JPH1076567A - 射出ブロー成形装置及び射出ブロー成形方法 - Google Patents

射出ブロー成形装置及び射出ブロー成形方法

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JPH1076567A
JPH1076567A JP25090796A JP25090796A JPH1076567A JP H1076567 A JPH1076567 A JP H1076567A JP 25090796 A JP25090796 A JP 25090796A JP 25090796 A JP25090796 A JP 25090796A JP H1076567 A JPH1076567 A JP H1076567A
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実 高田
Koichi Sato
晃一 佐藤
Atsushi Sakurai
篤志 桜井
Yoichi Nezu
陽一 祢津
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プリフォーム搬送時の搬送スペースの無駄を
無くし、成形効率の向上を図り、また、装置の設置面積
を極力抑えて省スペース化を図る。 【解決手段】 射出成形ステーション22は、搬送方向
Aに対し直交する方向Bにわたる1列複数個のプリフォ
ーム36を複数列同時に射出成形する。第1受渡部24
は、複数列のプリフォーム36を取り出し、列ピッチ変
換を行って正立状態で受け渡す。冷却ステーション26
は、プリフォーム36を搬送して冷却する。第2受渡部
28は、プリフォーム36を反転して倒立状態で二手に
振り分けて加熱ステーション30に受け渡し、ブロー成
形適温まで加熱する。第3受渡部32は、加熱されたプ
リフォーム36を受け取って倒立状態のまま各ブロー成
形ステーション34に受け渡し、延伸ブロー成形して容
器を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出ブロー成形装
置および射出ブロー成形方法に関し、特にプリフォーム
を射出成形して温調した後ブロー成形して容器を成形す
る射出ブロー成形装置及び射出ブロー成形方法に関す
る。
【0002】
【背景技術】容器を成形するための射出ブロー成形装置
として、例えば、英国特許第2093396号に示すよ
うなものがある。
【0003】この英国特許第2093396号に示され
る射出ブロー成形装置は、射出成形ステーションと温調
ステーションと、ブロー成形ステーションとをL字状に
配置し、射出成形ステーションで1列4個のプリフォー
ムを4列同時に射出成形し、これを4列同時に温調ステ
ーションで温調し、この同時に温調した4列のプリフォ
ームのうち2列のプリフォーム毎にブロー成形ステーシ
ョンでブロー成形を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】英国特許第20933
96号に示される射出成形ブロー成形装置にあっては、
4列同時に温調したプリフォームのうち2列のプリフォ
ーム毎2回に分けてブロー成形を行うようにしているた
め、1回目のブロー成形と2回目のブロー成形との間に
時間差が生じてしまい、1回目のブロー成形と2回目の
ブロー成形とではプリフォームのブロー成形条件が変化
してしまうこととなり、これを同一条件に設定したブロ
ー成形装置でブロー成形を行うと、1回目と2回目のブ
ロー成形品質にむらが生じてしまい、歩留まりが低下す
ることとなるものである。
【0005】また、射出成形ステーションと温調ステー
ションと、ブロー成形ステーションとをL字状に配置し
ているため、射出ブロー成形装置の幅が大きくなって装
置が大型化してしまうこととなり、特に、装置が大型化
して、装置の設置面積が増加してしまうと、特に、飲料
水などを充填する容器を成形する場合には、室内を清浄
雰囲気に維持しておくことが望まれており、このような
清浄雰囲気を広い面積で維持しようとすると、設備費や
維持費が高くなってしまい、そのため、装置の設置面積
を極力抑え、省スペース化を図るという要請を満足させ
ることができないものとなる。
【0006】さらに、この射出ブロー成形装置では、4
列のプリフォームを同時に回転搬送しているため、温調
ステーションのスペースが多く必要となり、その割りに
搬送個数が少ないため、装置の大型化によるコスト高の
割りに成形効率をあまり高めることが出来ないものであ
る。
【0007】本発明の目的は、プリフォーム搬送時の搬
送スペースの無駄を無くし、成形効率の向上を図ること
にある。
【0008】本発明の他の目的は、装置の設置面積を極
力抑えて省スペース化を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プリ
フォームを射出成形する射出成形ステーションと、前記
射出成形ステーションで射出成形されたプリフォームを
受け渡す第1受渡し部と、前記第1受渡し部から受け渡
された前記プリフォームを冷却する冷却ステーション
と、前記冷却されたプリフォームを受け渡す第2受渡し
部と、前記第2受渡し部から受け渡されたプリフォーム
を加熱する加熱ステーションと、前記加熱ステーション
で加熱された前記プリフォームを転送する第3受渡し部
と、前記第3受渡し部から転送された前記プリフォーム
を延伸ブロー成形して容器を成形するブロー成形ステー
ションとが前記プリフォームの搬送方向に沿って直線状
に配設され、前記射出成形ステーションは、前記プリフ
ォームの搬送方向と直交する方向にわたる複数個のプリ
フォームを正立状態で前記プリフォームの搬送方向に複
数列同時に射出成形する射出成形型を有し、前記第1受
渡し部は、前記射出成形ステーションで射出成形された
前記複数列のプリフォームを取り出し、前記プリフォー
ムの搬送方向における列間ピッチを狭める列ピッチ変換
を行って前記冷却ステーションに正立状態で受け渡す受
渡し機構を有し、前記冷却ステーションは、前記第1受
渡し部から受け取った前記複数列のプリフォームを正立
状態のまま前記第2受渡し部まで間欠搬送する複数の第
1搬送路を有し、前記第2受渡し部は、前記冷却ステー
ションで冷却された前記プリフォームの搬送方向と直交
する1列のプリフォームを二手に振り分け、各プリフォ
ーム間のピッチをブロー成形時のピッチに変換するピッ
チ変換機構と、このピッチ変換されたプリフォームを受
け取って反転させ、倒立状態で前記加熱ステーションへ
と受け渡す反転受渡し機構とを有し、前記加熱ステーシ
ョンは、前記第2受渡し部から前記転送部まで並列に配
設され、それぞれ前記プリフォームを受け取って前記プ
リフォームを倒立状態で間欠搬送する複数の第2搬送路
と、前記各第2搬送路に沿って配設された加熱ボックス
と、少なくとも前記加熱ボックス内の前記プリフォーム
を自転させる自転機構とを有し、前記第3受渡し部は、
前記第2搬送路によって加熱搬送された倒立状態の前記
プリフォームを、倒立状態のまま、前記ブロー成形ステ
ーションに受け渡す転送機構を有し、前記ブロー成形ス
テーションは、短辺及び長辺を有する略矩形状の第3搬
送路と、前記第3搬送路の短辺の一辺で前記転送部から
複数個のプリフォームを倒立状態で受け取る受取部と、
前記第3搬送路の長辺の一辺に設けられ前記受取部で受
け取った複数個のプリフォームに対し同時に延伸ブロー
成形を行って容器を成形するブロー成形部と、前記受取
部と対向する他の短辺に設けられ前記ブロー成形部で成
形された容器を取り出す取出部とをそれぞれ有すること
を特徴とする。
【0010】請求項1の発明によれば、射出成形ステー
ションと、第1受渡部と、冷却ステーションと、第2受
渡部と、加熱ステーションと、第3受渡部と、ブロー成
形ステーション等をプリフォームの搬送方向に沿って直
線状に配設することで、装置がプリフォームの搬送方向
と直交する方向に広がることがなく、最小限の面積で配
置することができ、設置面積を小さくして省スペース化
を図ることができ、特に、飲料水等を充填する容器を形
成する清浄雰囲気の室内面積を有効に活用することがで
きる。
【0011】また、射出成形ステーションでは、1列複
数個のプリフォームを複数列同時に射出成形すること
で、ブロー成形時間に見合う個数のプリフォームを確保
して、成形サイクルの効率化を図ることができる。
【0012】さらに、第1受渡部で射出ステーションか
ら複数列のプリフォームを冷却ステーションに受け渡
し、冷却ステーションで追加冷却することにより、射出
成形時のプリフォームの温度状態よりもプリフォームの
温度を下げ、再加熱による温度コントロールの影響を大
きくさせ、成形安定性を高めることができる。また、第
1受渡部でプリフォームの搬送方向における列間ピッチ
を狭める列ピッチ変換を行うため、冷却ステーションや
加熱ステーションの距離を縮めて装置の小型化、コスト
削減が可能となり、しかも、多くの個数のプリフォーム
を搬送できるため、成形効率も向上することとなる。
【0013】また、冷却ステーションで追加冷却された
成立状態のプリフォームを第2受渡部で反転させ、倒立
状態で加熱ステーションへ受け渡し、倒立状態で搬送し
つつ加熱することにより、加熱時にプリフォームのネッ
ク部やプリフォームを倒立状態で支持する搬送部材を必
要以上に加熱することなく、ネック部の変形や搬送部材
の熱による悪影響を確実に防止することができる。しか
も、自転機構によりプリフォームを自転させることで、
プリフォームを周方向で均一に加熱することができる。
【0014】さらに、第3受渡部によって並列に設けら
れたブロー成形ステーションにプリフォームを倒立状態
のまま受け渡し、各ブロー成形ステーションで、第3搬
送路の短辺に設けられた受取部でプリフォームを受け取
り、長辺に設けられたブロー成形部で受け取った個数の
プリフォームに対し同時に延伸ブロー成形を行い、他の
短辺に設けられた取出部で容器を取り出すことができ、
倒立状態でブロー成形を行うことにより、プリフォーム
の上方に延伸ロッド等の昇降装置を設ける必要がなく、
装置の全高を低くして、省スペース化及びメンテナンス
の容易化を図ることができる。また、ブロー成形部を長
辺に配置することで、長辺間のスペースにブロー型締め
機構を設置することができ、長辺間のスペースを有効利
用することができる。
【0015】請求項2の発明は、プリフォームの搬送方
向に対して直交する方向にわたり複数個の第1個数のプ
リフォームを前記プリフォームの搬送方向に複数列同時
に射出成形する射出成形ステーションと、前記射出成形
ステーションで射出成形された1列複数個の第1個数の
プリフォームを前記第1個数よりも少ない第2個数まで
複数回に分けて受け渡す受渡し部と、前記受渡し部から
受け渡された第2個数のプリフォーム毎に加熱搬送する
加熱ステーションと、前記加熱ステーションで加熱され
たそれぞれの第2個数のプリフォームづつ延伸ブロー成
形して容器を成形するブロー成形ステーションとを有す
ることを特徴とする。
【0016】請求項2の発明によれば、同時に加熱され
たそれぞれの第2個数のプリフォームを同時にブロー成
形するため、同時加熱のプリフォーム間にブロー成形時
間差が無く、成形条件が均一になるため、成形品質むら
を防止することが出来る。
【0017】請求項3の発明は、請求項2において、前
記射出成形ステーションと前記受渡し部との間に、前記
射出成形ステーションで射出成形された前記第1個数の
前記プリフォームを搬送して冷却する冷却ステーション
を有することを特徴とする。
【0018】請求項3の発明によれば、加熱ステーショ
ンによる加熱の前に、冷却ステーションでプリフォーム
に対し射出成形時の温度状態からさらに追加冷却するこ
とで、プリフォームの温度を下げ、加熱ステーションに
よる再加熱時の温度コントロールの影響を大きくさせ、
成形の安定性を向上させることが出来る。
【0019】請求項4の発明は、プリフォームの搬送方
向に対して直交する方向にわたり複数個の第1個数のプ
リフォームを前記プリフォームの搬送方向に複数列同時
に射出成形する射出成形ステーションと、前記射出成形
ステーションで射出成形された前記複数列のプリフォー
ムを取り出し、前記プリフォームの搬送方向における列
間ピッチを狭める列ピッチ変換を行って受け渡す第1受
渡し部と、前記第1受渡し部から受け取った前記複数列
のプリフォームを前記プリフォームの搬送方向に間欠搬
送して冷却する冷却ステーションと、前記冷却ステーシ
ョンで冷却された前記第1個数よりも少ない第2個数の
プリフォームを加熱搬送する加熱ステーションと、前記
加熱ステーションで同時に加熱された第2個数のプリフ
ォームを同時に延伸ブロー成形して容器を成形するブロ
ー成形ステーションとを有することを特徴とする。
【0020】請求項4の発明によれば、加熱ステーショ
ンによる加熱の前に、冷却ステーションでプリフォーム
に対し射出成形時の温度状態からさらに追加冷却するこ
とで、プリフォームの温度を下げ、加熱ステーションに
よる再加熱時の温度コントロールの影響を大きくさせ、
成形の安定性を向上させることが出来る。
【0021】また、同時に加熱されたそれぞれの第2個
数のプリフォームを同時にブロー成形するため、同時加
熱のプリフォーム間にブロー成形時間差が無く、成形条
件が均一になり、成形品質むらを防止することが出来
る。
【0022】請求項5の発明は、請求項4において、前
記冷却ステーションで冷却された前記1列の第1個数の
プリフォームを、各プリフォーム間のピッチをブロー成
形時のピッチに変換して前記第2個数毎前記加熱ステー
ションに受け渡す第2受渡し部を有し、前記加熱ステー
ションは、前記第2受渡し部から受け渡された前記第2
個数の前記プリフォームを搬送する複数本の第2搬送路
にて搬送して加熱することを特徴とする。
【0023】請求項5の発明によれば、加熱ステーショ
ンでブロー成形時のプリフォーム間ピッチに変換するこ
とで、加熱ステーションからブロー成形ステーションへ
のプリフォームの受渡しを容易にすることが出来る。
【0024】請求項6の発明は、請求項5において、前
記第2受渡し部は、前記第1個数のプリフォームを複数
本の前記第2搬送路側へ振り分け、かつ、各第2搬送路
対応位置のプリフォーム間のピッチを前記延伸ブロー成
形時のプリフォームのピッチの1/2に変換するピッチ
変換機構と、このピッチ変換された個数毎のプリフォー
ムから1つ置きのプリフォームを取り出して各第2搬送
路に受け渡す受渡し機構とを有することを特徴とする。
【0025】請求項6の発明によれば、ピッチ変換機構
によりブロー成形時の1/2ピッチに変換し、これを一
つ置きに取り出すことで受渡し機構のピッチ変換を不要
として、機構を簡略化することが出来る。
【0026】請求項7の発明は、請求項6において、前
記ピッチ変換機構におけるプリフォームのピッチ変換
は、プリフォームを吊下げ支持する複数のガイド溝に沿
ってスライド移動し、移動するにつれてピッチを換える
ガイド部材によって行われることを特徴とする。
【0027】請求項7の発明によれば、ピッチ変換に複
雑な機構を用いることなく、ガイド部材という簡単な構
成でピッチ変換を確実に行うことが出来る。
【0028】請求項8の発明は、射出成形型にてプリフ
ォームの搬送方向に対し直交する方向にわたり1列複数
個のプリフォームを同時に射出成形する工程と、前記複
数個のプリフォームを、前記プリフォームの搬送方向と
直交する方向のプリフォーム間のピッチを維持して搬送
し、冷却する工程と、前記冷却された複数個のプリフォ
ームよりも少ない個数の前記プリフォームを前記プリフ
ォームの搬送方向と直交する方向に並べて搬送し、加熱
する工程と、前記加熱工程で加熱された複数個のプリフ
ォームを搬送方向に沿う状態で直列搬送して延伸ブロー
成形する工程と、を含むことを特徴とする。
【0029】請求項8の発明によれば、冷却工程から加
熱工程までをプリフォームの搬送方向と直交する方向に
並べて搬送し、ブロー成形工程で搬送方向に沿う状態に
プリフォームを変換することで、搬送距離を最小限にし
て、装置の小型化を図り、コストの削減が可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して詳細に説明する。
【0031】図1〜図11は、本発明の一実施の形態に
係る射出ブロー成形装置を示す図である。
【0032】図1は、射出ブロー成形装置20の全体構
成を示す平面図である。
【0033】この射出ブロー成形装置20は、射出成形
ステーション22と、第1受渡部24と、冷却ステーシ
ョン26と、第2受渡部28と、加熱ステーション30
と、第3受渡部32と、ブロー成形ステーション34と
がプリフォーム36の搬送方向Aに沿って直線状に配設
されている。
【0034】射出成形ステーション22は、射出装置4
0と接続された射出成形装置42とを有し、プリフォー
ム36の搬送方向Aと直交する方向Bにわたる1列8個
のプリフォーム36をプリフォーム36の搬送方向Aに
2列同時に射出成形するようになっている(図4参
照)。
【0035】射出成形装置42は、図2及び図4に示す
ように、ベッド44に固定された下部型締め板46と、
この下部型締め板46に対し図示せぬ型締めシリンダに
よりタイロッド48を介し昇降可能にされた上部型締め
板50と、これら下部型締め板46及び上部型締め板5
0の間に設けられた射出成形金型装置52とを有する。
【0036】射出成形金型装置52は、射出キャビティ
型54と、射出コア型56と、射出コア型固定板58
と、射出コア型押さえ板60と、ネックキャビティ型6
2と、ネック型固定板64と、ストリッパプレート66
と、ネック型固定板ガイドレール68とを有する。
【0037】射出キャビティ型54は、プリフォーム3
6の搬送方向Aと直交する方向Bにわたる1列8個のプ
リフォーム36を搬送方向Aに2列成形するための16
個のキャビティを有し、射出装置40に接続されるホッ
トランナー70を介し固定側の下部型締め板46に取付
けている。
【0038】射出コア型56は、射出キャビティ型54
のキャビティ数に対応した個数とされ、射出コア型固定
板58に取付けられ、射出キャビティ型54に対し型閉
可能にされる。
【0039】射出コア型固定板58は、可動側の上部型
締め板50側に取付けられる。
【0040】射出コア型押さえ板60は、射出コア型固
定板58と、上部型締め板50との間で射出コア型固定
板58に取付けられる。
【0041】ネックキャビティ型62は、射出コア型5
6と対応した個数とされ、各ネックキャビティ型は、割
型から構成され、射出コア型56に対し型閉可能にされ
る。
【0042】ネック型固定板64は、1列分の8個のネ
ックキャビティ型62の割型をそれぞれ保持する分割板
から構成される。
【0043】ストリッパプレート66は、ネック型固定
板64と射出コア型固定板58との間で射出コア型固定
板58に対し昇降可能にされる。すなわち、このストリ
ッパプレート66は、上部型締め板50上に設けたスト
リッパプレート昇降シリンダ72のストリッパプレート
昇降ロッドの下端と連結する連結部を有し、このストリ
ッパプレート昇降ロッドの駆動によって射出コア型固定
板58に対し昇降可能にされる。また、ストリッパプレ
ート66は、上部型締め板50上に設けた油圧式の離型
シリンダ78の離型ロッド80の下端と当接する当接部
82を有し、ネック型固定板64に対しストリッパプレ
ート66を下降させて、射出コア型56からプリフォー
ム36を離型させるようになっている。さらに、ストリ
ッパプレート66は、上部型締め板50の下面に取付け
られたストッパロッドによってプリフォーム36が完全
に抜けることのない下降下限位置が規制されるようにな
っている。
【0044】ネック型固定板ガイドレール68は、ネッ
ク型固定板64を構成する分割板のそれぞれに取付けら
れる分割部材から構成され、ストリッパプレート66に
対しスライド可能に係合し、ネック型固定板64をネッ
クキャビティ型62の型開き方向にスライド可能にす
る。また、ネック型固定板ガイドレール68の各分割部
材は、スプリング等の付勢手段92によってネックキャ
ビティ型62の型閉方向に付勢されると共に、上面に上
部型締め板50上に設けたネック型開シリンダ94に連
結されたネック型開カムを受け入れるくさび孔を有す
る。このネック型開カムがくさび孔に挿入されてネック
型固定板ガイドレール68を開くことによりネックキャ
ビティ型62を型開するようになっている。
【0045】従って、射出成形ステーション22では、
まず、射出成形装置42の上部型締め板50を図示せぬ
型締め駆動シリンダの駆動によりタイロッド48を介し
下降させて、射出キャビティ型54上にネック型固定板
64、ストリッパプレート66、射出コア型固定板58
及び射出コア型押さえ板60を重ね合わせ、射出キャビ
ティ型54と射出コア型56とネックキャビティ型62
とを型閉し、射出装置40から射出キャビティ型54の
キャビティ内に樹脂を射出することで、プリフォーム3
6の搬送方向Aと直交する方向Bにわたる1列8個のプ
リフォームを2列同時に射出成形する。
【0046】次いで、射出成形したプリフォーム36を
所定時間冷却した後、図示せぬ型締め駆動シリンダによ
り、上部型締め板50を上昇させて射出キャビティ型5
4からプリフォーム36を離型させる。
【0047】次いで、油圧式の離型シリンダ78を駆動
させて離型ロッド80の下端をストリッパプレート66
の当接部82に当接させ、射出コア型固定板58に対し
ストリッパプレート66を若干下降させることで、プリ
フォーム36の内面と射出コア型56の間に隙間が生
じ、射出コア型56に対しネックキャビティ型62がプ
リフォーム36のネック部を保持した状態でプリフォー
ム36が離型される。
【0048】次に、射出コア型56からプリフォーム3
6を離型させた状態で、ストリッパプレート昇降シリン
ダ72を駆動させストリッパプレート昇降ロッドの下端
を下降させてストリッパプレート66を下降させる。
【0049】この場合、ストリッパプレート66は、ス
トッパロッドによってプリフォーム36は射出コア型5
6が完全に抜けることのない下降下限位置で確実に停止
される。
【0050】次いで、この下降下限位置で、ネック型開
シリンダ94の駆動によりネック型開カム96を下降さ
せ、ネック型固定板ガイドレール68の上面に形成した
くさび孔に挿入させてネック型固定板ガイドレール68
を開くと、ネック型固定板64がネックキャビティ型6
2を型開し、その位置でプリフォーム36のネック部が
ネックキャビティ型62から開放されて落下し取り出さ
れることとなる。
【0051】この際、射出コア型56がプリフォーム3
6内に残っているので、射出コア型56によって規制さ
れて、プリフォーム36をほぼ中心位置で落下させるこ
とができる。
【0052】第1受渡部24は、図3および図4に示す
ように、射出成形ステーション22から複数列のプリフ
ォーム36を受け取って冷却ステーション26に正立状
態で受け渡すもので、その受け渡しのための取出機構1
02と、受取機構104とを備える。
【0053】取出機構102は、プリフォーム36の搬
送方向Aと直交する方向Bに伸びる2枚の取出板106
a、106bと、これら取出板106a、106bでそ
れぞれ1列毎に取り出したプリフォーム36の列間ピッ
チを狭める列ピッチ変換機構108と、取出板106
a、106bを射出成形ステーション22と、冷却ステ
ーション26との間で移送させる移送機構110とを備
える。
【0054】取出板106a、106bは、それぞれ射
出成形ステーション22における1列のプリフォーム3
6間の間隔に対応した間隔でプリフォーム36を通過可
能な8個の孔112を有し、その下方にくの字状に切り
欠きのあるプリフォーム支持板が2枚ずつ1組からなっ
て、各孔112に設けられている。このプリフォーム支
持板上にプリフォーム36のネック部下部に設けられた
フランジ部がのり、くの字状の切り欠き内にプリフォー
ム36の胴部が入り込むようになっている。各組のプリ
フォーム支持板は、それぞれ開閉ロッド116a、11
6bに固定されており、この開閉ロッド116a、11
6bの端部に設けられたスプリングによって各組のプリ
フォーム支持板が閉じる方向に付勢されている。そし
て、図1の冷却ステーション26への受渡位置に取出板
106a、106bが配置された状態で、取出板開閉シ
リンダ118により押圧板120が開閉ロッド116
a、116bの各端部を押し付けることによって、プリ
フォーム36が開放されるようになっている。
【0055】列ピッチ変換機構108は、取出板106
aの端部に固定された第1取出シリンダ122の第1取
出シリンダロッド124の先端を取出板106bの端部
に固定し、第1取出シリンダ122を駆動させること
で、取出板106aと106bのピッチ換えを行うよう
になっている。そして、取出板106aと106bをそ
れぞれ一方に固定されたストッパ126にて連結するこ
とで、取出板106a、106b間の最大ピッチを規制
するようにしている。また、これら取出板106a、1
06bは、それぞれ第2取出ガイドレール128にスラ
イド可能に係合し、この第2取出ガイドレール128に
沿ってピッチ換え動作が行われるようになっている。
【0056】移送機構110は、取出機構支持台130
に取付けた第2取出シリンダ固定板131に固定された
第2取出シリンダ132によって取出板106a、10
6bを射出成形ステーション22と、冷却ステーション
26のそれぞれの位置に移動可能にしている。
【0057】第2取出シリンダ132の第2取出シリン
ダロッド134の先端は、第2取出シリンダロッド固定
板136に取付けられ、この第2取出シリンダロッド固
定板136は、第1取出ガイドレール取付板138に固
定されている。また、第1取出ガイドレール取付板13
8は、取出板106aの端部に固定され、第1取出ガイ
ドレール取付板138の内側には第2取出ガイドレール
128の第2案内部材40が取付けられ、外側には第1
取出ガイドレール142が取付けられている。
【0058】さらに、この第1取出ガイドレール142
は、取出機構支持台130に固定された第1案内部材4
4によって案内されるようになっている。
【0059】従って、取出板106a、106bが冷却
ステーション26側でピッチを狭めた状態から、第2取
出シリンダ132の第2取出シリンダロッド134を伸
ばすと、第2取出シリンダ固定板136及び第1取出ガ
イドレール取付板138を介し第1取出ガイドレール1
42が第1案内部材144に沿って射出成形ステーショ
ン側22へと移動され、第1取出シリンダ122の第1
取出シリンダロッド124を伸ばすと取出板106bが
列間ピッチを広げる方向に移動し、これら取出板106
a、106bを連結するストッパ126によって最大ピ
ッチが規制され、射出成形ステーション22におけるプ
リフォーム36の列間ピッチに対応した位置まで第2取
出ガイドレール128に沿って列間ピッチを広げること
となる。
【0060】そして、この状態で、射出成形ステーショ
ン22においてストリッパプレート66を下降させ、ネ
ックキャビティ型62を開きプリフォーム36を落下さ
せれば、各取出板106a、106bのプリフォーム支
持板114にプリフォーム36が支持されることとな
る。
【0061】次いで、第1取出シリンダ122の第1取
出シリンダロッド124を縮めて、取出板106a、1
06bのピッチを狭め、第2取出シリンダ132の第2
取出シリンダロッド134を縮めて各取出板106a、
106bを冷却ステーション26側の受取機構104上
方まで移動させて取出板開閉シリンダ118により押圧
板120を開閉ロッド116a、116bの各対向端部
に押し付ければ、各プリフォーム支持板114が開いて
プリフォーム36を開放し、受取機構104側へと受け
渡すようになっている。
【0062】受取機構104は、取出板106a、10
6bに対応した2枚の受取板146a、146bと、こ
の受取板146a、146bを昇降させる第1昇降機構
148とを備える。
【0063】受取板146a、146bは、取出板10
6a、106bと同様の構成となっている。また、この
受取板146a、146bは、列ピッチ変換が行われ
ず、取出板106a、106bが狭められた状態に対応
したピッチとなっている。
【0064】第1昇降機構148は、昇降機構固定台1
50に設けた案内部材152に案内されたガイドロッド
154の上端に支持板160が設けられ、この支持板1
60上に受取板146a、146bが支持された状態と
なっており、この受取板146a、146bを受取位置
Cから待機位置Dまでの距離Hを昇降させる第1昇降シ
リンダ156と、待機位置Dから受渡位置Eまでの距離
Jを昇降させる第2昇降シリンダ(図示せず)とを備え
る。
【0065】第1昇降シリンダ156は、第2昇降シリ
ンダの第2昇降シリンダロッド先端に固定され、第1昇
降シリンダロッドは先端が支持板160下面に固定され
ている。
【0066】第2昇降シリンダ158は、昇降機構固定
台150に固定されている。
【0067】なお、支持板160上には、受取板開閉シ
リンダ162が設けられている。
【0068】従って、受取板146a、146bが待機
位置Dにある状態で、第1昇降シリンダ156の上昇駆
動により、受取板146a、146bは、距離Hを移動
してプリフォーム36の受取位置である取出板106
a、106bの直下位置に配置される。
【0069】この状態で、取出板106a、106bの
プリフォーム支持板を開くと、プリフォーム36が落下
して、受取板146a、146bの孔内にプリフォーム
36が挿入されて、ネック部の下部に設けられたフラン
ジ部がプリフォーム支持板に支持されることとなる。
【0070】次いで、第1昇降シリンダ156および第
2昇降シリンダにより、受取板146a、146bを待
機位置Dを経て受渡位置Eまで下降させた状態で、受取
板開閉シリンダ162により、開閉ロッドを押圧してプ
リフォーム支持板を開くことでプリフォーム36を受取
板146a、146bから落下させて、冷却ステーショ
ン26へと受け渡すこととなる。
【0071】冷却ステーション26は、図3および図4
に示すように第1受渡部24から受け取った狭い列ピッ
チの2列毎16個のプリフォーム36を正立状態のまま
第2受渡部28まで間欠搬送して冷却するもので、1列
のプリフォーム36の個数8個に対応した8本の第1搬
送路166と、第1搬送路166の搬送途中で1列のプ
リフォーム36の列のズレを補正する列補正機構168
と、プリフォーム36の下方からプリフォーム36底部
のゲートを切除するゲートカット機構170と、第1搬
送路166の終端でプリフォーム36を押し出す押出し
機構172とを有する。
【0072】第1搬送路166は、射出成形ステーショ
ン22側および第2受渡部28側に配設されたそれぞれ
各搬送路2個のプーリ174a、174bにプリフォー
ム36の搬送方向に沿って掛け渡された各搬送路2本の
搬送ベルト176によって構成されている。
【0073】射出成形ステーション22側のプーリ17
4aは、一本のシャフト178aに取り付けられ、第2
受渡部28側のプーリ174aは、それぞれ各第1搬送
路166の搬送通路を形成可能に複数のシャフト178
bに取り付けられており、この複数のシャフト178b
に取り付けられたプーリ174bの一つに間欠駆動用の
第1搬送モータ180が接続されている。
【0074】そして、第1搬送モータ180に接続され
たプーリ174bに回転力が伝達され、このプーリ17
4bからそこに掛け渡されている搬送ベルト176によ
って一本のシャフト178aに取り付けられた全てのプ
ーリ174aに回転力が伝達され、各このプーリ174
aから各搬送ベルト176を介して反対側の各プーリ1
74aに回転力が伝達されるようになっている。
【0075】また、各第1搬送路166では、プリフォ
ーム36のネック部下部外周に形成されたフランジ部下
面を、プリフォーム36の側面側から、2本の搬送ベル
ト176にて支持するようになっている。なお、第1搬
送路166には、図示せぬ送風手段が設けられ、この送
風手段によって第1搬送路166を搬送されるプリフォ
ーム36に冷却風が供給されて冷却されるようになって
いる。
【0076】従って、1列8個のプリフォーム36は、
搬送ベルト176によって正立支持された状態で、第1
搬送路166に沿って射出成形ステーション22側から
第2受渡部28側へと射出成形時のピッチよりも狭いピ
ッチを維持した状態で、間欠搬送されつつ、送風手段に
より冷却されることとなる。
【0077】列補正機構168は、第1搬送路166の
終端部付近上方位置で、各第1搬送路166に対応して
8個設けられた芯出しコア182と、この芯出しコア1
82を昇降させる芯出しコア昇降機構184とを有す
る。
【0078】そして、芯出しコア182対応位置に間欠
搬送されて停止した1列8個のプリフォーム36に対
し、芯出しコア昇降機構184により、芯出しコアを下
降させてプリフォーム36の口部に挿入することで、一
列のプリフォーム36を整列させるようにしている。
【0079】ゲートカット機構170は、列補正機構1
68対応位置で、第1搬送路166下方位置に、各第1
搬送路166と対応して8個設けられたゲートカッタ1
86と、このゲートカッタ186を昇降させるゲートカ
ッタ昇降機構188とを有する。
【0080】そして、列補正機構168の芯出しコア1
82がプリフォーム36の口部に挿入されて列補正を行
う際に、ゲートカッタ昇降機構188がゲートカッタ1
86を上昇させてプリフォーム36の下方からプリフォ
ーム36底部のゲートを切除するようになっている。
【0081】押出し機構172は、第1搬送路166の
終端位置にプリフォーム36の列方向に沿って配設され
た押出しプレート190と、この押出しプレート190
に接続された押出しシリンダ192と、この押出しシリ
ンダ192の前端部を上下動させる図示せぬ上下動シリ
ンダとを有する。
【0082】そして、列補正された1列のプリフォーム
36が第1搬送路166の最終端位置まで間欠搬送され
て停止した状態で、上下動シリンダが押出しシリンダ1
92の前端部を下げて、押出しプレート190を最終端
位置の1列のプリフォーム36の後方に位置させ、この
状態で押出しシリンダ192により押出しプレート19
0を前方に押し出すことで、1列のプリフォーム36を
第2受渡部28へと移動させるようになっている。
【0083】第2受渡部28は、冷却ステーション26
から1列8個のプリフォーム36を受け取って4個毎二
手に分けてそれぞれを加熱ステーション30におけるプ
リフォーム36間のピッチに換えるピッチ変換機構26
4と、このピッチ換えしたプリフォーム36を反転して
倒立状態で加熱ステーション30に受け渡す反転受渡機
構266とを有する。
【0084】ピッチ変換機構264は、プリフォーム3
6のネック部下部のフランジ部を受取ってプリフォーム
36を吊下げ支持する4本のガイド溝268に沿ってプ
リフォーム36をスライド移動させ、移動するにつれて
ピッチを控えるガイド部材270と、このガイド部材2
70によって案内されて搬送されたプリフォーム36の
フランジ部下面を支持する4つの保持部274を有する
二組の受取部材272と、この受取部材272をプリフ
ォーム36の搬送方向Aと直交する方向に移動させる図
示せぬ移動機構とを有する。そして、押出しプレート1
90によってガイド溝268から受取部材272へとプ
リフォーム36が移動するようになっている。また、こ
のピッチ変換機構264は、各受取部材272に保持さ
れた4個毎のプリフォーム36間のピッチをブロー成形
時のピッチの1/2に設定するようになっている。さら
に、移動機構は、保持部274の間隔に相当な距離分受
取部材272を移動させるようになっている。
【0085】反転受渡機構266は、ピッチ変換機構2
64の受渡位置における受取部材272と対応する位置
に二組設けられる。
【0086】各反転受渡機構266は、各受取部材27
2の保持部274のうち1つ置きの保持部材274と対
応する位置に配置された2つの第1把持部材282と、
これら第1把持部材282を開閉させる開閉シリンダ2
84を有する第1開閉機構286と、第1把持部材28
2を反転させる反転アクチュエータ288を有する反転
機構290と、第1開閉機構286および反転機構29
0と共に、第1把持部材282を昇降させる図示せぬ昇
降機構とを備える。
【0087】そして、ピッチ変換機構264のガイド部
材270のガイド溝268に沿い加熱ステーション30
におけるプリフォーム36間の1/2ピッチに変換され
て各4個のプリフォーム36が受渡位置に位置決めされ
る。
【0088】次に、各受取部材272に保持されるプリ
フォーム36に対し、第1把持部材282が開いた状態
で各受取部材272の1つ置きの保持部274に保持さ
れたプリフォーム36のネック部側方に位置決めされ、
この状態で開閉シリンダ284により第1把持部材28
2を閉じてネック部を把持する。
【0089】次いで、反転アクチュエータ288により
第1把持部材282を冷却ステーション26側から加熱
ステーション30側へと反転させ、プリフォーム36を
倒立状態にする。
【0090】そして、図示せぬ昇降機構により第1把持
部材282を下降させ、開閉シリンダ284により、第
1把持部材282を開けば、プリフォーム36のネック
部が解放されて加熱ステーション30へと倒立状態で受
け渡されることとなる。
【0091】次に、移動機構により受取部材272を移
動させ、プリフォーム36が残されている保持部274
を第1把持部材282対応位置に移動させた状態で、残
りのプリフォーム36を受け渡すようになっている。
【0092】加熱ステーション30は、図1および図5
〜図8に示すように、第2受渡部28から供給されたプ
リフォーム36を加熱するもので、2本並列に配設され
た第2搬送路200と加熱ボックス202と、自転機構
204とを備える。
【0093】各第2搬送路200は、第2受渡部28か
ら二手に分けて受け渡された4個のプリフォーム36を
倒立状態で支持する複数の第1搬送部材206と、この
複数の第1搬送部材206をプリフォーム36の搬送方
向Aに沿って間欠搬送する第1搬送機構208とを備え
る。
【0094】第1搬送部材206は、各第2搬送路20
0のプリフォーム36の搬送方向Aと直交する方向に2
個ずつ設けられ、この2個1組の第1搬送部材206が
プリフォーム36の搬送方向Aに沿って所定間隔で複数
配置されている。
【0095】各第1搬送部材206は、ブラケット21
2に対し回転可能に取り付けられ、ブラケット212の
上面からプリフォーム支持部214を突出させ、このプ
リフォーム支持部214にプリフォーム36のネック部
を挿入して、プリフォーム36を倒立状態で支持し得る
ようになっている。また、各第1搬送部材206の下端
には、自転用スプロケット216が取り付けられてい
る。
【0096】各第1搬送機構208は、第1搬送チェー
ン218と、第1搬送アクチュエータ220とを備え
る。
【0097】各第1搬送チェーン218は、2個の第1
搬送部材206間で、プリフォーム36の搬送方向に沿
って配設され、冷却ステーション26側で従動スプロケ
ット222に支持され、第3受渡部32側で第1搬送ア
クチュエータ220に連結された図示せぬ駆動スプロケ
ットに支持された状態となっている。そして、この第1
搬送チェーン218に、第1搬送部材206を取り付け
たブラケット212の中間部が連結固定されている。ま
た、第1搬送チェーン218は、第2搬送路200に沿
って配設された第1搬送レール224に案内されるよう
になっている。
【0098】第1搬送アクチュエータ220は、図示せ
ぬ駆動スプロケットを介し第1搬送チェーン218を間
欠駆動するもので、カム226と、ストッパ装置228
とを備える。
【0099】カム226は、外周に90度毎に設けられ
た間欠停止用の切欠き部230が形成されている。
【0100】ストッパ装置228は、カム226の切欠
き部230に係入されるカムフォロア232と、このカ
ムフォロア232を駆動させるためのエアシリンダ23
4とを有する。このエアシリンダ234の駆動により、
カムフォロア232をカム226の切欠き部230に係
入させ、90度毎に第1搬送アクチュエータ220を間
欠停止するようになっている。
【0101】加熱ボックス202は、各第2搬送路20
0の途中で、第2搬送路200を挟んで両側に配置され
た2個1組のものとされ、この2個1組の加熱ボックス
202がプリフォーム36の搬送方向Aに沿って上流及
び下流に2組設けられている。
【0102】また、上流及び下流の加熱ボックス202
の間には、プリフォーム36の1個分の間隔が設けら
れ、この位置でプリフォーム36を間欠停止させること
により、上流側の加熱ボックス202によって加熱され
たプリフォーム36の内外面の温度差を緩和して下流側
の加熱ボックス202へと供給し得るようにしている。
【0103】なお、上流及び下流の加熱ボックス202
間の間隔は、プリフォーム36の1個分の間隔に限ら
ず、プリフォーム36の肉厚によって変更することも可
能である。
【0104】さらに、2個1組の加熱ボックス202の
間には、2個のプリフォーム36を遮る状態でプリフォ
ーム36の搬送方向Aに沿って反射板236が設けられ
ている。
【0105】各加熱ボックス202は、内部にプリフォ
ーム36の搬送方向Aに沿う加熱ヒータ238がプリフ
ォームの軸方向に複数段設けられている。これら各加熱
ヒータ238は、図8の左から2番目の加熱ボックス2
02において示すように、プリフォーム36に対して前
後移動可能に支持され、プリフォーム36の軸方向の温
度分布を調整可能にされている。
【0106】また、各加熱ボックス202は、加熱ヒー
タ238の裏側に反射板240が設けられ、上端部には
端子台242が設けられた状態となっている。各加熱ボ
ックス202の下部は、加熱ボックス202内と連通す
る中空の支持足244によってベッド246上に支持さ
れ、この支持足244がベッド246内に取り付けられ
たブロア248と接続されている。
【0107】そして、ブロア248から支持足244内
を通して加熱ボックス202内の反射板240の裏側へ
と冷却風を供給し、この冷却風を加熱ボックス202の
上方へと逃がすようにしている。これによって反射板2
40の過加熱を防止し、反射板240の寿命を長くする
ことができ、また、上方に抜ける冷却風によって端子台
242も冷却され、さらに、ブロア248から送られた
冷却風はプリフォーム36の搬送方向Aに伸びる加熱ヒ
ータ238の両端支持部分にも接触して、最も熱によっ
て損傷しやすい両端の支持部分を冷却することでヒータ
の寿命を延ばすことができるようにしている。
【0108】自転機構204は、図6に示すように、第
1自転用チェーン250と、第2自転用チェーン252
とを備える。
【0109】第1自転用チェーン250は、2つの第2
搬送路200間にあって、それぞれの第2搬送路200
の内側を搬送される第1搬送部材206の自転用スプロ
ケット216に近接して配設された4つの歯のない従動
スプロケット254と、これら従動スプロケット254
間にあって、図8に示す自転用モータ256に接続され
た駆動スプロケット258とに掛け回され、各第2搬送
路200の内側3個の第1搬送部材206の自転用スプ
ロケット216と噛み合う状態となっている。なお、こ
の第1自転用チェーン250には、テンション付与用の
スプロケット260が噛み合わされている。
【0110】第2自転用チェーン252は、それぞれ各
第2搬送路200の2列で搬送される第1搬送部材20
6間で、第2搬送路200の略全長にわたって歯のない
スプロケット262に掛け渡し支持された状態となって
おり、この第2自転用チェーン252が、各第2搬送路
200の2列で搬送される第1搬送部材206の自転用
スプロケット216と噛み合っている。
【0111】従って、自転用モータ256により駆動ス
プロケット258を回転させて第1自転用チェーン25
0を回転させると、この第1自転用チェーン250と噛
み合う各第2搬送路200のそれぞれ3個の第1搬送部
材206の自転用スプロケット216が回転する。この
それぞれ3個の自転用スプロケット216によって第2
自転用チェーン252が回転する。そして、この第2自
転用チェーン252と噛み合う他の自転用スプロケット
216が回転してプリフォーム36を自転させることと
なる。
【0112】そして、このように自転させながらプリフ
ォーム36を加熱することにより、プリフォーム36を
周方向で均一に加熱することができる。
【0113】第3受渡部32は、図5、図7、図9およ
び図10に示すように、各加熱ステーション30で加熱
された4個のプリフォーム36を転送するもので、倒立
状態のプリフォーム36を倒立状態のままブロー成形ス
テーション34に受け渡す一対の転送機構300と、加
熱ステーション30におけるプリフォーム36のピッチ
をブロー成形ステーション34におけるブロー成形時の
ピッチに変換する一対のピッチ換え機構302とを備え
る。
【0114】一対の転送機構300は、それぞれ一対の
転送機構台座304上に取付けられ、一対のピッチ換え
機構302は、一対の転送機構台座304をそれぞれ移
動可能にしている。
【0115】各転送機構300は、第2把持部材306
と、第2開閉機構308と、移動機構310と、第2昇
降機構312とを備える。
【0116】各転送機構300における第2把持部材3
06は、プリフォーム36のネック部を把持可能に対向
配置された一対一組のもので、この第2把持部材306
が各第2搬送路200によって2個ずつ搬送されるプリ
フォーム36の位置に対応して二組配設されている。
【0117】第2開閉機構308は、第2把持部材30
6を取付けた一対の転送アーム314a、314bが第
2把持部材306と対応して二組設けられている。一対
の転送アーム314a、314bは、それぞれ図9及び
図10中上下一対のアーム部材316a、316bによ
って構成されている。
【0118】各転送アーム314a、314bのアーム
部材316a、316bが、軸方向にスライド可能に配
設された一対の平行な回転軸318a、318bに支持
されている。
【0119】これらアーム部材316a、316bの回
転軸318a、318bの取付部に形成された取付孔内
には、図9に示すように、ピン320が突出して設けら
れている。なお、図9は、図中左半分が上側のアーム部
材316aを示しており、右半分が下側のアーム部材3
16bを示している。一対の転送アーム314a、31
4bのそれぞれのアーム部材316aを取付ける回転軸
318aには、転送アーム314a側のアーム部材31
6aのピン320と対応する位置に軸方向のスライド溝
324が形成され、転送アーム314bのアーム部材3
16aと対応する位置にピン320と係合する孔322
が形成されている。
【0120】また、転送アーム314a、314bのア
ーム部材316bに取付ける回転軸318bには、(図
5の図中上側部分に上方のアーム部材316aを一部切
り欠いて示す)転送アーム314aのアーム部材316
bのピン320対応位置にピン320と係合する孔32
2を形成し、転送アーム314bのアーム部材316b
のピン320対応位置に軸方向のスライド溝324が形
成されている。さらに、回転軸318a、318b対応
位置には、円周上にラック部326が形成され、このラ
ック部326間にピニオン328が配設されている。
【0121】また、一方の回転軸318bには、開閉シ
リンダ330が接続され、この開閉シリンダ330を駆
動して、回転軸318a、318bを互いに反対方向に
スライドさせ、転送アーム314aのアーム部材316
aに設けられたピン320を回転軸318aのスライド
溝324内でスライドさせ、さらに、転送アーム314
bのアーム部材316bに設けられたピン320を回転
軸318bのスライド溝324内でスライドさせること
により、転送アーム314a、314bを互いに離反、
近接させて第2把持部材306を開閉し得るようにして
いる。
【0122】移動機構310は、一方の回転軸318a
に連結された転送アクチュエータ332と、回転軸31
8a、318bの対応位置外周面にそれぞれ形成された
歯部334と、これら歯部334と連結するスプロケッ
ト336とを備える。
【0123】そして、転送アクチュエータ332により
回転軸318aを回転させると、歯部334及びスプロ
ケット336を介して回転軸318bが回転軸318a
と共に回転し、これら回転軸318a、318bに取付
けられた転送アーム314a、314bが加熱ステーシ
ョン30とブロー成形ステーション116との間を回転
移動することとなる。
【0124】この場合、転送アーム314a、314b
のそれぞれのアーム部材316a、316bは、平行リ
ンクと同様の動作をして、第2把持部材306の上下を
そのままに移動させることとなる。
【0125】従って、倒立状態で第2搬送路200によ
って搬送されたプリフォーム36は、転送アーム314
a、314bによって倒立状態のままブロ成形成ステー
ション116へ転送されることとなる。
【0126】第2昇降機構312は、第2把持部材30
6、第2開閉機構308、移動機構310を支持する昇
降台338と、この昇降台338から下方に延出されて
転送機構台座304を貫通する昇降ガイドロッド340
と、転送機構台座304上に取付けられて、昇降台33
8を昇降させる昇降シリンダ342とを備える。
【0127】そして、昇降シリンダ342によってプリ
フォーム36のネック部を第1搬送部材206等に抜き
差しする距離X分、第2把持部材306を昇降可能にし
ている。
【0128】ピッチ換え機構302は、転送機構台座3
04同士を近接、離反する方向にスライド可能に支持す
るガイドロッド344と、転送機構台座304をスライ
ド移動させるピッチ換えシリンダ346とを備える。
【0129】そして、転送機構300同士が離れた状態
で加熱ステーション30の第2搬送路200からプリフ
ォーム36を受け取った後、ピッチ換えシリンダ346
により転送機構300同士を近接させて、加熱ステーシ
ョン30から受け取ったプリフォームのピッチをブロー
成形ステーション34におけるブロー成形ピッチにピッ
チ換えしてブロー成形ステーション34へと受け渡すよ
うになっている。なお、転送機構台座304を移動させ
る際に、その停止位置をショックアブソーバ348にて
規制するようにしている。
【0130】転送機構300及びピッチ換え機構302
を前述のような構成とすることにより、プリフォーム3
6の加熱ステーション30からブロー成形ステーション
34への転送に際しては、第2把持部材306が加熱ス
テーション30の第2搬送路200のそれぞれの第1搬
送部材206対応位置で開状態で待機しており、第1搬
送部材206が取出位置に到着停止すると、第2開閉機
構308により第2把持部材306が閉状態になりプリ
フォーム36のネック部を把持する。
【0131】この状態で、第2昇降機構312によって
第2把持部材306が距離X分上昇し、第1搬送部材2
06からプリフォーム36のネック部を抜き取る。
【0132】さらにこの状態から、移動機構310の駆
動により転送アーム314a、314bを加熱ステーシ
ョン30側からブロー成形ステーション34側へと第2
把持部材306の上下をそのままに移動させ、プリフォ
ーム36を倒立状態のまま転送する。
【0133】この場合、ピッチ換え機構302のピッチ
換えシリンダ346の駆動により、転送機構300同士
を近接する方向に移動させ、ブロー成形ステーション3
4によるブロー成形ピッチにピッチ換えを行う。
【0134】そして、第2昇降機構312により第2把
持部材306を下降させ、第2開閉機構308により第
2把持部材306を開くことでブロー成形ステーション
34へのプリフォーム36の受け渡しが行われることと
なる。
【0135】ブロー成形ステーション34は、図1およ
び図11に示すように、第3搬送路400と、受取部4
02と、ブロー成形部404と、取出部406とを備え
る。
【0136】第3搬送路400は、短辺及び長辺を有す
るほぼ矩形状で、その短辺の一辺を転送部114と対向
させて配置されたもので、第2搬送部材408と、第2
搬送機構410とを備える。
【0137】第2搬送部材408は、プリフォーム36
を倒立状態で支持搬送するもので、プリフォーム支持部
412を上方に突出させた状態でブラケット414に1
個ずつ支持されるようになっている。
【0138】第2搬送機構410は、複数の第2搬送部
材408を間欠循環搬送するもので、第3搬送路400
の搬送経路角部に配置した4つのスプロケット416に
第2搬送チェーン418が掛け渡されて矩形状に配設さ
れた状態となっている。また、この第2搬送チェーン4
18は、第3搬送路400の搬送経路に沿って配設され
た第2搬送レール420に案内されるようになってい
る。さらに、この第2搬送チェーン418には、第2搬
送部材408がブラケット414を介して4個毎ブロー
成形ピッチで連結されている。
【0139】また、4つのスプロケット416のうちの
何れかに、図示せぬ間欠搬送モータが接続され、この間
欠搬送モータによって4個の第2搬送部材408毎間欠
搬送されるようになっている。
【0140】受取部402は、第3搬送路400の転送
部114側に配置された短辺に設けられ、転送部114
から4個のプリフォーム36を受け取るもので、転送部
114における第2把持部材306対応位置に、4個の
第2搬送部材408を間欠停止させるようになってい
る。
【0141】ブロー成形部404は、第3搬送路400
の搬送方向下流側の長辺に設けられ、受取部で受け取っ
たプリフォーム36に対し延伸ブロー成形を行って容器
を成形するもので、受取部402で受け取った4個のプ
リフォーム36に対し同時に延伸ブロー成形を行う延伸
ブロー成形装置422が設置されている。この延伸ブロ
ー成形装置422は、ブロー成形部404における第3
搬送路400の搬送方向と交差する方向に型開閉を行う
もので、型締め機構424を長辺間のスペース内に設置
するようにしている。
【0142】また、受取部402とブロー成形部404
の延伸ブロー成形装置422との間には、ブロー成形1
回分のプリフォーム36の待機部426が設けられ、こ
の待機部426で待機中に、加熱ステーション30で加
熱したプリフォーム36の温度緩和を行うと共に、この
待機部426に偏平容器用の温調部を設けることができ
るようにしている。
【0143】この待機部426のプリフォーム36が、
第3搬送路400のコーナ部で停止することのないよ
う、受取部402の第2搬送部材408の停止位置を取
出部の中心位置より若干ずらした位置に設定するように
している。
【0144】取出部406は、受取部402と対向する
他の短辺に設けられ、ブロー成形部404の延伸ブロー
成形装置422で成形された容器428を取り出すもの
で、この取出部406位置に搬送された4個の容器42
8を取り出すための取出装置430が取出位置の第3搬
送路400と対向して設置されている。
【0145】この取出装置430は、図11に示すよう
に、供給部110における反転受渡し機構126とほぼ
同様の機構で、容器428のネック部と対向する位置に
配設された4個の第3把持部材432と、この第3把持
部材432を開閉する開閉シリンダ434を有する第3
開閉機構436と、第3把持部材432を反転させる反
転アクチュエータ438を有する第2反転機構440
と、第3開閉機構436及び第2反転機構440と共に
第3把持部材432を昇降させる昇降シリンダ442を
有する第3昇降機構444と、進退シリンダ446を有
する進退機構448とを備える。
【0146】そして、進退シリンダ446により取出部
406の第3搬送路400から後退した状態で、かつ、
第3把持部材432を第3搬送路400に向けて開いた
状態で待機する。第3搬送路400によって容器428
が搬送停止されると、進退シリンダ446によって第3
把持部材432が前進し開閉シリンダ434により閉
じ、容器428のネック部が把持される。この状態で昇
降シリンダ442により第3把持部材432が上昇し、
第2搬送部材408から容器428のネック部が外れ
る。次いで、進退シリンダ446により第3把持部材4
32を後退させ、昇降シリンダ442を下げ、反転アク
チュエータ438により第3把持部材432を反転さ
せ、その位置で開閉シリンダ434により第3把持部材
432を開けば容器428のネック部が開放されて、落
下し取り出されることとなる。
【0147】また、このブロー成形ステーション34で
は、図1に示すように、機台450上に複数のベースが
設けられており、これらのベースの内、取出部106側
に位置するベースを、固定側のベースに対し第3搬送路
400の長辺方向に沿って移動可能にされた可動ベース
452として形成し、この可動ベース452に第2搬送
機構410の2つのスプロケット416が取付けられて
いる。
【0148】また、この可動ベース452には、可動ベ
ース452を第3搬送路400の短辺同士が離れる方向
に付勢して第2搬送チェーン418にテンションを付与
するテンション付与機構454が設けられている。
【0149】そして、取出装置430がこの可動ベース
452上に設けられ、可動ベース452と一体化するこ
とにより、テンション調整後の取出装置430の位置合
わせを行う必要がない状態となっている。
【0150】次に、前述の射出ブロー成形装置20を用
いた射出ブロー成形方法について説明する。
【0151】射出成形工程では、射出成形ステーション
22において、まず、射出成形装置42の上部型締め板
50を図示せぬ型締め駆動シリンダの駆動によりタイロ
ッド48を介し下降させて、射出キャビティ型54上に
ネック型固定板64、ストリッパプレート66、射出コ
ア型固定板58及び射出コア型押さえ板60を重ね合わ
せ、射出キャビティ型54と射出コア型56とネックキ
ャビティ型62とを型閉し、射出装置40から、射出キ
ャビティ型54のキャビティ内に樹脂を射出すること
で、プリフォーム36の搬送方向Aと直交する方向Bに
わたる1列8個のプリフォームを2列同時に射出成形す
る。
【0152】次いで、射出成形したプリフォーム36を
所定時間冷却した後、図示せぬ型締め駆動シリンダによ
り上部型締め板50を上昇させて射出キャビティ型54
からプリフォーム36を離型させる。
【0153】次いで、油圧式の離型シリンダ78を駆動
させて離型ロッド80の下端をストリッパプレート66
の当接部82に当接させ、射出コア型固定板58に対し
ストリッパプレート66を若干下降させることで、プリ
フォーム36の内面と射出コア型56の間に隙間が生
じ、射出コア型56に対しネックキャビティ型62がプ
リフォーム36のネック部を保持した状態でプリフォー
ム36が離型される。
【0154】次に、射出コア型56からプリフォーム3
6を離型させた状態で、ストリッパプレート昇降シリン
ダ72を駆動させストリッパプレート昇降ロッドの下端
を下降させてストリッパプレート66を下降させる。
【0155】この場合、ストリッパプレート66は、ス
トッパロッドによってプリフォーム36が完全に抜ける
ことのない下降下限位置で確実に停止される。
【0156】次いで、この下降下限位置で、ネック型開
シリンダ94の駆動によりネック型開カムを下降させ、
ネック型固定板ガイドレール68の上面に形成したくさ
び孔に挿入させてネック型固定板ガイドレール68を開
くと、ネック型固定板64がネックキャビティ型62を
型開し、その位置でプリフォーム36のネック部がネッ
クキャビティ型62から開放されて落下し取り出される
こととなる。
【0157】この際、射出コア型56がプリフォーム3
6内に残っているので、射出コア型56によって規制さ
れて、プリフォーム36をほぼ中心位置で落下させるこ
とかできる。
【0158】第1受渡工程では、第1受渡部24におい
て、取出板106a、106bが冷却ステーション26
側でピッチを狭めた状態から、第2取出シリンダ132
の第2取出シリンダロッドを伸ばすと、第2取出シリン
ダ固定板136及び第1取出ガイドレール取付板138
を介し第1取出ガイドレール142が第1案内部材14
4に沿って射出成形ステーション22側へと移動され、
第1取出シリンダ122の第1取出シリンダロッド12
4を伸ばすと取出板106bが列間ピッチを広げる方向
に移動し、これら取出板106a、106bを連結する
ストッパ126によって最大ピッチが規制され、射出成
形ステーション22におけるプリフォーム36の列間ピ
ッチに対応した位置まで第2取出ガイドレール128に
沿って列間ピッチを広げることとなる。
【0159】そして、この状態で、射出成形ステーショ
ン22においてストリッパプレート66を下降させ、ネ
ックキャビティ型62を開きプリフォーム36を落下さ
せれば、各取出板106a、106bのプリフォーム支
持板にプリフォーム36が支持されることとなる。
【0160】次いで、第1取出シリンダ122の第1取
出シリンダロッド124を縮めて、取出板106a、1
06bのピッチを狭め、第2取出シリンダ132の第2
取出シリンダロッド134を縮めて各取出板106a、
106bを冷却ステーション26側の受取機構104上
方まで移動させて取出板開閉シリンダ118により押圧
板120を開閉ロッド116a、116bの各対向端部
に押し付ければ、各プリフォーム支持板が開いてプリフ
ォーム36を開放し受取機構104側へと受け渡す。
【0161】受取機構104では、受取板146a、1
46bが待機位置Dにある状態で、第1昇降シリンダ1
56の上昇駆動により、受取板146a、146b、1
46c、146dは、距離Hを移動してプリフォーム3
6の受取位置である取出板106a、106bの直下位
置に配置される。
【0162】この状態で、取出板106a、106bの
プリフォーム支持板を開くと、プリフォーム36が落下
して、受取板146a、146bの孔内にプリフォーム
36が挿入されて、ネック部の下部に設けられたフラン
ジ部がプリフォーム支持板に支持される。
【0163】次いで、第1昇降シリンダ156および第
2昇降シリンダ158により、受取板146a、146
bを待機位置Dを経て受渡位置Eまで下降させた状態
で、受取板開閉シリンダ162により、開閉ロッドを押
圧してプリフォーム支持板を開くことでプリフォーム3
6を受取板146a、146bから落下させて、冷却ス
テーション26へと受け渡す。
【0164】冷却ステーション26では、1列8個のプ
リフォーム36が、搬送ベルト176によって正立支持
された状態で、第1搬送路166に沿って射出成形ステ
ーション22側から第2受渡部28側へと射出成形時の
ピッチよりも狭いピッチを維持した状態で、間欠搬送さ
れつつ、送風手段により冷却されることとなる。
【0165】芯出しコア182対応位置に間欠搬送され
て停止した1列8個のプリフォーム36に対し、芯出し
コア昇降機構184により、芯出しコアを下降させてプ
リフォーム36の口部に挿入することで、一列のプリフ
ォーム36を整列させる。
【0166】この列補正機構168の芯出しコア182
がプリフォーム36の口部に挿入されて列補正を行う際
に、ゲートカッタ昇降機構188がゲートカッタ186
を上昇させてプリフォーム36の下方からプリフォーム
36底部のゲートを切除する。
【0167】列補正された1列のプリフォーム36が第
1搬送路166の最終端位置まで間欠搬送されて停止し
た状態で、上下動シリンダが押出しシリンダ192の前
端部を下げて押出しプレート190を最終端位置の1列
のプリフォーム36の後方に位置させ、この状態で押出
しシリンダ192により押出しプレート190を前方に
押し出すことで、1列のプリフォーム36を第2受渡部
28へと移動させる。
【0168】第2受渡工程では、ピッチ変換機構264
がプリフォーム36を受取って4個毎両側へ案内するそ
れぞれ4本のガイド溝268を有するガイド部材270
によって、進行するにつれて4個毎のプリフォーム36
間のピッチをブロー成形時のピッチの1/2に設定する
ようになっている。
【0169】そして、ピッチ変換機構264によって前
記ピッチに変換されて受渡位置に位置決めされた各受取
部材272に保持されるプリフォーム36に対し、第1
把持部材282が開いた状態で各受取部材272の1つ
置きの保持部274に保持されたプリフォーム36のネ
ック部側方に第1把持部材282が位置決めされ、この
状態で開閉シリンダ284により第1把持部材282を
閉じてネック部を把持する。
【0170】次いで、反転アクチュエータ288により
第1把持部材282を冷却ステーション26側から加熱
ステーション30側へと反転させ、プリフォーム36を
倒立状態にする。
【0171】そして、昇降機構により第1把持部材28
2を下降させ、開閉シリンダ284により、第1把持部
材282を開けば、プリフォーム36のネック部が解放
されて加熱ステーション30へと倒立状態で受け渡され
ることとなる。
【0172】次に、移動機構により保持部274の間隔
に相当する距離分、受取部材272を移動させて残りの
プリフォーム36を第1把持部材282対応位置に移動
させた状態で、残りのプリフォーム36を受け渡すよう
になっている。
【0173】加熱工程では、2つの加熱ステーション3
0に、プリフォーム36の搬送方向Aに沿ってそれぞれ
並列に設けられた2本の第2搬送路200のそれぞれの
横並び2個の第1搬送部材206に対し、反転受渡し機
構266からそれぞれ4個のプリフォーム36が受け渡
される。この第1搬送部材206に受け渡されたプリフ
ォーム36が、第1搬送部材206を搬送する第1搬送
機構208によって間欠搬送され、かつ、自転機構20
4の第1自転用チェーン250及び第2自転用チェーン
252によって、自転用スプロケット216を介し、第
1搬送部材が自転しつつ各第2搬送路200の途中に設
けた加熱ボックス202によって加熱され、第3受渡部
32位置まで搬送されて、ブロー成形適温に加熱される
こととなる。
【0174】この場合、プリフォーム36は、自転機構
204によって自転されるため、周方向で均一に加熱さ
れることとなる。
【0175】各第2搬送路200では、第1搬送部材2
06によってプリフォーム36を倒立状態で搬送しつつ
加熱するため、加熱時の熱がプリフォーム36のネック
部や第1搬送部材206を必要以上に加熱することがな
く、加熱時にネック部や第1搬送部材206に与える悪
影響を防止することができる。
【0176】さらに、各第2搬送路200においては、
上流側の加熱ボックス202と下流側の加熱ボックス2
02との間にプリフォーム36の1個分の間隔が設けら
れ、この位置で加熱を休息することにより、上流側の加
熱ボックス202によって加熱されたプリフォーム36
の内外面の温度差を緩和して下流側の加熱ボックス20
2へと供給することができる。
【0177】また、各加熱ボックス202内は、図8に
示すように、ブロア248によって冷却風が供給され、
これによって反射板240の長寿命化、端子台240の
冷却および加熱ヒータ238の両端支持部分の冷却によ
るヒータの長寿命化を図ることができる。さらに、各加
熱ボックス202内の複数段の加熱ヒータ238は、プ
リフォーム36に対して前後移動可能にされ、この前後
位置を調整することで、プリフォーム36の軸方向の温
度分布を容易に調整することができる。
【0178】第3受渡工程では、図5、図7、図9およ
び図10に示すように、4組の第2把持部材306が、
第2搬送路200によって搬送されるプリフォーム36
のネック部の高さ位置で、第2搬送路200に向いて開
いた状態で、待機している。第1搬送部材200によっ
てプリフォーム36が転送取出位置まで間欠搬送されて
停止すると、第2開閉機構308によって、一対の転送
アーム314a、314bを介し第2把持部材306が
閉じ、プリフォーム36のネック部を把持する。
【0179】この状態で、第2昇降機構312により第
2把持部材306が距離X分上昇すると、第2搬送路2
00の第1搬送部材206からプリフォーム36のネッ
ク部が抜き取られる。
【0180】次いで、移動機構310の転送アクチュエ
ータ332により回転軸318aを回転させると、歯部
334及びスプロケット336を介して回転軸318b
が回転軸318aと共に回転する。そして、これら回転
軸318a、318bに取付けられた転送アーム314
a、314bが加熱ステーション30とブロー成形ステ
ーション34との間を、平行リンクと同様の動作をして
回転移動し、第2把持部材306の上下をそのままに移
動させる。その結果、倒立状態で第2搬送路200によ
って搬送されたプリフォーム36を倒立状態のままブロ
ー成形ステーション34へ転送する。
【0181】この転送の際に、ピッチ換え機構302の
ピッチ換えシリンダ346によって、転送機構台座30
4同士を近接する方向にスライドさせ、プリフォーム3
6をブロー成形ステーション34におけるブロー成形ピ
ッチにピッチ換えする。
【0182】そして、ブロー成形ステーション34の受
取部402に第3搬送路400に沿って第2搬送部材4
08が間欠搬送されて停止した状態で、第2昇降機構3
12によって、第2把持部材306を下降させ第2開閉
機構308により第2把持部材306を開くことで、ブ
ロー成形ステーション34の第2搬送部材408に対
し、プリフォーム36の受け渡しが行われる。さらに、
この状態から、第2昇降機構312により第2把持部材
306を上昇させ、第3搬送路400から退避させるこ
とで第3搬送路400によるプリフォーム36の搬送が
可能な状態となる。
【0183】ブロー成形工程では、図1および図11に
示すように、受渡部402で転送機構300から受け取
った倒立状態の4個のプリフォーム36のネック部を第
2搬送部材408で支持した状態で、第2搬送機構41
0の第2搬送チェーン418によって4個のプリフォー
ム36毎間欠搬送され、まず、受渡部402とブロー成
形部404との間に設けられた待機部426で待機さ
れ、この待機中に加熱ステーション30で加熱したプリ
フォーム36の温度緩和を行う。
【0184】次いで、待機部426で温度緩和が成され
た4個のプリフォーム36を、間欠搬送してブロー成形
部404の延伸ブロー成形装置422位置で停止させ、
型締め機構424等により型締めした状態で、加熱ステ
ーション30により同時加熱された4個のプリフォーム
36を、延伸ブロー成形して容器428を形成する。
【0185】この場合、同時加熱されたプリフォーム3
6を同時にブロー成形するため、ブロー成形時における
成形品質むらの発生を防止することができる。
【0186】そして、延伸ブロー成形装置422によっ
てブロー成形された容器428を取出部406の取出装
置430位置まで間欠搬送して停止させる。
【0187】取出装置430は、進退機構448の進退
シリンダ446により第3搬送路400から後退した状
態で、第3把持部材432を第3搬送路400に向けて
開いた状態で待機している。第3搬送路400によって
容器428が搬送停止すると、進退シリンダ446によ
って第3把持部材432が前進して開閉シリンダ434
により閉じ、容器428のネック部が把持される。この
状態で、昇降シリンダ442により第3把持部材432
が上昇して、第2搬送部材408から容器428のネッ
ク部が外れる。次いで、進退シリンダ446により第3
把持部材432を後退させ、昇降シリンダ442を下げ
る。その後、反転アクチュエータ438により第3把持
部材432を反転させその位置で開閉シリンダ434に
より第3把持部材432を開けば、容器428のネック
部が開放されて落下し取り出される。なお、この取出装
置430は、第2搬送チェーン418にテンションを付
与するために可動にされた可動ベース452上に設けら
れているため、テンション調整後の取出装置430の第
2搬送部材408に対する位置合わせを行う必要がな
い。
【0188】図12〜図14は、本発明の加熱ステーシ
ョンからブロー成形ステーションへとプリフォームを受
け渡す転送部の他の実施の形態を示す図である。
【0189】この実施の形態にかかる転送部500は、
加熱ステーション30で加熱された4個のプリフォーム
36を倒立状態のままブロー成形ステーション34に転
送する転送機構502と、加熱ステーション30の2本
の第1搬送路200内におけるプリフォーム36間のピ
ッチをそのままに各第1搬送路200の内側のプリフォ
ーム36間のピッチをブロー成形ステーション34にお
けるブロー成形ピッチに変換するピッチ換え機構504
とを備える。
【0190】これら転送機構502及びピッチ換え機構
504は、支柱506によって転送部領域上方に支持さ
れたフレーム508に取り付けられている。
【0191】転送機構502は、プリフォーム36のネ
ック部を把持する把持部材510と、この把持部材51
0を開閉してプリフォーム36の把持、解放を行わせる
把持部材開閉機構512と、把持部材510を昇降可能
にする昇降機構514と、把持部材510を加熱ステー
ション30側の把持位置からブロー成形ステーション3
4側の受け取り位置までの間で移動させる移動機構51
6とを備える。
【0192】把持部材510は、プリフォーム36のネ
ック部を把持可能に対向配置された一対の把持アーム5
10a、510bから構成される。この把持部材510
は、2本の各第1搬送路200によって搬送されるプリ
フォーム36の位置に対応して2つずつ配置されてい
る。また、これら各把持部材510は、一対の把持アー
ム510a、510bが上下方向にわたって配設され、
その下端部でプリフォーム36のネック部を把持しうる
ようになっている。
【0193】把持部材開閉機構512は、各第1搬送路
200によって搬送されるプリフォーム36に対応した
2組の把持部材510をそれぞれ開閉可能に一対設けら
れている。
【0194】各把持部材開閉機構512は、各把持部材
510の把持アーム510a、510bを開閉してプリ
フォーム36の把持、解除を行わせるもので、上下平行
に配設した一対のスライドロッド518a,518b
と、把持部材開閉シリンダ520とを備える。
【0195】一方のスライドロッド518aは、一方の
把持アーム510aを取り付け固定し、他方の把持アー
ム510bをスライド可能に貫通した状態となってい
る。他方のスライドロッド518bは、一方の把持アー
ム510aをスライド可能に貫通し、他方の把持アーム
510bを取り付け固定した状態となっている。また、
一対のスライドロッド518a、518bは、端部付近
対向位置にラック部522がそれぞれ形成され、このラ
ック部522間にピニオン524を噛合させた状態とな
っている。
【0196】把持部材開閉シリンダ520は、一方のス
ライドロッド518aに接続され、この一方のスライド
ロッド518aをスライドさせ、他方のスライドロッド
518bをピニオン524を介し反対方向にスライドさ
せることにより、把持部材510の把持アーム510
a、510bを開閉させるようになっている。
【0197】昇降機構514は、把持部材510を昇降
させて、プリフォーム36の取り出し、受け渡しを行わ
せるもので、把持部材開閉機構512昇降可能に支持す
る支持ブラケット526と、この支持ブラケット526
に昇降ロッド528を接続させた昇降シリンダ530と
を備え、この把持部材開閉機構512の昇降に伴って把
持部材510が昇降し得るようになっている。
【0198】移動機構516は、把持部材510を加熱
ステーション30のプリフォーム36取り出し位置から
ブロー成形ステーション34への受け渡し位置まで移動
させるもので、ロッドレスシリンダ532と、移動ガイ
ドロッド534と、移動部材536と、接離移動用ガイ
ドロッド538と、接離移動部材540とを備える。
【0199】ロッドレスシリンダ532は、フレーム5
08のほぼ中央位置で、プリフォーム36の搬送方向A
に沿って配設されている。
【0200】移動ガイドロッド534は、ロッドレスシ
リンダ532の両側位置に一対、平行に配設されてい
る。
【0201】移動部材536は、ロッドレスシリンダ5
32と接続し、かつ、移動ガイドロッド534とスライ
ド可能に係合してプリフォーム36の搬送方向Aに移動
可能にされている。
【0202】接離移動用ガイドロッド538は、プリフ
ォーム36の搬送方向Aと直行する方向Bに配設され、
その中央付近で移動部材536に取り付けられてプリフ
ォーム36の搬送方向Aに移動可能にされている。
【0203】接離移動部材540は、移動ガイドロッド
534を挟んで接離移動用ガイドロッド538の両側に
一対、接離移動用ガイドロッド538に対してスライド
可能に支持されている。
【0204】そして、この接離移動部材540に昇降シ
リンダ530が取り付け支持された状態となっている。
【0205】従って、ロッドレスシリンダ532によっ
て、移動部材536が、移動ガイドロッド534に沿い
プリフォーム36の搬送方向Aに移動すると、接離移動
用ガイドロッド538及び一対の接離移動部材540を
介して昇降機構514もそれぞれ移動し、この昇降機構
514に把持部材開閉機構512を介して接続された2
つの把持部材510がそれぞれ移動ガイドロッド534
を挟んだ両側で、プリフォーム36の搬送方向Aに移動
することとなる。
【0206】ピッチ換え機構504は、移動ガイドロッ
ド534の外側に、加熱ステーション30側からブロー
成形ステーション34側にかけて幅が狭くなるように配
設された一対のピッチ換えガイドロッド542を備え
る。各ピッチ換えガイドロッド542は、ブラケット5
44を介して接離移動部材540に接続され、接離移動
部材540をピッチ換えガイドロッド542に沿って移
動可能にしている。
【0207】そして、移動部材536のプリフォーム3
6の搬送方向Aへの移動に伴って、接離移動用ガイドロ
ッド538が移動すると、各接離移動部材540がピッ
チ換えガイドロッド542にガイドされた状態で移動し
て、各接離移動部材540が徐々に接離移動用ガイドロ
ッド538上をスライドして近接方向に移動し、把持部
材510がブロー成形ステーション34の受け取り位置
に達した時点で、一対の把持部材開閉機構512に取り
付けられた内側の把持部材510同士のピッチがブロー
成形時のピッチになるようにしている。
【0208】次に、このような転送部500においてプ
リフォーム36を転送する際には、まず、各把持部材5
10を加熱ステーション30のプリフォーム36取り出
し側に位置させ、昇降機構514により把持部材510
を把持位置まで下げ、かつ、把持部材開閉機構512に
より把持部材510を開いた状態で待機させる。
【0209】次いで、加熱ステーション30において、
倒立状態で加熱されたプリフォーム36が受け取り位置
まで搬送されて停止した時点で、把持部材開閉機構51
2により、把持部材510を閉じ、プリフォーム36の
ネック部を把持させた後、昇降機構514により、把持
部材510を上昇させて、第1搬送部材206からプリ
フォーム36のネック部を抜き取る。
【0210】次に、ロッドレスシリンダ532によっ
て、移動部材536を、移動ガイドロッド534に沿い
プリフォーム36の搬送方向Aに移動させると、接離移
動用ガイドロッド538及び一対の接離移動部材540
を介して昇降機構514もそれぞれ移動し、この昇降機
構514に把持部材開閉機構512を介して接続された
2つの把持部材510がそれぞれ移動ガイドロッド53
4を挟んだ両側で、プリフォーム36の搬送方向Aに移
動する。
【0211】この移動部材536のプリフォーム36の
搬送方向Aへの移動に伴って、接離移動用ガイドロッド
538が移動すると、各接離移動部材540がピッチ換
えガイドロッド542にガイドされた状態で移動して、
各接離移動部材540が徐々に接離移動用ガイドロッド
538上をスライドして近接方向に移動し、把持部材5
10がブロー成形ステーション34の受け取り位置に達
した時点で、一対の把持部材開閉機構512に取り付け
られた内側の把持部材510同士のピッチがブロー成形
時のピッチになる。
【0212】この状態で、ブロー成形ステーション34
の受け取り部402に、第2搬送路400に沿って第2
搬送部材408が間欠搬送されて停止すると、昇降機構
514により把持部材510を下降させ、把持部材開閉
機構512により把持部材510を開くことで、ブロー
成形ステーション34の第2搬送部材408に対し、プ
リフォーム36の受け渡しが行われる。
【0213】さらに、この状態から、昇降機構514に
より把持部材510を上昇させ、第2搬送路から退避さ
せることで、第2搬送路408によるプリフォーム36
の搬送が可能な状態となる。
【0214】そして、ロッドレスシリンダ532により
移動部材536を加熱ステーション30側に移動させ、
昇降機構514により把持部材510を下降させると、
次の取り出し待機状態となる。
【0215】本発明は、前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の実施
の形態に変更可能である。
【0216】例えば、前記実施の形態においては、射出
成形ステーションで1列8個のプリフォームを2列同時
に射出成形するようにしているが、1列の個数および同
時成形個数は適宜変更しうるものである。
【0217】冷却ステーションから加熱ステーションに
対し4個のプリフォームを供給し、加熱ステーションか
らブロー成形ステーションに第3受渡部を介し4個のプ
リフォームを転送するようにしているが、この例に限ら
ず、搬送するプリフォームの個数は、任意に変更するこ
とが可能である。
【0218】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る射出ブロー成形装
置を示す平面図である。
【図2】図1の射出成形ステーションを射出装置側から
みた側面図である。
【図3】第1受渡部の部分拡大平面図である。
【図4】図3の第1受渡部の側面図である。
【図5】図1の加熱ステーション及び転送部の拡大平面
図である。
【図6】図1及び図5の加熱ステーションにおけるプリ
フォームの自転機構を示す平面図である。
【図7】図5の一部を破断して示す側面図である。
【図8】図1及び図5の加熱ステーションにおける加熱
ボックスの状態を示す断面図である。
【図9】図7の転送部の転送機構を示す正面からみた断
面図である。
【図10】転送機構によるプリフォームの転送状態を示
す側面図である。
【図11】図1のブロー成形ステーションにおける取出
部の状態を示す側面図である。
【図12】本発明の他の実施の形態にかかる加熱ステー
ションからブロー成形ステーションへの転送部の状態を
示す平面図である。
【図13】図12の把持部材の状態を示す部分正面図で
ある。
【図14】図12の側面図である。
【符号の説明】
20 射出ブロー成形装置 22 射出成形ステーション 24 第1受渡部 26 冷却ステーション 28 第2受渡部 30 加熱ステーション 32 第3受渡部 34 ブロー成形ステーション 36 プリフォーム 46 下部型締板 50 上部型締板 52 射出成形金型装置 54 射出キャビティ型 56 射出コア型 58 射出コア型固定板 60 射出コア型押さえ板 62 ネックキャビティ型 64 ネック型固定板 66 ストリッパプレート 68 ネック型固定板ガイドレール 80 離型ロッド 102 取出し機構 108 列ピッチ変換機構 166 第1搬送路 168 列補正機構 170 ゲートカット機構 176 搬送ベルト 200 第2搬送路 202 加熱ボックス 204 自転機構 206 第1搬送部材 264 ピッチ変換機構 266 反転受渡機構 270 ガイド部材 290 反転機構 300 転送機構 400 第3搬送路 402 受取部 404 ブロー成形部 406 取出し部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 祢津 陽一 長野県小諸市甲4586番地3 日精エー・エ ス・ビー機械株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリフォームを射出成形する射出成形ス
    テーションと、前記射出成形ステーションで射出成形さ
    れたプリフォームを受け渡す第1受渡し部と、前記第1
    受渡し部から受け渡された前記プリフォームを冷却する
    冷却ステーションと、前記冷却されたプリフォームを受
    け渡す第2受渡し部と、前記第2受渡し部から受け渡さ
    れたプリフォームを加熱する加熱ステーションと、前記
    加熱ステーションで加熱された前記プリフォームを転送
    する第3受渡し部と、前記第3受渡し部から転送された
    前記プリフォームを延伸ブロー成形して容器を成形する
    ブロー成形ステーションとが前記プリフォームの搬送方
    向に沿って直線状に配設され、 前記射出成形ステーションは、前記プリフォームの搬送
    方向と直交する方向にわたる複数個のプリフォームを正
    立状態で前記プリフォームの搬送方向に複数列同時に射
    出成形する射出成形型を有し、 前記第1受渡し部は、前記射出成形ステーションで射出
    成形された前記複数列のプリフォームを取り出し、前記
    プリフォームの搬送方向における列間ピッチを狭める列
    ピッチ変換を行って前記冷却ステーションに正立状態で
    受け渡す受渡し機構を有し、 前記冷却ステーションは、前記第1受渡し部から受け取
    った前記複数列のプリフォームを正立状態のまま前記第
    2受渡し部まで間欠搬送する複数の第1搬送路を有し、 前記第2受渡し部は、前記冷却ステーションで冷却され
    た前記プリフォームの搬送方向と直交する1列のプリフ
    ォームを二手に振り分け、各プリフォーム間のピッチを
    ブロー成形時のピッチに変換するピッチ変換機構と、こ
    のピッチ変換されたプリフォームを受け取って反転さ
    せ、倒立状態で前記加熱ステーションへと受け渡す反転
    受渡し機構とを有し、 前記加熱ステーションは、前記第2受渡し部から前記転
    送部まで並列に配設され、それぞれ前記プリフォームを
    受け取って前記プリフォームを倒立状態で間欠搬送する
    複数の第2搬送路と、前記各第2搬送路に沿って配設さ
    れた加熱ボックスと、少なくとも前記加熱ボックス内の
    前記プリフォームを自転させる自転機構とを有し、 前記第3受渡し部は、前記第2搬送路によって加熱搬送
    された倒立状態の前記プリフォームを、倒立状態のま
    ま、前記ブロー成形ステーションに受け渡す転送機構を
    有し、 前記ブロー成形ステーションは、短辺及び長辺を有する
    略矩形状の第3搬送路と、前記第3搬送路の短辺の一辺
    で前記転送部から複数個のプリフォームを倒立状態で受
    け取る受取部と、前記第3搬送路の長辺の一辺に設けら
    れ前記受取部で受け取った複数個のプリフォームに対し
    同時に延伸ブロー成形を行って容器を成形するブロー成
    形部と、前記受取部と対向する他の短辺に設けられ前記
    ブロー成形部で成形された容器を取り出す取出部とをそ
    れぞれ有することを特徴とする射出ブロー成形装置。
  2. 【請求項2】 プリフォームの搬送方向に対して直交す
    る方向にわたり複数個の第1個数のプリフォームを前記
    プリフォームの搬送方向に複数列同時に射出成形する射
    出成形ステーションと、 前記射出成形ステーションで射出成形された1列複数個
    の第1個数のプリフォームを前記第1個数よりも少ない
    第2個数まで複数回に分けて受け渡す受渡し部と、 前記受渡し部から受け渡された第2個数のプリフォーム
    毎に加熱搬送する加熱ステーションと、 前記加熱ステーションで加熱されたそれぞれの第2個数
    のプリフォームづつ延伸ブロー成形して容器を成形する
    ブロー成形ステーションとを有することを特徴とする射
    出ブロー成形装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記射出成形ステーションと前記受渡し部との間に、前
    記射出成形ステーションで射出成形された前記第1個数
    の前記プリフォームを搬送して冷却する冷却ステーショ
    ンを有することを特徴とする射出ブロー成形装置。
  4. 【請求項4】 プリフォームの搬送方向に対して直交す
    る方向にわたり複数個の第1個数のプリフォームを前記
    プリフォームの搬送方向に複数列同時に射出成形する射
    出成形ステーションと、 前記射出成形ステーションで射出成形された前記複数列
    のプリフォームを取り出し、前記プリフォームの搬送方
    向における列間ピッチを狭める列ピッチ変換を行って受
    け渡す第1受渡し部と、 前記第1受渡し部から受け取った前記複数列のプリフォ
    ームを前記プリフォームの搬送方向に間欠搬送して冷却
    する冷却ステーションと、 前記冷却ステーションで冷却された前記第1個数よりも
    少ない第2個数のプリフォームを加熱搬送する加熱ステ
    ーションと、 前記加熱ステーションで同時に加熱された第2個数のプ
    リフォームを同時に延伸ブロー成形して容器を成形する
    ブロー成形ステーションとを有することを特徴とする射
    出ブロー成形装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記冷却ステーションで冷却された前記1列の第1個数
    のプリフォームを、各プリフォーム間のピッチをブロー
    成形時のピッチに変換して前記第2個数毎前記加熱ステ
    ーションに受け渡す第2受渡し部を有し、 前記加熱ステーションは、前記第2受渡し部から受け渡
    された前記第2個数の前記プリフォームを搬送する複数
    本の第2搬送路にて搬送して加熱することを特徴とする
    射出ブロー成形装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記第2受渡し部は、前記第1個数のプリフォームを複
    数本の前記第2搬送路側へ振り分け、かつ、各第2搬送
    路対応位置のプリフォーム間のピッチを前記延伸ブロー
    成形時のプリフォームのピッチの1/2に変換するピッ
    チ変換機構と、このピッチ変換された個数毎のプリフォ
    ームから1つ置きのプリフォームを取り出して各第2搬
    送路に受け渡す受渡し機構とを有することを特徴とする
    射出ブロー成形装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記ピッチ変換機構におけるプリフォームのピッチ変換
    は、プリフォームを吊下げ支持する複数のガイド溝に沿
    ってスライド移動し、移動するにつれてピッチを換える
    ガイド部材によって行われることを特徴とする射出ブロ
    ー成形装置。
  8. 【請求項8】 射出成形型にてプリフォームの搬送方向
    に対し直交する方向にわたり1列複数個のプリフォーム
    を同時に射出成形する工程と、 前記複数個のプリフォームを、前記プリフォームの搬送
    方向と直交する方向のプリフォーム間のピッチを維持し
    て搬送し、冷却する工程と、 前記冷却された複数個のプリフォームよりも少ない個数
    の前記プリフォームを前記プリフォームの搬送方向と直
    交する方向に並べて搬送し、加熱する工程と、 前記加熱工程で加熱された複数個のプリフォームを搬送
    方向に沿う状態で直列搬送して延伸ブロー成形する工程
    と、 を含むことを特徴とする射出ブロー成形方法。
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