイ221〜223の位置決めを行うために使用
される。当該整列手段232は、金型部分からプリフォ
ーム250を受け取るように選択されたキャリアプレー
ト220のキャビテイ221〜223のうちの所定の一
組に応じた幾つかの受取位置のうちの一つをプログラミ
ング可能に選択する手段を備えている。
【0007】前記整列手段232の前記第二の部分23
4は、図25に示すように、キャリアプレート220の
各キャビテイ221〜223間の距離に相応して隔置さ
れた複数の突起235,236,237を備えている。
つまり、各突起235,236,237の長さはそれぞ
れ異なっており、この長さの差は、図23に示す上記キ
ャビテイ221,222間のピッチBおよびキャビテイ
221,223間のピッチCにそれぞれ対応している。
整列手段232の前記第一の部分233は、上記第二の
部分234の上記突起235,236,237のうちの
一つと係合可能な端部ストッパ238を備えている。こ
れにより、整列手段232は、キャリアプレート220
のキャビテイ221〜223を所定の受取箇所に停止さ
せるように当該キャリアプレート220を位置決めする
ことができる。
【0008】また、キャリアプレート220は、前記キ
ャビテイ221〜223に保持されたプリフォーム25
0を冷却するための冷却液を流通させる流通路240が
その内部に形成されている。キャリアプレート220の
キャビテイ221〜223は、プリフォーム250の保
持や排出を支援するための空気などの流体を送給する図
示しない流体源にホース241を介して接続されてい
る。
【0009】このような装置では、成形されたプリフォ
ーム250を前記コア214からキャリアプレート22
0のキャビテイ221〜223のうちの一組にストリッ
パプレート218で移送し、キャリアプレート220を
金型部分から一旦離し、次のサイクルでプリフォーム2
50を成形した後に金型部分に再度近づけ、このサイク
ルで成形されたプリフォーム250を先のサイクルと同
様にして移送することを繰り返す(本例では三サイク
ル)ことにより、全てのキャビテイ221〜223でプ
リフォーム250を保持すると、最初に保持されたプリ
フォーム250がキャリアプレート220に十分に滞留
して前記冷却液などにより冷却されているので、キャリ
アプレート220がその下方に配備された収納容器24
2内に上記プリフォーム250を排出する。つまり、成
形されたプリフォーム250をキャリアプレート220
で冷却しながら搬出するようにしているのである。
【0010】このような工程を順次繰り返すことによ
り、プリフォーム250を連続して量産することができ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したような装置で
製造されたプリフォーム250は、その金型部分のプラ
スチック材料の注入路と連絡していた部分にゲートが一
体的に形成されてしまい、次工程で使用される前に上記
ゲートが予め切除されている必要があるので、前記収納
容器242内で山積みされた状態から整列装置で整列さ
れた後、ゲートカット装置に移送されて上記ゲートがカ
ットされている。このため、次工程を行う前の予備工程
に非常に手間がかかってしまい、生産効率が低くなって
しまうだけでなく、各種の装置を設置するに当たって大
きなスペースが必要であり、当該スペースの確保が容易
ではなかった。
【0012】このようなことから、本発明は、製造され
たプリフォームのゲートを省スペースで簡単にカットす
ることができるプリフォームのゲートカット装置を提供
することを目的とした。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明によるプリフォームのゲートカット装置
は、射出成形機で成形されたプリフォームを成形時と同
一の配列パターンのままで受け取ると共に当該配列パタ
ーンのままで当該プリフォームを受け渡しできる第一移
載手段と、前記第一移載手段から前記プリフォームを上
記配列パターンのままで受け取り、当該プリフォームの
ゲートを所定のカット寸度に位置決めできるように当該
プリフォームを上記配列パターンのままで保持できるプ
リフォーム位置決め保持手段と、前記プリフォーム位置
決め保持手段で保持された前記プリフォームの前記ゲー
トをカットするカット手段と、前記プリフォーム位置決
め保持手段から前記プリフォームを上記配列パターンの
ままで受け取ると共に所定の位置に配備されているパレ
ットに当該プリフォームを当該配列パターンのままで受
け渡しできる第二移載手段とを備えてなることを特徴と
する。
【0014】上述したプリフォームのゲートカット装置
においては、前記第一移載手段が前記射出成形機のプリ
フォーム送出部分と前記プリフォーム位置決め保持手段
とに一端面が対面できるように回転可能に支持された第
一回転フレームと、前記第一回転フレームの上記一端面
に進退移動可能に設けられた第一保持台と、前記第一保
持台の正面に前記配列パターンと同一の配列パターンで
複数突設され、前記プリフォームの内部と挿抜自在に嵌
合できると共に先端からエアを吸排できる第一保持バー
とを備えてなることを特徴とする。
【0015】上述したプリフォームのゲートカット装置
においては、前記第二移載手段が所定の位置に配備され
ている前記パレットのプリフォーム保持面と前記プリフ
ォーム位置決め保持手段とに一端面が対面できるように
回転可能に支持された第二回転フレームと、前記第二回
転フレームの上記一端面に進退移動可能に設けられた第
二保持台と、前記第二保持台の正面に前記配列パターン
と同一の配列パターンで複数突設され、前記プリフォー
ムの内部と挿抜自在に嵌合できると共に先端からエアを
吸排できる第二保持バーとを備えてなることを特徴とす
る。
【0016】上述したプリフォームのゲートカット装置
においては、前記プリフォーム位置決め保持手段が前記
第一移載手段と前記第二移載手段との間を往復移動でき
るように設けられ、前記プリフォームが挿抜自在に各々
嵌合できる複数の内挿孔を前記配列パターンと同一の配
列パターンで有すると共に当該内挿孔にエアを送給して
上記プリフォームを保持させるエア流路を有し、当該内
挿孔での上記プリフォームの保持時に当該プリフォーム
の前記ゲートを所定のカット寸度で当該内挿孔から突出
させる厚さをなす板状のカット治具を備えてなることを
特徴とする。
【0017】上述したプリフォームのゲートカット装置
においては、前記プリフォーム位置決め保持手段が前記
第一移載手段と前記第二移載手段との間を往復移動でき
るように設けられ、前記プリフォームが挿抜自在に各々
嵌合できる複数の内挿孔を前記配列パターンと同一の配
列パターンで有し、当該内挿孔での上記プリフォームの
保持時に当該プリフォームの前記ゲートを所定のカット
寸度で当該内挿孔から突出させる厚さをなす板状のカッ
ト治具と、前記カット治具の前記プリフォームの挿抜側
の面に沿って所定の大きさの隙間をあけながらスライド
移動できるように当該カット治具に設けられ、上記プリ
フォームを上記カット治具とで挟んで保持する挾持プレ
ートとを備えてなることを特徴とする。
【0018】上述したプリフォームのゲートカット装置
においては、前記カット手段が前記プリフォーム位置決
め保持手段に沿って移動可能に設けられたカッタフレー
ムと、前記プリフォーム位置決め保持手段の前記配列パ
ターンの前記カッタフレームの移動方向と交差する方向
の配列に対応するように当該カッタフレームに設けら
れ、前記プリフォーム位置決め保持手段で保持された前
記プリフォームの前記ゲートに対面して当該ゲートをカ
ットするカッタとを備えてなることを特徴とする。
【0019】上述したプリフォームのゲートカット装置
においては、前記カット手段が前記カット治具の移動方
向と交差する方向の当該カット治具の前記配列パターン
の配列に対応する前記プリフォームの前記ゲートに対面
できるように前記第一移載手段と前記第二移載手段との
間に配設された複数のカッタと、前記カッタの配設方向
へ軸心を向けると共に前記カット治具を当該カッタとで
挟むように当該カッタに対向し、当該カット治具に保持
されている前記プリフォームを上記カット治具に押し付
けるように弾性的に付勢する回転可能な押えローラとを
備えてなることを特徴とする。
【0020】上述したプリフォームのゲートカット装置
においては、前記カット手段が前記カット治具の移動方
向と交差する方向の当該カット治具の前記配列パターン
の配列に対応する前記プリフォームの前記ゲートに対面
できるように前記第一移載手段と前記第二移載手段との
間に配設された複数のカッタを備えてなることを特徴と
する。
【0021】上述したプリフォームのゲートカット装置
においては、前記カッタが駆動回転することを特徴とす
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明によるプリフォームのゲー
トカット装置の第一番目の実施の形態を図1〜8を用い
て説明する。なお、図1は、その全体構造を表す外観
図、図2は、図1の水平方向移載装置部分の構成を表す
一部破断斜視図、図3は、図2の矢線 III部の抽出拡大
断面図、図4は、図1の垂直方向移載装置部分の構成を
表す一部破断斜視図、図5は、図4の矢線V部の抽出拡
大断面図、図6は、図1のカッテイングユニット部分の
構造を表す斜視図、図7は、図1のスプルカッタ部分の
構造を表す斜視図、図8は、図7の矢線VIII部の抽出拡
大断面図である。
【0023】図1に示すように、プリフォームのゲート
カット装置1は、フレーム2と、第一移載手段である水
平方向移載装置3と、第二移載手段である垂直方向移載
装置4と、プリフォーム位置決め保持手段であるカッテ
イングユニット5と、カット手段であるスプルカッタ6
とを備えてなり、プリフォームの製造装置のプリフォー
ム取出部分に隣接して配設されると共に、その下方にパ
レットコンベア7が配備される。
【0024】図2に示すように、水平方向移載装置3の
第一の回転フレーム13の上面および下面には、軸受1
4が設けられている。軸受14には、軸15が嵌合して
取り付けられている。軸15には、内側にブッシュ17
を挿嵌された軸受16が嵌合して取り付けられている。
軸受16は、前記フレーム2に固定されている。つま
り、回転フレーム13は、水平方向に回転できるように
フレーム2に支持されているのである。
【0025】回転フレーム13のプレート13aの中心
には、ロッド孔13bが形成されている。回転フレーム
13のプレート13a,13dの周縁近傍には、ブッシ
ュ孔13cが形成されている。上記ブッシュ孔13cに
は、ブッシュ27が挿嵌されている。回転フレーム13
の内部の中心部分には、エアシリンダ18が設けられて
おり、当該エアシリンダ18は、そのロッド18aが上
記ロッド孔13bから突出するように配向されている。
上記ブッシュ27には、ガイドバー22が軸心方向へ摺
動可能に差し込まれている。
【0026】前記エアシリンダ18のロッド18aの先
端は、軸受19に螺合し、ナット20により固定されて
いる。前記ガイドバー22の先端は、軸受21に嵌合し
て取り付けられている。これら軸受19,21は、第一
の保持台11に固定されている。つまり、保持台11
は、回転フレーム13に対してガイドバー22により支
持されると共に、エアシリンダ18のロッド18aの伸
縮に伴って進退移動することができるようになっている
のである。
【0027】図2,3に示すように、上記保持台11の
正面には、複数のねじ孔11aが所定の配列、すなわ
ち、プリフォームの射出成形機での成形時の配列パター
ンで形成されている。保持台11の内部には、上記各ね
じ孔11aと連通するエア流路11b,11cが形成さ
れている。保持台11の各ねじ孔11aには、第一の保
持バー12がそれぞれに螺合して取り付けられている。
当該保持バー12は、保持部12aと、フランジ部12
bと、ねじ部12cとからなり、その内部に上記エア流
路11cと連通するエア流路12dが軸心に沿って全長
に亙って形成されている。当該保持バー12は、プリフ
ォーム10を外挿保持できるように、上記保持部12a
の外径がプリフォーム10を自在に挿抜できる寸度をな
すと共に、当該保持部12aの先端が球状に形成されて
いる。なお、当該保持バー12の保持部12aの長さを
プリフォーム10の全長Lと同一寸度とすれば、当該保
持部12aにプリフォーム10を挿入した際に、プリフ
ォーム10のねじ部の端と保持バー12の上記フランジ
部12bとの間に隙間V1 が生じ、プリフォーム10の
ねじ部の端と保持バー12の当該フランジ部12bとを
接触させることがない。
【0028】図2に示すように、回転フレーム13の上
部には、支持ピン26を介してエアシリンダ24の先端
が揺動可能に連結されている。このエアシリンダ24の
基端は、フレーム2に支持金具25を介して揺動可能に
連結されている。つまり、エアシリンダ24を伸縮させ
ることにより、軸15を中心として回転フレーム13を
支持台11と共に水平方向へ回転させることができるよ
うになっているのである。
【0029】図1に示した垂直方向移載装置4は、水平
方向へ回転可能な上記水平方向移載装置3を、図4に示
すように、垂直方向へ回転できるように第二の回転フレ
ーム13の支持方向を変更し、図5に示すように、第二
の保持台11と第二の保持バー12との連結部分に円筒
型の押金具28を各々設けたものである。なお、当該垂
直方向移載装置4は、その上述した構成以外の部分が上
記水平方向移載装置3と同一であるので、前記水平方向
移載装置3と同様な符号を用いることにより、その説明
を省略する。
【0030】図6に示すように、前記フレーム2にブラ
ケット44,45を介して支持されたカッテイングユニ
ット5のガイドレール41には、ガイドユニット42を
介してカット治具40が上記ガイドレール41に沿って
水平方向へ摺動移動できるように係合している。前記フ
レーム2にブラケット46を介して支持されたエアシリ
ンダ43のロッド43aの先端は、上記カット治具40
に取り付けられたブラケット47に固定されている。つ
まり、エアシリンダ43を伸縮させることにより、カッ
ト治具40を前記移載装置3,4間で往復移動させるこ
とができるようになっているのである。
【0031】上記カット治具40は、図8に示すよう
に、その厚さKがプリフォーム10の首下長さMよりも
1〜2mm程度短い寸度をなすと共に、前記移載装置
3,4の保持台11と対面した際に前記保持バー12と
挿抜自在に嵌合可能な内挿孔40aが形成されている。
当該内挿孔40aは、その周壁の中央部分に周方向に沿
ってエア流路40bが形成されると共に、上記保持台1
1と対向する面と反対側に位置する面側の周壁端が球面
状をなしながら外側へ連通している。つまり、カット治
具40の内挿孔40aに上記保持バー12と共にプリフ
ォーム10を挿入すると、当該プリフォーム10は、そ
の先端のゲート10aがカット治具40の内挿孔40a
から所定のカット寸度で突出し、当該内挿孔40aのエ
ア流路40bにエアが送給されることにより、当該内挿
孔40a内でカット治具40に保持されるようになって
いるのである。
【0032】図7,8に示すように、スプルカッタ6の
カッタフレーム51のカット治具40との対向面側に
は、複数の回転カッタ52が軸受53を介して上下方向
に沿った所定の位置、すなわち、カット治具40の内挿
孔40aの上下方向の配列パターンに対応するようにし
て回転可能に設けられており、これら回転カッタ52の
軸心同士を結ぶ線は、鉛直線に対して所定の角度(3〜
10°)で傾斜している。当該回転カッタ52の軸52
aの基端には、プーリ54aが同軸をなして設けられて
いる。カッタフレーム51に位置調整可能に設けられた
ブラケット56には、モータ55が取り付けられてい
る。モータ55の回転軸には、図示しないプーリが前記
プーリ54aと同一平面上で回転できるように設けられ
ている。また、カッタフレーム51には、軸58に同軸
をなして取り付けられたプーリ54bが上記プーリ54
aと同一平面上で回転できるように軸受53を介して設
けられている。上記プーリ54a,54bおよび図示し
ない上記プーリは、ベルト57で連絡されている。
【0033】つまり、前記モータ55を駆動すると、図
示しない前記プーリを介してベルト57が走行して前記
プーリ54a,54bが回転し、前記回転カッタ52が
回転するようになっているのである。なお、前記ブラケ
ット56の位置調整を行うことにより、上記ベルト57
のテンションを調整することができる。
【0034】前記フレーム2に取り付けられたブラケッ
ト62には、モータ58,60がそれぞれ取り付けられ
ている。これらモータ58,60の回転軸は、図示しな
い継手を介してねじ軸63の一端にそれぞれ連結されて
いる。これらねじ軸63は、その他端が軸受61を介し
て前記フレーム2に回転可能にそれぞれ支持されてい
る。これらねじ軸には、ブロックナット64がそれぞれ
螺合している。これらブロックナット64は、前記カッ
タフレーム51と固着され、前記カット治具40と前記
回転カッタ52との間に所定の大きさK1 の隙間が空く
ように上記カッタフレーム51を支持している。つま
り、上記モータ58,60を駆動させ、ねじ軸63を回
転させてブロックナット64を移動させることにより、
カット治具40の内挿孔40aの上下方向の配列パター
ンに対応した回転カッタ52をカッタフレーム51と共
にカット治具40に沿って水平方向に移動させることが
できるのである。
【0035】なお、図4中、9はパレット、9aは収納
孔である。
【0036】このようにして構成されたプリフォームの
ゲートカット装置1においては、射出成型機の金型で成
形されてキャリアプレートのキャビテイで冷却されなが
ら射出成型機外の受け渡し位置に成形時の配列パターン
のまま搬出された一サイクル分のプリフォーム10を水
平方向移載装置3が受け取り、当該水平方向移載装置3
が回転して上記プリフォーム10をカッテイングユニッ
ト5に受け渡し、カッテイングユニット5がプリフォー
ム10を保持しながら垂直方向移載装置4への受け渡し
位置まで移動し、垂直方向移載装置4がプリフォーム1
0をカッテイングユニット5に対して固持させると、ス
プールカッタ6が移動してプリフォーム10のゲート1
0aをカットし、当該カット終了後、垂直方向移載装置
4がカッテイングユニット5からプリフォーム10を受
け取り、当該垂直方向移載装置4が回転してパレットコ
ンベア7上のパレット9の収納孔9aに受け渡すように
なっている。
【0037】続いて、この作動の詳細を以下に説明す
る。
【0038】水平方向移載装置3は、エアシリンダ18
の伸長により保持台11が突出し、前述のキャリアプレ
ートのキャビテイ内のプリフォーム10の内部に保持バ
ー12の保持部12aが挿入され、エア流路11b,1
1c,12dによるエアの吸引でプリフォーム10を吸
着保持する。保持バー12がプリフォーム10を吸着保
持すると、エアシリンダ18が短縮し、保持台11が所
定の寸度Sで退避する。続いて、エアシリンダ24が伸
長し、回転フレーム13が保持台11と共に軸15を中
心にR1 方向へ90°回転した後、エアシリンダ18が
再び伸長し、保持台11が突出して保持バー12がプリ
フォーム10と共にカッテイングユニット5のカット治
具40の内挿孔40a内に挿入される。上記エア流路1
1b,11c,12dからのエアが吸引から排出に切り
換えられた後、エアシリンダ18が短縮すると、保持台
11が退避し、保持バー12がプリフォーム10から抜
き出され、プリフォーム10をカット治具40に受け渡
す。プリフォーム10の受け渡し後、エアシリンダ24
が短縮し、回転フレーム13が保持台11と共に軸15
を中心にR2 方向へ90°回転することにより、当初の
待機位置に戻る。
【0039】カッテングユニット5は、カット治具40
の内挿孔40a内のプリフォーム10を前記エア流路4
0bからのエア加圧により挟持し、エアシリンダ43が
短縮してカット治具40がT1 方向へ水平移動(ストロ
ーク寸度:T)し、所定の位置で停止すると、上記エア
流路40bからのエア供給が解除される。
【0040】垂直方向移載装置4は、エアシリンダ18
が伸長し、プリフォーム10の内部に保持バー12が挿
入されてカット治具40と押金具26との間でプリフォ
ーム10のフランジ部12bを挟持することにより、プ
リフォーム10のゲート10aの位置決めを行う。
【0041】スプルカッタ6は、モータ55の駆動によ
り、ベルト57を介して回転カッタ52が回転する一
方、モータ58,60の駆動により、ねじ軸63が回転
し、ブロックナット64の移動に伴いながらカッタフレ
ーム51がT3 方向へ水平移動すると、カット治具40
に位置決め保持されている下方のプリフォーム10から
上記回転カッタ52がゲート10aを移動方向に沿って
順次カットする。一サイクル分のプリフォーム10のゲ
ート10aをカットし終えると、モータ58,60が逆
回転し、カッタフレーム51がT4 方向へ水平移動して
当初の待機位置に戻り、モータ55,58,60が停止
する。
【0042】このようにして一サイクル分のプリフォー
ム10のゲート10aのカットを終えると、垂直方向移
載装置4は、エア流路11b,11c,12dによるエ
アの吸引でプリフォーム10を保持バー12に吸着保持
する。保持バー12がプリフォーム10を吸着保持する
と、エアシリンダ18が短縮し、保持台11が所定の寸
度Sで退避する。続いて、エアシリンダ24が伸長し、
回転フレーム13が保持台11と共に軸15を中心にT
1 方向へ90°回転した後、エアシリンダ18が再び伸
長し、保持台11が突出して保持バー12がプリフォー
ム10と共にパレットコンベア7上のパレット9の収納
孔9a内に挿入される。上記エア流路11b,11c,
12dからのエアが吸引から排出に切り換えられた後、
エアシリンダ18が短縮すると、保持台11が退避し、
保持バー12がプリフォーム10から抜き出され、プリ
フォーム10をパレット9に受け渡す。プリフォーム1
0の受け渡し後、エアシリンダ24が短縮し、回転フレ
ーム13が保持台11と共に軸15を中心にT2 方向へ
90°回転することにより、当初の待機位置に戻る。
【0043】プリフォーム10を受け取ったパレット9
は、パレットコンベア7で次工程に搬送される。このよ
うに、プリフォーム10のゲート10aは、射出成型機
での成形時の配列パターンのままで一サイクル分が一括
してカットされ、上述した一連の作動が繰り返されるこ
とにより、射出成型機で成形されるサイクルごとに連続
してカットされる。
【0044】このようなことから、上述したようなプリ
フォームのゲートカット装置1によれば、プリフォーム
10の成型後の次工程の前に先立って行うゲート10a
のカットを効率よく行うことができるので、生産効率を
大幅に向上させることができると共に、ゲートカットに
係る各種の装置を設置する必要がないので、設置に係る
スペースを容易に確保することができるようになる。し
たがって、製造されたプリフォーム10のゲート10a
を省スペースで簡単にカットすることができる。また、
プリフォーム10のゲート10aをカットするに当たっ
てプリフォーム10の口部分に余計な負荷が加わらない
ので、プリフォーム10の損傷の発生を抑えることがで
き、品質を向上させることができる。
【0045】なお、上述した各エアシリンダ18,2
4,43の伸縮切替や各エア流路11b,11c,1
2,40bでのエアの吸排切替などのような作動切替
は、図示しない各種の位置検出器からの信号に基づいて
図示しない制御装置が制御するようになっている。
【0046】本発明によるプリフォームのゲートカット
装置の第二番目の実施の形態を図9〜11を用いて説明
する。なお、図9は、そのカット治具部分の抽出拡大背
面図、図10は、図9の矢線X部の抽出拡大図、図11
は、図10のXI−XI線断面矢視図である。ただし、前述
した実施の形態と同様な部分については、その説明を省
略し、前述した実施の形態と異なる部分についてのみ説
明する。
【0047】図9において、80はプリフォーム位置決
め保持手段であるカッテイングユニット、81はカット
治具であり、カット治具81は、前述した実施の形態の
カット治具と同様な形状をなすが、前述したエア流路が
ないものである。このカット治具81の前記移載装置と
の対向面側には、ダルマ型の挾持孔83を当該カット治
具81の各内挿孔81aと対面させるように形成した挾
持プレート82が当該カット治具81に沿って水平方向
へスライド移動できるように設けられている。カット治
具81に取り付けられたブラケット87には、エアシリ
ンダ88が取り付けられている。エアシリンダ88のロ
ッド88aの先端は、挾持プレート82のブラケット8
9に固定されている。
【0048】図10,11に示すように、挾持プレート
82の挾持孔83は、大径部83aと小径部83bとを
有している。当該挾持孔83の大径部83aは、プリフ
ォーム10のフランジ部10bの通行が可能な径サイズ
をなし、当該挾持孔83の小径部83bは、プリフォー
ム10の上記フランジ部10bを通行させずにねじ部1
0cのサイズ以下の大きさのみが通行可能な径サイズを
なしている。
【0049】また、挾持プレート82の四隅近傍には、
長手方向を水平方向へ向けたガイド孔82aが形成され
ている。これらガイド孔82aのカット治具81との対
向面側には、スペーサ84が配備され、上記対向面の反
対面側には、ガイドスペーサ85が配備されている。挾
持プレート82を挟んで対向するスペーサ84とガイド
スペーサ85とは、ボルト86によりカット治具81に
一体的に固定され、当該挾持プレート82の上述した摺
動移動が可能となるようにカット治具81と挾持プレー
ト82との間に所定の大きさの隙間、すなわち、プリフ
ォーム10のフランジ部10bの厚さと略等しい大きさ
の隙間を開けながら挾持プレート82を保持している。
【0050】このようなカッテイングユニット80を備
えたプリフォームのゲートカット装置によれば、前述し
た水平方向移載装置からカット治具81の内挿孔81a
内に一サイクル分のプリフォーム10が挿入されると、
エアシリンダ88が伸長し、挾持プレート82がF方向
にスライド移動してカット治具81との隙間でプリフォ
ーム10のフランジ部10bを挾持する。カット治具8
1が一サイクル分のプリフォーム10を挾持して前述し
た実施の形態の場合と同様に移動し、前述した垂直方向
移載装置との対面位置で停止すると、エアシリンダ88
が短縮し、挾持プレート82によるプリフォーム10の
挾持を解除することができる。
【0051】つまり、前述した実施の形態では、エア加
圧によりプリフォーム10を保持するようにしたが、本
実施の形態では、挾持プレート82によりプリホーム1
0を挾持するようにしたのである。
【0052】したがって、前述した実施の形態と同様な
効果を得ることができるのはもちろんのこと、前述した
実施の形態の場合よりもプリフォーム10を強固に保持
することができるので、プリフォーム10をより安全に
搬送することができる。
【0053】本発明によるプリフォームのゲートカット
装置の第三番目の実施の形態を図12〜16を用いて説
明する。なお、図12は、そのカット治具部分の抽出拡
大背面図、図13は、図12の矢線XIII部の抽出拡大
図、図14は、図13の XIV−XIV 線断面矢視図、図1
5は、図12のXV部の抽出拡大図、図16は、図15の
XVI−XVI 線断面矢視図である。ただし、前述した実施
の形態と同様な部分については、その説明を省略し、前
述した実施の形態と異なる部分についてのみ説明する。
【0054】図12において、120はプリフォーム位
置決め保持手段であるカッテイングユニット、122は
挾持プレートであり、カット治具81は、前述した第二
番目の実施の形態と同様である。図13,14に示すよ
うに、挾持プレート122の挾持孔123は、前述した
第二番目の実施の形態と同様に、その大径部123aが
プリフォーム10のフランジ部10bの径サイズB1
通行を可能にする径サイズC1 をなし、その小径部12
3bがプリフォーム10の上記フランジ部10bの径サ
イズB1 を通行させずにねじ部10cの径サイズB2
下のサイズのみを通行可能にする径サイズC2 をなし、
上記大径部123aと小径部123bとの中心を結ぶ線
が水平方向に沿うように形成されている。
【0055】上記挾持孔123の小径部123bのカッ
ト治具81側は、挾持プレート122のスライド移動に
よるプリフォーム10のフランジ部10aの挾持を容易
にするために傾斜が形成されている。この小径部123
bの上記傾斜の寸度は、当該小径部123bの中心から
大径部123a寄りに1〜2mmずれた位置を中心とする
半径C4 (C2 より3〜4mm大きいサイズ)の円弧およ
び大径部123aの半径C1 と上記円弧との接線に沿っ
て、厚さをD4 としたものとなっている。
【0056】図12に示すように、挾持プレート122
のガイド孔124は、前述した第二番目の実施の形態の
ガイド孔よりも多く形成されている。図15,16に示
すように、挾持プレート122のガイド孔124のカッ
ト治具81との対向面側には、ガイドリング125が配
備され、上記対向面の反対面側には、スプリング127
を間に介在させた一対のワッシャ126が配備されてい
る。挾持プレート122を挟んで対向するガイドリング
125とワッシャ126とは、ボルト128によりカッ
ト治具81に一体的に固定され、当該挾持プレート12
2の前述した摺動移動が可能となるようにカット治具8
1と挾持プレート122との間に所定の大きさの隙間D
1 を開けながら挾持プレート122を厚さ方向に弾力的
に保持している。なお、上記D3 の大きさは、プリフォ
ーム10のフランジ部10bの厚さB3 よりもわずか
(0.3〜1.0mm程度)に薄いサイズとなっている。
【0057】このようなカッテイングユニット120を
備えたプリフォームのゲートカット装置によれば、前述
した水平方向移載装置からカット治具81の内挿孔81
a内に一サイクル分のプリフォーム10が挿入される
と、エアシリンダ88が伸長し、挾持プレート122が
F方向にスライド移動してカット治具81との隙間でプ
リフォーム10のフランジ部10bをスプリング127
の付勢力により確実に挾持する。カット治具81が一サ
イクル分のプリフォーム10を挾持して前述した実施の
形態の場合と同様に移動し、前述した垂直方向移載装置
との対面位置で停止すると、エアシリンダ88が短縮
し、挾持プレート122によるプリフォーム10の挾持
を解除することができる。
【0058】このため、本実施の形態におけるカッテイ
ングユニット120では、前述した第二番目の実施の形
態のカッテイングユニットよりもプリフォーム10をさ
らに強固に保持することができる。
【0059】したがって、第二番目の実施の形態と同様
な効果が得られるのはもちろんのこと、カッテイングユ
ニット120でプリフォーム10をさらに強固に保持す
ることができるので、カット治具81に対してプリフォ
ーム10をより確実に位置決め保持することができ、垂
直方向移載装置における前記押金具のようなプリフォー
ム10のカット治具への位置決め手段を省くことができ
る。
【0060】本発明によるプリフォームのゲートカット
装置の第四番目の実施の形態を図17〜19を用いて説
明する。なお、図17は、その全体概略構造を表す外観
図、図18は、図17のスプルカッタ部分の抽出拡大
図、図19は、図18の矢線 XIX部の抽出拡大断面図で
ある。ただし、前述した実施の形態と同様な部分につい
ては、その説明を省略し、前述した実施の形態と異なる
部分についてのみ説明する。
【0061】図17に示すように、本実施の形態におけ
るプリフォームのゲートカット装置101は、前述した
第一番目の実施の形態のゲートカット装置のフレームの
側方の後方部分に設けたカット手段である回転式のスプ
ルカッタに代えて、フレーム102の側方の中央部分に
カット手段である固定式のスプルカッタ106を設けた
ものである。
【0062】図18,19に示すように、スプルカッタ
106のカッタフレームである支持台112には、カッ
ト治具40の内挿孔40aの上下方向の配列パターンと
対応してプリフォーム10のゲート10aと対面できる
ように配設された複数のカッタ111が取り付けられて
いる。これらカッタ111は、位置決めピン113で支
持台112に回り止めされると共に、ナット113aで
支持台112に固定されている。また、これらカッタ1
11は、その中心同士を結ぶ線が前述した回転式のスプ
ルカッタの場合と同様に傾斜(3〜10°)するように
配設されている。
【0063】前記支持台112の上下端のブラケット1
18,119間には、前記カッタ111の中心同士を結
ぶ線に沿うように軸心を向けて当該カッタ111と対向
するローラ軸115が軸受116,117を介して回転
可能に支持されている。ローラ軸115の外周は、ゴム
やスポンジなどのような弾性材料からなる押えローラ1
14が同軸をなして嵌着している。
【0064】また、上記カッタ111の刃面111aと
上記押えローラ114の外周面との間隔は、図19に示
すように、プリフォーム10の長さLよりも少し短い長
さ(2〜3mm程度)となるように調整され、当該カッタ
111の上記刃面111aと前記カット治具40の表面
40aとの間隔は、プリフォーム10のゲート10aを
カットするのに支障のない程度の大きさ(1〜2mm程
度)となるように調整されている。
【0065】このようなスプルカッタ106を備えたプ
リフォームのゲートカット装置によれば、前述した水平
方向移載装置からカット治具40の内挿孔40a内に一
サイクル分のプリフォーム10が挿入され、当該カット
治具40がプリフォーム10を保持しながら前述した実
施の形態と同様にして移動すると、カット治具40がス
プルカッタ106のカッタ111と押えローラ114と
の間を通行する、すなわち、カット治具40は、上記カ
ッタ111と押えローラ114とで挟まれるようにな
る。このようにしてカット治具40がカッタ111と押
えローラ114とで挟まれると、カット治具40に保持
されたプリフォーム10を押えローラ114がカッタ1
11へ弾性的に付勢して位置決めし、カッタ111が下
方のプリフォーム10からカット治具40の移動方向に
沿ってゲート10aを順次カットしていく。
【0066】つまり、カット治具40の移動を利用する
ことにより、スプルカッタ106を移動させることなく
プリフォーム10のゲート10aをカットできるように
したのである。このため、スプルカッタ106は、動力
手段がいらないのである。
【0067】したがって、前述した実施の形態と同様な
効果を得ることができるのはもちろんのこと、スプルカ
ッタ106の構成が簡素化しているので、コストを低減
することができる。
【0068】なお、本実施の形態では、スプルカッタ1
06が押えローラ114でプリフォーム10の位置決め
を行いながらカッタ111でゲ−ト10aをカットする
ようにしたので、垂直方向移載装置における前記押金具
のようなプリフォーム10のカット治具への位置決め手
段を省くことができる。
【0069】また、本実施の形態では、第一番目の実施
の形態で適用したカッテイングユニット5を用いたが、
第二,三番目の実施の形態で適用したカッテイングユニ
ット80,120を用いてもよい。
【0070】本発明によるプリフォームのゲートカット
装置の第五番目の実施の形態を図20,21を用いて説
明する。なお、図20は、そのスプルカッタ部分の抽出
拡大正面図、図21は、図20の XXI−XXI 線断面矢視
図である。ただし、前述した実施の形態と同様な部分に
ついては、その説明を省略し、前述した実施の形態と異
なる部分についてのみ説明する。
【0071】図20,21において、70は回転式のス
プルカッタ、102はフレームである。スプルカッタ7
0は、前述した第四番目の実施の形態の場合と同様なフ
レーム102の側方の中央部分に前述した第四番目の実
施の形態の固定式のスプルカッタと同様にして設けられ
ている。
【0072】スプルカッタ70のカッタフレーム71の
カット治具40との対向面側には、複数の回転カッタ7
4が軸受75を介して上下方向に沿った所定の位置、す
なわち、カット治具40の内挿孔40aの上下方向の配
列パターンに対応するようにして回転可能に設けられて
おり、これら回転カッタ74の軸心同士を結ぶ線は、鉛
直線に対して所定の角度(3〜10°)で傾斜してい
る。当該回転カッタ74の軸74aの基端には、プーリ
76aが同軸をなして設けられている。カッタフレーム
71に位置調整可能に設けられたブラケット78には、
モータ77が取り付けられている。モータ77の回転軸
には、プーリ76cが前記プーリ76aと同一平面上で
回転できるように設けられている。また、カッタフレー
ム71には、軸79に同軸をなして取り付けられたプー
リ76bが上記プーリ76aと同一平面上で回転できる
ように軸受75を介して設けられている。上記プーリ7
6a,76b,76cは、ベルト73で連絡されてい
る。
【0073】前記カッタフレーム71の上下端に設けら
れた対をなすブラケット72間には、前記カッタ74の
中心同士を結ぶ線に沿うように軸心を向けて当該カッタ
74と対向するローラ軸115が図示しない軸受を介し
て回転可能に支持されている。ローラ軸115の外周
は、ゴムやスポンジなどのような弾性材料からなる押え
ローラ114が同軸をなして嵌着している。
【0074】つまり、本実施の形態におけるスプルカッ
タ70は、前述した第四番目の実施の形態における固定
式のスプルカッタを回転式としたものなのである。した
がって、前述した実施の形態と同様な効果を得ることが
できる。
【0075】なお、本実施の形態では、第一番目や第四
番目の実施の形態で適用したカッテイングユニット5を
用いたが、第二,三番目の実施の形態で適用したカッテ
イングユニット80,120を用いてもよい。
【0076】つまり、第四番目や第五番目の実施の形態
のゲートカット装置で適用したカッテイングユニット5
(図17参照)を第二番目や第三番目の実施の形態で適
用したカッテイングユニット80(図9参照),120
(図12参照)に代えれば、スプルカッタ106の押え
ローラ114等を不要とすることができるので、スプル
カッタの構成をさらに簡素化することができるようにな
るのである。
【0077】
【発明の効果】本発明のプリフォームのゲートカット装
置によれば、プリフォームの成形後の次工程の前に先立
って行うゲートのカットを効率よく行うことができるの
で、生産効率を大幅に向上させることができると共に、
ゲートカットに係る設置スペースが少なくて済むので、
設置に係るスペースを容易に確保することができる。こ
れにより、製造されたプリフォームのゲートを省スペー
スで簡単にカットすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリフォームのゲートカット装置
の第一番目の実施の形態の全体構造を表す外観図であ
る。
【図2】図1の水平方向移載装置部分の構成を表す一部
破断斜視図である。
【図3】図2の矢線 III部の抽出拡大断面図である。
【図4】図1の垂直方向移載装置部分の構成を表す一部
破断斜視図である。
【図5】図4の矢線V部の抽出拡大断面図である。
【図6】図1のカッテイングユニット部分の構造を表す
斜視図である。
【図7】図1のスプルカッタ部分の構造を表す斜視図で
ある。
【図8】図7の矢線VIII部の抽出拡大断面図である。
【図9】本発明によるプリフォームのゲートカット装置
の第二番目の実施の形態のカット治具部分の抽出拡大背
面図である。
【図10】図9の矢線X部の抽出拡大図である。
【図11】図10のXI−XI線断面矢視図である。
【図12】本発明によるプリフォームのゲートカット装
置の第三番目の実施の形態のカット治具部分の抽出拡大
背面図である。
【図13】図12の矢線XIII部の抽出拡大図である。
【図14】図13の XIV−XIV 線断面矢視図である。
【図15】図12のXV部の抽出拡大図である。
【図16】図15の XVI−XVI 線断面矢視図である。
【図17】本発明によるプリフォームのゲートカット装
置の第四番目の実施の形態の全体概略構造を表す外観図
である。
【図18】図17のスプルカッタ部分の抽出拡大図であ
る。
【図19】図18の矢線 XIX部の抽出拡大断面図であ
る。
【図20】本発明によるプリフォームのゲートカット装
置の第五番目の実施の形態のスプルカッタ部分の抽出拡
大正面図である。
【図21】図20の XXI−XXI 線断面矢視図である。
【図22】プリフォームの従来の製造装置の一例の平面
図である。
【図23】図22の要部の正面図である。
【図24】図23の作動説明図である。
【図25】図22の整列手段の要部の抽出拡大斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ゲートカット装置 2 フレーム 3 水平方向移載装置 4 垂直方向移載装置 5 カッテイングユニット 6 スプルカッタ 7 パレットコンベア 9 パレット 9a 収納孔 10 プリフォーム 10a ゲート 11 保持台 11b,11c エア流路 12 保持バー 12a 保持部 12b フランジ部 12d エア流路 13 回転フレーム 14,16 軸受 18 エアシリンダ 22 ガイドバー 24 エアシリンダ 28 押金具 40 カット治具 40a 内挿孔 40b エア流路 41 ガイドレール 42 ガイドユニット 43 エアシリンダ 51 カッタフレーム 52 回転カッタ 53 軸受 54a,54b プーリ 55 モータ 56 ブラケット 57 ベルト 58 モータ 60 モータ 61 軸受 63 ねじ軸 64 ブロックナット 70 スプルカッタ 71 カッタフレーム 73 ベルト 74 カッタ 75 軸受 76a,76b,76c プーリ 77 モータ 78 ブラケット 80 カッテイングユニット 81 カット治具 81a 内挿孔 82 挾持プレート 82a ガイド孔 83 挾持孔 83a 大径部 83b 小径部 84 スペーサ 85 ガイドスペーサ 86 ボルト 88 エアシリンダ 101 ゲートカット装置 102 フレーム 106 スプルカッタ 111 カッタ 112 支持台 114 押えローラ 115 ローラ軸 116,117 軸受

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機で成形されたプリフォームを
    成形時と同一の配列パターンのままで受け取ると共に当
    該配列パターンのままで当該プリフォームを受け渡しで
    きる第一移載手段と、 前記第一移載手段から前記プリフォームを上記配列パタ
    ーンのままで受け取り、当該プリフォームのゲートを所
    定のカット寸度に位置決めできるように当該プリフォー
    ムを上記配列パターンのままで保持できるプリフォーム
    位置決め保持手段と、 前記プリフォーム位置決め保持手段で保持された前記プ
    リフォームの前記ゲートをカットするカット手段と、 前記プリフォーム位置決め保持手段から前記プリフォー
    ムを上記配列パターンのままで受け取ると共に所定の位
    置に配備されているパレットに当該プリフォームを当該
    配列パターンのままで受け渡しできる第二移載手段とを
    備えてなることを特徴とするプリフォームのゲートカッ
    ト装置。
  2. 【請求項2】 前記第一移載手段が前記射出成形機のプ
    リフォーム送出部分と前記プリフォーム位置決め保持手
    段とに一端面が対面できるように回転可能に支持された
    第一回転フレームと、 前記第一回転フレームの上記一端面に進退移動可能に設
    けられた第一保持台と、 前記第一保持台の正面に前記配列パターンと同一の配列
    パターンで複数突設され、前記プリフォームの内部と挿
    抜自在に嵌合できると共に先端からエアを吸排できる第
    一保持バーとを備えてなることを特徴とする請求項1に
    記載のプリフォームのゲートカット装置。
  3. 【請求項3】 前記第二移載手段が所定の位置に配備さ
    れている前記パレットのプリフォーム保持面と前記プリ
    フォーム位置決め保持手段とに一端面が対面できるよう
    に回転可能に支持された第二回転フレームと、 前記第二回転フレームの上記一端面に進退移動可能に設
    けられた第二保持台と、 前記第二保持台の正面に前記配列パターンと同一の配列
    パターンで複数突設され、前記プリフォームの内部と挿
    抜自在に嵌合できると共に先端からエアを吸排できる第
    二保持バーとを備えてなることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のプリフォームのゲートカット装置。
  4. 【請求項4】 前記プリフォーム位置決め保持手段が前
    記第一移載手段と前記第二移載手段との間を往復移動で
    きるように設けられ、前記プリフォームが挿抜自在に各
    々嵌合できる複数の内挿孔を前記配列パターンと同一の
    配列パターンで有すると共に当該内挿孔にエアを送給し
    て上記プリフォームを保持させるエア流路を有し、当該
    内挿孔での上記プリフォームの保持時に当該プリフォー
    ムの前記ゲートを所定のカット寸度で当該内挿孔から突
    出させる厚さをなす板状のカット治具を備えてなること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のプリフ
    ォームのゲートカット装置。
  5. 【請求項5】 前記プリフォーム位置決め保持手段が前
    記第一移載手段と前記第二移載手段との間を往復移動で
    きるように設けられ、前記プリフォームが挿抜自在に各
    々嵌合できる複数の内挿孔を前記配列パターンと同一の
    配列パターンで有し、当該内挿孔での上記プリフォーム
    の保持時に当該プリフォームの前記ゲートを所定のカッ
    ト寸度で当該内挿孔から突出させる厚さをなす板状のカ
    ット治具と、 前記カット治具の前記プリフォームの挿抜側の面に沿っ
    て所定の大きさの隙間をあけながらスライド移動できる
    ように当該カット治具に設けられ、上記プリフォームを
    上記カット治具とで挟んで保持する挾持プレートとを備
    えてなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載のプリフォームのゲートカット装置。
  6. 【請求項6】 前記カット手段が前記プリフォーム位置
    決め保持手段に沿って移動可能に設けられたカッタフレ
    ームと、 前記プリフォーム位置決め保持手段の前記配列パターン
    の前記カッタフレームの移動方向と交差する方向の配列
    に対応するように当該カッタフレームに設けられ、前記
    プリフォーム位置決め保持手段で保持された前記プリフ
    ォームの前記ゲートに対面して当該ゲートをカットする
    カッタとを備えてなることを特徴とする請求項1から4
    のいずれかに記載のプリフォームのゲートカット装置。
  7. 【請求項7】 前記カット手段が 前記カット治具の移動方向と交差する方向の当該カット
    治具の前記配列パターンの配列に対応する前記プリフォ
    ームの前記ゲートに対面できるように前記第一移載手段
    と前記第二移載手段との間に配設された複数のカッタ
    と、 前記カッタの配設方向へ軸心を向けると共に前記カット
    治具を当該カッタとで挟むように当該カッタに対向し、
    当該カット治具に保持されている前記プリフォームを上
    記カット治具に押し付けるように弾性的に付勢する回転
    可能な押えローラとを備えてなることを特徴とする請求
    項4または5に記載のプリフォームのゲートカット装
    置。
  8. 【請求項8】 前記カット手段が前記カット治具の移動
    方向と交差する方向の当該カット治具の前記配列パター
    ンの配列に対応する前記プリフォームの前記ゲートに対
    面できるように前記第一移載手段と前記第二移載手段と
    の間に配設された複数のカッタを備えてなることを特徴
    とする請求項5に記載のプリフォームのゲートカット装
    置。
  9. 【請求項9】 前記カッタが駆動回転することを特徴と
    する請求項6から8のいずれかに記載のプリフォームの
    ゲートカット装置。
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