JP2001334567A - ブロー成形方法およびその設備 - Google Patents
ブロー成形方法およびその設備Info
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Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
まで効率的に製品を得る。 【解決手段】製品を搬出する第1搬出位置X1と第2搬
出位置X2との間を往復移動可能な1対の開閉アーム10
1に、製品把持部115,116、ラベル把持部119を設ける。
また、第1搬出位置X1にラベル供給装置を設ける一
方、製品を把持する把持状態とラベル取出状態と、ラベ
ル装着状態と型開きした割金型と製品との間に進入する
中間状態との各開閉状態にする開閉機構110を開閉アー
ムに設ける。製品排出位置、第1搬出位置、第2搬出位
置の3つの位置に開閉アームを2つずつの位置に往復移
動しながら、開閉アームを各開閉状態に開閉すること
で、製品の取出し搬出とラベルの取出し装着とを行うこ
とができ、ロータリ式に比べ少量の割金型で効率的に成
形ができるとともに、製品の取り出しとラベルの装着の
ためのサイクルタイムも短縮することができる。
Description
およびその設備に関し、製品の取り出しやラベルの金型
への装着等を含む一連のブロー成形が効率的にでき、し
かも少量生産から大量生産にまで対応できるようにした
ものである。
が広く用いられており、ダイヘッドから押出されたパリ
ソンを型開きした1対の割金型で受け取り、型閉めを行
なってエアを吹き込み、しかるのち、型開きして製品を
取り出すようにしている。
置としては、金型の移動形式で大別すると、環状に金型
を移動するロータリ式と直線状に金型を往復移動するシ
ャトル式のものがある。
を環状軌条に多数固定して環状に移動させながら連続的
にそれぞれの割金型の開閉を行い、環状軌条を1回転す
る間に製品の取り出しまでを行なってブロー成形を完了
するようになっている。
直線的に往復移動する割金型を2組設置し、交互に往復
移動させてパリソンを受け取りブロー成形を行うように
なっている。
産する場合には、ロータリ式のブロー成形装置を用いる
ことにより環状に固定された多数個、例えば12〜14
個の割金型で効率的に成形することができる。
てブロー成形を行うシャトル式のブロー成形装置では、
割金型の往復移動速度を増大してもその成形能力に限界
があり、大量生産には適さず、少量生産に適した装置で
ある。
どの形状の多様化などに対応するため、多種少量生産が
必要な場合に、ロータリ式のブロー成形装置では、12
〜14個が一組となっている金型をそれぞれ交換しなけ
ればならず、交換に時間が掛かるとともに、金型の製作
コストも嵩んでしまう。
シャトル式のブロー成形装置を用いることで、割金型の
個数が少なく交換に要する時間も短く、製作コストも掛
からないが、大量生産が必要な場合には、その成形能力
から限界がある。
取り付ける必要がある場合も多く、ブロー成形と同時に
ラベルを取り付けることが広く行われており、割金型の
型開きが行われ、製品が製品取り出し用のロボット等で
取り出された後、ラベル装着用のロボット等で割金型に
ラベルを装着することが行われるため、2組のロボット
などが必要となり、これらの動作に必要なサイクルタイ
ムが長く、効率的にブロー成形することができない。
リなどが発生しており、ブロー成形により最終製品を得
るためにはバリ取りなど種々の装置を備えた工程が必要
となる。
解決するためになされたもので、金型の交換時間を短縮
でき、少量生産から大量生産まで効率的にブロー成形し
て最終製品を得ることができるブロー成形方法およびそ
の設備を提供しようとするものである。
題を解決するためこの発明の請求項1記載のブロー成形
方法は、割金型に供給されるパリソンを型閉めしてブロ
ー成形した後、製品排出位置で型開きして製品を搬出す
るようにしたブロー成形法において、前記製品排出位置
の搬出方向下流側に製品を搬出する第1搬出位置と第2
搬出位置とを等間隔に配置するとともに、第1搬出位置
に対応してラベル供給部を配置する一方、これら2つの
位置の間隔に対応する長さの開閉可能な1対の開閉アー
ムを前記3つの各位置に往復移動しながら、前記開閉ア
ームを開閉して製品を把持解放する把持解放状態と前記
開閉アームを開いて前記ラベル供給部からラベルを取り
出すラベル取出状態と、取り出したラベルを前記割金型
に装着するラベル装着状態と、型開きした割金型と製品
との間に進入する中間状態との各開閉状態に開閉して製
品の取り出し搬出とラベルの取り出し装着とを行うこと
を特徴とするものである。
置、第1搬出位置、第2搬出位置の3つの位置を等間隔
に配置し、第1搬出位置にラベル供給部を配置してお
き、これらの位置の間隔に対応する長さの1対の開閉ア
ームを2つずつの位置に往復移動しながら、開閉アーム
を開閉して製品を把持解放する把持解放状態と、開閉ア
ームを開いてラベル供給部からラベルを取り出すラベル
取出状態と、取り出したラベルを割金型に装着するラベ
ル装着状態と、型開きした割金型と製品との間に進入す
る中間状態との各開閉状態に開閉することで、製品の取
り出し搬出とラベルの取り出し装着とを行うようにして
おり、製品の取り出しとラベルの装着とを1つの開閉ア
ームの開閉動作と往復動作で行うことで、ロータリ式の
場合に比べ少量の割金型で効率的にブロー成形でき、し
かも製品の取り出しとラベルの装着に必要なサイクルタ
イムも短縮できるようになる。
形方法は、請求項1記載の構成に加え、前記第1搬出位
置で、搬出された製品の底部のバリを除去して載置可能
とすることを特徴とするものである。
置で、搬出された製品の底部のバリを除去するようにし
ており、製品の底部を下にして第1搬出位置に置くこと
ができるようになる。
成形方法は、請求項1または2記載の構成に加え、前記
第2搬出位置で、搬出された製品の側面周囲のバリを除
去するようにしたことを特徴とするものである。
置で、搬出された製品の側面周囲のバリを除去するよう
にしており、製品を割金型から取り出して搬出する間に
完全にバリを除去することができるようにしている。
形方法は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に加
え、前記第2搬出位置から製品を受け取り、方向を変
え、下降させて次工程に搬出するようにしたことを特徴
とするものである。
置から製品を受け取り、方向を変え、下降させて次工程
に搬出するようにしており、製品を拘束して所望の状態
で次工程に送り出すことができ、次工程での取り扱い等
が容易にできるようになる。
成形設備は、割金型に供給されるパリソンを型閉めして
ブロー成形した後、製品排出位置で型開きして製品を搬
出するブロー成形設備において、前記製品排出位置の搬
出方向下流側に製品を搬出する第1搬出位置と第2搬出
位置とを等間隔に配置し、これら2つの位置の間隔に対
応する長さでこれらの位置の間を往復移動可能な1対の
開閉アームを設け、これら開閉アームの両端部内側にそ
れぞれ製品把持部を設けるとともに、搬出方向上流側の
端部外側にラベル把持部を設け、前記第1搬出位置にラ
ベル供給装置を設ける一方、前記開閉アームを開閉して
製品を把持解放する把持解放状態と、前記開閉アームを
開いて前記ラベル供給装置からラベルを取り出すラベル
取出状態と、取り出したラベルを前記割金型に装着する
ラベル装着状態と、型開きした割金型と製品との間に進
入する中間状態との各開閉状態にする開閉機構を当該開
閉アームに設け、製品の取り出し搬出と同時にラベルの
取り出し装着とを行うことを特徴とするものである。
設備に、製品排出位置の搬出方向下流側に製品を搬出す
る第1搬出位置と第2搬出位置とを等間隔に配置し、こ
れら2つの位置の間隔に対応する長さでこれらの位置の
間を往復移動可能な1対の開閉アームを設け、これら開
閉アームの両端部内側にそれぞれ製品把持部を設けると
ともに、搬出方向上流側の端部外側にラベル把持部を設
け、前記第1搬出位置にラベル供給装置を設ける一方、
前記開閉アームを開閉して製品を把持解放する把持解放
状態と、前記開閉アームを開いて前記ラベル供給装置か
らラベルを取り出すラベル取出状態と、取り出したラベ
ルを前記割金型に装着するラベル装着状態と、型開きし
た割金型と製品との間に進入する中間状態との各開閉状
態にする開閉機構を当該開閉アームに設けるようにして
おり、製品排出位置、第1搬出位置、第2搬出位置の3
つの位置に開閉アームを2つずつの位置に往復移動しな
がら、開閉アームを各開閉状態に開閉することで、製品
の取り出し搬出とラベルの取り出し装着とを行うことが
でき、ロータリ式の場合に比べ少量の割金型で効率的に
ブロー成形でき、しかも製品の取り出しとラベルの装着
のためのサイクルタイムも短縮できるようになる。
形設備は、請求項5記載の構成に加え、前記開閉アーム
の開閉機構を、各アームに形成したカム溝と、各カム溝
に装着されるローラを両端部に備えるとともに回転駆動
される回動アームとで構成したことを特徴とするもので
ある。
の開閉機構を、各アームに形成したカム溝と、各カム溝
に装着されるローラを両端部に備えるとともに回転駆動
される回動アームとで構成するようにしており、回動ア
ームの回動角度を制御することで簡単かつ高精度に開閉
アームを各開閉状態にすることができるようになる。
成形設備は、請求項5または6記載の構成に加え、前記
開閉アームの製品把持部を製品形状に対応して着脱可能
に構成したことを特徴とするものである。
の製品把持部を製品形状に対応して着脱可能に構成する
ようにしており、製品形状が変わる場合にも簡単に対応
できるようにしている。
形設備は、請求項5〜7のいずれかに記載の構成に加
え、前記開閉アームの製品把持部のうち搬出方向下流側
の製品把持部を、製品把持状態で製品上部側面周囲のバ
リ取りを可能とする形状に構成したことを特徴とするも
のである。
の製品把持部のうち搬出方向下流側の製品把持部を、製
品把持状態で製品上部側面周囲のバリ取りを可能とする
形状に構成するようにしており、製品を把持状態にした
ままバリ取りができ、完全なバリ取りができるようにし
ている。
成形設備は、請求項5〜8のいずれかに記載の構成に加
え、前記ラベル供給装置を、割金型への装着状態に対応
させて上下方向位置および水平軸回りの回動位置を調整
可能に構成したことを特徴とするものである。
装置を、割金型への装着状態に対応させて上下方向位置
および水平軸回りの回動位置を調整可能に構成してあ
り、割金型へ所望の装着状態(装着位置や装着角度な
ど)でラベルを装着することができるようにしている。
成形設備は、請求項5〜9のいずれかに記載の構成に加
え、前記第1搬出位置で、搬出された製品の底部のバリ
を除去して載置可能とする底部バリ取り装置を設けたこ
とを特徴とするものである。
置に、搬出された製品の底部のバリを除去して載置可能
とする底部バリ取り装置を設けるようにしており、底部
のバリを除去することで底部を下にして第1搬出位置に
置くことができるようになる。
ー成形設備は、請求項5〜10のいずれかに記載の構成
に加え、前記底部バリ取り装置を、製品の中心軸を挾む
両側から突出させて捩じる押し棒を備えて構成したこと
を特徴とするものである。
り装置を、製品の中心軸を挾む両側から突出させて捩じ
る押し棒を備えて構成してあり、押し棒で両側から挾む
ようにしてバリを捩じり落とすことができ、簡単にバリ
取りができるようになる。
成形設備は、請求項5〜11のいずれかに記載の構成に
加え、前記第2搬出位置で、搬出された製品の上部側面
周囲のバリを除去するバリ取り装置を設けたことを特徴
とするものである。
置で、搬出された製品の上部側面周囲のバリを除去する
バリ取り装置を設けるようにしており、製品を割金型か
ら取り出して搬出する間に完全にバリを除去することが
できるようになる。
ー成形設備は、請求項5〜12のいずれかに記載の構成
に加え、前記バリ取り装置を、製品上端部のねじ部を挾
んでバリを取るねじ部用バリ取り部と製品の側面を挾ん
で側面周囲のバリを取る側面バリ取り部とを備えて構成
したことを特徴とするものである。
置を、製品上端部のねじ部を挾んでバリを取るねじ部用
バリ取り部と製品の側面を挾んで側面周囲のバリを取る
側面バリ取り部とを備えて構成してあり、ねじ部と側面
部のバリを除去することで、完全なバリ取りができるよ
うになる。
成形設備は、請求項5〜13のいずれかに記載の構成に
加え、前記第2搬出位置から製品を受け取り、方向を変
え、下降させて次工程に搬出する受取反転搬出装置を設
けたことを特徴とするものである。
置から製品を受け取り、方向を変え、下降させて次工程
に搬出する受取反転搬出装置を設けるようにしており、
次工程での取り扱いに適した状態で製品を搬出すること
ができるようになる。
の一実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図3はこの発明のブロー成形設備の一実施の形態
にかかり、図1は概略平面配置図、図2は右半分の拡大
平面配置図、図3はブロー成形装置を除いて示す平面図
および正面図である。
ロー成形装置10を備えており、例えば図1に概略平面
配置状態図を示すように、1つのダイヘッドEから押出
されるパリソンを、2列の金型列にそれぞれ2つずつの
割金型を配置して4ステージA,B,C,Dの割金型を
直交する2つの移動方向x,yに移動することを組み合
わせながら交互にブロー成形するようにしてある。
ー成形装置10の2列の金型列に対してそれぞれ製品の
搬出やバリ取り、ラベルの装着等を行う装置を設けて構
成してあるが、各金型列に対する各装置は同一構成であ
るので一方の金型列のもので説明する。
り出しおよび割金型にラベルを装着するため取出し装置
100が設けられる。
われた後、割金型が開放されて製品を取り出す製品排出
位置Xの搬出方向下流側に、取り出した製品を載置する
第1搬出位置X1が定められるとともに、これら製品排
出位置Xと第1搬出位置X1との間隔と同一の間隔で第
1搬出位置X1の搬出方向下流側に第2搬出位置X2が
定められ、等間隔に3つの位置X,X1,X2が定めら
れている。
排出位置Xと第1搬出位置X1との間および第1搬出位
置X1と第2搬出位置X2との間で製品を搬出するため
開閉アーム101が備えられ、開閉可能な1対のアーム
で構成され、その搬出方向の長さが製品排出位置Xと第
1搬出位置X1との間隔(第1搬出位置X1と第2搬出
位置X2との間隔)に対応する長さとされ、それぞれの
位置で同時に作業できるようにしてある。
示すように、鋼材で枠組みされた装置フレーム102に
2本のガイドレール103が搬出方向に沿って平行に取
り付けられ、このガイドレール103に沿ってアーム移
動台104が搬出方向に往復移動可能に設けてある。
レール103の間に配置されたボールネジ105にねじ
込まれたボールナット106が搬出方向下流側の上面に
固定してあり、ボールネジ105の端部に取り付けたサ
ーボモータ107で回転駆動することで、このアーム移
動台104を往復移動できるようにしてある。
搬出方向に直角な開閉方向に沿って2本のガイドレール
108が取り付けてあり、これらガイドレール108に
沿って1対の開閉アーム101が開閉可能に設けてあ
る。
閉機構110が設けられ、アームの搬出方向に沿ってそ
れぞれカム溝111が形成してあり、これらカム溝11
1に、回動アーム112の両端部に取り付けたローラ1
13が装着され、アーム移動台104に搭載したサーボ
モータ114で回動アーム112を回転駆動すること
で、開閉アーム101を開閉するようにしてある。この
開閉アーム101は、閉じて製品を把持する把持状態
と、開いて製品を解放する解放状態と、ラベルをラベル
供給装置から取出すラベル取出状態と、取り出したラベ
ルを割金型に装着するラベル装着状態と、これらの中間
の製品と型開きした割金型の間を移動できる中間状態と
の各開閉状態に、回動アーム112の回転角度を制御す
ることで開閉される。
閉状態は、閉じた状態、開いてラベルを取る取出状態、
さらに開いてラベルを割金型に装着する装着状態、中間
状態の4つとなるが、製品に大きさによって、開閉アー
ム101のラベル取出状態と割金型へのレベルの装着状
態とを同一開閉状態で行うことができる場合もあり、こ
の場合には、開閉アーム101を閉じた状態、開いた状
態、中間の状態の3つの開閉状態に開閉すれば良いこと
なる。
移動されるとともに、上記各開閉状態に開閉される1対
の開閉アーム101には、両端部内側に対向して製品把
持部115,116が設けられ、搬出方向下流側の製品
把持部116は製品を把持した状態でバリ取りができる
ように高さが低く、しかも製品の上下方向中央部を把持
できるようにしてある。
は、それぞれ製品形状によって着脱できる把持パッド1
17,118が位置決め溝を介してボルトで取り付けら
れている。
の端部には、製品把持部115の外側にラベル把持部1
19が設けられ、真空吸着パッドによりラベルを真空吸
着できるようにしてある。
ラベル把持部119にラベルを吸着し、開放された割金
型の金型と製品との間の空間に中間状態に開かれた開閉
アーム101を移動した後、開閉アーム101をさらに
開いて割金型の内側にラベルを装着し、次いで開閉アー
ム101を閉じることで製品把持部115の把持パッド
117で製品を把持することができる。また、製品把持
部116では、開閉アーム101の開閉で把持パッド1
18で製品を把持したり、解放することができ、製品を
把持した状態でバリが露出し、バリ取りができるように
なる。
搬出位置に対応してラベル供給部となるラベル供給装置
200が設けられ、ラベルを1枚ずつ供給するようにし
てある。
分を省略した分解状態を示すように、昇降台201上に
支持台202が前方に突き出して取り付けられ、その先
端部にラベル取出し枠203が支柱を介して支持台20
2の表面との間に隙間をあけて取り付けてあり、ラベル
取出し枠203の上下にラベルを1枚ずつ供給できるよ
うにエアノズルが設けられ、エアを吹き付けて剥がすこ
とができるようにしてある。また、ラベル取出し枠20
3の両側に係止爪204がそれぞれ3個ずつ僅かに内側
に突き出して取り付けてあり、重ねられたラベルの先端
面を押えるとともに、取出す場合には、これら6個の係
止爪204を乗り越えて引き出すことができるようにし
てある。
は、側面枠205が支持台202に固定され、これら側
面枠205の内側に断面L字状のラベル支持枠206が
底面部分を内側にして対向するよう配置され、2つの底
面部分の中央に隙間があけられ、側面枠205およびラ
ベル取出し枠203に長孔を介してボルトで取り付けて
ある。これらラベル支持枠206の取付位置を変えるこ
とで、幅の異なるラベルを支持することができる。
は、ラベル押え板207が配置され、2つのラベル支持
枠206の底面部分の間の隙間から下側に、このラベル
押え板207と一体に形成された逆T字状の移動部20
8が配置され、この移動部208が支持台202に取り
付けた2本のガイドレール209に沿って移動可能とな
っており、移動部208の後方に取り付けた巻取用のば
ねを備えた巻取ドラム210のベルト211を支持台2
02の先端部に固定することで巻取ドラム210の巻取
力によってラベル押え板207を常に前方に押すように
なっている。
間に垂直な状態のラベルを重ねた状態にして入れ、先端
のラベルをラベル取出し枠203の係止爪204に係止
した状態とし、後端のラベルをラベル押え板207で常
に前方に押すようにすることで、ラベルをラベル取出し
枠203から取出し装置100のラベル把持部119に
設けた真空吸着パッドで真空吸着し、エアノズルから吹
き出すエアで1枚ずつ取出すことができる。
への貼付位置を変える必要がある場合があり、このラベ
ル供給装置200では、昇降台201が昇降されるとと
もに、昇降台201を水平軸回り傾けることができるよ
うにしてある。
12上にラベルの面と平行な2つ1組の固定ブロック2
13が前後に取り付けられ、各固定ブロック213に同
一の円周の一部をなす円弧状のガイド溝214が形成し
てある。そして、この架台212の上方に傾斜板215
が配置され、下方に突き出た4つの脚部216に取り付
けたガイドローラ217がそれぞれガイド溝214に装
着され、傾斜板215をガイド溝214に沿って傾ける
ことができるようになっている。
ため、傾斜板215の後端部に下方に突き出して固定板
218が取り付けてあり、この固定板218にもガイド
溝214と同一曲率の円弧状の固定用溝219が2つ形
成され、固定用溝219に沿う固定用駒220を溝内に
位置させ、架台212に固定したブラケット221と座
金222とで挾んでボルトで締付けて固定するようにな
っている。さらに、傾斜板215を傾斜させるため、傾
斜板215の側方から下に突き出してカムローラ223
が取り付けられ、架台212に往復移動可能とされた移
動板224に取り付けた垂直方向のカム溝225内にカ
ムローラ223が装着され、送りねじ機構226を手動
で回転することでカム溝225を往復移動させ、カムロ
ーラ223を介して傾斜板215を傾けることができる
ようにしてある。
に昇降ガイド棒227が取り付けてあり、昇降台201
のガイドブロック228が昇降ガイド棒227に沿って
昇降可能に装着され、傾斜板215の下面に取り付けた
ネジジャッキ229の昇降部230を昇降台201の下
面に固定してある。そして、ネジジャッキ229の操作
ハンドル230が傾斜板215と一体の固定板218の
後方に配置され、連結ロッド231で連結されている。
ャッキ229を介して昇降台201を昇降させることが
でき、傾斜板215を傾けることと組合わせてラベルが
搭載支持される支持台202を架台212に対して昇降
させたり、水平軸回りに傾けることができる。
出位置X1に搬出された製品の底部のバリを除去する底
部バリ取り装置300が設けてあり、搬出される製品を
一旦、底を下にして仮置きできるようにしてある。
略斜視状態を示すように、製品の搬出方向と直交する方
向の両側に、製品の底部を両側から挾む2つ割りの挾持
部材301が配置され、その下端部に製品の中心軸から
それぞれ搬出方向に僅かずつずらして突出する押し棒3
02が取り付けてある。これら挾持部材301のそれぞ
れが搬出直角方向に沿って2本平行に配置されたガイド
ロッド303とその間に配置された伸縮シリンダ304
のロッド305が連結されて往復移動されるようになっ
ている。さらに、これら把持部材301の間の搬出ライ
ン上には、製品搭載台306が設置してある。
位置X1に搬出された製品を両側から把持部材301で
挾んで押し棒302を製品底部のバリに押し当てるよう
にすることで、バリにその中心軸回りの捩り力を与えて
ねじ切ることができ、バリを除去して製品の底部を下に
して製品搭載台306上に載置することができる。
出位置X2に製品のバリを除去するバリ取り装置400
が設けてある。
視状態を示すように、製品の搬出方向と直交する方向の
両側に、製品を両側から挾んで移動ブロック401,4
02が設けられ、ガイドレール403に沿って往復移動
可能としてある。そして、各移動ブロック401,40
2は、搬出直角方向に沿って2本平行に配置されたガイ
ドロッド404にガイドされるるとともに、ガイドロッ
ド404の間に配置された伸縮シリンダ405のロッド
406が連結されて往復移動されるようになっている。
401,402には、製品の上端部分のねじ部のバリを
除去するため、ねじ部用バリ取り部材407,408が
それぞれ取り付けられ、一方のねじ部用バリ取り部材4
07がねじ部の形状に沿う半分より大きな形状とされ、
これと対向するねじ部用バリ取り部材408はねじ部用
バリ取り部材407と干渉せずにねじ部の側面を押える
ことができるような形状としてある。そして、移動ブロ
ック401には、製品の上部のバリを除去するため製品
の上部側面形状に沿う円弧状の部分と取っ手部分となる
貫通孔に入れるバリ取り部材409が内側に突き出して
取り付けてあり、このバリ取り部材409の下部に一体
に、製品の側面形状に沿う押え部410が設けてある。
さらに、この押え部410の下側には、開閉アーム10
1の製品把持部116と干渉しない間隔をあけて製品の
底部形状に沿う底部押え部411が設けてある。
部側面を押えるバリ取り部412のみがバリ取り部40
9と対向して設けてあり、製品の底部を押える底部押え
部411と対向するものは省略してある。
部116で把持されて第2搬出位置X2に搬出された製
品を両側から移動ブロック401,402を挾むように
移動してねじ部用バリ取り部材407およびバリ取り部
材409を製品の中心を越えて押し込むとともに、製品
を押え部410や底部押え部411と、対向して設けた
ねじ部用バリ取り部材408およびバリ取り部412で
押えることで、製品のねじ部および上部側面、取っ手部
分の貫通孔のバリを除去することができる。
開閉アーム101の製品把持部116で把持された状態
まま、バリが除去され、最終製品となる。
除去された製品を次工程に製品の向き等を拘束して送り
出すため受取反転搬出装置500が設置してあり、例え
ばこのブロー成形設備1では、開閉アーム101で搬出
される製品を90度反転させて方向を変え、成形ライン
高さから次工程のライン高さに合わせて下降させて搬出
するようにしてある。
略斜視状態を示すように、第2搬出位置X2とさらに搬
出方向下流側の位置X3との間を搬出するため、内部に
ガイド機構および往復駆動用のシリンダが設けられた第
1往復台501を備え、この第1往復台501上に搬出
方向下流側から製品を受け取る真空吸着パッド502が
取り付けてある。
去され開閉アーム101の製品把持部116で把持され
た製品を第1往復台501を前進させて搬出方向下流側
から真空吸着パッド502に吸着して受け取り、第1往
復台501を後退させることで下流側の位置X3まで搬
出することができる。
構および昇降駆動用シンリンダが設けられた昇降台50
3がフレーム504に取り付けられて設置され、この昇
降台503上に搬出直角方向に往復移動する内部にガイ
ド機構および往復駆動用のシリンダが設けられた第2往
復台505が設置してある。そして、第2往復台505
上には、ロータリシリンダ506を介して真空吸着パッ
ド507が取り付けてある。
位置X3まで搬出された製品は、昇降台503を上昇さ
せるとともに、第2往復台505を前進させて真空吸着
パッド507で製品の側方を吸着して受け取り、第2往
復台505を後退させて搬出ライン上から退避させる。
空吸着パッド507を90度回転して製品の向きを90
度反転し、昇降台503を下降させて製品を次工程のラ
イン高さに合わせ、図示しないコンベア上に製品を位置
させて真空吸着パッド507による吸着を解放すること
で、製品をコンベアを介して搬出することができ、製品
をコンベアに乗せるまで拘束しているので、安定した状
態で搬出することができ、次工程での処理も容易にでき
る。
とともに、製品の搬出完了までのブロー成形方法につい
て説明するが、ここでは、ブロー成形装置10に1つの
ステージAの割金型に対するブロー成形と、成形後の製
品の取出し搬出について、図9および図10に示す工程
にしたがって説明する。
成形を開始する前に、割金型内にラベルを装着する必要
があり、図9(a)に示すように、取出し装置100の
開閉アーム101を下流側に移動させ、製品把持部11
5を第1搬出位置X1に位置させ、ラベル把持部119
をラベル供給装置200と対向させる。
0のサーボモータ114により回動アーム112を回動
して開いたラベル取出状態としてラベル供給装置200
のラベル取出し枠203のラベルに真空吸着し、開閉ア
ーム101を中間状態に閉じて1枚のラベルを取り出
す。
ーム101をアーム移動台104ごと上流側に移動し、
ラベルを開かれた割金型と対向するようにした後、図9
(c)に示すように、開閉アーム101を開いたラベル
装着状態にしてラベルを割金型内に装着する。
開かれると製品が中央に残った状態となっているので、
開閉アーム101を開いてラベル装着状態でラベルを割
金型内に装着した後、図9(d)に示すように、開閉ア
ーム101を閉じて把持状態として製品把持部115で
中央の製品を把持する。
し、ブロー成形開始時には開閉アーム101を退避させ
るだけとし、連続成形中は、図10(a)に示すよう
に、製品を第1搬出位置X1に移動し、開閉アーム10
1で把持したまま製品の底部のバリを底部バリ取り装置
300で除去し、図10(b)に示すように、開閉アー
ム101を開いて解放状態として製品を製品搭載台30
6に載置した後、ラベル取出状態に開いて次のラベルを
取りに行く。
同時に、ブロー成形装置10では、ラベルが装着された
割金型が閉じられ、ブロー成形が行われ、成形が完了す
ると、再び型開きが行われる(図9(a),(b),図
10(a),(b)参照)。
られた開閉アーム101は、図9(b)に示すように、
再び上流側に移動し、製品の間に位置し、図9(c)に
示すように、開いたラベル装着状態とされて割金型にラ
ベルを装着した後、図9(d)に示すように、開閉アー
ム101を閉じて把持状態として製品把持部115で中
央の製品を把持すると同時に製品把持部116で第1搬
出位置X1の製品搭載台306上の製品を把持する。
ぞれ製品を把持したまま、図10(a)に示すように、
下流側に移動し、第1搬出位置X1の製品を第2搬出位
置X2に移動し、バリ取り装置400でバリ取りを行っ
た後、受取反転搬出装置500の第1往復台501の真
空吸着パッド502により製品を吸着させる。
た製品は第1搬出位置X1で、既に説明したように、底
部のバリ取りが行われる。
アーム101が開かれて解放状態とされ、それぞれの製
品把持部115,116に把持された製品が解放され
る。
したように、製品搭載台306に製品が載置される。
(c)に示すように、第1往復台501を下流側に移動
することで位置X3に移動され、ここで、第2往復台5
05を前進させて真空吸着パッド507で真空吸着した
後、真空吸着パッド502での吸着が開放され、製品が
第2往復台505に受け渡される。
往復台505を後退させた後、ロータリシリンダ506
で真空吸着パッド507を90度回転させ、昇降台50
3を下降させてコンベア上に位置されて真空吸着パッド
507での吸着を解放して搬出が完了する。
ロー成形と製品の搬出を連続的に行うことができる。
割金型だけでブロー成形する場合で説明したが、例えば
後述する4ステージA,B,C,Dの割金型を用いて
A,B,C,Dの順に交互にブロー成形するようにし、
ステージA,CとステージB,Dとからそれぞれ製品を
搬出するようにする場合には、ブロー成形の2つの成形
サイクル分の時間(Aを成形した後、Cを成形するまで
の時間)を利用して搬出すれば良く、十分な時間を確保
することができる。
びブロー成形方法によれば、取り出し装置100の開閉
アーム101によって製品の取り出しと同時に、ラベル
の装着ができるので、2組のロボットなどの装置を必要
とせず、短時間に作業を行うことができ、サイクルタイ
ムを短縮してブロー成形を行うことができるとともに、
構造も簡素化することができる。
アーム101を回動アーム112の角度を制御すること
で各開閉状態にすることができ、高速で確実に所定の開
閉状態にすることができるとともに、サーボモータ10
7で駆動することで、油圧シリンダなどを用いる場合の
作動油の漏洩などによる製品の汚損などの問題が生じる
こともない。
閉アーム101の製品把持部115,116を着脱可能
としたので、製品形状が変わる場合にも製品形状に対応
した形状の製品把持部115,116に交換することで
簡単に対応することができ、多種少量生産への対応も簡
単にできる。
アーム101の製品把持部116を高さを低くするとと
もに、製品の中央を把持するようにしたので、製品を把
持したままバリ取りを行うことができる。
ラベル供給装置200を、割金型への装着状態に対応さ
せて昇降台201を昇降して上下方向位置を調整するこ
とができるとともに、傾斜板215を搬出直角方向と平
行な水平軸回りに傾斜させて回動位置を調整できるよう
にしたので、割金型へ所望の装着状態(装着位置や装着
角度など)でラベルを装着することができる。
1搬出位置X1に、搬出された製品の底部のバリを除去
して載置可能とする底部バリ取り装置300を設けて、
押し棒302を中心軸を挾む両側から偏心させて押し当
てるようにしたので、製品の底部のバリを簡単に除去す
ることができ、これにより、底部を下にして安定した状
態で第1搬出位置に仮置きすることができる。
第2搬出位置X2に、搬出された製品の上部側面周囲の
バリを除去するバリ取り装置400を設け、製品上端部
のねじ部を挾んでバリを取るねじ部用バリ取り部材40
7,408と製品の側面を挾んで側面周囲のバリを取る
バリ取り部材409とを設けたので、ねじ部と側面部の
バリを、製品を挾むように移動ブロック401,402
を移動して挾むことで簡単にバリを除去することができ
る。
反転搬出装置500を設け、第2搬出位置X2から製品
を第1往復台501の真空吸着パッド502で受け取
り、これを第2往復台505の真空吸着パッド507に
受け渡し、この真空吸着パッド507をロータリシリン
ダ506で回動して方向を変えることができ、さらに第
2往復台505ごと下降させて次工程に搬出することが
できるようにしたので、常に製品を拘束した状態で搬出
することができるとともに、次工程での取り扱いに適し
た状態で製品を搬出することができる。
合わせて好適なシャトル式のブロー成形装置10につい
て、図11〜図14により説明する。
ッドEから押出されるパリソンを、2列の金型列にそれ
ぞれ2つずつの割金型を配置して4ステージA,B,
C,Dの割金型を直交する2つの移動方向x,yに移動
することを組み合わせながら交互にブロー成形するよう
になっている。
される架台11を備えており、この架台11上にパリソ
ンを供給するダイヘッドEを挾んで両側にそれぞれLM
ガイド12,13が2本ずつ平行にy方向に取り付けら
れ、それぞれのLMガイド12,13に沿ってy方向移
動台14,15が往復移動可能に設けてある。
に示すように、溶接箱型構造とされ、外形が箱状とさ
れ、内部に補強材などを配置して溶接して構成され、軽
量化が図られている。
図12,13に示すように、LMガイド12,13の間
にそれぞれ配置されたボールネジ16にねじ込まれたボ
ールナット17が底部に固定され、ボールネジ16の端
部に取り付けた歯車機構18を介してサーボモータ19
でボールネジ16を回転駆動することで、y方向移動台
14,15をダイヘッドEと平行に移動できるようにな
っている。
は、それぞれダイヘッドEに対して接近・離反するy方
向と直交するx方向に沿う2組のLMガイド20,2
1,22,23が2本ずつ平行に取り付けられ、各LM
ガイド20〜23に沿ってx方向移動台24,25,2
6,27が往復移動可能に設けてあり、1つのy方向移
動台に2つずつのx方向移動台が設けられている。
に示すように、溶接箱型構造とされ、外形が箱状とさ
れ、内部に補強材などを配置して溶接して構成され、軽
量化が図られている。
12,13に示すように、LMガイド20〜23の間に
それぞれ配置されたボールネジ28にねじ込まれたボー
ルナット29が底部に固定され、ボールネジ28の端部
に取り付けた歯車機構30を介してサーボモータ31で
ボールネジ28を回転駆動することで、各x方向移動台
24〜27をダイヘッドEに対して接近・離反するx方
向に移動できるようになっている。
x方向移動台24〜27はダイヘッドEに対して接近・
離反(x方向の往復移動)したり、平行に移動(y方向
の往復移動)することができる。
同一の機構が搭載されて各ステージA〜Dが構成されて
おり、ここでは、x方向移動台24のAステージを例に
説明し、他のステージB〜Dは、同一部分に同一記号を
記し、説明を省略する。
2本のLMガイド32が設けられて一対の金型支持台3
3が対向して開閉可能に設けられ、これら1対の金型支
持台33,33aの対向面に1対の割金型34,34a
が取り付けられてキャビティが対向している。そして、
この1対の割金型34,34aを開閉して型閉め、型開
きを行うため、架台11でのy方向外側に位置する金型
支持台33にリンク機構35を構成するリンク36の一
端が連結され、このリンク36と連結されたリンク37
の他端を支持台38に回転可能に支持するとともに、歯
車機構39を介してサーボモータ40で回転駆動するこ
とで、一方の割金型34を開閉する。
4aは、図14に示すように、割金型34の金型支持台
33に開閉方向に沿うラック41を取り付けるととも
に、割金型34aの金型支持台33aに連結ロッド42
および緩衝ばね43を介して開閉方向に沿うラック41
aをラック41と対向して取り付け、x方向移動台24
にこれら2つのラック41,41aの間に互いに噛み合
うピニオン44を取り付け、サーボーモータ40で駆動
される割金型34に従動して割金型34aを接近させた
り、離反させることができるようにしてあり、1対の割
金型34,34aの開閉が行われる。
状態で2本のリンク36,37が一直線状になって割金
型34,34aの型閉め位置が定まるようにしてあり、
1対の割金型34,34aが、図示しないそれぞれの型
閉めアームを係止することで連結状態とされ、割金型3
4aの背部に設けた圧力シリンダ45で型閉め力を付与
して型閉め状態にできる一方、型閉め力の影響が緩衝ば
ね43によってラック41,41aやピニオン44など
に及ばないようにしてある。
つのx方向移動台24,26および25,27上の型閉
めされた割金型34,34a内のパリソンにエアを吹き
込むとともに、膨らんだ中間成形品を内側から冷却する
ためのブロー機構46が2つずつ設けてあり、L字型の
ブロー機構支持台47を介して設けてある。
フレーム48がx方向に移動して位置調整可能に設けら
れ、このフレーム48に沿ってブローピン49が昇降可
能に取り付けられ、型閉め状態の割金型34,34a上
に位置して連結・開放できるようにしてある。
向の2本のLMガイドとボールネジによって昇降される
スライドブロック50が設けてあり、このスライドブロ
ック50にさらに2本のLMガイドとボールネジによっ
て昇降されるブロー台51が設けられてブローピン49
が昇降可能に取り付けてあり、割金型34,34aへの
ブローピン49の連結・開放と、膨らんだ中間成形品内
へのブローピン49の挿入・脱出との昇降を2重の昇降
機構によって行うことで全高を低くするようにしてあ
る。
外側には、既に説明したそれぞれ製品の取り出し装置
(ブロー成形設備1の取出し装置100などの各装置)
Tが設けてある。
台の移動が図示しない移動制御手段を構成するコンピュ
ータなどの制御装置で制御されるとともに、割金型の開
閉、ブローピンの昇降やエアの供給などもコンピュータ
などの制御装置で制御されるようにしてある。
10の作用とともに、このブロー成形装置10によるブ
ロー成形法について説明するが、製品の搬出について
は、既に説明したので省略する。図15〜図17はこの
発明のブロー成形法にかかる工程説明図であり、製品の
取出しについては開閉アームの動作の概略のみが図示し
てある。
A,B,C,DのうちステージAとステージCがy方向
に隣接して配置されて一方の金型列とされ、これとダイ
ヘッドEを挾んでステージBとステージDが隣接して配
置されてもう一方の金型列とされ、ステージA,B,
C,Dの順にブロー成形が行われる。
Mガイド12,13に沿って移動してステージAとステ
ージBとがパリンソン受取位置と対向する位置(図面の
左端位置)であるダイヘッドEと対向する位置に移動す
る(図15(a)参照)。
をサーボモータ40、歯車機構39、リンク機構35お
よびラック41、ピニオン44、ラック41aにより型
開き状態にし、x方向移動台24をLMガイド20に沿
ってダイヘッドE直下のパリソン受取位置に移動し、パ
リソンを受け取り(図15(a)参照)、型開きとは逆
にサーボモータ40で型閉めを行う。
割金型34,34aを、x方向移動台24の移動によっ
てLMガイド20に沿って元のダイヘッドEから離反し
た位置であるブロー成形位置に戻すとともに、ブロー機
構46によりブローピン49をスライドブロック50の
下降により割金型34,34aに連結してエアを吹き込
んで膨らませた後、ブロー台51を下降しながらブロー
ピン49を膨らんだ中間成形品の内部まで入れてエアを
吹き込んでブロー成形と冷却を行う。
と同時に、ダイヘッドEを挾んで対向するステージBの
割金型34,34aを型開きした状態で、x方向移動台
25をLMガイド21に沿ってダイヘッドE直下のパリ
ソン受取位置に移動し、パリソンを受け取り(図15
(b)参照)、型開きとは逆にサーボモータ40で型閉
めを行う。
割金型34,34aを、x方向移動台25の移動によっ
てLMガイド21に沿って元のダイヘッドEから離反し
た位置であるブロー成形位置に戻すとともに、ブロー機
構46によりブローピン49をスライドブロック50の
下降により割金型34,34aに連結してエアを吹き込
んで膨らませた後、ブロー台51を下降しながらブロー
ピン49を膨らんだ中間成形品の内部まで入れてエアを
吹き込んでブロー成形と冷却を行う。
方向の移動でパリソン受取位置と対向する位置(図面の
右端位置)であるダイヘッドEと対向する位置(図16
(a)参照)にする。このステージCのパリソン受取位
置と対向するようy方向に移動するのは、ステージAの
x方向移動台24の後退後にステージBの動作と無関係
に行われる。
後退と同時に、ダイヘッドEを挾んで対向する位置とし
てあるステージCの割金型34,34aを型開きした状
態で、x方向移動台26をLMガイド22に沿ってダイ
ヘッドE直下のパリソン受取位置に移動し、パリソンを
受け取り(図16(b)参照)、型開きとは逆にサーボ
モータ40で型閉めを行う。
割金型34,34aを、x方向移動台26の移動によっ
てLMガイド22に沿って元のダイヘッドEから離反し
た位置であるブロー成形位置に戻すとともに、ブロー機
構46によりブローピン49をスライドブロック50の
下降により割金型34,34aに連結してエアを吹き込
んで膨らませた後、ブロー台51を下降しながらブロー
ピン49を膨らんだ中間成形品の内部まで入れてエアを
吹き込んでブロー成形と冷却を行う。
方向の移動でパリソン受取位置と対向する位置(図面の
右端位置)であるダイヘッドEと対向する位置(図16
(b)参照)にする。このステージDのパリソン受取位
置と対向するようy方向に移動するのは、ステージBの
x方向移動台25の後退後にステージCの動作と無関係
に行われる。
後退と同時に、ダイヘッドEを挾んで対向する位置とし
てあるステージDの割金型34,34aを型開きした状
態で、x方向移動台27をLMガイド23に沿ってダイ
ヘッドE直下のパリソン受取位置に移動し、パリソンを
受け取り(図16(b)参照)、型開きとは逆にサーボ
モータ40で型閉めを行う。
割金型34,34aを、x方向移動台27の移動によっ
てLMガイド23に沿って元のダイヘッドEから離反し
た位置であるブロー成形位置に戻すとともに、ブロー機
構46によりブローピン49をスライドブロック50の
下降により割金型34,34aに連結してエアを吹き込
んで膨らませた後、ブロー台51を下降しながらブロー
ピン49を膨らんだ中間成形品の内部まで入れてエアを
吹き込んでブロー成形と冷却を行う。
方向の移動でパリソン受取位置と対向する位置(図面の
左端位置)であるダイヘッドEと対向する位置(図17
(a)参照)にする。そして、ダイヘッドEを挾んで対
向する位置としてあるステージAの割金型34,34a
を型開きし、その後方に設置した製品の取り出し装置T
により、製品を取り出すとともに、ラベルの装着が行わ
れる。このステージAのパリソン受取位置と対向するよ
うy方向に移動し、製品の取り出し等を行うのは、ステ
ージCのx方向移動台26の後退後にステージB,Dの
動作と無関係に行われる。
後退と同時に、ダイヘッドEを挾んで対向する位置にあ
り、製品が取り出されて割金型34,34aが型開きさ
れた状態のステージAを、再びx方向移動台24をLM
ガイド20に沿ってダイヘッドE直下のパリソン受取位
置に移動し、パリソンを受け取り(図17(b)参
照)、型開きとは逆にサーボモータ40で型閉めを行
う。
に、ステージBは、y方向移動台15のy方向の移動で
パリソン受取位置と対向する位置(図面の左端位置)で
あるダイヘッドEと対向する位置(図17(b)参照)
に移動された後、ステージBの割金型34,34aを型
開きし、その後方に設置した製品の取り出し装置Tによ
り、製品を取り出すとともに、ラベルの装着が行われ
る。このステージBのパリソン受取位置と対向するよう
y方向に移動し、製品の取り出し等を行うのは、ステー
ジDのx方向移動台27の後退後にステージA,Cの動
作と無関係に行われる。
位置と対向する位置に移動した後、製品の取り出し、ラ
ベルの装着を行い、再びパリソンをパリソン受取位置で
受け取ることを繰り返して連続的にブロー成形が行われ
る。
ブロー成形法によれば、ステージAとステージCとでな
る2つの割金型34,34aで構成される一方の金型列
およびステージBとステージDとでなる2つの割金型3
4,34aで構成されるもう一方の金型列のy方向の移
動と、各割金型34,34aのx方向の移動とを組み合
わせてブロー成形を行うようにしたので、4つの割金型
で連続してブロー成形ができ、ロータリ式のブロー成形
装置を用いる場合に比べ、金型の数を大巾に削減するこ
とができ、金型交換を短時間に行うことができるととも
に、金型の製作コストを低減することができ、多種少量
生産も効率的に行うことができ、特に少量の生産の場合
には、1つのステージだけでブロー成形したり、2つの
ステージだけでブロー成形することも簡単にできる。
ブロー成形法によれば、1つのダイヘッドEと4ステー
ジの割金型34,34aでブロー成形することができる
ので、安定した状態でパリソンを供給できるとともに、
従来のシャトル式のブロー成形装置に比べ、成形効率を
大巾に向上することができ、大量生産に対応することも
できる。
よびブロー成形方法と組み合わせることで、ブロー成形
から製品の取り出しまでを効率的に行うことができる。
パリソン化し、各割金型を対応して複数のキャビティを
形成してマルチ金型化すれば、一層成形効率を向上する
ことができ、あるいは各金型列に設けるステージの数を
増大して金型を増やすことで成形効率を向上することも
でき、これらの組み合わせなど生産量に応じた構成を簡
単に作ることができる。
のブロー成形法によれば、各割金型34,34aでパリ
ソンを受け取った後、製品を取り出して次のパリソンを
受け取るまでの時間を、ロータリ式ブロー成形装置の場
合のように拘束されることがなく、長くすることがで
き、製品の取り出しを余裕をもって行うことができると
ともに、ブロー成形時にラベルの取り付けを行うための
ラベルの割金型内への装着なども余裕をもって行うこと
ができる。
動台24〜27を溶接箱型構造としたので、軽量化を図
ることができ、移動に要する駆動力を小さくすることが
でき、小型のサーボモータでの駆動も可能となり、位置
決めなどを高精度に行うことができる。
の形態では、割金型の移動方向を直交するx,y方向と
したが、これに限らずx方向とこれに交差する方向など
との2方向に移動するようにしても良い。
とする場合に限らず、マルチパリソンとしても良く、シ
ングルパリソンとする場合には、安定したパリソンを容
易に得ることができ、マルチパリソンとする場合には、
ブロー成形効率の大幅向上を図ることができる。
合に限らず、さらに増加するようにして良く、ブロー成
形法では、成形に用いる割金型の個数を減らしてブロー
成形することもできる。
したように、この発明の請求項1記載のブロー成形方法
によれば、製品排出位置、第1搬出位置、第2搬出位置
の3つの位置を等間隔に配置し、第1搬出位置にラベル
供給部を配置しておき、これらの位置の間隔に対応する
長さの1対の開閉アームを2つずつの位置に往復移動し
ながら、開閉アームを開閉して製品を把持解放する把持
解放状態と、開閉アームを開いてラベル供給部からラベ
ルを取り出すラベル取出状態と、取り出したラベルを割
金型に装着するラベル装着状態と、型開きした割金型と
製品との間に進入する中間状態との各開閉状態に開閉し
て製品の取り出し搬出とラベルの取り出し装着とを行よ
うにしたので、製品の取り出しとラベルの装着とを1つ
の開閉アームの開閉動作と往復動作で行うことができ、
ロータリ式の場合に比べ少量の割金型で効率的にブロー
成形できるとともに、製品の取り出しとラベルの装着に
必要なサイクルタイムも短縮することができる。
形方法によれば、第1搬出位置で、搬出された製品の底
部のバリを除去するようにしたので、製品の底部を下に
して第1搬出位置に安定した状態で仮置きすることがで
きる。
成形方法によれば、第2搬出位置で、搬出された製品の
側面周囲のバリを除去するようにしたので、製品を割金
型から取り出して搬出する間に完全にバリを除去するこ
とができる。
形方法によれば、第2搬出位置から製品を受け取り、方
向を変え、下降させて次工程に搬出するようにしたの
で、製品を拘束して所望の状態で次工程に送り出すこと
ができ、次工程での取り扱い等を容易に行うことができ
る。
成形設備によれば、ブロー成形設備に、製品排出位置の
搬出方向下流側に製品を搬出する第1搬出位置と第2搬
出位置とを等間隔に配置し、これら2つの位置の間隔に
対応する長さでこれらの位置の間を往復移動可能な1対
の開閉アームを設け、これら開閉アームの両端部内側に
それぞれ製品把持部を設けるとともに、搬出方向上流側
の端部外側にラベル把持部を設け、前記第1搬出位置に
ラベル供給装置を設ける一方、前記開閉アームを開閉し
て製品を把持解放する把持解放状態と、前記開閉アーム
を開いて前記ラベル供給装置からラベルを取り出すラベ
ル取出状態と、取り出したラベルを前記割金型に装着す
るラベル装着状態と、型開きした割金型と製品との間に
進入する中間状態との各開閉状態にする開閉機構を当該
開閉アームに設けたので、製品排出位置、第1搬出位
置、第2搬出位置の3つの位置に開閉アームを2つずつ
の位置に往復移動しながら、開閉アームを各開閉状態に
開閉することで、製品の取り出し搬出とラベルの取り出
し装着との4つの動作を行うことができ、ロータリ式の
場合に比べ少量の割金型で効率的にブロー成形ができる
とともに、製品の取り出しとラベルの装着のためのサイ
クルタイムも短縮することができる。
形設備によれば、開閉アームの開閉機構を、各アームに
形成したカム溝と、各カム溝に装着されるローラを両端
部に備えるとともに回転駆動される回動アームとで構成
したので、回動アームの回動角度を制御することで簡単
かつ高精度に開閉アームを各開閉状態にすることがで
き、高速で開閉することも容易となる。
成形設備によれば、開閉アームの製品把持部を製品形状
に対応して着脱可能に構成したので、製品形状が変わる
場合にも交換することで簡単に対応でき、確実に製品を
把持することができる。
形設備によれば、開閉アームの製品把持部のうち搬出方
向下流側の製品把持部を、製品把持状態で製品上部側面
周囲のバリ取りを可能とする形状に構成したので、製品
を把持状態にしたままバリ取りができ、安定した状態で
完全なバリ取りができる。
成形設備によれば、ラベル供給装置を、割金型への装着
状態に対応させて上下方向位置および水平軸回りの回動
位置を調整可能に構成したので、割金型へ所望の装着状
態(装着位置や装着角度など)でラベルを装着すること
ができる。
成形設備によれば、第1搬出位置に、搬出された製品の
底部のバリを除去して載置可能とする底部バリ取り装置
を設けたので、底部のバリを除去することで底部を下に
して第1搬出位置に置くことができる。
ー成形設備によれば、底部バリ取り装置に、製品の中心
軸を挾む両側から突出させて捩じる押し棒を備えたの
で、押し棒で両側から挾むようにしてバリを捩じり落と
すことができ、簡単にバリ取りができる。
成形設備によれば、第2搬出位置で、搬出された製品の
上部側面周囲のバリを除去するバリ取り装置を設けたの
で、製品を割金型から取り出して搬出する間に完全にバ
リを除去することができる。
ー成形設備によれば、バリ取り装置に、製品上端部のね
じ部を挾んでバリを取るねじ部用バリ取り部と製品の側
面を挾んで側面周囲のバリを取る側面バリ取り部とを備
えたので、ねじ部と側面部のバリを除去することで、完
全なバリ取りが簡単にできる。
成形設備によれば、第2搬出位置から製品を受け取り、
方向を変え、下降させて次工程に搬出する受取反転搬出
装置を設けたので、次工程での取り扱いに適した状態で
製品を搬出することができる。
かる概略平面配置図である。
かる右半分の拡大平面配置図である。
かるブロー成形装置を除いて示す平面図および正面図で
ある。
かる製品の取出し装置の分解斜視図である。
かるラベル供給装置の一部分を省略した分解斜視図であ
る。
かる底部バリ取り装置の概略斜視図である。
かるバリ取り装置の概略斜視図である。
かる受取反転搬出装置の概略斜視図である。
かる製品の取り出しおよびラベルの装着工程の前半の工
程説明図である。
かかる製品の取り出しおよびラベルの装着工程の後半の
工程説明図である。
かかるブロー成形装置の概略斜視図である。
かかるブロー成形装置の部分平面図である。
かかるブロー成形装置の部分側面図である。
かかるブロー成形装置の割金型の型開閉機構の部分平面
図である。
かかるブロー成形装置によるブロー成形の第1および第
2の工程の工程説明図である。
かかるブロー成形装置によるブロー成形の第3および第
4の工程の工程説明図である。
かかるブロー成形装置によるブロー成形の第5および第
6の工程の工程説明図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 割金型に供給されるパリソンを型閉めし
てブロー成形した後、製品排出位置で型開きして製品を
搬出するようにしたブロー成形法において、 前記製品排出位置の搬出方向下流側に製品を搬出する第
1搬出位置と第2搬出位置とを等間隔に配置するととも
に、第1搬出位置に対応してラベル供給部を配置する一
方、これら2つの位置の間隔に対応する長さの開閉可能
な1対の開閉アームを前記3つの各位置に往復移動しな
がら、前記開閉アームを開閉して製品を把持解放する把
持解放状態と、前記開閉アームを開いて前記ラベル供給
部からラベルを取り出すラベル取出状態と、取り出した
ラベルを前記割金型に装着するラベル装着状態と、型開
きした割金型と製品との間に進入する中間状態との各開
閉状態に開閉して製品の取り出し搬出とラベルの取り出
し装着とを行うことを特徴とするブロー成形方法。 - 【請求項2】 前記第1搬出位置で、搬出された製品の
底部のバリを除去して載置可能とすることを特徴とする
請求項1記載のブロー成形方法。 - 【請求項3】 前記第2搬出位置で、搬出された製品の
側面周囲のバリを除去するようにしたことを特徴とする
請求項1または2記載のブロー成形方法。 - 【請求項4】 前記第2搬出位置から製品を受け取り、
方向を変え、下降させて次工程に搬出するようにしたこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のブロー
成形方法。 - 【請求項5】 割金型に供給されるパリソンを型閉めし
てブロー成形した後、製品排出位置で型開きして製品を
搬出するブロー成形設備において、 前記製品排出位置の搬出方向下流側に製品を搬出する第
1搬出位置と第2搬出位置とを等間隔に配置し、これら
2つの位置の間隔に対応する長さでこれらの位置の間を
往復移動可能な1対の開閉アームを設け、これら開閉ア
ームの両端部内側にそれぞれ製品把持部を設けるととも
に、搬出方向上流側の端部外側にラベル把持部を設け、
前記第1搬出位置にラベル供給装置を設ける一方、前記
開閉アームを開閉して製品を把持解放する把持解放状態
と、前記開閉アームを開いて前記ラベル供給装置からラ
ベルを取り出すラベル取出状態と、取り出したラベルを
前記割金型に装着するラベル装着状態と、型開きした割
金型と製品との間に進入する中間状態との各開閉状態に
する開閉機構を当該開閉アームに設け、製品の取り出し
搬出と同時にラベルの取り出し装着とを行うことを特徴
とするブロー成形設備。 - 【請求項6】 前記開閉アームの開閉機構を、各アーム
に形成したカム溝と、各カム溝に装着されるローラを両
端部に備えるとともに回転駆動される回動アームとで構
成したことを特徴とする請求項5記載のブロー成形設
備。 - 【請求項7】 前記開閉アームの製品把持部を製品形状
に対応して着脱可能に構成したことを特徴とする請求項
5または6記載のブロー成形設備。 - 【請求項8】 前記開閉アームの製品把持部のうち搬出
方向下流側の製品把持部を、製品把持状態で製品上部側
面周囲のバリ取りを可能とする形状に構成したことを特
徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のブロー成形設
備。 - 【請求項9】 前記ラベル供給装置を、割金型への装着
状態に対応させて上下方向位置および水平軸回りの回動
位置を調整可能に構成したことを特徴とする請求項5〜
8のいずれかに記載のブロー成形設備。 - 【請求項10】 前記第1搬出位置で、搬出された製品
の底部のバリを除去して載置可能とする底部バリ取り装
置を設けたことを特徴とする請求項5〜9のいずれかに
記載のブロー成形設備。 - 【請求項11】 前記底部バリ取り装置を、製品の中心
軸を挾む両側から突出させて捩じる押し棒を備えて構成
したことを特徴とする請求項5〜10のいずれかに記載
のブロー成形設備。 - 【請求項12】 前記第2搬出位置で、搬出された製品
の上部側面周囲のバリを除去するバリ取り装置を設けた
ことを特徴とする請求項5〜11のいずれかに記載のブ
ロー成形設備。 - 【請求項13】 前記バリ取り装置を、製品上端部のね
じ部を挾んでバリを取るねじ部用バリ取り部と製品の側
面を挾んで側面周囲のバリを取る側面バリ取り部とを備
えて構成したことを特徴とする請求項1〜12のいずれ
かに記載のブロー成形設備。 - 【請求項14】 前記第2搬出位置から製品を受け取
り、方向を変え、下降させて次工程に搬出する受取反転
搬出装置を設けたことを特徴とする請求項1〜13のい
ずれかに記載のブロー成形設備。
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